JPH0349111B2 - - Google Patents
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- JPH0349111B2 JPH0349111B2 JP57227639A JP22763982A JPH0349111B2 JP H0349111 B2 JPH0349111 B2 JP H0349111B2 JP 57227639 A JP57227639 A JP 57227639A JP 22763982 A JP22763982 A JP 22763982A JP H0349111 B2 JPH0349111 B2 JP H0349111B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 41
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00016—Special arrangement of entire apparatus
- G03G2215/00021—Plural substantially independent image forming units in cooperation, e.g. for duplex, colour or high-speed simplex
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は複写機またはフアクシミリ装置等の所
定の給送部から給送された記録媒体上に光学系に
よつて走査された原稿画像を記録し、画像記録さ
れた記録媒体を所定の排出部に排出する画像記録
装置に関し、特に独立して使用可能な画像記録装
置を複数台連結して、より高度な画像記録機能を
果たすことを可能とする画像記録装置に関するも
のである。
定の給送部から給送された記録媒体上に光学系に
よつて走査された原稿画像を記録し、画像記録さ
れた記録媒体を所定の排出部に排出する画像記録
装置に関し、特に独立して使用可能な画像記録装
置を複数台連結して、より高度な画像記録機能を
果たすことを可能とする画像記録装置に関するも
のである。
従来技術
従来では、例えば複数の原稿を編集して1枚の
新たな原稿を作成する場合には、1台もしくは、
複数台の複数装置を用いて1枚の記録用紙上に何
度か文章または図面を重ね合せなければならなか
つた。そのため、従来装置では、その重ね合せる
分だけの煩雑な複写操作、例えばコピー操作ボタ
ンを何度も押したり、コピーを終えた記録用紙を
取り出して、再度手差し部からその記録用紙を差
し入れる等の複写操作を操作者が人手で行わなけ
ればなかつた。また、多色刷りを行う際には、高
価なカラー複写装置を用いる以外に他に方法が無
かつた。もつとも、比較的に廉価な単色の複写装
置を複数台用意して、各装置のそれぞれの現像剤
の色を変えて多色刷りを行い得るようにすると共
に、原稿を色毎に分けて用意して上述の編集と同
様の作業を行えば、多色刷りも可能であると考え
られるが、この場合も上述と同様にきわめて煩雑
なコピー操作を操作者が行わなければならないと
いう問題があつた。
新たな原稿を作成する場合には、1台もしくは、
複数台の複数装置を用いて1枚の記録用紙上に何
度か文章または図面を重ね合せなければならなか
つた。そのため、従来装置では、その重ね合せる
分だけの煩雑な複写操作、例えばコピー操作ボタ
ンを何度も押したり、コピーを終えた記録用紙を
取り出して、再度手差し部からその記録用紙を差
し入れる等の複写操作を操作者が人手で行わなけ
ればなかつた。また、多色刷りを行う際には、高
価なカラー複写装置を用いる以外に他に方法が無
かつた。もつとも、比較的に廉価な単色の複写装
置を複数台用意して、各装置のそれぞれの現像剤
の色を変えて多色刷りを行い得るようにすると共
に、原稿を色毎に分けて用意して上述の編集と同
様の作業を行えば、多色刷りも可能であると考え
られるが、この場合も上述と同様にきわめて煩雑
なコピー操作を操作者が行わなければならないと
いう問題があつた。
一方、このような煩雑な手間を省く為に、1台
の複写装置内で編集が行える機能を備えた、例え
ば3色重ね合せ方式の一般的なカラー複写装置の
如く、複数枚の原稿の入力画像情報を感光ドラム
または記憶装置上で順次重ね合せて、それを一旦
記憶させてから記録用紙上に一度に転写させるよ
うに制御する制御装置を備えた複写装置とか、あ
るいは複数の原稿を光学系上で編集して一度に感
光ドラム上に潜像を作る機能を備えた複写装置、
例えば光学系を複数個有してそれぞれの原稿の画
像をそれらの光学系を介して1個の感光ドラム状
に重ね合して像を結ばすように制御する制御装置
を備えた複写装置などが提案されているが、いず
れも複写装置の大きさが大きくなり、かつその価
格が大幅に高くなるという問題があつた。
の複写装置内で編集が行える機能を備えた、例え
ば3色重ね合せ方式の一般的なカラー複写装置の
如く、複数枚の原稿の入力画像情報を感光ドラム
または記憶装置上で順次重ね合せて、それを一旦
記憶させてから記録用紙上に一度に転写させるよ
うに制御する制御装置を備えた複写装置とか、あ
るいは複数の原稿を光学系上で編集して一度に感
光ドラム上に潜像を作る機能を備えた複写装置、
例えば光学系を複数個有してそれぞれの原稿の画
像をそれらの光学系を介して1個の感光ドラム状
に重ね合して像を結ばすように制御する制御装置
を備えた複写装置などが提案されているが、いず
れも複写装置の大きさが大きくなり、かつその価
格が大幅に高くなるという問題があつた。
目 的
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、所
定の給送部から給送された記録媒体上に光学系に
よつて走査された原稿画像を記録し、画像記録さ
れた記録媒体を所定の排出部に排出する画像記録
装置を、単体で用いて画像記録するのみならず、
複数台連結した状態で同一の記録媒体上への画像
記録を可能とするとともに、画像記録装置を複数
台連結した状態において画像記録を簡易に且つ正
確に開始することを目的とし、詳しくは、所定の
給送部から給送された記録媒体上に画像記録し、
画像記録された記録媒体を所定の排出部に排出す
る画像記録装置において、画像記録の開始指令を
入力するための操作手段と、他の記録装置により
画像記録された記録媒体上に画像記録すべく自装
置の給送部と前記他の記録装置の排出部とを連結
するための連結手段と、前記他の記録装置により
画像記録された記録媒体が前記他の記録装置から
排出されたことを示す排出信号を入力する入力手
段と、前記連結手段により前記自装置の給送部と
前記他の記録装置の排出部とが連結されているか
否かを判断する判断手段と、前記判断手段により
前記自装置の給送部と前記他の記録装置の排出部
とが連結されていないと判断された場合は、前記
操作手段からの開始指令に従つて前記光学系の移
動を始めることにより画像記録を開始し、前記判
断手段により前記自装置の給送部と前記他の記録
装置の排出部とが連結されていると判断された場
合は、前記入力手段からの排出信号に従つて前記
光学系の移動を始めることにより画像記録を開始
せしめる制御手段とを有する画像記録装置を提供
するものである。
定の給送部から給送された記録媒体上に光学系に
よつて走査された原稿画像を記録し、画像記録さ
れた記録媒体を所定の排出部に排出する画像記録
装置を、単体で用いて画像記録するのみならず、
複数台連結した状態で同一の記録媒体上への画像
記録を可能とするとともに、画像記録装置を複数
台連結した状態において画像記録を簡易に且つ正
確に開始することを目的とし、詳しくは、所定の
給送部から給送された記録媒体上に画像記録し、
画像記録された記録媒体を所定の排出部に排出す
る画像記録装置において、画像記録の開始指令を
入力するための操作手段と、他の記録装置により
画像記録された記録媒体上に画像記録すべく自装
置の給送部と前記他の記録装置の排出部とを連結
するための連結手段と、前記他の記録装置により
画像記録された記録媒体が前記他の記録装置から
排出されたことを示す排出信号を入力する入力手
段と、前記連結手段により前記自装置の給送部と
前記他の記録装置の排出部とが連結されているか
否かを判断する判断手段と、前記判断手段により
前記自装置の給送部と前記他の記録装置の排出部
とが連結されていないと判断された場合は、前記
操作手段からの開始指令に従つて前記光学系の移
動を始めることにより画像記録を開始し、前記判
断手段により前記自装置の給送部と前記他の記録
装置の排出部とが連結されていると判断された場
合は、前記入力手段からの排出信号に従つて前記
光学系の移動を始めることにより画像記録を開始
せしめる制御手段とを有する画像記録装置を提供
するものである。
実施例
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図aおよびbは本発明画像記録装置(例え
ば、複写装置)の構成の一例をそれぞれ別の方向
から示し、ここで、1は本装置と同様な構成の他
の装置の雌型連結部(凹部)2内に係合して両装
置を連結する雄型連結部(凸部)、3および4は
その連結状態を調べるのに用いる一対のプツシユ
スイツチからなる検知センサであり、両スイツチ
3および4が共にオン(閉)であれば、上述の両
装置は水平方向に傾いていないと判断されて連結
が完全であると確認される。5は雄型連結部1に
取り付けたレセプタクル側コネクタであり、上述
の他の装置の雌型連結部2に取り付けたプラグ側
コネクタ6と接続して、連結した装置間でのデー
タおよび制御情報の伝送を行う。7は記録紙(不
図示)を定着して雄型連結部1の上面に排出する
定着ローラ、8は定着ローラ7を通過する記録紙
を検知するマイクロスイツチからなる排紙検知セ
ンサである。
ば、複写装置)の構成の一例をそれぞれ別の方向
から示し、ここで、1は本装置と同様な構成の他
の装置の雌型連結部(凹部)2内に係合して両装
置を連結する雄型連結部(凸部)、3および4は
その連結状態を調べるのに用いる一対のプツシユ
スイツチからなる検知センサであり、両スイツチ
3および4が共にオン(閉)であれば、上述の両
装置は水平方向に傾いていないと判断されて連結
が完全であると確認される。5は雄型連結部1に
取り付けたレセプタクル側コネクタであり、上述
の他の装置の雌型連結部2に取り付けたプラグ側
コネクタ6と接続して、連結した装置間でのデー
タおよび制御情報の伝送を行う。7は記録紙(不
図示)を定着して雄型連結部1の上面に排出する
定着ローラ、8は定着ローラ7を通過する記録紙
を検知するマイクロスイツチからなる排紙検知セ
ンサである。
第2図は第1図示の装置を2台用いて、一方の
装置Aの排紙側連結部1と他方の装置Bの給紙側
連結部2とを連結させたときの状態の一例を示
し、ここで、図面右側の装置Aを前段装置と称
し、また図面左側の装置Bを後段装置と称するこ
ととする。また、9はドラム(不図示)上の画像
潜像の先端と記録紙の先端とを合せるために用い
るレジストローラ、10は記録紙を連結供給する
給紙カセツト、11はその給送カセツト10から
記録紙を一枚毎に抜き出してレジストローラ9へ
と送る給紙ローラであり、給送カセツト10は雌
型連結部2内に収納される。
装置Aの排紙側連結部1と他方の装置Bの給紙側
連結部2とを連結させたときの状態の一例を示
し、ここで、図面右側の装置Aを前段装置と称
し、また図面左側の装置Bを後段装置と称するこ
ととする。また、9はドラム(不図示)上の画像
潜像の先端と記録紙の先端とを合せるために用い
るレジストローラ、10は記録紙を連結供給する
給紙カセツト、11はその給送カセツト10から
記録紙を一枚毎に抜き出してレジストローラ9へ
と送る給紙ローラであり、給送カセツト10は雌
型連結部2内に収納される。
第3図は第1図示の装置の制御ユニツトの構成
例を示し、ここでQ1は各種演算制御を行うマイ
クロプロセツサであり、中央演算処理(CPU)、
制御プログラムを格納したROM(リードオンリ
メモリ)、データを記憶するRAM(ランダムアク
セスメモリ)等を有する。Q2は種々の入力キー
や表示器からなる操作部、Q3は複写動作状態を
検知する各種センサ、Q4は記録紙の紙詰まりを
検知するジヤム検知ユニツト、Q5は前述の検知
スイツチ3および4を有する連結検知ユニツトで
ある。
例を示し、ここでQ1は各種演算制御を行うマイ
クロプロセツサであり、中央演算処理(CPU)、
制御プログラムを格納したROM(リードオンリ
メモリ)、データを記憶するRAM(ランダムアク
セスメモリ)等を有する。Q2は種々の入力キー
や表示器からなる操作部、Q3は複写動作状態を
検知する各種センサ、Q4は記録紙の紙詰まりを
検知するジヤム検知ユニツト、Q5は前述の検知
スイツチ3および4を有する連結検知ユニツトで
ある。
マイクロプロセツサQ1に供給される入力信号
としてはは、操作部Q2からのキー信号C1、各
種センサQ3からの検知信号C2、ジヤム検知ユ
ニツトQ4からの検知信号C3、連結検知ユニツ
トQ5からの検知信号C4などのような個々の装
置内で発生するものの他に、後段ジヤム信号C
5、後段停止信号C6、停止割込み信号C7、コ
ピー開始信号C8、コピー終了信号C9および紙
サイズ信号C10などのような接続された他の複
写装置から送信されるものがある。これらの入力
信号があらかじめ定めた処理手順によりマイクロ
プロセツサQ1内で処理され、コピー不可信号C
11、擬似給紙信号C12、停止信号C13、ジ
ヤム信号C14が送出される。以上の入出力信号
およびマイクロプロセツサQ1内での制御処理に
より複数の複写装置間での連結複写動作制御を行
う。
としてはは、操作部Q2からのキー信号C1、各
種センサQ3からの検知信号C2、ジヤム検知ユ
ニツトQ4からの検知信号C3、連結検知ユニツ
トQ5からの検知信号C4などのような個々の装
置内で発生するものの他に、後段ジヤム信号C
5、後段停止信号C6、停止割込み信号C7、コ
ピー開始信号C8、コピー終了信号C9および紙
サイズ信号C10などのような接続された他の複
写装置から送信されるものがある。これらの入力
信号があらかじめ定めた処理手順によりマイクロ
プロセツサQ1内で処理され、コピー不可信号C
11、擬似給紙信号C12、停止信号C13、ジ
ヤム信号C14が送出される。以上の入出力信号
およびマイクロプロセツサQ1内での制御処理に
より複数の複写装置間での連結複写動作制御を行
う。
次に、第4図、第5図aおよびb、第6図、お
よび第7図の流れ図と第8図のタイミングチヤー
トとを参照して、第1図〜第3図示の本装置の動
作例を説明する。
よび第7図の流れ図と第8図のタイミングチヤー
トとを参照して、第1図〜第3図示の本装置の動
作例を説明する。
まず、第4図を参照して第2図示の如く連結し
た各複写装置の作動手順の一例を説明する。ここ
で、複数段の連結が可能な本装置ではそれぞれ独
立した使用状態、後段装置のみと連結した使用状
態、前段装置のみと連結した使用状態、前段およ
び後段装置とに連結した使用状態の4種類の使用
状態に分類される。そこで、最初の手順群に属
するステツプS1、およびS2またはS12にお
いて、それぞれの装置の連結の有無および連結段
数の状態を判断する。その際、前段装置にも後段
装置にも連結した状態でないときには、ステツプ
S1およびS2は否定判定となつて、装置は独立
した状態であると判断されるので、ステツプS1
0に進み、単独の複写装置としての動作を開始す
る。
た各複写装置の作動手順の一例を説明する。ここ
で、複数段の連結が可能な本装置ではそれぞれ独
立した使用状態、後段装置のみと連結した使用状
態、前段装置のみと連結した使用状態、前段およ
び後段装置とに連結した使用状態の4種類の使用
状態に分類される。そこで、最初の手順群に属
するステツプS1、およびS2またはS12にお
いて、それぞれの装置の連結の有無および連結段
数の状態を判断する。その際、前段装置にも後段
装置にも連結した状態でないときには、ステツプ
S1およびS2は否定判定となつて、装置は独立
した状態であると判断されるので、ステツプS1
0に進み、単独の複写装置としての動作を開始す
る。
一方、ステツプS2で肯定判定となる場合に
は、後段の装置のみと連結した先頭装置(例え
ば、第2図の装置A)と判断され、次の手順群
に属するステツプS3に進む。また、ステツプS
1およびS12とが共に肯定判定となる場合に
は、前段装置と後段装置とが共に連結している状
態のものと判断され、次の手順群に属するステ
ツプS13に進む。また、ステツプS12が否定
判定の場合には前段装置のみと連結した最後尾の
後段装置であると判断され、次の手順群に属す
るステツプS23に進む。手順群において上述
の如く分別された各装置の複写プロセスは、それ
ぞれの状態に合せて次のように進行する。
は、後段の装置のみと連結した先頭装置(例え
ば、第2図の装置A)と判断され、次の手順群
に属するステツプS3に進む。また、ステツプS
1およびS12とが共に肯定判定となる場合に
は、前段装置と後段装置とが共に連結している状
態のものと判断され、次の手順群に属するステ
ツプS13に進む。また、ステツプS12が否定
判定の場合には前段装置のみと連結した最後尾の
後段装置であると判断され、次の手順群に属す
るステツプS23に進む。手順群において上述
の如く分別された各装置の複写プロセスは、それ
ぞれの状態に合せて次のように進行する。
第2手順群のステツプS3,S13、および
S23において、各々の複写装置が複写可能であ
るか否かを診断する。その各ステツプS3,S1
3、およびS23のサブルーチンを第5図aおよ
びbに示す。
S23において、各々の複写装置が複写可能であ
るか否かを診断する。その各ステツプS3,S1
3、およびS23のサブルーチンを第5図aおよ
びbに示す。
まず、後段装置と連結している装置では、ステ
ツプS3またはS13から第5図aに示す連結お
よびコピー診断サブルーチンに飛び、そのステツ
プS31において検知スイツチ3および4が共に
オンであるか否かを監視して、機械的連結が完全
であるか否かを判断し、その連結が不完全である
ならばステツプS32でコピー不可信号C11を
送出し、次のステツプS33で停止および連結異
常表示処理を行つた後、ステツプS31に戻り、
スイツチ3および4が共にオンとなるまで、すな
わち連結が完全となるまで連結検知信号C4の監
視を続ける。その際、上述のコピー不可信号C1
1は割込みの形態で総ての前段装置へ伝達され、
異常時には異常を起した複写装置を含めてそれよ
り前段の複写装置の全てを停止させる。この停止
制御手順の詳細は第7図により後述する。
ツプS3またはS13から第5図aに示す連結お
よびコピー診断サブルーチンに飛び、そのステツ
プS31において検知スイツチ3および4が共に
オンであるか否かを監視して、機械的連結が完全
であるか否かを判断し、その連結が不完全である
ならばステツプS32でコピー不可信号C11を
送出し、次のステツプS33で停止および連結異
常表示処理を行つた後、ステツプS31に戻り、
スイツチ3および4が共にオンとなるまで、すな
わち連結が完全となるまで連結検知信号C4の監
視を続ける。その際、上述のコピー不可信号C1
1は割込みの形態で総ての前段装置へ伝達され、
異常時には異常を起した複写装置を含めてそれよ
り前段の複写装置の全てを停止させる。この停止
制御手順の詳細は第7図により後述する。
ステツプS31が肯定判定となつて連結検知処
理が終了すると、次のステツプS34のサブルー
チンにおいて複写が可能であるか否かを、例えば
トナー(現像剤)や記録紙の有無により判断す
る。すなわち、そのコピー診断サブルーチンでは
第5図bに示すように、各種センサQ3の検知信
号C2に基づいて複写が可能であるか否かを判断
し(ステツプS35およびS36)、複写が不可
能ならば連結診断の時と同様にステツプS37で
コピー不可信号C11を送出した後、ステツプS
38で複写動作の停止と何が異常なのかを表示し
て、さらに監視を続け、異常が無くなり複写可能
となれば、メインルーチンに戻り、次のステツプ
へと進む(ステツプS36)。一方、前段装置に
連結されて、後段装置が連結されていない複写装
置(例えば、第2図の装置B)では連結診断を行
う必要がないので、ステツプS23において上述
の第5図bのコピー診断サブルーチンの処理のみ
を行う。
理が終了すると、次のステツプS34のサブルー
チンにおいて複写が可能であるか否かを、例えば
トナー(現像剤)や記録紙の有無により判断す
る。すなわち、そのコピー診断サブルーチンでは
第5図bに示すように、各種センサQ3の検知信
号C2に基づいて複写が可能であるか否かを判断
し(ステツプS35およびS36)、複写が不可
能ならば連結診断の時と同様にステツプS37で
コピー不可信号C11を送出した後、ステツプS
38で複写動作の停止と何が異常なのかを表示し
て、さらに監視を続け、異常が無くなり複写可能
となれば、メインルーチンに戻り、次のステツプ
へと進む(ステツプS36)。一方、前段装置に
連結されて、後段装置が連結されていない複写装
置(例えば、第2図の装置B)では連結診断を行
う必要がないので、ステツプS23において上述
の第5図bのコピー診断サブルーチンの処理のみ
を行う。
このようにして、複写可能状態と診断されれ
ば、複写の動作の設定を行う第3手順群へと進
む。まず、先頭の複写装置の場合ではステツプS
3からS4に進み、複写指令信号を待つ。この複
写指令信号はコピー操作部Q2の押ボタンの押下
や手差し部から記録用紙を差し入れることにより
発生する。複写指令信号を受信すると、次のステ
ツプS5において複写指令信号受信時に得た記録
用紙の大きさや、複写開始時などの複写処理に必
要なコピーデータ(複写情報)を後段装置の総て
に伝送する。なお、その際に連続複写枚数に関す
るデータを伝送する必要がない理由は、後述の第
8図示のタイムチヤートの説明で述べる。
ば、複写の動作の設定を行う第3手順群へと進
む。まず、先頭の複写装置の場合ではステツプS
3からS4に進み、複写指令信号を待つ。この複
写指令信号はコピー操作部Q2の押ボタンの押下
や手差し部から記録用紙を差し入れることにより
発生する。複写指令信号を受信すると、次のステ
ツプS5において複写指令信号受信時に得た記録
用紙の大きさや、複写開始時などの複写処理に必
要なコピーデータ(複写情報)を後段装置の総て
に伝送する。なお、その際に連続複写枚数に関す
るデータを伝送する必要がない理由は、後述の第
8図示のタイムチヤートの説明で述べる。
また、前段装置と連結する複写装置の場合で
は、ステツプS14またはS24において、順次
前段装置から供給される上述のコピーデータを受
信した後、次のステツプS15またはS25にお
いて前段装置から供給される擬似給紙信号C12
を待つ。この擬似給紙信号C12は前段の複写装
置の複写プロセス中に記録紙が第1図aに示す排
紙検知センサ8に掛つた瞬間にセンサ8から発生
する信号であり、この信号C12を受けて後段の
複写装置は複写動作を開始する。
は、ステツプS14またはS24において、順次
前段装置から供給される上述のコピーデータを受
信した後、次のステツプS15またはS25にお
いて前段装置から供給される擬似給紙信号C12
を待つ。この擬似給紙信号C12は前段の複写装
置の複写プロセス中に記録紙が第1図aに示す排
紙検知センサ8に掛つた瞬間にセンサ8から発生
する信号であり、この信号C12を受けて後段の
複写装置は複写動作を開始する。
次に第4手順群の複写プロセスステツプS
6、S16またはS26において実際に複写が行
われる。また、この複写プロセスの期間中は同時
に第6図示のジヤム検知ルーチンにより紙詰まり
(ジヤム)を常時監視する。このジヤム検知では
クロツクパルスを数える方法を採用し、まず、始
めにジヤム検知カウンタを零にセツトして、あら
かじめ定めた第1の所定値n1だけカウントした時
に(ステツプS41)、排紙検知センサ8に記録
紙が掛つていなければ、記録紙は遅延しているも
のと判断して(ステツプS42)、後述のステツ
プS46に飛ぶ。また、その後、排紙検知センサ
8がオンになつてから、あらかじめ定めた第2の
所定値n2だけカウントした時に(ステツプS4
3)、記録紙がまだ排紙検知センサ8に掛つてい
たならば、記録紙が滞留しているものと判断して
(ステツプS44)、後述のステツプS46に飛
ぶ。ただし、上述の値n2は記録紙の搬送方向の長
さにより異なるので、各複写装置は記録紙の大き
さを知る必要があり、そのため、総ての後段の複
写装置は先頭の複写装置から記録紙の大きさのデ
ータを前述のステツプS14またはS24におい
て受け取る。
6、S16またはS26において実際に複写が行
われる。また、この複写プロセスの期間中は同時
に第6図示のジヤム検知ルーチンにより紙詰まり
(ジヤム)を常時監視する。このジヤム検知では
クロツクパルスを数える方法を採用し、まず、始
めにジヤム検知カウンタを零にセツトして、あら
かじめ定めた第1の所定値n1だけカウントした時
に(ステツプS41)、排紙検知センサ8に記録
紙が掛つていなければ、記録紙は遅延しているも
のと判断して(ステツプS42)、後述のステツ
プS46に飛ぶ。また、その後、排紙検知センサ
8がオンになつてから、あらかじめ定めた第2の
所定値n2だけカウントした時に(ステツプS4
3)、記録紙がまだ排紙検知センサ8に掛つてい
たならば、記録紙が滞留しているものと判断して
(ステツプS44)、後述のステツプS46に飛
ぶ。ただし、上述の値n2は記録紙の搬送方向の長
さにより異なるので、各複写装置は記録紙の大き
さを知る必要があり、そのため、総ての後段の複
写装置は先頭の複写装置から記録紙の大きさのデ
ータを前述のステツプS14またはS24におい
て受け取る。
上述のような遅延または滞留ジヤム時には、ス
テツプS46およびS47において装置の停止と
ジヤム表示とを行い、かつジヤム信号C14およ
びコピー不可信号C11とを送出し、前段装置を
次々に停止させる。続いて、ステツプS48にお
いて紙詰まりした記録紙を取り除くジヤム用紙処
理と装置回復用のジヤムリセツトとを待ち、制御
回路をリセツトした後、ステツプS49からステ
ツプS1の初期状態に戻る。一方、ステツプS4
4において排紙検知センサ8がオフとなる正常動
作の場合には、ステツプS45に進み、ジヤムセ
ツト検知カウンタを零にリセツトした後、ステツ
プS41に戻り、複写終了まで上述の手順を繰り
返す。
テツプS46およびS47において装置の停止と
ジヤム表示とを行い、かつジヤム信号C14およ
びコピー不可信号C11とを送出し、前段装置を
次々に停止させる。続いて、ステツプS48にお
いて紙詰まりした記録紙を取り除くジヤム用紙処
理と装置回復用のジヤムリセツトとを待ち、制御
回路をリセツトした後、ステツプS49からステ
ツプS1の初期状態に戻る。一方、ステツプS4
4において排紙検知センサ8がオフとなる正常動
作の場合には、ステツプS45に進み、ジヤムセ
ツト検知カウンタを零にリセツトした後、ステツ
プS41に戻り、複写終了まで上述の手順を繰り
返す。
複写中に紙詰まりが発生しなければ、各々の複
写装置はこのまま複写が可能か否かを調べ(ステ
ツプS7,S17,S28)、異常がなければ先
頭の複写装置ではステツプS4で設定した複写枚
数の複写が終了したと判定されるまで(ステツプ
S8)、ステツプS6に戻つて上述のステツプS
6〜S8の処理を繰り返し、複写が終了したとき
はステツプS4に戻り、コピー操作待ちを行う。
また、前段装置も後段装置もつながつた複写装置
では、異常が無ければ、ステツプS17からステ
ツプS15に戻り、次の前段装置からの擬似給紙
信号C12を待つ。最後段の複写装置では一枚づ
つ記録紙が排紙検知センサ8を通り過ぎる度毎
に、ステツプS27においてコピー終了信号C9
を送出し、この信号C9を先頭の複写装置へと順
次送つて行く。このコピー終了信号C9により、
先頭装置は全複写装置中に現在何枚の記録中の記
録紙が存在するかを判断することができる。最後
段の装置はコピー終了信号C9を送出した後、ス
テツプS28でコピー診断で異常が無ければ、ス
テツプS25に戻り、前段装置からの擬似給紙信
号C12を待つ。
写装置はこのまま複写が可能か否かを調べ(ステ
ツプS7,S17,S28)、異常がなければ先
頭の複写装置ではステツプS4で設定した複写枚
数の複写が終了したと判定されるまで(ステツプ
S8)、ステツプS6に戻つて上述のステツプS
6〜S8の処理を繰り返し、複写が終了したとき
はステツプS4に戻り、コピー操作待ちを行う。
また、前段装置も後段装置もつながつた複写装置
では、異常が無ければ、ステツプS17からステ
ツプS15に戻り、次の前段装置からの擬似給紙
信号C12を待つ。最後段の複写装置では一枚づ
つ記録紙が排紙検知センサ8を通り過ぎる度毎
に、ステツプS27においてコピー終了信号C9
を送出し、この信号C9を先頭の複写装置へと順
次送つて行く。このコピー終了信号C9により、
先頭装置は全複写装置中に現在何枚の記録中の記
録紙が存在するかを判断することができる。最後
段の装置はコピー終了信号C9を送出した後、ス
テツプS28でコピー診断で異常が無ければ、ス
テツプS25に戻り、前段装置からの擬似給紙信
号C12を待つ。
次に、前述のステツプS33,S38またはS
47で装置の停止割込みが入力された場合の制御
動作を第7図の流れ図を参照して説明する。ま
ず、先のステツプS32,S37またはS46に
おいてコピー不可信号C11を送出して、前段の
総ての複写装置にも停止割り込みを行わせ、これ
により、前段に相当する総ての複写装置を順次停
止させる。ただし、複写動作中ならば紙詰まりを
起した時のように、ただちに停止させるのではな
く、紙詰まり以外の記録紙を定着部の直前まで搬
送させて、少なくとも記録紙搬送部(不図示)の
みに位置するようにする(ステツプS51〜S5
3)。また、異常を起した複写装置から後段の複
写装置は、その後も正常に作動させて内部の記録
紙を排出または一応安全な場所に位置させてから
停止する。その際、先頭の複写装置は他の全ての
複写装置が停止するのを待つて(ステツプS5
7)、制御部内部に設けた複写枚数表示カウンタ
(不図示)の内部を適正な値に調整した後(ステ
ツプS58)、元のルーチンに戻り、次の手順に
進む。
47で装置の停止割込みが入力された場合の制御
動作を第7図の流れ図を参照して説明する。ま
ず、先のステツプS32,S37またはS46に
おいてコピー不可信号C11を送出して、前段の
総ての複写装置にも停止割り込みを行わせ、これ
により、前段に相当する総ての複写装置を順次停
止させる。ただし、複写動作中ならば紙詰まりを
起した時のように、ただちに停止させるのではな
く、紙詰まり以外の記録紙を定着部の直前まで搬
送させて、少なくとも記録紙搬送部(不図示)の
みに位置するようにする(ステツプS51〜S5
3)。また、異常を起した複写装置から後段の複
写装置は、その後も正常に作動させて内部の記録
紙を排出または一応安全な場所に位置させてから
停止する。その際、先頭の複写装置は他の全ての
複写装置が停止するのを待つて(ステツプS5
7)、制御部内部に設けた複写枚数表示カウンタ
(不図示)の内部を適正な値に調整した後(ステ
ツプS58)、元のルーチンに戻り、次の手順に
進む。
第8図は第2図示のように複写装置AおよびB
を2段に連結して、カセツト10により記録紙を
給紙し、2枚の連続複写を行つた時の制御動作の
タイミングを示す。まず、1段目の複写装置Aで
は、電源投入後に操作部Q2のコピースタートボ
タンが操作者により押されると、メインモータを
回転し始め、同時にカセツト給紙ソレノイドに電
流を流して給紙ローラ11を回転し、カセツト1
0からの給紙を行う。そのコピースタートボタン
の押下から時間t1後に不図示の光学系を前進し始
めその光学系に取付けた位置検知センサ(不図
示)のパルス発生回路から供給される第1パルス
の立ち上りでカセツト給紙ソレノイドへの通電を
停止し、次いでその第2パルスの立ち上りでレジ
ストソレノイドに電流を流してレジストローラ9
を回転し、不図示の感光ドラムへと記録紙を搬送
する。
を2段に連結して、カセツト10により記録紙を
給紙し、2枚の連続複写を行つた時の制御動作の
タイミングを示す。まず、1段目の複写装置Aで
は、電源投入後に操作部Q2のコピースタートボ
タンが操作者により押されると、メインモータを
回転し始め、同時にカセツト給紙ソレノイドに電
流を流して給紙ローラ11を回転し、カセツト1
0からの給紙を行う。そのコピースタートボタン
の押下から時間t1後に不図示の光学系を前進し始
めその光学系に取付けた位置検知センサ(不図
示)のパルス発生回路から供給される第1パルス
の立ち上りでカセツト給紙ソレノイドへの通電を
停止し、次いでその第2パルスの立ち上りでレジ
ストソレノイドに電流を流してレジストローラ9
を回転し、不図示の感光ドラムへと記録紙を搬送
する。
レジストローラ9の回転開始信号から時間t2後
に上述の光学系を後進し始め、それから時間t3後
にカセツト給紙ローラ11を回転して次の記録紙
を搬出する。更に、光学系が後進を続けてホーム
ポジシヨンに到達したならば、光学系位置検知セ
ンサからパルスが発生し始め、その第3パルスの
立ち上りで光学系を停止する。1枚だけの複写で
あるなら、これにより一定時間後にメインモータ
とレジストローラを停止すればよい。しかし、本
例のように2枚連続複写の場合は、光学系を停止
してから時間t4後に光学系を再び前進させて2枚
目の複写プロセスを開始する。2枚目の複写動作
はほぼ1枚目の場合と同様だが、最後にメインモ
ータとレジストローラとを止めるタイミングを光
学系が後進し始めてから時間t5後にしている点が
異なる。その後、1段目の複写装置Aはコピー操
作待ちとなる(第4図ステツプS4参照)。
に上述の光学系を後進し始め、それから時間t3後
にカセツト給紙ローラ11を回転して次の記録紙
を搬出する。更に、光学系が後進を続けてホーム
ポジシヨンに到達したならば、光学系位置検知セ
ンサからパルスが発生し始め、その第3パルスの
立ち上りで光学系を停止する。1枚だけの複写で
あるなら、これにより一定時間後にメインモータ
とレジストローラを停止すればよい。しかし、本
例のように2枚連続複写の場合は、光学系を停止
してから時間t4後に光学系を再び前進させて2枚
目の複写プロセスを開始する。2枚目の複写動作
はほぼ1枚目の場合と同様だが、最後にメインモ
ータとレジストローラとを止めるタイミングを光
学系が後進し始めてから時間t5後にしている点が
異なる。その後、1段目の複写装置Aはコピー操
作待ちとなる(第4図ステツプS4参照)。
次に、2段目(後段)の複写装置Bの動作を説
明する。1段目(前段)の複写装置Aのコピース
タート信号がそのまま2段目の複写装置Bのコピ
ースタート信号となり、装置Bのメインモータを
回し始める。しかし、1段目の装置Bと異なり、
給紙ローラ11は回転させない。2段目の装置B
では1段目の装置Aの定着ローラ7が給紙ローラ
11の役目を果たすので、装置Bの給紙ローラ1
1は常に回転せず、記録紙にも接触しない位置に
置かれる。2段目の装置Bでは1段目の装置Aの
排紙検知センサ8から立ち上り信号を受けて時間
t6後に光学系を前進させて複写を開始する。
明する。1段目(前段)の複写装置Aのコピース
タート信号がそのまま2段目の複写装置Bのコピ
ースタート信号となり、装置Bのメインモータを
回し始める。しかし、1段目の装置Bと異なり、
給紙ローラ11は回転させない。2段目の装置B
では1段目の装置Aの定着ローラ7が給紙ローラ
11の役目を果たすので、装置Bの給紙ローラ1
1は常に回転せず、記録紙にも接触しない位置に
置かれる。2段目の装置Bでは1段目の装置Aの
排紙検知センサ8から立ち上り信号を受けて時間
t6後に光学系を前進させて複写を開始する。
その後の動作はカセツト給紙ローラ11の駆動
を除いては1段目の装置Bと同様である。ただ、
1枚目の複写を終了して2枚目の複写を開始する
際に、1段目の装置Aでは時間t4の時間間隔で光
学系の前進を行つていた。しかし、2段目の装置
Bでは1段目の装置Aの排紙検知センサ8からの
検知信号(擬似給紙信号C12)の立ち上りによ
り複写プロセスを開始するので、光学系が後進し
始めてからメインモータおよびレジストローラ9
の回転が止まる時間t5の間に、その擬似給紙信号
C12が入力されることが連続複写の条件とな
る。従つて、2段目以後の複写装置には連続複写
枚数のデータを伝える必要はない。
を除いては1段目の装置Bと同様である。ただ、
1枚目の複写を終了して2枚目の複写を開始する
際に、1段目の装置Aでは時間t4の時間間隔で光
学系の前進を行つていた。しかし、2段目の装置
Bでは1段目の装置Aの排紙検知センサ8からの
検知信号(擬似給紙信号C12)の立ち上りによ
り複写プロセスを開始するので、光学系が後進し
始めてからメインモータおよびレジストローラ9
の回転が止まる時間t5の間に、その擬似給紙信号
C12が入力されることが連続複写の条件とな
る。従つて、2段目以後の複写装置には連続複写
枚数のデータを伝える必要はない。
効 果
以上説明したように、本発明によると、自装置
の給送部と他の記録装置の排出部とを連結するた
めの連結手段を有するので、単体で画像記録する
のみならず、他の記録装置により画像記録された
記録媒体上に自装置によつて更なる画像記録を行
なうことが可能となり、また、連結手段により自
装置の給送部と他の記録装置の排出部とが連結さ
れているか否かを判断する判断手段を有し、自装
置の給送部と他の記録装置の排出部とが連結され
ていると判断された場合は、他の記録装置により
画像記録された記録媒体が他の記録装置から排出
されたことを示す排出信号に従つて光学系の移動
を始めることにより画像記録を開始せしめるの
で、自装置の操作部を操作する手間を要すること
なく、正確に画像記録を開始することが可能とな
る。
の給送部と他の記録装置の排出部とを連結するた
めの連結手段を有するので、単体で画像記録する
のみならず、他の記録装置により画像記録された
記録媒体上に自装置によつて更なる画像記録を行
なうことが可能となり、また、連結手段により自
装置の給送部と他の記録装置の排出部とが連結さ
れているか否かを判断する判断手段を有し、自装
置の給送部と他の記録装置の排出部とが連結され
ていると判断された場合は、他の記録装置により
画像記録された記録媒体が他の記録装置から排出
されたことを示す排出信号に従つて光学系の移動
を始めることにより画像記録を開始せしめるの
で、自装置の操作部を操作する手間を要すること
なく、正確に画像記録を開始することが可能とな
る。
第1図aおよびbはそれぞれ本発明画像記録装
置の構成例を示す定着および排紙部側から見た斜
視図と給紙側から見た斜視図、第2図は第1図a
およびbで示す本装置を2台連結させた状態の構
成例を示す断面図、第3図は第1図aおよびbの
装置の制御ユニツトの構成例を示すブロツク線
図、第4図は第3図の制御ユニツトの制御動作の
一例を示す流れ図、第5図aおよびbはそれぞれ
第4図の流れ図中の連結およびコピー診断サブル
ーチンの流れ図、第6図は第3図の制御ユニツト
のジヤム検知動作の一例を示す流れ図、第7図は
第5図aおよびbと第6図の流れ図中の停止割込
み時の作動例を示す流れ図、第8図は第2図示の
ように本装置を2段連結して連続2枚複写した時
の出力信号の波形を示すタイミングチヤートであ
る。 1…雄型連結部(凸部)、2…雌型連結部(凹
部)、3,4…連結状態検知センサ(プツシユス
イツチ)、5…レセプタル側コネクタ、6…プラ
グ側コネクタ、7…定着ローラ、8…排紙検知セ
ンサ(マイクロスイツチ)、9…レジストローラ、
10…給紙カセツト、11…給紙ローラ、A…前
段装置(1段目の装置)、B…後段装置(2段目
の装置)、Q1…マイクロプロセツサ、Q2…操
作部、Q3…各種センサ、Q4…ジヤム検知ユニ
ツト、Q5…連結検知ユニツト、C5…後段ジヤ
ム信号、C6…後段停止信号、C7…停止割込信
号、C8…コピー開始信号、C9…コピー終了信
号、C10…紙サイズ信号、C11…コピー不可
信号、C12…擬似給紙信号、C13…停止信
号、C14…ジヤム信号。
置の構成例を示す定着および排紙部側から見た斜
視図と給紙側から見た斜視図、第2図は第1図a
およびbで示す本装置を2台連結させた状態の構
成例を示す断面図、第3図は第1図aおよびbの
装置の制御ユニツトの構成例を示すブロツク線
図、第4図は第3図の制御ユニツトの制御動作の
一例を示す流れ図、第5図aおよびbはそれぞれ
第4図の流れ図中の連結およびコピー診断サブル
ーチンの流れ図、第6図は第3図の制御ユニツト
のジヤム検知動作の一例を示す流れ図、第7図は
第5図aおよびbと第6図の流れ図中の停止割込
み時の作動例を示す流れ図、第8図は第2図示の
ように本装置を2段連結して連続2枚複写した時
の出力信号の波形を示すタイミングチヤートであ
る。 1…雄型連結部(凸部)、2…雌型連結部(凹
部)、3,4…連結状態検知センサ(プツシユス
イツチ)、5…レセプタル側コネクタ、6…プラ
グ側コネクタ、7…定着ローラ、8…排紙検知セ
ンサ(マイクロスイツチ)、9…レジストローラ、
10…給紙カセツト、11…給紙ローラ、A…前
段装置(1段目の装置)、B…後段装置(2段目
の装置)、Q1…マイクロプロセツサ、Q2…操
作部、Q3…各種センサ、Q4…ジヤム検知ユニ
ツト、Q5…連結検知ユニツト、C5…後段ジヤ
ム信号、C6…後段停止信号、C7…停止割込信
号、C8…コピー開始信号、C9…コピー終了信
号、C10…紙サイズ信号、C11…コピー不可
信号、C12…擬似給紙信号、C13…停止信
号、C14…ジヤム信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の給送部から給送された記録媒体上に光
学系によつて走査された原稿画像を記録し、画像
記録された記録媒体を所定の排出部に排出する画
像記録装置において、 画像記録の開始指令を入力するための操作手段
と、 他の記録装置により画像記録された記録媒体上
に画像記録すべく自装置の給送部と前記他の記録
装置の排出部とを連結するための連結手段と、 前記他の記録装置により画像記録された記録媒
体が前記他の記録装置から排出されたことを示す
排出信号を入力する入力手段と、 前記連結手段により前記自装置の給送部と前記
他の記録装置の排出部とが連結されているか否か
を判断する判断手段と、 前記判断手段により前記自装置の給送部と前記
他の記録装置の排出部とが連結されていないと判
断された場合は、前記操作手段からの開始指令に
従つて前記光学系の移動を始めることにより画像
記録を開始し、前記判断手段により前記自装置の
給送部と前記他の記録装置の排出部とが連結され
ていると判断された場合は、前記入力手段からの
排出信号に従つて前記光学系の移動を始めること
により画像記録を開始せしめる制御手段とを有す
ることを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57227639A JPS59121063A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 画像記録装置 |
US07/012,606 US4783681A (en) | 1982-12-28 | 1987-02-09 | Image processing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57227639A JPS59121063A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59121063A JPS59121063A (ja) | 1984-07-12 |
JPH0349111B2 true JPH0349111B2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=16864031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57227639A Granted JPS59121063A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59121063A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04119866A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-21 | Minolta Camera Co Ltd | 画像作成装置 |
JP5904176B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2016-04-13 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム及び画像形成システムの制御方法 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP57227639A patent/JPS59121063A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59121063A (ja) | 1984-07-12 |
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