JPH0348611Y2 - - Google Patents

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JPH0348611Y2
JPH0348611Y2 JP10941085U JP10941085U JPH0348611Y2 JP H0348611 Y2 JPH0348611 Y2 JP H0348611Y2 JP 10941085 U JP10941085 U JP 10941085U JP 10941085 U JP10941085 U JP 10941085U JP H0348611 Y2 JPH0348611 Y2 JP H0348611Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は建物スケール模型用材料に係り、特に
は、壁部材の厚寸法を考慮した切取りができるも
のである。
従来の技術 近時、家屋の実物スケール模型を作成する趣味
が流行しているが、特にその趣味を有する者の需
要に供すべく、例えば50分の1の縮尺で構成され
た建物模型材料詰め合せキツトが販売されてい
る。このキツトは、建物の床材料、外壁材料及び
間仕切材料のほか屋根材料、窓枠材料、建具材
料、畳敷物材料、内装壁材料等々、家屋模型とし
て必要な諸材料を一まとめとして箱詰めとして提
供され、その購入者は前記各材料を自己の設計プ
ランに従つて切取り、接着材で貼り合せながら好
みに応じた家屋模型を組立て作成するのである。
考案が解決しようとする問題点 ところで上述の如きキツトを用いて家屋模型を
組立作成するに際し、問題となるのは、床材料、
外壁材料及び間仕切り材料の切取り方法である。
すなわち、前記キツトは例えば50分の1の家屋模
型を作成できるようにしたものであるから、これ
らの各材料もその縮尺に合せて切取らねばならな
いことはいうまでもない。しかし、外壁や間仕切
りは厚寸法の大きい台紙を用いているために、そ
の厚寸法を考慮に入れなければ正確な寸法取りが
できない。例えば、これらの各材料を特定の縮尺
寸法からなるマス目を表示した切取り標準線に従
つて切断しただけでは、組立ての際コーナー部で
は直交して重なり合うので、厚寸法分の余剰部が
生じてこれを切除しなければならない。また間仕
切り材料では両側端が他の間仕切り材料で挾まれ
るような構成を多く必要とするが、かかるときは
特定の縮尺寸法から厚寸法の2倍分の切除をしな
ければならない。このように、壁材料の長さ寸法
を調節するには複雑かつ非能率的な作業をしなけ
ればならないので、かなりの熱意がある趣味者若
しくは熟練者でなければ家屋模型を正確に組立作
成することが困難であつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決すべく、表面又は裏
面のいずれか一方に切断をするための切取り標準
線を付した台紙からなる建物スケール模型用材料
において、前記切取り標準線が壁部材の厚寸法を
表わす線により、所定の実物縮尺に係る一定単位
の間隔で表示されていることを特徴とする建物ス
ケール模型用部材を提供する。
作 用 本考案の上記構成によれば、床材料、外壁材料
及び間仕切り材料を切断するとき、外壁材料や間
仕切り材料の肉厚を表示した線を所定の縮尺間隔
で表示してあるために、設計プランに従いその肉
厚表示線を入れて切るか又は外して切るかの区別
をすれば各材料の正確な寸法取りができ、家屋の
外観はいうに及ばず、内装についても実感のある
正確なスケール模型を容易に組立作成することが
できる。
実施例 以下に本考案を図示の実施例について説明す
る。
第1図は床材料の表面図、第2図は外壁材料の
片面図、第3図は間仕切り材料の片面図、第4図
は外壁材料と間仕切り材料の共通する断面構成
図、第5図は組立作成例図である。
第1図において、床材料1は所定面積のスチレ
ン樹脂ボード2の表裏にそれぞれ紙3を張着して
なる台紙4であり、一方の紙3上には一対の切取
り標準線5,6を縦横一定の間隔で表示してあ
る。切取り標準線5,6の間隔Tは後述する外壁
材料と間仕切り材料の共通した同一の厚寸法T
(3mm)と同一であり、またこれらの間隔Wは、
切取り標準線5,6の中心線を基準とし、特定縮
尺、例えば50分の1として実物の90cmを18mmで表
わす。
第2図において、外壁材料7は前記床材料1と
同じ素材からなる厚寸法T(3mm)を有する台紙
8であつて、その片面には一対の切取り標準線
5,6を横方向にのみ一定の間隔Wで表示したも
のである。そして、この切取標準線5,6の下部
に床下部分9(3mm幅)と切取り標準線5,6と
同様の線5a,6aで厚寸法Tの床材料貼着部分
10(3mm)を横方向に形成し、また外壁材料7
の高さHは実物が270cmとして、本例では54mmと
してある。
第3図において、間仕切り材料11は、外壁材
料7と同じ素材からなる台紙12であつて、その
片面には一対の切取り標準線5,6を横方向にの
み一定の間隔Wで表示したものである。この間仕
切り材料11の高さH1は実物が240cmとして、本
例では48mmである。
次に、これらの材料を用いた家屋模型の骨体作
成例を第5図を参照して説明すると、まず初め
に、床材料1を設計プランに基づいて所要の平面
形状に切取る。この際に、切取り標準線5,6お
よびそれにより構成されるマス目を基準として面
積が算定され、マス目2つが畳一枚と略等しい面
積である。なお、切取る床材料1の周縁にあつて
は、切取り標準線5,6を全て切除し、その床材
料1の外周を外壁材料7で包囲できるようにす
る。つぎに、外壁材料7を前記床材料1の各辺に
合せて切取る。この際に、切取られる外壁材料7
の両端部において少なくとも一方の切取標準線
5,6は全て切除し、コーナー部において直交さ
せて接着するとき余剰の長さが出ないようにす
る。つまり、外壁材料7は各辺の長さから厚寸法
Tを引いた長さで切取ればよい。そして、この外
壁材料7の床材料貼着部分10に接着材を塗着し
てこれに床材料1の該当すべき辺、すなわち肉厚
部を接合させる。したがつて、実物では床30cmが
この模型では6mmで形成される。なお、間仕切り
材料11も外壁材料7と同様の方法で切取り標準
線5,6を基準として切断し、または両側端に切
取り標準線5,6を含めないで切断する。そし
て、この間仕切り材料11は床材料1の切取り標
準線5,6の間隔Tに沿うように設計プランに従
い立てて接合するとともに直交すべき他の間仕切
り材料11又は外壁材料7とそれぞれ接合する。
なお、外壁材料7及び間仕切り材料11には、
それぞれ必要な窓用透孔13及び出入口用透孔1
4を穿設しておく。これらの透孔13,14は特
製のスケール定規を用いて穿設する。このスケー
ル定規は実物の50分の1縮尺からなる数種の窓部
をくり抜いて表示した透明板などからなるもの
で、その窓部の各辺部の周縁に切取り標準線5,
6と重なる基準線を有している。
前述のようにして、家屋模型の骨体が出来上が
ると、外壁材料7及び間仕切り材料11によつて
囲まれる部屋14等は壁厚寸法をも考慮された広
さで正確なスケール模型となる。そこで、前記部
屋15等の内装をするため必要な諸材料を外壁材
料7の内面及び間仕切り材料11の両面にそれぞ
れ張着すればよい。更に、部屋14等の床部には
用意されている和室用の畳材料(3畳、4.5畳、
6畳、8畳がある)を張着する。この畳材料は、
部屋15の広さによつて畳の大きさが異なるの
で、畳一枚に相当する既製の模型材料を必要枚数
張着することができず、正確なスケール模型とな
らないことに因り、別途用意されているものであ
る。また窓用透孔12には、透明板に窓枠を表示
した窓枠材料を切取つて嵌め込む。この窓枠材料
は縮尺50分の1で作成され、別途用意されてい
る。そして最後に、屋根材料で所定勾配の切妻、
寄棟、片流れ又は陸屋根を組立作成してこれを着
脱自在に冠し、かつ、外壁材料7に外装を施して
実物の50分の1の家屋模型を完成するのである。
考案の効果 以上説明した本考案によれば、建物スケール模
型用部材が壁部材そのものの厚寸法を表わす切取
標準線によつて実物の所定縮尺寸法間隔で表示さ
れているので、壁厚を考慮して各部材を切断する
面倒な手間を省くことができ、しかも組立作成し
た家屋模型は外観のみに止まることなく内装にお
いても正確なスケール模型を構成でき、ミニチユ
アハウスとして趣味感を満足させ、又は建築業界
において設計図通りの実物模型として顧客に提供
する実用性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は床材料の表面図、第2図は外壁材料の
片面図、第3図は間仕切り材料の片面図、第4図
は外壁材料と間仕切り材料の共通する拡大断面
図、第5図は組立作成例図である。 1……床材料、2……スチレン樹脂ボード、3
……紙、4,8,12……台紙、5,6……切取
り標準線、7……外壁材料、9……床下部分、1
0……床材料貼着部分、11……間仕切り材料、
13……窓用透孔、14……出入口用透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面又は裏面のいずれか一方に切断をするため
    の切取り標準線を付した台紙からなる建物スケー
    ル模型用材料において、前記切取り標準線が壁部
    材の厚寸法を表わす線により、所定の実物縮尺に
    係る一定単位の間隔で表示されていることを特徴
    とする建物スケール模型用材料。
JP10941085U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0348611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10941085U JPH0348611Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JP10941085U JPH0348611Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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Publication Number Publication Date
JPS6216978U JPS6216978U (ja) 1987-01-31
JPH0348611Y2 true JPH0348611Y2 (ja) 1991-10-17

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