JPH03501392A - 金属合金及び金属用コーティング材料 - Google Patents

金属合金及び金属用コーティング材料

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JPH03501392A JP1508851A JP50885189A JPH03501392A JP H03501392 A JPH03501392 A JP H03501392A JP 1508851 A JP1508851 A JP 1508851A JP 50885189 A JP50885189 A JP 50885189A JP H03501392 A JPH03501392 A JP H03501392A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属合金及び金属用コーティング材料 本発明は金属基材用コーティング材料、これらの材料によりコーティングされた 基材並びにこれらのコーティングされた基材の使用に関する。
いろいろの金属又は金属合金、たとえばアルミニウム合金は、その有利な性質、 特に機械的性質、良好な熱伝導率、軽量及び低い原価のために、現在まで数多く の用途を見出して来た。たとえば、調理用具及び器具、減摩性軸受、設備用シャ シ−又は支持台並びに鋳造により得られる各種部品が知られている。又銅も、そ の優れた熱伝導率により調理用器具に広く使用されている。
しかしながら、これらの金属又は金属合金はその低硬度、低耐摩耗性及び低耐蝕 性に結びついた欠点を有する。
調理用具に関して生じる本質的な問題が2つある。一つは、食物は調理中にアル ミニウム合金表面に粘着する傾向があることである。もう一つは、表面の硬度の 不充分な調理器具(たとえばアルミニウム合金製グリルパン)を清浄にするのが 困難なことである。この型の器具は削り落しで容易に清浄にされる。
しかしながら、このような処置は表面の状態の急速な劣化を引起こすため、硬度 の低い合金表面に使用するのは困難である。
伝統的に錫の内部コーティングを存する銅製の調理用具も知られている。このコ ーティングは食物との接触に特に適してはいるけれども、その延性のため急速に 劣化するという欠点を有する。
これらの問題を解決しようとしているいろの解答が提案されている。解答の一つ はアルミニウム合金を他の材料、たとえば鋼により代替することであって、この 鋼はステンレスであるか又は金属コーティングを備え得る。その場合良好な熱伝 導率と関連する利点は失われる。更に食物の粘着を防ぐためのコーティング、た とえばテフロンコーティングが提案されている。しかしながら、かかるコーティ ングはアルミニウム合金基材自体よりも削り落しの耐性がよくなく、かつ熱安定 性が比較的低い。
改良したアルミニウム合金を得るためいろいろの試みが行なわれて来た。たとえ ば、欧州特許第100281号は硬度を改良した一群の非晶質又は微品質の合金 を記載しており、それは他の材料のための強化用素成分として使用し得又は耐蝕 性若しくは耐摩耗性を改良する表面コーティングを得るために使用し得る。
しかしこの特許に記載の多数の合金は使用中200℃より高い温度にかけられる と重大な欠点を示す。事実、それらは熱に対し不安定であって、熱処理中、特に その処理が合金の基材上への付着(deposition)時に施される処理中 、構造が変化し、即ち本質的に非晶質の合金の場合は微品質状態へ戻り、又、当 初に1μ未満の粒径を有する本質的に微品質の合金の場合は粒径の増加が生じる 。この結晶又は形態的な構造変化は材料の物理的特性に変化を生じ実買上密度に 影響を及ぼす。その結果微小亀裂を生じ、従って脆性を生じて付着物の機械的安 定性を損う。
本発明者らは欧州特許第1002&1号に記載の合金のうちある物が、熱的に安 定な特殊の構造を有することを発見した。
本発明の目的は、表面と関連する欠点を除(と同時に、通常使用される金属基材 の良好な性質を保持できるようにするコーティング材料を提供することである。
これらのコーティングを構成する材料は硬度が改良され、厚擦係数が低くて、特 に調理用具に必要な、300℃より高い温度に対する安定性が良好である。
本発明に基(コーティング材料は、それらが式AI Cu FeeX、Ie ( 式中XはV、Mo、T i、Z r。
b Nb、Cr、Mn、Ru、Rh、Ni、Mg、W、S i及び稀土類から選択す る1つ以上の元素を表わし、■は製造上不可避な不純物を表わし、原子数でe≦ 2.14≦b≦30,7≦C≦20゜0≦d≦10.更にc+d≧10及びa  + b + c + d + e = 100%である)に相当すること、並び にそれらが少くとも40質量%の単結晶相を含有することを特徴とする。
単結晶相とは、放射古折によって調べると並進対称と通常両立しない回転対称、 即ち5. L 10又は12次の軸が存在する相又は金属化合物を意味する。か かる相又は化合物の例として挙げられるものは、単結晶と同様に電子を回折する 固体金属相であるが、格子並進と両立しない点対称群■を有する二十面体準結晶 相である。(D、Shechjm*n、1.Bleeh、 D、Gr*l1tn 、J、 W。
Cahn、長距離配向秩序を有し並進対称性を有しない金属相、Pbysic* l Rtvisv Levers s第53巻、第20号、1984年、195 1〜1953ページ参照)。単結晶と同様に電子を回折する固体金属相であるが 、点対称群107m又は1G/mmm、長距離秩序及び−次元並進対称性を有す る十角形準結晶相も挙げることができる。
(L、 B!nderik7、−次元並進対称性及び10回回転軸を有する準結 晶、Pb7+iegl Review LeNtrs 、第55巻、第14号、 1985年、1461〜1463ページ参照)。
本発明のコーティング材料の安定な準結晶相は普通の結晶と同様に生長する。結 果としてそれらは一定の既知化合物と同様な挙動を示し、有する転移点は一般の 二成分系アルミニウム合金の共晶の転移点、たとえばAjl / A12 Cu  (547℃)、Al/ S i (577℃) 、fiJ/ fiJ 3 F  e (655℃)よりも高い温度に存する。従って、これらの共晶点領域まで 又はそれを越えても安定である。
本発明の材料は慣用の方法により得られる。たとえば本発明の材料は、所望の材 料の化学量論に対応する割合でいろいろの元素を混合し、次いでHFオーブン中 で2XIO’Pgのアルゴン圧力下に黒鉛るつぼで混合物を融解させることによ り、純粋なC60,5%以上)元素から製造することができる。必要ならば、材 料の超高速冷却を融解後に実施できる(「溶融紡糸」として知られる方法)。こ の方法は得られるコーティング材料の均質性を一層良好にする。
アルミニウム合金、銅合金及び銅を基材として使用することができる。本発明の コーティング材料は市販アルミニウム合金、とりわけ「食品用銘柄」として知ら れる合金又は「鋳物合金」として知られる合金、並びに銅に対して特に有用であ る。
各種の基材用のコーティングとして本発明の材料を使用するばあい所望の結果に 応じているいろな方法により実施される。
たとえば、高度に開放多孔性のコーティングが所望の場合は、本発明の材料をそ の液滴をスプレーすることにより基材上に付着させる。このためには、Mele o Inc、から市販されている「ピストレットサーモスプレー5P型」のよう な粉末トーチを使用できる。スプレーの前に、固体塊の形の本発明の材料を粉砕 して篩にかけ、粒径が約0.02mm〜G、2■、好ましくは0.1174=未 満の粉末を得る。開放多孔性の低いものが所望の場合は本発明の材料の付着を蒸 気相法により実施し、たとえば陰極スパッタリングによるか、又は前記のような 粉末を供給するプラズマトーチを使用する。
ある種の用途では、表面での開放多孔度を無くするか又は減することが有益であ り得る。かかる結果を得るには下記によるニーショットプラスチング(たとえば 直径0.5〜l−の鋼製ミクロビーズを使用。これにより硬度の損失、摩擦係数 の増加、又は基材−コーティング界面の接着力の損失を伴わないで開放多孔性が ゼロの表面が得られる。) −研磨(コーティングの閉鎖気孔が無視できることを条件として、たとえば金属 組織試験紙(mtjxllogr*phic piper)を使用。) 一表面再融解。
ゼロに近い程度の開放多孔性を直接得るには、本発明の材料の粉末をマツハ6〜 14のスピードに加速する超音速噴流トーチを使用することができる。
本発明を以下の非限定的実施例を参考として更に詳細に説明する。
得られるコーティングの特性はその厚さくT)、開放多孔度(OP)、接着指標 (AI)、摩擦係数(CF)、硬度(H)及び準結晶相含有率(Q C)により 示した。
開放多孔尊=漏度(OP)は、Ph1lips製SEM505走査型顕微鏡を使 用して得た走査型顕微鏡像から推計した。
接着指標(AI)はノツチ付試験片衝撃試験時の破壊の後、下記のようにして定 めたニ ー指標Aは基材/付着物界面に剥離が認められない場合で、接着が完全と考えら れる。
一指標Bは光学的金属組織試験を使用し、倍率50で基材/付着物界面に3つ以 上の亀裂が認められる場合。
−指標Eは基材/付着物界面に剥離が認められる場合。
摩擦係数CFはビッカースダイヤモンド圧子を使用する引掻き抵抗試験により評 価した。摩擦係数CFはltnαに等しく、αは曲線F t = f (Fn)  (Flは引掻抵抗の接線力であって、て Fnは時間と共に一次で増加しE圧子に加えられる力である)の匂配lである。
硬度(Hv 3.)は3[1gの負荷の下でWOI、PERT V試験機2型硬 度計を使用して測定した。
準結晶相の存在はX線回折によって確認されキキる。X線回折図はコバルトKa l線(λ= 0.1?88hm)を使用し、ワイヤ式線型計数管(line*r  wire confer)を備えた高速捕捉型(rapid *BuisHi on)シーメンス回折計の使用により作製した。
本発明の材料の熱安定性はSETARAM熱量計を使用して示差走査側熱法によ り検討した。
得られたコーティングの特性を調べた結果のいくつかを第1〜16図に示す。
一層1〜4図は本発明のコーティングのX線回折図を示す。
−第5及び6゛図は先行技術のコーティングのX線回折図を示す。
これらの図中、横座標は回折角2θで、縦座標は計測されたパルスの数であって 強度に対応する。
−第7,8及び9図はそれぞれ基材、本発明のコーティング及び先行技術のコー ティングに対して引掻き抵抗試験時に得られた曲線Fj=f(Fn)を示す。
−第10図は引掻き抵抗試験の時作られるような3つの引掻き傷を有する本発明 のコーティングの走査型顕微鏡像を示す。
−第11及び12図は、それぞれ本発明の2つのコーティングに対する走査型顕 微鏡像を示す。
一層13a〜He図はコーティングした基材R11〜R15のそれぞれについて 、基材の表面に垂直な直線に沿った硬度の変化を示す。
一層14図は異なる基材について一定温度でCx++xingプローブの分析器 が受けたパルスの数を時間の関数として表示する曲線を示す。
一層15図は所定の時間にCasttingプローブの分析器が受けたパルスの 数を温度の関数として表示する曲線を示す。
−第16図は実施例7のコーティングした基材R1Bについて、異なる基材に対 し基材の表面に垂直な直線に沿った硬度の変化を示す。
実施例1 本発明のコーティング材料の製造 圧力2XIO’Paのアルゴンの下でHFオーブンを使用し黒鉛るつぼ中で所望 の組成に対応する化学量論的割合の成分元素を融解することによりいろいろのコ ーティング材料を製造した。
下記第1表は製造した材料Ml −M5 、M9及びMIOの組成をM2 M6 9Cu17Fe10M01S′3M3 M72Cu16Fe8M01Si3M4  AA75Cu14F e7Mo、S i3M 5 A716g Cu t 7 F e 1a V sM 9 Aj! 6s Cu 22 F e 13MID  All Cu Fe Cr 65.5 +g、s 8 g 実施例2 基材上への材料M1〜M5の付着 硬度Hマ=95f5及び摩擦係数CF = 1.6を有するAU4Gアルミニウ ム合金を基材とした。
前の実施例で得られた鋳造素材を炭素鋼球使用の粉砕機(ボールミル)中で粉砕 した。得られた粉末を篩にかけて、0.074=未満の直径を有する部分をとっ た。
これを粉末トーチ[Msjco製Pislols+ ThermosprB)を 使用してスプレーした。
水素流量は47I/winで酸素流量は21j1/ll1nとした。
試験品を5%H含有のN2雰囲気下に保持した。
基材の温度はスプレー中200℃に達しなかった。
コーティングを1200グレーンの金属組織試験紙を使用して研磨した。
材料M1〜M5から得たコーティングR1〜R7の特徴を下記第2表にまとめる 。
RIM130±10 10% B 0.5 560 >90%R2Ml 50± 10 35%A O,5410>90%R3M15G±1040% A 0.5  370 >90%R4M240±1030% A 500 >80%R5M3 40±1030% A 480 >80%R6M450±1040% B 51 0 >60%R7M530±1030% A 0.55 510 >60%コー ティングR1,R2及びR3?ついては、残りの相は比率が非常に低くて同定で きない。コーティングR4,R5及びR6については、残りの相はAn Cu、 M Cu2Fe。
.11j26Fe、M及びSiの混合物を含む。コーティングR7では残りの相 はAI Cu及びM3vの混合物を含む。
本発明の材料の準結晶構造は得られるコーティングに大きな熱安定性をもたらす 。
付着前の各種材料及び得られたコーティングを有する基材の一次転移温度TIを α=10℃/winで走査熱量計によって測定した。
測定は次の材料について実施したニ ー材料M1〜M4、 一材料Ml’〜M4′(それぞれM1〜M4と同じ組成であるが、回転ドラム上 にスプレー(メルトスピニング)して急速な凝固を施した。M2’、 M3’及 びM4’はMl’とは異なり非晶質相の割合が無視できない。)、 一基材AU4G (前記8つの材料でそれぞれコーティングされている)。
コーティングした基材について測定した温度TIは、コーティングの相対的厚み が小さいことを考慮して、基材の転移温度とする。
Ml−M4及びMl’〜M4’の材料についての結果を下記第3表に示す。
Ml :O>800℃ M2 :O>800℃ M3 :l:0 >800℃ M4 :=Q >800℃ Ml’ :0 >8H”0 M2’ : 10 540℃ M!’ :: 20 420℃ M4’ :: 4G 380”C 基材上に付着の後、材料M2’〜M4’の非晶質相は明らかに消失した。コーテ ィングは少くとも支持体の安定性と等しい安定性を有する。
コーティングの付着工程中の熱処理の間、本発明の材料の準結晶相は変態を生じ ることなく、即ち粒径の増加も粒子構造の変化もないが、非晶質相は結晶相に変 態する。結果として、本発明の材料を得るためどんな方法が使用されても、コー ティングは熱に対して安定になる。
準結晶相はX線回折図により確認された。これらの図会部について強度がごく小 さいX線は示していない。
第1 EIQ I! コーティングR1のX線図を示す。この図において、■は 二十面体相からの線を、Dは中角形相からの〆線をそれぞれ指す。
篇2図はコーティングR3のX線図を示す。■及びDは第1図の場合と同じ意味 を表わす。
第3図はコーティングR4のX線図を示す。この図では夏は二十面体相からの線 を示し、tは正方晶系化合物1dl 2 Cuを示す。中角形相はもはや認めら れない。
第4図はコーティングR5のX線図を示す。この図で、lは二十面体相からの線 を示し、tは正方晶系化合物/J 2 Cuからの線を示し、Aは面心立方アル ミニウムからの線を示す。
準結晶相の比率は準結晶相に帰せられるピークの下の面積と可視ピークの下の全 面積の比に対応する。
原振係数は前記定義の曲線Ft=f (Fn)を使用して測定した。第7及び8 図はそれぞれ基材単独及びコーティングした基材R3に対するこの曲線を表わす 。
曲線の勾配は基材単独に対して1.6.R3に対して0.5の摩擦係数を示す。
R3については、曲線のA点で勾配に変化がある。すなわち、コーティング層を 貫通した圧子が基材に侵入し、この点からの曲線の勾配は第7図の曲線の勾配と 同等になる。
さらに、CgstsiBマイクロプローブを使用する分析と組合せた走査顕微鏡 観察により亀裂モード及び引掻き抵抗試験時の圧子の侵入の深さを明確にするこ とができる。引掻き傷の底部の検討により、基材に対する本発明の付着物の接着 力に目立った損失を伴わずに付着物中に粒間亀裂が出現することが明らかになる 。基材中にはあってコーティングには無い元素(Mn)の定量により、法線力F nが、圧子がコーティングを貫通するのに充分な値に達する前は、引掻き傷のど ちら側でもコーティングと基材との接着力の損失が生じないことが示される。第 10図の走査型顕微鏡像はコーティングR3につけられた3つの引掻き傷を示す 。この図で1つの引掻き傷の全長は第8図の曲線の横座標上の6ONに対応する 。圧子がコーティングを貫通するのは引掻き傷の最後の3分の1のみであるとい う推論になる。圧子がコーティングを貫通した点からは、圧子によって掻き取ら コーティングは破損するがちぎれてシートになりでしまうことはない。これらの 観察によりコーティングは基材によく接′着していることが確認される。
開放多孔度は走査型顕微鏡像から評価した。箪11図はコーティングR1の走査 型顕微鏡像(像の最下部にある水平線の白い部分は1閣を表わす)を示し、第1 2図はコーティングR2のそれ(像の最下部にある水平線の白い部分は0.1m mを表わす)を示す。
開放多孔度を決定するには、かような像の基準表面上(表面積S)で付着粒子の 占める面積Aを測定した。0P−1−(A/S)である。
実施例3(比較例) 実施例1の方法を使用して先行技術の3つの材料を製造した。
これらの材料の組成をjlfJ表にまとめる。
M6 Aj17gCu12Fe、Mo1S 13M7 M6oCu 1oF e  3゜ M8 A165Cu18v12Mo2si3実施例4(比較例) 実施例2の方法を使用して、実施例2に使用した基材と同じ基材上に実施例3の 材料を鋳造した素材を付着させた。得られたコーティングした基材の特性を調べ て結果を第5表にまとめる。
R8M645±1040% E 3B0 0%R9M74G土1040% E  O,95’400 0%RIOM8 4G±1045% E 37G <20% コーティングR8のX線図を示す第5図によれば、コーティングR8はA12  Cu (を線)、面心立方アルミニウム(A線)及び非晶質又は低結晶性の不確 定化合物(a線)の混合物から実質上構成されている。二十面体相のX線及び中 角形相のD線は存在しない。
コーティングR9のX線図を示す第6図によれば、R9は低比率の単結晶相のほ かに、A12 Cu及びM3vの混合物を含む。
2θ=31゜8°及び2θ=53.9° (垂直の線で表示した位置)に拡がり のあるピークが存在しないことは二十面体相が消失していることを証明している 。
第9図はコーティングR9について前記と同じ方法で得られた曲線F t =  f (F n)を示す。コーティングの摩擦係数は引掻きの初めと終りの間で0 .95〜1.15の間で変化することを示す。
実施例5 超音速噴流による材料Mlの付着 5個の基材を金属ブラシによるブラシ研磨及び/又はサンドプラスチングにより 製造した。ついで実施例2の方法によって得られた材料M1の粉末を用い超音速 噴流によりそれぞれの基材に塗工した。この際、粉末を高圧窒素噴流中でマッノ 110の速さに加速し、還元炎を通過させて融解し基材上に付着させてコーティ ングした基材R11〜R15を得た。
基材の種類及びM1粉末の塗工前の表面処理条件をコーティングした基材のそれ ぞれについて次ぎの第6表にまとめる。
第 6 表 R11AU4G サンドプラスチング 0.12rmR12All4G ブラシ 研磨+ 1.6wサンドプラスチング R13All4G サンドプラスチング 1.6 鵬R14All5GT ブラ シ研磨+ 1.6III11サンドプラスチング R15AU7G? サンドプラスチング 0.12閣かようにして得たコーティ ングR11〜R15は基材と完全に密着する。それらの開放多孔性は無視でき閉 鎖気孔は15%未満である。この方法では100−の付近又はそれより大きい厚 みが得られる。第131.13b、 13c、 13d及び13!図はそれぞれ コーティングした基材R11,R12,R13,R14及びR15について得ら れるH v s O微小硬度を表わす。微小硬度は基材の表面に垂直な直線に沿 って、コーティングした基材の縁で測定した。あるばあいのコーティングした基 材は500kg/−より大きい表面硬度を有することに注目されたい。
実施例6 基材上への材料M9及びMloの付着 実施例1の合金M9及びMIGを実施例2の方法により調製し粉末とした。これ らの合金は続いて実施例3の操作方法によってAU5GT基材上に塗工した。コ ーティングした基材R16及びR17を得、これを使用してコーティングの抗酸 化性、従って食品の調理分野での使用時の性能を評価した。このために、コーテ ィングした基材を先ず第一に機械的に研磨して視覚的光沢を与え、次いで空気中 で30時間及び144時間の間、300℃及び400℃の等温処理を施した。比 較のため、1枚の非コーテイング基材板及び1枚の1878ステンレス鋼板に同 じ処理を施した。
得られた試料の光学顕微鏡写真によると、続いて研磨も熱処理もしない状態で、 基材AU5GT及びステンレス鋼はその表面に非常に明らかな変質を呈するのに 、準結晶性付着物M9及びMIGは表面に眼に見える劣化が現われない。この変 質は箪14及び15図が示すように酸化物の生成による。準結晶性付着物M9及 びMIOの表面状態は実際上変化がないので、直接それから生じる性質、たとえ ば非粘着1on−stick)性が維持される。
第14図は、温度を400℃に決め、コーティングした基材R16及びR17並 びに前記比較用基材について、酸素の発光スペクトル輝線に合わせたCas+i ingプローブの分析器が受けたパルスの計数値を熱処理の時間の関数として示 す。
第1S図は、コーティングした基材R16及びR17並びに前記比較用基材につ いて、酸素の発光スペクトル輝線に合わせたCrN*iBプローブの分析器が1 44時間で受けたパルスの計数値を熱処理の温度の関数として示す。
本発明の準結晶性コーティングはAU5GT合金製及びステンレス鋼製の比較用 基材よりも抗酸化性が優れ、これは400℃で特に一層着しいことを、これらの 図が明白に示している。
実施例7 銅基材への材料MIGの付着 前記のようにして調製し粉末にした合金MIOを、実施例2で使用した粉末トー チを用いて金属鋼の板に付着させた。この板は平均微小硬度Hv 3o= 50 ±1kg/−であった。第16図はコーティングした材料R1Bの縁で測定した 付着物の硬度が最低でもHV 30 =500 kg /−であって、硬度の1 桁増大に対応することを示す。金属ブラシによるブラシ研磨後の付着物の厚さは コーティングの開放多孔性をほとんど完全に消失させる。15%の閉鎖気孔を残 すのみである。
本発明のコーティングと先行技術のコーティングの特性全部の比較、並びに特に 接着指標、摩擦係数及びコーティング中の準結晶比率の比較により、高比率の単 結晶相を有する材料の選択によって一層良質のコーティングを得るようにできる ことが分る。コーティングは先行技術の合金の良好な性質を隠さないのみならず 、その上その構造の熱安定性により基材との良好な接着力も有する。
本発明のコーティングは多様な用途に適応性がある。
コーティングが高い開放多孔性(たとえば20体積%より大きい)を有して得ら れる場合、潤滑を要する用途に特に有用である。事実、本発明の材料で゛コーテ ィングした基材上に成膜した潤滑剤はコーティングの細孔に含浸する。基材の温 度が使用中上昇すると、ブリージング現象を生じる。この性質は洗剤による洗浄 を受けない調理器具に有用である。従って、本発明のコーティング材料はグリル 用及びパンケーキ用平鍋に特に適している。その大きい硬度により削り落しによ り清浄にすることができ、洗剤を頼りにする必要がなくなる。
高い多孔性を有する本発明の材料は、減摩性軸受の分野にも価値のある応用がで きる。
コーティングの付着方法の結果として、又は続いての表面処理の結果として、開 放多孔性が低い場合、本発明のコーティングは耐厚耗性表面(空輸武器のシャシ −、ライニング及びピストン、並びにアイロンの底)の製造、又は基準表面(た とえば工作機械の台用若しくは精密装置用)の製造に特に適当である。
それらは脂肪なしで調理するためのいろいろの台所用品にも適し、即ちこれらの 器具では調理面が滑らかな程、換言すれば多孔性が低い程、調理中に食品が粘り 着く傾向が低くなる。
翻;5μ慄4 [免wa、 G Fig、 10 Fig、 11 Fig、 12 μI−一) −130−80−:50 20 70 +20 170 220 270鐸に番 m) 閏野護査報告 国際調査報告 FR8900403 SA 30629

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1)一般式AlaCUbFecXdle(式中XはV,Mo,Ti,Zr, Nb,Cr,Mn,Ru,Rh,Ni,Mg,W,Si及び稀土類から選択され る1つ以上の元素を表わし、Iは製造上不可避の不純物を表わし、原子数につい てe≦2,14≦b≦30,7≦c≦20,0≦d≦10であってc+d≧10 及びa+b+c+d+e=100%である)に対応する組成を有し2)少くとも 40質量%の準結晶相を含有するアルミニウム合金製コーティング材料。
  2. 2.準結晶相が二十面体相である請求項1に記載の材料。
  3. 3.準結晶相が十角形相である請求項1に記載の材料。
  4. 4.請求項1〜3のいずれか一項に記載の材料によりコーティングした基材。
  5. 5.コーティングが20%より大きい開放多孔性を有する請求項4に記載の基材 。
  6. 6.コーティング材料が蒸気相で付着されている請求項4又は5のいずれか一項 に記載の基材。
  7. 7.開放多孔性が20%以下である請求項4に記載の基材。
  8. 8.20%より大きい開放多孔性を有するコーティングの表面の処理によって得 られた請求項7に記載の基材。
  9. 9.コーティング材料を超音速噴流により塗工した請求項7に記載の基材。
  10. 10.調理用具及び設備の製造に対する、請求項4〜9のいずれか一項に記載の コーティングした基材の使用。
  11. 11.減摩性軸受の製造に対する、請求項4〜6のいずれか一項に記載のコーテ ィングした基材の使用。
  12. 12.耐摩耗性表面の製造に対する、請求項7〜9のいずれか一項に記載のコー ティングした基材の使用。
  13. 13.基準表面の製造に対する、請求項7に記載のコーティングした基材の使用 。
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