JPH0348388A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、連続して商品の販売（以下、マルチ販売とい
う）が可能な自動阪売機に関するものである。

［従来の技術］ マルチ販売が可能な自動販売機においては、商品搬送後
釣銭払出し開始までの時間（以下、ロスタイムという。

）が長いという問題があった。このロスタイムが長い原
因は、マルチ販売の場合、商品搬送後に貨幣の追加投入
を認めているため、返却レバーの押下等による販売終〕
検知後、コインノックにコイン受入不可の信七を送って
も釣銭払出し可能な状態になるまで０シ間がかかるため
である。

；のロスタイムは、約１秒であり、通常の自動販売機で
は問題にならないが、一度に自動賂売機の販売が殺到す
る食券販売機等では問題になる。

そこで、従来、マルチ販売の自動販売機において貨幣の
追加投入を認めず、これによりロスタイムを短縮した自
動販売機があった（実開昭６０−１３５９７８号）。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記自動販売機は、貨幣の追加投入を認
めないため、販売が殺到しない時には、マルチ販売の特
性が充分に生かせないという問題があった。

［発明の目的］ 本発明は、マルチ販売の特性を生かせるとともに、ロス
タイムを短縮できる自動販売機を堤供するものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明の自動販売機は、第１図のブロック図に示すよう
に、商品の販売を指令する指令信号を出力する販売指令
手段（１）と、貨幣受入れ手段（２）と、貨幣受入れ手
段（２）に投入された貨幣の合計金額から販売指令手段
（１）から指令信号が入力される毎に販売する商品の販
売価格を威算して残金を算出する演算手段（３〉と、演
算手段（３〉の算出した残金がある間は、販売が可能で
あると判断し可能信号を出力する販売判定手段（４）と
、可能信号と指令信号との入力により商品を搬送させる
搬送手段（５）と、搬送手段（５〉によって商品の搬送
が終了した場合に終了信号を出力する終了検出手段（６
）と、最初の終了信号入力後、販売判定手段（４）の判
断が販売可能である間、貨幣の受入れを禁止させる禁止
信号を貨幣受入れ手段へ出力する受入れ制御手段（７〉
と、受入れ制御手段（２）の禁止信号を出力可能又は出
力停止のどちらかを選択できる選択手段（８）とよりな
るものである。

［作　用］ 上記構成の自動販売機において、選択手段（８）によっ
て貨幣の追加投入を認めない状態を選択した場合を説明
する。

販売指令手段（１）からの指令信号が演算手段（８）へ
入力すると、演算手段（３）は貨幣受入れ手段（２）に
投入された貨幣の合計金額から阪売価格を減算して残金
を算出する。販売判定手段（４）は、算出した残金があ
る間は、販売が可能であると判断して可能信号を出力す
る。搬送手段（５）は、可能信号と指令信号とが入力す
ると商品を搬送させて、終了検出手段（８）が、終了信
号を出力する。受入れ制御手段（７）は、最初の終了信
号入力後販売判定手段（４〉が販売可能であると判断し
ている間は、貨幣の受入れを貨幣受入れ手段《２）が禁
止するように、禁止信号を出力する。

一力、貨幣の追加投入を認める場合には、選択手段（８
〉によって、受入れ制御手段（２）の禁止信号の出力を
停止させておくと、最初の終了信号が入力しても、禁止
信号が出力されず貨幣受入れ手段《２）は貨幣を受入れ
ることができる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例の自動販売機（１０）を図市に
褪いて説明する。

（ｌ２）は、コラム（ｌ４）毎に設けられた選択スイッ
チであって、自動販売機（１０）の接客面に設けられて
いる。

（１８〉は、硬貨の投入口（ｌ８〉と返却口（２ｏ〉と
を備えたコインメックである。このコインメック（ｌ６
）は、投入口（ｌ８〉から投入された硬貨の合計金額を
計算して、その金額を信号として出力する。

（２２）は、ビルバリである。このビルバリ（２２）は
、挿入された紙幣の金額の計算を行い、その金額を信号
として出力する。

（２４〉は、硬貨及び紙幣の返却レバーである。

（２Ｇ〉は、搬送装置であって、コラム（ｌ４〉から商
品を搬送するためのものである。この搬送装置（２６）
は、商品の搬送が終了すると終了信号を出力する。

〈２８〉は操作ボックスであって、自動販売機（ｌＯ〉
の内部に設けられている。この操作ボックス（２８）は
、液晶表示パネル（３０〉、テンキー（３２）、終了キ
ー（３４〉、機能設定キー（３Ｂ）及びクリアキ−　（
３ｇ）等をＨしている。

（４０〉はマイクロコンピュータ（以下、マイコンとい
う。）であって、人出力ポート（４２）、中央処理装置
（４４〉及びメモリ（４６）を６している。

このマイコン（４０）は、押下された選択スイッチ（１
２）に対応する商品をコラム（ｌ４〉から搬送装置（２
６）によって搬送するように指令すると共に終了信号の
出力を検知したり、コインノック（ｌ６）、ビルバリ（
２２）からの金額を示す信号によって商品の販売が可能
であるか、また、返却レハー（２４）が押下された場合
に段人された妓貨等を返却するようにコインメック（１
Ｂ）等に指令したりする。なお、このマイコン（４０）
の操作は、操作ボックス（２８）によって行う。

上記自動販売機（ｌＯ）を、マルチ販売の状態にするに
は、操作ボックス（２８）の設定キー（３Ｂ）とｆ　ン
’Ｆ−　−　（３２）のｒｌＪ　　ｒ２Ｊを押下する。

これによって自動販売機（ｌＯ）は、硬貨等を一度投入
すると段人された金額に見合う分の金額の商品が連続し
て販売できるマルチ販売となる。

次に、マルチ販売の状態において、貨幣の追加投入を認
めるかどうかの設定を行う。この場合は、例えば、上記
マルチ販売の設定の後、設定キー（３６）とテンキー（
３２）のｒＯＪを押下すれば追加投入不ｔｊＪ状態とな
り、この操作をしな“ｌナれば追加投入可能状態となる
。

上記設定をした後の自動販売機（ｉｏ）のマイコン（４
０〉の販売動作モードについて、第３図のフローチャー
トを用いて下記に説明する。

映貨もしくは紙幣（以下、コインという。）が、コイン
メック（ｌ６）やビルバリ（２２）から投入されると販
売動作モードとなる。

ステップ１において、検出レバー（２　４　）．が押下
が検出されるとステップ１１に進み、検出されないとス
テップ２に進む。

ステップ２において、遣択スイッチ（ｌ２）の押下が険
出されるとステップ３に進み、検出されないとステップ
１に戻る。

ステップ３において、押下された選択スイッチに対応す
るコラム（ｌ４）の商＾ム（以下、販売商兄という。）
の価格を、投入されたコインの金額から差し引いて、残
金を算出し、その残金かプラスまたは零であれば、販売
が可能としてステップ４に進み、残金がマイナスになる
と不可能であるとしてステップ１に戻る。

ステップ４において、コインメック（ｌ６）とビルバリ
（２２）へコインの受入れを禁止するように禁止信号を
出力して、ステップ５に進む。これにより、コインメッ
ク（ｌ６）とビルバリ（２２）へコインの追加投入はで
きなくなる。

ステップ５において、搬送装置（２６）へ販売商品の搬
送を指令し、ステップ６に進む。

ステップ６において、搬送装置（２６）から販売商品の
搬送が終了したことを示す終了信号を検出するとステッ
プ７に進み、検出しないとステップ６の動作を続ける。

ステップ７において、マルチ販売動作がどうかを判断し
、マルチ販売であればステップ８に進み、単品販売であ
る場合には、ステップ１１に進む。

ステップ８において、残金が全てのコラム（】２）の商
品の中の最低の１ｉｌｌｉ洛より少なければ、続けて販
売はできないとしてステップ１１に進み、多ければステ
ップ９に進む。

ステップ９において、コインの追加投入が不可能である
と設定されていればステップ１に戻り、可能であると設
定されていればステップ１０に進む。

ステップ１０において、コインメック（ｌ６）とビルバ
リ（２２）へコインの受入れが可能であるように塩帰信
号を出力して、ステップ１に戻る。

これにより、コインメック（ｌ６）とビルバリ（２２）
へコインを追加投入できる。

ステップ１１において、コインノック（ｌ６）とビルバ
リ（２２）に再びコインの受入れを禁止する禁止信号を
出力して、ステップ１２に進む。

ステップ１２において、コインメック（ｌ６）から受入
れの禁止が完了した完了信号を検出するとステップ１３
に進み、検出しないとステップ１２の動作を続ける。な
お、禁止信号を１度出力して追加投入を認めない状態に
おいて、２回目の慧止信号を出力した場合、コインノッ
ク（１Ｂ）は完了信号をすぐに出力するため、ロスタイ
ムが短縮される。

ステップ１３において、釣銭を計算して、コインメック
（ｌＢ〉とビルバリ（２２）に釣銭排出指令を出して終
了する。

以上により、自動販売機（ｌＯ）はマルチ販売において
、コインの追加投入をできるかどうかの選択ができるた
め、一度に販売が殺到するような状態では追加投入を認
めずロスタイムを短縮して客を早くさばき、客が混んで
いない通常の販売状態では、コインの追加投入を認めて
マルチ販売の効果を発揮させればよい。

［発明の効果コ 上記により本発明の自動販売機は、マルチ販売において
、コインの追加投入をできるかどうかの選択ができるた
め、一度に販売が殺到するような状態では追加投入を認
めずロスタイムを短縮し、通常の販売状態では、追加投
入を認めるようにしておけばよく、販売状況に応じて自
動販売機を使用できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明の自動販売機のブロック図、第２図は
、本発明の一実施例を示す自動販売機のブロック図、 第３図は、マイコンの販売動作モードにおけるフローチ
ャートである。 ［符号の説明］ １・・・・・・販売指令手段 ２・・・・・・貨幣受入れ手段 ３・・・・・・ｌ寅算手段 ４・・・・・・販売判定手段 ５・・・・・・搬送手段 ６・・・・・・終了検出手段 ７・・・・・・受入れ制御手段 ８・・・・・・遼択手段

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、商品の販売を指令する指令信号を出力する販売指令
   手段（１）と、 貨幣受入れ手段（２）と、 貨幣受入れ手段（２）に投入された貨幣の合計金額から
   販売指令手段（１）から指令信号が入力される毎に販売
   する商品の販売価格を減算して残金を算出する演算手段
   （３）と、演算手段（３）の算出した残金がある間は、
   販売が可能であると判断し可能信号を出力する販売判定
   手段（４）と、 可能信号と指令信号との入力により商品を搬送させる搬
   送手段（５）と、 搬送手段（５）によって商品の搬送が終了した場合に終
   了信号を出力する終了検出手段（６）と、最初の終了信
   号入力後、販売判定手段（４）の判断が販売可能である
   間、貨幣の受入れを禁止させる禁止信号を貨幣受入れ手
   段（２）へ出力する受入れ制御手段（７）と、 受入れ制御手段（７）の禁止信号を出力可能又は出力停
   止のどちらかを選択できる選択手段（８）とよりなる、 ことを特徴とする自動販売機。