JPH0348651A - 脂肪族イソシアネートの製造方法 - Google Patents

脂肪族イソシアネートの製造方法

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JPH0348651A
JPH0348651A JP18289490A JP18289490A JPH0348651A JP H0348651 A JPH0348651 A JP H0348651A JP 18289490 A JP18289490 A JP 18289490A JP 18289490 A JP18289490 A JP 18289490A JP H0348651 A JPH0348651 A JP H0348651A
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urea
mono
acid
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JP18289490A
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Edward T Shawl
エドウァード・ティー・ショール
Haven S Kesling Jr
ヘイブン・エス・ケスリング・ジュニア
John G Zajacek
ジョーン・ジー・ザジャチェク
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Arco Chemical Technology LP
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C263/00Preparation of derivatives of isocyanic acid
    • C07C263/06Preparation of derivatives of isocyanic acid from or via ureas
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C273/00Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C273/18Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas
    • C07C273/1809Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety
    • C07C273/1818Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety from -N=C=O and XNR'R"
    • C07C273/1827X being H

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、第一脂肪族アミンとインシアン酸とから脂肪
族尿素を生成し、その尿素をジアルキルアミンと反応さ
せてモノ−、ジ−またはポリ(ジアルキル)尿素を得、
その後これを不活性有機溶媒中反応促進剤の存在下に熱
処理して目的の脂肪族インシアネートを生成することが
ら成る、モノ、ジ−またはポリ−イソシアネートの多工
程製造法に関する。本方法により製造された脂肪族イソ
シアネートは、ウレタンまたはポリウレタンの製造にお
いて産業上非常に重要であるばかりでなく、農業用途を
もつ材料の使用または製造のためにも重要である。
[従来の技術1 数種類の脂肪族インシアネート(例えば、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート)は、アルキルアミンとホスゲンと
を反応させて塩化カルバミル誘導体を生成し、その後こ
れを目的のインシアネートと塩化水素とに熱分解するこ
とにより商業的に製造されている。ホスゲンの使用は環
境および安全の面で重大な危険をもたらす。さらに、そ
の使用は塩素含有副生物を形成させる。ホスゲンを利用
しない脂肪族イソシアネートの製法が数多く開示されて
いる。これらの方法には熱分解法、例えば米国特許第4
596678号(1986年6月24日)に記載される
ような、1.6−へキサメチレンジカルバメートの形成
および対応インシアネートへの分解、並びに米国特許第
3365662号(1968年1月30日)に示される
ような、脂肪族アミンとジフェニルカーボネートとを反
応させて中間体カルバメート誘導体を形成し、これを熱
旭理して脂肪族インシアネートとフェノールを形成させ
る製法が含まれる。
脂肪族尿素を製造するためのイソシアン酸とアンモニア
、第一および第二アミンとの反応はり、J。
Be1son and A、N、5trachan、 
Chem、Soc、Rev、、 Vol。
1、 p、41−56 (1982)による論文に載っ
ている。
また、トリ置換尿素の形成は、例えば米国特許第285
7430号(1958年10月21日)に開示されてい
る。
尿素基のインシアネート基への転換を助ける種々の促進
剤を使用して置換尿素を気相または溶媒相分解すること
による芳香族モノ〜およびポリイソシアネートの製造方
法は文献に記載されている。
無溶媒系で塩化水素、五酸化リンまたは塩化亜鉛の存在
下に対称ビスアリール尿素から芳香族インシアネートを
気相製造する方法はA、IIofmann。
Proc、Royal  Sac、、  London
、  Vol’、I1,  p、274’  (185
8)に記載されている。ジフェニル尿素と五酸化リン、
塩化亜鉛または気体HCIの混合物を加熱することによ
って、IIofmannはフェニルイソシアネート塔頂
顔出物を蒸留した。この実験方法の細部については何も
示されておらず、インシアネートの収量も与えられてい
ない。
A、IIofmann、 Chemisch Beri
chLe、 Vo1,3. p、653658 (18
70)には、リン酸の存在下にジフェニル尿素を加熱し
て、インシアネートの製造と見なすにはあまりに少なず
ぎる収量を得ることが記載されている。
3924e (1950)に報告されたIwakura
およびNagakuboによるその後の研究は、塩化水
素ガスの存在下でビス(p−エトキシフェニル)尿素の
ようなビスアリール尿素の溶液を加熱することによる芳
香族イソシアネート(p−エトキシフェニルイソシアネ
ート)の製造を開示している。
350℃以上の温度でのビスアリール尿素の気Soc、
、 Vo1,75. p、2101 (1952)およ
び促進剤としての気体1(C1の存在下では米国特許第
2773086号(Slocombe eL a1, 
1956年12月、1日)に記載されている。収率は気
相反応の場合が60〜70%であり、液相反応の場合は
たったの5%であると報告されている。塩化カルバモイ
ル中間体が形成される。
トリ置換尿素のインシアネートへの液相分解は仏国特許
@ 1.473821号(van Landeghem
 eLat、 1967年2月13日)、米国特許第3
898259号(C,J、1learsey、 197
5年8月5日)、および米国特許第3936484号(
RosenLhalet a1,1976年2月3日)
に開示されている。
van Landeghemはトリ置換尿素を一定の誘
電率をもつ有機溶媒中140〜170℃で6〜10時間
の長い反応時間にわたり熱分解して60〜75%の中程
度の収率を得たと報じている。多種多様の触媒が記載さ
れているが、例示も請求もされておらず、これらには金
属塩、例えばマンガン、亜鉛、コバルト、クロムおよび
バナジウムの酢酸塩、ステアリン酸塩およびリノール酸
塩:第三アミン塩基、例えば脂肪族、脂環式、芳香族お
よび混合第三アミン;脂肪族複素環アミン、例えばN−
メチルピペリジンまたはN、N’ −ジメチルピペリジ
ン・並びに芳香族複素環アミン、例えばピリジンおよび
ピリミジン:が含まれる。イミダゾールのような他の窒
素化合物も適していると示されている。しかしながら、
記載された反応条件下で、v a n L a n d
 e g h e +nにより示された第三アミン類は
尿素分解を触媒しない。
米国特許第3936484号(RosenLhal e
tal)は、溶媒中230℃以上の温度でジ−およびト
リー置換尿素を短い滞留時間で熱分解して60〜80%
のイソシアネート収率を得ることを開示している。
米国特許21¥3898259号(tfearsey)
は、液相尿素分解反応に気体塩化水素を導入して80〜
90%のインシアネート収率と共に反応時間の短縮を得
ることを開示している。100〜200℃の温度で過剰
の気体H′C1が用いられ、副生物として塩化カルバモ
イル中間体が形成される。
米国特許第4223145号(A、l1envsche
l eta1, 1980年9月16日)は、最高10
%過剰のtTclを用いて1・り置換尿素のHCI付加
物を形成することを開示している。その浚、この付加物
は密閉系にて80〜180℃で分解される。
し発明の溝成1 本発明は、脂肪族モノ−、ジ−またはポリ−アミンとイ
ソシアン酸(II N CO)から脂肪族モノ、ジ−ま
たはポリ−イソシアネートを製造するための新規な連続
多工程法に関する。脂肪族アミン七イソシアン酸とを反
応させてアミノ基を尿素基に転換し、次に脂肪族モノ−
、ジ−またはポリ尿素をジアルキルアミン(例、ジエチ
ルアミン)と反応させてモノ−、ジ−またはポリ−(ジ
アルキル)尿素生成物を得、これを不活性有機溶媒中に
スラリー化または溶解し、そして第三アミンハロゲン化
水素酸塩、有機スルホン酸およびスルホン化芳香族イオ
ン交a樹脂から選ばれる反応促進剤の存在下に熱分解す
ることにより、対応する脂肪族イソシアネートが得られ
る。
従って、本発明の目的は、脂肪族アミンとイソシアン酸
の尿素反応生成物(これは対応する脂肪族インシアネー
トの前駆物質脂肪族モノ−、ジまたはポリ(ジアルキル
)尿素を得るためにジアルキルアミンと反応させた)か
ら脂肪族モノ−、ジ−またはポリ−インシアネートを製
造するための改良された多工程法を提供することである
本発明の他の目的は、中間体モノ−、ジ−またはポリ(
ジアルキル)尿素を対応する脂肪族イソシアネート生成
物に転換するための改良された反応(熱分解)系を提供
することである。
本発明の他の目的および利点は、以下の詳細な説明並び
に特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本発明によれば、式: %式%) 1式中、Rは直鎖状、分枝鎖状または環状の炭素原子数
1〜20のアルキル基であって、場合により脂肪族基、
芳香族基、クロライド、ブロマイド、アルコキシドまた
は二1〜ロ基で置換されていてもよく、そしてnは1〜
4の整数、好ましくは1〜3である1で表される脂肪族
モノ−、ジ−またはポリーイソンア不一トは、 (a)式: %式%) [式中、Rは先に定義した通りであり、nは1〜4の整
数、好ましくは■〜3である1で表される第一脂肪族モ
ノ−、ジ−またはポリ−アミンとイソシアン酸とを、反
応系の諸成分に対し安定であって実質上化学的に不活性
な溶媒または溶媒混合物の存在下に約−30’C!〜約
200℃の温度、好ましくは約−10℃〜約150℃で
反応させ、アミノ基を尿素基(N HCON I−1z
)に転換して構造式: %式%) [式中、Rおよびnは先に定義した通りである1で表さ
れる脂肪族モノ−、ジ−またはポリ−尿素を生成し; 表される脂肪族モノ−、ジ−またはポリ尿素とアルキル
基中に1〜8個の炭素原子をもつジアルキルアミンとを
、反応系の諸成分に対し安定であって実質上化学的に不
活性な溶媒または溶媒混合物の存在下に約50℃〜約2
00℃の温度、好ましくは約90℃〜約150℃で反応
させて、式: %式%) [式中、Rおよびnは先に定義した通りであり、R′お
よびRsは同一であっても異なっていてもよく、独立に
1〜8個の炭素原子をもつ置換または非置換の一価脂肪
族基であるか、またはR′およびR′は一緒になって置
換二価脂肪族基を表す]で表されるモノ−、ジ−または
ポリ(ジアルキル)尿素を生成し; (c)反応系の諸成分に対し安定であって実質上化学的
に不活性である有機溶媒または溶媒混合物中に溶解もし
くはスラリー化した前記のモノ−ジ−またはポリ(ジア
ルキル)尿素を、第三アミンハロゲン化水素酸塩(例、
ピリジン塩酸塩)、有機スルホン酸およびスルホン化芳
香族イオン交換樹脂より成る群から選ばれる反応促進剤
の存在下に約50℃〜約220℃の温度、好ましくは約
90℃〜約150℃で熱分解し;そして(d)生成した
脂肪腰モノ−、ジ−またはボリーイソシアネ−1・を回
収する; 各工程から成る方法により製造される。
本発明方法により製造される代表的な脂肪族モノ−、ジ
−およびポリ−イソシアネートには、例えばメチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、n−5ec−およびt
−ブチル、ヘキシル、2−メチルヘキシル、2−エチル
ヘキンル、デシル、ベンジルまたはシクロヘキシル基を
含むモノイソシアホー1−;1.4−ブチレンジイソシ
アネート、1.6−へキサメチレンジイソシアネート、
インホロンジイソシアネート、キシリリデンジイソシア
ネートのようなジイソシアネ−1−、シクロヘキサンジ
イソシアネート、2.4−および2.6−へキサヒドロ
トルエンジイソシアネートのような脂環式インシアネー
ト、4.4’−2,4’および2.2′−ジシクロへキ
シルメタンジイソシアネートの異性体混合物のような脂
肪族−脂環式ジイソシアネート;およびアニリンとホル
ムアルデヒドの水素化縮合生成物から誘導されたポリイ
ソシアネート;が含まれる。
本発明方法の工程(a)に従ってイソシアン酸と反応さ
せる代表的な第−脂肪腰モノ−、ジ−またはポリ−アミ
ンには、例えばメチル、エチル、ローおよびイソ−プロ
ピル、n−5ec−およびし−ブチル、およびオクチル
などのアミン、ベンジルアミン、1.6−ヘキサメチレ
ンジアミン、シクロヘキシルアミンなどが含まれる。
本発明方法の工程(a)で用いるイソシアン酸は、尿素
またはシアン酸の熱分解、シアン酸塩(例えば、シアン
酸ナトリウム、シアン酸カリウムまたはシアン酸銀)と
酸(例えば、酢酸または塩酸)との反応のような既知方
法によりつくられる。本発明方法では、イソシアン酸を
その場で生成して使用するか、あるいはその供給源から
蒸留して、気体としてまたは適当な溶媒に溶解して使用
する。
本発明方法において、モノ−、ジ−またはポリアミンの
(−NII、)基対イソンアン酸のモル比は通常l:1
である。しかしながら、約50%まで過剰のイソシアン
酸を使用してもよい。また、約30%まで過剰の(−N
H,)基を使用することができ、未反応または部分反応
アミンは尿素生成物から分離され、再循環される。尿素
を用いる後続の反応では、ジアルキルアミン反応剤(例
ジメチルアミン)対尿素基(N HCON Hz)のモ
ル比は一般にl;lである。しかしながら、反応を完全
に進行させるためには、約lO%ないし10倍過剰のジ
アルキルアミンを使用することが有利である。未反応ジ
アルキルアミンは蒸留によって簡単に回収でき、反応混
合物に再循環される。
本発明方法の工程(b)で用いられるジアルキルアミン
またはそれらの混合物は、一般式:R′R” HN (
ここで、R′およびR#は同一であっても異なっていて
もよく、独立に1〜8個の炭素原子をもつアルキル基で
ある)に一致する。代表的なジアルキルアミンには、例
えばジメチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルア
ミン、ジイソプロピルアミン、ジシクロヘキシルアミン
、ジブチルアミンなどが含まれる。
本発明方法の各工程では、反応系の諸成分に対し安定で
あって実質上化学的に不活性である溶媒または溶媒混合
物が使用される。適当な溶媒は、例えば芳香族炭化水素
(例、ベンゼン、トルエン、キシレン、テ1−ラヒドロ
ナフタレン)および高級アルキル置換芳香族炭化水素;
炭素原子数5〜20のアルカン、置換アルカンおよびシ
クロアルカン(例、n−ヘキサノ、n−へブタン、オク
タン、ノナン、ンクロヘキサン、ドデカン、オクタデカ
ン、2−メチルヘキサン、2−エチルヘキサン、メチル
ピロリドン、シクロペンタン);ハロゲン化または二1
−ロ化芳香族もしくは脂肪族炭化水素(例、塩化メチレ
ン、クロロホルム、四基化炭X、1.2〜ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、トリクロロエタン、テトラクロロ
エタン、ジクロロベンゼン、ニトロベンゼン、ジニトロ
トルエン)芳香族または脂肪族エーテル(例、ジフェニ
ルエーテル、ジブチルエーテル);第三アミン(例。
ピリジン、トリエチルアミン、N−メチルピロリドン)
などである。ある種のケトン、エステル、アルコール、
水、および極性溶媒(例、スルホラン、ジメチルスルホ
キシド、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
ト)も使用できる。アミン、尿素やジアルキル尿素のよ
うな反応中間体、または反応生成物は用いる濃度で溶媒
と完全に混和性である必要はない。反応成分を分離する
ために、または反応を生成物の増加へ導くために、種々
の溶媒または溶媒混合物中での試薬、中間体および反応
生成物の溶解度の差異を利用することができる。反応系
全体を通して同一の溶媒または溶媒混合物を使用しても
、それぞれの工程で異なる溶媒または溶媒混合物を使用
してもよい。
工程(a)でアミンとイソシアン酸を反応させて得られ
た中間体モノ−、ジ−またはポリ−尿素は、所望により
、反応系から分離して本発明方法に従って処理するか、
あるいは目的のインシアネートを製造する方法の完結の
ために分離せずに溶液またはスラリーとして先へ進める
。適当な溶媒中において、中間体モノ−、ジ−またはポ
リ−尿素は木質的に不溶性であり、濾過、遠心などの慣
用技法により未反応アミンまたは部分反応アミン尿素副
生物から簡単に分離できる。分離したモノ、ジ−または
ポリ−尿素もしくは粗製中間体生成物は、目的のジアル
キル尿素を得るためにジアルキルアミンと反応させる。
ジアルキルアミン反応剤は気体、液体、固体として、ま
たは溶媒に溶かした溶液として加えられる。この反応段
階で発生したアンモニアは便利な手段により除かれる。
モノ− ジ−またはポリ−(ジアルキル)尿素の対応イ
ンシアネートへの熱分解を促進するために本発明方法で
用いられる第三アミンハロゲン化水素酸塩は、例えば所
定の第三アミンとMCIのようなハロゲン化水素を反応
させることにより製造でさる。フッ化水素、塩化水素、
臭化水素、またはヨウ化水素の塩が使用される。ハロゲ
ン化水素酸塩の製造に用いられる第三アミンは一般式:
%式% は水素でなく、1〜10@の炭素原子をもつ脂肪族基、
シクロペンチル、シクロヘキシルおよびンクロヘズチル
基のような脂環式基、芳香族基、またはアルアルキル基
である)に一致する。tli前記の基はインシアネート
生成物と非反応性の、例えばニトロまたはハロ基で置換
されていてもよい。適当なアミン塩には、例えばトリエ
チルアミン塩酸塩、臭化水素酸塩またはフッ化水素酸塩
、トリオクチルアミン塩酸塩、臭化水素酸塩または7ン
化水素酸塩、N−メチルジエチルアミン臭化水素酸塩ま
たは塩酸塩、N、N−ジエチルアニリン塩酸塩、および
N、N−ジメチルシクロヘキシルアミン塩酸塩が含まれ
る。複素環式第三アミンおよび複素環式芳香族アミンの
ハロゲン化水素酸塩も使用できる。代表的な塩には、例
えばN−メチルピロリジン塩酸塩、ピリジン塩酸塩また
は臭化水素酸塩、3−エチルピリジン塩酸塩、1.4−
ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン塩酸塩、4゜4
′−ビビリジンニ塩酸塩、キノリン塩酸塩などが含まれ
る。2−クロロピリジンN−オキシド塩酸塩のようなア
ミンオキシドの塩も促進剤として使用でさる。さらに、
ハロゲン化水素酸塩はポリビニルピリジンのようなポリ
マー、またはスチレンジビニルベンゼンポリマーに第三
アミン基を結合させて得られた樹脂の一部であるアミン
を用いて形成することができる。本方法において、第三
アミンハロゲン化水素酸塩は一般に尿素基に基づいて1
:1のモル比で用いられる。しかしながら、過剰の第三
アミンハロゲン化水素酸塩促進剤全使用してもよい。
モノ−、ジ−またはポリ−(ジアルキル)尿素の熱分解
を促進するために本発明方法で用いられる有機スルホン
酸は、アルキル基中に10個までの炭素原子をもつアル
カンスルホン酸またはハロゲン化アルカンスルホン酸、
もしくは芳香環にハロゲン、アルキル基、芳香族基、ニ
トロ基のような置換基を含んでいてもよい芳香族スルホ
ン酸でありうる。有機スルホン酸は酸性スルホン化芳香
族イオン交換樹脂の形をしていてもよく、例えば約56
5g/Iの嵩密度、約4.9ミリ当量/g乾燥の水素イ
オン濃度、約40〜50m”/gの表面積、約200〜
600オングストローム単位の平均孔径を有するスルホ
ン化スチレン/ジビニルベンゼンコポリマー(例、 R
ohm &41aas社から^mberlyst 15
”として市販されているもの)、または約110〜15
00の当量、約0.7〜1゜0ミリ当量/g屹燥の水素
イオン濃度を有し、例えばテトラ7ルオロエチレンと7
7化スルホニルビニルエーテル カリでケン化してアルカリ金属塩を形成し、その後酸で
処理して塩をスルホン酸形に転換することにより製造さ
れた’Nafion  (DuPont社から市販され
ている)のような酸性ペルフルオロアルカンスルホン酸
樹脂でありうる。スルホン酸促進剤の混合物も使用でき
るが、生成した芳香族イソシアネートの分離・回収を単
純化するために1種類の酸促進剤を用いることが好まし
い。本発明方法で使用するのに適した代表的な有機スル
ホン酸促進剤には、例えばメタン、エタン、ブタン、ヘ
キサンスルホン酸など、トリフルオロメタンスルホン酸
、ベンゼンスルホン酸、l,3−ベンゼンジスルホン酸
、p4ルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、4−
クロロ−3−二トロベンゼンスルホン酸、3−ニトロベ
ンゼンスルホン酸ナトが含まれる。スルホン化芳香族イ
オン交換樹脂には前記の’AmberlysL 15”
および“Nation”が含まれ、さらに“Dovex
 50” (Dqv Chemica1社)、”AG5
0W”  (Bio−Rad社)、および’Amber
lite”(Rohm & llaas社)樹脂材料が
含まれる。イオン交換樹脂は水素イオン形またはナトリ
ウム塩やカリウム塩のような塩形で市販されている。塩
は、例えば塩酸水溶液で処理し、水で洗って5.5〜7
の一定p Hとなし、その後乾燥して残留水を除くこと
により、活性水素イオン形に容易に転換できる。
本発明方法では、有機スルホン酸促進剤は一般に尿素基
対スルホン酸基に基づいてl:1のモル比で用いられる
。大過剰量を使用しても何の利点も得られず、かえって
副生物の形成へ導く。
本発明方法は適当にはモノ−、ジ−またはポリ−(ジア
ルキル)尿素を反応媒体である溶媒または溶媒混合物に
加えることにより実施される。尿素は溶媒または溶媒混
合物に溶解しても、反応温度で溶解してもよく、また尿
素はスラリーの形態であってもよい。スルホン酸イオン
交換樹脂促進剤を用いる反応は、所望の反応温度に維持
した樹脂固定床を通して尿素の溶媒溶液を反応させるこ
とによっても実施することかでざる。本方法の工程(a
)を実施するための一般方法は、第一脂肪族モノ−、ジ
−またはポリ−アミンを溶媒と共に反応容器に装填する
ことである。イソシアン酸は気体(場合により不活性気
体で希釈する)として、液体として、または適当な溶媒
中の溶液として反応器に導入される。これとは別に、イ
ソシアン酸は溶媒と共に初めに反応器に装填することが
でき、その後アミンが液体として、固体として、適当な
溶媒中の溶液として、または適当な不活性液体中のスラ
リーとして加えられる。反応容器は適当な期間にわたっ
て所望の反応温度を与えるために、必要に応じて加熱ま
たは冷却される。反応容器の内部または外部にある加熱
および/または冷却手段が温度を希望の範囲内に維持す
るj;めに使用される。目的の反応生成物は標準的な濾
過および/または蒸留法により回収できる。
本発明方法において、工程(a)のアミンとイソシアン
酸との反応は約−30℃〜約200℃の温度、好ましく
は約−10℃〜約150℃で進行するであろう。反応時
間は温度に左右されるが、一般に約2分ないし数時間の
範囲であるだろう。
工程(b)の中間体モノ−、ジ−またはポリ−尿素とジ
アルキルアミンとの反応は約50℃〜約200℃の温度
、好ましくは約90℃〜約150℃で進行するであろう
。反応時間は温度に左右されるが、一般に約30分ない
し約8時間の範囲であるだろう。
本発明方法はパンチ法、半連続法または連続法として実
施することができ、材料および反応剤の添加順序は用い
る特定の装置、反応剤および促進剤に適するように変え
ることができる。
本発明の反応は温度調節手段および撹拌手段を備えた適
当な反応器で実施される。反応容器の内部または外部に
ある加熱および/または冷却手段が温度を希望の範囲内
に維持するために使用される。
上述したように、工程(C)のモノ−、ジ−またはポリ
−(ジアルキル)尿素の熱分解は約50℃〜約220℃
の温度、好ましくは約90℃〜150℃で進行するであ
ろう。反応時間は分解温度に左右されるが、一般に約5
分ないし数時間の範囲であるだろう。
本発明の反応工程は一般に大気圧で実施されるが、用い
る溶媒およびイソシアネート生成物の訓点に応じて、加
圧下または減圧下で行うこともできる。形成されたイソ
シアン酸1−は濾過により、溶媒またはイソシアネート
(沸点の低い方)の蒸留により、または他の既知方法に
より回収され、用いる溶媒および生成するインシアネー
トに依存するであろう。
本発明は、その特徴を含む以下の実施例によりさらに詳
しく例示される。しかしながら、実施例は本発明を制限
するものとして解釈されるべきでなく、本発明の精神お
よび範囲を逸脱することなく多くの変更が可能であるこ
とを理解すべきである。
)費1貴j」 l・ルエン100g中の1,6−へギサメチレンジアミ
ン1,1.6g (0,1モル)の溶液を500m1エ
ルレンマイヤーフラスコにいれた。この溶液を電磁攪拌
機で攪拌しながら、イノシアン酸9g(0,21モル)
を含むトルエン中のイソシアン酸の5重量%溶液180
gを室温ですばやく加えた。イノシアン酸溶液の添加後
直ちに固体が沈澱した。この混合物を室温で20分攪拌
し、その後固体を濾過により集めた。回収した固体19
1gは目的の1.6−ヘキサメチレンビス尿素の959
6収率に相当した。固体の同一性は、1.6−ヘキサメ
チレンジイソシアネートとアンモニアの反応から製造し
た1、6−ヘキサメチレンビス尿素のサンプルと融点お
よびNMRスペクトルとを比較して確認した。その後、
固体は圧力容器中135℃で過剰のジエチルアミン80
gと4時間反応させた。1.6−ヘキサメチレンビス(
ジエチル尿素)の転化をNMR分析で確かめた。反応生
成物は′rM、磁撹拌機、冷却器および温度計を備えf
ニー 500. m l三つ口丸底7ラスコに0−キシ
レン150gを用いて移した。過剰のジエチルアミンを
蒸留によって反応混合物から除き、その後メタンスルホ
ン酸20gを加えた。この混合物を激しく混合しながら
還流(143℃)下に45分間加熱した。キシレン相を
酸相から分離し、赤外線スペクトルにより1.6−へキ
サメチレンジイソシアネートについて分析した。ジイソ
シアネートの90%収率が得られた。0−キシレンを回
転蒸発器でストリッピングして1.6−ヘキサメチレン
ジイソシアネートl1gを得た。
実施例2 1.6−ヘキサメチレンジアミン2.9gとピリジン5
0gの混合物を、電磁撹拌機、冷却器および温度計を備
えた250m1三つ口丸底フラスコに入れ、100′C
に加熱した。この、ジアミン溶液に50150重量%ト
ルエン/ピリジン中のイソシアン酸の10重量%溶液2
5gをすばやく加えた。固体が直ちに形成された。この
混合物を100℃で15分撹拌し、その後全反応混合物
をジエチルアミン20gと共に圧力容器に移した。この
混合物を140℃で3時間加熱した。過剰のジエチルア
ミンと溶媒を回転蒸発器を使って生成物からストリッピ
ングし、その後トルエン60gとピリジン塩酸塩6gを
加え、ジイソシアネートが生成するまで110℃で90
分間加熱した。石川かも分離後、トルエン相は赤外線ス
ペクトルで分析し、1.6−へキサメチレンジイソシア
ネートの85%収率を示した。
実施例3 n−ブチルアミン7.3g (0,1モル)とクロロベ
ンゼン100gを、電磁撹拌機、冷却器および気体流入
チューブを備えた250m1三つ口丸底フラスコに入れ
た。シアン酸ナトリウムと塩化水素の反応により発生し
たイソシアン酸をシアン酸ナトリウムから蒸留し、冷却
浴で一10℃に維持した丸底フラスコに気体(窒素で希
釈した)として送った。わずかに過剰のイソシアン酸を
加えた後、反応混合物を室温まで温め、30分間撹拌し
た。生成物を圧力容器に移し、ジメチルアミン9gを加
えた。この混合物を120’Cで90分間加熱してN−
ブチル−N′−ジメチル尿素を形成した。過剰のジメチ
ルアミンを反応器から排出し、その後全反応混合物を°
’Amberlyst” 15イオン交換樹脂(予め初
めに3MIC+で、次に蒸留水で洗い、真空オーブン中
75℃で屹燥した)25gでスラリー化した。この反応
混合物を80℃で60分間加熱し、その後室温まで冷却
し、固体の樹脂を濾過により除いた。赤外線スペクトル
によるクロロベンゼン溶液の分析は、n−ブチルアミン
に基づいてn−ブチル上イソシア不−1・の75%収率
を示した。
実施例4 実施例3の方法に従って1、溶媒として。−ジクロロベ
ンゼン100gを用いて、N−ブチル。
N’ 、N’−ジメチル尿素を合成した。その後、0−
ジクロロベンゼン中の反応生成物は’NafionNI
?50”イオン交換樹脂25gでスラリー化し、100
℃で3時間加熱した。この混合物を室温まで冷却し、固
体の樹脂を瘤過により除いた。0−ジクロロベンゼン溶
液から塔頂で蒸留してN−ブチルイソシアネート7.2
.gを分離した。
実施例5−9 実施例1の方法に従って、種々のアミン、ジアミン、ま
たはポリアミン、ジアルキルアミン、溶媒、反応温度、
および分解促進剤を用いて、多数の実験を行った。生成
物は赤外線スペクトルにより同定した。ビス(ジアルキ
ル尿素)化合物を合成するだめの反応条件は以下の表1
に示す。これらの尿素化合物は対応するイソシアネート
に転換した。表1のビス(ジアルキル尿素)化合物から
対応イソシアネートを製造するだめの反応条件および結
果は以下の表2に示す。インシアネートの収率は出発ア
ミンに基づいている。
実施例 番号 考又 温度 促進剤(g) p−トルエン SOsH(20g) ピリジン 臭化水素酸塩(16) N、N−ジメチルアニリン 臭化水素酸塩(20) ピリジン 塩酸塩(3,5) メタンスルホン酸(10) 2時間 15分 30分 30分 60分 イソシア不−ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)、一般式: R(NCO)n [式中、Rは直鎖状、分枝鎖状または環状の炭素原子数
    1〜20のアルキル基であって、場合により脂肪族基、
    芳香族基、クロライド、ブロマイド、アルコキシドまた
    はニトロ基で置換されていてもよく、そしてnは1〜4
    の整数である]で表される脂肪族モノ−、ジ−またはポ
    リ−イソシアネートの製造方法であって、 (a)式: R(NH_2)n [式中、Rは先に定義した通りであり、nは1〜4の整
    数である]で表される第一脂肪族モノ−、ジ−またはポ
    リ−アミンとイソシアン酸とを不活性有機溶媒または溶
    媒混合物の存在下に約−30℃〜約200℃の温度で反
    応させ、アミノ基を尿素基に転換して構造式: R(NHCONH_2)n で表される脂肪族モノ−、ジ−またはポリ−尿素を生成
    し; (b)前記の脂肪族モノ−、ジ−またはポリ−尿素とア
    ルキル基中に1〜8個の炭素原子をもつジアルキルアミ
    ンとを不活性溶媒または溶媒混合物の存在下に約50℃
    〜約200℃の温度で反応させて、式: R(NHCONR′R″)n [式中、Rおよびnは先に定義した通りであり、R′お
    よびR″は同一であっても異なっていてもよく、独立に
    1〜8個の炭素原子をもつ置換または非置換の脂肪族基
    である]で表されるモノ−、ジ−またはポリ(ジアルキ
    ル)尿素を生成し; (c)反応系の諸成分に対し安定であって実質上化学的
    に不活性である有機溶媒または溶媒混合物中に溶解もし
    くはスラリー化した前記のモノ−、ジ−またはポリ(ジ
    アルキル)尿素を、第三アミンハロゲン化水素酸塩、有
    機スルホン酸およびスルホン化芳香族イオン交換樹脂よ
    り成る群から選ばれる反応促進剤の存在下に約50℃〜
    約220℃の温度で熱分解し;そして (d)脂肪族モノ−、ジ−またはポリ−イソシアネート
    を回収する; 各工程から成る上記製造方法。 (2)、工程(a)でアミンとイソシアン酸とを反応さ
    せる温度は約−10℃〜約150℃の範囲である、請求
    項1記載の方法。 (3)、工程(b)でモノ−、ジ−またはポリ−尿素と
    ジアルキルアミンとを反応させる温度は約90℃〜約1
    50℃の範囲である、請求項1記載の方法。 (4)、脂肪族モノ−、ジ−またはポリ−アミンはヘキ
    サメチレンジアミン、n−ブチルアミン、ベンジルアミ
    ン、キシレンジアミンおよび水素化メチレンジフェニレ
    ンジアミンから選ばれる、請求項1記載の方法。 (5)、工程(b)のジアルキルアミン反応剤はジメチ
    ルアミン、ジブチルアミンおよびジエチルアミンより成
    る群から選ばれる、請求項1記載の方法。 (6)、ジアルキルアミンはジエチルアミンである、請
    求項5記載の方法。 (7)、モノ−、ジ−またはポリ−(ジアルキル)尿素
    を熱分解する温度は約90℃〜150℃の範囲である、
    請求項1記載の方法。 (8)、第三アミンハロゲン化水素酸塩促進剤はピリジ
    ン塩酸塩、ピリジン臭化水素酸塩およびN,N−ジメチ
    ルアニリン臭化水素酸塩より成る群から選ばれる、請求
    項1記載の方法。 (9)、第三アミンハロゲン化水素酸塩はピリジン塩酸
    塩である、請求項8記載の方法。(10)、この方法の
    各工程で用いる有機溶媒はトルエン、ピリジン、キシレ
    ン、o−ジクロロベンゼン、クロロベンゼン、テトラク
    ロロエタンおよびジフェニルエーテルより成る群から選
    ばれる、請求項1記載の方法。 (11)、溶媒はトルエンである、請求項10記載の方
    法。 (12)、有機スルホン酸はメタンスルホン酸およびp
    −トルエンスルホン酸より成る群から選ばれる、請求項
    1記載の方法。 (13)、スルホン酸はメタンスルホン酸である、請求
    項12記載の方法。 (14)、スルホン化芳香族イオン交換樹脂はスルホン
    化スチレン/ジビニルベンゼンコポリマー樹脂および酸
    性ペルフルオロアルカンスルホン酸樹脂より成る群から
    選ばれる、請求項1記載の方法。 (15)、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートの
    製造方法であって、 (a)1,6−ヘキサメチレンジアミンとイソシアン酸
    とを不活性有機溶媒の存在下に約−10℃〜約150℃
    の温度で反応させて、アミンを1,6−ヘキサメチレン
    ビス尿素に転換し; (b)前記1,6−ヘキサメチレンビス尿素とジエチル
    アミンとを約90℃〜約150℃の温度で反応させて1
    ,6−ヘキサメチレンビス(ジエチル尿素)を生成し; (c)前記1,6−ヘキサメチレンビス(ジエチル尿素
    )を不活性有機溶媒中でメタンスルホン酸、ピリジン塩
    酸塩およびピリジン臭化水素酸塩より成る群から選ばれ
    る反応促進剤の存在下に約90℃〜約150℃の温度で
    熱分解し;そして(d)1,6−ヘキサメチレンジイソ
    シアネートを回収する; 各工程から成る上記製造方法。
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