JPH0348845Y2 - - Google Patents

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JPH0348845Y2
JPH0348845Y2 JP16014887U JP16014887U JPH0348845Y2 JP H0348845 Y2 JPH0348845 Y2 JP H0348845Y2 JP 16014887 U JP16014887 U JP 16014887U JP 16014887 U JP16014887 U JP 16014887U JP H0348845 Y2 JPH0348845 Y2 JP H0348845Y2
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contact
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elastic piece
electrode
piece
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JP16014887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電池等の平面状の電極に対する電気的
接続状態を安定させることができる接続端子の構
造に関する。
(従来の技術) 乾電池等のバツテリーを電源とする各種機器に
おいては、バツテリーのプラス、マイナス各電極
に対して導電性金属の薄板等から成るバネ構造を
備えた接続端子を圧接することによつて電気的接
続を得ている。
バツテリーの各電極のうちマイナス側電極の表
面は平面状に構成されており、これと接続される
接続端子の接触面を種々に構成することによつて
面接触、線接触、点接触等、多様な接触態様を得
ることができる。ところが微視的に観察すれば、
面接触、線接触の大半は多点接触に属しており、
バネ構造による圧接力が各点に分散されるため、
各点当りの圧接力が低下して接触状態がいずれも
不良となる。
これに対して、一点接触の場合は接触圧力が一
点に集中するため、最適なコンデイシヨン下にお
いては充分な接触状態と導通を得ることができる
が、バネ圧が低下したり、当該一点に錆が発生し
たり、バツテリーの面電極との接続角度や接続位
置がずれたりすると、容易に接触不良に陥る虞れ
がある。
(考案の目的) 本考案は上記に鑑みてなされたものであり、乾
電池等の平面状の電極とこれに接続される接続端
子との接続状態を接続コンデイシヨンが悪化した
場合においても常に良好に保持することができる
接続端子の構造を提供するものである。
(考案の概要) 上記目的を達成するため、本考案の接続端子の
構造は、面状の電極に対して弾性的に圧接して導
通を図るための接続端子であつて、該接続端子は
導電性金属をバネ状に成型した弾性片と、該弾性
片の先端部の接触片に突設された少なくとも3つ
以上の接点とから構成されていることを特徴とし
ている。
(実施例) 以下、本考案の接続端子の構造を詳細に説明す
る。
第1図a及びbは本考案の第1の実施例の構成
を示す平面図及び正面図である。
この接続端子は、導電性金属から成る帯状薄板
を螺旋状に成型した弾性片1と、弾性片1の基端
に位置し接続対象となる電池が収容される電池ボ
ツクス内の電極に固着される固着部2と、弾性片
1の先端に一体化された接触片3とを有する。接
触片3の上面には例えば3個の山型突起(接点)
4が形成されている。
螺旋状の弾性片1及び接触片3は、打ち抜き等
によつて一体的に成型することができる。山型突
起4は、打ち抜き時に同時に或は後から形成す
る。
接触片3は弾性片1の弾性変形作用によつてそ
の姿勢(角度)を種々変更することが可能である
ため、電池が適正な姿勢で装着されている場合に
は電極面と平行な姿勢を保持して各突起4を均等
な圧力にて電極に圧接させる一方、電池の位置ず
れ等に起因して両者の相対的位置関係に変動が生
じた場合においては弾性片1を撓めながら電極面
と平行な姿勢を確保するように姿勢を変化させる
ことができる。仮に、電極面と完全に平行な姿勢
を保持することが困難な場合においても、各突起
4のうちの少なくとも一つが電極との接触を確保
することができる限り、充分な導通を得ることが
可能である。
また第2図a,bは第1の実施例の接触片の変
形例であり、接触片3に3か所切欠き5を形成し
て上方へ折り曲げ、該各切欠き5上面に夫々突起
4を形成したものである。突起4を形成せずに、
切欠き5を突設させるだけであつてもよい。この
ように構成すれば、各切欠き5が夫々独立別個に
弾性変形することができるため、電極面との間の
相対的位置の変動に対してさらに柔軟に追随して
良好な接触を得ることが可能となる。
第3図は本考案の第2の実施例であり、第1の
実施例と同一の部分は同一の符号で示し、重複し
た説明は省略するが、薄板を複数段に折り曲げ、
その先端部に接触部3を形成した構成において相
違している。このように構成しても、第1の実施
例と同様に効果を得ることができる。
上記各実施例においては弾性片1を板バネとし
て構成したが、線状の金属線から成るバネであつ
ても勿論差し支えない。
また、接点4の数は3個に限られる訳ではな
く、過度に多数にならない限り(例えば10個以
上)増大させても差し支えない。
要は、弾性片の弾性変形作用によつて接触片が
電極面に対する姿勢を自由に変化させることによ
つて、接触片上の複数の突起のうちの少なくとも
一つが常に電極面と確実に接触を確保できるよう
に構成した点に本考案の要旨が存している。
なお、本考案においては、平面状の電極ばかり
でなく曲面状の電極その他に対しても充分追随し
て接続状態を維持することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案の接続端子の構造によれ
ば、乾電池等の平面状の電極とこれに接続される
接続端子との接続状態を接続コンデイシヨンが悪
化した場合においても常に良好に保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは本考案の第1の実施例の構成
を示す平面図及び正面図、第2図a及びbは第1
の実施例の変形例の説明図、第3図a及びbは第
2の実施例の平面図及び正面図である。 1……弾性片、2……固着部、3……接触片、
4……山型突起(接点)、5……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 面状の電極に対して弾性的に圧接して導通を図
    るための接続端子であつて、該接続端子は導電性
    金属をバネ状に成型した弾性片と、該弾性片の先
    端部の接触片に突設された少なくとも3つ以上の
    接点とから構成されていることを特徴とする接続
    端子の構造。
JP16014887U 1987-10-20 1987-10-20 Expired JPH0348845Y2 (ja)

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JP16014887U JPH0348845Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16014887U JPH0348845Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

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Publication Number Publication Date
JPH0164863U JPH0164863U (ja) 1989-04-26
JPH0348845Y2 true JPH0348845Y2 (ja) 1991-10-18

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ID=31441963

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JP16014887U Expired JPH0348845Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2537643Y2 (ja) * 1992-09-04 1997-06-04 日本航空電子工業株式会社 基板間接続用コネクタ

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Publication number Publication date
JPH0164863U (ja) 1989-04-26

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