JPH03501419A - 液状媒体用の電子制御温度・流量混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に衛生産業分野向けの液状媒体用の 電子制御温度・流量混合装置 本発明は、手で操作可能な接触点を有するキーボードと、供給部と、媒体用噴出 口と、媒体温度及び媒体の流量を制御する弁と、キーボードの入力に従って弁を 制御する制御装置とから成る、特に衛生産業分野向けの液状媒体用の電子制御温 度・流量混合装置に関する。

キーボードを有する給水装置は西独公開公報第３３３８０６４号により公知であ る。キーボードはマトリックス状に設置されており、複数の入カキ−により成る 。この場合、水温を規定する一列のキーと、流量を規定する一列のキーとが備わ っている。

公知の給水装置の欠点は、温度及び流量の変化がかなり遅くなされることである 。所望の温度及び流量に達成するまで、多くの水量が使用されずに排出される。

温度及び流量の迅速な変化は不可能である。

更に、非接触で作動する温度・流量混合装置は、西独公開公報第３５１４６４０ 号により公知である。温度及び流量は人の手の位置により間合せ領域内で規定さ れる。間合せ領域は、公知の温度及び流量混合装置の噴出口の近傍に設置されて いる送信機及び受信機によって構成される。

温度及び流量が西独公開公報第３３３８０６４号よりはるかに迅速に調節される が、信頼度は長くは保証されていない。

例えば、送信機及び受信機はしばしば水で濡れてしまう。このことにより、石灰 が沈積される。石灰の堆積は送信機と、人の手と、受信機との間の反射操作を妨 げることがある。公知の装置の操作は、間合せ領域内にある噴出口からの水の流 れによってさえ妨げられることがある。定温又は一定の流量値を維持するため、 一定の位置に手を保たなければならない。

このことは、手を洗う動きが典型的である場合に難しく、そうでない場合は不可 能ですらある。

従って、本発明の課題は、特に衛生産業分野向けの液状媒体用の電子制御され、 媒体の所望の温度及び流量に即座に調整可能であり故障のない温度・流量混合装 置を製造することである。

この課題は、請求項１に記載の特徴部分の特徴により解決される。

本発明に基づいて、キーボードは追加的に表示部を有する。

好ましくは、キーボードの手で操作可能な各接触点に対し、１つずつの表示点が 備えられている。組になった接触点と表示点は、同様に、キーボードの同じ領域 に設置されている。

従って、どの接触点が操作されたかが利用者に示される。

手で操作可能な各接触点の領域にそれぞれの表示点を設置すること以外に、本発 明に基づき、接触点は、温度及び流量用の弁の制御が同時になされるように、交 差されている。従って、一定の温度と一定の流量とは、手で操作可能な各接触点 に割り当てられており、温度及び流量の異なった操作点用の列状又はマトリック ス状のキーボードが構成される。

本発明に基づき、表示、温度及び流量用の３つの認識領域（Ｋｅｎｎｆｅｌｄｅ ｒ）がすべてキーボードの中に統合されている。

温度操作点及び流量操作点を共通の接触点に有効に統合することによりはじめて 、温度／流量の認識領域の構成が可能となる。表示用認識領域を追加的に重ねる ことにより、３つのすべての認識領域を協働させて、混合装置の迅速な調整が行 われる。利用者は、自分が最後にどのキーを操作したかを覚えておかなくてよい 。所望の温度操作点及び流量操作点の調整はキーを１度押すだけでなされ得る。

本発明により、操作点の調整と変化は極短い時間で実行可能である。表示は不要 な誤った入力を防止する。

手で操作可能なキーボードにより、制御入力は、散水、石灰の堆積、温度の変化 等のような環境への影響と確実に区別され得る。迅速な操作は長期的に保証され ている。

本発明の改良により検出装置が設けられており、検出装置は複数のキー操作によ る入力を評価し、媒体の混合比率及び流量に関する平均値を規定する。本発明の 混合装置の改良により、同様に、温度操作点及び流量操作点による認識領域の中 間の値が達成可能である。

本発明の有利な改良は、他の従属の請求項から見て取れる。

以下、図面に基づき本発明を詳述する。

第１図は本発明に基づくキーボードを有する洗面台用蛇口の図、第２図は本発明 に基づくキーボードの平面図、第３図は本発明に基づく他のキーボードの平面図 、第４図は本発明に基づくキーボードの概略図、第４Ａ図は行の変化の際に流量 の変化を典型的に示す曲線図、第４Ｂ図はキーボード内で左側から右側への桁の 飛躍の際の温水割合の大から小への変化を典型的に示す曲線図、第４Ｃ図はキー ボード内で左側から右側への桁の飛躍の際の冷水割合の小から大への変化を典型 的に示す曲線図、第５図は停止キーを有し本発明に基づくキーボードの斜視図、 第６図は停止キー及び表示部を存する本発明に基づくキーボードの斜視図、第７ 図は浴槽用混合装置の配置図、第８図はシャワー用混合装置の配置図、第９図は 液状媒体の制御及びフローチャートの実施例を示す図、第１０図は液状媒体の制 御及びフローチャートの他の実施例を示す図である。

第１図はキーボード１を有する洗面台用の蛇口の形状をした混合水栓７を示して いる。キーボード１は停止キー３と共に蛇口の上面に形成されており、従って操 作し品い。キーボード１の下方に、表示部４（破線で示した）が全く一致して設 置されている。更に、電子的な制御装置２が蛇口内のキーボード１と停止キー３ との下方に設置されている。キーボード１、制御装置２、停止キー３及び表示部 ４から成る。ここまで記述したユニットは、制御導線を介して弁混合装置（Ｖｅ ｎ−ｔｉｌｔｎＩＳｅｈＶＯｒｒｉｅｈｔｕｎｇ　）　６に接続されており、弁 混合装ｆｆ！ｆｆ１６に、冷水供給管８及び温水供給管９を制御する弁が形成さ れている。混合装置６内でキーボード１での入力に従って一定の操作パラメータ に調整された水は、図示しない管継手を通って吐水口５に案内される。ここまで 記述した電子的なアセンブリへの給電は、周知の方法で、給電用導線を介してな される。

第２図はキーボード１の上面の図形を示している。キーボード１の個々の接触点 はマトリックス内に設けられており、行と桁を形成している。マトリックスの交 差点又は格子点は接触点を形成している。行と桁の各交差点に、２つの組になっ た四角形のシンボルが示されており、シンボルは、吐水口５（第１図）から流れ 出る水の流量及び混合割合を示す。黒い四角形は例えば温水割合を表わし、黒く ない四角形は冷水割合を表わしている。例えば、左側の桁は温水のみを示し、右 側の桁は冷水のみを示す。左側の桁から右側の桁へ移るにつれて、温水割合はま ず一定であり、次いで次第に減少する。

桁を右側から左側に見ると、冷水割合はまず一定であり、次いで次第に減少する 。最大の流量を示す接触行（Ｋｏｎｔａｋｔ−ｒｅｉｈｅ　）は、第２図に基づ 〈実施例では、最下の行を形成している。行の数が上方に増大するにつれて、流 量は減少する。

このことは、四角形が細くなることによりシンボリックに示されている。

利用者が桁と行内の一定の交差点を操作すると、その下にある接点が操作される 。第１図に示した制御装置２は繰り返し且つ連続的に間合せ装置によって個々の 接触点に行及び桁に従って問い合わせる。質問繰返数は、操作過程の間に接触点 が好ましくは何回も問い合わせられるほどに高い。同様に、検出装置が備えられ ていてもよい。検出装置は、２つの接触点が同時に押圧されたことを認識し、更 に、混合比率と流量とに関する平均値を種々の接触点から測定する。検出された 接触点は、自らの情報に従って、制御装置２の構成要素であるメモリユニット内 に一時的に記憶される。新しい入力がなされるまでの間、一時的な記憶がなされ る。好ましくは、間合せ装置及びメモリユニットは制御装置２の構成要素である 。

適用例に従って、間合せ装置及びメモリユニットは別個のアセンブリとして形成 されてもよい。

更に、遅延装置が備えられていてもよい。遅延装置はキーボード１での入力の飛 び飛びの変化を弁混合装置６での連続的な変化に変換する。遅延装置によって、 例えばホットからコールドへの変化が飛び飛びになされることが防止される。

個々の接触点と所望の操作箇所との組込みは、行と桁の格子状の交差によりなさ れる。この場合、前述のように、接触点はシンボルの下方に設置されている。

温度及び流量における増減用のキーボード１の他の図形は、第３図に示されてい る。黒いクロスバ−は例えば再度温水割合を表わすのに対し、黒くないクロスバ −は冷水割合を示している。流量は下方につれて増大する。ホットとコー、ルド との混合比率は、左側から右側へと移動する。

第４図はキーボード１の概略図を示している。キーボード１の最大の寸法は角の 頂点Ａ乃至りによって示されている。

例えば格子点Ｐ１からの予めの入力が次の入力Ｐ２に変化されると、２５％の行 の飛躍がなされる。この行の飛躍は、第４Ａ図に示されるように、混合比率が同 じで流量が増加するという結果となる。点Ｐ１から点Ｐ２１Ａ４図）への移行は 直線的になされる。第４Ｂ図及び第４Ｃ図は、行に関して、冷水割合（第４Ｃ図 ）及び温水割合（第４Ｂ図）を示している。これらの割合は、入力Ｐ３からＰ４ 又はＰ５からＰ６への桁の飛躍の際に存在する。例えば、Ｐ３からＰ４への桁の 飛躍は、一定で中間的な流量の場合の冷水と温水の割合の変化による温度上昇を 意味する。この場合、行に関する温水と冷水の割合がＰ３（１００％の冷水と５ ０％の温水）からＰ４　（１００％の冷水と１００％の温水）に変化する。Ｐ５ からＰ６への桁の飛躍の場合、一定の多い流量と共に、温度低下がなされる。こ の場合、この行に関する温水と冷水の割合が５Ｐ（２５％の冷水と１００％の温 水）からＰ６（１００％の冷水と１００％の温水）に変化する。

第４Ａ図乃至第４Ｃ図において、点線及び破線で表わされた曲線部分は、他の実 施例では混合比率と流量との変化が必ずしも直線的になされる必要のないことを 示している。

第５図は、第１図のように停止キー３がキーボード１に関連して設けられている ことを示している。新しい入力によってと同様に、停止キー３によって、メモリ ユニットが基準値にリセットされ、液状媒体の流れが中断され得る。第６図は表 示部４の分だけ拡張された第５図に基づくユニットを示している。表示部４はキ ーボード１の下方か横に設置されてもよい。表示部４がキーボード１の下方に設 置されている場合、表示部はここでは例えば発光ダイオードを有する。この発光 ダイオードはキーボード１の格子点の下方に設置されている。

好ましくは、格子点と全く同数の発光ダイオードが備わっている。停止キーに対 しても、表示部は場合によっては発光ダイオードを有してもよい。表示部４がは っきり分かるように、キーボード］は透明に形成されている。好ましくは、キー ボード１はフィルムキーボードであり、フィルムキーボードは、前述の光学的な 形成体の横で、格子点の表面の四部又は凸部によっても形成され得る。これによ り、混合装置は盲人でも操作可能となる。

第７図は浴槽用の混合装置の使用例を示している。前述の実施例と異なり、切換 弁１５が備わっている。切換弁１５は、キーボード１の領域内に設置されている 切換キー１３によって、シャワー１４から浴槽用の噴出口に切り換えられ得る。

第８図はシャワー用の混合装置の実施例を示している。第７図及び第８図ですべ てのアセンブリが示されているが、混合装置６、切換弁１５及びパイプラインは 壁内にあってアクセス不可能であり見ることができない。図示した部品のうち、 キーボード１、停止キー３及び切換キー１３のみが利用者にとってアクセス可能 である。

第９図及び第１０図は、液状媒体の制御及びフローチャートの実施例を示してい る。制御装置２は、例えばマイクロプロセッサであってもよいが、弁混合装置１ 内部の弁３１゜３３用制御部２９．３０と共に、接続部（Ｋｏｐｐｅｌｓｔｕｆ ’ｅ　）を形成している。この接続部は、キーボード１、停止キー３及び切換キ ー１３からの電気的入力値を弁３１．３３内の制御信号に切り換える。第１０図 に示すように、噴出領域に温度センサ１６が備えられ得、温度センサ１６は間合 せ装置及びメモリユニット１を有する制御装置２と協働する。第１０図で、制御 装置２は他の制御部１２により切換弁１５に接続されている。前述の実施例と異 なって、複数のキーボード１又は切換キー１３が、付属の制御弁、他の吐水口及 び表示部と共に備えられ得る。

ＦＩ６．５ 国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＤＥ　８９１００２３１ ＳＡ　２７９７５

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．手で操作可能な接触点を有するキーボードと、供給部と、媒体用噴出口と、 媒体温度及び媒体の流量を制御する弁と、キーボードの入力に従って弁を制御す る制御装置とから成る、特に衛生産業分野向けの液状媒体用の電子制御温度・流 量混合装置において、 前記キーボード（１）の接触点は、媒体の流量と温度とが各々の接触点によって 同時に制御可能であるように交差されており、前記表示部（１）は、操作された 接触点の接触操作を示す表示点を備えた表示部（４）を有し、該表示部（１）は 、接触点の操作領域に設置されている表示点を有することを特徴とする混合装置 。
2. ２．媒体の連続的噴出が接触点によってスイッチオン可能であることを特徴とす る請求項１に記載の混合装置。
3. ３．接触点と同数の表示点が備わっていることを特徴とする請求項１又は２に記 載の混合装置。
4. ４．前記キーボード（１）が透明であり、前記表示部（１）が前記キーボード（ １）の下方に設置されていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかの１に 記載の混合装置。
5. ５．前記接触点及び表示点が同一のマトリックスに設置されていることを特徴と する請求項１乃至４のいずれかの１に記載の混合装置。
6. ６．媒体の流れを停止させることができる停止キー（３）が前記キーボード（１ ）の外側に設置されていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかの１に記 載の混合装置。
7. ７．異なった噴出口（１１，１４）からの媒体の噴出を制御する切換キー（１３ ）が前記キーボード（１）の外側に備わっていることを特徴とする請求項１乃至 ６のいずれかの１に記載の混合装置。
8. ８．前記キーボード（１）の表面は、接触点において手で識別可能な及び／又は 光学的な構造となっている液密なフィルムで被覆されていることを特徴とする請 求項１乃至７のいずれかの１に記載の混合装置。
9. ９．複数の接触点の接触操作を検出し、媒体の混合比率と流量とに関する中間値 を規定する検出装置が備わっていることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか の１に記載の混合装置。