JPH0349770A - イオントフォレーシス用インタフェース - Google Patents

イオントフォレーシス用インタフェース

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JPH0349770A
JPH0349770A JP18246989A JP18246989A JPH0349770A JP H0349770 A JPH0349770 A JP H0349770A JP 18246989 A JP18246989 A JP 18246989A JP 18246989 A JP18246989 A JP 18246989A JP H0349770 A JPH0349770 A JP H0349770A
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carrier liquid
contg
conductive member
layer
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Keiichiro Okabe
敬一郎 岡部
Osamu Tochikubo
栃久保 修
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイオントフォレーンス用のインタフェース(皮
膚当接体)に関する。
イオントフォレーシスに於けるインタフェースは、薬液
を保持する為のリザーバと電流分散用の電極とを組み合
わせた構造を有する。
このリザーバの構造は、薬液を生体皮膚界面迄、経時的
に所定贋を確実に到達仕しめるものでなければならない
が、リザーバ自体が立体的であり、しから水を介する為
、薬物の希釈化か生じる等、未だ充分な構造が提案され
るに至っていない。
上記に鑑み本発明は、イオントフオレーソスに適した、
即ち正確且つ安全な投薬を行ない得る構造を有するイン
タフェースを提供することを目的とする。
本発明の特徴は次の通りである。
本発明は、多孔質材の片面に薬物含有水溶解性層を配置
したものであって、使用時、多孔質材を介して通電及び
搬送液の供給を施すことにより、使用時に薬物含有水溶
解性層が溶解して薬物の局所的高濃度溶液を形成し、し
かも電気力によって薬液が拡散希釈することなく高a度
を保ちながら、薬物の経皮・経粘膜投与を促進するもの
である。
多孔質材としては、素焼、アルミナ、ジルコニア等のセ
ラミックス製多孔体又は合成樹脂材等が例示され、特に
限定されない。平均孔径は一般には数μm−数百μmか
良好であり、気孔率は通常30〜90%程度が好ましい
。尚、孔径、気孔率、厚さ、面積等々は、適応皮膚の汗
腺の数、使用薬物の用量等に応じて適宜選択され、特に
限定されない。
尚、セラミックス材、合成樹脂材等をレーザ加工して毛
細管構造体としたものも好適に使用され得る。又、これ
らの材の厚さは特に限定されないが、通常0.1mm〜
10mm程度がよい。
場合によっては、毛細管等が非変形性であれば、柔軟フ
ィルム乃至シート材でもよい。
又、本発明で示す搬送液は、例えば水、塩化ナトリウム
等の電解質液等が例示されるが、これに限るものではな
い。
他方、薬物含有水溶解性層は、所定の薬物を保持・付着
・包含した水溶性高分子より形成されるものであり、水
溶性高分子としては可溶性澱粉(オブラート)、ポリア
クリル酸ソーダ、ポリビニルアルコール等々、任意の水
溶性高分子を使用し得、通常、薄フィルム状に形成され
る。
又、その水溶性の程度も、使用目的に応じて適宜調節さ
れ得る。
次に、本発明の実施例構造乃至動作を図面を参照して詳
細に説明する。
第1図に於いて、(1)はセラミックス多孔体であり、
材質は特に限定されるものではない。
気孔率は上述の如き範囲で設定されたものである。多孔
体(1)の片面には、薬物含有オブラート層(2)が固
定して、又は着脱自在に配置されている。
(3)は導電性部材であり、導電性ゴム、導電性ポリマ
ー カーボンフィルム、アルミ箔他、金属箔等よりなる
。導電性部材(3)は、多孔質性部材やメツシュ状材等
よりなる場合もある。
その場合の空隙率等々は適宜選択されるが、搬送液が注
入された際、この搬送液を浸透させられる程度であれば
よい。
これら多孔体(1)、薬物含有水溶解性層(2)、導電
性部材(3)の積層構造体は、柔軟性支持部材(6)に
よって覆われ、支持固定されている。
支持部材(6)には貼着層(7)が形成され、貼着層(
7)は上記積層構造体を生体皮膚表面に固定させる為の
ものである。
使用前は、上述の状態でシリコーンコーティング処理が
施された紙等の上に乗せられ、保存される。使用する際
、薬物含有水溶解性層(2)と生体皮膚とが接触される
。搬送液(5)が封入)あわ、1.61Jf−7<(4
)やえ□オ。6.。よ7、ら、リザーバ(4)に設けら
れた中空針(8)を刺入して連通させ、搬送液(5)を
中空針(8)及び、導電性部材(3)を介して多孔体(
1)に供給する。
次に、導電性部材(3)に通電を行う。搬送液(5)は
、導電性部材(3)、多孔体(1)を浸透していき、薬
物含有水溶解性層(2)に到達する。
搬送液(5)は薬物含有水溶解性層(2)を溶解し、電
気力によって生体内へ浸透していく。
溶解した薬物は、電気力によって生体方向にのみ移動を
許されている為、拡散せず高濃度が推持される。
第2図は、実際生体皮膚(00)に貼着した場合の模式
的図である。
多孔体、導電性部材、薬物層の積層体(21)を支持部
材(22)が覆い、更に支持部材(22)に設けた貼着
剤層によって、これらは皮膚(00)と貼着している。
(4)はリザーバであり、多孔体との刺入結合状態を示
す。(23)はバッテリー及びチップ型電子回路よりな
るパワーサプライユニットである。
又、支持部材(22)には貼着剤層の他、導電性部材よ
りなる対極層(24)が、最外周に形成されている。
対極層(24)の表面には、上記貼着剤層に導電性を備
えたものが積層されている。この対極1(24)は、パ
ワーサプライユニット(23)の対極出力端と接続され
ている。
通電時、第1図に示す導電性部材(3)と第2図に示す
対極層(24)との間に、多孔体(1)、薬物含有水溶
解性層(2)、生体皮膚(00)、導電性貼着層を介し
て電流が流れ、薬物層の薬物は、搬送液の混入により溶
解し、更に搬送液に乗って生体皮膚、粘膜を浸透するも
のである。
本発明で使用される電気出力は、通電状態が多少悪化し
てもイリテーションや痛みが無く、安定した投薬が行え
る脱分極状パルスであることが好ましい。具体的には、
特開昭60−156475号公報等に示されている通り
である。
しかしながら、上記出力だけでなく、交流、直流、何れ
でも使用態様によっては利用でき、これに限定されるも
のではない。
又、第2図に示した実施例は、パワーサプライユニット
を一体的に装着した構造を示すものであるが、これに限
らず、対極を分離し、リード線で接続したしのであって
もよく、形状は使用態様に応じて適宜変更されるもので
ある。又、薬物層用時貼着の場合は、搬送液は予め多孔
体に含浸されていてもよく、リザーバを要しない。
館記薬物は、その分子量その他諸量に限定されるもので
はないが、本発明インタフェースは、特に用量が微量に
も拘らず、イオントフォレーンスの効率上、可及的高濃
度を維持し且つ充分な水の存在を要する、主としてイン
スリン等のペプチド系薬物に特に有用である。薬物例を
次に示す。
鎮咳去痰剤 クロモグリク酸ナトリウム、フマール酸ケトチフェン 気管支拡張剤 フマル酸ホルモチロール 暇1〕町 塩酸ナルブフィン、乳酸ペンタゾシン、ジクロフェナッ
クナトリウム 強心剤 塩酸ドパミン 精神神経安定剤 ベルフェナジン、フェノチアジン 握Ju1ヌー セフォテタンニナトリウム、硫酸ジベカシン、硫酸アミ
カシン、硫酸ネチルマイシン、硫酸シソマイシン 裏凰1」]1町 アドリアマイシン、マイトマイシンC1塩酸プレオマイ
シン、レンチナン、ピシバニール、硫酸ビンクリスチン
、シスプラチン 循環機能改善剤 クエン酸二カメタート、塩酸メクロフエノキサート、マ
レイン酸リスリド、ホパンテン酸カルシウム 痛風治療剤 アロプリノール その他ベブタイド類 LHRH,エンケファリン、エンドルフィン、インター
フェロン、インシュリン、カルソトニン、TRH,オキ
シトシン、リブレシン、パップレシン、グルカゴン、脳
下垂体ホルモン(HG H、HM G 、 HCG 、
酢酸デスモブレシン)、卵胞黄体ホルモン 以上詳述の如く本発明は、薬物が希釈されることなく、
皮膚との接触面に局所的に高濃度薬物が存在し得、しか
も電気力によって生体方向以外の拡散が実質的に阻止さ
れることから、効率的な経皮・粘膜投薬が行える等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、 である。 ■ ・・・ 3 ・・・ 4 ・・・ 5 ・・・ 7 ・・・ 00・・・ 多孔体(多孔質材)、 薬物含有水溶解性層、 導電性部材、 リザーバ 搬送液、 支持部材、 貼着剤、 生体皮膚。 本発明の実施例を示す図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔質材と薬物含有水溶解性層とから成ることを
    特徴とするイオントフォレーシス用インタフェース。
JP18246989A 1989-07-17 1989-07-17 イオントフォレーシス用インタフェース Expired - Fee Related JP2845501B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001506886A (ja) * 1996-12-17 2001-05-29 アルザ コーポレイション 不活性充てん剤を含むエレクトロトランスポート薬物供給貯留系
JP2007037636A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Juki Corp ミシンの面板開閉機構
JP2007289586A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Juki Corp 玉縁縫いミシン

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JP2001506886A (ja) * 1996-12-17 2001-05-29 アルザ コーポレイション 不活性充てん剤を含むエレクトロトランスポート薬物供給貯留系
JP2007037636A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Juki Corp ミシンの面板開閉機構
JP2007289586A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Juki Corp 玉縁縫いミシン

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