JPH0349947A - ゴムチップタイル、その製造法並にその施工法 - Google Patents

ゴムチップタイル、その製造法並にその施工法

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JPH0349947A
JPH0349947A JP1183895A JP18389589A JPH0349947A JP H0349947 A JPH0349947 A JP H0349947A JP 1183895 A JP1183895 A JP 1183895A JP 18389589 A JP18389589 A JP 18389589A JP H0349947 A JPH0349947 A JP H0349947A
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rubber
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tile
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田辺 修平
Katsuaki Sekihara
克章 関原
Hajime Ozeki
大関 一
Yasukane Takeuchi
竹内 靖兼
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、屋内又は屋外の床下地などの被施工面に貼着
して使用される歩行用タイルなどに用いられるゴムチッ
プタイルに関する。
〔従来の技術〕 従来、屋内又は屋外の床下地面に貼着して使用される歩
行用ゴムチップタイルは、これを使用し床下地面を貼着
施工するには、先ず、該下地面に有機溶剤型の合成樹脂
系或いはゴム系などの接着剤を広範囲に塗布し、その塗
布面に該タイルを順次貼着するものである。
従来のか−る歩行用ゴムチップタイルの製造法は、ゴム
チップのマスに硬化性樹脂を混合したものを、先ず、プ
レス機で10kz/cJ程度の大きい加圧力下で加圧成
形し、加熱硬化せしめることにより、相当厚さのゴムチ
ップブロック成形体を作製し、次でこれを所望の厚さに
スライスして所定厚さのゴムチップタイルとする製造方
法である。
一方、ゴムチップタイルを使用しない施工法としては、
ゴムチップマスと硬化性樹脂の混合物を、直接床下地面
に所望の厚さに積N塗覆し、その上面を熱ローラーで転
圧して仕上げる方法が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の上記のような歩行用ゴムチップタイルを、床下地
面に貼着施工する方法では、先ず、該接着剤を下地面に
必要な厚さに均一に塗布することは極めて難しく、塗布
むらを生じ易い。
特に下地面に段差がある部分、不陸のある部分、出隅又
は上限のコーナ一部或いは側壁に沿っな辺縁部などは、
接着剤の塗布が充分に行きわたらず、非塗布部を生ずる
こともある。従って、これに対応して貼着されたタイル
は、充分に接着されず、或いは初めから下地面から浮き
上がった部分を生ずる不都合をもたらす、これに加え、
この施工法では、接着剤の塗布後、タイル貼着までの間
の時間の経過で、接着剤塗布面が乾き過ぎて接着力が低
下し、或いは不足するなどの現象を生ずることがしばし
ばで、タイルを貼着時に初期貼着力が得られず、被施工
面全面に亘り均−且つ良好なタイル敷設施工面が得られ
ない不都合をもたらす。
又、この従来のゴムチップタイルは、上記のように製造
する方法であるので、プレス成形後、スライス装置によ
るスライス作業を要し、製造作業が煩わしく且つ製造コ
ストの増大をもたらし、而も連続製造が困難であるなど
の不都合を伴う。
一方、床下地面に直接ゴムチップのマスと硬化性樹脂の
混合物を敷設塗覆し、その上面を熱ローラーで転圧して
仕上げる方法は、施工現場での作業が煩雑となり、作業
時間もが)す、更に、樹脂が硬化するまでに24時間以
上がするので、その間は、歩行が不可能であり、特に冬
期など気温が低い場合には硬化するまで更に時間がか一
〇、−層不便、非能率である。更に又、屋外施工の場合
、樹脂が硬化するまでに降雨にあったりすると未硬化の
樹脂が流出するなどして完全硬化させることが不可能と
なる不都合をもたらす、この場合も、下地面に対する接
着力は全体に亘り充分に行われない嫌いがある。更に、
不都合なことは、経年後、タイル貼つと異なり、部分的
な補修は難しく、通常良好な舗装面まで剥がさなければ
ならず、補修作業が煩わしく無駄を生ずる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記従来の歩行用ゴムチップタイルの貼着施
工における不都合を解消したゴムチップタイルを提供す
るもので、ゴムチップ成形板の片面に熱溶融性接着剤層
を設けると共に、その接着剤層面に熱溶融性フィルムを
被着せしめて成る。
更に本発明は、従来のゴムチップタイルの製造法の上記
の不都合を解消し、容易且つ安価に大量生産し得るゴム
チップタイルの製造法を提供するもので、熱溶融性フィ
ルムを基材とし、該フィルムの片面に熱溶融性接着剤を
塗覆し、その塗覆層の上面にゴムチップのマスとバイン
ダーとして硬化性接着剤の混合物を塗布した後、加圧に
より一定の厚さのゴムチップ成形層に形成すると共に、
硬化性接着剤を硬化せしめて積層成形シートを得ること
を特徴とする。
更に本発明は、従来のゴムチップタイルによる施工法に
伴う不都合を解消し、全てのゴムチップタイルを容易且
つ確実に大きい初期接着力で所定の下地面全面に強固に
貼着し得られ、良好なゴムチップタイル施工面を得るこ
とができるゴムチップタイルの施工法を提供するもので
、上記の本発明のゴムチップタイルを、その裏面をトー
チバーナー又は熱風機で加熱して該熱溶融性フィルムと
該接着剤層を溶融し、該接着剤層の溶融面で被施工面に
貼着せしめることを特徴とする。
〔作 用〕
本発明のゴムチップタイルは予めその片面に熱溶融性接
着剤層とその接着剤層の外面に熱溶融性フィルムを具備
しているので、保存などにおいて、ゴムチップタイルの
積み重ね貯蔵ができ、又、運搬などの取り扱いが容易で
ある。床下地面などの被施工面に貼着施工するに当たっ
ては、該ゴムチップタイルの裏面全面にバーナーの焔又
は熱風機の熱風を当てれば、短時間で熱溶融性フィルム
の溶融と接着剤層の溶融がおこると共に、該フィルムの
溶融物は、該溶融した接着剤層内に入り込み、その表面
は該接着剤層の溶融表面となるので、この溶融表面全面
で被施工面に貼着することができる。この場合、熱溶融
性フィルムは約10〜30ミクロン程度の極めて肉薄の
場合は、バーナー又は熱風機による加熱溶融で溶融する
と共に該接着剤溶融層内に容易に侵入し表面から消失し
、該接着剤溶融層の全面に亘る大きい接着力を迅速且つ
容易に得られて、各タイルの良好な貼着が確保される。
熱溶融性フィルムは、合成樹脂フィルムを一般とし、そ
の厚さは約10〜30ミクロンの範囲が好ましい、最小
約10ミクロンの厚さでゴムチップタイル製造時の支持
基材として又、該接着剤層表面の保護材として充分であ
り、約30ミクロンまでは特に瞬間的に溶融する。熱溶
融性接着剤は、約0.5〜3Lfl+の厚さと100〜
120℃の範囲の軟化点を有するポリマー改質アスファ
ルトであることが好ましい、最低的0.5歯の厚さあれ
ば、トーチバーナー又は熱風機により加熱溶融されるア
スファルト量がフィルムの溶融物を抱き込み、被施工面
にタイルの裏面全面で充分に接着せしめるに足る。約3
扁の厚さは、加熱溶融されるアスファルト量がタイルの
目地からはみ出さない程度のもので体裁の良い防水施工
面をもたらす。
該ポリマー改質アスファルトは、少なくとも約100℃
の軟化点を有すれば、特に屋外の歩行用タイルとしてタ
イルの貼着施工を行った場合に、真夏の直射日光に曝さ
れても接着力が低下しない、軟化温度的120℃は、そ
のタイルの製造Gごおいて、熱溶融性フ“イルムの上面
に加熱溶融した状態で塗覆する場合、180’C以下の
低い温度で加熱溶融塗覆でき、その熱でフィルムを?J
i!せしめることがなく、容易、円滑に本発明のゴムチ
ップタイルの製造法を行うことができる。
本発明の上記ゴムチップタイルの製造法によれば、熱溶
融性フィルムを基材として利用し、該接着刑塗覆面を介
して安定良好に該混合物を塗布できると共にゴムチップ
成形層を形成でき、次の加圧硬化処理により該ゴムチッ
プ成形層はゴムチップ成形板となり、同時にその板の片
面に接着剤層と熱溶融性フィルムとが一体に積層結着具
備した安定強固な本発明のゴムチップタイルが得られる
而して、この場合、本発明の製造法は、該熱溶融性フィ
ルム基材の寸法により、バッチ式で或いは連続製造法の
いずれでも良く、前記の加圧、硬化による積層成形シー
トの製造後、これを裁断して所定の大きさのタイル製品
とすることができ、又、この場合、その加圧力は極めて
小さくてすむので、比較的嵩高で軽量で且つ弾力性、が
比較的小さく貼着安定性などに優れた製品が提供される
又、本発明の製造法において、該熱溶融性フィルムとし
て長尺なものを使用すれば、連続製造ができ、生産性を
著しく向上できる。尚、本発明の製造法において、必要
に応じ、該積層成形シートを養生処理してその硬化を更
に完全なものにすることもできる。
この製造法において、特に、該熱溶融性接着剤の上面に
ブライマーを施した後、該混合物を塗布するようにした
場合は、その製品ゴムチップタイルの該ゴムチップ成形
板と該接着剤層との間の剥離強度は極めて大きくなり、
特にゴムチップ成形板の裏面に該接着層を強固に具備し
た安定堅牢なゴムチップタイルが得られる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を詳述する。
第1図は、本発明のゴムチップタイルの1例を示し、1
はその本体を構成するゴムチップ成形板であり、本発明
によれば、該ゴムチップ成形板1の片面に熱溶融性接着
剤層2を設けると共にその接着側層面に熱溶融性フィル
ム3を被着せしめることにより、本発明のゴムチップタ
イルPを構成したものである。好ましくは、該ゴムチッ
プ成形板1と該熱溶融性接着剤層2との間にプライマー
4を介在させることにより相互の剥離強度が高い、即ち
、該ゴム成形板1に対し該熱溶融性接着剤層2が著しく
強固に結着された安定堅牢な一層優れたゴムチップタイ
ル製品をもならす。
該ゴムチップ成形板1は、従来の上記の製造法で製造さ
れたゴムチップタイルをそのま1利用しても良い、即ち
、これを熱溶融性フィルム3の上面に塗覆した熱溶融性
接着剤層の上面に直ちに重合し、或いは1ライマーを施
した後重合し、押圧結着して本発明のゴムチップタイル
を得られる。この場合のゴムチップ成形板は、硬度60
〜70程度、嵩比重1.4〜1.5程度である。
特に、本発明のゴムチップタイルPとして、そのゴムチ
ップ成形板の硬度差に嵩比重が著しく小さく、従って、
極めて軽量で搬送、貼着作業における取扱性が向上し、
弾力性が適度で貼着性、歩行性が改善された製品或いは
更に適度の吸水性の付与された製品を望む場合には、後
記する本発明のゴムチップタイルの製造法により製造す
る。これによれば、従来法のゴムチップタイルの製造に
必要なスライス工程が省略できるので、著しく低い加圧
力ですみ、その結果、一般に硬度40〜50、嵩比重0
.8〜0.5程度のゴムチップ成形板1から成るゴムチ
ップタイルを製造でき、上記の要求を満足した製品が得
られる。
第1図に示すゴムチップタイルPは、か)る本発明の製
造法で得られた上記の緒特性をもつものである。
該ゴムチップ成形板1は、ゴムチップaのマス(集団)
とこれに対しバインダーとして適量の硬化性樹脂すを混
合して成る混合物を加圧して、所定の圧縮状態で硬化成
形して成るものである。ゴムチップマスとしては、経済
的には古タイヤを細かく粉砕し粒径を1〜3ram程度
に揃えたものが好ましく使用される。該ゴムチヅプマス
を一定の成形状態に固定するバインダーとしては、湿気
硬化型ポリウレタン樹脂、液状ポリブタジェン樹脂、エ
ポキシ樹脂などが用いられ、夫々必要に応じ、硬化剤、
硬化促進剤、無機質の着色顔料が添加混用される。湿気
硬化性樹脂を使用する場合は、ゴムチップ、着色顔料に
含まれる水分と反応し硬化するが、反応を促進するため
水を樹脂に対し0.6〜1.0重量%程度添加するよう
にしてもよい、ゴムチップマスと硬化性樹脂との配合割
合は、ゴムチップ100重量部に対し樹脂20重量部程
度が一般的である。
着色顔料を添加する場合は、樹脂に対し5〜15重量%
重量%一般である。
該ゴムチップ成形板1の厚さは、比較的肉厚であり、一
般に少なくとも5l−度の厚さ以上とし最大50IuI
とする。
該ゴム成形板1の片面に圧着される該溶融性接着剤層2
の接着剤としては、バーナーの火焔で容易に溶融し接着
性を生ずる合成樹脂又はストレートアスファルト、ブロ
ーンアスファルト、触媒ブローンアスファルト、ゴム−
アスファルトなどのポリマー改質アスファルト等のアス
ファルト系の接着剤のいずれでも良い、アスファルト系
接着剤が好ましく使用され、就中、ポリマー改質アスフ
ァルトが最適である。該ポリマー改質アスファルトは、
ストレートアスファルトにSBS (スチレン・ブタジ
ェン・スチレン)ゴム又はAPP (アタクチヅクボリ
プロピレン)樹脂、EVA(エチレン・酢酸ビニル)樹
脂などの樹脂を溶融状態で混合して調整されるが、これ
により該アスファルトの温度特性の向上と粘着性の増大
をもたらす、該溶融性接着剤の軟化点は、100〜12
0℃の範囲のものを用いることが後記する本発明の製造
法上履に屋外の歩行用タイルとして使用される場合に好
ましいが、この軟化点の範囲をもつ該ポリマー改質アス
ファルトの調整に例を取れば、80〜100ストレ一ト
アスフアルト100重量部対SBSゴム21重量部スは
APP樹脂23重量部の配合割合で夫々軟化点100℃
を有するものが得られ、80〜100ストレ一トアスフ
アルト100重量部対SBSゴム25重量部又はAPR
樹脂27重量部の配合割合で夫々120℃の軟化点を有
するものが得られる。
ポリマーの中でもSBSゴムはアスファルトと混ざり易
く、得られた改質アスファルトは、優れた低温可撓性を
示し好適に用いられる。
尚、該熱溶融性接着剤には、必要に応じ、タルク、炭酸
カルシウム、珪砂、ドロマイトなどの無機質充填剤をア
スファルトに対し10〜30重量%程度の範囲で混合す
ることにより大きい接着力を維持し乍ら、日光などの直
射による接着剤層を安定に維持することができる。
該熱溶融性接着剤層2の厚さは、不陸のある被施工面を
考慮し、充分な接着を遂行するためには、薄くても最小
的0.5mの厚さが好ましい。
一方、施工面にタイルを順次貼着敷設して行く場合に、
タイルの目地から接着剤がはみ出すことがないように最
大3yg程度の厚さにとfめることが好ましい。
該熱溶融性接着剤層2の外面を被覆結着した熱溶融性フ
ィルム3は、後述するように、タイルの貼着施工時バー
ナーで容易に溶融されると共に、該熱溶融性接着剤層に
混入してもその接着性に悪影響を与えない程度の肉薄で
ある換言すれば、小量である必要がある。一般に、合成
樹脂製フィルムが使用され、特に、高密度ポリエチレン
樹脂又はポリプロピレン樹脂のフィルムが好適であり、
その厚さは約10〜30ミクロンの範囲が好ましい、後
述するように、該熱溶融性フィルムは、タイル製造時の
支持基材として、又、製品タイルの外面を保護する被覆
材としての機能をもたせるため、最小でも約10ミクロ
ンの厚さを有することが好ましい、又、その施工に当た
り、バーナーで短時間に溶融することが好ましいので、
最大でも約30ミクロンに限定することが有利である。
本発明の一層好ましいゴムチップタイルPは、該ゴムチ
ップ成形板1と該熱溶融性接着剤層2との間の剥離強度
が大きく、該熱溶融性接着剤層2が該ゴムチップ成形板
1の裏面に極めて強固に結着していることである。その
剥離強度は、少なくとも0.5ksrf/aj幅があれ
ば足りる。その製造の過程において後記するように、従
って、所望によりプライマーを使用し、大きい剥離強度
を確保することが好ましい0図面に示す製品Pの該プラ
イマー塗層4は、かする製造法により介在せしめたもの
である。ブライマー塗層4の材料は、例えば、アクリル
共重合樹脂エマルジョン、クロロプレンゴムラテックス
などのエマルジョン系プライマーであり、特にアクリル
共重合樹脂エマルジョンのうちで樹脂のガラス転移点が
一5°〜0℃のものが最適である。
上記の本発明のゴムチップタイルは、主として屋内又は
屋外の歩行用タイルとして使用され、所望により壁用タ
イルとして使用しても差し支えない、その使用方法は後
述する。
次に、本発明のゴムチップタイルの製造法の実施例につ
き説明する。
そQ!!!造法は、バッチ式でも連続製造式でもよい、
バッチ式の場合は、好ましくは成形枠内に、予め所定の
寸法に裁断した方形の熱溶融性フィルムを用意し、これ
を基材とし、その上面全面に熱溶融性接着剤を所定の厚
さに均一に塗覆し、次にその上面全面にエマルジョン型
などのプライマー液を均一に散布した後、予め調整した
ゴムチップマスと硬化性樹脂と硬化剤とを所定の割合で
配合混合したものを充填し、その上から加圧ロール或い
は加圧板で加圧し、所定の厚さのゴムチップ成形層に圧
縮成形した状態で所定時間加熱することにより、硬化処
理を行った後、加圧板を除去して所定の本発明のゴムチ
ップタイルを製造する。必要に応じその後、これを養生
しても良い、この操作を繰り返してバッチ式での大量生
産が可能である。更に、小寸法のタイルを望むならば、
このタイルを更に裁断する。
第2図は、本発明のゴムチップタイルの連続製造法の1
例を示す、予め長尺広幅の帯状の厚さ10〜30ミクロ
ンの高密度ポリエチレン樹脂又はポリプロピレン樹脂製
の熱溶融性フィルム3を基材として供給ドラム5より前
方へ牽引送出する。送出された帯状フィルム基材1はガ
イドロール6を介してロールコータ−又はナイフコータ
ーにより、図示の実施例はロールコータ−7により、そ
の片面に熱溶融性接着剤2として予め調整した軟化点1
00〜120℃の範囲にあるポリマー改質アスファルト
を約0.5〜3ItII好ましくは約1〜2圓の厚さに
塗覆する。この場合、該ポリマー改質アスファルトは、
160〜180℃の範囲に加熱し、塗覆が容易に行える
粘度に加熱保持しておくことが好ましい、かくして、該
改質アスファルトの塗覆層2を備えた該熱溶融性フィル
ム基材1はその先方で、空冷又は水冷により(図示しな
い)冷却され、該フィルム基材3の温度が約90℃に冷
却されて第1ベルトコンベヤー8上に載り一方へ移送せ
しめられるようにし、その移送途上で、その上方に設け
られたプライマースプレー装置9よりエマルジョン系プ
ライマーを、該塗覆層2上面に均一に0.1〜0.3k
g/rfの割合で散布する。該プライマーは、シートの
余熱によって水分が急速に蒸発して固化せしめられてそ
のプライマー塗層4を形成する。該エマルジョン系プラ
イマーとしては、例えば、アクリル共重合樹脂エマルジ
ョンプライマーを使用する。次に、一定速度で移行する
該基材3上のプライマー処理された塗覆層2上面に、そ
の上方に設けたホッパ型フィーダー10より、該ホッパ
ー内に予め充填されている粒径1〜3圓のゴムチップと
硬化性樹脂と少なくとも硬化剤とを所定の配合割合で均
一に混合して成る混合物1を、一定量づつ定量供給し、
その全面に均一の厚さに積層する。11は、該基材の両
側端部には、これに沿って設けたガイド板を示し、これ
により該混合物1がシートの両端からはみ出ないように
した。
次で、移行基材3をその先方に上下に所定の間隔を存し
て配設した一対の加圧ロール12.12を通過させ、該
混合物層1を一定の厚さのゴムチップ成形層1に形成す
る。この場合の加圧力は、例えば500kg / rr
rとする4このように、該混合物層1を所望の厚さのゴ
ムチップ成形層1に仕上げるのは、加圧による厚さの減
少を予め考慮してその供給量を調整しておく必要がある
該ゴムチップ成形層1の厚さは、約5關以上とすること
により快適な歩行感が得られるが、好ましくは、約10
〜30止の範囲内の厚さが設定される。
加圧成形後、このゴムチップ成形層1を積層した基材3
を前方の第2コンベヤー13上を移行させ、前方の該基
材9の全幅と路幅かそれより広幅で且つ長手の加熱ボッ
クス14内に導入しポリマー改質アスファルトの軟化点
以下の温度で、即ち、90〜110℃の温度で8〜12
分間加熱後該ボックスを出る。この間に該ゴムチップ成
形層1を熱硬化せしめる。該加熱ボックス14の加熱源
は、遠赤外線ヒーター、赤外線ヒーターなどが用いられ
るが、厚いゴムチップ成形層を効果的に硬化させるには
、遠赤外線ヒーターの使用が好ましい、このようにして
得られた積層成形シートSは第3コンベヤー15に移行
させるが、第2、第3コンベヤー13.15間で切断刃
16により所定の寸法に順次切断される。このように裁
断して得られた多数枚の積層成形シー1− Pは、その
ま−倉庫などに保存され、好ましくは、台車17により
その多数枚を養生室に入れ、30〜40゛Cに保持され
た部屋に運び入れ、24時間養生し、硬化を促進し、更
に完全なものとすることができる。このようにして得ら
れた積層成形シートPのゴムチップ成形層1の硬度は、
JIS硬度計で測定値が40以上あり、充分な硬度を有
していた。換言すれば、これが哉I!lr後の製品ゴム
チップタイルPの主体であるゴムチップ成形板1を構成
する。このように裁断された積層成形シートPは、長尺
基材3の幅が初めから予定のタイルの幅寸法と同じ幅の
ものを使用して製造しな場合は、上記の所定の長さで横
断切断することにより、直ちに所定の寸法の本発明のゴ
ムチップタイル製品として得られる。又、長尺基材3の
1福を予定のタイルの幅寸法の複数倍の広幅のものを使
用する場合は、前記の横断切断に加え、更に、その幅方
向で所定のタイルの幅寸法の間隔を存して裁断して所定
の寸法のタイル製品として得られる。この場合の上下2
枚の回転はスリッター間を通して裁断することが好まし
い、このようにして、第1図示の如き本発明のゴムチッ
プタイルPが連続的に大量生産される。
製品タイルの寸法、形状は任意であり、例えば、300
m+X300ru+、5001u+X500omの正方
形であり、300rmX500nnの矩形状などとする
このようにして得られたゴムチップタイルのそのゴムチ
ップ成形板1の硬度は40〜60、嵩比重0.6〜0.
8程度が好ましく、軽量のため、運搬、貼着作業が容易
であり、貼着時の反佛弾性力がないので、被施工面より
の浮き上がりは全くなく、安定した貼着ができ、又歩行
時の反抗がなく、滑りにく一快適な歩行性を付与し、更
には、適度に吸水性を有して上面に水溜りを生じないな
どの特性を有する。
このようにして得られた本発明のゴムチップタイルは、
主として歩行用に使用されるが、その施工方法の実施例
を第3図を参考に説明する。
作業者は、該タイルPの裏面を上にして床下地面Gに置
き、トーチバーナーTの火焔を該裏面全体に満遍なく当
てて加熱し、先ずその熱溶融フィルム3を溶融し、次で
該熱溶融性接着剤層2を溶融した後、直ちに、この溶融
面を下向きにして下地面Gに押圧貼着する。溶融アスフ
ァルトの熱は下地に吸収されて冷却固化するので該下地
面に強固に接着される。この作業を繰り返し、各タイル
Pを図示の如く順次敷き並べることにより、タイル舗装
面を形成することができる。上記のトーチバーナーに代
え、熱風機を使用してもトーチバーナーの場合と同様に
該タイルの裏面の加熱溶融を行うことができる。
加熱機としては、例えば、ライスター熱風機を使用する
本発明の施工法によれば、該バーナー又は熱m機により
熱溶融性フィルムは、溶融すると同時に熱溶融性接着剤
の溶融層内に入り込む、この時バーナーの火焔又は熱風
の勢いによりその侵入を助長する。かくして、その表面
は瞬時に接続剤層の溶融面に変わるので、その接着剤溶
融層の全面で押し付けることができ、同時に溶融接着剤
の熱は下地に放熱し急速に接着剤の温度が低下し固化す
る。かくして、各タイルは、その全面で下地面に良好に
貼着することができ、従来法のように、下地に接着剤を
塗布した後、タイルを貼着する施工法にみちれる下地面
に不充分に或いは浮き上がった状態で施工されることが
全く無く、全面に亘り安定良好なタイル貼着施工面を形
成することができる。
次に、更に具体的な実施例を説明する。
実施例1 縦横450Iwmの寸法の平らな鉄板の上に、内のり寸
法が410關×345菌、高さが20m+の鉄製型枠を
のせ、厚さが15ミクロンのポリエチレン樹脂フィルム
を基材とし、その片面に針入度80〜100のストレー
トアスファルト65重量%、SBSゴム(旭化成社製、
タフプレンA)15重量%、タルク20重量%からなる
軟化点110℃のSBSゴム改質アスファルトを1.1
mの厚さに塗覆して成る基材を前記鉄製型枠の内のり寸
法とほぼ同じ寸法に裁断して該型枠内の底部にSBSゴ
ム改質アスファルトを塗覆した面を上側にして敷き込み
、その上にプライマーとしてアクリル共重合樹脂エマル
ジョン(サイデン化学社製、VC−101)をスプレー
ガンにより100./rrrの量を噴霧した後50℃で
3分間温風乾燥した。別途に、粒径1〜3園のゴムチッ
プ(材間ゴム社製)1270g、−液性湿気硬化型ウレ
タン樹脂(大日本インキ化学工業社製TP1221) 
257t 、硬化促進剤(大日本インキ化学工業社製)
 17.2g 、弁柄(戸田工業社製)171.を万能
混合撹拌機にて5分間撹拌して均一に混合して成る混合
物を、前記鉄製型枠内の塗覆層の上面にできるだけ表面
が平らになるように積層充填した。その上から面長41
0wxx、径20■、重量1340 trの鉄製ロール
で転圧した。この場合の圧力は、0.05kg、/cj
で行った0次に、これを100℃に調整した恒温装置の
中に10分間放置し樹脂を硬化させゴムチップタイルを
製造した。恒温装置から取り出した試料を型枠から外し
、30℃に保持された室内に24時間放置して更に硬化
を充分に行わせた。
該ゴムチップタイルの硬度はJIS硬度計で45であっ
た、又、その嵩比重は0.75であった。
実施例2 混合物として、下記の配合組成のものを使用したこと、
並に該混合物を実施例1と同じ改質アスファルトの塗覆
層面にプライマーを施すことなく、直ちにできるだけ表
面から平になるように積層充填したこと以外は、実施例
1と同様にしてゴムチップタイルを作製した。
ゴムチップ(材間ゴム社製)     1270g湿気
硬化型液状ポリブタジェン (出光石油化学社製HC50)     257g弁柄
               171g作製したゴム
チップタイルの硬度は41、嵩比重は0.78であった
実施例3 厚さ10ミクロンのポリプロピレン樹脂製の長尺広幅の
帯状フィルムを基材とし、針入度80〜100のストレ
ートアスファルト62重量%、タフプレンA16重量%
、タルク22重量%を熔融して均一に混合した軟化点が
120℃の改質アスファルトを、溶融温度が180℃に
おいて該フィルムの片面にロールコータ−により 1.
0鴎の厚さに塗覆した9次でコンベア上に前記改質アス
ファルトを塗覆した面を上側にしてのせ、一定速度で移
行させ乍ら、スプレー装置によりアクリル共重合樹脂エ
マルジョン(サイデン化学社製、YC−101>を0.
2kg/rrfの割合でスプレーした。
該エマルジョンの水分が蒸発してから、実施例1に示し
た組成のゴムチップと硬化性樹脂などの混合物を予め均
一に混合しておき、定量フィーダーからコンベア上の基
材の表面全中に亘り11.5mmの厚さに積層した。尚
、該積層基材の両側端に沿って予め設けた一対の高さ2
0ミリのガイド鉄板11により、ゴムチップ混合物が基
材の両側縁からはみ出さないようにした1次で該ゴムチ
ップ混合物層を上下一対の加圧ロールの間を通過させて
加圧した。このときの圧力は500kg / rrrで
、加圧後のゴムチップ層の厚さを10Rとした0次で、
加圧成形後の積層基材を100℃に調整した加熱ボック
スを10分間通過させて混合物層を硬化させゴムチップ
成形板としな、該加熱ボックスを出た積層成形シートを
2m毎に裁断して所定の寸法の積層成形シートを作製し
な0次で該積層成形シートの多数枚を、30℃に保持さ
れた室内に24時間放置し、ゴムチップ成形板の一層の
硬化を行った。このように24時間養生後、該積層形成
シートを上下2枚備えた回転刃スリッターの間を通過さ
せて裁断して300關角の本発明のゴムチップタイルを
多数枚製造作製しな。
実施例4 実施例3に示したゴムチップタイルを、1820gX9
10mX8mの石綿スレート平板の上に貼り付けた。該
タイルの裏面を上にしておき、トーチバーナーの火焔を
該タイル裏面全体に満遍なく当てて、先ずポリプロピレ
ン樹脂製フィルムを溶融し、次で改質アスファルトを溶
融したが、約20秒で完全に溶融した。溶融して直ちに
下地に挿着貼着した。この作業を繰り返し順次タイルを
貼着して敷き並べた。全てのタイルが石綿スレート平板
に等しく強固に接着された良好なタイル施工面が得られ
た。。
任意の数ケ所より70關×70關の試料を採取し、JI
S A 6909の付着強さ試験方法により引張試験を
行って接着強度を求めた。5枚の試験片について試験を
行い、平均値を求めたところ6.3kgf/alであり
、前記タイルが下地に強固に接着されたことを確認しな
〔発明の効果〕
このように本発明によるときは、ゴムチップ成形板を主
体とし、その片面に熱溶融性接着剤層を設け、更にその
外面に熱溶融性フィルムを被着したゴムチップタイルを
構成したので、その使用前においては、積み重ねて運搬
、保存などの取り扱いができる便宜をもたらすばがっで
なく、その使用に当たっては、本発明の施工法により、
トーチバーナーなどで該タイルの裏面のフィルムとその
下層の接着剤層を溶融し、その溶融面で床下地面などの
被施工面に押し付けることにより、各タイルを確実に施
工面に良好に貼着することができ、貼着作業が迅速に行
うことができ、又従来の施工法のように、被施工面に接
着剤を塗布した後、その塗布面にタイルを貼着するもの
にみられる前記した各種の不都合を解消することができ
、かくして被施工面全面に亘り、良好なタイル施工面を
形成することができる。
この場合、該熱溶融性フィルムの厚さを約10〜30ミ
クロンとするときは、該フィルムで該溶融性接着剤層を
良好に被覆保護できると共に、バーナーにより短時間で
溶融することができる。
又、該熱溶融性接着剤層の厚さを約0.5団以上とする
ときは、バーナー又は熱風機により加熱溶融されてその
溶融層面で不陸のある下地などにも充分な接着を行うこ
とができ、又、その厚さを約3閣以下とするときは、下
地に貼着したとき、接着剤がタイルの外縁からはみ出さ
ないで良好な貼着ができる。又該接着剤の軟化点を10
0〜120℃の範囲とするときは、該タイルを建物の屋
上などの歩行用タイルとして施工した後、真夏の直射日
光に曝されても接着力が低下することがなく長期に亘り
安定した施工面を保証することができる一方、本発明の
製造法において、熱可塑性フィルムを基材としその上面
に該接着剤を加熱溶融して塗布する場合、その加熱温度
は1130℃以下で足り、該フィルムを溶融しないでそ
の塗布形成が良好に行われている。
又、本発明のゴムチップタイルの製造法によれば、熱溶
融性フィルムを基材としその上面に熱溶融性接着剤層を
塗布形成し、更にその上面にゴムチップマスと硬化性樹
脂との混合物を積層し、次で加圧成形と硬化処理を施し
積層成形シートを製造するようにしたので、バッチ式で
も連続式製造でも製造できる。この場合、熱溶融性フィ
ルムとして長尺材を使用するときは、生産性を向上する
ことができる。又、積層成形シートは、必要に応じ養生
処理することにより、硬化を完全にすることができる。
このような製造法によれば、従来のプレス機による高圧
でゴ4 ムチツブ混合物を圧縮成形するに比し、そのゴムチップ
成形板の嵩比重並に硬度が極めて小さく、軽量なゴムチ
ップタイルを製造することができ、運搬、貼着作業等の
取り扱い性、貼着性、歩行性などの向上をもたらす。更
に、この製造法において、該接着剤塗布層の上面にブラ
イマーを施しな後その上面に該混合物の成形層を上記の
ように加圧加熱して一体結着するときは、接着剤層をタ
イル成形板の裏面に著しく強固に結着した安定堅牢なゴ
ムチップタイル製品を提供できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のゴムチップタイルの1例の側面図、
第2図は、本発明のゴムチップタイルの製造法を実施す
る1例の製造装置の側面線図、第3図は、本発明のゴム
チップタイルの施工法の実施の1例の斜面国を示す。 1・・・ゴムチップ成形板、ゴムチップ成形層2・・・
熱溶融性接着剤層 3・・・熱溶融性フィルム、基材 4・・・ブライマー P・・・本発明のゴムチップタイル S・・・積層成形シート 5・・・供給ドラム7・・・
コーター    8・・・第1コンベヤー9・・・プラ
イマースプレー装置 10・・・フィーダー   12・・・加圧ロール13
・・・第2コンベヤー 14・・・加熱ボックス16・
・・切断刃     T・・・トーチバーナーG・・・
被施工面、床下地面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゴムチップ成形板の片面に熱溶融性接着剤層を設け
    ると共に、その接着剤層面に熱溶融性フィルムを被着せ
    しめて成るゴムチップタイル。 2、該ゴムチップ成形板と該熱溶融性接着剤層との間に
    プライマー塗層が介在して成る請求項1記載のゴムチッ
    プタイル。 3、該ゴムチップ成形板は、ゴムチップマスに硬化性樹
    脂を混合したものを板状に成形硬化したものであり、該
    熱溶融性接着剤層は約0.5〜3mmの厚さと約100
    〜120℃の範囲の軟化点を有するポリマー改質アスフ
    ァルトから成り、該熱溶融性フィルムは、約10〜30
    ミクロンの厚さの合成樹脂製フィルムから成る請求項1
    又は2記載のゴムチップタイル。 4、熱溶融性フィルムを基材とし、該フィルムの片面に
    熱溶融性接着剤を該フィルムが加熱溶融しない温度で加
    熱軟化せしめたものを塗覆し、その塗覆層の上面にゴム
    チップのマスと硬化性接着剤の混合物を所望の均一の厚
    さに積層した後、加圧により一定の厚さのゴムチップ成
    形層に形成すると共に、硬化性接着剤を硬化せしめて積
    層成形シートとすることを特徴とするゴムチップタイル
    の製造法。 5、10〜30ミクロンの厚さの熱溶融性合成樹脂フィ
    ルムを基材とし、該フィルムの片面に軟化点が約100
    〜120℃のポリマー改質アスファルトから成る熱溶融
    性接着剤を約0.5〜3mmの厚さに塗覆し、その塗覆
    層の上面に、粒径約1〜3mmゴムチップのマスと硬化
    性接着剤の混合物を少なくとも約5mmの厚さに積層し
    た後、加圧により一定の厚さのゴムチップ成形層に形成
    すると共に、加熱により硬化性接着剤を硬化せしめ、得
    られる積層成形シートを所望の寸法に裁断することを特
    徴とする請求項4記載のゴムチップタイルの製造法。 6、該積層成形シートを、次で養生処理することを特徴
    とする請求項4又は5記載のゴムチップの製造法。 7、該熱溶融性接着剤の塗覆層の上面にプライマーを施
    した後、該混合物を所望の厚さに積層することを特徴と
    する請求項4又は5記載のゴムチップタイルの製造法。 8、該熱溶融性フィルムは長尺である請求項5記載のゴ
    ムチップタイルの製造法。 9、請求項1、2又は3記載のゴムチップタイルを、そ
    の裏面をトーチバーナー又は熱風機で加熱して該熱溶融
    性フィルムと該接着剤層を溶融し、該接着剤層の溶融面
    で被施工面に貼着せしめることを特徴とするゴムチップ
    タイルの施工法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62253679A (ja) * 1986-04-28 1987-11-05 Pentel Kk マ−キングインキ組成物
WO2005120933A1 (en) * 2004-06-09 2005-12-22 Dany Marquette Floor structure
JP2006260227A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Konica Minolta Photo Imaging Inc Icカードシートの製造方法、icカード
WO2009087786A1 (ja) * 2008-01-07 2009-07-16 Kohan Corporation 樹脂ゴム混合スライスシート及び樹脂ゴム混合シート並びに袋状物

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