JPH0348187Y2 - - Google Patents

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JPH0348187Y2
JPH0348187Y2 JP5792487U JP5792487U JPH0348187Y2 JP H0348187 Y2 JPH0348187 Y2 JP H0348187Y2 JP 5792487 U JP5792487 U JP 5792487U JP 5792487 U JP5792487 U JP 5792487U JP H0348187 Y2 JPH0348187 Y2 JP H0348187Y2
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガラス壜製造装置におけるデフレク
タ位置調整装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
第7図は一般的なガラス壜製造装置の一例を示
し、同図において、1はメインフレーム、2,2
はメインフレーム1の上方に設けられたジヤケツ
ト3に回動自在に保持された互いに同一構成のス
クープで、上方の漏斗状体2A,2Aとその下方
に連接される弓状筒体2B,2Bとから構成され
ている。4,4はスクープ2,2の下方に設けら
れたトラフ、5,5はトラフ4,4の下方に設け
らた断面略半円形のデフレクタで、図外のフイー
ダボールから適宜の大きさに形成されて落下する
ゴブ(溶融ガラス塊)は、上記スクープ2,2、
トラフ4,4及びデフレクタ5,5を経由して図
外の粗型内に落下するように所謂ダブルゴブタイ
プに構成してある。そして、図においては、トラ
フ4,4及びデフレクタ5,5は何れも1対(2
個)しか示してないが、紙面に垂直な方向に例え
ば10対(20個)設けられており、その数に合わせ
て20個の粗型が配備され、所謂10セクシヨン装
置として稼動するように構成されている。尚、
6,6はデフレクタ5,5の側部に突設された係
止部で、それぞれ上下方向に貫通する孔(図外)
が形成してある。
7はデフレクタ5,5がそれぞれ対応する粗型
に対して所定の位置関係となるように保持するた
めのデフレクタ位置調整装置で、メインフレーム
1に突設された支持用ブラケツト8に保持されて
いる。
第8図A,Bは上記デフレクタ位置調整装置7
の従来構成を示し、同図において、9は支持用ブ
ラケツト8に固着された支持部材で、10はこの
支持部材9にボルト11…、ナツト12…によつ
て締め付け固定される断面形状が略〓形状の調整
用ブラケツトである。この調整用ブラケツト10
の上段側平面10U、下段側平面10Dのそれぞ
れ上面には、第8図AにおけるX−X方向に沿う
長孔13,14及びこの長孔13,14を中心と
して同方向に凹溝15,16が形成してある。
17,18は前記凹溝15,16に案内される
ようにしてX−X方向に移動し得るクロスキー
で、各クロスキー17,18には、X−X方向並
びにX−X方向と直交するY−Y方向にそれぞれ
沿うねじ孔17X,17Y(図外),18X(図
外),18Yが形成してあると共に、上下方向
(Z−Z方向)に沿う貫通孔17Z,18Z(図
外)が形成してある。
19,20は前記クロスキー17,18の上部
に載置された調整用部材で、各調整用部材19,
20はY−Y方向に沿う長孔21,22を備えた
本体部19A,20Aと、この本体部19A,2
0Aから斜め前方に一体的に延設されたデフレク
タ係合部19B,20Bとからなり、このデフレ
クタ係合部19B,20Bには、デフレクタ5,
5の側部に突設された係止部6,6の孔に係入す
るピン状の係合部23,24がそれぞれ下方に垂
設されている。
そして、一方の調整用部材19は、調整用ブラ
ケツト10の長孔13、クロスキー17の貫通孔
17Z及び調整用部材19の長孔21を挿通する
ボルト25に座金27を介してばね29を装着し
た状態でナツト31をボルト25に螺着するよう
にして、適当なばね圧でクロスキー17の上面に
密接するようにして設けられており、他方の調整
用部材20も同様に、調整用ブラケツト10の長
孔14、クロスキー18の貫通孔18Z及び調整
用部材20の長孔22を挿通するボルト26に座
金28を介してばね30を装着した状態でナツト
32をボルト26に螺着するようにして、適当な
ばね圧でクロスキー18の上面に密接するように
して設けられている。33はねじ34によつて調
整用ブラケツト10の端部に取り付けられる保持
部材である。
35,36はクロスキー17,18のX−X方
向のねじ孔17X,18Xにそれぞれ螺合するね
じ部35A,36Aとノブ35B,36Bとをそ
れぞれ備えてなる調整ねじであり、それらの軸部
が保持部材33に設けた軸保持部(図外)を挿通
するように設けられている。又、37,38はク
ロスキー17,18のY−Y方向のねじ孔17
Y,18Yにそれぞれ螺合するねじ部(図外)と
ノブ37B,38Bとをそれぞれ備えてなる調整
ねじである。
而して、これら調整ねじ35,36,37,3
8を適宜操作することにより、調整用部材19,
20を所定の方向に移動させることができ、デフ
レクタ5,5の位置を粗型に対して最適の位置関
係となるようにすることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、ガラス壜製造においては、例えば比
較的小型の粗型を用いてサイズの小さい壜を製造
する場合と、比較的大型の粗型を用いてサイズの
大きい壜を製造する場合とがあり、前者の場合は
スクープを2つとも用いて、対となつた粗型にゴ
ブをそれぞれ供給する所謂ダブルゴブ方式でゴブ
の供給を行うが、後者の場合は、1つのスクープ
のみを用いて所謂シングルゴブ方式でゴブを供給
する必要がある。
そして、上記ダブルゴブ方式とシングルゴブ方
式とでは、第10図に示すように、粗型のセンタ
ー位置が異なつている、即ち、同図において、
d11,d11…はダブルゴブ方式における各粗型のセ
ンター位置を、そして、s1〜s5はシングルゴブ方
式における各粗型のセンター位置を、更に、
D11,D11…はデフレクタをそれぞれ示している。
又、F1とF3はダブルゴブ方式におけるフイーダ
ボールからのゴブの落下点を、F2はシングルゴ
ブ方式におけるフイーダボールからのゴブの落下
点をそれぞれ示している。尚、図示してないが、
ゴブの落下点F1〜F3の右方にも対称的に粗型及
びデフレクタが設けられている。
従つて、上述のような事情により例えばダブル
ゴブ方式からシングルゴブ方式に切り替える場合
には、第8図A,Bに示すダブルゴブ方式用のデ
フレクタ位置調整装置7全体を支持部材9から取
り外して、例えば第9図に示すような1つの調整
用ブラケツト39の上に1つの調整用部材40を
スライド自在に設けたシングルゴブ方式用のデフ
レクタ位置調整装置41を前記支持部材9に取り
付ける必要があり、その取替作業に大変な労力と
時間を要していた。尚、第9図において、42は
クロスキー、43,44は調整ねじである。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもの
で、その目的とするところは、簡単な工夫により
上記取替作業を簡単に行うことができるデフレク
タ位置調整装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案に係るデフ
レクタ位置調整装置は、調整用部材のうち一方
を、本体部とデフレクタ係合部とに分割し、デフ
レクタ係合部を本体部に着脱自在に結合し得るよ
うに構成した点に特徴がある。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、第1図乃至第6図
に基づいて説明する。尚、第1図乃至第6図にお
いて、第7図及び第8図A,Bに示す符号と同一
の符号は同一物又は相当物を示し、その詳細な説
明は省略する。
本考案が従来技術と大きく異なる点は、一方の
調整用部材20を、本体部20Aとデフレクタ係
合部20Bとに機械的に分割し、これら両部20
A,20Bをボルト51…等の締結具によつて結
合・分離自在に構成したことである。
即ち、第1図乃至第4図に示すように、Y−Y
方向に沿う長孔22を形成した本体部20Aの前
端側にねじ孔52,52を形成し、他方、本体部
20Aとは独立したデフレクタ係合部20B(そ
の外形は第8図Aに示すものと同じ)の基端側に
はボルト挿通孔53,53を開設してある。
又、本実施例においては、デフレクタ5,5の
側部に突設された係止部6,6の孔に係合する係
合部23,24は、第2図乃至第4図に示すよう
に、その先端部が球状体23A,24Aに形成さ
れており、ねじ軸23B,24Bをデフレクタ係
合部19B,20Bのそれぞれ先端側に形成した
ねじ孔(図外)に螺着した後、ナツト54,54
によつて前記デフレクタ係合部19B,20Bの
下面に垂設されるように構成してある。のように
した場合、係合部23,24と前記係止部6,6
の孔とを確実に係合することができる(第5図参
照)。
尚、他の部分の構成は従来のこの種装置と大差
ないが、補足的に説明しておくと、第4図に示す
ように、クロスキー17,18の下面には、X−
X方向に沿う係合突部17a,18aがそれぞれ
形成してあつて、調整用ブラケツト10の上面に
形成された凹溝15,16に係入し、クロスキー
17,18がX−X方向に沿つて移動できるよう
にしてある。又、クロスキー17,18の上面に
は、Y−Y方向に沿う係合突部17b,18bが
それぞれ形成してあつて、調整用部材19,20
の本体部19A,20Aの下面にそれぞれ形成さ
れた凹溝19a,20aに係入し、調整用部材1
9,20がY−Y方向に沿つて移動できるように
してある。
而して、ダブルゴブ方式の場合は、第1図乃至
第5図に示すように、1つの調整用ブラケツト1
0の上に、一方の調整用部材20の本体部20A
とデフレクタ係合部20Bとがボルト51,51
によつて機械的に結合された1対の調整用部材1
9,20を載置したデフレクタ位置調整装置7
を、メインフレーム1に突設した支持用ブラケツ
ト8に取り付け、各調整用部材19,20の係合
部23,24をそれぞれ対応するデフレクタ5,
5の係合部6,6に形成した孔に係入することに
より、デフレクタ5,5が所定の位置に保持され
る。
そして、ダブルゴブ方式からシングルゴブ方式
に切り替えるときは、前記ボルト51,51を緩
めてデフレクタ係合部20Bのみを本体部20A
から取り外し、第6図に示すように、シングルゴ
ブ方式用のデフレクタ係合部20Sをボルト5
1,51によつて取り付ける。前記デフレクタ係
合部20Sは第4図に示すデフレクタ係合部20
Bとは反対方向に曲げられた平面形状を呈し、そ
の先端部にはデフレクタ5をシングルゴブ方式に
適した位置に保持できるようにねじ孔が形成して
あり、このねじ孔に係合部24が螺着できるよう
にしてあり、この係合部24をデフレクタ5の係
合部6に形成した孔に係入することにより、デフ
レクタ5を所定の位置に保持することができる。
尚、このとき、第6図に示すように、他の調整用
部材19はそのまま調整用ブラケツト10に取り
付けた状態にしてある。
そして、シングルゴブ方式からダブルゴブ方式
に切り替えるときは、上述とは逆にすればよいこ
とは云うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るデフレクタ
位置調整装置においては、調整用部材のうち一方
を、本体部とデフレクタ係合部とに分割し、デフ
レクタ係合部を本体部に着脱自在に結合し得るよ
うに構成しているので、例えばダブルゴブ方式か
らシングルゴブ方式に切り替える場合は、一方の
調整用部材のデフレクタ係合部のみを取り替えれ
ばよく、従来のように、デフレクタ位置調整装置
全体を取り替える必要がないから、取替対象の部
品点数並びに重量が大幅に少なくなり、従つて、
取替作業が行い易くなり、短時間にかつ安全に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図はダブルゴブ方式におけるデフレクタ位置
調整装置を示す平面図、第2図は縦断面図、第3
図は側断面図、第4図は分解斜視図、第5図は取
付け状態を示す側面図、第6図はシングルゴブ方
式におけるデフレクタ位置調整装置を示す平面図
である。第7図は一般的なガラス壜製造装置を示
す側面図、第8図A,Bは従来のダブルゴブ方式
におけるデフレクタ位置調整装置をそれぞれ示す
平面図、縦断面図、第9図は従来のシングルゴブ
方式におけるデフレクタ位置調整装置を示す平面
図、第10図はダブルゴブ方式とシングルゴブ方
式とにおける粗型のセンター位置を説明するため
の図である。 1……メインフレーム、5……デフレクタ、8
……支持用ブラケツト、19,20……調整用部
材、19A,20A……本体部、19B,20B
……デフレクタ係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス壜製造装置のメインフレームに支持用ブ
    ラケツトを突設し、この支持用ブラケツトに保持
    される調整用ブラケツト上に、デフレクタと係合
    しこのデフレクタを所定の位置に保持するための
    2つの調整用部材をスライド自在に設けたデフレ
    クタ位置調整装置において、前記調整用部材のう
    ち一方を、本体部とデフレクタ係合部とに分割
    し、前記デフレクタ係合部を本体部に着脱自在に
    結合し得るように構成したことを特徴とするデフ
    レクタ位置調整装置。
JP5792487U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0348187Y2 (ja)

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JP5792487U JPH0348187Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JP5792487U JPH0348187Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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