JPH0349104A - スポットライト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、支え部材を存するスポットライトに関連し
、殊にこの発明は、支え部材の一端に機械的および電気
的な結合部材を備え他端に蝶番を介して発光部を結合さ
せた構造のスポットライトに関する。

〈従来の技術〉 従来、種々の形態をもつスポットライトや異なる種々の
発光手段が用いられたスポットライトが存在しており、
それらは商業的な用途のみならず個人的な用途にも大量
に実用に供されている。いずれのスポットライトも、技
術的な観点と、用いる発光手段に応じた形状的な観点と
の両方に適合するような形態に設計されるのが通例であ
る。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら従来のスポットライトは、比較的高張って
おり、またその設計態様も特定の発光手段に対してのみ
適合するという不都合がある。またその種のスポットラ
イトは汎用性を欠いており、内容が異なる照明作業に対
し十分に満足のゆく適応性が得られないという問題があ
る。

この発明は、支え部材を有するスポットライトであって
、支え部材の一端に機械的および電気的な接続部材を備
え他端に蝶番を介して発光部を結合させた構造のスポッ
トライトを開発するためのものであって′、この発明が
目的とするところは、同じ基本構成を保持しつつ種類の
異なる発光手段を用いることができ、しかも実際上必要
となっている照明作業に関して可能な限り適応し得るス
ポットライトを提供することにある。

く問題点を解決するための手段〉 この発明のスポットライトは、基本形態が棒状をなす支
え部材を具備している。この支え部材は、一端に機械的
かつ電気的な結合部材を有し、他端は蝶番を介して発光
部に接続される。

また支え部材は、少なくともその長さの一部がベース部
と旋回部とに分割される。前記ベース部は、蝶番の固定
側に連繋され、旋回部は少なくとも発光部を支えかつ蝶
番の可動側に連繋される。前記蝶番は、支え部材の軸芯
に対し偏心させて配置される。

請求項２に記載の発明では、旋回部は蝶番に対して発光
部の釣合おもりを構成し、少なくとも実質的に均衡する
位置を有している。

請求項３に記載の発明では、ベース部と旋回部との間に
制御可能な調整装置が設けである。

請求項４に記載の発明では、前記調整装置は遠隔制御装
置を介して作動可能となっている。

〈作用〉 支え部材が棒状をなす基本構成を有しかつ支え部材をベ
ース部と旋回部とに分離すると共に、旋回部の軸芯を偏
心させて位置させるので、発光手段の向きの設定が自在
となる。しかも棒状の基本構造になんらの変更を加える
ことなく、その旋回部の自由端にあらゆる種類の発光手
段を自在に設定することが可能である。

またベース部と旋回部との分離面の態様を選択して発光
部と旋回部との配分が光学的観点および美的観点から見
て最適なバランスに設定され得る。さらに技術的観点か
ら見て、旋回部と発光部との重量上のバランスを最適に
設定することが可能であり、蝶番に対して旋回部が発光
部の釣合おもりを構成するよう重量上の均衡をとること
により、小さな力でスポットライトの方向制御が可能で
ある。また旋回部は電源や起動装置の保持手段として使
用でき、これらにより重量バランスの調整も可能である
。またベース部と旋回部との間へ制御可能な調整装置を
設けるとき、スポットライトの向きを遠隔制御でき、し
かもその種調整に必要な力は小さくて済む。

〈実施例〉 第１図は、この発明の一実施例にかかるスポットライト
を示している。

このスポットライトは、基本ｕ様が棒状をなす支え部材
１を具備し、この支え部材１の一端が機械的かつ電気的
な結合部材１０を介して通常のレール１４に結合固定さ
れている。

なおこの実施例の場合、スポットライトは標準化された
通常のレールとそれに対応するアダプタを用いて取り付
けられているが、これに限らず、他の種類のレールとそ
れに対応する器具を用いて取り付けてもよく、またレー
ルを用いずに直接取り付けてもよい。

支え部材１は、蝶番３を介して相互に結合される二個の
部分、すなわちベース部４と旋回部５とに分割されてお
り、旋回部５は各種の発光手段が用いられる発光部２の
保持部を同時に構成する。

蝶番３は、支え部材１の軸芯６に対し中心から外れた偏
心位置に配置される共に、この蝶番３の軸芯を前記軸芯
６に対し直交させている。

ベース部４は蝶番３の固定側７に連繋され、また棒状構
造の旋回部５は蝶番３の可動側８に連繋されている。ベ
ース部４と旋回部５との間の分離面９は、軸芯６に対し
鋭角に延びており、分離面９から拡張し若しくは分離面
９の延びる方向に延びる拡張部材１１を分離面９の範囲
に設けて、分離面９の周縁の輪郭を越えて突出させてい
る。

蝶番３の軸芯は、この実施例の場合、支え部材１の母線
または輪郭線近傍に位置する。幾何学的に言い換えれば
、蝶番３の軸芯は、棒状をなす支え部材ｌの表面に対し
接線の方向に延びて、その表面にちょうど接触するよう
なイメージである。

前記分離面９は、きわめて微小な付勢力をもって発光部
２を蝶番３の軸芯の周囲に旋回させることが可能なよう
に、前記旋回部５が発光部２に対して平衡する重量に設
定されるのが望ましい。また蝶番３を旋回に関して僅か
に固くしておけば、発光部２を予め定められる旋回範囲
内の所望の位置で確実に定位させることが可能となる。

第２図は、低電圧の発光手段が用いられたこの発明の他
の実施例を示している。

同図に示す実施例は、同じ基本的構成に対して容易に他
の発光手段を用いることが可能であることを示すもので
あるが、それのみならず分離面９の設計変更も可能であ
って、分離面９を支え部材りの殆ど全長にわたり生成す
ることも可能であることを示している。分離面９は軸芯
６に沿って大きな範囲にわたって延ばすことが可能であ
り、その両端は軸芯６に対し同じ角度で斜めに短く伸び
て分離面９の終端を形成している。

第２図に示す９０°旋回した位置では、発光部２と拡張
部材１１を備えた旋回部５′とが釣り合っており、この
旋回部５′が発光部２の釣合おもりを形成する。

なお図中、１８は断熱作用を得るために横断面方向の長
さを縮小させた部分を示しており、この部分１８は、望
ましくは旋回部５と発光部２との間に設けられる。

第３図は、第２図の実施例と同様の発光手段が用いられ
た他の実施例であって、レバー状に形成された拡張部材
１１が用いである点で第２図の実施例と相違する。

この実施例は、分離面９が比較的短いものであっても、
拡張部材１１として棒状または偏平な棒状のものを使用
することにより、スポットライトの基本的な美観を阻害
することなく、発光部２に対する釣合おもりを形成でき
ることを示している。

第４図は、この発明のさらに他の実施例を示すもので、
支え部材１として上記の各実施例とは異なった態様のも
のに形成されている。

この支え部材ｌは角度をもった区域１５を備えており、
この区域１５は支え部材１の付加部材上に型成形するか
、付加部材を連結するかにより生成される。この実施例
によれば、据付場所やレールに対し所定の角度だけ傾け
て設置でき、特にある種の照明作業に有利である。

第５図は、異なった発光手段が用いられたこの発明の他
の実施例を示している。

この実施例の場合、発光手段として省電力用ランプが用
いてあり、この種発光手段に必要な電源１２は支え部材
ｌの旋回部５に保持されている。なお電源１２は薄い平
行四面体の形状に形成されており、プラグを介して機械
的かつ電気的に旋回部５に結合するのが望ましい。

第６図は、この発明の最後の実施例を示すもので、棒状
をなす延長部材１６を用いて支え部材１の長さが補充さ
れている。なおこの延長部材１６は必ずしも真っ直ぐで
ある必要はない。

この実施例において、もし例えば蛍光灯の安定器やチョ
ーク１７が直接レール１４上に設けであるならば、スポ
ットライトはこのチョーク１７と電気ケーブルを介して
接続されることになる。

そして起動器ないしは点灯装置１３は発光手段にできる
だけ近く位置させるよう旋回部５に配設される。

スポットライトに近づくことが困難であるにもかかわら
ず異なった方向への照明を度々実施する必要がある場合
には、遠隔操作で制御される調整装置を用いて発光手段
を少なくとも９０゜の範囲で旋回させるとよい、そのた
めに形状記憶合金を旋回部５に配置するのが望ましく、
その形状記憶合金を規定の大きさの電流で活性化するこ
とにより旋回動作を生じさせることができる。その理由
は蝶番３に対して発光部２と旋回部５との間で重量のバ
ランスがとれている結果、この旋回運動には小さな位置
決め作用力のみで十分であるからである。

形状記憶合金による旋回動作が解消されたとき、ベース
部４と旋回部５との間の角度が増大する方向に重力の作
用による旋回動作が生ずるように全体の形状が選ばれる
。ただし形状記憶合金の旋回動作の解消時における重力
による旋回動作を確実にするために補助バネを用いるこ
ともできる。

最後に支え部材１の棒状構造中に小型モータを組み込む
ことにより前記調整を実現することも可能である。スポ
ットライトの旋回を制御する上でどの実施例にも重要な
ことは、旋回軸の両側の部品が重量的にバランスを取れ
ている結果、旋回に必要とされる力が小さくて済むこと
である。

なお遠隔制御装置、特に赤外線の遠隔制御装置を完成す
るのに格別な困難性はなく、常套手段で実現できる。

〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、基本形態が棒状をなす支え部材
をベース部と旋回部とに分離し、ベース部は蝶番の固定
要素に、旋回部は可動要素に、それぞれ連繋すると共に
、蝶番を支え部材の軸芯に対し偏心させて配置したから
、発光手段の向きの設定が自在となり、しかも棒状の基
本形態になんらの変更を加えることなく、その旋回部の
自由端にあらゆる種類の発光手段を自在に設定すること
が可能である。

また旋回部は蝶番に対し発光部の釣合おもりを構成する
から、小さな力でスポットライトの方向制御が可能であ
る。

さらにベース部と旋回部との間へ制御可能な調整装置を
設けたから、スポットライトの向きを遠隔制御でき、し
かもその種調整に必要な力は小さくて済む。

また調整装置は赤外線などの遠隔制御装置を介して作動
可能としたから、スポットライトへ近づくことが困難な
場合や照明方向を頻繁に変更する場合にも容易に対応で
きるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例にかかるスポットライトの
側面図、第２図〜第６図はこの発明の他の実施例にかか
るスポットライトの側面図である。 １＝−・・支え部材　　　　２・・・・発光部３・・・
・蝶番　　　　　　４・・・・ベース部５・・・・旋回
部 ７・・・・固定側 １０・・・、結合部材 ６・・・・軸芯 ８・・・・可動側

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）基本形態が棒状をなす支え部材１を具備したスポ
   ットライトであって、 前記支え部材１は、一端に機械的かつ電気 的な結合部材１０を有し、他端は蝶番３を介して発光部
   ２に接続されると共に、少なくともその長さの一部はベ
   ース部４と旋回部５とに分割され、 前記ベース部４は、蝶番３の固定側７に連 繋され、旋回部５は少なくとも発光部２を支えかつ蝶番
   ３の可動側８に連繋されており、前記蝶番３は、支え部
   材１の軸芯６に対し 偏心させて配置されて成るスポットライト。
2. （２）前記旋回部５は、蝶番３に対して発光部２の釣合
   おもりを構成して、少なくとも実質的に均衡する位置を
   有している請求項１に記載のスポットライト。
3. （３）前記ベース部４と旋回部５との間には制御可能な
   調整装置が設けられている請求項１または２に記載のス
   ポットライト。
4. （４）前記調整装置は、遠隔制御装置を介して作動可能
   である請求項３に記載のスポットライト。