JPH0347188A - チアゾロ[5,4―b]アゼピン誘導体 - Google Patents

チアゾロ[5,4―b]アゼピン誘導体

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JPH0347188A
JPH0347188A JP1187790A JP18779089A JPH0347188A JP H0347188 A JPH0347188 A JP H0347188A JP 1187790 A JP1187790 A JP 1187790A JP 18779089 A JP18779089 A JP 18779089A JP H0347188 A JPH0347188 A JP H0347188A
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tetrahydro
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哲也 青野
Masahiro Hisano
壽野 正廣
Takeshi Kito
剛 鬼頭
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 救策上皇程里分M 本発明は、新規なチアゾロ[5,4−b]アゼピン誘導
体またはその塩、その製造法およびこれを有効成分とす
る医薬組成物に関するものである。さらに詳しくは、癌
、動脈硬化、肝疾患、脳血管障害、炎症等の種々の疾患
の予防・治療剤として有用な新規過酸化脂質生成抑制剤
およびリポキシゲナーゼ阻害剤に関するものである。
従来の技術と発明が解決しようとする課題体内での過酸
化脂質の生成およびそれに付随したラジカル反応は、膜
障害や酵素障害等を介して生体に種々の悪影響を及ぼす
事が明らかになるにつれて、抗酸化・過酸化脂質生成抑
制剤の医薬への応用が種々試みられる様になって来た。
現在、これらの分野で用いられる過酸化脂質生成抑制剤
は、主として、ビタミンCやビタミンE等の天然抗酸化
剤の誘導体、およびフェノール誘導体であり、その基本
骨格は限られており、又実用的に必ずしも満足できるも
のではない。過酸化脂質生成抑制剤を広く医薬の分野で
利用するために、新しい構造を有する過酸化脂質生成抑
制剤の開発が必要とされている。本発明の主たる目的は
、このような過酸化脂質生成抑制作用を有する新規化合
物を提供することにある。
課題を 決するための手 本発明者らは前記課題を解決するために、数多(の新規
化合物を合成し、それぞれについて過酸化脂質生成抑制
作用を調べた。その結果、一般式[1] [式中、R1は水素原子又は、それぞれ置換基を有して
いてもよい脂肪族基、カルボン酸アシル基若しくはスル
ホン酸アシル基を、R2は水素原子又は、それぞれ置換
基を有していてもよい芳香環基若しくは脂肪族基を示す
。]で表わされる新規構造のチアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン誘導体あるいはその塩の創製に成功するとともに
これらの新規化合物が強力な過酸化脂質生成抑制作用、
12−ヒドロキシへブタデカトリエン酸(以下HHTと
略称する。)およびリポキシゲナーゼの阻害もしくは抑
制作用、ロイコトリエンD、(LTD、)受容体拮抗作
用等医薬として有用な作用を有する事を見出し、さらに
検討を重ねて本発明を完成した。
すなわち本発明は前記一般式[1]で表わされる新規チ
アゾロ[5,4−b]アゼピン誘導体、その塩。
その製造法及びそれを有効成分とする医薬組成物を提供
するものである。
一般式[1]において、R’で表わされる脂肪族基とし
ては、飽和の基であっても、又不飽和の基であってもよ
く、例えば、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基
が挙げられる。該アルキル基は直鎖状、分枝状あるいは
環状でもよい。これらアルキル基のうち、炭素数1〜6
程度の低級アルキル基が好適で例えば、メチル、エチル
、プロピル。
i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペン
チル、ヘキシル、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル等が挙げられる。又、R1で表わされるアル
ケニル基としては、一般に炭素数2〜6のものが好まし
く、例えば、ビニル、アリル、プロペニル、 i−フロ
ベニル、  2−ブf=ル、2.4ブタジェニル、1.
3−ブタジェニル、2−ペンテニル、2,4−ペンタジ
ェニル等が挙げられる。又R1で表わされるアルキニル
基としては一般に炭素数2〜6の基が好ましく例えばエ
チニル。
2−プロピニル等が挙げられる。これらの脂肪族基が有
していてもよい置換基としてはどのようなものでもよい
が、通常医薬に用いられる基であればどのようなもので
もよ(具体的には例えばヒドロキシル+Cl−3アルコ
キシ、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ又は
1so−プロポキシなど(例えばメトキシメチル又はl
−エトキシエチルなどにおける如<);アリールオキシ
、例えばフェノキンなど; C7−10アルアルコキシ
、例えばベンジルオキシなど;メルカプト:C+−sア
ルキルチオ、例えばメチルチオ又はエチルチオなど;ア
リールチオ:C9−+。アルアルキルチオ;アミノ(例
えば2アミノエチルにおける如< >:C+−3アルキ
ルで置換されたモノ又はジ置換アミノ、例えばメチルア
ミノ、エチルアミノ又はジメチルアミノなど;ハロゲン
、例えばクロロ又はブロモ(例えば2−ブロモエチルな
どにおける如<):エステル化カルボキシ、例えばCt
−sアルコキシカルボニル(メトキシカルボニル又はエ
トキシカルボニルなど)、又はベンジルオキシカルボニ
ルなど:C!−4CIコキシカルボニルオキシ:ホルミ
ル;Ct−+oアシル例えばアセチル、プロピオニル又
はベンゾイルなど;C*−+。アシルオキシ、例えばア
セトキシ、プロピオニルオキシ又はピバロイルオキシな
ど;シアノ;フタルイミド:C*−+。アシルアミド、
例えばアセトアミド又はベンズアミドなど:Ct−sア
ルフキジカルボニルアミノ、例えばメトキシカルボニル
アミノ又はエトキシカルボニルアミ7など;又はC7□
。アルアルコキシカルボニルアミノ、例えばベンジルオ
キシカルボニルアミノ、環状アミ7基(例えばピロリジ
ノ、モルホリノなど)、カルボキシル基、カルバモイル
基(これらの基から成る群を以下A群と称する。)など
があげられる。これらA群の中で、とりわけカルボキシ
ル基、エステル化されたカルボキシル基、カルバモイル
基、モノ−又はジー(CI−aアルキル)アミ7基等が
好ましい。R1で表わされるスルホン酸アシル基として
は、メタンスルホニル、エタンスルホニル、プロパンス
ルホニルなどの好ましくは炭素数1〜3のアルキルスル
ホニル基やフェニルスルホニル基があげられる。これら
のうちアルキルスルホニル基は、例えば上記A群から選
ばれる置換基を有していてもよい。とりわけこれら置換
基のうちジメチルアミノ、ジエチルアミノのようなC+
−sアルキルで置換されたモノ又はジ置換アミンが好ま
しい。
R1で表わされるフェニルスルホニル基がフェニル環上
に置換基を有する場合、その置換基としては、たとえば
ハロゲン、ニトロ、アミノ(CI−3アルキル+C!−
4アルケニル+C3−8シクロアルキル、フェニルを置
換基として有していてもよい。)、スルホ。
メルカプト、ヒドロキシ、スルホオキシ、スルファモイ
ル+Cl−8アルキル(アミノ、ジC、−、アルキルア
ミノ、モノC+−sアルキルアミノ、ハロゲン、ヒドロ
キシ、シアノ、カルボキシを置換基として有していても
よい。)、 C+−aアルコキシ(C、−、アルキルチ
オを置換基として有していてもよい)、ベンジルオキシ
+Cl−1アルキルチオ+Cl−3フルキルスルホンア
ミド、アミジノ(CI−3アルキル、ベンジルで置換さ
れていてもよい)、 C+−Sアルコキシホルムイミド
イル、メチレンジオ牛シ+Cl−3アルキルスルホニル
、Cl−5アルキルスルホニルアミノ、エステル化カル
ボキシ、例えばCI−4フルコキシカルボニル(メトキ
シカルボニル又はエトキシカルボニルナト)、又はベン
ジルオキシカルボニルなど;CI−、アルコキシカルボ
ニルオキシ;ホルミル;C!−107ンル例えばアセチ
ル、プロピオニル又はベンゾイルなど:C1−1゜アシ
ルオキシ、例えばアセトキシ、プロピオニルオキシ又は
ピバロイルオキシなど;シアノ;フタルイミド+C!−
1゜アシルアミド、例えばアセトアミド又はベンズアミ
ドなど;C,−、アルコキシカルボニルアミノ、例えば
メトキシカルボニルアミノ又はエトキシカルボニルアミ
ノなど;又はC、−+oアルアルコキシカルボニルアミ
ノ、例えばベンジルオキシカルボニルアミノ;環状アミ
ノ基(例えばピロリジノ、モルホリノなど);及びカル
ボキシル基、カルバモイル基、ハロゲ石 メトキシ及び
C+−sアルキル基等で置換されていてもよいフェニル
(これらの置換基の群を以下P群と称する。)などが挙
げられる。これらのうち、とりわけ水酸基+CIl+ア
ルコキシ、C18アルキル、ハロゲン、ニトロ、アミノ
、モノ−又はジー(CI−aアルキル)アミ/、C,−
、アルキルチオ。
アミジノ、アミノC3−8アルキル、シアノ+Cl−1
1アルコキシカルボニル+Cl−8アルコキシカルボニ
ルオキシ、フェニル、フェニルアミジノ、アルコキシホ
ルムイミドイルが好ましい。さらにメチル、メトキシ、
塩素、弗素などが特に好ましい。
又、RIで表わされるカルボン酸アシル基としては、一
般に式R”GO−(式中、R3は、置換基を有していて
もよい飽和又は不飽和の脂肪族基又は置換基を有してい
てもよい芳香環基を示す。)で表わされる基があげられ
る。
R3で表わされる芳香環基としては、芳香炭素環基及び
芳香複素環基が含まれる。前者の例としては例えば、フ
ェニル、ナフチルが挙げられる。
芳香複素環基としては、例えば窒素、酸素、硫黄等のへ
テロ原子1〜4個好ましくは1〜2個含有する5〜6員
芳香複素環が好ましい。芳香複素環の具体例としては、
例えばビ・リジル、フリル、チェニル、ピラジニル、ピ
ロリル、イミダゾリル、インキサゾリル等が例示される
さらに、このような芳香環基に、同−又は別の芳香環(
上記したような芳香複素環や芳香炭素環)が縮合した基
も好ましい。これら縮合環の例としては、例えば、イン
ドリル、ベンズイミダゾリル。
キノリル、イミダゾピリジル及びチアゾロピリジル等が
あげられる。
芳香炭素環基が有していてもよい置換基としては、例え
ば、上記P群から選ばれる基が好ましい。
又芳香複素環基が有していてもよい置換基としては、た
とえばアミノ<C!−,,アシル、ハロゲン置換C!−
4アシル、フェニル+Cl−3アルキルを置換基として
有していてもよい。)、ハロゲン、ニトロ、スルホ、シ
アノ、ヒドロキシ、カルボキシ、オキソ、C110アル
キル(フェニル、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カル
ボキシ、C,、アルコキシ+CI−!アルキルスルホニ
ル+Cl−3ジアルキルアミノ等を置換基として有して
いてもよい。)、C−Sシクロアルキル。
C+−sアルコキシ+C1−1(lアシル、フェニル(
ハロゲン、ニトロ、アルキル、アルコキシ、アミノ、ス
ルホ。
ヒドロキシ、シアノを置換基として有していてもよい。
)、オキソ+Cl−10アルキル−チオ(フェニル。
ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシr CI−
アルコキシ+Cl−3アルキルスルホニル、ジC,−,
アルキルアミノ等を置換基として有していてもよい。
)(以上の置換基の群を以下H群と称する。)から選ば
れる置換基が挙げられる。これらH群の中で、とりわけ
Cl−10アルキル、アミノ、モノ−又はジー(CI−
、アルキル)アミノ、ハロゲン、アミノC1−、アルキ
ル等が好ましい。
R3で表わされる゛脂肪族基としては、飽和の基であっ
ても、又不飽和の基であってもよく、例えば、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基が挙げられる。ここで
アルキル基としては R1で表わされるアルキル基とし
て上記したような低級アルキル基に加え、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、ヘプ
タデシル、オクタデシル等炭素数7以上の高級アルキル
基も含まれる。R3で表わされるアルキル基としては、
炭素数1〜18のアルキル基が好ましい。
R3で表わされ゛るアルケニル基及びアルキニル基とし
ては、R1に関してそれぞれ上記したような基が好まし
い。アルケニル基、アルキニル基としてはとりわけ炭素
数1〜4のものが好ましい。
これらのR3で表わされる飽和又は不飽和の脂肪族基が
有していてもよい置換基としては、上記A群の基、上記
したようなP群から選ばれる置換基で置換されていても
よいフェニル基、環上に上記P群から選ばれる置換基を
有していてもよいフェネチルアミノ基又はベンジルアミ
ノ基及ヒ上記H群から選ばれる置換基で置換されていて
もよい複素環基等が挙げられる。ここで複素環基として
は、R3で表わされる芳香環基に関して上記したような
芳香複素環基に加え、それらが一部又は全部飽和した複
素環基(例、モルホリノ、ピペリジニル、ピペリジノ、
ピペラジニル、ピロリジニル等)が含まれる。
R1で表わされる脂肪族基としては、例えばR1に関し
て上に述べたような飽和又は不飽和の脂肪族基があげら
れる。さらにR1で表わされる不飽和脂肪族基のアルケ
ニル基としては、R1の例として述べたような低級のも
のに加え、炭素数7〜10のアルケニル基も好ましい。
これらのR1で表わされる脂肪族基が有していてもよい
置換基としては、上記R3で表わされる脂肪族基の置換
基と同様な基があげられ、さらにオキソ基等で置換され
ていてもよい。
又、R2で表わされる芳香環基としては、R3に関して
前記したような芳香炭素環基及び芳香複素環基及びそれ
らの縮合環基があげられる。さらに芳香炭素環基が有し
ていてもよい置換基としては上記P群から選ばれる基が
、又芳香複素環基が有していてもよい置換基としては上
記H群から選ばれる基がそれぞれあげられる。
R+、R*で示される置換基を有していてもよい基が有
する置換基の数は1〜5好ましくは1〜3である。
式[11において、R1が水素原子又はカルボン酸アシ
ル基(該アシル基としては、アセチル基、ブロピオニル
基等が好ましく、これらの基中のメチル基、エチル基は
、上記したような置換基をさらに有していてもよい。)
である化合物が好ましい。
特にR1が水素原子である化合物が好ましい。R′とし
ては置換基を有していてもよいフェニル又は置換基を有
していてもよい芳香環で置換されていてもよいアルケニ
ル基である化合物が好ましい。
特に式[1]においてR1の置換基を有していてもよい
脂肪族基が、式 R’X(式中、R4は置換基を有して
いてもよい芳香環基、Xはチアゾロアゼピン環のチアゾ
ール環と共役結合を形成しうる不飽和脂肪族基)で表わ
される基である化合物が好ましい。ここでR4で表わさ
れる“置換基を有していてもよい芳香環基”の“芳香環
”及び“置換基”としては、R3についてそれぞれ上記
したものがそのままあてはまる。Xとしては、例えば−
CH=CH−、−CH=CH−CH=CH−等があげら
れる。更には、R1が水素原子で、R”が置換基を有し
ていてもよいフェニル基又はフェニル、チエニル、フリ
ル、ピリジル、ピランちル又はイミダゾリル基で置換さ
れていてもよい炭素数2〜4のチアゾール環と共役して
いるアルケニル基である化合物が、その作用面から見た
好ましい態様である。R8で表わされる置換されていて
もよいアルケニル基の特に好ましい例としては置換され
ていてもよいフェニルで置換されたビニル及びブタジェ
ニルが挙げられる。
尚、一般式[1]で示される化合物は、R’、 R’の
置換基の種類如何によっては立体異性体が生じる可能性
があるが、これら異性体単独のみならず、それらの混合
物も本発明に含まれる。
一般式[I]で表わされる化合物の塩としては、好まし
くは医薬上許容される塩であり、医薬上許容される塩の
例としては、ハロゲン化水素(例、塩化水素、臭化水素
)、リン酸、硫酸などの無機酸や有機カルボン酸(例、
シュウ酸、フタル酸、フマル酸、マレイン酸)、スルホ
ン酸(例、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸)な
どの有機酸があげられる。又化合物[1]がR1やRt
上の置換基としてカルボキシル基等の酸性基を有する場
合、アルカリ金属(例、ナトリウム、カリウム)又はア
ルカリ土類金属(例、マグネシウム)等との無機塩基塩
及び有機塩基(例、ジシクロへ牛ジルアミン、トリエチ
ルアミン、2,6−ルチジン等のアミン類)との塩があ
げられる。
以下、一般式[1]で表わされる化合物及びその塩を化
合物[1]と総称する。
本発明の化合物[1]は、たとえば、図式−■の方法に
より製造し得る。
図式−■ ■ [I11] [1] [1] [図式−1中、R1およびR2は前記と同意義、R2C
Oxはカルボン酸の反応性誘導体を示す。]すなわち、
化合物[111]又はその塩(塩としては、化合物[1
]の塩として前記した塩があげられる。)を式R’CO
Xで表わされるカルボン酸の反応性誘導体でアシル化し
化合物[11]を得、続いて[II]を硫化剤で処理す
る事により化合物[I]を得る事が出来る。さらに詳し
く述べれば、R’COXで表わされる反応性誘導体とし
ては酸塩化物、酸臭化物、イミダゾリド、酸無水物、酸
アジド、N−フタルイミドエステル、N−オキシコハク
酸イミドエステルなどがあげられる。また活性エステル
を用いる代りに、R″C0OHで表わされるカルボン酸
を、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(以下
DCCと略称することがある。)などのカップリング試
薬の存在下で、直接化合物[111]と反応させてもよ
い。
化合物[111]1モルに対し、R″COXで表わされ
る反応性誘導体を約1〜3モル好ましくは約1〜1.2
モル用いる。R”C0OHで表わされるカルボン酸と反
応させる場合は、通常化合物[■]1モルに対し、カル
ボン酸約1〜3モル好ましくは約1〜1.2モルを同じ
化合物[I]に対し約1〜1.2モルのカップリング試
薬の存在下で反応させる。
反応は通常水冷下〜室温(以下の製法説明における室温
とは、具体的には5〜35°Cを意味する。)でスムー
ズに進行する。この時用いる溶媒は、反応に不活性なも
のであれば何でもよく、特に制限はないが、クロロホル
ム、メチレンクロリド、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメチルホルムアミドなどがよく用いられる。アシ
ル化剤として酸塩化物または酸臭化物を用いる場合には
、反応系内にトリエチルアミン、ピリジンなどのアミン
を加えておく事が望ましい。反応時間は、用いる試薬や
溶媒、温度にもよるが通常30分〜12時間程度である
化合物[i1]を化合物[1]に導く反応は、五硫化燐
やローソン試薬などの硫化剤の存在下で行なわれる。こ
の時用いる硫化剤の量は、一般的には化合物[■]1モ
ルに対し約1〜3モル、通常は化合物[11]と等モル
程度が望ましい。反応溶媒としてはピリジンが望ましい
が、特に制限はない。反応は50°〜120°C程度の
範囲で行なわれるが、約80°〜120’cが望ましい
。反応に要する時間は、反応忍度によって異なるが、通
常3〜12時間程度で、例えば約100〜120°Cで
反応させれば、大体5時間内に反応は終る。
図式−■中、R1で示される置換基は、任意の段階でR
+で示される他の置換基に変換してもよいが、通常は化
合物[1]を得た後、R1の部分を変換するのが有利で
ある。このようなR’の変換反応としては、R1が水素
原子の化合物を常法によりアルキル化、スルホニル化又
はアシル化等の反応に付し、それぞれR1が置換されて
いてもよいアルキル基、スルホン酸アシル基又はカルボ
ン酸アシル基である目的の化合物を得る反応が挙げられ
る。
これらの反応は自体公知の方法に従い行なうことができ
るが、例えば次のような方法で行なうこともできる。
化合物[1]のR1が水素原子である化合物[以下化合
物[r ](R’=H)と示すことがある。コから、R
1がアシル基である化合物を得るには、化合物[1](
R’=H)をアシル化すればよい。R1がカルボン酸ア
シル基の化合物を得るには、該カルボン酸アシルの反応
性誘導体と化合物[1](R’=H)を反応させればよ
い。カルボン酸アシルの反応性誘導体の種類、反応条件
等は化合物[111]から化合物[■]を得る反応につ
いて前記したものが通常そのまま適用される。これらの
条件等で、反応はスムーズに進行する。化合物[1](
R’−H)をR1がスルホン酸アシルである化合物に導
(には、化合物[I](R’=H)をハロゲン化スルホ
ニルと反応させる方法が好都合である。反応は通常、ト
リエチルアミンやピリジンなどのアミンの存在下で行な
われる。この時用いられる溶媒は反応に不活性なもので
あれば何でもよいが、アセトン、ジオキサン、ジメチル
ホ′ルムアミド、テトラヒードロフラン。
クロロホルム、メチレンクロリドなどが好んで用いられ
る。場合によってはピリジンを溶媒として用いてもよい
。反応は0℃〜室温でスムーズに進行し、30分〜5時
間で終了する。この時用いるアミンの量は化合物[1]
1モルに対し約1〜3モル、アシル化剤の量は約1〜2
モルである。
化合物[1]のR1が水素原子である化合物からR1が
アルキル基の化合物を得るには、化合物[I](R’=
H)をアルキル化反応に付すとよい。この時用いるアル
キル化剤としては、ハロゲン化アルキル(ハロゲンとし
ては塩素、臭素、ヨウ素)、スルホン酸のアルキルエス
テル(例、p−トルエンスルホン酸のアルキルエステル
、メタンスルホン酸のアルキルエステル等)などがあげ
られる。用いるアルキル化剤の量は化合物[1]1モル
当たり約1〜2モルである。反応は通常、炭酸カリウム
や炭酸ナトリウム等の無機塩基、又は、トリエチルアミ
ン、ピリジン等の有機塩基の存在下に行なわれる。塩基
はアルキル化剤と等モル程度用いるのがよい。使用する
溶媒に特に限定はないが、例えばテトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等が好適に用いられる。反応は通常、加熱下に行な
われ、約30゜〜100℃の範囲が適している。
R1がアルキル基の化合物[I]は、R1がカルボン酸
アシル基の化合物[1]を還元しても得られる。
還元は常法に従って行なえるが、例えば水素化アルミニ
ウムリチウムやジボランのような還元剤による還元が適
している。この時溶媒としては、エーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサンが用いられ、通常還流下に反応は
進行する。
化合物[1]は、その他公知方法又はそれらに準じる方
法によって製造することもできる。
尚、本発明の製造法の原料化合物である化合物[III
]のうちR1が水素原子である化合物は、公知化合物で
あり、R1が水素原子以外の化合物は例えば、J、 P
、 5nyderらの方法[J、 P、 5nyder
 etal、、ジャーナル オブ メディシナル ケミ
ストリー(i  Med、  Chew、)、 29.
251.(19,86)]に従い図式−■の方法で合成
出来る。
図式−■ [式中R1は前記と同意義で、Xはハロゲン原子をBO
Cはtert−ブトキシカルボニル基を示ス]又、上記
した化合物[+1のR1部分を変換する反応に従って、
R1が水素原子である化合物から化合物[I[[]が製
造できる場合もある。
以上の方法によって得られる化合物[[]は、たとえば
再結晶、蒸留、クロマトグラフィーなどの通常の分離手
段により単離、精製する事ができる。
かくして得られる化合物[1]が遊離の形で得られた場
合には、自体公知の方法により中相等によって塩に変え
る事ができ、逆に塩で得られた場合には常法により、遊
離のものに変えることができる。
本発明の化合物[I]は、多価不飽和脂肪酸くリノール
酸、γ−リルン酸、α−リルン酸、アラキドン酸、ジホ
モ−γ−リルン酸、エイコサペンクエン酸)の代謝改善
、特に過酸化脂質生成反応を抑制する作用(抗酸化作用
)、5−リポキシゲナーゼ系代謝産物[例、ロイコトリ
エン類、5−ヒドロペルオキシエイコサテトラエン酸(
HPETE)。
5−ヒドロキシエイコサテトラエン酸(HETE)。
リボキシン類、ロイコトキシン類など]の生成抑制作用
、トロンボキサンA2合成酵素の阻害作用、プロスタグ
ランジン■1合成酵素保持促進作用、LTD、受容体拮
抗作用、活性酸素種の消去作用などの循環系改善作用や
抗アレルギー作用を有する。
上記のこれらの作用のうちとりわけ、本発明の化合物[
11は、過酸化脂質生成反応抑制作用(抗酸化作用)を
顕著に示す傾向にある。
化合物[1]の毒性、副作用は低い。
従って、本発明の化合物[11は哺乳動物(マウス、ラ
ット、ウサギ、イヌ、サル、ヒトなど)における血小板
凝集による血栓症、心、肺、脳、腎における動脈血管平
滑筋の収縮あるいは血管れん縮による虚血性疾患(例え
ば、心筋梗塞、脳卒中)、神経変性疾患(ハーキンソン
病、アルツハイマー病、ルー・ゲーリッヒ氏病、筋ジス
トロフィ)、頭部外傷、を髄外傷など中枢損傷にともな
う機能障害、記憶障害や情動障害(酸欠、脳損傷、脳卒
中、脳梗塞、脳血栓等により惹起される神経細胞壊死な
どにともなう障害)、脳卒中、脳梗塞後や脳外科手術1
頭部外傷後に起こるけいれんおよびてんかん、腎炎、肺
不全、気管支喘息、炎症、動脈硬化、アテローム変性動
脈硬化、肝炎、急性肝炎、肝硬変、過敏症肺臓炎、免疫
不全症、活性酸素種(スーパーオキサイド、水酸化ラジ
カルなど)による酵素、生体組織、細胞などの障害によ
って引き起こされる循環器系疾患(心筋梗塞、脳卒中、
脳浮腫、腎炎など)、組織繊維化現象や発癌などの諸疾
患に対して治療および予防効果を有し、たとえば抗血栓
剤、抗血管れん縮剤、抗喘息剤、抗アレルギー剤、心、
脳の循環器系改善剤、腎炎治療剤、肝炎治療剤、組織繊
維化阻止剤、活性酸素種消去剤、アラキドン酸カスケー
ド物質調節改善剤などの医薬として有用である。
化合物[[]は、そのままもしくは自体公知の薬学的に
許容される担体、賦形剤などと混合した医薬組成物(例
、錠剤、カプセル剤、液剤、注射剤、串刺)として経口
的もしくは非経口的に安全に投与することができる。投
与量は投与対象、投与ルート、症状などによっても異な
るが、例えば、成人の循環器系疾患の患者に対して経口
投与するときは、通常1回量として約0 、1 mg/
 kg〜20II1g/kg体重程度、好ましくは0 
、2 mg/ kg〜10 mg/kg体重程度を1日
1〜3回程度投与するのが好都合である。
発明の効果 本発明化合物[1]は、下記試験例でも示されるように
過酸化脂質生成抑制作用(抗酸化作用)、リポキシゲナ
ーゼおよびHHTの生成阻害又は抑制作用等を有し、循
環器系疾患、炎症、アレルギー疾患等の治療や予防のた
めの医薬として有用である。
以下に試験例、実施例および参考例を記載するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
作用 試験例15−リポキシゲナーゼ阻害作用RBL−1細胞
(rat  basophilic  1eukea+
1acells) 10 ’個をM CM (mast
  cell  medium)0.9−に懸濁し、こ
れにあらかじめ調製した被験液(最終濃度が10μM、
lμM、0.1μMからなる)を加え、37℃で5分間
インキュベーションした。次にアラキドン酸50μgと
カルシウムイオノホアA−23187を10μg含むM
CMo、1−を加えさらに15分間37℃でインキュベ
ーションした。反応後1−のエタノールを加えよ(振り
混ぜたのち高速液体クロマトグラフィーに付し、5−H
ETEの定量を行った。5− HETEは、240ns
の吸収を紫外線吸収モニターで測定した。ピーク面積か
ら計算した5−HETEの生成抑制率を表1に示した。
尚、5−HETEの生成抑制率(IE)は(1−b/a
)X100で表わされる。式中aは[1]を含まないと
きのピーク高またはピーク面積値を、bは化合物[1]
を含んでいるときのピーク高またはピーク面積値を表す
表  1 ※ 検体濃度(M) 以上の結果から本発明化合物が、低い濃度でも、リポキ
ンゲナーゼを阻害し、5−HETEの生成を抑制するこ
とがわかる。
試験例2 ラット血小板におけるHHT(12hydr
oxyheptadeca  5 、8 、 l 0t
rienoic  acid)の生成抑制作用3.2%
クエン酸ナトリウム(全血9容に対しクエン酸ナトリウ
ム溶液l容)を用いて、ラット(J c I :wis
ter、雄性、12〜15週令)を麻酔下に開腹し、腹
部大動脈より8−の血液を採取した。
血液を室諷にて800回転/分、10分間遠心分離し、
多面小板血しょう(P RP :platelet  
richplasIIla)を採取し、残りの血液をさ
らに3000回転、10分間遠心分離して、欠血小板血
しょう(P P P :platelet  poor
  plasma)を得た。PRP中の血小板数を計測
し、PPPでPRPを希釈して血小板濃度が100万/
μgになるように調整した。このPRP  0.25d
にアラキドン酸125μgおよび被験化合物(最終濃度
が100μM、10μM、1μM、0.1μMからなる
)を加え、37°Cで15分間インキュベーションした
反応終了後エタノール1.1dを加えてよく振り混ぜた
のち、遠心機(2000回転/分)に10分間かけ上澄
液を分離した。この上澄液l−に水ldを加えて高速液
体クロマトグラフィーに付し、HHTの定量を行った。
HHTは240rimの吸収を紫外線吸収モニターで測
定した。ピーク面積から計算したHHTの生成抑制率を
表2に示した。
尚、HHTの生成抑制率(I E)は(1−b/a)X
100で表わされる。式中、aは化合物[1]を含まな
いときのピーク高またはピーク面積値を、bは化合物[
■1を含んでいるときのピーク高またはピーク面積値を
表す。
表2 196(1984)]に従って、チオバルビッール酸法
で、過酸化脂質の生成量を調べ、ラット脳ホモジネート
による過酸化脂質の生成量を50%抑制するのに必要な
本発明化合物の濃度を求めその結果を表3に示した。
※ 検体濃度(M) 以上の結果から、本発明化合物はHHTの生成を抑制す
ることがわかる。
試験例3 ラット脳ホモジネートにおける過酸化脂質生
成の抑制作用 寿野らの方法[ジャパン ジャーナル オブファーマコ
ロジ−(Japan  J、 Pharmacol、 
、 35 +以上の結果から本発明化合物はすぐれた過
酸化脂質生成抑制作用のあることがわかる。
試験例4 塩化第1鉄マウスを髄くも膜下腔内投与によ
る行動変化に対する薬物の作用 1群10匹の5週令雄性Slc:rcRマウスを使用し
た。50mM塩化第1鉄を溶解した生理的食塩水5μQ
/マウスを第6腰髄から第1仙髄のくも膜下腔内に注入
した後、15分から1時間まで行動観察を行い、行動変
化の評点は以下の基準で行った。
評点  行動変化 0点: 正常 1点: 下肢、下腹部をしきりに噛む。
2点:a)激しく時には転げ回りながら下半身を噛む b)外部刺激に対する過敏反応が認められ、攻撃的にな
る。
C)振顛が起こる。
以上3つの反応のいずれかが認めら れる。
3点二 間代性痙彎が認められる。
4点二 強直性痙彎が認められる。もしくは片側または
両側肢の麻痺が認められる。
5点: 死亡する。
以上の基準で評価し・た点数をもとに抑制率で示した。
被験化合物は塩化第1鉄投与30分前に経口投与した。
化合物[1]をそれぞれloomg/kg経口投与した
ときの平均スコアーおよびそれぞれの抑制率を表4に示
す。
以上の結果から、本発明化合物は塩化第一鉄による過酸
化脂質生成に伴う中枢神経系障害の抑制作用がすぐれて
いることがわかる。
試験例5 ロイコトリエンD、(LTD、)受容体拮抗
作用 LTD4の受容体拮抗作用はS、 S、 Pong、 
R,N。
DeHavenらの方法〔プロシーデインゲス オブザ
 ナンヨナル アカデミ−オブ サイエンシイズ オブ
 ザ ユナイティド ステイッ オブアメリカ(Pro
ceedings or the National 
Academyor 5ciences ofthe 
United 5tates of America+
80、7415−7419(1983)))に従って、
3HLTD、とモルモット肺細胞膜画分を用いて測定し
た。その結果を表5に示す。
表  5 ※ 検体濃度(M) 以上の結果から本発明化合物がすぐれたLTD、受容体
拮抗作用を有することがわかる。
試験例6 麻酔大の完全脳虚面−再潅流モデルに対する
作用 14匹の雌雄雑種成人を用いた。動物を麻酔後、大腿動
脈及び大腿静脈に全身血圧測定用及び薬液投与用のカニ
ユーレを挿入した。全身血圧は圧トランスデユーサ−で
、心拍数はタコメーターを用いてそれぞれ記録測定した
。大脳皮質の局所血流量は大脳皮質に熱勾配組織血流量
測定用のセンサーを装着して連続的に測定した。
次いで、人工呼吸下に第3肋骨間を開胸し、大動脈弓、
上人及び工大静脈、及び奇静脈に閉塞用の糸をかけた。
全編完全虚血は、上記の各血管を10分間完全に閉塞す
ることにより作成した。その後血流を再開し、再開3時
間後まで各パラメーターを記録した。3時間後に放血致
死を行い、局所血流量測定部位の大脳皮質の一部を切除
し、水分含量の測定に供した。水分含量は、乾燥器を用
い、120℃、48時間乾燥し、その湿重量との差から
求めた。検体は、虚血開始の5分前に静脈内に投与した
実施例106の化合物のl mg/kg(静脈内)の投
与量では大脳皮質の局所血流量は、血流再開後、対照群
と同程度の反応性充血(reactivehypere
n+ia)を示した。30分後に元のレベルまで戻り、
その後軽度減少したが、対照群に比較して減少率は有意
に少なかった(3時間後の減少率:実施例106の化合
物 18.0±3.1%、対照群44.3±1.4%)
。10mg/kgの用量では、血流再開後の大脳皮質の
局所血流量の減少率は著しく抑制された(3時間後の減
少率:実施例106の化合物 6.5±2.5%)。血
流再開3時間後の大脳皮質の水分含量も下表に示すよう
に対照群に比べて有意に少なかった。
対照群    79.81±0.21%実施例106の
化合物 1++g/kg  78.22±0.08%(
p<o、01)以上の結果から、本発明化合物は、麻酔
大の完全脳虚血−再潅流モデルにおいて、保護作用を示
すことが明らかになった。
X旌泗 以下、参考例、実施例をあげて、本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明は、これらの実施例等に限定される
ものではない。
以下の実施例のカラムクロマトグラフィにおける溶出は
T L C(Thin  Layer  Chroma
tography。
薄層クロマトグラフィ)による観察下に行なわれた。T
LC観察においては、TLCプレートとして(Merc
k)社製のキーゼルゲル60 F tso(70〜23
0メソシュ)を、展開溶媒としてはカラムクロマトグラ
フィで溶出溶媒として用いられた溶媒を、検出法として
UV検出器を採用した。カラム用シリカゲルは同じくメ
ルク社製のキーゼルゲル60(70〜230メツシユ)
を用いた。NMRスペクトルはプロトンNMRを示し、
内部基準としてテトラメチルシランを用いてVARIA
NE M 390(90MH2型スペクトロメーター)
で測定し、δ値をppmで示した。
尚、実施例で用いる略号は、次のような意義を有する。
S:シングレット、 brニブロード(幅広い)、d:
ダブレット、tニトリブレット、q:クワルテット、 
m:マルチブレット、 dd:ダブレット オブダブレ
ッツ、」:カップリング定数、H2:ヘルツ、CDC(
2゜:重クロロホルム、do−DMSO:lliジメチ
ルスルホキシト、%:M量% また室温とあるのは約15〜25°Cを意味する。
融点及び温度はすべてセラ氏で示した。
参考例1 3−(4−10ロシンナモイル)アミ/−ε−カプロラ
クタム p−クロロけい皮酸13.ogのTHF溶液500旙に
、N、N’−カルボニルジイミダゾール13.9gを加
え、室温にて20分間撹拌した。次に3−アミノ−ε−
カプロラクタム9.12gを加え、5時間撹拌後析出結
晶をろ取、洗浄し、減圧下で乾燥して表題化合物を得た
(l1g)。この化合物は精製することなく次反応に用
いた。
融点256−257゜ I R(K Br)am−’+ 3198.1686.
1644.1614゜1563、1348 814゜ NMRCCDCI23>δ: 1.30−2.20(6
0,n+)、 3.20−3.42(2H,i)、 4
.55−4.78(IH,m)、 6.43(IH,d
、J= 16Hz)、 7.10(2H,m)、 7.
39(2H,m)、7.56(18,d。
J= 16Hz)。
以下同様にして次の化合物を得た。
参考例2 3−(4−メトキシシンナモイル)アミノ−εカプロラ
クタム 融点238−239゜ + R(K Br)cm−’: 1672.1650.
1604.1532゜1511、1257.1172゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.1B−1,85(
6H,m)、 3゜07−3.25(2)1.m)、 
3.76(3H,s)、 4.52(IH,dd、J7
Hz、10Hz)、 6.77(IH,d、J=16H
z)、 6.95(2)1.d、J=811z)、 7
.34(IH,d、J=16Hz)、 7.51(2H
,d、J=8Hz)、 7.84(IH,L、J=51
1z)、 7.97(IH,d、J=711z)。
参考例3 3−シンナモイルアミノ−ε−カプロラクタム融点19
4−196゜ I R(K Br)c+++−、’: 3294.29
24.1656.1619゜1536、148G、 1
433.1226゜NMR(CDCb)δ: 1.28
−2.23(6H,n+)、 3.093.40(2H
,m)、 4.56−4.79(LH,n)、 6. 
/、9(LH,d、 J−15)1z)、 6.90−
1.60(5H,m)、 7.61(IH,d、J=1
5Hz)。
参考例4 3−(2−フェニルブチリル)アミノ−ε−カプロラク
タム 融点152−153゜ I R(K Br)cm−’:  3280. 293
4. 1641. 1531゜1479、 1436゜ NMR(CDC12t):  0.88(3)1.t、
J=7Hz)、  1.33 2゜32(8H,m)、
  3.13−3.37(2tl、m)、  4.0[
1(IH,t、J=7Hz)、  4.36−4.61
(In、 m)、  7.30(5tl、 s)。
参考例5 3−(4−メトキシベンゾイル)アミノ−ε−カプロラ
クタム 融点214−215゜ I R(K Br)am−’: 2926.1641.
1548.1505゜1246、 1187゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.17−2.02(
6ff、 m)、  311−:(,30(2H,++
)、  3.82(3H,s)、  4.56−4.6
4(IH。
aン、   7.00(2H,d、J = 9)1z)
、   7.83(2H,’d、J = 911z)。
8.09(IH,d、J=6Hz)。
参考例6 1(4−メチルシンナモイル)アミノ−ε−カプロラク
タム 融点22]−230゜ I R(K Br)am−’: 3196.2932.
16g5.1610゜1347、 807 NMR(CDC1l+)δ: 1.22−2.28(6
H,m)、 2.37(3H,s)、 3.23−3.
50(2H,m)、 4.59−4.81(LH,m)
6.46(1,H,d、J=16Hz)、 7.20(
2H,d、J=9tlz)、 7.43(28,d、J
=9Hz)、 7.63(IH,di=16Hz)。
参考例7 3−(4−エトキンシンナモイル)アミノ−εカプロラ
クタム 融点236−237゜ I R(KBr)c+n−’+ 1686.1644.
1605.15621513、1304.1233. 
1173゜NMR(dt+−DMSO)δ: 1.32
(3H,t、J=7Hz)、 1゜20−2. Go(
611,m)、 3.09−3.33(2[1,m)、
 4.06(2H。
q、J=7Hz)、 4.44−4.83(l)I、m
)、 6.72(18,d、J=16tlz)、 6.
93(2H,d、J=9Hz)、 7.32(IH,d
、J=16Hz)、  7.50(28,d、 J =
 9Hz)。
参考例8 3−(4−イソプロピルシンナモイル)アミノε−カプ
ロラクタム 融点199−200’ r R(K Br)cn+−’: 3320.1670
.1651.1615゜1528、1430゜ NMR(ds−DMSO)δ: 1.1g(6H,d、
J=6Hz)、 1゜33−2.00(611,111
)、 2.81−2.98(18,m)、 3.04−
3゜25(2H,@)、 4.43−4.63(IH,
m)、 6.83(18,d、J−16Hz)、 7.
24(2H,d、J=7Hz)、 7.38(ltl、
d、J=16Hz)、 7.50(2H,d、 J= 
7Hz)参考例9 :3−[5−(4−メトキシフェニル)ペンタジェノイ
ル1アミ7−ε−カプロラクタム 融点204−206゜ I R(KBr)am−’: 1645.1598.1
510.1480゜1435、1255.1176、1
029N M R(ds〜DMSO)δ: 1.15−
1.93(6H,m)、 3゜00−3.20(2H,
m)、 3.77(3H,s)、 4.38−4.81
(IH。
+11)、  6.26(III、 d、 J = 1
4Hz)、  6.83〜7.05(3H,m)。
6.91(2tl、d、J=811z)、  7.50
(2H,d、 J = 8Hz)。
参考例10 3−(4−イソプロポキシシンナモイル)アミ/ε−カ
プロラクタム 融点225−226゜ I R(KBr)cm−’: 1671.1651.1
606.1535゜1510、1254゜ N M R(CD Cl1h)δ: 1.16−2.3
0(6H,m)、 1.32(6H,d、J=6Hz)
、 3.12−3.40(2H,+++)、 4.56
(IH。
5eptet、J=6Hz)、 6.33(LH,d、
J=16Hz)、 6.83(2H,d、J=9Hz)
、 7.41(2H,d、J=9Hz)、 7.55(
LH,d。
J=16Hz)。
参考例11 3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシシンナ
モイル)アミノ−ε−カプロラクタム融点112−11
3゜ + R(K Br)am−’: 2956.1657.
 1615.1479゜1435  1208゜ NMR(d、−DMS O)δ:  1.10−2.0
O(6H,m)、  1゜39(18H,s)、  3
.04−3.32(2H,m)、  4.43−4.6
5(IH。
Im)、  6.76(IH,d、J=16Hz)、 
 7.29(18,d、J=16Hz)。
7、31(2H,s)。
参考例12 3−(2−メトキシシンナモイル)アミノ−ε−カプロ
ラクタム 融点213−214゜ I R(K Br)c11+−’: 3216.168
5.  +643.1613゜1557、144g、 
 1245゜ NMR(d++  DMSO)δ: 1.18 1.9
6(6H,m)、3゜03−3.27(2H,ml 3
.83(3L s)、 4.43−4.65(IH。
m)、 6.76−7、56(6H,m)。
参考例13 3−(3,4−メチレンジオキシシンナモイル)アミノ
−ε−カプロラクタム 融点275−276゜ I R(K Br)cm−’: 1669.1652.
1616.1532゜1500、1488.125O NMR(d、−DMSO)δ: 1.17−1.95(
68,m)、 3゜05−3.32(2H,n)、 4
.40−4.60(IH,m)、 6. (13(21
゜s)、  6.73(ill、d、J=16tlz)
、  6.80−7..17(311,m)。
7、30(IH,d、 J= 16tlz)。
参考例14 3−(α−フェニルシンナモイル)アミノ−εカプロラ
クタム 融点+59−160゜ l R(KBr)am−’: 3354.3254. 
1656. 1617゜1501、 1445. 70
9゜ NMR(d、、−DMSO)δ: 1.22−1.98
(6H,m)、 3゜Go−3,19(28,m)、 
 4.40(IH,dd、J=4t(z、7Hz)、 
 6゜95−7.56(III、 m)。
参考例15 3−(2,3,4−トリメトキシシンナモイル)アミノ
−ε−カプロラクタム 融点208−209゜ I R(K Br)am−’: 1673.1646.
1614. +495゜1464、  +297.10
97゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.18−1.97(
6H,m)  3゜08−3.22(2H,m)、 3
.75(31L s)、 3.80(3H,s)、 3
゜82(3H,s)、 4.43−4.133(IH,
m)、 6.79(IH,d、I=16Hz)、  6
.89(IH,d、J−9Hz)、  7.32(IH
,d、J=9Hz)、  7.53(LH,d、J=1
6tlz)。
参考例16 3−(3,4−ジメトキシシンナモイル)アミノε−カ
プロラクタム 融点185−186゜ I R(K Br)am−’: 3302. 1650
. 1611.1514゜1468、 1260. 1
137゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.18−1.96(
6H,m)、 3゜08−3.29(2M、 m)、 
3.79(3H,s)、 3.81(3H,sl 4゜
49−5.08(Ill、Ill)、 6.86(IH
,d、J=16Hz)、 6.98(111、d、J=
8Hz)、 7.13(!H,dd、J=2Hz、8H
z)、 7.23(IH,d、 J = 2Hz)、 
7.34(1■、 d、 J = 16Hz)。
参考例17 3−(3,4−ジメトキシベンゾイル)アミノ−ε−カ
プロラクタム 3.4−ジメトキシ安息香酸10.0gのテトラヒドロ
フラン溶液300滅に、N、N’−カルボニルジイミダ
ゾール9.79gを加え、室温にて30分間撹拌した。
次に3−アミノ−ε−カプロラクタム7.04gを加え
、5時間撹拌後析出結晶をろ取、洗浄し、減圧下で乾燥
して表題化合物を得た(8.5g)。この化合物は精製
することなく次反応に用いた。
融点 190−1.91゜ I R(K B r)cm−’ : 1657.161
7.1574.1510.1476゜263 NMR(d、+−DMSO)δ:  1.16−2.0
0(6H,m)。
3、 (H−3,25(2H,to)、 3.81(6
H,s)、 4.57−4.65(1iL+a)。
7、02(IH,d、 J = 8Hz)、 7.43
−7.50(2H,m)、 7.83−7.89(IH
,Ill)、 8.15(IH,d、 J= 7Hz)
以下同様にして次の化合物を得た。
参考例18 3−(3−メトキシシンナモイル)アミノ−εカプロラ
クタム 融点 173−174゜ I R(K B r)ca+−’ : 3312.16
71.1653.1621.15781540、143
4.1289゜ N M R(do  D M S O)δ:  1.1
5−2. po(6H,m)。
3、12−3.28(2H,n+)、 3.79(3B
、 s)、 4゜54(IH,dd、 J= 311z
、 7Hz)、 6.92−7.41(6H,l11)
、 7.88(IH,t、 J = 4Hz)。
8.05(IH,d、J=’7Hz)。
参考例19 3−(3,5−ジメトキシシンナモイル)アミ/ε−カ
プロラクタム 融点 174−175゜ I R(K B r)cm−I: 1654.1619
. +535.1426.1208゜1160゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.20−1.97
(6t(、m)。
3、09−3.32(2H,m)、 3.77(611
,s)、 4.53(1,H,dd、 J = 4Hz
、 7Hz)、 6.50(Ill、 t、 J = 
2Hz)、 6.77(211,d、 J = 2Hz
)、 6.98(IH,d、 J= 16Hz)、 7
.32(IL d、 J= 16Hz)、 7.88(
11,t、 J= 6[1z)、 8.01(IH,d
、 J = 7Hz)。
参考例20 3−(2,3−ジメトキシシンナモイル)アミノε−カ
プロラクタム 融点 187−188゜ I R(K B r)co−’ : 3208.168
6.1613.1577、1480゜27O NMR(d、−DMso)δ:  1.18−1.89
(6tl、 m)。
3、09−3.28(211,m)、 3.75(3H
,s)、 3.82(3H,s)、 4.54(ill
、 dd、 J = 3Hz、 7tlz)、 6.9
3(IH,d、 J = 16Hz)、 7.037゜
22(3H,m)、 7.64(IH,d、 J = 
16Hz)、 7.85(18,t、 J−6tlz)
、 8゜13(II、 d、 J= 71iz)。
参考例21 3−(2,5−ジメトキシシンナモイル)アミノε−カ
プロラクタム 融点 190−191゜ I R(K B r)cm−’: 1655.1800
.1524.1494.1431゜1223゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.20−1.93
(6H,m)。
3、00−3.26(2H,m)、 3.75(311
,s)、 3.8Q(311,s)、 4.54(IH
,dd、 J = 2Hz、 6Hz)、 6.92−
7.01(3H,m)、 7.14(IO。
d、 J= 3Hz)、 7.64(l)l、 d、 
J= 16Hz)、 7.88(1B、 t、 J7H
z)、 8.02(IH,d、 J= 6Hz)。
参考例22 1(4−メトキシ−3−メチルンンナモイル)アミノ−
ε−カプロラクタム 融点 218−219゜ I R(K B r)c+n−’: 32g0.292
0.1660.1640. +600゜1500.12
4g、1122゜ NMR(d、−DMSO)δ :  1.20−1.9
2(6Fl、m)。
2、16(3H,s)、 3.06−3.25(2tl
、 m)、 3.82(3H,s)、 4.484、5
7(Il、 m)、 6.78(IH,d、 J= 1
6Hz)、 6.97(IH,d、 J−911z)、
 7.31(IH,d、 J = 16Hz)、 7.
39−7.42(21l11)。
7、86(1)1. t、 J= 5Hz)、 7.9
5(IH,d、 J= 7Hz)。
参考例23 3−[4−メトキン−3−(2−メチルチオエトキシ)
シンナモイルコアミノ−ε−カプロラクタム融点 19
2−193゜ I R(K B r)c+n−’ : 1673.16
50.1610.1511.142g。
1262、1143゜ NMR(do−DMSO)δ:  1.19−1.97
(6H,m)。
2、18(3H,s)、 2.87(2H,t、 J 
= 7Hz)、 3.02−3.28(2tl。
Im)、 3.79(3H,s)、 4.17<211
. t、 J = 7Hz)、 4.52(IH,dd
J = 3Hz、 5Hz)、 6.84(II、 d
、 != 16Hz)、 6.98(IH,d、 J−
8Hz)、 7.13(IH,dd、 J = 3.8
Hz)、 7.24(IH,d、 J = 3Hz)、
 7.32(IH,d、 J = 16Hz)、 7.
85−7.91(2H1m)参考例24 3−(3,4,5−トリメトキシシンナモイル)アミノ
ルε−カプロラクタム 融点 197−198゜ l R(K B r)cm−’: 1667、1645
.1600.157g、 1502゜+4111122
゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.18−1.97
(6H,m)。
3゜03−3.24(2H,m)、 3.69(311
,s)、 3.82(68,s)、 4.53(1,t
L dd、 J = 3Hz、 7Hz)、 6.95
(2H,s)、 6.96(18,d、 J= 16H
z)、 7.34(IH,d、 J = 16Hz)、
 7.89−7.93(2H,m)。
参考例25 3−(2,4−ジメチルシンナモイル)アミ/ε−カプ
ロラクタム 融点 207−208゜ I R(K B r)cm−’ : 3294.167
8.1644.1599.1519゜1212、1+5
9゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.21−1.89
(6B、 m)。
3、07−3.20(2H,m)、 3.81<311
. s)、 3.86(3H,s)、 4.53(+、
H,dd、 J = 3Hz、 7Hz)、 6.56
−6、61(2H,m)、 6.78(IH。
d、J=11Hz)、7.49(IH,d、J−9Hz
)、7.58(IH,d、J=16Hz)、 7.84
(IH,t、 J = 6Hz)、 7.95(IH,
d、 J= 7Hz)。
参考例26 1(3−ブロモ−4−メトキシシンナモイル)アミノ−
ε−カプロラクタム 融点 226−227゜ I R,(K B r)cm−’ : 1671.16
49.1619.159g、 1496゜+260゜ NMR(d、、−DMSO)δ:  1.19−1.9
6(6H,l11)。
3、08−3.25(2H,m)、 3.89(3H,
s)、 4.48−4.57(IH,111)。
6、89(18,d、 J= 16Hz)、 7.16
(IH,d、 J = 9Hz)、 7.33(LH,
d、 J = 1.6Hz)、 7.59(IH,dd
、 J = 2Hz、 9tlz)、 7.85(IH
,d、 J = 2Hz) 参考例27 3−(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシ
ベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタム融点 131
−132゜ I R(K B r)cm−’ + 2954.171
0. +675.1644.1479゜1427、12
31 NMR(as−DMSO)δ :   1.23−1.
98(6H,m)。
1、41(188,s)、 3.09−3.28(2H
,Lll)、 4.53−4.62(IH,m)、 7
.59(2H,s)。
参考例28 3−(2,4−−ジメトキシベンゾイル)アミノ−ε−
カプロラクタム 融点 196−197゜ I R(K B r)cm−’ : 3310.166
9.1494.132g、 1261゜1210、10
13゜ N M R(do  D M S O)δ:  1.1
8−2.09(6H,m>。
3、04−3.24(2H,m)、 3.83(3H,
s)、 3.95(311,s)、 4.504、58
(IH,m)、 6.63−6.68(21+、 m)
、 7.93(IH,d、 J = 9)1z)。
)前例29 3−(3,4−ジメチルシンナモイル)アミノε−カプ
ロラクタム 融点 226−227゜ I R(K B r)cs+−’ : 2934.16
85.1643.1613.1562゜1479、12
42゜ NMR(ds−DMSO)δ:  1.16−1.98
(6H,m)。
2、24(68,s)、 3.03−3.21(2)1
. 鵡4.49−4.58(IH,a)。
6、88(IH,d、 J= 16Hz)、 7.17
(18,d、 J= 8Hz)、 7.29−7、37
(311,m)。
参考例30 3−(2−メトキシ−3−メチルシンナモイル)アミノ
−ε−カプロラクタム 融点 186−187゜ I R(K B r)cm−’ : 3270.322
2.16g4.1638.1621゜1569、146
7゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.19−1.98
(6H,m)。
2、26(3H,s)、 3.06−3.24(28,
m)、 3.68(3H,s)、 4.514、60(
18,m)、 6.94(IH,d、 J = 16H
z)、 7.09(1,H,t、 J= 611z)、
 7.24(IH,d、 J = 8Hz)、 7.4
7(IH,d、 J = 6Hz)。
7、63(IH,d、 J = 16Hz)、 7.8
7(iH,t、 J = 5Hz)、 8.15(1■
、、d、 J= 7Hz)。
参考例31 3−(3−メトキシベンゾイル)アミノ−ε−カプロラ
クタム 融点 148−149゜ I R(K B r)c+r’: 18130.164
8.15g7.1542.1487゜1300゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.19−2.00
(6H,m)。
3、03−3.27(2H,m)、 3.81(3H,
s)、 4.57−4.68(IH,s)。
7、07−7、14(II、 a+)、 7.35−7
.42(3H,m)参考例32 3−(α−メチルシンナモイル)アミ7−ε−カプロラ
クタム 融点 160−161゜ I R(K B r)cm−’ : 3384.167
2.1660.1593.1511゜1475゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.1g−1,96
(6H,m)。
2、03(3H,s)、 3.02−3.27(2H,
m)、 4.46−4.54(IH,m)。
7、29−7.43(6H,m) 参考例33 i(44リフルオロメチルベンゾイル)アミノ−ε−カ
プロラクタム 融点 283−284゜ I R(K B r)c+a−’ : 16g7.16
36.1324. !295.1174゜1116゜ NMR(da−DMSO)δ:  1.14−2.00
(6H,m)。
3.04−3.24(2H,m)、 4.60−4.7
1(LH,m)、 7.86(2H,d。
J=8Hz)、8.07(2H,d、J =8Hz)。
参考例34 3−(3,4−メチレンジオキシベンゾイル)アミ/−
ε−カプロラクタム 融点 196−197゜ I R(K B r)cm−’ : 1660.163
5.1602. +475.1253゜033 NMR(da−DMSO)δ:  1.12−1.99
(6[1,m)。
3、08−3.27(2H,m)、 4.55−4.6
2(IH,m)、 6.11 (211,s)。
6、99(IH,d、 J= 8Hz)、 7.39(
IH,d、 J= 2Hz)、 7.45(11、dd
、 J = 2Hz、 8Hz)。
参考例35 3−(p−トルオイル)アミノ−5〜カプロラクタム 融点 202−203゜ T R(K B r)cm−’ : 3262.320
0.1654.1539.1295゜12g2゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.22−1.98
(6■2m)。
2’、 36(38,s)、 3.03−3.24(2
8,i)、 4.56−4.64(IH,m)。
7、28(28,d、 J = 8Hz)、 7.76
(2H,d、 J = 8Hz)。
参考例36 3−(2,3,4−トリメトキシベンゾイル)アミノ−
ε−カプロラクタム 融点 240−241゜ I R(K B r)c+r’ :  3262.16
78.1656. +634.1519゜1482.1
093 1093N、−DMSO)δ:  1.15−2.08
(6)1.巾)。
3、08−3.21(28,m)、 3.78(3H,
s)、 3.85(3H,s)、 3.90(311,
s)、 4.52−4.61(IH,a+)、 6.9
5(IH,d、 J = 9Hz)。
7.70(IIl、d、J=9Hz)。
参考例37 3−(’3−)リフルオロメチルシンナモイル)アミノ
−ε−カプロラクタム 融点 203−204゜ I R(K B r)cm−’ : 1673. +6
51.1624.1347.1162゜1121゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.17−1.98
(6H,m)。
3、09−3.36(2H,m)、 4.50−4.5
9(18,R1)、 7.15(LH,d。
J = 16Hz)、 7.50(II、 d、 J 
= 16Hz)、 7.61−7.98(4H。
m)。
参考例38 3  (N −tert−ブトキシカルボニル−β−ア
ラニル)アミノ−ε−カブロラクタム 融点 110−111’ I R(K B r)am−’:  3346.167
7、1632.1526.1285゜1173゜ NMR(do  DMSO)δ:  1.25−2.1
8(6H,m)。
1、42(98,s)、 2.41(2H,t、 J 
= 6Hz)、 3.14−3.47(4H。
m)、 4.41−4.60(LH,l11)。
参考例39 3−(4−メトキシカルボニルベンゾイル)アミノ−ε
−カプロラクタム 融点 226−227゜ [R(K B r)am−’ + 3306.1714
.1672.1632.1428゜1284゜ NMR(d、−DMSO)δ: l、20−2.02(
6B、 m)。
3、10−3.22(2H,m)、 3.89(3H,
s)、 4.60−4.6111(18,m)。
7、98(2H,d、 J= 9Hz)、 8.06(
2B、 d、 J = 9Hz)、参考例40 3−(4−エトキシカルボニルシンナモイル)アミノ−
ε−カプロラクタム 融点 208−209゜ I R(K B r)cm−’ : 1715.167
0.1655.1619.1282゜1272゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.21−1.98
(6H,m)。
1、33(3H,t、 J = 711z)、 3.0
7−3.22(21(、Im)、 4.33(2H。
q、 J = 711z)、 4.50−4.59(L
H,m)、 7.09(1B、 d、 J= 1611
z)、7.46([1,d、 J = 16Hz)、7
.72(2H,d、 J = 8Hz)7、98(2H
,d、 J = 8Hz)。
参考例41 3  [4(Lert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)ベンゾイルコアミノ−ε−カプロラクタム融点 1
74−175゜ I R(K B r)am−’ : 3364.168
3.1637.1527.1288゜1170゜ NMR(da−DMSO)δ: 1.21−2.00(
6H,a+)。
1、40(9H,s)、 3.02−3.28(2H,
m)、 4.17(2H,d、 J = 8Hz)、 
4.56−4.65(IH,a+)、 7.32(2t
L d、 J = 811z)、 7.80(2H,d
、 J = 8Hz)。
参考例42 3−[4−(エト牛ジカルボニルオキシ)シンナモイル
コアミノ−ε−カプロラクタム 3−ヒドロキシ−4−メトキシけい皮酸225gおよび
トリエチルアミン32.31R1を400−のテトラヒ
ドロフランに加え、水冷撹拌下、22.2dのクロロぎ
酸エチルを滴下した。滴下終了後、さらに15分間撹拌
し、続いて3−アミノ−ε−カプロラクタム14.9g
のテトラヒドロフラン溶液207を滴下し、滴下終了後
室温にて1時間撹拌した。反応液を減圧上濃縮し、残留
物をクロロホルムに溶解した。この溶液を水洗乾燥後、
減圧上溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルで洗浄後、
減圧上乾燥し、表題化合物を得た(28g)。この化合
物は精製することなく次反応に用いた。
融点 209−210゜ I R(K B r)am−’ : 1770.165
0.1613.1515.1249゜1217゜ NMR(CDC12,)δ:  1.23−1.95(
68,s)、 1.37(3H。
t、 J = 7)1z)、 3.20−3.40(2
Fl、 m)、 3゜86(3H,s)、 4.41(
2H,q、 J = 7Hz)、 4.55−4.78
(134,m)、 6.35(IH,d、 J =16
Hz)、 6.92(18,d、 J= 9Hz)、 
7.30−7.40(2H,m)。
7、51(IH,d、 J= 16Hz)。
以下同様にして次の化合物を得た。
参考例43 3−(4−二トキシカルボニルオキシベンゾイル)アミ
ノ−ε−カプロラクタム 融点 195−196゜ I R(K B r)am−’ : 3312.326
6、1766、16g3.1634゜1290、125
2.1212゜ NMR(da−DMSO)δ:  1.40(3H,t
 、 J= 9Hz)。
1、53−2.36(64m)、 3.20−3.41
(2H,m)、 4.31(2H,Q。
J = 9Hz)、 4.58−4.80(01,m)
、 7.26(2H,d、 J = 8Hz)。
7、90(2H,d、 J = 8tlz)参考例44 3−(4−シアノベンゾイル)アミノ−ε−カプロラク
タム 参考例17と同様の方法により表題化合物を得た。
融点 189−190’ T R(K B r)cm−’ : 2224.164
3.1549.1300.937.758゜NMR(d
、−DMSO)δ:  1.17−2.吋(6H,i)
3、 to−3,26(2H,m)、 4.59−4.
60(18,m)、 7.96(2H,d。
J= 8Hz)、 8.03(2H,d、 J= 8H
z)。
参考例45 3−(3−シアノベンゾイル)アミノ−ε−カプロラク
タム 参考例17と同様の方法により、表題化合物を得た。
融点 22]−222゜ I R(K B r)c+++−’ : 2932.1
682.1669.1647.1551゜1301゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.2G−2,00
(611,l11)。
3、09−3.28(2H,a)、 4.60−4.7
1(IH,m)、 7.70(IH,t。
J = 8Hz)、 7.84(IH,t、 J = 
6Hz)、 7.99−8.04(IH,s)。
Ill、 15−8.20(IH,a+)、 8.31
−8.32(Ift、 m)、 8.58(IH,d。
J=7Hz)。
参考例46 3−(5−ベンズイミダゾリルカルボニル)アミノ−ε
−カプロラクタム 参考例17と同様の方法により、表題化合物を得た。
融点 297−299゜ I R(KBr)cr ’ : 3256.1672.
1623.154G、 1305.1289゜NMR(
d、−DMS O)δ: 1.15−2.02(6H,
i)、 3.093、26(2L m)、 4.64(
18,dd、 J = 7Hz、 10Hz)、 7.
648、34(6)1. m)。
参考例47 3−ニコチノイルアミノ−ε−カプロラクタム参考前例
7と同様の方法により、表題化合物を得た。
融点 220−221゜ I R(KBr)am−’ : 3338.1677、
1646.152g、 1418.1334゜NMR(
ds  DMS 0)(5: 1.152.01(6H
,i)、3.023、28(2H,m)、 4.60−
4.70(IH,m)、 7.46−7、55(IH,
m)、 7.83(IH,t、 J = 7Hz)、 
8.20(1)1. dt、 J = 2)1z、 8
Hz)。
8、54(IH,d、 J = 7Hz)、 8.70
(IH,dd、 J= 2Hz、 5Hz)。
9、02(LH,dd、 J = IHz、 2Hz)
参考例48 3−ピラリノイルアミノ−ε−カプロラクタム参考例1
7と同様の方法により表題化合物を得た。
融点 177−178°。
I  R(KBr)cm−鵞 :  1685. 16
53.1509.14g7.1469.1424゜NM
R(d、−DMSO)δ: 1.22−2.11(6t
l、 n)、 3.833、19(2H,m)、 4.
52−4.62(IH,m)、 7.60−7.68(
IH,m)7、98−8.16(3H,n)、 8.6
6−8.72(IH,m)、 9.04(IH,d。
J= 6Hz)。
参考例49 3−[4−(4−メチルピペラジニル)ベンゾイルコア
ミノ−ε−カプロラクタム 参考例17と同様の方法により表題化合物を得た。
融点 232−234゜ I R(KBr)am−’ : 32g2.1679.
1544.1513.1451.1293゜1244゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.16−1.98(
6H,m)、 2.22(3H,s)、 2.44(4
H,t、 J−= 5Hz)、 3.12−3.21(
2H,i)。
3、25(4H,t、 J = 5Hz)、 4.53
−4゜63(IH,m)、 6.96(28゜d、 J
 = 9Hz)、 7.73(2B、 d、 J = 
9Hz)。
参考例50 3−(1−メチル−IH−1,2,3−トリアゾール−
4−イル−カルボニル)アミノ−ε−カプロラクタム 参考例17と同様の方法により表題化合物を得た。
融点 259−260゜ I R(KBr)am−’ : 33g8.310g、
 1677、1640.1571.1502゜N M 
R(ds  DM S O)δ: 1.13−2.07
(6H,n+)、3.033、2g(2H,a+)、 
4.09(3H,s)、 4.55(IH,dd、 J
= 6Hz。
10Hz)、 8.05(IH,t、 J = 6Hz
)、 8.26(IH,d、 J = 6Hz)。
8.54(1■、S)。
参考例51 3−(インドール−3−カルボニル)アミノ−εカプロ
ラクタム 参考例17と同様の方法により表題化合物を得た。
融点 243−244゜ I R(KBr)cr’ : 3272.1675.1
620.1548.1439.1310゜1209゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.17−2.01(
6H,m)、 3.053、26(2H,a)、 4.
66(LH,dd、 J= 7tlz、 1OHz)、
 7.117.20(2H,n+)、 7.42−7.
47(IH,m)、 7.71(IH,d、 J=7H
z)、 7.88−7.93(ill、 m)、 8.
04−8.09(2H,m)、 11.63(IH,b
r) 参考例52 3−(1−メチルイミダゾール−5−イルカルボニル 参考前例7と同様の方法により表題化合物を得た。
融点 222−223。
I R (KBr)co+− ’ : 3214, 1
670. 155g, 1532. 1477、 12
40。
NMR(d.−DMSO)δ: 1. 16−1. 9
9(68. a+)、 3. 033、 24(28,
 m)、 3. 80(3H, s)、 4. 53−
4. 63(18, m)+7、 02(IH, s)
、 7. 64(LH. s)、 7. 83(ill
, t, J = 6tlz)。
8、 05(IH. d, J= 7Hz)参考例53 3−(1−メチルイミダゾール−4−イルカルボニル)
アミノ−εーカプロラクタム 参考前例7と同様の方法により表題化合物を得た。
融点 223−234。
t R (KBr)am− ’ : 3282. 16
63. 1641, 1567、 1484, 133
4。
NMR(d.−DMSO)δ: 1. 16−2. 0
4(68, m)、 3. 043、28(2H, m
)、 3. 69(3H, s)、 4. 42−4.
 52(IH, m)。
7、 63(II!, s)、 7. 65(Ill,
 s)、 8. 00(IH, t, J = 6Hz
)。
8、 09(III, d, J = 611z)。
実施例1 2−(4−クロロスチリル)−5.6,7.8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5.4−b]アゼピン3−(
4−クロロシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタム
(Il.Og)、五硫化燐(8.37g)を500−の
ピリジンに加え、1.5時間還流した。
冷却後、反応物を重曹水に加え、クロロホルムで抽出し
た。抽出層は水洗、乾燥後,減圧下溶媒を留去した。残
留物をシリカゲルのカラムクロマトで精製し、シクロへ
牛サンから再結晶すると、融点188−189°の結晶
として表題化合物が得られた(収量6.、28g,収率
57%)。
I R(K Br)Cm−’: 3274, 2926
, 1543, 1432。
1355、 1090,  807。
NMR (C D Cl!.)δ: 1. 50−1.
 98(4H, m)、 2、832、 97(2B,
 m)、 3. 07−3. 16(2H, m)、 
3. 96(III, br. s)6、 98(2B
, d, J= lHz)、  7. 32(4H, 
d, J= IHz)元素分析値:  C 1sH +
−N tS C Qとして計算値:  C,61.95
; H,5.20: N,9.63。
実測値:  C,62.0g. H,5.0g. N,
9.90。
実施例2 2−(4−メトキシスチリル)−5.6,7.8テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5.4−b]アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(4−メトキシシン
ナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐から
表題化合物が得られた(収率348%)。融点130−
131’(シクロヘキサンから再結晶)。
I R(KBr)cm−’: 2914, 1601,
  1547, 1510。
1251、  1175,  949。
NMR(CDCi2.)δ: 1.67−1.84(4
H.a)、 2.89(2B,t.J=6Hz)、 3
.11(2H,t,J=5Hz)、 3.82(3H。
s)、  6.88(2H,d,J=911z)、  
6.98(2H,s)、  7.41(2H。
d, J= 9Hz)。
元素分析値:  C 、、H 、、N 、O Sとして
計算値:  C,67、10; H,8.33; N.
9.7g。
実測値二 C,67、29; H,6.23. N,9
.70。
実施例3 2−スチリル−5.6,7.8−テトラヒドロ4H−チ
アゾロ[5.4−blアゼピン実施例1と同様の方法に
より、3−シンナモイルアミノ−ε−カプロラクタムと
五硫化燐から表題化合物が得られた(収率40.3%)
。融点169−170°(シクロへ牛サンから再結晶)
I R(KBr)am−’: 3220. 2918,
 +523. 1439。
1362、  1269,  938 NMR(CDC(3)δ: 1. 50−1. 93(
41(、 m)、 2. 802、 92(28, m
)、 3. 01−3. 12(2H, Ill)、 
7. 05(2H, s)。
7、 23−7. 59(5H, !11)。
元素分析値:  C 、SH 、、N 、Sとして計算
値:  C,70.2’7: H,6.29; N,1
0.93実測値:  C,70.53. H,6.30
:、N,10.94。
実施例4 2−(1−フェニルプロピル)−5.6.7,8−テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5.4 −b]アゼビ実施
例1と同様の方法により、3−(2−フェニルブチリル
)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐から表題化合
物が得られた(収率31.9%)。
融点106−107°(ヘキサンより再結晶)。
I R(K Br)cm−’: 3244.2924.
1474.1261.701゜NMR(CDC(3)δ
: 0,89(3H,t、J=7Hz)、 1.382
、38(68,m)、 2.77−3.05(4H,m
)、 3.32(18,br、 s)、 4.93(1
8,t、J=8Hz)、 7.28(5H,s)。
元素分析値:  C,、H,。N t Sとして計算値
:  C,70,55; H,7,40; N、10.
28゜実測値:  C,70,45; H,7,27;
 N、10.15゜実施例5 2−(4−メトキシフェニル)−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・塩
酸塩 実施例1と同様の方法により、3−(4−メトキシベン
ゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反応
させ、精製後場酸塩に導き表題化合物が得られたく収率
9,6%)。融点177−178°(メタノール・エー
テルより再結晶) 。
’I R(KBr)c+m−’: 1605.1533
.1292.1281゜1263、 1190. 83
2゜ NMR(CDCり、)δ: l、 50−1.90(4
H,11)、 3.033、3G(48,m)、 3.
80(3H,s)、 6.89(2■、 d、 J =
 9)1z) +7、 (J8(2H,d、 J = 
9Hz)。
元素分析値:  C,、H,、N、5−HCl2として
計算値:  C,56,[+5. H,5,77、N、
9.44;C,12,11,94゜ 実測値:  C,56,4g、 H,5,87; N、
9.40;C12,12,17゜ 実施例6 2−(4−メチルスチリル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例
1と同様の方法により、3−(4−メチルシンナモイル
)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐から表題化合
物が得られた(収率49.5%)。融点166−167
°(シクロヘキサンから再結晶)。
I R(KBr)cm−’: 2920.1546.1
43g、 1355゜1270、 155.  802
゜ NMR(CD CQ3>6 :  1.51−1.95
(4H,m)、  2.35(3H,s)、  2.8
0−2.93(2+1. +w)、  a、 01−3
.15(2H,a)。
7.05(2H,s)、  7.15(2H,d、J=
8Hz)、  7.38(2H,d、J= 8Hz) 元素分析値:  C,、H,、N、Sとして計算値: 
 C,?1.07; H,6,71; N、10.36
゜実測値:  C,71,02; H2S、57; N
、!0.23゜実施例7 2−(4−エトキシスチリル)−5,6,7,8テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(4−エトキシシン
ナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐より
表題化合物が得られた(収率42゜6%)。融点159
−160’(シクロヘキサンから再結晶)。
I R(KBr)cs+−’: 2924.1601.
1550.151G。
126g、  1244. 1176゜NMR(CDC
12s)δ:  1.40(3H,t、J=7Hz)、
  1.601.93(4H,m)、  2.89(2
H,dd、J=4Hz、6Hz)、  3.11(2H
,t、 J = 5tlz)、  4.03(2H,q
、 J = 7Hz)、  6.84(2H。
d、J=9Hz)、  6.96(2H,s)、  7
.36(28,d、J=9Hz)。
元素分析値:  Cl7Ht。N、O3として計算値:
  C,67,97; H,6,71,N、9.32゜
実測値:  C,6g、06; H,6,63; N、
9.45゜実施例8 2−(4−イソプロピルスチリル)−5,6,7゜8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼビン 実施例1と同様にして、3−(4−イソプロピルシンナ
モイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐から表
題化合物が得られた(収率4768%)。融点148−
149゜ I R(K Br)am−’: 3258.295G、
 2922.1547゜143g、  1357. 1
266゜NMR(CDCQ、)δ: 1.23(6B、
d、J=7Hz)、 1.61−1.93(4H,m)
、 2.72−3.18(5H,m)、 7.19(2
H,d、 J=9Hz)、 7.20(2H,s)、 
7.38(2H,d、J=9Hz)。
元素分析値:  C,81(t、N !Sとして計算値
:  C,72,44; H,7,43; N、9.3
9゜実測値:  C,72,11; H,7,34; 
N、9.35゜実施例9 2−[4−(4−メトキシフェニル)ブタジェニル]−
5.6,7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,
1−b]アゼピン 実施例1と同様にして、3−E5−(4−メトキシフェ
ニル)ペンタジェノイルコアミノ−ε−カプロラクタム
と五硫化燐から表題化合物が得られた(収率19.4%
)。融点140−142°(シクロヘキサンより再結晶
)。
I R(K Br)a1’+ 1542.1509.1
441.1368゜1251、1172. 986゜ NMR(CDC12,)δ: 1.52−1.93(4
8,a)、 2.802、92(28,n+)、 3.
03−3.14(2)1. m)、 3.80(3H,
s)。
6.43−6.76(4H,m)、 6.83(28,
d、J=9Hz)、 7.35(2H,d、 J = 
9Hz)。
元素分析値:  CtsHxoN to Sとして計算
値:  C,69,20; H,6,45: N、8.
97゜実測値:  C,68,90; H,6,62:
 N、8.80゜実施例10 2−(4−インプロポキシスチリル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン 実施例1と同様にして、3−(4−イソプロポキシシン
ナモイル)アミ/−ε−カプロラクタムと五硫化燐から
、表題化合物が得られた(収率35.5%)。融点16
1−162°(シクロヘキサンから再結晶)。
I R(KBr)am−’: 3266、1547.1
509.1442゜1359、1239. 943゜ N M R(CD C(!3)(5: 1.30(6H
,d、 J= 6Hz)、1.581.92(4H,a
+)、 2.80−2.95(2H,m)、 3.03
−3.13(2H。
n)、 4.53(lLseptet、J=61(z)
、 6.82<211.J=9Hz)、 6.92(2
H,s)、 7.−34(2)1.d、J=9Hz)。
元素分析値:  C,,1−1□N、O3として計算値
:  C,68,75,H,?、05; N、8.91
゜実測値:  C,69,10,H,7,12; N、
9.01゜実施例11 2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ牛ジスチリ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−48−チアゾロ
[5,4−b]アゼピン・オギザレート実施例1と同様
にして、3−(3,5−ジ−t−ブチルー4−ヒドロキ
ン/シナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化
燐を反応、精製後。
シュウ酸で中和する事により表題化合物を得た(収率3
7.4%)。融点205−206゜I R(K Br)
cm−’: 2958. 1729.1592.143
7゜1374、1237.1208゜ NMR(CDCf23)δ: 1.40(18H,s)
、 1.53−1.83(4H,s)、 2.60−2
.76(2H,s)、 2.86−3.03(2H,*
)。
6、94(2H,s)、 7.28(2B、 s)。
元素分析値:  CtsHstN to S−CpHx
o 4・H,Oとして 計算値:  C,60,95; H,?、37; N、
5.69゜実測値:  C,80,97; H,7,1
0; N、5.72゜実施例12 2−(2−メトキシスチリル)−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・オ
ギザレート 実施例1と同様にして、3−(2−メトキシシンナモイ
ル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反応、精
製後、ンユウ酸で中和する事により表題化合物を得た(
収率36.7%)。
融点171−172゜ I R(K Br)cm−’: 1592.1519.
1378.1352゜1253、 1207゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.33−1.82(
4H,m)2、68−2.80(2H,m)、 2.9
0−3.02(2H,m)、 3.84(3H。
s)、 6.83−7.63(4H,m)、 7.15
(2H,s)。
元素分析値:  C,6H,、N2O2−C2H,O,
・0.3H,Oとして 計算値:  C,56,62; H,’5.44; N
、7.34゜実測値:  C,56,67; H,5,
13; N、7.14゜実施例13 2−(3,4−メチレンジオキシスチリル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4bコア
ゼピン・塩酸塩 実施例Iと同様にして、3−(3,4−メチレンジオキ
シシンナモイル)アミノ−ε−カブロラクタムと五硫化
燐を反応、精製後生成物を塩酸で中和する事により表題
化合物を得た(収率42.3%)。
融点196−197°(クロロホルム−エーテルから再
結晶)。
[R(K Br)ci+−’: 1597.1505.
1481.1449゜+356.1256゜ NMR(do  DMS O)δ: 1.50−1.9
1(4B、m)。
2、75−2.93(2H,m)、 2.99−3.1
5(2H,m)、 6.06(2H。
s)、 6.90−7.55(5H,s)。
元素分析値:  C,、H,、N、O,5−HC&−0
,3HtOとして 計算値:  C,56,15; H,5,18; N、
8.19゜実測値:  C,56,38; H,4,8
9: N、8.22゜実施例14 2−(α−フェニルスチリル)−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・塩
酸塩 実施例1と同様にして、3−(α−フェニルシンナモイ
ル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反応、精
製後生成物を塩化水素で中和する事により、表題化合物
を得た(収率13.5%)。
融点188−189゜ I R(KBr)cs−’: 3180.1595.1
516.1490゜1352、 693゜ NMR(do−DMSO)δ: 1.47−1.90(
48,m)。
2.83−3.11(4H,s)、 6.90−7.5
6(11H,i)。
元素分析値:  C,、H,、N、S −H(1−0,
2H,Oとして 計算値:  C,67,71,H,5,79; N、7
゜52゜実測値:  C,67,79: H,5,68
; N、7.53゜実施例15 2−(2,3,41−ジメトキシスチリル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]ア
ゼピン・オギザレート 実施例1と同様にして、3−(2,3,4−1−ジメト
キシシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫
化燐を反応、精製後、生成物をシュウ酸で中和すると表
題化合物が得られる(収率42゜7%)。融点145−
146°(酢酸エチルから再結晶)。
I R(K Br)cm−’:  1742. 158
8. 1495. 1283゜1203、 1108.
 109g。
NMR(do  DMS O)δ:  1.56−1.
69(48,s)。
2.73(28,t、J=5Hz)、  2.94−2
.99(2H,m)、  3.76(3H,s)、  
3.80(3H,s)、  3.82(3H,s)、 
 6.83(IH,d、 J=9Hz)、  7.06
(2H,s)、  7.39(IH,d、J=9Hz)
元素分析値:  C,、H□N、03S−C,H,O,
・0.5H,Oとして 計算値:  C,53,92; H,5,66; N、
6.29゜実測値:  C,53,66: H,5,4
1; N、6.14゜実施例16 2−(3,4−ジメトキシスチリル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン・塩酸塩 実施例1と同様にして、3−(3,4−ジメトキシシン
ナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反
応、精製後、生成物を塩化水素で中和し、表題化合物を
得た(収率23.7%)。融点159−160°(クロ
ロホルム−エーテルから再結晶)。
1 R(KBr)cm−’: 3438. 3220.
 1609. 1593゜1516、 126g。
N M R(ds  D M S O)δ: 1.62
−1.73(4H,m)。
2、80−2.85(2H,m)、  3.04−3.
09(2H,m)、  3.80(3H。
s)、 3.82(3H,s)、 7.旧(比d、J=
8Hz)、 7.17(IH。
dd、J=8Hz、2Hz)、  7.26(IH,d
、J=2Hz)、  7.24(IH。
d、J−16Hz)、  7.43(IH,d、J=1
6Hz)。
元素分析値:  c、7H,、N、o、5−I−ic(
2−1,3H,0として 計算値:  C,54,26; H,6,32: N、
7.44゜実測値:  C,54,48; H,6,3
1; N、7.46゜実施例17 2−(9−デセニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピンウンデシレン
酸(15g)のテトラヒドロフラン溶液に15.8gの
1.ビーカルポニルジイミタゾールを加え、15分間室
温で撹拌後、10.4gの3−アミノ−ε−カプロラク
タムを加え、室温で5時間撹拌した。次に減圧下溶媒を
留去し、得られた粗3−(10−ウンデセノイル)アミ
/−εカプロラクタムと18.1gの五硫化燐を500
mのピリジンに加え、1時間還流下で撹拌した。冷却後
、反応物を飽和重曹水に加え、クロロホルムで抽出した
。抽出層は水洗、乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残留
物をシリカゲルカラムクロマトで精製し、続いてシュウ
酸塩とした。イソプロピルエーテルから再結晶し7.7
g(24,7%)の表題化合物を得た。融点94−95
°C1rR(KBr)cta−’: 292B、 28
54.1607.1528゜1404、 +279. 
720゜ N M R(CD CQ3)δ: 1.30(12H,
br、 s)、 1.50−2、16(6H,+s)、
 2.78−3.17(6H,m)、 4.89−5.
07(2H。
m)、 5.58−6.03(IH,m)。
元素分析値:  C,、)I、、N、S−C,H,O,
として計算値:  C,59,66; H,7,90;
 N、7.32゜実測値:  C,59,78: H,
8,13; N、7.28゜実施例18 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン 2.6−ジフルオロ安息香酸(12g)のテトラヒドロ
(200威)溶液に14.8gの1,1′−カルボニル
ジイミダゾールを加え、室温で15分間撹拌後、9.7
3gの3−アミ/−ε−カプロラクタムを加え5時間室
温で撹拌した。減圧下溶媒を留去し、残留物をメチレン
クロリドで洗浄すると、粗結晶として13.5gの3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)アミノ−ε−カプロ
ラクタムが得られた。この粗結晶を8.96gの五硫化
燐と共に200−のピリジンに加え、24時間還流撹拌
した。冷却後ピリジンを留去し、残留物に飽和重曹水を
加え、クロロホルムで抽出した。抽出層は、水洗、乾燥
後、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルのカラムク
ロマトで精製し、続いてメチレンクロリド−イソプロピ
ルエーテルから再結晶すると、表題化合物が3.19g
(23,8%)得られた。
融点143−144゜ I R(K Br)am−’: 3230.2912.
1467、 1355゜1013、  990.  7
83゜ N M R(CD CI23)δ:  1.50−2.
00(4H,+n)、  2.913、25(4H,m
)、  6.78−7.45(3H,m)。
元素分析値:  C13HltN ts F 2として
計算値:  C,5g、63: H,4,54: N、
10.52゜実測値:  C,58,72; H,4,
52; N、10.32゜実施例19 2−(2,4−ジフルオロフェニル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン 実施例18と同様の方法で、2,4−ジフルオロ安息香
酸、3−アミノ−ε−カプロラクタムおよび五硫化燐か
ら表題化合物が得られた(収率43.1%)。融点10
5.5−107.0°(シクロへ牛サンから再結晶)。
I R(K Br)am−’: 1545.1504.
1479.1436゜1351、1095゜ NM R(CD C123)δ:1.5(1〜1.98
<4H,m)、 2.9Q−3、16(4H,l11)
、 3.76(IH,br、 s)、 6.73−7.
03(2H,m)、 8.03−8.30(18,s)
元素分析値’  CrsH1−N ys F−として計
算値:  C,58,63,H,4,54; N、10
.52゜実測値:  C,58,6g、 H,4,47
; N、10.59゜実施例20 2−(3,4−ジクロロスチリル)−5,6,7,8=
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例18と同様の方法で、3.4−ジクロロけい皮酸
、3−アミノ−ε−カプロラクタムおよび五硫化燐から
表題化合物が得られた。
融点191−192°(インプロパツールより再結晶)
I R(K Br)am−’: 3276、2922.
1539.142g。
1355、 940゜ NMR(CD(1,)δ: 1.65−1.72(2H
,m)、 1..80−1、88(2H,m)、 2.
92(2■、t、J=6Hz13.13(2H,t、J
=5Hz)、 6.93(IH,d、J=16Hz)、
 7.10(IH,d、J=16Hz)、 7.28G
IH,dd、J=8Hz、211z)、 7.40(I
H,d、J=8Hz)、 7.52(11,d、J=2
Hz)。
元素分析値:  C,、H,、N、SCQ、として計算
値:  C,55,39: H,4,34; N、8.
61゜実測値:  C,55,22; H,4,26;
 N、8Jl。
実施例21 2−(4−フェニルブタジェニル)−5,6,7゜8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼピン 実施例18と同様の方法で、5−フェニル−24−ペン
タジェン酸、3−アミノ−ε−カプロラクタムおよび五
硫化燐から表題化合物が得られた(収率31.9%)。
融点156−157°(シクロへ牛サンから再結晶)。
I R(K Br)cm−’: 327g、 2914
.1547.1509゜1495、 H69,98O NMR(CDCg3)δ:1゜53−1.92(4H,
s+)、 2.802、92(2)!、 m)、 3.
03−4.16(2H,s)、 6.70−6.87(
4H。
m)、 7.18−7.46(58,m)。
元素分析値:  C,7H、、N 、Sとして計算値:
  C,72゜ao; H,6,42; N、9.92
実測値:  C,72,12; H,6,35; N、
9.66゜実施例22 2−(4−ニトロスチリル)−5,6,7,’8−テト
ラヒドロー4H−チアゾロ[5,4−b:lアザビン実
施例18と同様の方法で、4−ニトロけい皮酸、3−ア
ミノ−ε−カプロラクタムおよび五硫化燐から表題化合
物が得られた(収率20.2%)。
融点2]9−220°(イソプロパツールより再結晶)
I R(K Br)ca+−’: 327g、 159
5.1531.1514゜1435、1356.133
8.1270.936゜NMR(d、−DMSO)δ:
 1.65(4H,br、s)、 2.702、83(
2H,m)、 2.93−3.04(2H,m)、 7
.10(IH,d。
J=I6)1z)、 7.46(IH,d、J=18H
z)、 7.87(2H,d、J=9Hz)、 8.2
1(2H,d、J−9Hz)。
元素分析値:  C+sH+sN so tSとして計
算値:  C,59,78; H,5,02: N、1
3,94゜実測値:  C,59,49; H,4,8
g、 N、13.61゜実施例23 2−(2−フルオロフェニル)−5,6,7,8テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 200−のメチレンクロリドに3−アミノ−ε−カプロ
ラクタム(11,、Og)とトリエチルアミン(15,
7d)を加え、水冷撹拌下、2−フルオロベンゾイルク
ロリド(15,0g)のメチレンクロリド(30d)溶
液を滴下した、滴下終了後、室温で1.5時間撹拌し、
析出結晶をろ取し、3−(2フルオロベンゾイル)アミ
ノ−ε−カプロラクタムの粗結晶を得た。このものと、
五硫化燐(165g)を200mのピリジンに加え、1
2時間還流撹拌した。冷却後、ピリジンを留去し、残留
物に飽和重曹水を加えクロロホルムで抽出した。抽出層
は、水洗乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリ
カゲルのカラムクロマトで精製し、続いてエーテルから
再結晶すると4.55g(24,7%)の表題化合物が
得られた。融点115−116゜r  R(K  Br
)cm−’ 二 3238. 2944. 2916.
 1496゜1453、1371.1357.1102
.757゜NMR(CDC12,)δ: IJ6−2.
03(4H,n+)、 2.923、20(4H,m)
、 3.66(IH,br、 s)、 6.93−7.
32(3H,m)、 8.08−8.27(IH,m)
元素分析値:  C1j8.3N、SFとして計算値:
  C,62,88; H,5,28,N、11.2g
実測値:  C,62,87; H,5,14: N、
11.36゜実施例24 2−(4−ニトロフェニル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼビン実施例
23と同様の方法により、4−ニトロベンゾイルクロリ
ド、3−アミノ−ε−カプロラクタムおよび五硫化燐か
ら表題化合物が得られたく収率44.8%)。融点15
9−160’ (シクロヘキサンから再結晶)。
I R(KBr)cm−’: 2920.1592.1
534.1510゜1490、1430.1355.1
303゜1103゜ NMR(CDCi23)δ: 1.49−1.96(4
H,a+)、 2.903、00(211,m)、  
3.10−3.20(2H,m)、  4.14(IH
,br、 s)、 7.86(2H,d、J=9Hz)
、 8.21(2H,d、J=9Hz)。
元素分析値:  C,、H,3N、O,Sとして計算値
:  C,56,71; H,4,76; N、15.
26゜実測値:  C,56,90; H,4,69:
 N、!5.39、実施例25 2−(3−ニトロフェニル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例
23と同様の方法により、3−ニトロベンゾイルクロリ
ド、3−アミノ−ε−カプロラクタムおよび五硫化燐か
ら表題化合物が得られたく収率45.7%)。融点16
8−169(クロロホルム−イソプロピルエーテルから
再結a>I R(KBr)cm−’: 2920.15
20.1450.1370゜1345、 13(10,
1270,735゜NMR(CDCf3)δ: 1.4
9−L、99(4H,m)、 2.93(2H,dd、
 J−4H2l 6H2l 3゜06−3. t6(2
H,m)、 3.834.19(IH,br、s)、 
7.50(LH,t、J=8Hz)、 8.00−8、
16(2H,i)、 8.57(Ill、 t、 J=
 2Hz)元素分析値:  C,3H,3N、O,Sと
して計算値:  C,56,71; H,4,76; 
N、15.26゜実測値:  C,56,66、H,4
,71; N、15.10゜実施例26 2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ4H−チ
アゾロ[5,4−b]アゼピン実施例23と同様の方法
により、ベンゾイルクロリド、3−アミノ−ε−カプロ
ラクタムおよび五硫化燐から表題化合物が得られた(収
率44.5%)。融点122.0−123.5°(エタ
ノール水から再結晶)、 I R(K Br)cm−’: 322g、 3004
.2926.1564゜1524、 +502.146
2.1370゜1270、 757゜ NMR(CD C(2,)δ:1.50−1.96(4
H,m)、 2.893.15(4)1.m)、 3.
56(l)1.br、s)、 7.26−7.41(3
B、m)7、69−7.80(2)1. m)。
元素分析値:  C、、H、、N、Sとして計算値: 
 C,67,79; H,8,13; N、12.16
゜実測値:  C,67,55: H,6,C4; N
、12.17゜実施例27 2−エチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チ
アゾロ[5,4−b]アゼピン・オギザレート実施例2
3と同様の方法により、臭化プロピオニル、3−アミノ
−ε−カプロラクタムおよび五硫化燐を反応させ、精製
後シュウ酸で中和する事により表題化合物を得た(収率
34.0%)。
融点145−146°(インプロパツールより再結晶)
I R(K Br)cm−’: 2930.1720.
1600. [52G。
1370、1275.1200. 720゜NMR(d
、−DMso)δ: 1.16(3H,t、 J= 7
Hz)。
1、32−1.81(411,01)、 2.46−2
.73(4H,m)、 2.812、92(2H,m)
元素分析値; C11HI4NtS−C2H!o、とし
て計算値:  C,4g、52; H,5,92: N
、10.29実測値:  C,48,52; H,5,
98; N、10.18゜実施例28 2−スチリル−5,6,7,8−テトラヒドロ4H−チ
アゾロ[5,1−b]アゼピン・オギザレート 実施例23と同様の方法により、塩化シンナモイル、3
−アミノ−ε−カプロラクタムおよび五硫化燐を反応さ
せ、精製後シュウ酸で中和する事により、表題化合物を
得た(収率53%)。
融点188−189°(エーテルから再結晶)。
I R(K Br)am−’: 32g0.2920.
1610.1590゜1520、13g0.1350.
1190゜NMR(cDc&、3ンδ :  1.46
−1.96(4H,m)、  2,773.17(イH
,ml   6.93(IIL d、J= 18Hz)
、   7.25(IH,d。
J=16Hz)、  7.19−7.60(5H,m)
元素分析値:  C1s81sN ts ’ CtHt
o 4・0.5HtOとして 計算値:  C,57,45; H,5,39; N、
7.88、実測値:  C,57,46; H,5,1
3; N、7.91実施例29 2−ヘプタデシル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チアゾロ[5,4−bコアゼピン実施例23と同様
の方法により、塩化ステアロイル、3−アミノ−ε−カ
プロラクタムおよび五硫化燐から表題化合物を得た(収
率26,1%)。
融点75−76°(メタノールから再結晶)。
I R(K Br)am−’: 3230.2930.
2850.1465゜1265゜ NMR(CDC12,)δ: 0.8g(3t1.t、
J=5Hz)、 1.28− (30H,br、 s)
、 1.47−1.90(4H,m)、 2.67−2
.90(4H。
m)、 2.98−3.10(2H,m)。
元素分析値:  C、、H、、N 、Sとして計算値:
  C,73,41; H,11,29,N、7.13
゜実測値:  C,73,46,H,+1.00. N
、?、31゜実施例30 2−(2−ナフチル:)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例23
と同様の方法により、塩化ナフトイル、3−アミノ−ε
−カプロラクタムおよび五硫化燐から、表題化合物が得
られた(収率42.9%)。
融点171−172゜ I R(K Br)cm−’: 3442.3240.
2920.1529゜1508、1371゜ N M R(CD Cff3)δ: 1.56−2. 
Go(4H,m)、 2.923、18(4■、 m)
、 7.35−8.18(7H,m)。
元素分析値:  C,、H,、N、Sとして計算値: 
 C,?2.82; H,5,75; N、9.99実
測値:  C,72,78; H,5,87; N、9
.79゜実施例31 2−(2−チエニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例23と
同様の方法により、塩化2−テノイル、3−アミノ−ε
−カプロラクタムおよび五硫化燐から、表題化合物が得
られた(収率59%)。
融点123−124゜ I R(K Br)all−’: 3240.2916
.1554.1519゜1415、1370゜ NMR(CDCC3)δ: 1.47−1.95(41
L m)、 2.832、95(21!、 i)、 3
.00−3.11(2H,m)、 3.65(ltl、
 br、 s)、 6.90−7.00(LH,m)、
 7.19−7.23(2H,m)。
元素分析値:  C,、H,、N、S、として計算値:
  C,55,90; H,5i2; N、11.85
゜実測値:  C,55,80,H,5,13; N、
11.83゜実施例32 4−(4−メチル−1−ピペラジニル)アセチル2−フ
ェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ4H−チアゾロ
[5,4−b]アゼピン2−フェニル−5,6,7,8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン(3,0g)およびトリエチルアミン(3,6d)を
1001n1のメチレンクロリドに加え、水冷撹拌下、
2.2gの塩化クロロアセチルを滴下した。室温で30
分撹拌後、減圧下で溶媒を留去し、残留物をクロロホル
ムで抽出した。抽出層は飽和重蓼水、水で洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧上溶媒を留去して得た
粗生成物(4,0g)の1.9gを、2.6−のトリエ
チルアミンと共に20dのテトラヒドロフランに加え、
次にN−メチルピペラジン(1,4d)を加え、室温で
5時間撹拌した。反応液を濃縮し、エーテルで抽出した
。抽出層は水洗、乾燥後減圧下で濃縮した。残留物をシ
リカゲルのカラムクロマトで精製後、塩酸塩としインプ
ロパノ−ルーエーテルから再結晶すると1.66g(5
6%)の表題化合物が得られた。融点195−197゜
I R(K Br)cm−’+ 3340.2560.
1660.1460゜1370゜ NMR(CDCff3)δ: 1.50−2.15(4
H,m)、 2.26(3H。
s)、 、 2.33−2.76(gH,s+)、 2
.83−3.12(2B、 m)、 3.21(2H,
s)、 3.62−3.86(2■、m)、 7.30
−7.54(3H+a)+7、80−8.00(2H,
a)。
元素分析値: C2゜H、@N 、OS・2HCQ・2
H,Oとして 計算値:  C,50,10,H,6,73; N、1
1.69゜実測値:  C,49,83: H,6,7
1; N、11.67実施例33 4−モルホリノアセチル−2−フェニル−5゜6.7.
8−、テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4bコアゼ
ビン・塩酸塩 実施例32と同様にして、2−フェニル−5゜6.7.
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼピ
ン、塩化クロロアセチルおよびモルホリンから表題化合
物が得られた(収率34.4%)。
融点208−211(インプロパノ−ルーエーテルから
再結晶)。
I R(K Br)all−’+ 2490.1680
.1460.1450゜1365、112G。
NMR(CDC23)δ: 1.53−2.20(4H
,m)、 2.4G2、 To(4H,m)、 2.8
3−3.12(20,m)、 3.20(2H,s)。
3、53−3.94(6H,m)、 7.30−7.5
3(3B、 m)、7.807、98(2H,耐。
元素分析値:  C1sHtsN 302S ” H’
CQ ”0.5H,Oとして 計算値二 C,56,64; H,6,25; N、1
0.43゜実測値:  C,56,40; H,6,3
2; N、10.49゜実施例34 4−[3−(4−メチル−1−ピペラジニル)プロピオ
ニル]−2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・ツマレイト 実施例32と同様にして、2−フェニル−5゜6.7.
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼ
ピン、塩化3−クロロプロピオニル、N−メチルピペラ
ジンおよびフマル酸より表題化合物が得られた(収率3
5%)。融点201202°(イソプロパツールから再
結晶)。
I R(KBr)am−’: 2930.1660.1
540.1450゜1380、 1170゜ NMR(CDC123)δ: 1.54−2.20(4
H,s)、 2.23(3H。
s)、 2.41(8H,m)、 2.59−2.76
(4H,m)、 2.88−3.13(2H,m)、 
 3.60−3.94(21m)、  7.33−7.
55(3H,l)。
7.80−7.96(21T、膳)。
元素分析値:  C!、H,、N、0S−C,1(40
4とし計算値:  C,59,98,H,6,44; 
N、11.19゜実測値:  C,59,82; H,
6,58; N、11.16゜実施例35 4−(3−モルホリノプロピオニル)−2−フェニル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,
4−b]アゼピン・塩酸塩 実施例32と同様にして、2−フェニル−5゜6.7.
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼピ
ン、塩酸塩3−クロロプロピオニル。
モルホリンおよび塩化水素より、表題化合物が得られた
く収率43%)。融点184−186°(インプロパツ
ールより再結晶)。
I R(K Br)c+s−’: 3450.2920
.2370.1640゜1455、 1430゜ NMR(CDC&3)δ: 1.52−2.19(4H
,m)、 2.292、51(48,m)、 2.60
−2.73(48,m)、 2.86−3.10(2t
l。
m)、 3.50−3.88(6B、 o+)、 7.
32−7.53(3H,m)、 7.817゜97(2
8,會)。
元素分析値: C1゜H,、N30.S −HCQ・0
、5H、Oとして 計算値:  C,57,61; H,6,53; N、
10.0g、実測値:  C,57,77; H,6,
49,N、 9.98゜実施例36 4−[3−(3,4−ジメトキシフェネチル)アミノプ
ロピオニル]−2−フェニル−5,6,7,8テトラヒ
ドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピンやツマレ
イト 実施例32と同様にして、2−フェニル−5゜6.7.
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼピ
ン、塩化クロロプロピオニル、β−(3゜4−ジメトキ
シフェニル)エチルアミンおよびフマル酸から表題化合
物が得られた(収率42%)。
融点143−144°(エーテルから再結晶)。
I R(KBr)am−’+ 1710.1660.1
342.1320゜1405、1255゜ N M R(CD Cff5)δ: 1.50−2.1
3(51,m)、 2.463、20(IOH,m)、
 3.55−4. Go(2H,m)、 4.81(3
H,s)。
4、83(3B、 s)、 6.75(3H,br、 
s)、 7.33−7.98(3H,n+)、 7.8
0−7.98(2H,m)。
元素分析値:  CteH−+N5OaS ” C4H
404”0.5H,Oとして 計算値:  C,61,00; H,6,14,N、7
.11゜実測値:  C,61,17; H,5,94
; N、6.84゜実施例37 4−(4−メチル−1−ピペラジニル)アセチル2−ス
チリル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾ
ロ[5,4−b]アゼピン・塩酸塩実施例32と同様に
して、2−スチリル−5゜6.7.8−テトラヒドロ−
4H−チアゾロ[5,4b]アゼピン、塩化クロロアセ
チル、N−メチルビペラジンおよび塩化水素より表題化
合物か得られたく収率23%)。融点182−184°
(メタノール・エーテルより再結晶)。
I R(KBr)am−’: 3400.1670.1
610.1440゜1410、 NMR(d、−DMSO)δ: 1.36−2.13(
4H,m)。
2、72−3.02(511,m)、 3.27(28
,s)、 3.36−4.00(108゜+m)、 7
.27−7、75(7)1. m)。
元素分析値:  CttHtsN 4OS・38Cf2
−1.3H,0として 計算値:  C,49,92; H,6,40; N、
10.5g。
実測値:  C,49,97; H,6,57; N、
10.59゜実施例38 4−[(3,4−ジメトキシフェネチル)アミノアセチ
ル]−2−スチリル−5,6,7,8−テトラヒドロ−
4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・塩酸塩 実施例32と同様にして、2−スチリル−5゜6.7.
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼピ
ン、塩化クロロアセチル、β−(3,4ジメトキシフエ
ニル)エチルアミンおよび塩化水素から表題化合物が得
られたく収率29%)。
融点170−172゜ I R(K Br)cm−’: 1660.1600.
1520.1410゜1255、1235゜ N M R(CD CQ3’)δ: 1.49−2.1
1(5B、m)、 2.60−3、06(6H,m)、
 3.12(2H,s)、 3.56−4.80(2H
,m)。
3、82(3H,s)、 3.84(3H,s)、 6
.74(3tl、 br、 s)。
7、26−7、41(7H,m)。
元素分析値:  Ct7H31N ao aS ” 3
 HCQ ”0.4HtOとして 計算値:  C,5111,14; H,6,11; 
N、?、53;S、  5.75゜ 実測値:  C,58,23; H,6,02; N、
7.47S、  6.01゜ 実施例39 2−(2−フロロフェニル)−4−[3−(N−(4フ
ロロフヱニル)ピペラジノ)プロピオニルコ5.6,7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5゜4−b]ア
ゼピン・塩酸塩 実施例32と同様にして、?(2−フロロフェニル)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,
4−b]アゼピン、塩化3−クロロプロピオニル、N−
(4−フロロフェニル)ピペラジンおよび塩化水素から
表題化合物が得られた(収率51%)、融点131−1
.32゜ I R(K Br)cm−’: 3350.1645.
1509.1443゜1410、 1229゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.50−2.10
(4H,m)。
2、89−3.10(211,111)、  3.30
−4.00(14B、 a)、  6.95−7、63
(7H,m)、  8.05−8.30(LH,m)。
元素分析値:  C,、H,、N、O3F、−3HCf
f−0,9H,Oとして 計算値:  C,51,35; H,5,44; N、
9.21;S、  5.27;  C12,17,49
゜実測値:  C,51,39; H,5,44; N
、9.16;S、  5.27:  C12,17,1
4゜実施例40 2−フェニル−4−ステアロイル−5,6,7゜8−テ
トラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チアゾロ[5,4−b]アゼピン(2,65g)。
トリエチルアミン(2,26ae)を30−のテトラヒ
ドロフランに加え、水冷撹拌下、4.651R1の塩化
ステアロイルを滴下した。滴下終了後、室温で1.5時
間し、減圧上溶媒を留去した。残留物をクロロホルムで
抽出し、抽出層は水洗、乾燥後溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルのカラムクロマトで精製し、表題化合物(
4,31g、76%)を得た。融点38−40゜ I R(KBr)c@−’: 2900.2850.1
670. 1640゜1450、1410゜ NMR(CDCf23)δ: 0.87(3H,t、J
=6Hz)、 1.24(30H,br、s)、 1.
52−2.10(48,s)、 2.41(2B、t、
J=5Hz)、 2.97(2H,t、J=5Hz)、
 3.61−3.92(2H,m)、 7.32−7.
53(3tl、+++)、 7.8l−LO3(2tl
、n)元素分析値:  C3,H,、N、O3として計
算値:  C,?4.95; H,9,74; N、5
.64実測値:  C,?4.64; H,9,67;
 N、5.77゜実施例41 4−メタンスルホニル−2−(4−ピリジル)5.6,
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5゜4−b]
アゼピン イソニコチン酸(10g)のジメチルホルムアミド(3
00d)@濁液にカルボニルイミダゾール(15,8g
)を徐すに加え、30分間室温で撹拌後、10.4gの
3−アミノ−ε−カプロラクタムを加えた。室温で3時
間撹拌後、減圧下で溶媒を留去した。残留物に200d
のピリジンと12.4gの五硫化燐を加え、°1.5時
間加熱還流した。冷却後減圧下で溶媒を留去し、残留物
をクロロホルムで抽出した。抽出層は重曹水、水で洗浄
、乾燥後。
減圧上溶媒を留去し14.3gの粉末を得た。この粉末
2.5gに30dのテトラヒドロフラント2゜28−の
トリエチルアミンを加え、水冷撹拌下1゜08dの塩化
メタンスルホニルを滴下した。1時間室温で撹拌後、溶
媒を留去し、クロロホルムで抽出した。抽出層は洗浄後
乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。残留物を7リカゲル
のカラムで精製後、メチレンクロリド−イソプロピルエ
ーテルから再結晶し、表題化合物を105g(24%)
得た。
融点193−194゜ [R(KBr)am−’: 1595.1530.14
30.1370゜1340、 115O NMR(CD Cl23)δ:1.56−2.16(4
H,m)、 3. G。
3.20(2H,n+)、 3.04(3H,s)、 
3.79(211,t、J=5Hz)。
7、66−7、80(2H,a+)、 8.61−8.
78(2H,s+)。
元素分析値:  C,、H,、N30.S、として計算
値:  C,50,46; H,4,89: N、13
.5g。
実測値:  C,50,33,H,4,91; N、1
3.61゜実施例42 4−(5−メチル−4−インオキサシリル)カルボニル
−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チアゾロ[5,4−b]アゼピン2.55gの3−アセ
チルアミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐(6,08
)を40dのピリジンに加え80℃の油浴中で20時間
撹拌した。冷却後、反応物にクロロホルムを加え、重曹
水、水で洗浄した。乾燥後、減圧下で溶媒を留去すると
2゜59gの油状物が得られた。この油状物を40−の
ピリジンに溶かし、水冷下で4gの(5−メチル4−イ
ソオキサシリル)カルボニルクロリドを滴下した。滴下
終了後、室温で一夜撹拌しクロロ・ホルムで抽出した。
抽出層は水洗後乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。残留
物をシリカゲルのカラムクロマトで精製し、続いてヘキ
サンから再結晶すると0.9g(19%)の表題化合物
が得られた。
融点117.0−118.5゜ I R(Nujol)cm−’:  1650. 16
05. 1560. 1450゜1400、 1240
. 1180゜ N M R(CD CQ+)δ: 1.5−2.2(4
汁、 m)、  2.9−3.2(2H,m)、  3
.7−4.0(28,i)、 2.60(6H,s)、
 7.60(IH。
s)。
元素分析値:  C,、H,、N30.Sとして計算値
:  C,56,30; H,5,45; N、15.
15゜実測値:  C,56,33; H,5,33;
 N、14.94゜実施例43 4−(4−フロロベンゾイル)−2−メチル−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]ア
ゼピン 実施例42と同様にして、3−アセチルアミノ−ε−カ
プロラクタム、五硫化燐および塩化4クロロベンゾイル
から表題化合物が得られた(収率37%)。融点93.
50−95.00°(ヘキサンから再結晶)。
I R(Nujol)cm−’+ 1640. 160
0.1440. 1405゜1315、 1295. 
1225.  IIH。
845、  760゜ N M R(CD CQ3’)δ:  1.6−2.2
(4H,m)、  2.48(3H,s)、  2.9
0−3.17(2tl、 m)、  3.77−4.0
0(2H,m)、  6.837、53(4H,m)。
元素分析値: Cl5H1sNtO8Fとして計算値:
  C,62,05: H,5,2+、 N、9.65
゜実測値:  C,62,24; H,5,28; N
、9.60゜実施例44 4−(α−テノイル)−2−メチル−5,6,7゜8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼピン 実施例42と同様にして、3−アセチルアミノε−カプ
ロラクタム、五硫化燐およびα−塩化テノイルから表題
化合物が得られた(収率45%)。
融点108.0−110.0°(ヘキサンから再結晶)
I R(Nujol)co+−’: 1630. 14
40. +420.1302゜1290、1180. 
735゜ NMR(CDCf23)δ: 1.6−2.3(4H,
m)、 2.57(3H,s)、 2.88−3.15
(2H,m)、 3.73−4.03(2H,1m)、
 6.857、50(3H,m)。
元素分析値:  C,、H,、N、O3,として計算値
:  C,g6.09. H,5,07,N、1G、0
6゜実測値:  C,56,12; H,5,04; 
N、10.02゜実施例45 4−ニコチノイル−2−メチル−5,6,7,8=テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例42と同様にして、3−アセチルアミノε−カプ
ロラクタム、五硫化燐およびニコチン酸クロリドから表
題化合物が得られた(収率34%)。融点107.0−
109.0°(ヘキサンから再結晶)。
I R(Nujol)cm−’: 1650.1585
.1550.1465゜142G、 1310.129
0.1180゜740゜ N M R(CD CQs>δ: 1.8−2.3(4
H,m)、 2.45(3H,s)、 2.92−3.
20(2H,n+)、 3.77−4.03(2H,s
)、 7.13−8、6(4H,s)。
元素分析値:  C,、H,、N、O3として計算値:
  C,61,52; H,5,53; N、15.3
7、実測値:  C,61,84; H,5,55; 
N、15.20゜実施例46 2−(3−メトキシスチリル)−5,6,7,8テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・塩酸
塩 実施例1と同様にして、3−(3−メトキシシンナモイ
ル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反応、精
製後生酸物を塩化水素で中和し、表題化合物を得た(収
率30.3%)。融点177−178°(クロロホルム
−エタノールカラ再結晶)6 I R(K B r)co+−’ : 3366、32
16.2930.1604.1525゜1489.12
69 NMR(d、−DMSO)δ:  1.63−1.74
(4B、 m)。
2、80−2.86(2H,s)、 3.01−3.0
7(2H,i)、 3.80(3H,s)。
6、94(IH,dd、 J、= 3Hz、 7Hz)
、 7.18−7.20(2H,LLl)、 7.32
(IH,d、 J= 8Hz)、 7.38(28,s
)。
元素分析値: C、、H、、N 、○SCQとして計算
値: C,59,52;  H,5,93;  N、8
.6g。
実測値: C,59,19;  H,5,85;  N
、8.69゜実施例47 2−(3,5−ジメトキシスチリル)−5,6,7,。
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼ
ピン 実施例1と同様の方法により、3−(3,5−ジメトキ
シシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化
燐から表題化合物が得られた(収率21.4%)。融点
104−105°(エーテルから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ + 1594.154
6.1431.1419.1355゜1207、115
6゜ NMR(CDCIδ:  1.62−1.90(4H,
m)、 2.90(2H。
t、 J = 6Hz)、 3.12(2H,t、 J
 = 5Hz)、 3.81(6H,s)。
3、93(Hl、 br)、 6.40(18,t、 
J= 2Hz)、 6.62(2H,d、 J= 2H
z)、 6.92(IH,d、 J= 16Hz)、 
7.10(IH,d、 J = 16Hz)。
元素分析値:C,7H,。NtOtsとして計算値: 
C,64,53,H,6,37;  N、8.85゜実
測値: C,64,59;  H,6,52;  N、
8JO。
実施例48 2−(2,3−ジメトキシスチリル)−5,6,78−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(2,3−ジメトキ
シシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化
燐から表題化合物が得られた(収率35.0%)。融点
125−126°(シクロヘキサンから再結晶)。
I R(K B r)am−’ : 3214.152
7.1476、144?、 1422゜1270、10
72゜ NMR(CDCIδ:  1.50−189(4H,m
)、 2.90(2H。
t、 J = 61(z)、 3.12(2H,t、 
J= 5Hz)、 3.85(3H,s)、 3.88
(3H,s)、 6.84(IH,dd、 J = 2
Hz、 8Hz)、 7.05(IH,t、 J= 8
Hz)、 7.15(LH,d、 J= 16)1z)
、 7.16(IH,dd、 J= 2Hz、 8Hz
)、 7.31(18,d、 J = 16Hz)。
元素分析値: C,7Ht、N 、O、Sとして計算値
: C,64,53;  H,6,37;  N、8.
85゜実測値: C,64,44;  H,6,30;
  N、8.91゜実施例49 2−(2,5−ジメトキシスチリル)、75,6,7゜
8−テトラヒドロ−48−チアゾロ[5,4−bコアゼ
ピン 実施例1と同様の方法により、3−(2,5−ジメトキ
シベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐
から表題化合物か得られた(収率32.3%)。融点1
55−156°(シクロヘキサンから再結晶)。
T R(K B r)ctn−’ : 1527.14
98.1436.1362.1228゜1213゜ NMR(CDC12j)δ:  1.50−1.78(
4H,m)、 2.74(2B。
t、 J = 6Hz)、 2.92−3.02(2H
,m)、 3.75(3H,s)、 3.80(3H,
s)、8.83(IH,dd、 J = 3Hz、 9
Hz)、 6.96(IH,d、 J = 9Hz)、
 7.18−7.21(3H,m)。
元素分析値:C,、H,。N、O,Sとして計算値: 
C,64,53,H,6,37,N、8.85゜実測値
: C,64,39,H,6,31:  N、8.71
゜実施例50 :2−(3,4−ジメトキシフェニル)−5,6,7゜
8−テトラヒドロ−4H−チアゾ(=+[5,4−b]
アゼピン・塩酸塩 実施例1と同様の方法により、3−(3,4−ジメトキ
シベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐
を反応、精製後生成物を塩化水素で中和し、表題化合物
を得た(収率45.4%)。融点186−187°(メ
タノール−エーテルから再結晶) I R(K B r)cm−’ : 1609.153
5. !509.1342.1268゜1152゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.56−1.82
(4H,m)。
2、88−2.94(2H,m)、 3.02−3.0
8(2H,m)、 3.82(?、H,s)3、85(
3H,s)、 7.05(1B、 d、 J= 9Hz
)、 7.35(IH,dd、 J−21(z、 9H
z)、 7.58(Hl、 d、 J = 2Hz)。
元素分析値: CISHII+N tO、c Q ’ 
0.5H、Oとして 計算値: C,53,64;  H,6,00;  N
、8.34゜実測値・C,53,39,H,5,86,
N、8.05゜実施例51 2−(4−メトキシ−3−メチルスチリル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H’−チアゾロ[5,4−b
]アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(4−メトキシ−3
−メチルシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと
五硫化燐から表題化合物が得られた(収率33.6%)
。融点139−140°(シクロへ牛サンから再結晶) I R(K B r)am−’ : 2922.154
2.1506.1365.1255゜129 N M R(CD CI23)δ:  1.59−1.
88(4H,n+)、2.22(3Hs)、 2.89
(2H,t、 J= 6Hz)、 3.11(2H,t
、 J= 5Hz)、 3.84(31(、s)、 6
.80(IH,d、 J = 9Hz)、 6.96(
2H,s)、 7.26−7.30(2)1. m)。
元素分析値: C,7H、、N 、OSとシテ計算値:
 C,67,97,H,6,71;  N、9.32゜
実測値: C,68,19;  H,6,80;  N
、9.39゜実施例52 2−[4−メトキシ−3−(2−メチルチオエトキシ)
スチリルl−5,6,7,8−テトラヒドロ4H−チア
ゾロ[5,4−b]アゼピン実施例1と同様の方法によ
り、3−14−メトキシ−3−(2−メチルチオエトキ
シ)シンナモイル]アミ7−ε−カプロラクタムと五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率15.0%)。融
点117−118°(シクロへ牛サンから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ : 1553.151
4.1442.1358.1263゜1141゜ NMR(CDC123)δ:  1.4g−1,97(
4H,m)、 2.20(3H。
s)、 2.81−2.95(Hl、 m)、 2.9
0(211,t、 J = 7Hz)、 3.043、
1?(2H,m)、 3.85(311,s)、 4.
20(2H,t、 J = 7Hz)。
6、81 (IH,d、 J = 9Hz)、 6.9
2(2+1. s)、 6.97−′7.06(2H。
m)。
元素分析値: C、、H、、N 、0 、S tとして
計算値: C,60,61;  H,6,42;  N
、7.44゜実測値: C,60,62;  H,6,
47;  N、7.40゜実施例53 ?−(3,4,5−トリメトキシスチリル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]ア
ゼピン・塩酸塩 実施例1と同様にして、3−(3,4,5−1−リメト
キシシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫
化燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和し、表題化
合物を得たく収率22.8%)。
融点204−205°(メタノール−エーテルから再結
晶)。
I R(K B r)am−’ : 2910.157
2.1500.1432.1410゜1238、112
O NMR(d、−DMSO)δ:  1.55−1.80
(4H,m)。
2、77−2.85(2H,m)、 3.02−3.0
9(2H,m)、 3.69(311,s)。
3、82(6H,s)、 6.95(2H,s)、 7
.28(2B、 s)。
元素分析値: C,IIH,、N、03SC12として
計算値: C,56,46;  H,6,05;  N
、7.32゜実測値: C,56,14;  H,6,
01;  N、7.2g。
実施例54 2−(3−エトキシカルボニルオ牛シー4−メトキシス
チリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ4 i(−チ
アゾロ[5,4−b]アゼピン実施例1と同様の方法に
より、3−(3−エトキシカルボニルオキシ−4−メト
キシシンナモイル)アミ/−ε−カプロラクタムと五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率65.4%)。
融点132−133°(インプロピルエーテルから再結
晶)9 I R(K B r)cm−1: 1761.1514
.1439.1368.1276゜11371059 NMR(CDC1059Nδ:  1.3g(3H,t
、 J = 7Hz)、 1.501、95(4H,m
)、 2.80−2.92(2H,m)、 3.02−
3.13(2H,m)。
3、86(3H,s)、 4.30(2H,q、 J 
= 7Hz)、 6.80−7.00(1,tlm)、
 6.94(21(、s)、 7.25−7.37(2
1i、 m)。
元素分析値: C、sHttN to 4Sとして計算
値: C,60,94;  H,5,92;  N、7
.4g。
実測値: C,60,86;  H,5,83,N、7
.52゜実施例55 2−(2,4−ジメトキシスチリル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロrs、4−b]アゼピ
ン・塩酸塩 実施例1と同様にして、3−(2,4−ジメトキシシン
ナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反
応、精製後生酸物を塩化水素で中和し、表題化合物を得
た(収率8.5%)。融点165−167°(メタノー
ル−エーテルから再結晶)。
I R(K B r)c@−’ : 1603.154
2.1505.1433.1289゜1.265,12
09.115g。
N M R(CD C(13)δ:  1.58−1.
89(4H,m)、 2.86−2、91(2H,m)
、 3.08−3.13(2H,m)、 3.83(3
tl、 s)、 3.86(3H,s)、 6.47(
LH,dd、 J = 2Hz、 8Hz)、 6.5
2(IH,d、 J= 2Hz)、 7.09(1B、
 d、 J = 16Hz)、 7.25(IH,d、
 J= 16Hz)、 7.42(IH,d、 J =
 8Hz)。
元素分析値: CI?H2,N to ts CQ・1
.5H、Oとして 計算値: C,53,75;  H,6,37;  N
、7.37実測値:C,54,02;  H,6,10
,N、7.44゜実施例56 2−(4−エトキシカルボニルオキシフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
bコアゼビン 実施例1と同様の方法により、3−(4−エトキシカル
ボニルオキシベンゾイル)アミノ−εカプロラクタムと
五硫化燐から表題化合物が得られた(収率21.3%)
融点93−94°(エーテル−ヘキサンから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ :  1753.15
08.137Q、 1302.1258゜1207゜ N M R(CD CQ、3)δ :  1.36(3
H,t、 J= 7Hz)、1.501、95(4H,
m)+ 2.85−2.97(211,ff1)、 3
.02−3.12(2t(、m)。
3、85(IH,br)、 4.30(2H,q、 J
= 7Hz)、 7.16(2H,d、 J−911z
)、7.75(21Ld、J=911z)元素分析値:
 C、、H、、N 20.3として計算値: C,60
,36;  H,5,70;  N、8.80;S 、
 In、 07゜ 実測値、 C,60,31:  H,5,60;  N
、8.14:s 、 to、 12゜ 実施例57 2−(3−−ブロモ−4−メトキシスチリル)−5゜6
.7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4bコ
アゼビン 実施例1と同様の方法により、3−(3−ブロモ−4−
メトキシシンナモイル)アミノ−ε〜カプロラクタムと
五硫化燐から表題化合物が得られたく収率25.0%)
。融点158−159’(酢酸エチルから再結晶)。
E R(K B r)all+−’ :  1546.
1499.1440.1352.1291゜1258゜ NMR(CDCQ3>δ:  1.61−1.87(4
H,m)、 2.89(2H。
t、 J = 6Hz)、 3.09−3.14(2H
,m)、 3.91(3H,s)、 6.88(LH,
d、 J = 9FIz)、 6.93−6.94(2
H,n+)、 7.37(II、 dd、 J =2 
Hz + 9 Hz ) + 7.66(IH,d、 
J = 2Hz)。
元素分析値: C+sHINN to S B rとし
て計算値: C,52,61;  H,4,69;  
N、7.67;S 、 8.78゜ 実測値: C,52,3’7;  H,4,64,N、
7.60;S 、 8.92゜ 実施例58 2−(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシ
フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4Hチア
ゾロ[5,4−b]アゼピン・塩酸塩実施例1と同様に
して、3−(3,5−ジーtertブチルー4−ヒドロ
キシベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化
燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和し、表題化合
物を得た(収率11,8%)。融点194−196°(
エタノール−エーテルから再結晶)。
I R(K B r)am−’ : 3486.322
0.2924.1608.1394゜1307、122
6.1119 N M R(CD CQ3)δ:  1.49(III
、 s)、 1.61−1.87(4H,m)、 3.
11−3.16(21,m)、 3.24−3.30(
2H,m)、 5.82(IH,s)、 7.83(2
H,s)。
元素分析値: C!、H3,N、03C12として計算
値: C,63,85;  H,7,91;  N、7
.09;S、 8.12;  CQ、 8.9g。
実測値: C,64,03:  H,7,99;  N
、6.90;S、 8.02:  CI2.8.86゜
実施例59 2−(2,4−ジメトキシフェニル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン・塩酸塩 実施例1と同様にして、3−(2,4−ジメトキシベン
ゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反応
、精製後生成物を塩化水素で中和し、表題化合物を得た
(収率56.2%)。融点214−215°(エタノー
ル−エーテルから再結晶)。
I R(K B r)am−’ :  3198.16
10.1572.1527.1321゜1300.12
12゜ NMR(d、−DMS O)δ:  1,55−1.8
1(411,11)。
2、90−2.97(2f(、m)、 3.02−3.
10(2H,耐、 3.1116(38,s)。
3、99(38,s)、 6.71−6.79(2B、
 m)、 8.31(1B、 d、 J= 9Hz)。
元素分析値: C,、H,、N、O,SCQとして計算
値: C,55,12,H,5,86,N、8.57゜
S、  9.81;  C12,10,85゜実測値:
 C,54,97;  H,5,84;  N、8.6
4;S、9.79;  C&、  IQ、80実施例6
0 2−(3,4−ジメチルスチリル)−5,6,7,8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(3,4−ジメチル
シンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐
から表題化合物が得られたく収率50.4%)。融点1
65−166°(酢酸エチルから再結晶)。
T R(K B r)cm−’ :  3258.29
44.2920.1544.1431゜1355゜ N M R(CD C+2a)δ:  1.52−1.
96(4H,m)、 2.26(6H。
s)、 2.80−2.92(28,m)、 3.03
−3.14(28,m)、 3.86(IH。
br)、 7.00(28,s)、 7.11−7.2
5(3H,m)。
元素分析値: C,7H、。N、Sとして計算値:C,
71,79;  H,7,09,N、9.85;S 、
 11.27゜ 実測値: C,71,92;  H,7,03;  N
、9.83;S 、 11.43゜ 実施例61 2−(2−メトキシ−3−メチルスチリル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(2−メトキシ−3
−メチルシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと
五硫化燐から表題化合物が得られたく収率45.3%)
。融点114−115°(エーテルから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ : 321B、 29
20.1528.1436.136g。
1353.1005゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.62−1.89
(4H,m)。
2、31(3H,s)、 2.90(2H,t、 J 
= 6Hz)、 3.12(28,t、 J=5Hz)
、 3.75(3H,s)、 7.02(IH,t、 
J = 8Hz)、 7.12(IH。
dd、 J = 2Hz、 8Hz)、 7.14(l
tl、 d、 J = 16Hz)、 7.28(LH
d、 J= 18Hz)、 7.39(IH,dd、 
J= 2Hz、 8Hz)。
元素分析値:C,7H,。N、O3として計算値: C
,67,97;  H,6,71;  N、9.32;
S 、 10.67゜ 実測値: C,67,91;  H,6,69:  N
、9.34;S 、 10.85゜ 実施例62 2−(3−メトキシフェニル)−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(3−メト牛ジベン
ゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐から表
題化合物が得られたく収率40.0%)。融点82−8
3°(シクロへ牛サンから再結晶)。
I R(K B r)cm−’:  3206.159
7.1495.137(1,l272゜785゜ NMR(CDC12,)δ:  1.61−1.90(
4B、 m)、 2.95(2H。
t、 J = 6Hz)、 3.12(2)1. t、
 J = 5Hz)、 3.86(38,s)、 6.
84−6.90(IH,l11)、 7.22−7.3
6(3H,m)。
元素分析値: C、、H、、N 、O8として計算値:
 C,64,59;  H,6,19;  N、10.
76;S 、 12.32゜ 実測値: C,64,52;  H,6,03;  N
、10.49;S  12.44゜ 実施例63 2−(α−メチルスチリル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(α−メチルシンナ
モイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐から表
題化合物が得られた(収率16.6%)。融点122−
123°(インプロピルエーテルから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ : 3226.292
2.1552.1512.1432゜1362.135
5,696゜ NMR(CDC9,)δ:  1.61−1.89(4
H,m)、 2.32(38゜s)、 2.92(2H
,t、 J= 6Hz)、 3.11(2H,t、 J
= 5Hz)、 3.91(IH,br、 s)、 7
.13−7.39(6)1. m)。
元素分析値’ C、eH18N asとして計算値: 
C,71,07;  H,6,71;  N、10.3
6:s、tt、ga。
実測値: C,71,01;  H,6,55;  N
、LQ、28:S 、 It、 63゜ 実施例64 2−(14リフルオロメチルフエニル)−5゜6.7.
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼ
ビン 実施例1と同様の方法により、3−(4−トリフルオロ
メチルベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率50.4%)。融
点158−159°(シクロへ牛サンから再結晶)。
I R(K B r)Cm−’: 151g、 133
0.1159.1121.1069゜37 NMR(CDCI2*)δ:  l、 65−1.91
(4H,m)、 2.942、99(2H,s+)、 
3.14(2H,t、 J = 5Hz)、 4.00
(IH,br、 s)。
7、61(2H,d、 J= 8Hz)、 7.86(
2H,d、 J = 8Hz>。
元素分析値: C1−H,3N ts F 3として計
算値: C,56,36,H,4,39;  N:9J
9;S、10.75;  F、19.10 実測値: C,56,39;  H,4,33;  N
、9.40−3.IQ、78;  F、1g、92゜実
施例65 2−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン・塩酸塩 実施例1と同様にして、3−(3,4−メチレンジオキ
シベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐
を反応、精製後生酸物を塩化水素で中和し、表題化合物
を得た(収率27.2%)。融点190−192°(メ
タノール−エーテルから再結晶)。
l R(K B r)am−’+ 3196.1619
.1602.1506.1348゜1266゜ N M R(CD C12s)δ:  1.68−1.
90(4H,l11)、 3.173.28(4■、 
11)、 6.04(2H,s)、 6.85(IH,
d、 J= 8Hz、 )7.56(IH,s)、 7
.65(IH,d、 J= 8Hz)。
元素分析値: C14816N to ts C12ト
L テ計算値:C,54,10;  H,4,86: 
 N、9.01;S 、 10.32.  CQ、 1
1.41゜実測値: C,53,72;  H,4,9
9;  N、8.85;S 、 10.26;  C1
2,11,13゜実施例66 2−(p−)リル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−
48−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例1と同様
の方法により、3−(p−)ルオイル)アミノ−ε−カ
プロラクタムと五硫化燐から表題化合物が得られた(収
率43.4%)。融点128−129°(シクロへ牛サ
ンから再結晶)。
I R(K B r)as−’ : 3236.301
8.291g、 1516.1480゜1372、81
6、 NMR(CDC(2s)δ :   1.61−1.8
9(4H,膳)、2.35(3)1゜s)、 2.91
−2.97(20,m)、 3.11(2H,t+ J
= 512)、 7.11(2H,d、 J = 8H
z)、 7.65(2B、 d、 J = 8Hz)。
元素分析値: C14HION !Sとして計算値: 
C,68,81;  H,6,60:  N、11.4
6;S 、 13.12゜ 実測値: C,6g、57;  H,6,60;  N
、11.62;S 、 13.2B。
実施例67 2  [4(tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル)フェニル]−5.6.7.8−テトラヒドロ−4H
−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例1と同様の方
法により、3  [4(tert−ブトキシカルボニル
アミノメチル)ベンゾイル]アミ/−ε−カプロラクタ
ムと五硫化燐から表題化合物が得られた(収率19゜6
%)。融点170−17]’(酢酸エチルから再結晶)
I R(K B r)c+a−’ : 3312.16
73.1524.136g、 1269゜1167゜ NMR(CDC123)δ:  1.46(9H,s)
、 1.64−1.90(4H。
m)、 2.94(2!I、 t、 J= 6Hz)、
 3.11(2H,t、 J+= 5Hz)、 4.3
1(28,d、 J= 6Hz)、 7.27(211
,d、 J = 8Hz)、 7.72(2H,d。
J=8Hz)。
元素分析値=C1llH2sN30.Sとして計算値:
 C,63,48;  H,7,吋;  N、11.6
9;S、 8.92゜ 実測値二C,63,47;  H,7,07;  N、
11.78;S、 8.86゜ 実施例68 2−(2,3,4−トリメトキシフェニル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]ア
ゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(2,3,4トリメ
トキシベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率18.9%)。融
点133−134°(エタノールから再結晶)。
I R(K B r)a「I: 2934.1553.
149g、 1437.1290゜1092、 NMR(CDC(2,)δ:  1.60−1.90(
4H,m)、 2.95(2H。
t、 J= 6Hz)、 3.11(20,t、 J 
= 5Hz)、 3.89(6H,s)。
3、96(3H,s)、 6.74(IH,d、 J−
9Hz)、 7.89(LH,d、 J =9Hz)。
元素分析値:C,、、Hz。N、03Sとして計算値:
 C,59,98;  H,6,29;  N、8.7
4;s 、 io、 oi。
実測値: C,59,94,H,6,36;  N、8
.63;S、 9.95゜ 実施例69 ?−(3−1−リフルオロメチルスチリル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(3−)リフルオロ
メチルシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五
硫化燐から表題化合物が得られたく収率51,0%)。
融点151−152°(シクロヘキサンから再結晶)。
I R(K B r)cm−’: 3260.1546
.151?、 1334.1160゜1124゜ N M R(CD C(2,)δ:  1.63−1.
89(411,m)、 2.882、94(2H,m)
、 3.13(2H,t、 J= 5Hz)、 4.0
2(IH,br、 s)。
7、01(IH,d、 J= 18Hz)、 7.15
(LH,d、 J = 16Hz)、 7.437、6
8(4H2m)。
元素分析値: C,、H,、N、SF、とじて計算値:
 C,59,25;  H,4,66;  N、8.6
4;S、 9.89;  F、17.57゜実測値: 
C,59,20;  H,4,63;  N、8.53
;S、 9.67;  F、17.39゜実施例70 2  [2(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エ
チル]−5.6.7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾ
ロ[5,4−b]アゼピン 実施例1と同様の方法により、3− (N −tert
−ブトキシカルボニル−β−アラニル)アミノ−ε−カ
プロラクタムと五硫化燐から表題化合物が得られた(収
率27.2%)。融点152−153゜(酢酸エチルか
ら再結晶)。
l R(K B r)c+s−’ + 3340.29
24.1688.1547.12g2゜1262、11
81゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.44(9H,s
)、 1.561、87(4■、 m)、 2.81−
2.87(2H,m)、 2.94(28,t、 J 
= 6Hz)、 3.05(2H,t、 J= 5Hz
)、 a、 41−3.52(2H,s)。
元素分析値: C,4H、、N 30 、Sとして計算
値: C,56,54;  H,?、79:  N、1
4.13;S 、 10.78 実測値: C,5B、51;  H,7,91;  N
、14.17:S 、 10.79 実施例71 2−(4−メトキシカルボニルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(4−メトキシカル
ボニルベンゾイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率56,6%)。融
点168−170’ (メタノールから再結晶)。
I R(K B r)co+−’ : 1730.15
10.144L L274.1175゜1114゜ N M R(CD C(2s)δ: 1゜45−1.9
8(4H,m)、 2.90−3、02(2H,m)、
 3.07−3.18(28,m)、 3.92(3H
,s)、 7.78(2B、 d、 J= 9Hz)、
 8.01(21+、 d、 J= 9Hz)。
元素分析値: C+sHraN to tSと、して計
算値: C,62,48;  H,5,59,N、9.
71:S 、 It、 12゜ 実測値: C,62,39;  H,5,59;  N
、9.87;S 、 11.11゜ 実施例72 2−(4−エトキシカルボニルスチリル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4bコアゼ
ビン 実施例1と同様の方法により、3−(4−エトキシカル
ボニルシンナモイル)アミノ−ε−カプロラクタムと五
硫化燐から表題化合物が得られた(収率8.7%)。融
点149150°(酢酸エチルから再結晶)。
I R(K B r)am−’ + 1715.152
2.1356.1275.1252゜1104゜ N M R(CD C123)δ:  1.39(3H
,t、 J = 7Hz)、 1.60−1、86(4
H,m)、 2.88−2.94(28,m)、 3.
11−3.15(2H,m)。
4、38(2H,q、 J = 7Hz)、 7.01
(IH,d、 J = 16Hz)、 7.18(LH
,d、 J= 16Hz)、 7.50(2H,d、 
J= 8Hz)、 8.01(2H,d、 J= gn
z)。
元素分析値: C、、H、、N 、O、Sとして計算値
: C,65,83;  H,6,14;  N、8.
53;S、  9.76゜ 実測値: C,65,87;  H,6,10;  N
、8.62;S、9.62゜ 実施例73 2− [1= (terL−ブトキシカルボニルアミノ
)エチノ四−5.6.7.8−テトラヒドロ−4H−チ
アゾロ[5,4−bコアゼビン 実施例18と同様の方法で、N −tert−ブトキシ
カルボニルアラニン、3−アミノ−ε−カプロラクタム
および五硫化燐から表題化合物が得られたく収率8,3
%)。融点18.0−182°(酢酸エチルから再結晶
)。
I R(K B r)cm−’: 3244.1694
.1513.1368.1248゜1171゜ NMR(CDCQs)δ:  1.45(9tl、 s
)、 1.52(3H,d、 J−7Hz)、 1.5
6−1.86(4H,m)、 2.84(28,t、 
J = 8Hz)。
3、05(2B、 m)、4.78−4.90(10,
m)。
元素分析値: C、,8,3N 、0 、Sとして計算
値: C,56,54;  H,7,79;  N、1
4.13;S 、 10.7g、 実測値: C,56−,70;  H,7,81;  
N、14.11;S 、 10.78゜ 実施例74 2−(4−ピリジル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例18と
同様の方法で、イソニコチン酸、3−アミノ−ε−カプ
ロラクタムおよび五硫化燐から表題化合物が得られた(
収率42.0%)。融点169−170°(シクロへ牛
サンから再結晶)。
I R(K B r)am−’ : 1597.152
8.149g、 1439.1372゜1、360゜ NMR(CDCI2a)δ:  1.60−1.98(
4H,*)、2.90−3.00(2B、m)、3.0
6−3.18(2H,a)、4.+ 1<lH,br、
s)。
7、60(2H,d、 J = 6Hz)、 8.56
(2H,d、 J = 6Hz)。
元素分析値;C1ff1H1ffN3Sとして計算値:
 C,62,31;  H,5,66;  N、18.
17;S 、 13.86゜ 実測値: C,62,45;  H,5,64:  N
、18.07;S 、 13.82゜ 実施例75 2−(3−ヒドロキシ−4−メトキシスチリル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
bコアゼビン・塩酸塩 2−(3−エトキシカルボニルオキシ−4−メトキシス
チリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チア
ゾロ[5,4−b]アゼピン(13,2g)を600−
のl規定アンモニアメタノール溶液に加え、室温で3時
間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製すると、2−(3−ヒ
ドロ牛シー4−メトキシスチリル)−5,6,7,8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン
が8.74g(81,9%)得られた。その 1.50
gを塩酸塩としメタノール−エーテルで再結晶すると0
.49g(29,0%)の表題化合物が得られた。融点
210−211゜ ! R(K B r)cm−’ : 3216.253
G、 1601.1504.1279゜947゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.56−1.79
(4H,m)。
2、76−2.87(2■、 a)、 3.02−3.
10(20,m)、 3.81(3H,g)。
6、94−7.12(4H,m)、 7.31(1■、
d、J=18H2)。
元素分析値: C,、H,NtOlSC(lとして計算
値: C,56,71;  H,5,65;  N、8
.27;S、 9.48゜ 実測値: C,56,72;  H,5,63;  N
、8.30:S、 9.60゜ 実施例76 2−(4−ヒドロキシフェニル)−5,6,7,8=テ
トラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼビン・
塩酸塩 実施例75と同様の方法により、2−(4−エトキシカ
ルボニルオキシフェニル)−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼピンから表題
化合物を得た(収率32.5%)。融点215−216
°(エタノール−エーテルから再結晶)。
I R(K B r)cm−’: 3378.2926
.1607.1560.1519゜1279、123g
NMR(dllDMSO)δ: 、1.56−1.82
(4H9a)。
2、83−2.93(2H,m)、 3. Go−3,
11(2H,m)、 6.89(28,d。
J=8Hz)、7.73(2B、d、J=8Hz)。
元素分析値: C,、H,、N、05C4として計算値
: C,55,21;  H,5,35;  N、9.
91;S、11.34;  CI2.12.54゜実測
値: C,55,19;  H,5,41:  N、9
.74;S 、 11. to;  C12,12,5
0゜実施例77 2−(2−アミノエチル)−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−4H−チアゾl:l[5,4−b]アゼピン・二
塩酸塩 2− [2(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エ
チル]−5.6,7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾ
ロ[5,4−b]アゼピン(1,OOg)のメタノール
溶液10−に、4.75規定の塩酸メタノール溶液3k
lを加え室温で5時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、
残留物をエーテルで洗浄後メタノール−エーテルから再
結晶すると、表題化合物が0.64 g(70,5%)
得られた。融点206−208゜ I R(K B r)cm−’ : 3254.293
8.2844.2796.1616゜1531.150
Q。
NMR(da  DMSO)δ:  1.52−1.8
5(4H,m)。
2、79−2.84(2H,a+)、 2.99−3.
05(2B、 +”)+ a、 19−3.28(4H
,*)。
元素分析値: C,H,7N!5C(2ffiとして計
算値: C,40,00;  H,6,34;  N、
15.55;S 、 11.87゜ 実測値: C,39,89;  H,6,29;  N
、15.24;s 、 11.87゜ 実施例78 2−(4−アミノメチルフェニル)−5,6,7゜8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン
・二塩酸塩 実施例77と同様の方法により、2−[4−(tert
−ブトキシカルボニルアミノメチル)フェニル]−5.
6,7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピンから表題化合物が得られた(収率65.4
%)。融点263−265°(メタノールから再結晶)
! R(K B r)cm−’ : 3224.293
0.1606.1531.1467゜1372.112
5゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.56−1.86
(4H,l11)。
2、87−2.93(28,m)、 3.02−3.0
8(2H,a+)、 4.01−4゜07(2H,fl
l)、 7.57(211,d、 J = 8)1z)
、 7.85(2H,d、 J = 8flz)。
元素分析値: C1,H,9N3S (atとして計算
値: C,50,60;  H,5,76;  N、1
2.65;S、 9.65:  C12,21,34゜
実測値: C,50,77;  H,5,73;  N
、12.63;S、 9.56;  CC21,26゜
実施例79 2−(4−メトキシ−3−ペンチルオキシスチリル)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,
4−b]アゼピン 2−(3−ヒドロキシ−4−メトキシスチリル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン(1,OOg)のジメチルホルムアミド溶
液20−に、臭化アミル(0,4Mりおよび炭酸カリウ
ム(0,46g)を加え、100゜で1時間撹拌した。
冷却後、反応液を濾過し、炉液をエーテルに溶解した。
この溶液を水洗乾燥後、減圧下濃縮した。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、続いてイソ
プロピルエーテルから再結晶すると、表題化合物が0.
19g(15,4%)得られた。融点124−125゜
I R(K B r)cm−’: 3240.2930
.1515.1451. l263゜1236、102
2゜ N M R(CD CI23)δ:  0.94(3H
,t、 J= 7Hz)、 1.361、93(10■
、 11)、 2.89(2H,t、 J = 5+1
z)、 3.12(2B、 t)。
3、88(3H2t)、 4.03(2H,q、 J 
= 7Hz)、 6.84(IH,d、 J =8Hz
)、 6.96−7、04(4H,a)。
元素分析値: C!、Ht*I’J to 、Sとして
計算値: C,67,71;  H,7,58:  N
、7.52゜実測値: C,67,49,H,?、43
;  N、7.39゜実施例80 4−メチル−2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼピン・塩酸塩 2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チアゾロ[5,4b]アゼピン(0,8,3g)のジメ
チルホルムアミド溶液30旙に、沃化メチル(0,45
蔵)および炭酸カリウム(0,75g)を加え、90°
で4.5時間撹拌した。冷却後、反応液を濾過し、炉液
をエーテルに溶解した。この溶液を水洗乾燥後、減圧下
濃縮した。残留物を7リカゲルカラムクロマトグラフイ
ーで精製した後、塩化水素で中和し、エタノール−エー
テルから再結晶すると表題化合物が0.53g(52,
4%)得られた。融点139−140゜ I R(K B r)cm−’ : 321g、 29
2g、 2564.1591.1524゜1425、1
319.767゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.43−2.00
(48,m)。
2、76−3.16(7H,m)、 7.30−7.5
2(38,m)、 7.70−7.93(2H,s)。
元素分析値: C,,8,7N、5Ci2として計算値
: C,59,88;  H,6,10;  N、9.
98;S 、 11.43゜ 実測値: C,59,70;  H,6,00;  N
、9.86;S 、 11.51゜ 実施例81 4−アリル−2−(4−メトキシ−3−メチルスチリル
)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[
5,4−b]アゼピン・塩酸塩実施例80と同様の方法
により、2−(4−メトキシ−3−メチルスチリル)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,
4−b]アゼピン、臭化アリルおよび炭酸カリウムを反
応、精製後生成物を塩化水素で中和し、表題化合物を得
た(収率56.4%)。融点162−163°(エタノ
ール−エーテルから再結晶)。
I R(K B r)cn+”’ : 2934.23
46.1589.1501.1439゜1254、11
32゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.54−1.68
(2H,a+)。
1、73−4.88(2H,@)、 2.17(3H,
s)、 2.812.90(2H,騰)。
3、09−3.18(2H,m)、 3.74−3.8
9(5H,m)、 5.26−5.40(2H,m)、
 5.83−6.02(1B、 m)、 6.97(I
H,d、 J= 9Hz)、 7.14(IH,d、 
J= 16Hz)、 7.30(IH,d、 J = 
16Hz)、 7.41−7゜45(2H,@)。
元素分析値:C2゜)i、、N、03CI2として計算
値: C,63,73;  H,6,68:  N、?
、43;S、  8.51:  CQ、9.41゜実測
値: C,63,79;  H,6,60;  N、7
.41;S、  8.51;  Cf2,9.49゜実
施例82 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−メチル−5
,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4
−b]アゼピン・塩酸塩 実施例80と同様の方法により、2−(2,6−ジフル
オロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H
−チアゾロ[5,4−b]アゼピン、沃化メチルおよび
炭酸カリウムを反応、精製後生成物を塩化水素で中和し
、表題化合物を得た(収率44.3%)。融点132−
133°(メタノールエーテルから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ : 2396.162
2.1585.1530.1470゜1011、806
゜ N M R(CD CQ3)δ:  1.70−1.8
2(2H,m)、 1.9f−2、04(2H,m)、
 3.09(3H,s)、 3.20(2H,t、 J
 = 5Hz)。
3、37(2H,t、 J = 6Hz)、 7.12
(2H,t、 J = 8Hz)、 7.457、60
(IH,m)。
元素分析値: C,、H,、N、SF、C12として計
算値: C,53,08;  H,4,77;  N、
8゜84;S 、 10.12;  F 、 11.9
9;  CQ、 11.19゜実測値: C,53,1
6;  H,4,71:  N、8.86:S 、 1
0.26;  F 、 12.10;  CR,11,
15゜実施例83 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−エチル−5
,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4
−b]アゼピン 実施例80と同様の方法により、2−(2,6−ジフル
オロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H
−チアゾロ[5,4−b]アゼピン、臭化エチルおよび
炭酸カリウムを反応させ、表題化合物を得た(収率4.
2%)。融点51−52°(エタノール−水から再結晶
)。
I R(K B r)cm−’ : 1524.149
8.1461.1432.1371゜992、796゜ NMR(CDC12$)δ:  1.25(3H,t、
 J= 8Hz)、 1.50−1、98(4H,m)
、 2.92−3.09(4H,m)、 3.24(2
H,q、 J = 8Hz)、 6.95−7.40(
3H,m)。
元素分析値: C、SH、、N 、S F 、とじて計
算値: C,61,20;  H,5,48;  N、
9.52;S、10.89.  F、12.91゜実測
値: C,61,Q4:  H,5,40;  N、9
.58;S、10.63;  F、13.06゜実施例
84 4−アリル−2−(2,6−ジフルオロフェニル)5.
6,7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン 実施例80と同様の方法により、2−(2,6−ジフル
オロフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H
−チアゾロ[5,4−b]アゼピン、臭化アリルおよび
炭酸カリウムを反応させ、表題化合物を得た(収率44
.3%)。融点68°(石油エーテルから再結晶)。
I R(K B r)co+−、’ : 1531.1
467、1412. +352.1243゜100g。
NMR(CDCC,)δ:  1.62−1.90(4
H,m)、 2. ’993、09(411,m)、 
3.78−3.82(2H,a)、 5.25(IH,
dd、 J = 2)1z、 1OHz)、 5.32
(10,dd、 J= 2Hz、 LOHz)、 5.
84−6.04(IH,m)、 6.93−7.02(
2H,m)、 7.19−7.28(IH,m)。
元素分析値:C,、H,、N、SF、とじて計算値: 
C,62,72,H,5,26;  N、9.14:S
、10.47;  F、12,40゜実測値: C,6
2,87;  H,5,24;  N、9.14;S、
10.4g、  F、12.30゜実施例85 4−(エトキシカルボニルメチル)−2−(4−メトキ
シフェニル)−5,6,7,8−7テトラヒドロー4H
−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・塩酸塩実施例80
と同様の方法により、2−(4−メトキシフェニル)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,
4−b]アゼピン・塩酸塩、ブロモ酢酸エチルおよび炭
酸カリウムを反応、精製後生酸物を塩化水素で中和し、
表題化合物を得た(収率20.1%)。融点110−1
11″(メタノール−エーテルから再結晶)。
I R(K B r)c+t−’ : 1733.15
96.1531. t271.1260゜118g。
NMR(d、−DMSO)δ:  1.34(38,t
、 J= 7Hz)。
1、69−1.96(4H,m)、 3.25−3.3
0(2H,m)、 3.35−3.40(21、m)、
 3.87(3H,s)、 4.01(2H,s)、 
4.30(2tl、 q、 J= 7H2)、 7.0
2(2B、 d、 J = 9Hz)、 8.22(2
H,d、 J = 9Hz)元素分析値: C,、H,
3N、O,5C12とシテ計算値: C,56,46;
  H,6,05,N、7.32゜S、 8.37; 
 CQ、9.26゜実測値: C,56,61;  H
,5,83:  N、7.38;S、 8.40:  
Cf2,9.19゜実施例86 4−アセチル−2−(3,5−ジーtert−ブチルー
4−ヒドロキシフェニル)−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例4
0と同様の方法により、2−(3,5ジー【−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)−5゜6.7.8−テトラヒ
ドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼピン、トリエチ
ルアミン及び無水酢酸から表題化合物が得られた(収率
56.0%)。融点198−1996 I R(K B r)am−’ : 3542.295
4.2924.1666、1406゜1385、110
7゜ N M R(CD C(13)6 :  1.4g(1
88,s)、 1.58−2.02(4H,m)、 2
.13(38,s)、 2.93(28,t)、 3.
68(2H,t)、 5.45(IH,s)、 7.6
8(2H,s)。
元素分析値: C,3H,2N、So、として計算値:
 C,6g、96;  H,8,05;  N、6.9
9;s、g、oo。
実測値: C,88,76;  H,7,99;  N
、6.70;s、 g、oo。
実施例87 2−(3−メト牛シー4−メチルチオメト牛ジスチリル
)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[
5,4−bコアゼピン 実施例18と同様の方法により、3−メトキシ−4−メ
チルチオメトキシケイ皮酸、3−アミノ−ε−カプロラ
クタム及び五硫化燐から表題化合物が得られた(収率1
0.7%)。融点117−119゜ I R(K B r)cs+−’ : 1533.15
09.1445. f370.1256゜NMR(CD
CI2.)δ:  1.67(2H,m)、 1.82
(2H,m)。
2、27(3tl、 s)、 2.89(28,t)、
 3.12(2H,t)、、3.90(3H,s)、 
5.26(2H,s)、 6.99(5H,m)。
元素分析値: C、、Ht、N 、S 、O、として計
算値: C,59,64:  H,6,12;  N、
7.73゜S 、 17.69゜ 実測値: C,59,57;  H,6,22;  N
、7.55;S 、 +7.62゜ 実施例88 2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシスチリル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
bコアゼピン 実施例87で得られた2−(3−メト牛シー4−メチル
チオメトキシスチリル)−5,6,7,8テトラヒドロ
−4H−チアゾロC5,4−b]アゼピン1.88gを
ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、水混液に溶解
し、これに塩化第二水銀2、Ilgを加えて15時間還
流した。反応後重曹水を加えて、クロロホルム−メタノ
ールで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
溶媒を減圧下留去した。残漬をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[クロロホルムーメタソ、、−!−ル(9
8: 2. v/v)で溶出]に付して表題化合物31
8mgを得た。
融点 175−178゜ I R(K B r)am−’ + 3394.154
9.1515.1462.1369゜1263、103
6゜ NMR(CDCQ、)δ:  1.67(2H,m)、
 1.83(2H,s)。
2、90(2H,t)、 3.12(2H,t)、 a
、 90(IH,s)、 3.91(3H,s)、 6
.85−7.05(5H,m)。
元素分析値: C、、H、、N 、S Otll o、
 5H,0として計算値: C,61,71;  H,
6,15;  N、9.00;S 、 10.30゜ 実測値: C,62,12;  H,5,90;  N
、8.91;S 、 10.45゜ 実施例89 2−(2−ピラジニル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例18
と同様の方法により、2−ピラジンカルボン酸、3−ア
ミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐から表題化合物
が得られた(収率34゜9%)。融点196−198°
(酢酸エチルから再結晶)。
I R(K B r)am−’ : 329g、 14
85.1353.1291.1146゜753゜ N M R(CD CI23)δ:  1.73(28
,m)、 1.86(2H,m)。
2、98(2H,t)、 3.17(2H,t)、 4
゜29(IH,brs)、 8.43(2H。
s)、9.26(IH,S)。
元素分析値: C、,8,2N 、Sとして計算値: 
C,56,87;  H,5,21;  N、24.1
2;S 、 13.80゜ 実測値: C,56,97,H,5,23;  N、2
4.03;S 、 13.86゜ 実施例90 2−(2−インドリル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン実施例18
と同様の方法により、インドール2−カルボン酸、3−
アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐から表題化合
物が得られた(収率35.3%)。融点198−200
゜ I R(K B r)as−’ : 3226.155
1.15G3.1456.1366゜1351、129
8.1257.1142゜NMR(d、−DMSO)δ
 : 1.63(2H,m)、 1.74(21゜m)
、 2.84(2H,t)、 3.01(2H,t)、
 a、 63(IH,s)、 6.91−7.14(2
H,m)、 7.38(IH,d、 J = 7.65
Hz)、 7.47(LH,d)。
11、46(LH,brs)。
元素分析値: C、、H、、N、Sとして計算値: C
,66,88:  H+5.61;  N、15.60
;S 、 1.1.90゜ 実測値: C,66,91;  H,5,53;  N
、15.40:S 、 11.92゜ 実施例91 2−(4−ジメチルアミノフェニル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン 実施例18と同様の方法により、4−ジメチルアミノ安
息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐
から表題化合物が得られた(収率11.5%)。融点1
52−154°(酢酸エチルから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ + 3252.160
9.1557.1524.1483゜1467、144
4.135g、 1269.117G。
N M R(CD CQ3)δ:  1.6g(2B、
 m)、 1.81(2H,m)。
2、92(2+1. t)、 3.08(2H,t)、
 2.98(6H,s)、 6.68(2H,d。
J=9.0Hz)、 7.64(28,d)。
元素分析値+ CI6H+sN sSとして計算値: 
C,65,90;  H,7,00;  N、15.3
7;S 、 11.73゜ 実測値: C,65,90;  H,6,89;  N
、15.25;S 、 12.03゜ 実施例92 2−(4−メチルチオスチリル)−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例18と同様の方法により、4−メチルチオケイ皮
酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐から
表題化合物が得られた(収率57゜5%)。融点157
−159°。
I R(K B r)cm−’ : 3260.162
1.1545.1430.1353゜1091、949
゜ NMR(CDCQ、)δ:  1.67(2B、 m)
、 1.82(2H,m)。
2、49(3H,s)、 2.89(2H,t)、 3
.11(2H,t)、 7.0f(2H,q)、 7.
21(2H,d、 J = 8.5Hz)、 7.38
(2H,d)。
元素分析値: C1sHl−N ts tとして計算値
: C,63,54;  H,6,00;  N、9.
26;S 、 21.20゜ 実測値: C,63,31;  H,5,92;  N
、9.27;S 、 21.36゜ 実施例93 2−[2−(2−フリル)エチニル]−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン 実施例18と同様の方法により、β−(2−フリル)ア
クリル酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化
燐から表題化合物が得られた(収率14.0%)。融点
125−128°。
I R(K B r)cm−’: 3260.1547
.1422.1351.944.736゜NMR(CD
C(3)δ:  1.68(2H,m)、 1.81(
2H,s)。
2、89(211,t)、 3.11(2L t)、 
6.40(2H,s)、 6.91(2H,q)、 7
.40(IH,d)。
元素分析値: C,3H、、N 、S Oとして計算値
: C,63,39;  H,5,73;  N、11
.37;S 、 13.02゜ 実測値: C,62,87;  H,5,58;  N
、11.17;S 、 13.46゜ 実施例94 2−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−5゜6
.7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b
コアゼビン 実施例18と同様の方法により、4−メトキシフェニル
プロピオン酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五
硫化燐から表題化合物が得られたく収率26.0%)。
融点 80−83゜ I R(K B r)car−’ : 1612.15
84.1513.14g6.1437゜1247、11
78.1037゜ NMR(CDCI2.)δ:  1.64(2H,m)
、 1.79(2H,m)。
2、83−3.10(12H,m)、 3.79(3H
,s)、 6.84(2H,d、 J=8、6Hz)、
 7.14(2B、 d)。
元素分析値:C,、H,。N、So・0.5H,Oとし
て計算値:C,64,61;  H,7,12;  N
、9.42;S 、 10.78゜ 実測値: c、at、ga;  H,6,87,N、9
.48;S 、 11.02゜ 実施例95 2−(4−ビフェニルイル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例18と同様の方法により、4−フェニル安息香酸
、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐から表
題化合物が得られた(収率60,0%)。融点180−
183°。
I R(K B r)cm−’ : 3232.152
0.1490.1445.1371゜765.692゜ N M R(CD C(2s)δ:  1.71(2H
,m)、 1.84(2H,m)。
2.97(2H,t)、3.13(28,t)、’y、
30−7.50(3H,會)、 ’y、 at(4■、
謹)、 7.84(28,d)。
元素分析値: C1eH+sl’J tsとして計算値
: C,74,47;  H,5,92;  N、9.
14;S 、 10.46゜ 実測値: C,74,04;  H,5,78,N、8
.86:S 、 10.66 実施例96 2−(4−ジメチルアミノスチリル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン 実施例18と同様の方法により、4−ジメチルアミノケ
イ皮酸、3−アミ/−ε−カプロラクタム及び五硫化燐
から表題化合物が得られた(収率16.3%)。融点2
07−2100(酢酸エチルから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ : 3274.180
4.154g、 1525.1443゜1:(65,1
165゜ N M R(CD Cl2a)δ:  1.67(2H
,m)、 1.81(28,m)。
2、88(2H,t)、 3.09(2H,t)、 2
.98(6)1. s)、 6.68(2H,d。
J = 8.91Hz)、 6.93(211,d)、
 7.36(21(、d)。
元素分析値: C,7H、、N 3S −0,4Hto
として計算値: C,66,59;  H,?、17;
  N、13.70゜S 、 10.46゜ 実測値: C,66,77;  H,6,93;  N
、13.62;s  io、gs。
実施例97 2−(3−ジメチルアミノフェニル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼビ
ン 実施例18と同様の方法により、2−ジメチルアミノ安
息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐
から表題化合物が得られた(収率34.9%)。融点1
64−166°(酢酸エチルから再結晶)。
l R(K B r)co+−’ + 3228.15
99.1557.1502.1436゜!371.13
56.1267゜ NMR(CDCi23)δ:  1.69(2H,a+
)、 1.83(211,m)。
2、95(2H,t)、 3.10(2H,t)、 2
.99(6H,s)、 6.71.(LH,d)、 7
.04−7.29(3H,m)。
元素分析値: C、、H、、N、Sとして計算値: C
,65,90;  H,7,00;  N、15.37
7S 、 11.7:(。
実測値: C,66,06;  H,6,99;  N
、15.32:S 、 11.86゜ 実施例98 2−43−(2−メチルチオ)ピリジル]−5,6゜7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、2−(メチルチオ)ニ
コチン酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化
燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和して表題化合
物が得られた(収率61.3%)。融点142−145
゜ I R(K B r)am−’ : 3424.160
1.1519.1486.1434゜1371.124
8、 NMR(da  DMSO)δ:  1.70(2B、
n)、1.91(2H。
自)、 2.58(3H,s)、 2.98(28,t
)、 3.18(2H,t)、 7.28(IH,dd
)、 8.16(LH,d、 J= 7.73Hz)、
 8.55(IH,d、 J=4、76Hz)。
元素分析値: C、、H、、N、S 、(d!、として
計算値: C,44,57,H,4,89,N、11.
99:S 、 1.8.31 ;  C12,20,2
4゜実測値: C,44,25;  H,5,03,N
、11.55゜S、17.98;  CC,19,60
゜実施例99 2−(4−ジエチルアミノスチリル)−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン 実施例18と同様の方法により、4−ジエチルアミノケ
イ皮酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐
から表題化合物が得られた(収率23.0%)。融点1
73−175°(エタノールから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ : 3280.160
1.1547.1524.13541272、1254
.1181.115g、 962゜NMR(CDCi2
3)δ:  1.、17(611,t)、 1.65(
2H,m)。
1、81(2H,m)、 2.87(2H,t)、 3
.09(2H,t)、 3.37(4H,Q)、 6.
64(2H,d、 J = 8.61Hz)、 6.9
1(2fL d)、 7.33(2H。
d)。
元素分析値: C、−HtsN asとして計算値: 
C,69,68;  H,7,69;  N、12.g
3;S、 9.79゜ 実測値: C,69,75;  H,7,76;  N
、12.69;S、 9.72゜ 実施例100 2−(4−メチルアミノフェニル)−5,6,7゜8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン
・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、4−メチルアミノ安息
香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐を
反応、精製後生成物を塩化水素で中和して表題化合物が
得られた(収率35.5%)。
融点 222−225°。
I R(K B r)c+w−’ : 3198.16
00.1527.1499゜NMR(CDC12s)δ
:  1.64(2B、 m)、 1.75(21m)
2、78(311,s)、 2.95(2H,t)、 
3.06(2H,t)、 6.78(2H,d。
J= 7.251(z)、 7.86(2H,d)。
元素分析値:C14H1lIN3SCQ1として計算値
: C,5Q、6Q、  H,5,76、N、12.6
5゜実測値: C,50,80;  H,5,78; 
 N、12.54実施例101 2−(2−メト牛シーシスースチリル)−5,6゜7.
8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼピ
ン 実施例18と同様の方法により、シス−2−メトキシケ
イ皮酸、3−アミノ−ε−カブロラクタム及び五硫化燐
から表題化合物が得られた(収率32.1%)。融点1
67−170°(酢酸エチルから再結晶)。
I R(K B r)cs+−’ : 327g、 1
616.1596.1539.1492゜1464、1
431.1366、1246.1105.1G24゜N
 M R(CD CQ3)δ:  1.6g(2H,m
)、 1.80(2B、 rR)。
2、89(2H,t)、 3.11(2■、 t)、 
3.88(3II、 s)、 6.86−7、53(6
B、 m)。
元素分析値=C1,Hl、N、Soとして計算値: C
,67,10;  H,6,33;  N、9.78;
S 、 11.20゜ 実測値二〇、66.91;  H,6,30;  N、
9.64;S 、 11.38゜ 実施例102 2−(2−アミノ−5−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン 実施例18と同様の方法により、2−アミノ−5−メチ
ル安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率12.6%)。
融点 11.3−115°(酢酸エチルより再結晶)I
 R(K B r)cn+−’ + 3404.335
0.3296.1623.1558゜1506、146
6、1365.125g、 1161゜NMR(CDC
123)δ:  1.6g(2B、 m)、 1.82
(28,m)。
2、24(3tl、 s)、 2.90(2H,t)、
 3.10(2H,t)、 e、 63(IH,d。
J= 8.1Hz)、 6.89(IH,dd)、 7
.16(IH,d、 J= 1.49Hz)。
元素分析値: C、、H、、N3Sとして計算値: C
,64,83:  H,6゜61;  N、16.20
;S 、 12.36゜ 実測値: C,64,86;  H,6,59:  N
、16.43;S 、 12.36゜ 実施例103 2−(3−アミノ−4−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−bコア
ゼビン 実施例18と同様の方法により、3−アミノ−4−メチ
ル安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率32.8%)。
融点 135−137゜ I R(K B r)cI+!−’ :  3436.
3332.3226.1634.1561゜1500.
1460,1441,1368.125g。
N M R(CD CI23)δ:  1.68(2H
,m)、 1.82(2H,m)。
2、17(3H,s)、 2.93(2H,t)、 3
.10(2H,t)、 3.60(2H。
brs)、 7.04(IH,s)、 7.10(2H
,d)。
元素分析値: C14H,7N 3Sとして計算値: 
C,64,83;  H,6,61;  N、16.2
0;S 、 12.36゜ 実測値: C,64,58;  H,6,60;  N
、16.04;S 、 12.12゜ 実施例104 2−(2−アミノ−4−クロロフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼ
ピン 実施例18と同様の方法により、2−アミノ−4−クロ
ロ安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐から表題化合物が得られた(収率6.7%)。
融点 154−157゜ I R(K B r)cm−’ : 3450.338
4.1610.1557.1491τ1465.137
1,1264.1148.1064゜NMR(CDCI
23)δ:  1.68(2H,ra>、 l 82(
2H,m)。
2、89(28,t)、 3.10(2H,t)、 3
.95(IH,brs)、 6.12(2H。
brs)、 6.60(lfl、 dd)、 6.69
(LH,d、 J= 1.91Hz)、 7.26(I
H,d、 J= 8.43Hz)。
元素分析値: C、、H、、N 、S CQとして計算
値: C,55,81;  H,5,04;  N、1
5.02;S、11.46;  CQ、12.67゜実
測値: C,55,70;  H,5,02;  N、
14.8’7;S 、 11.49:  C0,、12
,65゜実施例105 2−(4−−チオアセトアミノフェニル)−5,’6゜
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]ア
ゼピン 実施例18と同様の方法により、4−アセトアミノ安息
香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐か
ら表題化合物が得られた(収率10.3%)。
融点 239−242゜ r R(K B r)am−’ : 3434.155
1.1515.1496.1454゜1370゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.59(28,s
)、 1.72(2H。
i)、 2.62(38,s)、 2.80(2H,b
rs)、 2.98(28,brs)。
6; 25(LH,brs)、 7.70(2H,d、
 J = 8.65Hz)、 7.89(2H。
d)、 11.65(IH,brs)。
元素分析値: C、、H、、N 、S 、として計算値
: C,59J7;  H,5,65,N、13゜85
;S 、 21.13゜ 実測値: C,58,92;  H,5,66;  N
、13.55;S 、 21.23゜ 実施例106 2−(3−アミノ−4−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼ
ピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、3−アミノ−4−メチ
ル安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和して表題化
合物が得られたく収率36゜4%)。
融点 170−173゜ I R(K B r)cm−’ :  1604.15
61.152g、 1453.1371゜NMR(d、
−DMSO)δ:  1.66(2H,m)、 1.8
3(2H。
l11)、 2.41(3H,s)、 2.92(2H
,t)、 3.10(2H,t)、 6.35(2H,
brs)、 7.37(LH,s、 J= L 05H
z)、 7.72(2H,d)、 7.90(IH,s
)。
元素分析値: C+4N +5N−5Crlt・0.5
H,0として 計算値: C,49,27;  H,5,91;  N
、12.31;S、  9゜40;  C12,20,
7?。
実測値: C,49,20;  H,5,57;  N
、12.36;S、  9.53;  CI2.2Q、
86゜実施例107 2−(2−ピロリルl−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チアゾロ[5,1−b]アゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、ピロール−2−カルボ
ン酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐を
反応、精製後生成物を塩化水素で中和して表題化合物が
得られた(収率18.6%)。
融点 110−113°(メタノールから再結晶)。
I R(K B r)cm−’: 3430.1631
.1611.1454.1372゜toss。
NMR(CDC123)δ:  1.67(2fl、 
m)、 1.74(2H,m)。
2、84(2)1. t)、 3.08(2H,t)、
 6.33(IH,dd)、 7.10(IH。
dd)、 7.20(lH,brs)。
元素分析値: C,、H,、N、1sc12.として計
算値:C,45,21;  H,5,17;  N、1
4J8:S 、 10.97゜ 実測値: C,45,46;  )I、s、ia;  
N、14.47;S 、 10.94゜ 実施例108 2−(3−アミノ−4−メトキシフェニル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、3−アミノ−4−メト
キシ安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五
硫化燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和して表題
化合物が得られた(収率13.0%)。
融点 191−197°(メタノールから再結晶)I 
R(K B r)cm−’ : 3318.1603.
1591.1536.14g5゜1371、1352.
1289.1245.1165.1035゜NMR(d
、−DMSO)δ:  1.63(2H,m)、 1.
81(2H。
m)、 2.90(2H,t)、 3.08(2H,t
)、 3.94(3H,s)、 6.05(2H,br
s)、 7.27(IH,d、 J = 8.67Hz
)、7.81 (IH,dd)。
7、88(lH,d、 J= 2.12Hz)。
元素分析値: C、、H、、N、S CQ、Oとして計
算値: C,48,28;  H,5,50;  N、
12.06:S、  9.21;  (1,20,36
゜実測値: C,47,80;  H,5,57;  
H,11,82;S、  9.23;  CI2,20
.1?。
実施例109 2−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、4−アミノ−3−メチ
ル安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和して、表題
化合物が得られた(収率11.3%)。
融点 240−243°(メタノールから再結晶)。
I R(K B r)am−’ : 3246.25g
2.1607.1521.1495゜1452、137
4.1359.818゜NMR(d、−DMSO)δ:
  1.63(2H,m)、 1.76(2H。
ts)、 2.29(3H,S)、 2.92(2H,
brs)、 3.06(21,brs)。
6、20(28,brs)、 7.18(LH,d、 
J= 8.05Hz)、 7.71(IH。
dd、 J= 1.87Hz>、 7.73(In、 
brs)。
元素分析値: C、、H、、N 、S CQ、として計
算値: C,50,60;  H,5,76、N、12
.85;S、 9.65;  CQ、21.34゜実測
値: C,50,64;  H,5,85;  N、1
2.61;S、 9.gt;  (J、21.12゜実
施例110 2−(2−アミノ−6−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、2−アミノ−6−メチ
ル安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和して、表題
化合物が得られた(収率16.0%)。
融点 189−192°(メタノールから再結晶)。
I R(K B r)am−’ : 3256.280
4.14g2.1603.1561゜1531、146
g、 1446.1370.1355.1282.12
50゜NMR(d@−DMSO)δ:  1.68(2
H,brs)、 1.78(2H,brs)、 2.2
2(3H,s)、 2.89(2H,t)、 3.11
(2H,t)。
5、40(2H,brs)、 6.96(IN、 d)
、 7.05<18. d)、 7.30(IH。
t)。
元素分析値二C、、H、、N、S CI2.として計算
値: C,50,60;  H,5,76;  N、1
2.65;S、 9.65;  C12,21,34゜
実測値: C,50,42;  H,5,93;  N
、12.43;S、 9.86;  Cd、21.22
゜実施flq111 2−メトキシカルボニル−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チアゾロ[5,4−bコアゼピン実施例23
と同様の方法により、塩化メチルオキサリル、3−アミ
ノ−ε〜カプロラクタム及び五硫化燐から表題化合物が
得られた(収率19.9%)。
融点 166−1’ 68°(酢酸エチルから再結晶)
r R(K B r)cm−’ : 3412.331
4.3264.1716.1441゜t3gt、124
1゜ NMR(dllDMSO)δ:  1.69(2H,a
+)、1.84(2B。
m)、 2.98(2H,t)、 3.17(2[+、
 t)、 3.93(3H,s)、 4.46(IH,
brs)。
元素分析値: C、H、、N 、O、Sとして計算値:
 C,50,92;  H,5,70;  N、13.
20;s 、 ts、 it。
実測値: C,50,98;  H,5,71;  N
、13.22;S 、 15.25゜ 実施例112 2−(2−アミノ−3−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、2−アミノ3−メチル
安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化
燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和して表題化合
物が得られた(収率382%)。
融点 208−211’ (メタノールから再結晶)。
I R(K B r)am−’ + 3428.157
8.1542.15I3.1468゜1308.127
3゜ NMR(d、−DMSO)δ:  1.66(2H,m
)、 1.81(2H。
s)、 2.35(3H,s)、 2.90(2H,t
)、 3.08(2H,t)、 6.29(2H,br
s)、 7.07(11,t)、 7.22(IH,d
)、 7.42(IH,d)。
元素分析値: C、、H、、N、S BC,として計算
値: C,5G、60;  H,5,76;  N、1
2.65;S、 9.65;  CI2,21.34゜
実測値: C,50,69:  H,5,73;  N
、12.58;S、 9.84:  CI2.21.4
1゜実施例113 2−(2−アミノ−4,5−ジメトキシフェニル)−5
,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4
−bコアゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、2−アミノ−4,5−
ジメトキシ安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム
及び五硫化燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和し
て表題化合物が得られた(収率3.9%)。
融点 194−i97°(メタノールから再結晶)。
r R(K B r)cm−’ : 3444.160
4.1531.1462.1447゜1396、136
2.1300.1278.1262.1212.114
0.1079゜NMR(d、−DMSO)δ:  1.
63(28,n+)、1.82(2H。
m)、 2.92(2H,brs)、 3.07(2H
1brs)、 a、 81(381s)+3、85(3
H,s)、 7.06(IH,s)、 7.10(IH
,s)、 7.10(2H。
brs)。
元素分析値: C,、H,、N3S○、CQ、として計
算値: C,47,62;  H,5,59;  N、
11.11;S、 8.48:  CI2.18.74
゜実測値: C,47,54;  H,5,74;  
N、10.98:S・8.19;  CQ、 1g、 
54゜実施例114 2−(3−アミノ−4−メチルスチリル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼ
ピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、3−アミノ−4−メチ
ルケイ皮酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐を反応、精製後生成物を塩化水素で中和して、表題
化合物が得られたく収率11゜8%)。
融点 244−247°(メタノールから再結晶)。
I R(K B r)cm−’ : 3446.324
8.1604.151g、 1502゜1445、 H
72,1356,1309,956,883,818゜
NMR(d、−DMSO−D、O)δ:  1.69(
4H,m)。
2、37(3H,s)、 2.82(2H,brs)、
 3.08(2H,brs)、 7.32(2H,d)
、 7.39(IN、 d、 J = 8.08Hz)
、 7.8(1(I)I、 d)、 7.63(IH,
s)。
元素分析値: CIeHxN 3S CQxとして計算
値: C,53,63;  H,5,91;  N、1
1.73;S、 8.95;  (1!、19.79゜
実測値: C,53,47;  H,5,79;  N
、11.73;S、 8.95;  Cff、19.5
4゜実施例115 2−[2−(6−メチル)ピリジル]−5,6,7゜8
−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピ
ン・塩酸塩 実施例18と同様の方法により、6−メチルピコリン酸
、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化燐を反応
、精製後生成物を塩化水素で中和して表題化合物が得ら
れた(収率40,8%)。
融点 185−188°(メタノールから再結晶)。
T R(K B r)am−’ : 3444.321
2.15g2.1567、1533゜1456、137
0.1350゜ NMR(d、−DMSO−D、O)δ:  1.68(
28,m)。
1、80(2B、 m)、 2.61(3H,s)、 
2.93(2H,t)、 3.12(2H,t)、 7
.39(IH,d、 J= 7.36Hz)、 7.8
7 (IH,d、 J = 7.77Hz)。
8、00(IH,t)。
元素分析値: C、、H、、N3S CQとして計算値
: C,55,41;  H,5,72;  N、14
.91;S 、 11.38;  C12,12,58
゜実測値: C,55,30,H,5,64;  N、
1.4.82;S 、 11.46;  CQ、 12
. ll’!。
実施例1’16 2−(3−シアノフェニル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例Iと同様の方法により、3−(3−シアノベンゾ
イル)アミノ−ε−カプロ・ラクタムと五硫化燐から表
題化合物が得られた(収率41.5%)。融点174°
(酢酸エチルから再結晶)。
r R(K B r)am−’: 29(も2228.
1523.14g3.1481゜1370.802゜ NMR(CDC123)δ:  1.67−1.91(
4H,m)、 2.92−2、98(2H,m)、 3
.14(2H,t、 J= 5Hz)、 7.45(I
H,t、 J=7Hz)、 7.55(IH,m)、 
7.96(18,m)、 8.04−8.06(18,
m)。
元素分析値: C、、H,3N3Sとして計算値: C
,65,85,H,5,13,N、16.48゜S 、
 12.56゜ 実測値: C,65,91;  H,5,05;  N
、16,65;S 、 12.53゜ 実施例117 2−(4−シアノフェニル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン 実施例1と同様の方法により、3−(4−シアノベンゾ
イル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐から表題
化合物が得られた(収率57.3%)。融点163−1
64°(酢酸エチルから再結晶)。
I R(K B r)cm” :  2222.150
7.1439.1373.1356゜834゜ NMR(CDCf2.)δ:  1.60−1.91(
4H,m)、 2.96(2H。
t、 J = 6Hz)、 3.15(2H,t、 J
 = 5Hz)、 4.10(IH,br、 s)。
7、63(2El、 d、 J= 8Hz)、 7.8
4(2H,d、 J= 8Hz)。
元素分析値: C、、H、、N 、Sとして計算値: 
C,65,85,H,5,13;  N、16.46;
S、12.56゜ 実測値: C,66,15;  H,4,93;  N
、16.52;S 、 12.48゜ 実施例118 2−[2−(4−イミダゾリル)エチニル]−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、イミダゾール−4−ア
クリル酸 3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化
燐から表題化合物が得られた(収率12.2%)。融点
170−173°(メタノールから再結晶)。
T R(K B r)c1’ : 3326.2746
.1597.1513..1450゜1375.134
8゜ NMR(d、−DMSO−D、O)δ:  1.57−
1.92(4H,a+)、 2.86(2H,m)、 
3.11(2■、 m)、 7.25(IH,d、 J
=16、7Hz)、 7.49(IH,d、 J = 
16.7Hz)、 7.88(IH,s)。
9、17(lH,s)。
元素分析値: C,、H,、N、5CI2.・0.5H
,Oとして 計算値: C,43,91;  H,5,22;  N
、17.07゜S、  9.77;  C&、21.6
0゜実測値: C,44,08:  H,5,54; 
 N、17.24;S、  9.66;  CI2.2
1.23゜実施例119 2−(4−エトキシホルムイミドイルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン・二塩酸塩 2−(4−シアノフェニル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン(8,
OOg)のエタノール溶液(700pR1)に塩化水素
を飽和させ、1晩放置した。これを減圧下濃縮し、残留
物をエーテル洗浄後乾燥すると、融点146°(分解)
の粉末とし表題化合物が得られた(収量10.9 g、
収率93%)。
I R(KBr)c+a−’ : 1592.1529
.1495.1443.1352.1071゜NMR(
d、−DMSO)δ: 1.40(31,t、 J= 
71Tz)。
1、50−1.90(4■、 m)、 2.82−2.
94(2H,m)、 3.01−3.12(2H,a+
)、 4.66(28,q、 J = 7Hz)、 7
.92(2H,d、 J= 9Hz)。
8.11(2H,d、 J= 9Hz)。
実施例120 2−(4−エトキシホルムイミドイルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン 2−(4−エトキシホルムイミドイルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン・二塩酸塩(1,5g)を重曹水で中和後
、クロロホルムで抽出した。抽出層は水洗、乾燥後、減
圧上溶媒を留去した。残留物をシリカゲルのカラムクロ
マトグラフィーで精製し、融点141−143°の粉末
として表題化合物が得られた(収量1.1 g、収率8
7%)。
I R(KBr)cm−’ : 1625.1513.
1411.1370.132g、 1090゜NMR(
CDC12,)δ: 1.41(3H,t、 J= 7
Hz)、 1.571.97(4H,m)、2.89−
3.0f(2H,m)、 3.06−3.17(2H,
m)。
4、32(2H,Q、 J = 7Hz)、 7.78
(4H,s)。
実施例121 2−(4−アミン/フェニル)−5,6,7,8−テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・二
塩酸塩 2−(4−エトキシホルムイミドイルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン・二塩酸塩(1,3g)のエタノール溶液
(150aJ)にアンモニアを飽和させ、1晩放置した
。析出物を炉去後、炉液を濃縮し、残留物、を塩化水素
で中和する事により表題化合物を得た(収量0.5g、
収率42%)。
M点218−220°(メタノール・エーテルから再結
晶)。
I R(KBr)cm−’ : 3188.1671.
1596.1502.1369.1450゜143g。
NMR(d#−DMSO)δ: 1.56−’1.83
(4H,a)、 2.81−2.90(2H,麿)、 
3.01−3.11(21,m)、 7.87(2H,
d、 J= 9Hz)、 7.93(2)1. d、 
J = 9Hz)。
元素分析値: C、、H、、N、S・2HC12として
計算値: C,48,70; H,5,25,N、16
.23゜S、 9.29; CI2.20.53実測値
: C,48,34; H,5,31; N、16.0
9;S、 9.05; (1,20,31゜実施例12
2 2−(4−N、N−ジメチルアミジノフェニル)5.6
,7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b
]アゼピン・二塩酸塩 2−(4−エトキシホルムイミドイルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
bコアゼピン(1,6g)のエタノール溶液(70d)
に3.8Mジメチルアミン・トルエン溶液(1,6d)
を加え、室温で1日撹拌した。反応液を濃縮し、残留物
をエーテルで洗浄した後塩化水素で中和する事により表
題化合物を得た(収量1.4g、収率63%)。
融点193−196°(メタノール・エーテルから再結
晶)。
I R(KBr)cab−’ : 3100.2464
.2238.1664.1625.15331437゜ NM R(ds  D M S O)δ: 1.49−
1.96(4B1m)、2.882、97(2)i、糟
)、 3.01−3.26(8H,m)、 7.69(
28,d、 J = 8Hz)、 8.00(28,d
、 J = 8Hz)。
元素分析値:C,、H,。N4S・3HCQとして計算
値: C,46,89: H,5,66; N、13.
67;S、 7.82; C12,25,95実測値:
 C,46,71; H,5,77; N、13J6;
S、 8.02: C12,25,16゜実施例123 2−(4−N−ベンジルアミジノフェニル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン・二塩酸塩 実施例122と同様の方法により、2−(4エトキシホ
ルムイミドイルフエニル)−5,6,7゜8−テトラヒ
ドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピンとベンジ
ルアミンを反応させ、生成物を塩化水素で中和し表題化
合物を得た(収率38%)。
融点249−251°(メタノール・エーテルから再結
晶)。
I R(KBr)cm−’ : 2998.1667、
 +599.1520.1497.1369゜747゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.55−1.90(
48,m)、 2.812、92(2H,m)、 3.
0f−3,26(2H,m)、 4.73(2H,d、
 J= 6Hz)、 7.38−7.46(5H,m)
、 7.88(4H,s)。
元素分析値: CtIHtyNhS” 2HCRとして
計算値二C,57,93; H,5,56,N、12.
87;S、 7.36; CC,16,28゜実測値:
 C,57,48; H,5,55; N、12.76
;S、 7.48; C12,16,41゜実施例12
4 2−(4−N−メチルアミジノフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン・二塩酸塩 実施例122と同様の方法により、2−(4−エトキシ
ホルムイミドイルフェニル)−5,6,7゜8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピンとメチ
ルアミン(メタノール溶液)を反応させ、生成物を塩化
水素で中和し表題化合物を得た(収率17%)。
融点184−186°(メタノール・エーテルから再結
晶)。
T R(KBr)cm−’ : 30g6.1673.
1631.1597.151g、 H72゜1355、
1125゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.50−1.91(
4H,m)、 2.862、97(,2B、會)、 3
. Go−3,13(5H,m)、 7.88(4L 
s)元素分析値: C,、H,sN、S −2HCQ−
0,5H,0として 計算値: C,4g、91; H,5,75,N、15
.21;S、 8.71; CI2,19.25゜実測
値: C,48,83; H,5,58; N、15.
29;S、 8.96; C0,,19,09゜実施例
125 2−(3−エトキシホルムイミドイルフェニル)5.6
.7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b
]アゼピン 実施例119,120と同様の方法により、2−(3−
シアノフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チアゾロ[5,4−b]アゼピンから表題化合物を
得た(収率83.1%)。
融点 141−r43゜ r R(KBr)am−’ + 3218.2928.
1634.1524.1370.1323゜1071゜ N M R(CD CQs)δ: 1.43(3H,t
、 J= 7Hz)、 !、 511、97(4H,m
)、 2.86−3.19(4H,l11)、 3.9
7(1B、 br、 s)。
4、34(2H,q、 J= 7Hz)、 7.39(
IH,t、 J= 8Hz)、 7.68(IH,dt
、 J = IHz、 8Hz)、 7.82(IH,
dt、 J = IHz、 8Hz);8、10−8.
14(18,講)。
実施例126 2−(3−N、N−ジメチルアミジノフェニル)5.6
,7.8−テトラヒトo−4)(−チアゾO[5,4−
b]アゼピン・二塩酸塩 実施例122と同様の方法により、2−(3エトキシホ
ルムイミドイルフエニル)−5,6,7゜8−テトラヒ
ドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピンとジメチ
ルアミン(トルエン溶液)を反応させ、生成物を塩化水
素で中和して、表題化合物を得たく収率70%)。
融点203−205°(メタノール・エーテルから再結
晶)。
I R(KBr)cm−’ : 3022.1663.
1631.1601.1517.1373゜NMR(d
、−DMSO)δ: l、 56−1.85(4H,a
+)、 2.832、91(2H,m)、 2.96−
3.08(2H,m)、 2.99(3H,s)、 3
.25(3H,s)、 7.52−7.69(2H,m
)、 7.95−7.99(2H,a+)、元素分析値
: C+sH*oN4S ・2 HCQ・0.5HtO
として 計算値: C,50,25,H,6,06; N、14
.65゜S、 8.39; C12,18,54゜実測
値: C,50,59,H,6,36,N、14.60
;S、 8.46. (1!、1g、43゜実施例12
7 2−(3−N−メチルアミジノフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン・二塩酸塩 実施例122.と同様の方法により、2−(3エトキシ
ホルムイミドイルフエニル)−5,6,7゜8−テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピンとメチ
ルアミン(メタノール溶液)を反応させ、生成物を塩化
水素で中和して、表題化合物を得た(収率54%)。
融点205−207°(メタノール・エーテルから再結
晶)。
I R(KBr)am−’ : 3192.3054.
1678.1602.1515.1371゜NMR(d
、 −DMS O)δ: 1.58−1.85(4H,
s)、2.842、95(2H,m)、 3.00−3
.10(5H,m)、 7.64(LH,t、 J =
 8Hz)、 7.73−7.76(IH,m)、 8
.03−8.11(28,m)。
元素分析値二C、、H、、N 、S・2HCQ・0.5
H,0として 計算値: C,4g、91; H,5,75; N、1
5.21;S、 111.71; CC,19,25゜
実測値: C,4155; H,5,66; N、15
.11゜S、 8.65; CI2,19.15゜実施
例128 2−(5−ベンズイミダゾリル)−5,6,7,8テト
ラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・二
塩酸塩 実施例1と同様の方法により、3−(5−ベンズイミダ
ゾールカルボニル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫
化燐を反応させ、精製後場化水素で中和して、表題化合
物を得た(収率14%)。
8点208−2]0°(メタノール・エーテルカラ再結
晶)。
I R(KBr)am−’ + 2928.2726.
1605.1514.1375.818゜NMR(d、
−DMSO)δ: 1.56−1.86(4H,m)、
 2.862.93(2H,m)、 3.02−3.0
7(28,m)、 7.89(1B、 d、 J= 9
Hz)、 7.97(IH,dd、 J = 2Hz、
 9Hz)、 Ill、 1g(IH,br、 s)。
9、66(LH,s)。
元素分析値: C、、H、、N、S・2HCI2−H,
Oとして 計算値: C,46,54; H,4,74; N、1
5.51;S、  8.88; CQ、19.63゜実
測値: C,46,72; H,4,92; N、15
.20;S、  8.95; C&、19.93゜実施
例129 2−(3−ピリジル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・二塩酸塩 実施例1と同様の方法により9.3−ニコチノイルアミ
ノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を反応させ、精製後
塩化水素で中和して、表題化合物を得た(収率66.0
%)。
融点199−200°(メタノール・エーテルから再結
晶)。
I R(KBr)am−’ : 3202.2730.
2478.1552.1499.137G。
NMR(d、−DMSO)δ: 1.56−1.84(
4H,*)、 2.842、91(2H,耐、 3.0
3−3.08(2H,m)、 7.99(II、 dd
、 J =5Hz、 8Hz)、 8.70(IH,d
t、 J = 2Hz、 8Hz)、 8.76(IH
,dd。
J = 2Hz、 5Hz)、 9.09(IH,d、
 J = 2Hz)。
元素分析値: C,tH,3N、s −2HC&として
計算値: C,47,37; H,4,97; N、1
3.81;S 、 to、 54; CQ、 23.3
1゜実測値: C,47,43; H,4,99; N
、13.95;S、1G、24. CI2.22.91
゜実施例130 2−(3−アミノメチル−4−メチルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒト・ロー4H−チアゾロ[5,4
−b]アゼピン・二塩酸塩 実施例18と同様の方法により、3−シアノ4−メチル
安息香酸、3−、ア連ノーε−カプロラクタム及び五硫
化燐から2−(3−シアノ−4−メチルフェニル)−5
,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4
−b]アゼピンを得た(収率74.7%)。
NMR(CDC123)δ: 1.71(2H,m)、
 1.84(2H,m)。
2、55(31s)、 2.94(2H,t)、 3.
13(2H,t)、 7.31(IH,d。
J = 8.42Hz)、 7.84(LH,dd、 
J = 1.93.8.42Hz)、 7.98(IH
,d、 J= 1.93Hz)。
次に2−(3−シアノ−4−メチルフェニル)−5,6
,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5゜4−b
]アゼピン(6,12g)及び塩化コバルト6水和物(
10,8g)のメタノール/テトラヒドロフラン混合溶
液(30d/20d)を水冷し、これに水素化はう素ナ
トリウム粉末(8,6g)を少量ずつ加え室温で1時間
撹拌した。反応液に4N塩酸水溶液を加えて酸性とした
後、ジエチルエーテルで抽出し、水層をアンモニア水で
アルカリ性として、クロロホルムで抽出した。抽出層は
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。
残留物をシリカゲルのカラムで精製後、塩化水素で中和
し、表題化合物を得たく収率22.7%)。
融点245−248°(メタノールから再結晶)。
I R(KBr)cm−’ : 3232.2932.
160g、 1530.1499.1447゜1372
゜ NMR(DMSO)δ: 1.66(2H,m)、 1
.82(2H,m)。
2、40(3H,s)、 2.92(21,br、 s
)、 3.09(21,br、 s)。
4、08(2H,br、 s)、 5.59(2H,b
r、 s)、 7.34(1B、 d、 J =8、0
6Hz)、 7.80(IH,d、 J = 8.06
Hz)、 7.89(IH,s)。
8、56(IH,br、 s)。
元素分析値: CI−HtlNsS CQt ・0.5
 Htoとして 計算値: C,50,70; H,6,24; N、1
1.83;S、  9.02; CI2,19.95゜
実測値: c、so、aa: H,6,02; N、1
1.74;S、  9.04; CI2,19.62゜
実施例131 2−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン・塩酸塩 実施例18と同様の方法により、4−シアノ−3−メチ
ル安息香酸 3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐を反応精製後、生成物を塩化水素で中和して表題化
合物が得られた(収率57゜4%)。
融点184−186°(メタノールから再結晶)I R
(KBr)cs−’ + 3208.2514.222
4.1593.1514.1411!6゜1459、1
371゜ NMR(d@−DMSO)δ: 1.63(2H,a+
)、 1.75(2H,m)、 2.51(3H,s)
、 3.05(2B、 t)、 s、 82(LH,b
r、 s)、 7.68(IH,dd、J=1.4も8
.16Hz)、 7.76(18,d、 J = 8.
16Hz)。
7、78(IH,s)。
元素分析値: C,、、H,、N、5C12として計算
値: C,58,91; H,5,27; N、13.
74;S 、 10.48; CQ、 11.59゜実
測値: C,58,58; H,5,22; N、13
.59;S 、 to、 20; C(2,11,42
゜実施例132 2−(4−アミノメチル−3−メチルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン・二塩酸塩 2−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼ
ピン(20g)及び塩化コバルト6水和物(35,3g
)のメタノール/テトラヒドロフラン混合溶液(90d
2/60d)を水冷し、これに水素化はう素ナトリウム
粉末(33,1g)を少量ずつ加え室温で20時間撹拌
した。反応液に4N塩酸水溶液を加えて酸性とした後、
ジエチルエーテルで抽出し、水層をアンモニア水でアル
カリ性としてクロロホルムで抽出した。抽出層は硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルのカラムで精製後、塩化水素で中和し、表
題化合物を得たく収率20.1%)。
融点246−250°(メタノールから再結晶)r R
(KBr)am−’ : 343g、 3210.29
36.159g、 1523.1493゜1445、1
372゜ NMR(d、−DMSO)δ: 1.63(2H,s)
、 1.80(21,霧)、2.41(3fl、 s)
、 2.92(2■、 br、 s)、 3.08(2
L br、 s)。
4、03(21,br、 s)、 5.60(2H,b
r、 g)J7.51(IH,d、 J =8.63H
z)、7.72(2B、s)、8.56(IH,brs
)−元素分析値: C15Ht1N3SCQtとして計
算値: C,52,02; H,6,11,N、12.
13:S、 9.26; C12,20,47゜実測値
: C,51,93: H,6,34; N、11.7
4:S、 g、9g; Cf2,20.25゜実施例1
33 2−(2−ピリジル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン・二塩酸塩 実施例1と同様の方法により、3−ビコリノイルアミノ
ーε−力プロラクタムと五硫化燐を反応させ、精製後生
成物を塩化水素で中和して表題化合物を得た(収率57
.4%)。
融点 181−183°(メタノール・エチルエーテル
から再結晶)。
I R(KBr)c+s−’ : 250g、 235
6.1624.1532.1464.777゜NMR(
d、−DMSO)δ: 1.60−1.89(4H,a
+)、 2.94(2H,t、 J = 6Hz)、 
3.09−3.14(2H,m)、 7.45−7.5
2(IH。
s)、 8.03(18,t、 J= 8Hz)、 8
.14(IH,d、 J= 8Hz)。
8、56(IH,d、 J = 5Hz)。
元素分析値: C,、HI3N、S −2H(lとして
計算値: C,47,37; H,4,97; N、1
3.81;S 、 10.54゜ 実測値: C,47,28; H,4,93; N、1
3.95;S 、 10.32゜ 実施例134 2−[4−(4−メチルピペラジニル)フェニル]−5
.6,7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4
−b]アゼピン・二塩酸塩 実施例1と同様の方法により、3−[4−(4−メチル
ピペラジニル)ベンゾイルコアミノ−ε−カプロラクタ
ムと五硫化燐を反応させ、精製後生成物を塩化水素で中
和して表題化合物を得た(収率17.5%)。
融点 176−177°(メタノール・エチルエーテル
から再結晶)。
I R(KBr)a「I: 3410.2698.16
G1.1537.1398.1251゜NMR(d、−
DMSO)δ: 1.57−1.94(4t1. @)
、 2.79(31,d、 J = 4Hz)、 2.
93−2.99(21,@)、 3.03−4.11(
10H,s)、 7.11(2B、 d、 J= 9H
z)、 7.89(2H,d、 J= 9Hz)。
元素分析値: ClsHt−N 、S・3HCI2・1
.5HtOとして 計算値: C,46,51; H,6,50; N、1
2.05;S、6.90゜ 実測値: C,46,76: H,6,48; N、1
2.25;S、 6.72゜ 実施例135 2−(1−メチル−IH−1,2,3−トリアゾール−
4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チ
アゾロ[5,4−b]アゼピン・塩酸塩実施例1と同様
の方法により、3−(l〜メチル−IH−1,2,3−
トリアゾール−4−カルボニル)アミノ−ε−カプロラ
クタムと五硫化燐を反応させ、精製後生成物を塩化水素
で中和して表題化合物を得た(収率45.5%)。
融点 199−201’(メタノールから再結晶)。
I R(KBr)am−’ : 3216.161G、
 1567、1521.1495.1353゜1232
゜ NMR(da  DMS O)+!t : 1.55−
1.85(4B9m)、2.812、87(2B、 s
)、 3.04−3.11(2H,s)、 4.12(
31s)。
9、61(IH,s)。
元素分析値: C,、H,、N、5−HCQとして計算
値: C,44,19; H,5,19; N、25.
77:S、11.80; CC,13゜05゜実測値:
 C,44,20; H,5,12; N、25.61
;S 、 11.56; CQ、 12.82゜実施例
136 2−(インドール−3−イル)−5,6,7,8テトラ
ヒドロ−4H−チアゾロ[5,1−b]アゼピン・塩酸
塩 実施例1と同様の方法により、3−(インドール−3−
カルボニル)アミノ−ε−カプロラクタムと五硫化燐を
反応させ、精製後生酸物を塩化水素で中和して表題化合
物を得た(収率9.8%)。
融点 227−229°(メタノール・エチルエーテル
から再結晶)。
I R(KBr)am−’ : 3134.1609.
1495.1435.1346.1241゜4O NMR(d、−DMSO)δ :  1.60−1.8
0(48,m)、2.91−2.97(21,1)、3
.00−4.10(28,a)、7.27−7.32(
2H,m)、 7.56−7、61(LH,m)、 7
.79−7.84(IH,m)、 8.67(LH,d
J=3H2)。
元素分析値:C1,HI、N、5−HCQとして計算値
: C,58,90: H,5,27; N、13.7
4;S 、 10.48; C12,11,59゜実測
値: C,58,79; H,5,14; N、13.
63:S、10.+9; CI2,11.32゜実施例
137 2−(4−クロロ−3−二トロフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン 実施例18と同様の方法により、4−クロロ3−ニトロ
安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫化
燐から表題化合物が得られたく収率30.7%)。
融点 116−118°(メタノールから再結晶)。
I R(KBr)am−’ + 3372.1562.
1528.1484.1440.1369゜1352、
1339.1296.1260゜N M R(CD C
12s)δ: 1.71(28,ta>、 1.85(
2H,m)。
2、94(28,t)、 3.15(2H,t)、 4
.09(IH,brs)、 7.51(1B。
d、 J = 8.47Hz)、 7.86(1[1,
dd、 J= 2.17Hz、 8.47Hz)。
8、23(LH,d、 J = 2.17Hz)。
元素分析値: C,3H、、N、S Cl2O・0.5
H,Oとして 計算値: C,48,98: H,4,+1; N、1
3.1g。
C(2,11,12゜ 実測値: C,49,35; H,3,84; N、1
3.09;CQ、 10.97゜ 実施例138 2−(l−メチル−2−ピロリル)−5,6,7゜8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン
・塩酸塩 実施例18と同様の方法により、l−メチル−2−ビロ
ールカルボン酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び
五硫化燐を反応精製後、塩化水素で中和して表題化合物
が得られた(収率23.1%)。
融点 193−196°(メタノールから再結晶)。
I R(KBr)cs−’ : 343g、 3204
.161G、 1528.1484.1472゜142
2、1363.1351.1073゜NMR(d@−D
MSO−D、O)δ: 1.70(2H,m)。
1、82(2H,m)、 2.88(2H,t)、 3
.11(2H,t)、 3.88(3H,s)、 6.
20(IH,+w)、 6.85(IH,Il)、 7
.05(IH,i)。
元素分析値: C、tHtsr’Jss C12として
計算値: C,53,42; H,5,98; N、1
5.57;s、tt、g9; C12,13,14゜実
測値: C,53,55; H,6,06; N、15
.72;S 、 12. Go; Cc、 12.8g
実施例139 2−(1,2−ジメチル−5−ベンズイミダゾリル)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,
4−b]アゼピン・二基酸塩 実施例18と同様の方法により、1.2−ジメチルベン
ズイミダゾール−5−カルボン酸、3アミノ−ε−カプ
ロラクタム及び五硫化燐を反応精製後、塩化水素で中和
して表題化合物が得られたく収率13.8%)。
融点 172−175°(メタノールから再結晶)I 
RCKBr)cs−’ : 342g、 1601.1
523.1462.1439.1373゜1343、1
251゜ NMR(d、−DMSO−CDC12S)δ: 1.7
3(2■+1)。
1、88(2H,i)、 2.93(3H,s)、 3
.02(2H,m)、 a、 16(2H,m)、 4
. (11(31(、s)、 5.07(LH,brs
)、 7.98(2H,t、 J−= 9.71Hz)
、 8.32(LH,s)。
元素分析値: C,、H,、N、S −28C12−2
H,0として 計算値: C,47,18; H,5,94; N、1
3.75;S、 7.87; C12,1?、41゜実
測値: C,47,40; H,5,75; N、13
.79;S、 3.12; C(2,1?、31゜実施
例140 2−(1−メチルイミダゾール−5−イル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン・二塩酸塩 実施例1と同様の方法により、3−(1−メチルイミダ
ゾール−5−イルカルボニル)アミノ−ε−カプロラク
タムと五硫化燐を反応させ、精製後生成物を塩化水素で
中和して表題化合物を得た(収率21.9%)。
融点 240−243°(メタノール−エチルエーテル
から再結晶)。
I R(KBr)am−’ : 3080.2560.
1358.142g、 1233.1109゜NMR(
a、−DMSO)δ: 1.52−1.83(40,a
+)、 2.84(211,t、 J= 6Hz)、 
3. Go−3,06(2B、 l11)、 4.04
(3H,s)。
8、08(1■、 d、 J = 2Hz)、 9.2
7(LH,br、 s)。
元素分析値: CIIH14N−3・2HC12として
計算値: C,43,00; H,5,25; N、1
g、24;S 、 to、 44゜ 実測値: C,42,73; H,5,40; N、1
8.08;S 、 1G、 Q9゜ 実施例141 2−(1−メチルイミダゾール−4−イル)−5゜6.
7.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]
アゼピン・二塩酸塩 実施例Iと同様の方法により、3−(l−メチルイミダ
ゾール−4−イルカルボニル)アミノ−ε−カプロラク
タムと五硫化燐を反応させ、精製後生成物を塩化水素で
中和して表題化合物を得た(収率12.4%)。
融点 179−180°(メタノール−エチルエーテル
から再結晶)。
1 R(KBr)ca+−’ : 3446.3026
.2596.2370.1475.143g。
298 NMR(d、−DMSO)δ: 1.55−1.82(
4H,m)、 2.85(2)1. t、 J = 6
Hz)、 3.04(21,t、、 J = 5Hz)
、 3.84(3H,s)。
8、15(1B、 s)、 8.86(IH,s)元素
分析値: C、、H、、N、S・2HCI2として計算
値: C,43,00; H,5,25; N、1g、
24:S 、 10.44゜ 実測値: C,42,67; H,5,44; N、1
8.04;S 、 10.42゜ 実施例142 2−(3−アミノ−4−クロロフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼ
ピン・二塩酸塩 2−(4−クロロ−3−二トロフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]ア
ゼピン(4,3g+  13.9g+M)を酢酸(40
蔵)、水(10d)の混合溶媒に溶かし、鉄(4,3g
)を加えて90℃で30分間加熱撹拌した。鉄を除去後
、反応液を濃縮して得られた残渣をシリカゲルのカラム
で精製した。これを塩化水素で中和して表題化合物が得
られた(収率28.8%)。
融点 195−197°(メタノールから再結晶)。
I R(KBr)cm−’ : 3430.3218.
1603.1521.14g9.1437゜1373、
1329.1251.1053゜NMR(d、−DMS
O)δ: 1.69(28,m)、 1.82(28,
m)、 2.92(2H,t、 J = 5.3Hz)
、 3.11(28,t、 J = 5.0Hz)。
5、01(2H,br、 s)、 7.1((18,d
d、 J = 2.1Hz、 8.4Hz)。
7.29(’IH,d、J= 8.4Hz)、7.34
(IH,d、J= 2.1Hz)。
元素分析値: C、、H、、NaS CQ、・0.5H
,Oとして 計算値: C,47,86; H,5,25; N、1
2.8g。
実測値: C,48,00; H,4,74; N、1
2.8g。
実施例143 2−(4−シアノ−3−エチルフェニル)−5゜6.7
.8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4b]アゼ
ピン 実施例18と同様の方法により、4−シアノ−3−エチ
ル安息香酸、3−アミノ−ε−カプロラクタム及び五硫
化燐から表題化合物が得られたく収率69.7%)。
8点 103−105°(酢酸エチル、ヘキサンから再
結晶)。
I  R(KBr)am−’ :  324g、221
6,1603,1536,1497,1449゜137
2、1359.1306゜ N M R(CD C12s)δ: 1.33(3H,
t、 J= 7.6Hz)、 1.70(211,a)
、1.84(2H,s)、2.89(2H,q、J =
 7.6Hz)、2.96(21,t、 J= 5.8
Hz)、 3.15(2B、 t、 J== 5.1H
z)、 4.10(IH,br、 s)、 7.59(
28,@)、 7.75(IH,s)。
元素分析値:C1,H17NsSとして計算値: C,
67,81; H,6,05; N、14.83;S 
、 11.31゜ 実測値: C,67,78: H,6,15; N、1
4.80;S 、 11.22゜ 実施例144 2−(4−アミノメチル−3−エチルフェニル)−5,
6,7,8−テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−
b]アゼピン・二塩酸塩 実施例132と同様の方法により、2−(4シアノ−3
−エチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−
4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン。
塩化コバルト6水和物及び水素化はう素ナトリウムから
表題化合物が得られた(収率12.5%)。
融点 235−238°(メタノールから再結晶)。
E R(KBr)cm−’ : 284g、 1596
.1520.1451.1439.1374゜134g
NMR(d、−DMSO)δ: 1.21(3H,t、
 J=7.5Hz)。
1、64(2H,s)、 1.78(2H,m)、 2
.73(2H,q、 J = 7.5Hz)。
2.91(2H,m)、3.06(2H,a+)、4.
05(20,d、J= 5.4Hz)。
4、67(2H,br、 s)、 7.52(IH,d
、 J = 8.1Hz)、 7.88(IH。
dd、 J= 1.8Flz、 8.1Hz)、 7.
72(IH,d、 J = 1.8Hz)。
8、53(IH,br、 s)。
元素分析値: C,、H,、N、S・2HC(として計
算値: C,53,33: H,6,43,N、11.
66゜実測値: C,53,18; H,6,46; 
N、11.51゜実施例145 2−(5−メチル−2−チエニル)−5,6,7゜8−
テトラヒドロ−4H−チアゾロ[5,4−b]アゼピン
・塩酸塩 実施例18と同様の方法により、5−メチル2−チオフ
ェンカルボン酸、j−アミノ−ε−カプロラクタム及び
五硫化燐を反応精製後、塩化水素で中和して表題化合物
が得られた(収率33,4%)。
融点 148−150°(メタノールから再結晶)。
I R(KBr)cm−’ : 344B、 3216
.1602.1544.1520.1447゜1376
、1354.1279゜ NMR(d、−DMSO)δ :  1.60(2B、
s)、1.79(2H,m)、 2.48(38,s)
、 2.81(2H,t、 J = 5.27Hz)、
 3.05(2H,t。
J= 5.42Hz)、 5.13(IL br、 s
)、 6.82(IH,dd、 J =1、14Hz、
 3.66Hz)、 7.31(IH,d、 J = 
3.66Hz)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [式中、R^1は水素原子又は、それぞれ置換基を有し
    ていてもよい脂肪族基、カルボン酸アシル基若しくはス
    ルホン酸アシル基を、R^2は水素原子又は、それぞれ
    置換基を有していてもよい芳香環基若しくは脂肪族基を
    示す。]で表わされる化合物あるいはその塩。
  2. (2)R^1が水素原子で、R^2が、それぞれ置換基
    を有していてもよいフェニル基又は炭素数2〜4のアル
    ケニル基である請求項1記載の化合物。
  3. (3)式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] [式中、R^1及びR^2は請求項1で定義した通り、
    ]で表わされる化合物を硫化剤と反応させ、所望により
    R^1の変換反応に付すことを特徴とする請求項1記載
    の化合物の製造法。
  4. (4)請求項1記載の化合物を含有することを特徴とす
    る過酸化脂質生成抑制剤
  5. (5)請求項1記載の化合物を含有することを特徴とす
    るリボキシゲナーゼ阻害剤。
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