JPH0347137Y2 - - Google Patents

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JPH0347137Y2
JPH0347137Y2 JP1986067233U JP6723386U JPH0347137Y2 JP H0347137 Y2 JPH0347137 Y2 JP H0347137Y2 JP 1986067233 U JP1986067233 U JP 1986067233U JP 6723386 U JP6723386 U JP 6723386U JP H0347137 Y2 JPH0347137 Y2 JP H0347137Y2
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JP
Japan
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air
temperature
heat exchanger
indoor
fan
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JP1986067233U
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JPS62179511U (ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空気調和機の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第6図は従来の空気調和機の冷凍サイクル図、
第7図は第6図の室内機の概略断面図、第8図は
室内ユニツト内の空気の流れを示す図である。圧
縮機1から吐出された高圧高温の冷媒ガスは室内
機42の室内熱交換器2との熱交換作用によつて
凝縮され液化する。それと同時に空調している室
40の室内の空気17は加熱され暖ためられた空
気22となる。液化された冷媒はキヤピラリチユ
ーブ5−蒸発器6−圧縮器1のサイクルを形成
し、通常の冷凍サイクルとなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来例では第7図および第8図に示すように、
暖ためられた空気22は室内空気に比べ高い温度
のため浮力の影響を受け上昇していく。従つて従
来の空気調和機では、室内を暖房する時に、吹き
出された暖たかい空気22が足元を流れずに室内
の高い所に流れていくという不具合があつた。特
に、吹き出される空気の温度が高い程、浮力の影
響が大きくなり、暖気が速やかに上方へ浮きあが
るため、居住者の足元を暖たかく、頭部は冷たく
という頭寒足熱の理想的な暖房運転ができないと
いう問題点があつた。
本考案は上記従来の問題点を解消し浮力による
暖気の上昇を防止し、空調空間の足元を暖たかく
することができる空気調和機を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による空気調和機は、熱交換器と同熱交
換器を通過させて室内空気を循環させる貫流フア
ンとを備えた空気調和機において、前記熱交換器
を2分し、その間にキヤピラリチユーブを介装し
て両者を接続すると共に前記貫流フアンを経て吹
出される空気流のを上層部の温度が低くなるよう
2分した熱交換器を配設してなることを特徴と
し、空気調和機の吹出口から吹き出す空気を温度
の低い空気と温度の高い空気に分けるために、室
内熱交換器を上下に分割し、キヤピラリチユーブ
で接続して吸込空気がそれぞれの室内熱交換器を
通過するように室内送風フアンとしてタンゼンシ
ヤルフローフアンを用いて室内へ送り出すように
構成されている。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されているので、空
気調和機から吹き出す空気を温度の低い空気と温
度の高い空気に分け、温度の低い空気は温度の高
い空気に比べて浮力の影響が少ないので、温度の
高い空気を押えるように吹き出すことになり、こ
れにより浮力による暖気の上昇を防止することが
できる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例の冷凍サイクルを示
す図、第2図は第1図における室内機の概略断面
図、第3図は第1図における室内機から吹出され
る空気の状況図、第4図は第1図における冷凍サ
イクルのモリエル線図、第5図は第1図における
室内フアンの空気の通過状況を示す図である。
第1図〜第5図において、1は圧縮機、2は第
1室内熱交換器、3は第1キヤピラリチユーブ、
4は第2室内熱交換器、5は第2キヤピラリチユ
ーブ、6は室外熱交換器(蒸発器)、10は室内
機の本体、11はタンゼンシヤルフローフアン、
15,16は室内の吸込空気、21,22,2
3,24は吹出空気、30,31,32,33,
34,35はそれぞれ第1図に示す冷媒回路の位
置と第4図のモリエル線図との関係を示す。40
は空調している室、41は本考案による空気調和
機を示す。
本考案では空気調和機41から吹出す空気を温
度の低い空気21と温度の高い空気22に分け、
同時に室内へ吹き出す温度の低い空気21は温度
の高い空気22に比べて浮力の影響が少ないの
で、温度の高い空気22を下方に押さえ込むよう
になされている。
本考案の冷凍サイクルを説明すると、圧縮機1
から吐き出された高圧高温のガス状冷媒は第1室
内熱交換器2に入り、凝縮され温度T1の液化冷
媒となる。第1キヤピラリチユーブ3によつて膨
張され第2室内熱交換器4に入り、更に凝縮さ
れ、温度T2の液化冷媒となる。
その後第2キヤピラリチユーブ5−蒸発器6−
圧縮機1のサイクルを形成し、通常の冷凍サイク
ルとなる。
室内空気のうち、第1室内熱交換器2と熱交換
したものは温度T3の吹出空気22となり、第2
室内熱交換器4と熱交換したものは、温度T4
吹出空気21となる。
ここで温度T1とT2は第4図のモリエル線図か
らわかる様に T1>T2 であり 第1と第2の室内熱交換器2,4の熱交換能力
はほぼ等しいので、吹出空気22,21の温度関
係は T3>T4 となる。
室内フアンはタンゼンシヤルフローフアン11で
別名貫流フアンといい、風の流れは第5図の様に
ある方向からフアン内部へ流入し、他の方向から
フアンの外へ出ていく特性を持ち、フアン内部で
混合する事はない。
それ故に室内空気のうち、第1,第2の室内熱
交換器2,4と熱交換した空気23,24はタン
ゼンシヤルフローフアン11に同時に流入しても
混合する事なく、2つに分かれたまま吹き出され
る。
その結果、温度の高い吹出空気22が下の位置
へ、温度の低い吹出空気21は上の位置へとな
り、同時に吹き出される。これにより温度の高い
吹出空気22の浮力による上昇が防止される。
〔考案の効果〕
本考案によれば吹出空気の温度が高い場合で
も、温度の低い吹出空気で上方から押さえ込まれ
るので、温度の高い吹出空気の浮力による上昇が
防止され、これにより空調空間の足元を暖ためる
ことができる等の優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の冷凍サイクルを示
す図、第2図は第1図における室内機の概略断面
図、第3図は第1図における室内機から吹出され
る空気の状況図、第4図は第1図における冷凍サ
イクルのモリエル線図、第5図は第1図における
室内フアンの空気の通過状況を示す図、第6図〜
第8図はそれぞれ従来例を示す図である。 1……圧縮機、2……第1室内熱交換器、3…
…第1キヤピラリチユーブ、4……第2室内熱交
換器、11……タンゼンシヤルフローフアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器と同熱交換器を通過させて室内空気を
    循環させる貫通フアンとを備えた空気調和機にお
    いて、前記熱交換器を2分し、その間にキヤピラ
    リチユーブを介装して両者を接続すると共に前記
    貫流フアンを経て吹出される空気流の上層部の温
    度が低くなるよう2分した熱交換器を配設してな
    ることを特徴とする空気調和機。
JP1986067233U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH0347137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986067233U JPH0347137Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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JP1986067233U JPH0347137Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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JPS62179511U JPS62179511U (ja) 1987-11-14
JPH0347137Y2 true JPH0347137Y2 (ja) 1991-10-07

Family

ID=30905947

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JPH07104036B2 (ja) * 1986-01-31 1995-11-08 三菱電機株式会社 空気調和機
JP2013076550A (ja) * 2011-09-14 2013-04-25 Panasonic Corp 空気調和機
JP2018025342A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機
WO2020225895A1 (ja) * 2019-05-09 2020-11-12 三菱電機株式会社 空気調和装置

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