JPH03500712A - 電歪セラミック材料の調製法と応用 - Google Patents

電歪セラミック材料の調製法と応用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電歪セラミック材料の調製法と応用 且盃立更 本発明は、新しい電歪セラミック組成物、及び当該組成物を電歪材料とするため の調製法、及び当該電歪材料の特有の応用に関する。
且11盃 電歪効果は、物質の結晶格子中の格子現象に関する。
特に、電歪効果は、結晶格子中での負イオン及び陽イオンの直接的な吸引と反発 に起因し、この吸引と反発は外部電界を加えることによって生じる。結晶格子中 でのこの吸引と反発によって、格子の物理的なひずみを生じる。
この格子の物理的なひずみによって、物質中の変位又はひずみを生じる。定量的 に言うと、電歪材料中のひずみは、電界の二乗と電歪係数に比例する。ひずみと 分極、及びひずみと誘1を率の関係を下記の方程式1a及び1bに示す。この式 において、Sはひずみ、Qは電歪係数、Kは誘電率(電界中での相対絶対誘電率 )、Σりは自由空間中の絶対誘電率、Pは分極、Eは加える電界である。
5=QP’ (方程式1a) S=Q(K2O) ”E” (方程式1a)電歪効果をピエゾ効果、特に逆ピエ ゾ効果と混同してはならない。逆ピエゾ効果では、ピエゾ効果を有する物質中で のひずみの量は、電界とピエゾひずみ係数に比例する。ひずみと加えられる電界 との関係を下記の方程式2に示す。ここで、Sはひずみ、dはピエゾひすみ係数 、Eは加えられる電界である。
5=dE (方程式2〕 更に、1つの物質がピエゾ効果と電歪効果を共に示す場合があり得る。物質がピ エゾ効果と電歪効果の両方を示す場合を例証するために、第1図を参照する。
第1図はピエゾ効果と電歪効果の両方を示す材料に関しての、単純な曲線である 。特に第1図では、この工うな材料の誘1!半と温度の関係を示す。特定の周波 数で誘1を率が最大になる温度は、キュリ一温度(今後Teとする)として知ら れている。T、の低い温度1111(すなわち、第1図のr A J部)では、 この材料は強誘電性(すなわち、この材料は非異方性)である。この材料が強誘 電性である時、正方晶系又は斜方面体昌系結晶横追で、分極され得る。したがっ て、材料中の個々の領域は、電界がなければ多結晶物質の乱雑に方向付けられた 双極子の状態にあるが、電界が加えられることによって方向付けられて整列する 。このような方向付けによって、多結晶物質中での正電荷及び負電荷の正味分布 (すなわち、双極子)となる、現在、ピエゾ材料は、音響トランスデユーサ(す なわち、マイクロフォン、警報音発生器)、高出力超音波発信器(すなわち、ソ ーナ、超音波洗浄器)、ピックアップとセンサ(すなわち、レコードプレーヤ) 、共振器とフィルタ(すなわち、ラジオ、テレビジョン)及び同類に使用されて いる。
しかし、T、より高い温度側(すなわち、第1図の「B」部)では、この物質は 常誘電性(すなわち、物質は異方性〉である。物質が常誘電性である時、典型的 にこの物質は立方結晶構造を有する。特別のセラミック組成物の常誘電性相こそ 本出願の中心である。
ニオブ酸鉛マグネシウム(以下、PMNと呼ぶ)は強誘電性材料として古<19 61年に発見されている。1980年頃、PMNに電歪現象があることが発見さ れた。
しかし、純粋なPMNには約−20°Cで生じるTcがあ°る。更に、T、の生 じる温度から僅かにずれるだけでもPMNの誘電率は大幅に変化し、誘電率が非 常に温度依存性になる。したがって、不純物を用いて純粋なPMN系を改変する 試みが為されてきた。例えば、8モル・パーセント乃至10モル・パーセントの チタン酸鉛(以下、PTと呼ぶ)でPMNは不純化されていた。
PMNをPTで不純化することによって、PMN−PTの固溶体ができ、Toは より高い温度となり、その結果、PMN−PT固溶体の誘電率は純粋なP M  Nの誘電率より高くなった。したがって、ToでのPMN−PT系の誘電率はよ り高いので、PMN−PT系で発生し得るひずみは純粋なPMN系で発生し得る ひずみより高くなる。
これに伴い−、電歪組成物中での電歪は誘電率の二乗に比例するので、誘it率 の小さい変化でも該材料の電歪に大きな影響を与える。かくして、8モル・パー セント乃至10モル・パーセントのPTで不純化されたPMNは、室温に近いT cを有する材料となる。このTcの変化は下記の理由から極めて重要である。
電歪材料を室温で使用するのであれば、この材料が室温若しくはその近辺でT。
を示すことが望ましい。このことによって、誘電率を最大にでき、その結果、ひ ずみも最大にできる。しかし、多くの応用では、室温のような一定の周囲温度を 保証できない、第1図を参照して分かるように、既知の電歪材料では誘1を率が 大きく温度に依存することは明白である。したがって、電歪材料に関する今まで の既知の応用は、実質的に一定の温度を有する環境に限られていた。しかし、も し一定の周囲温度を保証できない応用に電歪材料を使用したいのであれば、先行 技術による既知の組成物は不十分である。
伝えば、第1図を参照して分かるように、もし電歪材料がさらされる周囲温度の 変化が20°C程度の小さな範囲であっても、誘電率の値は1/3乃至1/2も 減少することになろう。これは、このような誘ty4の変化によって測定値を変 動させることになるので、応用の面から好ましくないであろう。このような誘電 率の変化を補償する校正又は制御機器をこの電歪材料に接続するとしても、これ らの機器は非常に複雑なものでなければならないし、−さもなければ、測定は信 用できない。換言すると、既知の電歪組成物は総て、仮置、高い誘ii率が特定 の温度で得られたとしても、周囲温度がTeから僅かに変化すれば誘電率も変化 して、信頼度の低い系となってしまうという欠点に悩まされる。
!歪セラミック材料の形成に関して、種々の製造工程も知られている。これらの 工程には従来の酸化物混合方法も含まれる。しかし、多くの電歪組成物の場合と 同じく、電歪セラミック組成物の形成に最適な工程を決定するために数多くの研 究が続けられている。
−光」Lり」[示一 本発明は、前記の観点から、先行技術の持つこれらの欠陥・を克服するために開 発された。
キュリ一温度(すなわち、Tc)近辺において、誘電率が最大で、誘電率温度依 存性が最少となる、新しい電歪セラミック組成物を提供することが本発明の目的 である。
更に、この新しい電歪材料を確実に得るための製造工程を提供することが本発明 の目的である。
研究は、小重量パーセントのチタン酸バリウム(以下、BTと呼ぶ)又はチタン 酸ストロンチウムc以下、STと呼ぶ)で不純化された鉛チタン酸マグネシウム ・ニオブ(PMN−PT)固溶体系に集中した。このPMN−PT−(BT、S T)固溶体系は、o”cから60” Cの間でこの系の精密な組成に依存するT cがあること、更に重要なこととして、誘電率の温度依存性が減少することを発 見した。この材料の誘電率は、Tc近辺の温度に関して、既知の電歪組成物税に は変化しない。
更にこのPMN−PT−(BT、ST)組成物において、06Cから60′″C の温度内でこの材料は依然として実質的に完全な常誘電性である。もしPMN− PT−(BT、ST)が常誘電性ではなく強誘電性であったならば、外部電界を 加えることによって当該材料が少なくとも部分的に分極される(すなわち、材料 中で領域が部分的に方向付けされる)ので、PMN−PT−(BT、ST)がO ′″Cから60°Cの温度内で常誘電性であることは重要である。もし分極が生 じると、外部電界を切り替えた時、磁壁(domain walls)は加えら れた電界に応じて移動することになろう。このような磁壁の移動によって、材料 中での摩擦を生じる。この摩擦は材料中の弾性ヒステリシスとなるので、好まし くない。
PMN−PT−(BT、ST)は依然として常誘電性であり、領域の方向付けは 生じないので、PMN−PT−(BT、ST)ではは弾性ヒステリシスの問題は ない。
の ・ 添付の図面によって、本発明の詳細な説明する。
第1図は、典型的な先行技術によるピエゾ電歪材料の誘電率温度依存性を表現す る曲線である。
第2A図は、本発明の好ましい組成、及びより好ましい組成の範囲を示す3元図 である。
第2B図は、本発明の好ましい組成、より好ましい組成、及び更に最も好ましい 組成の範囲を示す3元図である。
第3図は、0.88PMN−’0.12PT系を2%のBTと4%のi3Tで不 純化した効果を示す図面である。
第4図は、0.88PMN−0,12PT系を2%のBTと4%のBTで不純化 した効果を示す図面である。
第5図は、第3図及び第4図で示す各不純物の1kH2の曲線を不純化されてな い0.88Pλ(N−0,12PT系の1kHzの曲線と重畳して比較した図面 である。
第6図は、高純度の酸化物で作製された0、88PMN−0,12PT系を2% のBTで不純化した効果を示し、高純度の酸化物で作製された0、88PMN− 0,12PT系と比較した図面である。
第7図は、不純化されてない0.88PMN−0,12PT系、及び2%のBT と4%のBTで不純化された0、88PMN−0,12PT系についての1kH zでの正接損失を温度に関する関数として示す図面である。
第8図は、不純化されてない0.88PMN−0,12PT系、及び2%のST と4%のSTで不純化された0、88PMN−0,12PT系についての1kH zでの正接損失を温度に間する関数として示す図面である。
第9図は、高純度の酸化物で作製され不純化されてな1、A 0 、88 P  M N −0、12P T系、及び高純度の酸化物で作製され2%のBTで不純 化された0、8°8PMN−0,12PT系にライての1kHzでの正接損失を 温度に関する関数と、して示す図面である。
第10図は、不純化されてないPMN、不純化されてない0.88PMN−0, 12PT系、及び2%のBTと4%のBTで不純化された0、88PMN−0, 12PT系について、室温におけるひずみと加えられた電界との関係を示す図面 である。
第11図は、不純化されてないPMN、不純化されてlet イ0 、88 P  M N −0、12P T 系、及び2%ノsTと4%のSTで不純化された 0、88PMN−0,12P、T系について、室温におけるひずみと加えられた 電界との関係を示す図面である・ 第12図は、高純度の酸化物で作製され不純化されてない0.88PMN−0, 12PT系、及び高純度の酸化物で作製され2%のBTで不純化された0、88 PMN−0,12PT系にツいテ、室温ニオケるひずみと加えられた電界との関 係を示す図面である。
第13A図は、0.98 (0,88PMN−0,12PT)−0,02BTの 組成を有するベレットの表面を観察したX線回折パターンを示す図面である。
第13B図は、0.96 (0,88PMN−0,12PT)−0,04BTの 組成を有するベレットの表面を観察したX線回折パターンを示す図面である。
第14A図は、0.98 (0,88PMN−0,12PT)−0,02STの 組成を有するベレットの表面を観察したX線回折パターンを示す図面である。
第14B図は、0.96 (0,88PMN−0,12PT)−0,049Tの 組成を有するベレットの表面を観察したX線回折パターンを示す図面である。
第15図は、高純度の酸化物で作製された0、98 (0,88PMN−0,1 2PT)−0,02BTの組成を有するベレットの表面を観察したX線回折パタ ーンを示す図面である。
I た い ≦ 望ましい電歪組成物を得るために、PMN−PT−(BT、ST)の固溶体系を 検討した。A表では、本発明の好ましい組成、より好ましい組成、及び更に最も 好ましい組成の範囲を説明する。第2A図は、本発明の好ましい組成、及びより 好ましい組成の広い範囲を示し、第2B図は、本発明の好ましい組成、より好ま しい組成、及び更に最も好ましい組成の範囲を示す。
A表 組成の範囲(重量%) PMN ヱエ 旦工A主工 広い範囲 55−97 2.5−45 0.5−20好ましい範囲 80−97  2.5−19 0.5−10より好ましい範囲 82−94 4−18 0. 5−6最も好ましい範囲 84.5−86.2 11.5−11.8 2−41 a表及び1b表で示す組成は、極めて好ましい電歪特性を示す。電歪組成物を選 択する際には、選択過程において兼合の問題が避けられない。例えば、BT又は STの何れかの不純物がPMN−PT系に添加された際には、これらの不純物は 誘を率を低下させる。電歪材料の電歪特性が犠牲にならないように、誘t1!の 低下を最少に抑えることが望ましい。しかしながら、これらの同一の不純物の添 加によって、Toで生じるピークが望ましい状態に拡がり、平坦化することが認 められている。
更に、予期しなかったところであるが、PMN−PTへのBT又はSTの添加に よって実際にはTcを低くする(つまり、Tcをより低い温度に移動させる)こ とが認められているd普通の技能を持つ職工はPMN−PT系へのBT又はST の添加は正常な混合法則に従うものと予期していたので、このことは全く予想外 であった。特に、BT及びSTのそれぞれはPλ(N−PTのToより高いTc を有する。したがって、もしこの系が正常な混合法則に従うとすれば、Tcはよ り低い温度になるのではなく、高い温度に移動するものと誰もが予期するであろ う、このToの予期されなかった移動については、未だ説明されていない。電歪 組成物において、種々の電気的特性がつり合い、兼合を具えていることが重要な 問題であるのは明白である。
1 (1,88PNN−0,12P丁 7.12 1.82 0.98CO,8 8PHH−0,12P丁)−0,02B丁 ?、27 0.33 0.96(0 ,138P)IN−0,12FT)−0,04B丁 ?、49 2.24 0. 913(0,88PMN−0,12P丁)−0,02S丁 7.50 1.75  0.96(0,88PMN−0,12P丁)−0,045丁 7.43 3. 01a表に列挙したセラミック組成物は以下の手順で得られた。
P b (M g 1 / 3 N b 2 / 3 ) Os [1986年 12月に購入したキャボット社のロット (Cabot−Lot) 47の[ウ ェット・ケーキ」]、細繊度のP b T i Os (キャボット)、及びビ ュラトロニック品位(Puratronicgrade) (99、・999十 %)のpboとTi1tの粉末を基材としてBacon又はS r COsの何 れかと化学量論的割合に混合した。バリウム又はストロンチウムのどちらを不純 物として用いるのが望ましいかによって、炭酸バリウム又は炭酸ストロンチウム の何れかを用いた。
ロット47「ウェット・ケーキ」は、1986年12月にキャボット(Cabo t)社から購入されたが、それには溶液析出工程によって製作された鉛、マグネ シウム、及びニオブ化合物を含有しており、これらの化合物は望ましい最に組成 物を得られるようにほぼ化学量論的割合で存在する。使用する「ウェット・ケー キ」の総量は、か焼の間に消失する非酸化物成分の損失に対して調整しなければ ならない、この消失を補償するために、混合物の調整を行わなければならない0 例えば、「ウェット・ケーキ」をか焼した後には、68.62重量%の酸化物の みしか残存しない。したがって、か焼の結果、100gの「ウェット・ケーキ」 ごとに68.62gの酸化物(すなわち、68.62gのPMN材料)が生じる 。この粉末混合物は化学量論的割合で存在する。その後、この粉末混合物を均質 化するために、分散剤として添加されたダーボンC(Darvon C)と共に 約30時間にわたって水中で湿式粉砕を行った。この湿式粉砕段階で基材とする 材料の概略の分布は、38重量%の粉末混合物、51重量%の直径2mmのZr Oxの粉砕用ボール、2重量%のダーボンC19重量%の水である。その後、湿 った混合物を乾燥し、・白金るつぼ中で約3時間にわたって約750’Cでか焼 した。その結果生じた、か焼涜み粉末粒子の寸法は、平均的に約1μm (1m 1cron)の大きさである。この粒子寸法は、主として粉末基材の粉末粒子の 寸法に起因する。か焼を行った後、第2同温式粉砕段階を行った。この第2同温 式粉砕段階は、直径12 、7 m m (1721nch)のZrOxの粉砕 用ボール用いて、フレオン中で行った。この第2同温式粉砕段階は約30時間に わたった。第2同温式粉砕段階の後、液体混合物を形成するために、PVA結合 剤[エアープロダクツ社の製品205番(Air Products 1205 ) ]を蒸留水に溶かし込んだ。その後、か焼済み粉末をこの液体混合物に加え た。水分が総て蒸発するまで熱板上でこの粉末・結合剤混合物を撹拌した。この 熱板を約95°Cから130°C1望ましくは100@C以上の温度に保ち、熱 板上での経過時間は約6時間であった。乾燥した密集体をめのう乳ばちを用いて 一100メツシュまですりつぶし、約350 kg/Cm (5000psi) の圧力で圧縮して成型体を形成した。その後、この成型体を約300k g/  c m (4500psi) (7)圧力テ平衡的ニ圧縮シテヘレットを形成し た。このベレットを、蓋付きのアルミするつぼ中の実質的にペレットと同等の化 学組成を持つ粉末中に収容した。密閉したアルミするつぼ中でこのベレット・粉 末混合物を加熱した時、アルミするつぼ中の雰囲気の化学組成がベレットの化学 組成に対して同等であるので、pbのよ°うな成分の揮発が抑制され、セラミッ クの化学量論的割合の変動が抑制される点で重要である。
その後、結合剤を燃え切らせるために、1時間に約400Cづつ上昇する割合で このアルミするつぼが60000に達するまで熱を上げながら加熱した。その後 、1時間に約900’ Cづつ上昇する割合でこのペレツトが980°Cに達す るまで熱を上げながら加熱した。このベレットの熱を約3時間にわたって980 °Cに維持し、その後、加熱炉を冷却した。加熱炉の冷却には約3時間乃至5時 間掛かった。
本発明のもう一つの実施例では、「ウェット・ケーキ」を基材とする代りに高純 度の酸化物を用いた。(以下、*記号の付いた組成は「ウェット・ケーキ」を基 材とする代りに高純度の酸化物を用いたことを示す、)lb表 6 *0.88PMN−0,12PT 7.82 1.87 室0.98(0, 88PMN−0,12P丁)−0,02B丁 ?、66 1.78 阜0.96 (0,88PMN−0,12P丁)−0,04B丁 ?、82 1.59 傘0 .98(0,88PMN−0,12P丁)−0,025丁 7.85 1.71  0 *0.96(0,88PMN−0,12P丁)−0,04S丁 7.79  1.71b表に列挙したセラミック組成物は以下の手順で得られた。Mg0文 はN b 10 Sの粉末を基材として混合し、その後、「ウェット・ケーキ」 の粉砕に適用した条件と実質的に同一の条件でフレオン中で湿式粉砕を行った。
その後、この湿った混合物を乾燥し、白金るつぼ中で約4時間にわたって約10 00°Cでか焼して、MgNb5Oaを形成した。この高温か焼段階によって、 MgOとN b x Osとの反応が促進される。その後、か焼済みのMgNb 5os粉末をT iOs、pbo、及びB a CO婁か5rCOiの何れかに よる粉末基材と化学量論的割合で混合した。その後、この混合物を上述の粉砕条 件と実質的に同一の条件でフレオン中で湿式粉砕を行った。その結果得られた混 合物を乾燥し、白金るつぼ中で約4時間にわたって約800°Cでか焼した。そ の結果得られたか焼済みの粉末の粒子寸法は、平均的に約1μm (1m1cr on)の大きさである。この粒子寸法は、主として粉末基材の粉末粒子の寸法に 起因する。か焼を行った後、第3同温式粉砕段階を行った。この第3同温式粉砕 段階は、直径12 、7 m m (1721nch)のZ r O*の粉砕用 ボール用いて、フレオン中で行った。
この第3同温式粉砕段階もまた約30時間にわたった。
第3同温式粉砕段階の後、液体混合物を形成するために、PVA結合剤[エアー ・プロダクツ社の製品2Q5番(Air Products 1205) ]を 蒸留水に溶かし込んだ。その後、か焼涜み粉末をこの液体混合物に加えた。水分 が総て蒸発するまで熱板上で粉末・結合剤混合物を撹拌した。
この熱板を約9゛5°Cから130°C,望ましくは100”C以上の温度に保 ち、熱板上での経過時間は約6時間であった。乾燥した密集体をめのう乳ばちを 用いて一100メツシュまですりつぶし、約350 kg/c m (5000 psi)の圧力で圧縮して成型体を形成した。
その後、この成型体を約300 k g/ c m (4500psi)の圧力 で平衡的に圧縮してペレットを形成した。このペレットを、蓋付きのアルミする つぼ中の実質的にペレットと同等の化学組成を持つ粉末中に収容した。その後、 結合剤を燃え切らせるために、1時間に約40@Cづつ上昇する割合でこのアル ミするつぼが600°Cに達するまで熱を上げながら加熱した。その後、1時間 に約900eCづつ上昇する割合でこのベレットが115000に達するまで熱 を上げながら加熱した。このペレットの熱を約3時間にわたって1150@Cに 維持し、その後、加熱炉を冷却した。加熱炉の冷却には約3時間乃至5R間掛か った。
これに加えて、本発明の範囲内の追加の組成を調合しf:、これらの組成を1c 表に示すe l 1 to、975(0,846P)IN−0,154P丁)−0,025B T12 傘0.975(0,872PMN−0,128P丁)−0,025BT 1 3 傘o、975(0,897PMN−0,103P丁)−0,025BT 1 4 *0.975(0,923PMN−0,077P丁)−0,025BT 15 110、’95(0,895PMN−0,105P丁)−0,05BT1  6 * 0.95(0,921PMN−0,079P丁)−0,05B丁1’ 7 * 0.95(0,947PMN−0,053P丁)−0,05BT1 s  * o、90(0,625P)IN−0,375P丁)−0,10B!1 9  * 0.90(0,722PMN−0,278P丁)−0,10B丁20 寧 0.9G(0,806PにN−0,194P丁)−0,10B?2 1 $0. 975(0,846PMN−0,154P丁)−0,025S?22 傘0.9 75(0,872PにN−0,128P丁)−0,025S?23 零0.97 5(0,897PNN−0,103PT)−0,025S?24 唯0.975 (0,923PMN−0,077P丁)−0,0255T25 零 〇、95( 0,895PMN−0,105PT)−0,055丁2 6 $ 0.95(0 ,921PMN−0,079P丁)−0,05S?「ウェット・ケーキノで製作 された、不純化された材料の密度の範囲は、7.27g/ccから7.50g/ CC(理論的には8.1g/cc)であった。焼結中に生じる重量損失は約1. 8重量%であると判明した。これらの各組成についてのX線回折分析によれば、 100%のペロブスカイト相が存在することが証明された。
100%のペロブスカイト相の存在は、BT不純化に関しては第13A図と第1 3B図に、ST不純化に関しては第14A図と第14B図に明確に示される。
「ウェット・ケーキ」を基材とする代りに高純度の酸化物を用いたことによって 、2%BTで不純化したP M N −P Tに関して密度が7.66g/cc に増加した。全般に、高純度の酸化物で製作された本発明の組成物の密度は、7  、’ 6 g / c cから8.0g/ccの範囲にある。*0.88PM N−0,12PTの2%BT不純化に関する100%のペロブスカイト相の存在 は、第15図に明確に示される。
「ウェット・ケーキ」含有の材料、及び高純度酸化物含有の材料の焼成されたペ レットを、2つの平面を有する円盤に成型した(もし、焼成の間に焼結ひずみが 少しでも生じていれば、対面する2つの平面を削り出す研削を行った)。密度を 測定した後、円盤の平面に金を点着して電極を形成した。金の点着がないように 、各円盤の縁をマスクした。この金魚着面に銀塗料を塗った。この銀塗料を乾燥 した後、この材料の電気的特性の測定が可能となった。
円盤のこの温度の関数としての電気的特性を判定するために、銀塗装涜み円盤を デルタ・デザインズ社(DeltaDesigns)製の環境試験室に入れた。
この環境試験室は、外部雰囲気から円盤を隔絶する密閉の装置で、適切な測定温 度を達成するために、室内の雰囲気の温度を一700Cから315°Cまで変化 できる。本発明の組成物の電気的特性を2表に示す。この表ではまた、「ウェッ ト・ケーキ」組成物にチタン酸バリウムを添加することによって、TcがBTの モル・パーセント当り約5.36C減少することも明確に示され、て、いる。誘 電率についても、BTのモル・パーセント当り約1,169減少する。チタン酸 ストロンチウムを添加することによっても同様のTcの減少の効果があるが、減 少の程度はSTのモル・パーセント当り約8.3°Cである。誘電率についても 、STのモル・パーセント当り約1,422減少する。
また、電歪材料中のrリラクサ効果(Relaxoreffect) Jに相応 するΔT0の値についても注意を向けた。特に、各標本に関して、Tcは、1k Hzから100kHzの間で周波数が増加するにつれて著しい量で増加した。
2表ではまた、「ウェット・ケーキj基材を高純度酸化物で代替した効果につい ても示す。組成2番から5番までに比較しての組成7番から10番までの誘電率 の増加は、高純度酸化物基材を使用することによって生じる密度の増加に部分的 に起因している。
2表 P M N −P T −(B T 、 S T ) (7)電気的特性1iL T工」二」とル ユニA二」とル 五]しく1JLJ−(1−100k )I  Z )1 53.8 6.3 18.96!If2 44.2 9.7 16, 259 3 33.0 8.9 14,291 4 37.0 6.0 1?、544 5 20.6 10.0 13,2806 54.3 5.9 23,387 7 42.2 6.9 16,701 8 28.9 9.5 1?、590 9 40.6 8.2 20,620 10 21.6 10.3 16,9371 1 55.4 8.1 18.7 5012 42.6 7.8 15,28013 28.7 9.1 15,2 9014 16.2 12.9 16.76015 1?、8 11.6 15 ,91016 6.7 12.6 14.97017 −3.5 12.9 1 6.41018 138.2 G、3 15,67019 83.7 1.6  14,49020 28.8 11.9 14,11021 48.8 7,3  21.27022 35.1 8.3 14,65723 21.8 9.9  14.84024 8・3 11.2 15.58025 6・2 11.0  16,71026 −5.6 11.8 14.93027 −15.4 1 1.8 13,400チタン酸ストロンチウム及びチタン酸バリウムによるプロ ブスカイト構造中の「A」領域での効果の研究を行うことを望んだので、これら を不純物として選んだ。特に、Pb”はl・、20人のイオン半径を有する。
Sr’十のイオン半径は1.13人、7381 +のイオン半径は1.35人で ある。したがって、ストロンチウム及びバリウムは、A B Osのプロブスカ イト構造中において容易にPb1領域(「A」領域)に置換し得る。
第3図及び第4図は、BT及びSTの添加によって、Tcが下がることに加えて 、温度の関数として誘電率が変わることをグラフで示す。特に第3図を見ると、 PMN−PTへ添加するBTの量によって、3つの試験周波数、すなわち1kH z、100kH2、及び1000kHzのそれぞれについて誘電率が減少するこ とが明らかである。しかし、2%のBT(すなわち、2重量%のBT)の添加に よって生じるピークの拡がり、更に、4%のBT(すなわち、4重量%のBT) の添加によって一層大幅に生じるピークの拡がりは、非常に重要である。正にこ のピークの拡がりによって、高温度での誘電率の安定性が得られて、組成2番及 び3番を用いて製作した機器の使用温度範囲が拡がるのである・このようにして 、今まであった総ての電歪材料と比較シて改善された温度安定性を有する電歪材 料が初めて発見された。その結果、電歪材料を用いる機器の応用が著しく拡がっ た。
第4図は、BTの代りにSTを用いた場合の誘1:L車温度依存性を描写するグ ラフである。しかし、PMN−PT固溶体系へのSTの添加についての一般的な 傾向は、第3図に示す゛傾向と類似している。特に、rcは低い温度に下がり、 K、、1は2%のSTの添加によって減少し、4%のSTの添加によって更に減 少する。同様に、STの添加によってTcにおけるピークの拡がりを生じる。
PMN−PT固溶体系中におけるSTでの代替についての温度測定は、それ以上 の温度測定は不必要と考えられたので、50′Cまでしか行われていないことに 注意すべきである。
第5図は、不純化されてない0.88PMN−0,12PT、及び組成2番から 5番までのそれぞれについての1kHzの周波数における誘電率温度依存性の直 接比較を示す(すなわち、第3図及び第4図の曲線を相互に重畳して新しく第5 図を作成)。2%のST、及び2%のBTの添加によって類似の誘電率温度依存 性を生じることが認められる。しかし、4%のSTの添加では、4%のBTの添 加の場合と比較すると、誘電率の減少が著しい。この差を生じる理由の詳細につ いては未だ理解されていない。しかし、全般的に言って、BT若しくはSTの何 れの不純物の水準が2%程度と低い場合にピークの拡がりを生じることは明らか である。更に、不純物の水準が2%である場合にTcが低い温度に移動すること は明らかである。前に論じたように、普通の技能を持つ職工はBT又はSTのよ うな不純物添加によってTcは高い温度に移動し、低い温度に移動しないものと 通常予期していたので、このTcの低い温度への移動は全く予期されていなかっ た。このTcの低い温度への移動に関する機構の詳細についでは未だ理解されて いない。
第6図は、不純化されてない+0.88PMN−0,12PT、及び2%のBT で不純化された+0.88PMN−0,12PTについての1kHzの周波数に おける誘電率温度依存性の直接比較を示す。
「ウェット・ケーキ」の代りに高純度酸化物を用いることによって、誘電率が増 加し、Tcが低い温度に移動することが認められた。
38表は、組成2番から5番までの、1kHzにおける室温での誘1を率からの パーセント変化を示す。
3a表 PMN−PT−(BT、5T)(7)温度安定性だ上上υに匿 1 0.88PMN−0,12PT 4,9+33./10,875/ −54 〜+72(非不純化) 18,968(53,8)/18.713 2 +0.02BT ?、537/12,706/ −41〜+2816.25 9(44,2)/ 15.932 3 +0.04BT 9,300/13,840/ −33〜+314.291 (33)/ 13.030 4 40.02S丁 9,163/15,413/ −41〜+1417.54 4(37)/ 15.827 5 +0.04ST 12,445/13,170/ −21〜+0.813. 28(1(20,6) 10.732 6 0.88PKN−0,12P丁 7,318/13,574/ −46〜+ 7223.387(54,3)/ 22.987 7 +0.02B? 8,888/13,531/ −34〜+1016.70 1(42,2)/ 14,717 38表は、当該電歪組成物の優れた温度安定性を表現する数値を示している。本 発明が3a表に示す特有の数値1’ニー fi 定すれると解釈してはならない 。
3b表は、組成8番から27番までの、1kHzにおける室温でのsayからの パーセント変化を示す。
第7図から第9図までは、組成1番から7番までの、1kHzにおける温度の関 数としての正接損失を示す。
これらの各図・から、組成5番から5番まで及び7番のそれぞれの正接損失は、 0°Cから80”Cの望ましい使用温度領域内で、完全に受け入れられるもので あることが明らかである。したがって、この新しい電歪組成物では、正接損失は 問題ではない。
3b表 pmN−pT−(BT、ST)の温度安定性8 −35.1〜 +1.0 9 441.6〜−27.4 10 +33.0〜0.0 1 1 −38.5〜+44.3 1 2 −30.4〜 +9.3 1 3 −27.0〜 +0.6 1 4 −14.3〜 +3.5 1 5 +10.8〜−21.5 16 ÷16.1〜−22.8 1 7 +24.8〜−25.1 2 1 −44.0〜+46.0 2 2 −28.8〜 ÷269 2 3 −15.0〜 +0.6 2 4 −22.1〜 +9.5 2 5 −39.0〜+15,0 2 6 −29.0〜+33.0 2 7 −26.0〜+41.0 4表は、本発明の種々の組成物についての、1m当りIMVの電圧に対するひず みを示す。
4表 ※ 1 7 1.5 第10図は、室温における、ひずみと加えられた電界との関係をグラフで示す。
第10図から、0.88PMN−0,12PT系に添加された2%のBTに相応 する組成2が、0.88PMN−0,12PTを4%のBTで不純化された組成 3と比較して、優れたひずみを示すことは明らかである。このひずみのデータは 、銀塗装したベレットをL V D T (linear variabls  differentialtransducer)ゲージに接続することによっ て得られる。
電界は、OMV/mから2.5MV/mよりやや高いところまC変化させた。電 界の関数としてのひずみの測定は、総て室温で行った。第11図において、組成 4番、及び組成5番(STにより不純化しである)についてのひずみ対電界の関 係は、上で論じた物(すなわち、0.88PMN−0,12PT系に添加された 2%のBTに相応する組成2が、0.88PMN−0,12PTを4%のBTで 不純化された組成3と比較して、優れたひずみを示すこと)と類似している。
第12図は、組成7について、室温における、ひずみと加えられた電界との関係 をグラフで示す。「ウェット・ケーキ」の代りに高純度酸化物を用いることによ フて、2%のBTで不純化された*0.88PMN−0,12PTのひずみ対電 界特性を増強されることが認められた。
方程式1bを参照すると、温度の変化に伴う電歪の変化は、誘電率(K)の変動 に関係する。式の右側でこの誘電率(K)のみが温度依存性を有する変数である 。
BT及びSTの添加量を増加させることによって、これらの材料でのキュリー・ ピークが拡がることで証拠付けられるように、Kの温度依存性、すなわちひずみ が減少する。
第13A図及び第13B図は、それぞれ組成2番及び組成3番に相当するベレッ トの表面で得られたx!l!口折パターンである。第13A図及び第13B図か ら、100%プロブスカイト相が生じていることは明らがである。゛同様に、第 14A図及び第14B図は、それぞれ組成4番及び組成5番に相当するベレット の表面で得られたxm回折パターンである。第14A図及び第14B図でも、1 00%プロブスカイト相が生じていることが示されている。第15図は、組成7 番に相当するベレットの表面で得られf:X#1回折パターンである。第15図 でも、100%プロブスカイト相が生じていることが示されている。
この新しい電歪組成物を発見したことで、新しい応用例を探すことができる。特 に、前に論じたように、既知の電歪組成物は大きな温度依存性を有するために広 い温度範囲においての使用は不可能であった。この新しい電歪組成物で発見され た、PΔ(N−PTへのBT又はSTの添加によるピークの拡がりによって、広 範な応用にこの組成物を使用できる。
ドツトマトリックスプリンタ、超小型電子測定機、又は同類のような、先行技街 の応用例の総てにこの新しい電歪組成物を用いることができる。更に加えて、主 として、この新しい電歪組成物には弾性ヒステリシスがないこと及びピークの拡 がりがあることによって、以前には全く使用不可能であった種々の領域において もこの組成物を使用できる。種々の応用例に関して、温度範囲が変動することが あっても、この組成物では高い精度(すなわち、信頼性)が期待できる。この新 しい電歪組成物の応用例には、能動型ソナー、水中移動物誘導、及びロボット用 のアクチュエータのような用途が含まれる。これらの応用例の多くでは、電歪組 成物を動作増幅器と組み合わせて使用する。小型の電歪組成物機器の変位量は、 特徴的に、それ自体で他の物体を目に見える程変位させるに十分な程度には大き くない(数十μm程度)。したがって、時には電歪アクチュエータを動作増幅器 に接続する必要がある。
既に詳細に述べたが、電歪アクチュエータは非常に精確な音波を発生する(弾性 ヒステリシスがないことによって)ので、能動型ソナーに使用できる。電歪アク チュエータはまた魚雷のような水中移動物誘導にも使用できる。
特にこの場合には、特徴的に、ねじや歯車を用いて魚雷のかじを制御する。ねじ や歯車は不可避的に不正確で非常に重い。したがって、電歪アクチュエータを動 作増幅器と組み合、わせで用いることによって、魚雷のかじを非常に精確に制御 することができる。また、電歪アクチュエータをロボットに使用することも予見 できる。電歪アクチュエータをロボットに使用する独特な方法として、ロボット の腕の指や手首のよな部分の運動制御が含まれる。この場合、電歪アクチュエー タを油圧系と組み合わせ、油の流れの制御弁を開閉することに使用する。また、 電歪アクチュエータを触覚センサ(すなわち、ロボットの手がどの程度の強さで 対象物を握っているかについての感覚が得られるように、ロボットの制御装置の 手又は指の触覚刺激を与えるために使用する)として使用する。
更に加えて、電歪アクチュエータを弁の開閉を制御することに使用して、より精 度の低いソレノイドと置き換えても良い。また、電歪組成物を半導体チップの電 気的特性測定用に使用することも予見できる。例えば、形成されたチップの種々 の電気的特性を測定するために、測定機器を僅かな距離だけ(数十人から数μm 程度)移動させることが必要な場合がある。電歪アクチュエータでこのような移 動を制御できるであろう。以上の応用例の一覧を電歪組成物の限定的な使用例と 考えるべきではなく、むしろ代表例と考えるべきである。
好ましい実施例の形で本発明を開示したが、本発明は当出願に含まれる精細な開 示内容に限定されるものではなく、添付する請求項で定義される範囲から逸脱せ ずに当技術分野の専門家が種々の変更、改変、及び改良を施して実施し得るもの であると理解すべきである。
FIG、 j コ] 玉吟覆糺 ■ m ψ 正棒保夫 =1 〜 FIG、 13a FIG、 13b FIG、 14a FIG、 14b FIG、 15 国際調査報告 に″″−”””””” PCT/υ58810347B −2−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ニオブ酸鉛マグネシウムと、チタン酸鉛と、チタン酸バリウム及びチタン酸 ストロンチウムから選択された少なくとも1つの不純物とを含む、固溶体から成 り、55重量%≦W≦97重量% 2.5重量%≦X≦45重量% 0.5重量%≦Y≦20重量% である次式、 (W)Pb(Mg1/3Mb2/3)O3・(X)PbTiO3・(Y)Zによ って定義され、 Zがチタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムから選択された少なくとも1 つの材料である電歪セラミック組成物。 2.Zがチタン酸バリウムを含む、請求項1記載のセラミック電歪組成物。 3.Zがチタン酸ストロンチウムを含む、請求項1記載の電歪セラミック組成物 。 4.ニオブ酸鉛マグネシウムと、チタン酸鉛と、チタン酸バリウム及びチタン酸 ストロンチウムから選択された少なくとも1つの不純物とを含む、固溶体から成 り、82重量%5W≦94重量% 4重量%≦X≦18重量% 0.5重量%≦Y≦6重量% である次式、 (W)Pb(Mg1/3Mb2/3)O3・(X)PbTiO3・(Y)Zによ って定義され、 Zがチタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムから選択された少なくとも1 つの材料である電歪セラミック組成物。 5.Zがチタン酸バリウムを含む、請求項4記載の電歪セラミック組成物。 6.Zがチタン酸ストロンチウムを含む、請求項4記載の電歪セラミック組成物 。 7.ニオブ酸鉛マグネシウムと、チタン酸鉛と、チタン酸バリウム及びチタン酸 ストロンチウムから選択された少なくとも1つの不純物とを含む、固溶体から成 り、84.5重量%≦W≦86.2重量% 11.5重量%≦X≦11.8重量% 2.0重量%≦Y≦4.0重量% である次式、 (W)Pb(Mg1/3Mb2/3)O3・(X)PbTiO3・(Y)Zによ って定義され、 Zがチタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムから選択された少なくとも1 つの材料である電歪セラミック組成物。 8.Zがチタン酸バリウムを含む、請求項7記載の電歪セラミック組成物。 9.Zがチタン酸ストロンチウムを含む、請求項7記載の電歪セラミック組成物 。 10.W=86.2重量% X=11.8重量% Y=2.0重量% である、 請求項8記載の電歪セラミック組成物。 11.W=84.5重量% X=11.5重量% Y=4.0重量% である、 請求項8記載の電歪セラミック組成物。 12.W=86.2重量% X=11.8重量% Y=2.0重量% である、 請求項9記載の電歪セラミック組成物。 13.W=84.5重量% X=11.5重量% Y=4.0重量% である、 請求項9記載の電歪セラミック組成物。 14.96重量%から98重量%の 「0.88ニオブ酸鉛マグネシウム−0.12チタン酸鉛」と、チタン酸バリウ ム及びチタン酸ストロンチウムから選択された2重量%から4重量%の不純物と の固溶体を含み、約100%のプロブスカイト相を有する、焼結された電歪セラ ミック組成物。 15.第5図の曲線2、3、a、及びbの誘電率温度依存性を示す、請求項14 記載の焼結電歪セラミック組成物。 16.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−41%から+28%以内である、請求項14記載の焼結電歪セラミック 組成物。 17.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−41%から+14%以内である、請求項14記載の焼結電歪セラミック 組成物。 18.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−33%から+3%以内である、請求項14記載の焼結電歪セラミック組 成物。 19.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−21%から+0.8%以内である、請求項14記載の焼結電歪セラミッ ク組成物。 20.約13,280から17、544までの最大誘電率を有する、請求項14 記載の焼結電歪セラミック組成物。 21.約7.27g/ccから7.50g/ccまでの密度を有する、請求項1 4記載の焼結電歪セラミック組成物。 22.約20.6°Cから44.2°Cまでの最大キュリー温度を有する、請求 項14記載の焼結電歪セラミック組成物。 23.98.0重量%から99.5重量%の「0.88ニオブ酸鉛マグネシウム ー0.12チタン酸鉛」ど、チタン酸バリウムを0.5重量%から2重量%含む 不純物との固溶体を含み、約100%のプロブスカイト相を有する、焼結された 電歪セラミック組成物。 24.第6図の曲線Aの誘電率温度依存性を示す、請求項23記載の焼結電歪セ ラミック組成物。 25.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−34%から+10%以内である、請求項23記載の焼結電歪セラミック 組成物。 26.約16,701の最大誘電率を有する、請求項23記載の焼結された電歪 セラミック組成物。 27.約7.66g/ccの平均密度を有する、請求項23記載の焼結電歪セラ ミック組成物。 28.約44.2°Cの長大キュリー温度を有する、請求項23記載の焼結され た電歪セラミック組成物。 29.Pb(Mg1/3Nb2/3)O3と、PbTiO3と、PbOと、Ti O2と、SrCO3及びBaCO3から選択された少なくとも1つの不純物の粉 末とを望ましい化学論的割合で混合して混合物を形成することと、該混合物を湿 式粉砕することと、 該混合物を800°Cで4時間にわたって乾燥させ、か焼して、か焼済み粉末を 形成することと、該か焼済み粉末を湿式粉砕することと、結合剤と蒸留水の混合 物を形成することと、該か焼済み粉末を該結合剤・蒸留水混合物に添加してスラ リーを形成することと、 該スラリーから該結合剤・蒸留水混合物を葵発させて乾燥密集体を形成すること と、 該乾燥密集体を−100メサシュの粉末にまで粉砕することと、 該−1100メッシュ粉末を乾燥圧縮して成形体を形成することと、 該成形体を平衡的に圧縮してペレットを形成することと、 該ペレットを実質的に該ペレットと同一の化学組成を有する粉末中に収容するこ とと、 該ペレットを焼成すること から成る電歪材料を製作する方法。 30.前記粉末が、適切な割合で混合されて、55重量%から97重量%までの ニオブ酸鉛マグネシウムと、2.5重量%から45重量%までのチタン酸鉛と、 チタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムから選択された0.5重量%から 20重量%の不純物とから成る電歪セラミック組成物の固溶体になる、請求項2 9記載の電歪材料製作方法。 31.前記混合物の前記湿式粉砕が約30時間にわたって行われる、請求項29 記載の電歪材料製作方法。 32.前記混合物の前記湿式粉砕が、38重量%の該混合物を、51重量%のジ ルコニウム製粉砕用ボールと、2重量%のダーボンC(DarvonC)と、9 重量%のH2Oとに組み合わせることによって行われる、請求項29記載の電歪 材料製作方法。 33.前記ジルコニウム製粉砕用ボールが約2mmの直径を有する、請求項29 記載の電歪材料製作方法。 34.前記か焼済み粉末の前記湿式粉砕が、該か焼済み粉末を、フレオンと直径 約12.5mm(1/2inch)のジルコニウム製粉砕用ボールとに組み合わ せることによって行われる、請求項29記載の電歪材料製作方法。 35.前記ペレットの前記焼成が、該ペレットを1時間当り40°Cの温度上昇 の割合で約600°Cの温度に達するまで加熱し、その後、1時間当り900° Cの温度上昇の割合で約980°Cの温度に達するまで加熱する方法で行われる 、請求項29記載の電歪材料製作方法。 36.前記ペレットが約980°Cの温度で約3時間にわたって焼成される、請 求項29記載の電歪材料製作方法。 37.前記焼結電歪セラミック組成物が、約7.27g/ccから7.50g/ ccまでの密度と約20.6°Cから44.2°Cまでのキュリー温度を有する 、請求項29記載の電歪材料製作方法によって製造された焼結電歪セラミック組 成物。 38.96重量%から98重量%の 「0.88ニオブ酸鉛マクネシウム−0.12チタン酸鉛」と、チタン酸バリウ ム及びチタン酸ストロンチウムから選択された2重量%から4重量%の不純物と の固溶体を含み、約13,280から17,544までの最大誘電率を有する、 請求項29記載の電歪材料製作方法によって製造された焼結電歪セラミック組成 物。 39.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−41%から+28%以内である、請求項38記載の焼結電歪セラミック 組成物。 40.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−41%から+14%以内である、請求項38記載の焼結電歪セラミック 組成物。 41.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−33%から+3%以内である、請求項38記載の焼結電歪セラミック組 成物。 42.0°Cから50°Cの温度範囲にわたって、誘電率が25°Cにおける誘 電率の−21%から+0.8%以内である、請求項38記載の焼結電歪セラミッ ク組成物。 43.約7.27g/ccから7.50g/ccまでの密度を有する、請求項3 8記載の焼結電歪セラミック組成物。 44.MgOの粉末とNb2O5の粉末とを好ましい化学論的割合で混合して混 合物を形成することと、該混合物を湿式粉砕することと、 該混合物を乾燥させ、か焼して、か焼済み粉末を形成することと、 該か焼済み粉末を、TiO2の粉末と、PbOの粉末と、SrCO3及びびBa CO3から選択された少なくとも1つの不純物の粉末とに、望ましい化学論的割 合で混合して第2の混合物を形成することと、該第2混合物を湿式粉砕すること と、 該第2混合物を乾燥させ、か焼して、第2のか焼済み粉末を形成することと、 該第2か焼済み粉末を湿式粉砕することと、結合剤と蒸留水の混合物を形成する ことと、該第2か焼済み粉末を該結合剤・蒸留水混合物に添加してスラリーを形 成することと、 該スラリーから該結合剤・蒸留水混合物を蒸発させて乾燥密集体を形成すること と、 該乾燥密集体を−100メッシュの粉末にまで粉砕することと、 該−100メッシュ粉末を乾燥圧縮して成形体を形成することと、 該成形体を平衡的に圧縮してペレットを形成することと、 該ペレットを実質的に該ペレットと同一の化学組成を有する粉末中に収容するこ とと、 該ペレットを焼成すること から成る電歪材料を製作する方法。 45.前記粉末が、適切な割合で混合されて、55重量%から97重量%までの ニオブ酸鉛マグネシウムと、2.5重量%から45重量%までのチタン酸鉛と、 チタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムから選択された0.5重量%から 20重量%の不純物とから成る電歪セラミック組成物の固溶体になる、請求項4 4記載の電歪材料製作方法。 46.前記混合物の前記湿式粉砕が約40時間にわたって行われる、請求項44 記載の電歪材料製作方法。 47.前記か焼済み粉末の前記湿式粉砕が、該か焼済み粉末を、フレオンと、直 径約12.5mm(1/2inch)のジルコニウム製粉砕用ボールとに組み合 わせるこどによって行われる、請求項44記載の電歪材料裏作方法。 48.前記ペレットの前記焼成が、該ペレットを1時間当り40°Cの温度上昇 の割合で約1150°Cの温度に達するまで加熱する方法で行われる、請求項4 4記載の電歪材料製作方法。 49.前記ペレットが約1150°Cの温度で約3時間にわたって焼成される、 請求項44記載の電歪材料製作方法。 50.96重量%から98重量%の 「0.88ニオブ酸船マグネシウムー0.12チタン酸鉛」と、チタン酸バリウ ム及びチタン酸ストロンチウムから選択された2重量%から4重量%の不純物と の固溶体を含む、請求項44記載の電歪材料製作方法によって製造された焼結電 歪セラミック組成物。
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