JPH0349528A - 異なるバンク間の変圧器の低圧側負荷切替方法 - Google Patents
異なるバンク間の変圧器の低圧側負荷切替方法Info
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- JPH0349528A JPH0349528A JP1183200A JP18320089A JPH0349528A JP H0349528 A JPH0349528 A JP H0349528A JP 1183200 A JP1183200 A JP 1183200A JP 18320089 A JP18320089 A JP 18320089A JP H0349528 A JPH0349528 A JP H0349528A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は変圧器の低圧側負荷切替装置およびその切替方
法に関ずるものである. [従来の技術] 高度情報化社会の進展に伴い、電力の安定!J!−給に
対する要請が高まっている.そして、工事停電について
も年々困難になり、需要化を停電させることなく工事を
行うことが提案、実施されている.例えば、第4図に示
すようにA,Bバンクのうち一方のBバンクの柱上変圧
器’I’ r bの取替え工事を行う場合、Bバンクの
負荷LBをAバンクヘ切替えてBバンクの工事中もBバ
ンクの負荷LBにAバンクから電力を供給し、工事終了
後に負荷LBをBバンクに切戻すようにしている.前記
Bバンクの負荷LBIAバンクへ切替える方法として、
Bバンクの低圧側に接続された低圧開閉器LSに対して
、負荷開が無電圧になるとそれに対応して開閉部が自動
的(10msec以内に閉じる作用を為す切替開閉器S
1を接続し、A,B両バンクの分岐点に前記と同様な楕
成の切替開閉器S2を接続した後、次の操作に従い切替
えを行う方法がある. ■切替開閉器S1を手動操作によりON状態にする.■
低圧開閉器LSを手動操作によりOFF状態にする.■
切替開閉器S1を手動操作によりOFF状態にずる.■
切替開閉器S2が負荷LB側が無電圧になったことを検
出し、瞬時(10msec以内)にON状態となり、負
荷LB側へAバンクから電流IAが流れるようになる.
また、Aバンクへ切替えられていた負荷LBを次の操作
に従いBバンクに切戻す方法がある.■切替開閉器S2
を手動操作によりOFF状態にする.■切替開閉器S1
が負荷L B l’Ill1が無電圧になったことを検
出し、瞬時(10msec以内)にON状態となり、負
荷LB側へBバンクから電流IBが流れるようになる.
■低圧開閉器LSを手動操作によりON状態にする。■
切替開閉器S1を手動操作によりOFF状態にする。■
切替開閉器St.32を取り外す. [発明が解決しようとする課題] ところが、前記の方法では変圧器の2次測〈低圧側〉に
低圧開閉器(低圧分岐箱〉が必要なため、変圧器の低圧
側に低圧開閉器(低圧分岐箱)がない系統ではこの方法
を実施することができないという問題がある.また、切
替開閉器が2台必要となり、切替開閉器の接続および工
事終了後の取り外し作業に手間がかかるという問題があ
る。
法に関ずるものである. [従来の技術] 高度情報化社会の進展に伴い、電力の安定!J!−給に
対する要請が高まっている.そして、工事停電について
も年々困難になり、需要化を停電させることなく工事を
行うことが提案、実施されている.例えば、第4図に示
すようにA,Bバンクのうち一方のBバンクの柱上変圧
器’I’ r bの取替え工事を行う場合、Bバンクの
負荷LBをAバンクヘ切替えてBバンクの工事中もBバ
ンクの負荷LBにAバンクから電力を供給し、工事終了
後に負荷LBをBバンクに切戻すようにしている.前記
Bバンクの負荷LBIAバンクへ切替える方法として、
Bバンクの低圧側に接続された低圧開閉器LSに対して
、負荷開が無電圧になるとそれに対応して開閉部が自動
的(10msec以内に閉じる作用を為す切替開閉器S
1を接続し、A,B両バンクの分岐点に前記と同様な楕
成の切替開閉器S2を接続した後、次の操作に従い切替
えを行う方法がある. ■切替開閉器S1を手動操作によりON状態にする.■
低圧開閉器LSを手動操作によりOFF状態にする.■
切替開閉器S1を手動操作によりOFF状態にずる.■
切替開閉器S2が負荷LB側が無電圧になったことを検
出し、瞬時(10msec以内)にON状態となり、負
荷LB側へAバンクから電流IAが流れるようになる.
また、Aバンクへ切替えられていた負荷LBを次の操作
に従いBバンクに切戻す方法がある.■切替開閉器S2
を手動操作によりOFF状態にする.■切替開閉器S1
が負荷L B l’Ill1が無電圧になったことを検
出し、瞬時(10msec以内)にON状態となり、負
荷LB側へBバンクから電流IBが流れるようになる.
■低圧開閉器LSを手動操作によりON状態にする。■
切替開閉器S1を手動操作によりOFF状態にする。■
切替開閉器St.32を取り外す. [発明が解決しようとする課題] ところが、前記の方法では変圧器の2次測〈低圧側〉に
低圧開閉器(低圧分岐箱〉が必要なため、変圧器の低圧
側に低圧開閉器(低圧分岐箱)がない系統ではこの方法
を実施することができないという問題がある.また、切
替開閉器が2台必要となり、切替開閉器の接続および工
事終了後の取り外し作業に手間がかかるという問題があ
る。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであって
、その目的は変圧器の低圧側に低圧開閉器(低圧分岐箱
)がない系統でも実施でき、しかも切替装置を1台しか
必要とせず、さらに、両バンクの閉ループ時における変
圧器の過負荷およびループ電流の増加を防止するととも
に、切替、切戻を電圧降下の検出により行う変圧器の低
圧■負荷切替装置およびその切替方法を提供することに
ある. [課題を解決するための手段] 上記の目的を達或するため本願第1の発明は、無接点ス
イッチ、過負荷防止素子、および常開形の第2のスイッ
チの並列回路と、その並列回路に対し直列に接続される
第lのスイッチとからなる切替回路を一方のバンクと他
方のバンクとの間に接続し、一方のバンクの負荷を他方
のバンクへ切替える際、第1のスイッチを閉成した状態
で一方のバンクの1ライマリーカットアウトを開放し、
その後の一方のバンクの電圧降下を検出したとき前記切
替回路の無接点スイッチ、第2のスイッチを閉成するこ
とをその要旨とずる. 第2の発明は、一方のバンクに接続するための接続端子
と他方のバンクに接続するための接続端子との間に接続
されるとともに、無接点スイッチ、過負荷防止素子、お
よび常開形の第2のスイッチの並列回路と、その並列回
路に対し直列に接続される第1のスイッチとからなる切
替回路と、前記両バンクに接続された状態で一方のバン
クの電圧降下を検出したとき、前記切替回路の無接点ス
イッチおよび第2のスイッチを閉成する検出手段とから
なることをその要旨とする. [作用] したがって、第1の発明の作用は、両バンクの低圧測間
に切替装置を接続し、一方のバンクのプライマリーカッ
トアウトを開放する。すると、開放された相の電圧降下
を検出すると無接点スイッチおよび第2のスイッチが導
通状態となり負荷の切替が行われる。
、その目的は変圧器の低圧側に低圧開閉器(低圧分岐箱
)がない系統でも実施でき、しかも切替装置を1台しか
必要とせず、さらに、両バンクの閉ループ時における変
圧器の過負荷およびループ電流の増加を防止するととも
に、切替、切戻を電圧降下の検出により行う変圧器の低
圧■負荷切替装置およびその切替方法を提供することに
ある. [課題を解決するための手段] 上記の目的を達或するため本願第1の発明は、無接点ス
イッチ、過負荷防止素子、および常開形の第2のスイッ
チの並列回路と、その並列回路に対し直列に接続される
第lのスイッチとからなる切替回路を一方のバンクと他
方のバンクとの間に接続し、一方のバンクの負荷を他方
のバンクへ切替える際、第1のスイッチを閉成した状態
で一方のバンクの1ライマリーカットアウトを開放し、
その後の一方のバンクの電圧降下を検出したとき前記切
替回路の無接点スイッチ、第2のスイッチを閉成するこ
とをその要旨とずる. 第2の発明は、一方のバンクに接続するための接続端子
と他方のバンクに接続するための接続端子との間に接続
されるとともに、無接点スイッチ、過負荷防止素子、お
よび常開形の第2のスイッチの並列回路と、その並列回
路に対し直列に接続される第1のスイッチとからなる切
替回路と、前記両バンクに接続された状態で一方のバン
クの電圧降下を検出したとき、前記切替回路の無接点ス
イッチおよび第2のスイッチを閉成する検出手段とから
なることをその要旨とする. [作用] したがって、第1の発明の作用は、両バンクの低圧測間
に切替装置を接続し、一方のバンクのプライマリーカッ
トアウトを開放する。すると、開放された相の電圧降下
を検出すると無接点スイッチおよび第2のスイッチが導
通状態となり負荷の切替が行われる。
第2の発明の作用は、一方のバンクの電圧降下を検出手
段が検出したとき無接点スイッチおよび第2のスイッチ
を閉或する. [実施例] 以下、本発明を具体化したー実施例を図面に従って説明
する。
段が検出したとき無接点スイッチおよび第2のスイッチ
を閉或する. [実施例] 以下、本発明を具体化したー実施例を図面に従って説明
する。
第1図に示すように、A,B両バンクに設けられる変圧
器Tra,Trbの高圧測の配電線Lの各相U,V,W
毎にはそれぞれプライマリーカットアウトPCが接続さ
れている。また、A,B両バンクの低圧測間にはバイパ
スケーブルKを介して切替装置Sが接続されている。
器Tra,Trbの高圧測の配電線Lの各相U,V,W
毎にはそれぞれプライマリーカットアウトPCが接続さ
れている。また、A,B両バンクの低圧測間にはバイパ
スケーブルKを介して切替装置Sが接続されている。
第2.3図に示すように、前記切替装置Sの切替回路S
aは配電線U,V,Wの各相毎に対応して第1のスイッ
チとしての常開形のリレー接点SIU,SIV,SIW
および過負荷防止用の抵抗RU,RV,RWがそれぞれ
直列に接続されている。また、前記各過負荷防止用の抵
抗RU,RV,RWに対し、無接点スイッチとしてのト
ライアック1.2.3および常開形の第2のスイッチと
してのリレー接点S2U,S2V,S2Wそれぞれ並列
に接続されている。
aは配電線U,V,Wの各相毎に対応して第1のスイッ
チとしての常開形のリレー接点SIU,SIV,SIW
および過負荷防止用の抵抗RU,RV,RWがそれぞれ
直列に接続されている。また、前記各過負荷防止用の抵
抗RU,RV,RWに対し、無接点スイッチとしてのト
ライアック1.2.3および常開形の第2のスイッチと
してのリレー接点S2U,S2V,S2Wそれぞれ並列
に接続されている。
そして、前記トライアック1,2.3の各ゲート端子G
はリレー回路4に接続されているとともに、前記第1の
リレー接点SIU,SIV,S1−および第2のリレー
接点S2U,S2V,S2Wを投入開放する継電器MC
がリレー回路4に接続されている. また、A,B両バンク低圧側の配電線Lの各相U,V,
W毎には検出手段としての変流器C′Fが取着され、前
記リレー回f%4に接続されている。
はリレー回路4に接続されているとともに、前記第1の
リレー接点SIU,SIV,S1−および第2のリレー
接点S2U,S2V,S2Wを投入開放する継電器MC
がリレー回路4に接続されている. また、A,B両バンク低圧側の配電線Lの各相U,V,
W毎には検出手段としての変流器C′Fが取着され、前
記リレー回f%4に接続されている。
この変流器CTは変圧器’T’ r a , T r
bの低圧側の電流を常に検出するようになっている.さ
らに、抵抗RU,RV,RWの両端子間はリレー回路4
に接続されており、リレー回i4か抵抗RU.RV,R
Wの電圧降下を検出するようになっている. Bバンクの負荷LBをAバンクへ切替えるときの手順に
ついて説明ずると、まず切替装zSをバイパスゲーブル
Kを介して両A,Bバンクの低圧測間に接続する. そして、リレー回路4を駆動して継電器MCを制御して
、第1のリレー接点S1υ,SiV,SIWを投入する
.このとき、切替回路Sa内の第1のリレー接点SIU
.SIV,SIWおよび抵抗RU, RV, Hにより
変圧器Tra,Trbの閉ループが構成されるが、抵抗
RU,RV,RWによって変圧器Tra,Trbの過負
荷およびループ電流の増加が防止される. 続いて、BバンクのプライマリーカットアウトPCの内
、まずU相のブライマリー力ットアウトPCυを手動操
作により開放ずる。ず、ると、U−v相間の電力はAバ
ンクからRU,RVを通して供給され、リレー回路4は
Bバンク測のU,V相の重圧降下をバイパスケーブルK
に接続される抵抗RU.RVによって検出する.そして
、リレー回路4はtJ,V相のトライアック1.2のゲ
ート端子Gに信号を送りトライアック1.2をONさせ
るとともに、m電器MCの制御によりU,V相の第2の
リレー接点S2U,S2Vを投入する.次に、■相のプ
ライマリー力ットアウトPC■を開放する. すると、v−W相間の電力はAバンクからRU,RWを
通して供給されるため、リレー回′n4はBバンク側の
W相の電圧降下をバイパスケーブルKに接続される抵抗
RWによってを検出する.そして、リレー回1i!84
はW相のトライアック3のゲート端子Gに信号を送りト
ライアック3をONさせるとともに、継電器MCの制御
によりW相の第2のリレー接点S2Wを投入する. そして、残りのW相のプライマリーカットアウトPCW
を開放ずる. この結果、負荷LBには変圧器T r aより切替回路
Saの第1のリレー接点SIU,SIV,SIWおよび
第2のリレー接点S2U,S2V、S2Wを介して電力
が供給され、Bバンクの負荷LBをAバンクへ切替完了
となる。
bの低圧側の電流を常に検出するようになっている.さ
らに、抵抗RU,RV,RWの両端子間はリレー回路4
に接続されており、リレー回i4か抵抗RU.RV,R
Wの電圧降下を検出するようになっている. Bバンクの負荷LBをAバンクへ切替えるときの手順に
ついて説明ずると、まず切替装zSをバイパスゲーブル
Kを介して両A,Bバンクの低圧測間に接続する. そして、リレー回路4を駆動して継電器MCを制御して
、第1のリレー接点S1υ,SiV,SIWを投入する
.このとき、切替回路Sa内の第1のリレー接点SIU
.SIV,SIWおよび抵抗RU, RV, Hにより
変圧器Tra,Trbの閉ループが構成されるが、抵抗
RU,RV,RWによって変圧器Tra,Trbの過負
荷およびループ電流の増加が防止される. 続いて、BバンクのプライマリーカットアウトPCの内
、まずU相のブライマリー力ットアウトPCυを手動操
作により開放ずる。ず、ると、U−v相間の電力はAバ
ンクからRU,RVを通して供給され、リレー回路4は
Bバンク測のU,V相の重圧降下をバイパスケーブルK
に接続される抵抗RU.RVによって検出する.そして
、リレー回路4はtJ,V相のトライアック1.2のゲ
ート端子Gに信号を送りトライアック1.2をONさせ
るとともに、m電器MCの制御によりU,V相の第2の
リレー接点S2U,S2Vを投入する.次に、■相のプ
ライマリー力ットアウトPC■を開放する. すると、v−W相間の電力はAバンクからRU,RWを
通して供給されるため、リレー回′n4はBバンク側の
W相の電圧降下をバイパスケーブルKに接続される抵抗
RWによってを検出する.そして、リレー回1i!84
はW相のトライアック3のゲート端子Gに信号を送りト
ライアック3をONさせるとともに、継電器MCの制御
によりW相の第2のリレー接点S2Wを投入する. そして、残りのW相のプライマリーカットアウトPCW
を開放ずる. この結果、負荷LBには変圧器T r aより切替回路
Saの第1のリレー接点SIU,SIV,SIWおよび
第2のリレー接点S2U,S2V、S2Wを介して電力
が供給され、Bバンクの負荷LBをAバンクへ切替完了
となる。
なお、W相のプライマリーカットアウトPCWからの開
放順序および第2のリレー接点S2US2V,S2Wの
投入動作を以下に示す。
放順序および第2のリレー接点S2US2V,S2Wの
投入動作を以下に示す。
プライマリーカットアウトPCW開放→第2のリレー接
点32V,S2W投入→ブライマリー力ットアウトPC
V開放一第2のリレー接点S2tJ投入→ブライマリー
力ットアウトPCU開放.なお、プライマリー力ットア
ウトPCVからの開放は位相差の大きなループとなるた
め考えない.次に、Bバンクの負荷LBをAバンクから
切戻ず場合にってい説明する. まず、BバンクのU相のプライマリーカットアウトPC
Uを投入する。次に、■相のプライマリー力ットアウト
PCVを投入する.すると、U,■相の投入によりA,
B両バンクのU,V相の閉ループが構成される。このと
き、U,V相の内少なくとも1相には過負荷電流が流れ
る。そして、A,B両バンクのtJ,V相に接続された
変流器CTは配電線Lに流れる過負荷電流を検出すると
、リレー回路4はこの検出信号に基づいて継電器MCを
IIJ御してU相の第1のリレー接点SIUを開放する
. 続いて、W相の1ライマリーカットアウトPC一を投入
する.すると、この投入に上りA.B両バンクのV,W
相の閉ループが構成される。このとき、V,W相の内少
なくとも1相には過負荷電流が流れる.そして、A,B
両バンクのv.W相に接続された変流器CTは配電線に
流れる過負荷電流を検出すると、リレー回路4はこの検
出信号に基づいて継電器MCを制御して■,W相の第1
のリレー接点SIV,SIWを開放ずる.なお、W相の
プライマリーカットアウトpcwから投入する投入順序
および第1のリレー接点SIU,SIV,SIWの開放
動作を以下に示す。
点32V,S2W投入→ブライマリー力ットアウトPC
V開放一第2のリレー接点S2tJ投入→ブライマリー
力ットアウトPCU開放.なお、プライマリー力ットア
ウトPCVからの開放は位相差の大きなループとなるた
め考えない.次に、Bバンクの負荷LBをAバンクから
切戻ず場合にってい説明する. まず、BバンクのU相のプライマリーカットアウトPC
Uを投入する。次に、■相のプライマリー力ットアウト
PCVを投入する.すると、U,■相の投入によりA,
B両バンクのU,V相の閉ループが構成される。このと
き、U,V相の内少なくとも1相には過負荷電流が流れ
る。そして、A,B両バンクのtJ,V相に接続された
変流器CTは配電線Lに流れる過負荷電流を検出すると
、リレー回路4はこの検出信号に基づいて継電器MCを
IIJ御してU相の第1のリレー接点SIUを開放する
. 続いて、W相の1ライマリーカットアウトPC一を投入
する.すると、この投入に上りA.B両バンクのV,W
相の閉ループが構成される。このとき、V,W相の内少
なくとも1相には過負荷電流が流れる.そして、A,B
両バンクのv.W相に接続された変流器CTは配電線に
流れる過負荷電流を検出すると、リレー回路4はこの検
出信号に基づいて継電器MCを制御して■,W相の第1
のリレー接点SIV,SIWを開放ずる.なお、W相の
プライマリーカットアウトpcwから投入する投入順序
および第1のリレー接点SIU,SIV,SIWの開放
動作を以下に示す。
ブライマリー力ットアウトpcw,pcv投入→第1の
リレー接点SIW開放→プライマリーカットアウトPC
U投入→第1のリレー接点SIV,SIW開放. この結果、Bバンクの負荷LBはBバンクの変圧器Tr
bから電力が供給される, したがって、従来とは異なり低圧開閉器を2台設ける必
要がなく、切替装置Sを1台にすることができる. また、抵抗RU,RV,RWを切替回路Saに設けたこ
とによりA,B両バンクを閉ループ回路にしたとき、ル
ープ電流の増加、変圧器’I” r aT r bの過
負荷を防止することができる.さらに、トライアック1
,2.3は第2のリレー接点S2U,S2V.S2Wの
投入が完了するよりも早<ONするため、第2のリレー
接点S2u ,S2V,S2Wの投入が完了するまでの
補償をすることができるばかりでなく、負荷の切替時間
を短くすることができる,. 本実施例においては抵抗を切替回路内に設けたがその代
わりにリアクトルに変更することも可能である. また、抵抗RU,RV,RWの電圧降下によって負荷の
切替、切戻を行うため瞬時停電をなくすことができる, なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、この発明の趣旨から逸脱しない範囲内で任意に変更す
ることも可能である. [発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、配電変圧器の低圧
側に低圧開閉器(低圧分岐箱)がない系統でも、一方の
バンクの負荷を他方のバンクへ切替えることができる。
リレー接点SIW開放→プライマリーカットアウトPC
U投入→第1のリレー接点SIV,SIW開放. この結果、Bバンクの負荷LBはBバンクの変圧器Tr
bから電力が供給される, したがって、従来とは異なり低圧開閉器を2台設ける必
要がなく、切替装置Sを1台にすることができる. また、抵抗RU,RV,RWを切替回路Saに設けたこ
とによりA,B両バンクを閉ループ回路にしたとき、ル
ープ電流の増加、変圧器’I” r aT r bの過
負荷を防止することができる.さらに、トライアック1
,2.3は第2のリレー接点S2U,S2V.S2Wの
投入が完了するよりも早<ONするため、第2のリレー
接点S2u ,S2V,S2Wの投入が完了するまでの
補償をすることができるばかりでなく、負荷の切替時間
を短くすることができる,. 本実施例においては抵抗を切替回路内に設けたがその代
わりにリアクトルに変更することも可能である. また、抵抗RU,RV,RWの電圧降下によって負荷の
切替、切戻を行うため瞬時停電をなくすことができる, なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、この発明の趣旨から逸脱しない範囲内で任意に変更す
ることも可能である. [発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、配電変圧器の低圧
側に低圧開閉器(低圧分岐箱)がない系統でも、一方の
バンクの負荷を他方のバンクへ切替えることができる。
また、切替作業時に必要とする切替装置が1台でよいた
め、切替装置の接続作業や工事終了後の取り外し作業の
手間が少なくなる. また、過負荷防止素子を設けたことによりループt流の
増加、変圧器の過負荷を防止することができる. さらに、無接点スイッチにより第2のリレー接点が投入
完了するまでの補償をすることができるばかりでなく、
負荷切替時間を短縄ずることができる. また、抵抗の電圧降下によって負荷の切替、切戻を行う
ため瞬時停電をなくすことができる.
め、切替装置の接続作業や工事終了後の取り外し作業の
手間が少なくなる. また、過負荷防止素子を設けたことによりループt流の
増加、変圧器の過負荷を防止することができる. さらに、無接点スイッチにより第2のリレー接点が投入
完了するまでの補償をすることができるばかりでなく、
負荷切替時間を短縄ずることができる. また、抵抗の電圧降下によって負荷の切替、切戻を行う
ため瞬時停電をなくすことができる.
第1〜3図は本発明を具体化した一実施例を示すもので
あって、第1図は両バンク間に切替装置を接続した状態
を示す電気回路図、第2図は二相全部を示す配線図、第
3図は切替装置の構成を示す電気回路図、第4図は従来
の方法を示す電気回路図である.
あって、第1図は両バンク間に切替装置を接続した状態
を示す電気回路図、第2図は二相全部を示す配線図、第
3図は切替装置の構成を示す電気回路図、第4図は従来
の方法を示す電気回路図である.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、無接点スイッチ、過負荷防止素子、および常開形の
第2のスイッチの並列回路と、その並列回路に対し直列
に接続される第1のスイッチとからなる切替回路を一方
のバンクと他方のバンクとの間に接続し、一方のバンク
の負荷を他方のバンクへ切替える際、第1のスイッチを
閉成した状態で一方のバンクのプライマリーカットアウ
トを開放し、その後の一方のバンクの電圧降下を検出し
たとき前記切替回路の無接点スイッチ、第2のスイッチ
を閉成することを特徴とする変圧器の低圧側負荷切替方
法。 2、一方のバンクに接続するための接続端子と他方のバ
ンクに接続するための接続端子との間に接続されるとと
もに、無接点スイッチ、過負荷防止素子、および常開形
の第2のスイッチの並列回路と、その並列回路に対し直
列に接続される第1のスイッチとからなる切替回路と、 前記両バンクに接続された状態で一方のバンクの電圧降
下を検出したとき、前記切替回路の無接点スイッチおよ
び第2のスイッチを閉成する検出手段と からなることを特徴とする変圧器の低圧側瞬時切替装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1183200A JP2842896B2 (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 異なるバンク間の変圧器の低圧側負荷切替方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1183200A JP2842896B2 (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 異なるバンク間の変圧器の低圧側負荷切替方法 |
Publications (2)
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JPH0349528A true JPH0349528A (ja) | 1991-03-04 |
JP2842896B2 JP2842896B2 (ja) | 1999-01-06 |
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ID=16131522
Family Applications (1)
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JP1183200A Expired - Lifetime JP2842896B2 (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 異なるバンク間の変圧器の低圧側負荷切替方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2842896B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010273430A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 変圧器の負荷切替装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138388A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-23 | 新日本製鐵株式会社 | 焼結鉱製造方法 |
JPS6251927U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-31 | ||
JPS6288411U (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-05 |
-
1989
- 1989-07-15 JP JP1183200A patent/JP2842896B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138388A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-23 | 新日本製鐵株式会社 | 焼結鉱製造方法 |
JPS6251927U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-31 | ||
JPS6288411U (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-05 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010273430A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 変圧器の負荷切替装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2842896B2 (ja) | 1999-01-06 |
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