JPH0350022Y2 - - Google Patents

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JPH0350022Y2
JPH0350022Y2 JP1983130497U JP13049783U JPH0350022Y2 JP H0350022 Y2 JPH0350022 Y2 JP H0350022Y2 JP 1983130497 U JP1983130497 U JP 1983130497U JP 13049783 U JP13049783 U JP 13049783U JP H0350022 Y2 JPH0350022 Y2 JP H0350022Y2
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JP
Japan
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handle
synthetic resin
outer cylinder
slits
bottle
Prior art date
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JP1983130497U
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JPS6038230U (ja
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Publication of JPS6038230U publication Critical patent/JPS6038230U/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、生ビール等を収容する合成樹脂製容
器に用いる把手付き外筒に係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、生ビール等を収容する容器に、1〜2
入りの合成樹脂製樽型容器がある。この種の容器
は、使い捨てのものであり、用済み後、焼却炉で
焼却されるが、容器本体の他に脚体やカバー等が
付される関係から合成樹脂の使用量が多く、従つ
て、燃焼温度が高くなるばかりでなく、有毒ガス
を生じて、炉内を著しく損傷させる欠点がある。
本考案は、斯る欠点を低減しようとするもので
ある。
また、併せて、便利な把手を装備させ、且つ、
構成を簡潔にして、安価に提供しようとするもの
である。
「課題を解決するための手段」 本考案は、合成樹脂製びん1の外周へ嵌着させ
る強化紙製の外筒3を設け、該外筒の適所に上下
一対のスリツト34,34を適宜間隔を隔てて並
設し、該スリツト34,34に把手4を装着し、
該把手4は、適宜合成樹脂、強化紙等の板体に
て、縦に細長く且つ上記スリツト34,34の間
隔と同等乃至ほぼ同等の長さに形成した基板部4
1の両側縁にそれぞれ側板部42,42を折目線
43,43を介して連設して内側へ斜めに折り込
み、更に、基板部41の上下両端にそれぞれ腕板
部46,46を折目線47,47を介して連設し
て内側へ直角乃至ほぼ直角に折り込むと共に、該
腕板部46,46の先端部分を弾性係合端48,
48に形成して上記スリツト34,34へと挿入
係合させたことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であり、把手4の弾性係合端48,
48を外筒3のスリツト34,34へ挿入係合さ
せるときは、その弾性係合端48,48を単にス
リツト34,34へと深く強制嵌挿させればよ
く、これに伴い弾性係合端が一旦弾性変形し、十
分に入り込んだところで復元してスリツトの両脇
に係合し、抜け止めされる。
次に、使用に当たつては、外筒3を合成樹脂製
びん1の胴部13の外周に嵌着固定し、この際、
把手4の両弾性係合端48,48を上下方向に折
り、その外筒3とびん胴部13との間に挾持させ
る。これにより、両弾性係合端48,48は、上
記係合と相俟つて強力に支持され、従つて、把手
4は、強固に固定される。なお、固定にこれほど
の必要がなければ、弾性係合端48,48を挾持
させなくてもよい。
「実施例」 第1図乃至第2図は、実施の一例を示してい
る。
図において、1は、二軸延伸成形したポリエス
テル樹脂製びん、2は、該びんの口部に螺合した
アルミニウム製キヤツプ、3は、びんの外周に嵌
着した強化紙製外筒、4は、該外筒に後面中央に
て装着した適宜合成樹脂又は強化紙製の把手であ
る。
びん1は、ポリエステル樹脂により上部の口部
乃至頚部11だけを完成形状とした有底管状のプ
リホームを射出成形し、次いで、該プリホームの
下部を二軸延伸成形して、薄肉の肩部12、胴部
13及び底部14を形成しており、その肩部12
と底部14とを膨出弯曲面に形成している。
キヤツプ2は、アルミニウム薄板によりプレス
して成り、頂壁内面にパツキングを有し、周壁下
端に開封手段を講じている。
外筒3は、機械的強度と耐水性とを持たせた強
化紙、例えば、強靭紙の表裏に合成樹脂フイルム
を積層した紙片、強靭紙にパラフインを含浸させ
たもの等により、筒体31に形成して、これをび
ん胴部13外周に嵌着固定し、その上端部33を
びん胴部13上端に位置させると共に、下端部3
2をびん胴部13より下方へ突出させてびん底部
14を囲成する脚部としている。また、外筒3の
後面のびん胴部13に対応する箇所に、適宜間隔
にて上下一対のスリツト34,34を並設してい
る。
把手4は、板体から成り、縦に細長く且つ外筒
3のスリツト34,34の間隔と同等の長さを有
する基板部41の両側縁にそれぞれ折目線43,
43を介して側板部42,42を連設し、一方の
側板部の外縁に該側板部より更に細い補助板部4
4を、折目線45を介して連設し、また、基板部
41の上下両端にそれぞれ折目線47,47を介
して腕板部46,46を連設し、該腕板部の先端
部分を係止爪481,481と割り482とを有
する弾性係合端48,48に形成している。
而して、上記把手4は、両腕板部46,46、
両側板部42,42及び補助板部44をそれぞれ
折目線を以て内側へ直角又は斜めに折り込み、基
板部41と両側板部42,42とにより断面三角
形で中空で且つ適宜太さの把持部aを形成し、両
腕板部46,46の弾性係合端48,48を外筒
3のスリツト34,34へと挿入係合させると共
に、外筒3とびん1の胴部13とで挾持させてい
る。
次に、第5図乃至第8図は、他の実施例であ
り、この場合は、前例のものにおいて、把手4の
形状だけが少々異なつている。
つまり、把手4において、左右の両側板部4
2,42の上下両角に小突部421,421を設
け、両側板部の外縁中途部分をそれぞれ切込みと
折目線45,45とで折曲できる補助板部44,
44に形成し、両腕板部46,46の弾性係合端
48,48の割り482,482を深くしてお
り、而して、内側へと折り込んだ両側板部42,
42の両角部分を外筒3に突き当て、小突部42
1…をそれぞれ上記割り482,482の深部へ
と係合させて位置保持させ、両補助板部44,4
4を互いに突き当たらせている。この場合、把持
部aは、横断面台形となる。
なお、外筒3及び把手4を長くし、把手の両腕
板部46,46の弾性係合端48,48を挾持さ
せずに着脱自在としてもよい。
「考案の効果」 本考案によれば、上述の構成であるから、合成
樹脂製びん1の外周へと嵌着することにより、簡
潔な把手付き容器とすることができ、この場合、
合成樹脂の使用量が少なくてすみ、そして、びん
1を二軸延伸成形したポリエステル樹脂製薄肉び
んとすることにより合成樹脂の使用量を最少にで
きると共に、びんに有機溶剤を用いなくてすみ、
従つて、焼却炉での用済み後の焼却に燃焼温度が
高くならず、有毒ガスの発生を抑えことができ、
炉内の損傷を低減させることができる。
また、把手4は、適宜合成樹脂、強化紙等の板
体により簡単に得られ、斯る板体から成るもので
あつても、折曲した側板部42,42により把持
部aに適度な太さを持たせることができ、且つ、
その側板部42,42のリブ作用により十分な剛
性をもたせることができて、握り易く、扱い易い
ものにでき、更に、腕板部46,46の弾性係合
端48,48を外筒のスリツト34,34へと単
に嵌挿させるだけで簡単に組み立てることがで
き、構造並びに製作簡単で安価に提供でき、而し
て、合成樹脂製びん1に嵌着して簡潔で安価な把
手付き容器を得ることができ、その把手により持
ち運びに注出に便利なものとすることができ、実
用上頗る有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例で、第1図は、一例の
斜視図、第2図は、同例の截断側面図、第3図
は、同例の要部の分解斜視図、第4図は、同例の
要部部材の展開斜視図、第5図は、他の例の斜視
図、第6図は、同例の截断側面図、第7図は、同
例の要部の分解斜視図、第8図は、同例の要部の
展開斜視図である。 1……びん、2……キヤツプ、3……外筒、4
……把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製びん1の外周へ嵌着させる強化紙製
    の外筒3を設け、該外筒の適所に上下一対のスリ
    ツト34,34を適宜間隔を隔てて並設し、該ス
    リツト34,34に把手4を装着し、該把手4
    は、適宜合成樹脂、強化紙等の板体にて、縦に細
    長く且つ上記スリツト34,34の間隔と同等乃
    至ほぼ同等の長さに形成した基板部41の両側縁
    にそれぞれ側板部42,42を折目線43,43
    を介して連設して内側へ斜めに折り込み、更に、
    基板部41の上下両端にそれぞれ腕板部46,4
    6を折目線47,47を介して連設して内側へ直
    角乃至ほぼ直角に折り込むと共に、該腕板部4
    6,46の先端部分を弾性係合端48,48に形
    成して上記スリツト34,34へと挿入係合させ
    たことを特徴とする合成樹脂製容器用把手付き外
    筒。
JP13049783U 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製容器用把手付き外筒 Granted JPS6038230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13049783U JPS6038230U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製容器用把手付き外筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13049783U JPS6038230U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製容器用把手付き外筒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038230U JPS6038230U (ja) 1985-03-16
JPH0350022Y2 true JPH0350022Y2 (ja) 1991-10-25

Family

ID=30295334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13049783U Granted JPS6038230U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 合成樹脂製容器用把手付き外筒

Country Status (1)

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JP (1) JPS6038230U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455897Y1 (ja) * 1968-05-14 1970-03-23
JPS5623868A (en) * 1979-08-06 1981-03-06 Yasukuni Kishimoto Apparatus for simultaneous charging of plurality of raw materials, such as meat paste

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455897Y1 (ja) * 1968-05-14 1970-03-23
JPS5623868A (en) * 1979-08-06 1981-03-06 Yasukuni Kishimoto Apparatus for simultaneous charging of plurality of raw materials, such as meat paste

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6038230U (ja) 1985-03-16

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