JPH0347590Y2 - - Google Patents

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JPH0347590Y2
JPH0347590Y2 JP17983187U JP17983187U JPH0347590Y2 JP H0347590 Y2 JPH0347590 Y2 JP H0347590Y2 JP 17983187 U JP17983187 U JP 17983187U JP 17983187 U JP17983187 U JP 17983187U JP H0347590 Y2 JPH0347590 Y2 JP H0347590Y2
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JP
Japan
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bathtub
bathroom unit
protective material
washing area
extension piece
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JP17983187U
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JPH0184280U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、浴槽と洗い場床とを一体に形成した
浴室ユニツトの下部の保護構造に関するものであ
る。
〔背景技術〕
浴槽1の一方の片側に洗い場床2を一体に設け
て合成樹脂材で形成した浴室ユニツト3にあつ
て、浴槽1と洗い場床2との間に破損が生じたり
することを防止するために補強木4が浴槽1の下
側から洗い場床の下側にかけて取り付けてある。
そしてこの補強木4が破損されることを防止した
り、また補強木4の下端より下方へ突出する配管
材10が破損されたりすることを防止するため
に、補強木4の下面に木質の角材などで形成され
る保護材5を釘11打ちによつて取り付けるよう
にしている。
このように形成される浴室ユニツト3にあつて
運搬する際や保管する際には、第5図に示すよう
に浴室ユニツト3を水平状態にして台12などの
上に置く平置きがなされている。しかし第4図
a,bに示すように、浴室ユニツト3の平面の面
積(W1×W2)よりも浴室ユニツト3の側面の面
積(W3×W2)は小さく、浴室ユニツト3を平置
きではなく側面を下にした立て置きにすれば載置
面積を小さくすることができ、運搬の際のトラツ
クの荷台への積載効率を高めることができると共
に保管の際の在庫床面積を小さくすることができ
ることになるが、浴槽1の外周部にはフランジ1
3が突出して設けられているために、側面を下に
して立て置きにするとこのフランジ13の突出に
よつて浴室ユニツト3は傾いて倒れてしまうこと
になる。このように浴室ユニツト3は安定して立
て置きにすることができないために、第5図のよ
うに平置きにせざるを得ないのである。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、浴室ユニツトを側面を下にした立て置きで安
定して載置することができ、積載効率を高めたり
在庫床面積を小さくしたりすることができる浴室
ユニツトの下部の保護構造を提供することを目的
とするものである。
〔考案の開示〕
しかして本考案に係る浴室ユニツトの下部の保
護構造は、浴槽1の一方の片側に洗い場床2を延
設して浴室ユニツト3を形成し、浴槽1の下側か
ら洗い場床2の下側にかけて補強木4を取り付
け、補強木4の下面に保護材5を取り付けると共
に、この保護材5の一端を浴槽1の他方の片側方
向に延長片6として延長して浴槽1のこの他方の
片側の外周部の先端と延長片6の先端とをほぼ同
一の鉛直面上に位置させて成ることを特徴とする
ものである。そして本考案にあつては、補強木4
の下面に取り付ける保護材5の一端を延長片6と
して延長することによつて、この延長片6の先端
と浴槽1の外周部の先端とで浴室ユニツト3を側
面を下にした状態で支えることができるように
し、浴室ユニツト3を立て置きで載置することが
できるようにしたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。浴室ユニ
ツト3は浴槽1の一方の片側の上部から洗い場床
2を一体に延出させるようにして合成樹脂材で形
成されるものであり、浴槽1と洗い場床2との境
界部分に破損が生じたりすることを防止するため
に、防腐処理した補強木4を浴槽1の下側から洗
い場床2の下側にかけて一対取り付け、浴槽1と
洗い場床2とを下部においても一体化されるよう
にしてある。さらに、運搬時や保管時にこの補強
木4が破損されることを防止したり、また補強木
4の下端より下方へ突出する配管材10が破損さ
れたりすることを防止するために、各補強木4の
下面に角材などで形成される保護材5が釘11打
ちで取り付けてある。そしてこの保護材5には一
方の端部が延長片6として浴槽1の下面から側方
に突出させてある。浴槽1はその上端縁の外周部
にフランジ13が側方へ延出してあり、浴槽1に
おいてこのフランジ13が最も外方へ突出する部
分となるが、延長片6はその先端がフランジ13
の突出先端とほぼ同一の鉛直面上に位置すること
になるように延長寸法を設定してある。
しかして、上記のように形成される浴室ユニツ
ト3を運搬したり保管したりするために台12な
どに載置するにあたつては、第1図に示すように
浴槽1が下側に洗い場床2が上側になるように浴
室ユニツト3の側面を下にして台12の上に浴室
ユニツト3を置くと、浴槽1のフランジ13の先
端と保護材5の延長片6の先端とが接地して浴室
ユニツト3は支持されることになり、浴室ユニツ
ト3を立て置きで載置することができる。従つて
浴室ユニツトを立て置きで積載効率高く載置した
り小さい在庫床面積で載置したりすることができ
るものである。
また、上記のようにして保管あるいは運搬した
浴室ユニツト3を現場で設置するために土台14
などの上に浴室ユニツト3を載置するにあたつ
て、保護材5が土台14の上に載らないように保
護材5を取り外す必要がある。すなわち、保護材
5はコスト低減のうえから防腐処理をおこなつて
いず、また荷扱いや運搬の際に破損されているこ
とが多いために、土台14の上に保護材5が載る
状態で浴室ユニツト3を施工すると、安定した水
平位置を保つて浴室ユニツト3を設置することが
できないものであり、そこで保護材5を取り外し
て土台14に補強木4が直接載置されるようにし
てある。しかしこのように保護材5を取り外した
後、据え付け前に浴室ユニツト3を地面15上に
第6図のように置くと、保護材5を取り外すこと
によつて補強木4の下面から突出するとになる配
管材10が浴室ユニツト3の重量で押し潰された
り、あるいは補強木4が破損されたりするおそれ
がある。そこでこの場合には、第2図に示すよう
に保護材5に一対の切り込み16,16を厚みの
中央程度まで入れて設けておき、施工現場でハン
マー17などで保護材5の端部をたたくことによ
り、保護材5の両端部を切り込み16,16の箇
所で折り取つて除去し、第3図のように保護材5
の中央部を残すようにする。このとき、切り込み
16,16の間隔は隣合う土台14,14の間隔
より小さく設定し、また各切り込み16,16の
内側近傍に釘11を打ち込んで保護材5の取り付
けをおこなうようにしてあり、また保護材5は端
部を浴槽1や洗い場床2の下側から突出させてあ
つて(少なくとも50mm程度)、ハンマー17で保
護材5の端部をたたき易くなるようにしてある。
そしてこのように保護材5の両端部を折り取つて
除去した状態では、保護材5はその中央部が補強
木4の下面に残つているために、配管材10や補
強木4が破損されたりするおそれなく保護材5に
よつて浴室ユニツト3を施工現場の地面15など
の上に置くことができ、また浴室ユニツト3を土
台14,14上に設置するにあたつては、第3図
のように土台14,14間に保護材5を落とし込
んで補強木4が土台14,14上に直接載置され
るようにした状態で施工をおこなうことができ、
保護材5が何等邪魔になるようなことはない。
尚、保護材5の両端部はハンマー17等で簡単に
取り外すことができ、バールなどでこじるような
必要はないものであつて補強木4を破損するよう
なおそれはない。また第2図の実施例では切り込
み16の薄肉箇所を介して保護材5は一体の状態
にあるが、切り込み16,16によつて保護材5
を完全に三分割した状態にするようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
上述のように本考案にあつては、浴槽の下側か
ら洗い場床の下側にかけて補強木を取り付け、補
強木の下面に保護材を取り付けると共に、この保
護材の一端を延長片として延長して浴槽の外周部
の先端と延長片の先端とをほぼ同一の鉛直面上に
位置させるようにしたので、浴槽が下側になるよ
うに浴室ユニツトの側面を下にして置くと、浴槽
の外周部の先端と保護材の延長片の先端とが接地
して浴室ユニツトは支持されることになり、浴室
ユニツトを立て置きで積載効率高く載置したり小
さい在庫床面積で載置したりすることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の立て置き状態の正
面図、第2図は同上の他の実施例の正面図、第3
図は同上実施例の設置状態の正面図、第4図a,
bは浴室ユニツトの正面図と側面図、第5図は従
来例の正面図、第6図は他の従来例の正面図であ
る。 1は浴槽、2は洗い場床、3は浴室ユニツト、
4は補強木、5は保護材、6は延長片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽の一方の片側に洗い場床を延設して浴室ユ
    ニツトを形成し、浴槽の下側から洗い場床の下側
    にかけて補強木を取り付け、補強木の下面に保護
    材を取り付けると共に、この保護材の一端を浴槽
    の他方の片側方向に延長片として延長して浴槽の
    この他方の片側の外周部の先端と延長片の先端と
    をほぼ同一の鉛直面上に位置させて成る浴室ユニ
    ツトの下部の保護構造。
JP17983187U 1987-11-26 1987-11-26 Expired JPH0347590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17983187U JPH0347590Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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JP17983187U JPH0347590Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0184280U JPH0184280U (ja) 1989-06-05
JPH0347590Y2 true JPH0347590Y2 (ja) 1991-10-09

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JP17983187U Expired JPH0347590Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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JPH0184280U (ja) 1989-06-05

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