JPH0347660Y2 - - Google Patents

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JPH0347660Y2
JPH0347660Y2 JP1988020766U JP2076688U JPH0347660Y2 JP H0347660 Y2 JPH0347660 Y2 JP H0347660Y2 JP 1988020766 U JP1988020766 U JP 1988020766U JP 2076688 U JP2076688 U JP 2076688U JP H0347660 Y2 JPH0347660 Y2 JP H0347660Y2
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roller
germanium
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ferrite
skin
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、生体に対するゲルマニウムの特異な
性質を有効に活用しヒトの肌、顔等に使用し易い
形状にした皮膚接触用保建ローラに関するもので
ある。
〔従来の技術と課題〕
ゲルマニウムの人体に対する有益な作用を利用
した発明は有機ゲルマニウム化合物よりなる医薬
をはじめ、温泉化剤、ツボ治療に使用するゲルマ
ニウム片などがすでに知られている。
金属片をツボ治療に用いる考え方はかなり以前
から知られているが、金属片としてゲルマニウム
を使用する考え方は特公昭58−48186号により開
示されており、ゲルマニウムの使用による効果は
単なるツボ治療にとどまらず、ゲルマニウムがイ
オン化して皮膚から体内に浸透し体調をととのえ
る働きがあることは知られている(医博 杉 靖
三朗「ミセス」昭和59年10月号第233頁参照)。
そして、更に、永久磁石基材の全面にゲルマニ
ウム被膜を形成するか、または永久磁石基材表面
に金属あるいは非金属のメツキ層を形成し、その
表面にゲルマニウム被膜を形成せしめたヒントの
肌に貼付させるか指輪、ネツクレス、イアリング
等の人体と常に直接接触させる治療具が実開昭61
−203052号公報で開示されている。
また、磁性体とゲルマニウムとの合金を用いた
ローラ部材を把持部の先端に軸着したローラも特
開昭62−6号公報で開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案者は、ゲルマニウムをローラ状として、
これにより皮膚をこすることにより、皮膚の適度
の刺激とゲルマニウムのイオン化による体内への
浸透が相乗され、ゲルマニウムのローラ形皮膚接
触用保健ローラに着目した。そして、更にゲルマ
ニウムの保健効果を増強するためゲルマニウムと
フエライトを使用してローラ部材を作成しようと
試みたところフエライトのローラ基体の上に真空
蒸着なり、高周波イオン・プレーテイングによ
り、ゲルマニウムの薄層を形成するとになるが、
フエライトローラ基体はフエライトを粉末冶金に
より製造するため、ゲルマニウム薄層形成時の高
度の真空中においてはフエライトローラからガス
が発生し、ゲルマニウム被覆ローラ上にふくれ部
分が生じ、仕上りが悪いのみでなく、ゲルマニウ
ム薄層に傷がつきやすいという欠点があつた。そ
して、この欠点はフエライトローラ上にCr等の
金属メツキをほどこしてからゲルマニウム薄層の
形成を行つたが、それでもこれを完全に解消する
ことはできなかつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者は上述の課題を解決するため、更に研
究を続け、フエライトのローラ基体を被覆する金
属円筒を用いることにより上記課題を解決した。
本考案は、フエライトよりなるローラ基体、そ
れを被覆する金属円筒、その上に形成されたゲル
マニウム薄層よりなる円筒状ローラ部材を先端に
軸着部を有する把手に回転自在に軸着した皮膚接
触用保健ローラである。
本考案に使用するゲルマニウムは純度が高いほ
ど望ましく、とくに、99.999%のものを使用する
のが好ましい。
ローラ基体は、全体をフエライトで成形する
が、少くともローラの表面の一定厚み部分はフエ
ライトであることが必要である。この場合、ロー
ラの中心部分は金属、プラスチツクス、セラミツ
クス、木材等任意のものを使用することができる
が、ローラ基体が回転支持軸と接触する部分はで
きるだけ耐摩耗性のものを使用することが好まし
い。
ローラ基体への金属円筒のかぶせ方は、金属円
筒をローラ基体の側面でかしめ固定してもよい
し、金属円筒を加熱膨張させておいて嵌合するの
みでもよく、任意の方法をとりうる。
金属円筒上にゲルマニウムを被覆する手段とし
ては、真空蒸着法、なかでも、スパツタリング法
やイオン・プレーテイングを使用することができ
る。とくにイオン・プレーテイング法の1つであ
る高周波イオン・プレーテイング法(「応用物理」
第43巻第7号、1974年第687〜692頁参照)が好ま
しい。
この高周波イオン・プレーテイング法により形
成された被膜の接着強度は単純な真空蒸着法に較
べて約1000倍となる。
高周波イオン・プレーテイングを行なう場合
は、例えば最初に系内を1×10-6Torrまで排気
し、ついでアルゴンを導入して7×10-4Torrと
し、加速電位2KV、高周波電界強度2KVで、ロ
ール基体上にゲルマニウムが目的とする厚みとな
るまでイオン・プレーテイングを行う。ゲルマニ
ウム被覆の厚みは約2〜3μ程度で充分である。
本考案を図面に基づいて説明すると、第1図は
本考案の皮膚接触用ローラに使用するローラ部材
部の1例を示す。ローラ部材1はフエライトロー
ラ基体2、その上に嵌合した金属円筒3およびそ
の上に形成されたゲルマニウム被覆層3′を有す
る。第2図は、本考案の皮膚接触用保健ローラの
1例を示し、1はローラ部材、4はローラ1の回
転軸、5は先端に軸着部を有する把手、6かとめ
金である。
第3図は本考案ローラの他の応用例を示すもの
であり、このものはとくに携帯に便利なように把
手5′を多段の折りたたみ式にしたものである。
これらの寸法はとくに制限はないが、家庭用と
しては1のローラ部材寸法は直径約2cm程度、長
さ約4cm程度が好適であり、折りたたみの携帯用
の場合は直径約1.5cm、長さ約3cm程度の皮膚接
触用ローラ部材に、折りたたんだ把手が約4〜5
cmとするのが好ましい。
ローラ基体のフエライト磁石の磁束密度は500
ガウス以下で充分効力を発揮する。
〔効果〕
本考案は、このような構成を採ることによりフ
エライトローラ基体を高真空にさらすことによる
問題点を解消し、ゲルマニウムめつき層が平滑で
美しい仕上りをもつとがでた。勿論本考案はゲル
マニウム被覆したローラ部を把手で素肌上で回転
するとにより、素肌の皮膚細胞に刺激をえ、血液
の循環をよくすると共にゲルマニウムイオン化し
て体内に浸透し、皮膚の活性化を計るとがでると
ともに、ローラ基体にフエライトの磁石を用いた
ことにより、磁石治療器具と同様の効果を併せて
もたらすことができ、皮膚の汚れ除去をも促進す
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ゲルマニウム被覆層を有する本考案
に用いる皮膚接触用ローラ部材、第2図は、本考
案の皮膚接触用保健ローラの1例、第3図は、本
考明の皮膚接触用保健ローラの他の変形例を示
す。 1……皮膚接触用ローラ部材、2……フエライ
ト基体、3……金属円筒、3′……ゲルマニウム
被覆層、4……回転軸、5……軸着部を有する把
手、5′……棒状把手、6……とめ金、7……中
空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フエライトよりなるローラ基体、それを被覆す
    る金属円筒、その上に形成されたゲルマニウム薄
    層よりなる円筒状ローラ部材を先端に軸着部を有
    する把手に回転自在に軸着した皮膚接触用保健ロ
    ーラ。
JP1988020766U 1988-02-18 1988-02-18 Expired JPH0347660Y2 (ja)

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JP1988020766U JPH0347660Y2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18

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JPH01126253U JPH01126253U (ja) 1989-08-29
JPH0347660Y2 true JPH0347660Y2 (ja) 1991-10-11

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JPS626A (ja) * 1985-06-25 1987-01-06 Sanae Inazumi ゲルマニウム含有化粧品及び美容具

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JPH01126253U (ja) 1989-08-29

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