JPH0349826Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0349826Y2
JPH0349826Y2 JP1986202961U JP20296186U JPH0349826Y2 JP H0349826 Y2 JPH0349826 Y2 JP H0349826Y2 JP 1986202961 U JP1986202961 U JP 1986202961U JP 20296186 U JP20296186 U JP 20296186U JP H0349826 Y2 JPH0349826 Y2 JP H0349826Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck device
parts
welding
chuck
upper electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986202961U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63106590U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986202961U priority Critical patent/JPH0349826Y2/ja
Publication of JPS63106590U publication Critical patent/JPS63106590U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0349826Y2 publication Critical patent/JPH0349826Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、突起を有する溶接用ボルト、ある
いはTナツト等の溶接部品をスポツト溶接機など
の加工位置に自動供給するための部品供給装置に
関するもので、とくに狭隘なプレースワークの底
板などに溶接用ボルトを供給して溶接する場合に
有用な溶接用ボルト等の部品供給装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来の溶接ボルト供給装置は、第1図に示すよ
うに、上下電極E1,E2の加圧線A−Aから離れ
た位置にあるボルト送り出し位置へ一つずつ送り
出される溶接ボルトBを、開閉自在のチヤツク装
置24によつて保持し、これを流体圧駆動手段に
よつて上下電極の間に前進、到達せしめ、加圧時
のチヤツク装置内に挿入される上部電極のストロ
ークでチヤツク装置を押し開くと共に、上記の溶
接ボルトを下部電極のプレスワークWの溶接位置
に押出して、これを上部電極で押さえ込んだ後、
チヤツク装置を、上部流体圧駆動手段の後退運動
により上部電極の外周と係合させて押し開き、つ
いでこれを上記のボルト送り出し位置へ復帰させ
るというものである(特公昭60−54832号公報参
照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この種の従来装置は、供給部品
を斜め上方から供給するため、ボルトを溶接する
相手方のプレスワークWの形状、大きさによつて
制約を受けることがある。
すなわち、従来装置は、第1図に示すように、
チヤツク装置24の往復経路ハの許容傾斜角が水
平に対し約30°〜45°範囲内であるため、たとえば
箱形ワークの深い底板に溶接用ボルトを供給する
場合、プレスワークWの深さ寸法Hが大きいと、
チヤツク装置がプレスワークと干渉し、斜め上方
から供給できないという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) そこで、この本考案は、上記の問題点を解決す
るところに着目したもので、その具体的構成の実
施例を第2図〜5図を用いて説明する。所定の位
置から溶接用ボルト等の部品を送り出す部品送給
口aを有する部品送給手段6と、この部品送給手
段の真下で部品を支持すると共に、これを上部電
極と下部電極との同一加圧軸心線上に移動させて
下部電極の溶接位置に供給する開閉自在のチヤツ
ク装置とを有する部品供給装置において、上記チ
ヤツク装置7が水平方向及び垂直方向の夫々の方
向に移動可能なチヤツク送り機構8に支持されて
いて、上部電極3の加圧時の動きと連動して上記
チヤツク装置7を垂直方向に移動すると共に、上
部電極3のストロークで上記チヤツク装置7を開
閉するという技術的手段を講じてある。
(作用) そして、上記の構成からなる装置によれば、特
殊なチヤツク送り機構によりチヤツク装置を水平
方向と垂直方向に移動させることで、溶接用ボル
トをチヤツク装置によりプレスワークの上方から
垂直に供給できるから、プレスワークの深さHや
長さLに関係なく溶接用ボルトを溶接することが
できる。
(実施例) 以下、この考案にかかる部品供給装置の実施例
を図面を参照しながら説明する。
なお第2図はこの考案装置をスポツト溶接機に
組込んだ全体の正面図であり、第3図はこの考案
装置の要部を拡大した正面図である。また第4図
は第3図の平面図であり、さらに第5図は第3図
のA−A矢視図で、チヤツク装置の平面を表し、
そして第6図は第4図のB−B矢視図で、部品送
給手段の側面を表すものである。
図中1はスポツト溶接機であり、狭隘なプレス
ワークWの溶接位置穴に下部電極2の電極面から
突き出すガイドピンPを、挿入した状態でワーク
をセツトする。溶接用ボルトBをプレスワークの
溶接位置穴に挿入した後、これを上部電極3と下
部電極2との間で加圧、通電して溶接する。4は
溶接用ボルトをビニールチユーブなどの部品送給
管5を通して一つ一つ部品送給手段6の部品送り
出し口aに送給するパーツフイーダである。7は
チヤツキング装置で、上記のボルト送り出し口a
から送り出されてくる溶接用ボルトBを部品送給
手段6の真下で保持する。このチヤツク装置7
は、分割された二つの爪7a,7bからなり、爪
の部分には溶接用ボルトBを受け入れる鉢形の穴
0が、あつて、この穴にボルトBのネジ部B1
挿入し、穴0の内径に形成された鉢形のテーパ面
にボルト頭部B2が支持される。8はチヤツク装
置7を支持するチヤツク送り機構で、上部電極の
外周に絶縁材23を介して固着したロツドホルダ
9の軸受け10に、細長い回転軸11が貫入し、
その軸11の先端にチヤツク装置の爪7a,7b
が支持ピン12,12′を中心にして左右方向に
開くように、スプリング13,13′を介して支
持されている。そして、溶接機本体に固着された
ブラケツト14の固定ストツパ15を貫通した回
転軸11の上部ロツド11aには、チヤツク装置
7の垂直イ方向への上限、下限にストローク量を
規制する上部ストツパ16と下部ストツパ17と
が固着されている。さらに上部ロツド11aには
回転レバー18が固着されていて、このレバー1
8が上記ブラケツト14に支持された流体圧シリ
ンダ19のシリンダロツド先端に設けた連結板2
0の長穴21に連結ピン2を介して連結されてい
て、回転軸11と共にチヤツク装置7を水平ロ方
向に約90°回転することができるようになつてい
る。
なお、上記部品送給手段6は、上記ブラケツト
14に位置固定したもので、パーツフイーダ4か
ら送られてきた溶接用ボルトBを部品送給管5の
終端出口aからチヤツク装置7に供給する。
次に、この考案装置の動作を説明する。
スポツト溶接機1の上部電極3と下部電極2を
開放した状態で、図のようなプレスワークWを手
動又は自動で下部電極2の上にセツトする。
次いで、パーツフイーダー4から溶接用ボルト
Bが一つ一つ送られ、部品送給手段6の部品送り
出し口aから待機中のチヤツク装置7に送られ
る。溶接用ボルトBがチヤツク装置に供給された
ことを目視あるいは自動的に確認した後、足踏ス
イツチ又は自動スイツチをONする。スイツチが
入ると、流体圧シリンダ19が作動して、シリン
ダロツドが戻り、待機中のチヤツク装置7が溶接
中心へ90°回転し、溶接用ボルトを上部電極3の
真下に送給する。この状態から、上部電極3が下
降を開始し、チヤツク装置7がプレスワークWの
中まで押し下げられ、底板Tに当たる少し手前で
回転軸11の上部ストツパ16が固定ストツパ1
5の上面に当たつてチヤツク装置7の下降が停止
する。停止した後もなお上部電極3は下降し、溶
接用ボルトBを上部電極3のストロークで押し下
げる。この溶接ボルトを押し下げる力はチヤツク
装置7のスプリング13,13′の張力に打ち勝
つて、爪を支持ピン12,12′を中心に左右方
向に開くと同時に、溶接用ボルトBが爪から押し
出され、そのままガイドピンPを下部電極内に押
し下げてプレスワークに挿入される。
かくして、上部電極がチヤツク装置7を開いた
状態で溶接が開始される。溶接完了後、上部電極
3は上昇する。同時にチヤツク装置7も上部電極
3により左右開放した状態で上昇するが、回転軸
11の下部ストツパ17が固定ストツパ15の下
面に当たると、チヤツク装置の上昇は停止する。
停止した後もなお引き続き上部電極3は上昇し、
チヤツク装置7から外れ所定の位置で停止する。
この時、上部電極3から外れたチヤツク装置7は
スプリング13,13′の弾発力で爪が閉じる。
かくして、上部電極3の開放復帰完了の確認
後、再び流体圧シリンダ19が動作し、シリンダ
ロツドが前進してチヤツク装置7を90°回転させ、
元のボルト送り出し口に戻る。
これと平行して、次の溶接準備に入る。以降上
記の動作を繰り返すことになる。
(考案の効果) 以上で説明したように、この考案は、チヤツク
装置を平行方向に回転する機能と垂直方向に移動
する機能をもつチヤツク送り機構に支持すること
によつて、プレースワークに対し上方からチヤツ
ク装置を下降することができるから、狭隘なプレ
スワークでもその深や長さに関係なく、溶接用ボ
ルトを安定した状態で正確に供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のボルト供給装置のチヤツク装
置の移動方向とプレスワークとの関係を示す概略
図。第2図は、この考案装置をスポツト溶接機に
組み込んだ全体を示す正面図。第3図は、この考
案装置の要部を拡大した正面図。第4図は、第3
図の平面図。第5図は、第3図A−A矢視図で、
チヤツク装置を表す平面図。第6図は、第4図B
−B矢視図で、部品送給手段を表す側面図。 符号の説明、 2……下部電極、3……上部電
極、6……部品送給手段、7……チヤツク装置、
8……チヤツク送り機構、a……部品送り出し
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の位置から溶接用ボルト等の部品を送り出
    す部品送り出し口を有する部品送給手段と、この
    部品送給手段の真下で部品を保持すると共に、こ
    れを上部電極と下部電極との同一加圧軸心線上に
    移動させて下部電極の溶接位置に供給する開閉自
    在のチヤツク装置とを有する部品供給装置におい
    て、上記チヤツク装置が水平方向及び垂直方向の
    夫々の方向に移動可能なチヤツク送り機構に支持
    されていて、上部電極の動きと連動して上記チヤ
    ツク装置を垂直方向に移動すると共に、上部電極
    のストロークで上記チヤツク装置を開閉するよう
    にした溶接用ボルト供給装置。
JP1986202961U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH0349826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986202961U JPH0349826Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986202961U JPH0349826Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63106590U JPS63106590U (ja) 1988-07-09
JPH0349826Y2 true JPH0349826Y2 (ja) 1991-10-24

Family

ID=31167837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986202961U Expired JPH0349826Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0349826Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595509U (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 財団法人 雑賀技術研究所 バケツトエレベ−タ−
JPS598863U (ja) * 1982-07-09 1984-01-20 トヨタ自動車株式会社 ボ−ルナツト式ステアリングギヤの噛合い調整装置
JPS61235082A (ja) * 1985-04-11 1986-10-20 Seiwa Yoko Kk 溶接機へのプロジエクシヨン付ボルト供給装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595509U (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 財団法人 雑賀技術研究所 バケツトエレベ−タ−
JPS598863U (ja) * 1982-07-09 1984-01-20 トヨタ自動車株式会社 ボ−ルナツト式ステアリングギヤの噛合い調整装置
JPS61235082A (ja) * 1985-04-11 1986-10-20 Seiwa Yoko Kk 溶接機へのプロジエクシヨン付ボルト供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63106590U (ja) 1988-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4185635B2 (ja) ナット抵抗溶接用ナット供給装置
KR101452941B1 (ko) 용접토치의 노즐 자동교체장치
CN111872485B (zh) 一种环形工件内孔倒角装置
KR102422501B1 (ko) 냉장고 도어힌지 조립장치
AU7444400A (en) Welding method and welding device of cap nut
JPH0622554Y2 (ja) 溶接機における溶接ボルトの送給装置
JPH0349826Y2 (ja)
JPH0385179U (ja)
WO2003002288A1 (fr) Procede et dispositif de soudage d'un boulon a bossage
EP0076556B1 (en) A press
CN115533438A (zh) 一种旋耕齿的焊接设备
JPS6052224A (ja) ワイヤカット放電加工機のワイヤクランプ機構
CN114772243B (zh) 一种球阀生产设备的阀芯上料装置
CN218799976U (zh) 一种前摆臂连接件焊接系统
JP2810327B2 (ja) スポット溶接機
JP2004082193A (ja) 溶接ボルト供給方法と装置
US3786700A (en) Machine for finishing parts
JP3646203B2 (ja) プロジェクションボルトの溶接装置
JP3263754B2 (ja) スタッドボルト供給装置
JP2577177B2 (ja) ナット用スポット溶接装置のナット供給装置
JPH0329018Y2 (ja)
JPH0614939Y2 (ja) 溶接ボルト溶接装置
JPS61235082A (ja) 溶接機へのプロジエクシヨン付ボルト供給装置
JP6550619B2 (ja) 溶接ボルトの供給装置
CN218016719U (zh) 悬臂式自动焊机