JPH0349911Y2 - - Google Patents

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JPH0349911Y2
JPH0349911Y2 JP16578187U JP16578187U JPH0349911Y2 JP H0349911 Y2 JPH0349911 Y2 JP H0349911Y2 JP 16578187 U JP16578187 U JP 16578187U JP 16578187 U JP16578187 U JP 16578187U JP H0349911 Y2 JPH0349911 Y2 JP H0349911Y2
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belt
writing instrument
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paper
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はX−Yプロツタにおいてテーブル上に
一定量の用紙をくり出すための用紙送り装置に関
する。
〔従来の技術〕
Yレールにシート用把持チヤツクを設け、該チ
ヤツクを電気的に駆動して該チヤツクによつてテ
ーブル上の用紙を把持し、上記Yレールをテーブ
ルに沿つて一定量送り、これによつてテーブル上
に用紙を一定量くり出す用紙送り装置は、特公昭
60−36900号公報に開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記装置は、用紙をYレールに設けたチヤツク
機構によつて直接把持して用紙を送る構成となつ
ているため、用紙を傷め易く、また、用紙を把持
するチヤツク機構を電気的に駆動するためYレー
ルに電線を接続する必要があり、構造が複雑とな
りコスト高になるという欠陥が存した。
本考案は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため本考案は機体2と、該
機体2に固設されたテーブル4と、該テーブル4
上を任意の位置に移動自在な、昇降駆動系に連係
する筆記具保持部18を備えたペンヘツド16
と、前記テーブル4の一方側においてロール紙6
のロール部を回転自在に支承するロール紙支持機
構8と、前記テーブル4の他方側に回転自在に配
置された前記ロール紙6を巻き取るためのシヤフ
ト12とから成るX−Yプロツタにおいて、前記
テーブル4の側部の長手方向の両端部近傍に一対
のベルトプーリ24,20を回転自在に配設し、
これらベルトプーリ24,20のうちの少なくと
も一方のベルトプーリ20に前記シヤフト12の
一端を連結し、上記一対のベルトプーリ24,2
0に無端状のベルト26を掛け渡し、前記ベルト
26の上位水平部を前記ペンヘツド16の移動範
囲内で且つ前記テーブル4と略同一平面上となる
ように配設し、前記ペンヘツド16の側に結合子
を設け、前記ベルト26に前記結合子と結合する
結合部を設けたものである。
〔作用〕
上記した構成において、ペンヘツド16をベル
ト26の直上に移動させて、ペンヘツド側の結合
子をベルト26の結合部に係合させ、しかる後
に、ペンヘツド16をテーブル4の長手方向に沿
つて移動させることによりベルトプーリ20を回
転させる。このベルトプーリ20の回転は用紙巻
き取りシヤフト12に伝達され、シヤフト12が
回転して、一定量の用紙が巻き取られて新しい用
紙がテーブル上に展開配置される。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
2はX−Yプロツタの機体であり、これにテー
ブル4が固設され、該テーブル4上には用紙6が
展開載置されている。前記用紙6のロール部6a
は、第7図に示すように前記テーブル4の一端側
の下方に回転自在に配置されたロール紙支持機構
8に支承されている。前記用紙6の一端は、前記
テーブル4の他端側の下方に軸受によつて回転自
在に支持された巻き取りシヤフト12に巻き取ら
れている。14は前記テーブル4上に、第1図
中、左右方向に移動可能に支持されたYレールで
あり、該Yレール14は、機体2に内置されたX
モータ(図示省略)により駆動されるように構成
されている。前記Yレール14には、Yモータに
よつてYレール14に沿つて駆動されるYカーソ
ルが取り付けられ、該Yカーソルにはペンヘツド
16が連結している。前記ペンヘツド16には公
知の筆記具保持部18が公知の昇降機構(図示省
略)を介して連結している。前記昇降機構を駆動
する前記ペンヘツド16に内蔵された駆動装置
と、前記X,Yモータは、コントローラにドライ
ブを介して接続している。20は、前記シヤフト
12の一端に固設されたベルトプーリであり、こ
れと、機体2の、前記テーブル4側部の長手方向
の一端近傍に位置して、回転自在に支承されたベ
ルトプーリ24との間には無端状のベルト26が
掛け渡されている。前記ベルト26の上位水平部
は前記テーブル4と略同一平面上に配置され、且
つ前記Yレール14の移動方向(X方向)に沿つ
て前記テーブル4の長手方向の略全長にわたつて
配置されている。前記ベルト26には等間隔に多
数の突起28が突設されている。30は、前記ベ
ルト26の上位水平部に平行に近接して、前記機
体2に固設されたガイドであり、ベルト26の上
位水平部の平面性を保持するためのものである。
23は前記筆記具保持部18に固設された係合板
であり、該係合板23は、前記筆記具保持部18
が筆記具を保持した状態で下降し、筆記具が作画
面に当接した状態において、作画面から所定距離
上昇位置にあり、且つ筆記具保持部18がで下降
状態のとき、前記突起28と係合し得る高さ位置
となるように、その寸法が設定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
コントローラは、X,Yモータ及びペンヘツド
16の筆記具保持部18を昇降駆動する駆動装置
を駆動制御して、ペンヘツド16を用紙6に対し
て水平な所定の方向に送り、且つ筆記具保持部1
8を昇降制御して作画動作を行う。所定の作画が
完了し、用紙6を一定量、テーブル4で送る場合
には、筆記具保持部18を上昇させた状態でペン
ヘツド16コントローラの制御で、ベルト26の
一端近傍に移動する。次に、筆記具保持部18を
下降させて、係合板23を第3図に示すように、
ベルト26の上位水平部の端部の突起28に対面
させる。該状態において、筆記具保持部18に保
持された筆記具の下端が機体2の上面カバー2a
に接触しないように、該カバー2aの上面の高さ
が設定されている。次にコントローラによつてY
レール14が+X方向に移動すると、係合板23
と突起28が係合し、ベルト26の上位水平部
は、+X方向に駆動され、ベルトプーリ20が回
転する。ベルトプーリ20の回転はシヤフト12
に伝達され、シヤフト12の回転によつて用紙6
はシヤフト12に巻き取られる。この用紙6の送
り量はパルスエンコーダの出力軸に固着されたロ
ーラ32の回転によつてパルス信号に交換され、
コントローラにフイードバツクされる。所定量の
用紙がテーブル4上に繰り出されたところで、Y
レール14の移動が停止され、次に筆記具保持部
18が上昇駆動されて、ペンヘツド16は所定の
テーブル4上の作画待機位置まで移動する。尚、
Yレール14の用紙巻き取りのための移動運動
は、Yレール14の用紙巻き取りのための移動範
囲の両端にYレール14に係合するように設けた
検出器によつて制御するようにしても良い。尚、
第5図及び第6図に示すように、ベルト34に等
間隔に穴36を設け、この穴36にペンヘツド1
6の筆記具保持部18に保持された筆記具38が
嵌入させ、この状態でYレールを+X方向に駆動
して、用紙巻き取り作業を行うようにしても良
い。また、ペンヘツド16の筆記具保持部18に
棒状部材(図示省略)を固設し、この棒状部材を
前記穴36に嵌入してYレールとベルト34とを
結合するようにしても良い。
上記実施例において、係合板23、筆記具3
8、及び棒状部材は係合子を構成し、突起28、
穴36は上記係合子と係合する結合部を構成して
いる。尚、本実施例において、ベルトプーリ24
とロール紙支持機構8のロール紙供給シヤフトと
は互いに連結していないが、この構成に特に限定
されるものではない。
〔効果〕
本考案は上述の如く構成したので、用紙を傷つ
けることなく用紙送りを行うことができるととも
に、構造を簡単にできるのでコストの低下を図る
ことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は外観図、第3図は外
観図、第4図は側面図、第5図は外観図、第6図
は側面図、第7図は側面図である。 2……機体、4……テーブル、6……用紙、8
……ロール紙支持機構、12……シヤフト、14
……Yレール、16……ペンヘツド、18……筆
記具保持部、20,24……ベルトプーリ、2
6,34……ベルト、28……突起、36……
穴、38……筆記具、23……係合板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 機体2と、該機体2に固設されたテーブル4
    と、該テーブル4上を任意の位置に移動自在
    な、昇降駆動系に連係する筆記具保持部18を
    備えたペンヘツド16と、前記テーブル4の一
    方側においてロール紙6のロール部を回転自在
    に支承するロール紙支持機構8と、前記テーブ
    ル4の他方側に回転自在に配置された前記ロー
    ル紙6を巻き取るためのシヤフト12とから成
    るX−Yプロツタにおいて、前記テーブル4の
    側部の長手方向の両端部近傍に一対のベルトプ
    ーリ24,20を回転自在に配設し、これらベ
    ルトプーリのうちの少なくとも一方のベルトプ
    ーリ20に前記シヤフト12の一端にを連結
    し、上記一対のベルトプーリ24,20に無端
    状のベルト26を掛け渡し、前記ベルト26の
    上位水平部を前記ペンヘツド16の移動範囲内
    で且つ前記テーブル4と略同一平面上となるよ
    うに配設し、前記ペンヘツド16側に結合子を
    設け、前記ベルト26に前記結合子と結合する
    結合部を設けたことを特徴とする用紙送り装
    置。 2 前記結合子を前記ペンヘツド16の筆記具保
    持部18に取り付けた係合板33と成し、前記
    結合部を前記ベルト26に略等間隔で固設され
    た突起28で構成したことを特徴とする第1項
    記載のX−Yプロツタにおける用紙送り装置。 3 前記結合子を前記筆記具保持部18が保持す
    る筆記具38と成し、前記結合部を前記ベルト
    34に略等間隔で透設した穴36としたことを
    特徴とする第1項記載のX−Yプロツタにおけ
    る用紙送り装置。 4 前記結合子を前記筆記具保持部18に取り付
    けた棒状部材とし、前記結合部を前記ベルト3
    4に略等間隔で透設した穴36としたことを特
    徴とする第1項記載のX−Yプロツタにおける
    用紙送り装置。
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