JPH0349820Y2 - - Google Patents

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JPH0349820Y2
JPH0349820Y2 JP18551386U JP18551386U JPH0349820Y2 JP H0349820 Y2 JPH0349820 Y2 JP H0349820Y2 JP 18551386 U JP18551386 U JP 18551386U JP 18551386 U JP18551386 U JP 18551386U JP H0349820 Y2 JPH0349820 Y2 JP H0349820Y2
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bracket
guide
fixed
stopper
gun arm
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JP18551386U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、溶接治具等の基板上に設けられる抵
抗溶接ガンに関する。
(従来の技術) 従来、この種溶接ガンとして、実公昭59−
29808号公報に見られるように、下端に作動シリ
ンダのシリンダバレルを固定した上下方向に長手
のガイドプレートに固定ガンアームを固設すると
共に、該固定ガンアームの上側に該作動シリンダ
のピストンロツドに連結される可動ガンアームを
該ガイドプレートに形成したガイド溝に沿つて開
閉動作自在に設け、基板に立設したブラケツトに
上下方向に長手のガイドバーを取付けて、該ガイ
ドバーに該シリンダバレルをその外面に突設した
上下方向に長手のガイドスリーブにおいて摺動自
在に支持させ、作動シリンダの作動により可動ガ
ンアームを固定ガンアーム側即ち下方に閉じ動作
させれば、先ず可動ガンアームがワークに当設
し、次いで当接反力によりシリンダバレルがガイ
ドバーに沿つて上動し、固定ガンアームがワーク
に下方から当接して、ワークにスポツト溶接が施
されるようにし、更に前記ブラケツトにピストン
ロツドに形成する中間の段部に係合して該ピスト
ンロツドの上動を一定位置で規制するストツパを
設け、該ピストンロツドの上動による可動ガンア
ームの開き動作に際し、該段部の該ストツパへの
係合で以後シリンダバレルが下方に押され、固定
ガンアームがワークに溶着してもこれをワークか
ら確実に剥離し得るようにしたものは知られる。
尚、このものでは、ブラケツトに側方にのびる
上下1対の支持アームを取付けて、該両アームに
ガイドバーを挿通支持させると共に、上側の支持
アームにストツパを一体に突設するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のものでは、ブラケツトの側方に支持アー
ムを介して取付けられるガイドバーの更に側方に
ピストンロツドが位置することになり、上側の支
持アームの先端のストツパまでの長さが長くなつ
て、ピストンロツドの段部がストツパに当接した
とき、該支持アームに大きな曲げモーメントが作
用し、耐久性が悪くなる問題がある。
本考案は、かかる問題点を解決し、耐久性に優
れた抵抗溶接ガンを提供することをその目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成すべく、下端に作動
シリンダのシリンダバレルを固定した上下方向に
長手のガイドプレートに固定ガンアームを固設す
ると共に、該固定ガンアームの上側に該作動シリ
ンダのピストンロツドに連結される可動ガンアー
ムを該ガイドプレートに形成したガイド溝に沿つ
て開閉動作自在に設け、基板に立設したブラケツ
トに上下方向に長手のガイドバーを取付けて、該
ガイドバーに該シリンダバレルをその外面に突設
した上下方向に長手のガイドスリーブにおいて摺
動自在に支持させ、且つ該ブラケツトに該ピスト
ンロツドに形成する中間の段部に係合して該ピス
トンロツドの上動を一定位置で規制するストツパ
を設けるものにおいて、該ブラケツトに該ガイド
スリーブを上下動自在に受入れる長孔を形成して
該長孔内に該ガイドバーを立設すると共に、該長
孔の上端部に該ストツパを一体に突出したことを
特徴とする。
(作用) ブラケツトに形成した長孔内にシリンダバレル
の外面に突設したガイドスリーブを挿入した状態
で該スリーブを該長孔内のガイドバーに支持させ
るため、シリンダバレルをブラケツトに近付ける
ことができ、ブラケツトとピストンロツドとの間
の距離が短くなり、ストツパの長さを短縮でき
る。
その結果、ピストンロツドの段部がストツパに
当接したときに該ストツパに作用する曲げモーメ
ントが軽減され、その耐久性が向上する。
(実施例) 第1図を参照して、1は溶接治具等から成る基
板、2は下端に作動シリンダ3のシリンダバレル
3aを取付けた上下方向に長手のガイドプレート
を示し、該プレート2の第2図示の如く左右1対
に設けて、該両プレート2,2間に固定ガンアー
ム4をその根部のアームホルダ4aにおいて挟圧
固定し、又その上側に可動ガンアーム5をその根
部のアームホルダ5aに横設した上下1対のガイ
ドピン5b,5bを該両プレート2,2に形成し
たガイド溝2a,2aに挿入した状態で上下動自
在に支持させ、作動シリンダ3から上方にのびる
ピストンロツド3bの上端を下側のガイドピン5
bに枢着して、該可動ガンアーム5に該作動シリ
ンダ3の作動により該ガイド溝2a,2aに沿っ
た上方への開き動作と下方への閉じ動作とが与え
られるようにした。
又、シリンダバレル3aの外面に、第1図及び
第3図に示す如く、上下方向に長手のガイドスリ
ーブ6を突設すると共に、前記基台1に立設する
ブラケツト7に該スリーブ6を上下動自在に受入
れる長孔7aを形成して、該長孔7a内に上下方
向に長手のガイドバー8を立設し、該シリンダバ
レル3aを該ガイドスリーブ6において該ガイド
バー8に摺動自在に挿通支持させた。
更に、該ブラケツト7の長孔7aの上端部に前
記両ガイドプレート2,2の間隙内にのびるスト
ツパ9を一体に突設して、該ストツパ9の先端部
を、第4図に示す如く、ピストンロツド3bを左
右から挟む二股形状に形成し、更に該ピストンロ
ツド3bの中間に、第2図に示す如く、上向きの
段部10を形成し、該ピストンロツド3bの上動
が該段部10の該ストツパ9への係合により一定
位置で規制されるようにした。
尚、前記各ガンアーム4,5は、ガイドプレー
ト2,2に対しブラケツト7と逆方向に延出され
るものとし、固定ガンアーム4の下方にワークW
の逃げ空間を確保し得るようにした。
図面で11は各ガンアーム4,5に接続される
給電ケーブルを示す。
次に上記実施例の作用を説明するに、第1図に
示す可動ガンアーム5の閉じ状態から作動シリン
ダ3の下室にエアを圧入してピストンロツド3b
を上動させると、通常はシリンダバレル3a及び
ガイドプレート2が自重により下動して固定ガン
アーム4がワークWの下方に離脱し、ガイドスリ
ーブ6が長孔7aの下端に当接してシリンダバレ
ル3aの下降が規制された後、可動ガンアーム5
が上動してワークWの上方に離脱し、所定の開き
位置で段部10がストツパ9に係合して、以後シ
リンダバレル3a及びガイドプレート2は基板1
の姿勢を変化させても該基板1に対し定位置に保
持される。
これに対し、固定ガンアーム4がワークWに溶
着した場合は、ピストンロツド3bの上動で先ず
可動ガンアーム5が上方に開かれ、次いで該ロツ
ド3bの所定位置への上動で段部10がストツパ
9に係合して該ロツド3bのそれ以上の上動が規
制され、かくするときはシリンダバレル3aが該
ストツパ9への当接反力で下方に押圧され、固定
ガンアーム4がこの押圧力によりワークWから剥
離され、最終的に上記と同様の状態となる。
ここで、該ストツパ9には、段部10の当接に
より上方への曲げモーメントが作用するが、上記
作用の項で説明したように、該ストツパ9のブラ
ケツト7からの突出長さを短縮して曲げモーメン
トを軽減できるため、長期の使用によつてもスト
ツパ9の破損による固定ガンアーム5の剥離不能
といつた不具合を生じない。
(考案の効果) 以上の如く本考案によるときは、ストツパに作
用する曲げモーメントを軽減してその耐久性を向
上させることができ、固定ガンアームの剥離不能
といつた不具合の発生を有効に防止でき、而も従
来の如くブラケツトにガイドバーを支持する上下
1対の支持アームを取付ける必要がなく、構造簡
単にして安価に得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案溶接ガンの1例の截断側面図、第
2図乃至第4図は夫々第1図の−線乃至−
線截断面図である。 1……基板、2……ガイドプレート、2a……
ガイド溝、3……作動シリンダ、3a……シリン
ダバレル、3b……ピストンロツド、4……固定
ガンアーム、5……可動ガンアーム、6……ガイ
ドスリーブ、7……ブラケツト、7a……長孔、
8……ガイドバー、9……ストツパ、10……段
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に設けられる抵抗溶接ガンであつて、下
    端に作動シリンダのシリンダバレルを固定した上
    下方向に長手のガイドプレートに固定ガンアーム
    を固設すると共に、該固定ガンアームの上側に該
    作動シリンダのピストンロツドに連結される可動
    ガンアームを該ガイドプレートに形成したガイド
    溝に沿つて開閉動作自在に設け、基板に立設した
    ブラケツトに上下方向に長手のガイドバーを取付
    けて、該ガイドバーに該シリンダバレルをその外
    面に突設した上下方向に長手のガイドスリーブに
    おいて摺動自在に支持させ、且つ該ブラケツトに
    該ピストンロツドに形成する中間の段部に係合し
    て該ピストンロツドの上動を一定位置で規制する
    ストツパを設けるものにおいて、該ブラケツトに
    該ガイドスリーブを上下動自在に受入れる長孔を
    形成して該長孔内に該ガイドバーを立設すると共
    に、該長孔の上端部に該ストツパを一体に突設し
    たことを特徴とする抵抗溶接ガン。
JP18551386U 1986-12-03 1986-12-03 Expired JPH0349820Y2 (ja)

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JP18551386U JPH0349820Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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JP18551386U JPH0349820Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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JPS6390588U JPS6390588U (ja) 1988-06-11
JPH0349820Y2 true JPH0349820Y2 (ja) 1991-10-24

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