JPH0347041A - 改良された味およびテクスチヤーを有する亜鉛化合物デリバリーシステム - Google Patents

改良された味およびテクスチヤーを有する亜鉛化合物デリバリーシステム

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JPH0347041A
JPH0347041A JP2164372A JP16437290A JPH0347041A JP H0347041 A JPH0347041 A JP H0347041A JP 2164372 A JP2164372 A JP 2164372A JP 16437290 A JP16437290 A JP 16437290A JP H0347041 A JPH0347041 A JP H0347041A
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coating
group
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Subraman Rao Cherukuri
スブラマン・ラオ・チエルクリ
Tommy L Chau
トミー・リムクウオング・チヤウ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的に、例えば、脱臭剤、食品添加物およ
び栄養補給剤として有用である亜鉛化合物、そして特に
、特有の苦味および砂っぽさを低減させるだめの形態の
そのような亜鉛化合物の調製に関する。
金属亜鉛は、口腔洗浄剤および磨歯剤から栄養補給剤ま
でに渡る、広範囲の口中使用製品中に用いるものとして
よく知られている。亜鉛は、ハロゲン化物、硝酸塩およ
び硫酸塩のような無機塩および酢酸塩、クエン酸塩、グ
ルコン酸塩および種々のアミノ酸およびビタミンと結合
した化合物を包含する有機化合物のような種々の化合物
として調製される。これらの化合物は種種の衛生用およ
び栄養上の目的の為の固体および液体組成物に調製され
ている、今日、この分野で特に注目され、価値を認めら
れている。
種々の口中に投じる製品中へ亜鉛化合物を配合する場合
の主要な欠点は亜鉛化合物が放出され口中で分解へと進
行する際に経験される亜鉛の特徴的な金属性の苦味であ
った。亜鉛化合物の苦い後味を低減するかまたは完全に
マスクすることを目的として、種々の処方が調製され検
討されてきた。
即ち、亜鉛活性成分は、亜鉛の苦い後味に対する中和効
果ないしはマスキング効果を得るための試みにおいて、
フレーバーおよび他の化合物との組合せを含む種々の媒
体中に分散されてきた。しかしながら、現在知られてい
る方法および組成はいずれも、亜鉛の後味の望ましい低
減を可能にしているとは考えられない。
即ち、Godfreyの米国特許4,684,528号
および4.758,439号は、特許受領者により従来
の亜鉛処方の許容できない不快な後味を低減する作用を
有するとされている特定のアミノ酸を用いた亜鉛化合物
の組成物を開示している。Codfreyは亜鉛の栄養
上および治療上の有用性について多く記載しており、同
様に亜鉛含有製品の使用者の訴える問題点も指摘してお
り、その中には「味の変化」および「口内の刺激」が含
まれている6 Godfreyはアミノ酸グリシン、ア
ラニン、アミノ酪酸、バリン、イソバリン、ロイシン、
イソロイシンおよびリジンを用いた亜鉛化合物の調製を
提案している。
収斂剤および磨歯剤としての亜鉛の価値は、Ni1es
等の米国特許4,689,214号および相当するBa
rLh等の英国特許出願2,187,642号に記載さ
れている。両方の開示において、発明者は亜鉛化合物を
イオノンケトンテルペン化合物と組合せた調製物を記載
しており、その根拠は、後者が亜鉛化合物の望ましくな
いフレーバーおよび後味をマスキングするか、または、
何らかの様式で中和する作用を有する点である。Ni1
es等の開示においては、イオノンテルペン誘導体およ
び亜鉛の組合せは、亜鉛のみに由来する望ましくない味
を改善し、口臭を打ち消す亜鉛の作用を延長させると記
載されている。Ni1es等およびBarLh等は供に
、口腔衛生分野における亜鉛化合物の種々の応用を検討
しており、それには、歯垢、歯石、口臭の防止能力、お
よび殺菌剤およびm漏のような口腔症状の治療薬として
の能力も包含されている。
種々の目的のための活性成分のカプセル化はよく知られ
ており、それには、所定の製品または組成物中の他の薬
品との接触により活性成分が分解するのを防止するため
、フレーバーや甘味料の場合のように活性成分の放出を
変化させるため、そして、製品調製中の過酷な加工条件
に活性成分が耐えられるようにするため等が含まれる。
活性成分を何らかの状態に被覆したりカプセル化するこ
とによるなどして、活性成分をより許容できるようにす
るために、多くの場合において研究がなされてきた。後
記する代表的な方法は種々の活性成分に関する技術分野
において記載されている。
Cea等の米国特許4,384.004号は、セルロー
ス、セルロース誘導体、アラビノガラクチン、アラビア
ゴム、ポリオレフィン、ワックス、ビニル重合体、ゼラ
チン、ゼインおよびこれらの混合物よりなる群から選択
されるコーテイング物質によりカプセル化されたアスパ
ルテーム固体粒子を開示しており、これにおいては、コ
ーテイング物質のメチルエステルに対する重量は1:1
−1:10である。この発明の目的は活性成分を保護し
、その放出を遅延させることである。
Darragh等の米国特許3,867.556号では
、やはり、脂肪またはワックス物質中へ揮発性フレーバ
ーをカプセル化している。特許権者は脂肪/ワックスカ
プセル化が熱に対する過剰な不安定性を示したことを発
見し、その製品は主にベイクされる製品に配合すること
を意図していたために、アラビアゴムのような第2のコ
ーティングを適用し、これにより高温安定性を得る一方
、水分との接触による迅速な崩壊を可能にしている。
上記した方法およびその他の知られた方法では、亜鉛化
合物の苦い後味を隠すと同時に、添加するのが望ましい
製品中で、活性成分が適時に機能し、そして進歩した口
中感も得られるようにするという点について考慮されて
いなかった。従って、化合物の苦味を防止するか少なく
とも最小限に留めることにより上記した問題点を軽減し
、一方では、活性成分を適時に放出させ、進歩したテク
スチャー特性および好ましい高温安定性を得ることので
きる亜鉛化合物デリバリ−システム(delivery
 system)の開発が望まれていた。
本発明によれば、ロゼンジ、チューインガムおよびその
他の製品に配合した場合に、進歩したフレーバーマスキ
ング特性および温度安定性、およびより滑らかなテクス
チャーおよび口中感を有するような複合体を含有する亜
鉛化合物デリバリ−システムが得られる。亜鉛化合物デ
リバリ−システムは、無機および有機の亜鉛化合物より
選択される亜鉛化合物を含有するコア物質;コア物質を
基にして約20〜約50重量%、好ましくは約10〜約
25重量%の量の、膜形成ヒドロコロイド物質を含有す
る第1の親水性コーティング二および、コア物質および
第1のコーティングを合わせた重量を基にして、約20
〜約100重量%、好ましくは約20〜約50重量%の
量の脂肪および/またはワックス成分を含有する第2の
疎水性コーティングより調製する。実際には、本発明は
、亜鉛化合物を供給すると同時にこの化合物の不快な味
をマスキングする二重カプセル系である。特に好ましい
実施態様においては、第1のコーティングはコア物質の
25重量%の量で存在し第2のコーティングはコア物質
と第1のコーティングを合わせた重量の50重量%の量
で存在する。
適当な亜鉛化合物は、ハロゲン化物、硝酸塩、硫酸塩お
よびクロム酸塩のような無機塩;およびグルコン酸塩、
酢酸塩、酒石酸塩およびサリチル酸塩のような有機化合
物を包含する。ヒドロコロイド物質は、ペクチン、アル
ギネート、セルロースおよびその誘導体、ゼラチン、ガ
ム、粘液、およびこれらの混合物を包含する。ここで使
用するゼラチンは250以上のオーダーのブルーム強度
を有し、亜鉛活性成分に強力で弾性のあるコーティング
を形成するのに望ましいものである。
脂肪およびワックス成分は、水添および部分水添波のよ
うな脂肪酸を含む脂肪類7モノージーおよびトリグリセ
リド、ポリグリセロールエステルおよびソルビトールエ
ステルを包含する。ワックスは、天然および合成のワッ
クスを包含し、代表的なワックスには、ポリオレフィン
ワックス、パラフィンワックス、蜜蝋、微結晶セルロー
スおよびこれらの混合物が含まれる。
亜鉛化合物は噴霧乾燥および流動床コーティングのよう
な標準的な方法でコア物質に調製し、場合により、増量
剤、充填剤等を含む賦形剤のような添加剤を用いて調製
してもよい。適当な賦形剤には、砂糖、マンニトール、
ソルビトールおよびマルトデキストリンが包含される。
亜鉛化合物デリバリ−システムは、亜鉛化合物および場
合により1つ以上の賦形剤から第1のコア物質を形成す
ること、第1のコーティングをこのコア物質に、好まし
くは流動床コーティング法を用いて適用すること、およ
び次に、このようにして形成された粒子上に第2の脂肪
および/またはワックスコーティングを噴!凝結させる
ことを包含する方法により調製する。
コア物質が硫酸亜鉛またはグルコン酸亜鉛を含有する場
合は、最初に形成した粒子を粉砕して少なくとも30メ
ソシユ(590ミクロン)の範囲の粒径とし、形成した
粒子をふるい分けた後に、コーティングを行なうことに
より最終製品の均質性を向上させるのが望ましい。
亜鉛デリバリ−システムはチューインガムおよびハード
キャンデイ−を包含する種々の食品および菓子、並びに
薬学的組成物および栄養製剤に配合してよく、脱臭剤と
して、口腔清浄剤、練り歯磨きおよび喉ロレンジ中に使
用してよい。
従って本発明は、本発明の亜鉛化合物デリバリ−システ
ムを配合した全てのチューインガムおよびハードキャン
デイ−1薬品および個人用衛生用品、例えば磨歯剤およ
び口腔洗浄剤および栄養補給剤を包含する。
従って本発明の第1の目的は、進歩した後味マスキング
特性を与えるような亜鉛化合物デリバリ−システムを提
供することである。
別の本発明の目的は、進歩した味マスキングと口中感を
与え、かつ熱安定性および高温処理適性を合わせ持つよ
うな上記した亜鉛化合物デリバリ−システムを提供する
ことである。
更に別の本発明の目的は、本発明の亜鉛化合物デリバリ
−システムを含有する全ての薬品、栄養補給剤、個人用
衛生用品、菓子および食用可能な製品を提供することで
ある。
その他の目的および利点は、添付する説明図を参照しな
がら本発明の記載を検討していくことにより当業者が把
握できるものである。
本発明によれば、苦味が低減され、改良された口中感お
よび望ましい高温安定性を有するような亜鉛化合物デリ
バリ−システムが提供される。即ち本発明のデリバリ−
システムは、下記成分: (a)亜鉛の無機塩、亜鉛の有機塩およびこれらの混合
物よりなる群から選択される亜鉛化合物を含有するコア
物質; (b)コア物質の約10〜約50重量%の量の、ハイド
ロコロイド物質を含有する第1の親水性コーティング;
および (c)コア物質および第1の親水性コーティングを組合
せた重量の約20〜約100重量%の範囲の量で存在す
る、脂肪、ワックスおよびこれらの混合物よりなる群か
ら選択される第2の疎水性コーティング、 を含有する。
特に本発明のデリバリーシステムは、コア物質の重量の
約10〜約25重量%の量で存在する第1のコーティン
グを伴ったコア物質およびコア物質と第1のコーティン
グを合わせた重量の約20〜約50重量%の量で存在す
る第2のコーティングを含有する。前記したように、好
ましい実施態様では、コア物質の重量の25重量%の量
の第1のコーティングおよびコア物質と第1のコーティ
ングを合わせた重量の50重量%の量の第2のコーティ
ングが存在する。
本発明の亜鉛化合物は、亜鉛の無機塩および有機塩の両
方を包含し、特に、ハロゲン化物、硝酸塩、硫酸塩、ク
ロム酸塩、ケイ酸塩のような塩類およびこれらの物質の
複合体を含有する化合物が本発明で意図する無機塩であ
る。亜鉛のを機塩には、グルコン酸亜鉛、酒石酸亜鉛、
ギ酸亜鉛、フェノールスルホン酸亜鉛、サリチル酸亜鉛
、コハク酸亜鉛、グリセロ燐酸亜鉛、オロチン酸亜鉛、
アスパラギン酸亜鉛、ピクリン酸亜鉛およびGod f
 reyの米国特許4.758.439号に記載された
ようなアミノ酸とともに形成されたその他の亜鉛塩が包
含される。
ハロゲン化亜鉛としては、特に、塩化亜鉛、臭化亜鉛、
ヨウ化亜鉛、フッ化亜鉛、およびこれらの混合物が包含
される。同様に、種々の収斂剤および脱臭剤用途に用い
る亜鉛化合物の複合体は、グリセロ燐酸亜鉛、フェノー
ルスルホン酸亜鉛、フルオロ珪酸亜鉛、フルオロジルコ
ン酸亜鉛等を包含する。上記した例は本発明で意図され
る種々の亜鉛化合物の単体および複合体に包含されるが
、単なる代表例である。
亜鉛化合物は場合により1つ以上の賦形剤とともに調製
してよい。このような賦形剤は、炭水化物、多価アルコ
ールおよびこれらの混合物よりなる群から選択してよい
。賦形剤として有用な炭水化物は、伝統的な水溶性甘味
剤、例えば単糖類、2糖類および多糖類、例えばキンロ
ース、リポース、グルコース、ラクト−ス、マンノース
、ガラクトース、フラクト−ス、デキストロース、スク
ロース、砂糖、マルトース、部分加水分解澱粉、または
固形コーンシロップ、および、糖アルコール、例えばソ
ルビトール、キシリトール、マンニトール等およびこれ
らの混合物を包含する。賦形剤は一般的にコア物質の約
80重量%の量で存在し、各々組合せて、または、単独
で混合できる。
本発明の第1のコーティングは、親水性物質、そして、
特に膜形成親木コロイドを含有する。
親木コロイドは一般的に、ガム、ペクチン、アルギネー
ト、粘液類、およびこれらの混合物よりなる群から選択
してよい。ハイドロコロイドは、特に、アラビアゴム、
トラガカント、カラヤ、ガッティ、寒天、アルギネート
、カラジーナン、フセラン、サイリウムおよびこれらの
混合物よりなる群から選択される。またハイドロコロイ
ドは、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、デキストラン
、キサンタン、カータン、セルロース、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキンプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、カルボキンメチルセルロース、低メト
キ/ペクチン、プロピレングリコールアルギネートおよ
びこれらの混合物から選択される。
第2のコーティングの調製に適する物質は、脂肪および
/またはワックスを包含する。適当な脂肪は、水添また
は部分水添油のような脂肪酸を包含し、代表的な物質に
は、パーム油、パーム核油、大豆油、綿実油、ピーナツ
油、菜種油、米糠油、ヒマワリ油、サフラワー油および
これらの混合物が包含される。また脂肪として有用なそ
の他の物質は、モノグリセリド、ジグリセリド、トリグ
リセリド、ポリグリセロールエステル、ソルビトールエ
ステルおよびこれらの混合物からも選択してよい。
適当なワックスは天然ワックス、合成フックスおよびこ
れらの混合物を包含し、特に、パラフィンワックス、蜜
蝋、カルナウバワックス、カンデリラワックス、ラノリ
ンワックス、ビメンタワックス、砂糖黍ワックス、ペト
ロラタム、カーボワックス、鯨蝋、米糠ワックス、微結
晶ワックスおよびこれらの混合物よりなる群から選択さ
れる。当然ながら上記した例は一例であり、本発明のデ
リバリ−システムに含有させるのに適する物質を制限す
るものではなく、本発明はその範囲内において名前をあ
げない同等の物質も意図している。
コーティング亜鉛化合物デリバリ−システムの調製は、
噴霧乾燥、Cea等の米国特許4.384,0C14号
に記載の流動床コーティング法等のような、当該分野で
知られた種々の凝集および/またはコーティング方法に
より達成してよい。好ましくは流動床コーティング法を
使用して最初のコアを形成し、第1および第2のコーテ
ィングを適用してよい。ここで用いる流動末法において
は、最初は液滴で後に粒子となるコア物質を、強力な上
昇気流を発生させる装置の中に浮遊させ、このなかで粒
子を移動させる。
流れは細密な霧状とされたコーティングの領域を通過し
、これにより通過中の粒子がコーティングされ、その後
、コーティングされた粒子は上昇気流から離れ、加熱さ
れた流動化気体の流れに逆行する流動化状態で下降し、
これにより乾燥される。粒子は更にコーティングするた
めに再度上昇気流に入ってもよく、あるいは、コーティ
ング装置から取出してもよい。上記した方法および装置
はWurster法として知られており、米国特許3,
089,824号、3,117,027号、3196.
827号、3,241,520号および3,253,9
44号に記載されており、その開示内容は参考のため本
明細書に組み込まれる。
笈lのコーテイング物質は、均質な霧の状態にすること
が可能な液体を形成することにより調製し、使用に供す
る。即ち、水溶性とドロコロイド物質は水溶液として調
製してよい。所望により、可塑剤のような他の成分を添
加して最終コーティングの性質を向上させてよい。適当
な可塑剤は、セバシン酸のグリセリルエステル、フタル
酸ジエチル、3酢酸グリセリル、クエン酸トリブチル、
アセチル化モノグリセリド、モノグリセリドのクエン酸
エステル、アジピン酸エステル等を包含する。可塑剤は
本発明の範囲内で、知られた有効量で添加してよい。
第2の疎水性コーティングは好ましくは上記した流動床
コーティング法により第1のコーティングでコーティン
グされたコア物質に適用するが、噴霧凝結法として知ら
れている方法も使用してよい。この方法では、脂肪また
はワックス物質を約75〜約95°Cの温度に加熱し、
低回転混合し、その後親水性コーティングでコーティン
グされたコア物質を添加し、高回転で混合することによ
りそのなかにコア物質を均質に分散させる。次に、分散
体を熱制御噴霧乾燥ノズルに供給し、噴霧凝結させる。
「噴霧凝結」という用語は、霧状になった液滴がより低
温、例えば25°C程度の環境に曝露されることにより
冷却固化するような同化現象を指す。ノズル圧を調製す
ることにより液滴の粒径を調節し、液滴は、ノズルから
発射され、より低温の環境に接触した際に冷却して凝結
する。この工程の結果としてほぼ楕円状または球状の乾
燥した粒子または凝集体が得られる。
得られた本発明の製品は粉末または顆粒の形態である。
粒径はデリバリ−システムにとって重要ではなく、配合
するチューインガム、菓子、薬品、口腔用製剤または磨
歯剤のような単体に応じて、所望の放出速度および口中
感を得るために調節できる。コア物質は、所望の亜鉛化
合物の外に、甘味料薬剤、薬品、フレーバー剤等のよう
な広範囲の物質を含有できる。これらの物質は単独また
は組合せて、単一デリバリ−システムまたは複合デリバ
リ−システムに使用できる。即ち、1つ以上のこれらの
物質を1つのコーティングマトリックス内に存在させる
か、あるいは、マトリックスで個別にコーティングして
もよく、単独または組合せて最終製品中に使用してよい
本発明のデリバリ−システムは、多くの菓子、チューイ
ンガム組成物、薬品および義歯用製品のような多くの日
中に投入することの可能な製品に配合できる。
更に別の実施態様によれば、本発明は、ガムベース、フ
レーバー 甘味料および下記成分: (a)亜鉛の無機塩、亜鉛の有機塩およびこれらの混合
物よりなる群から選択される亜鉛化合物を含有するコア
物質; (b)コア物質の約lθ〜約50重量%の量の、ノ\イ
ドロコロイド物質を含有する第1の親水性コーティング
;および (C)コア物質および第1の親水性コーティングを組合
せた重量の約20〜約100重量%の範囲の量で存在す
る、脂肪、脂肪酸、ワックスおよびこれらの混合物より
なる群から選択される第2の疎水性コーティング、 を含有する、改良されたフレーバー強度および持続性を
与えるチューインガム組成物を包含する。
新しいデリバリ−システムを使用するチューインガム処
方゛に関しては、使用するガムベースの量は、使用する
ベースの種類、所望のコンシスチンシーおよび最終製品
を調製するために用いるその他の成分のような種々の要
因に応じて大きく変化する。一般的に、最終チューイン
ガム組成物の約5〜約85重量%の量が、チューインガ
ム組成物中に使用するのに許容されるが、好ましくは約
15〜約70重量%である。ガムベースは当該分野で知
られている何れの水不溶性ガムベースであってもよい。
ガムベース中の適当な重合体の例は、天然および合成の
エラストマーおよびゴムを包含する。例えば、ガムベー
ス中に適する重合体は、チクレ、ジェルトン、グツタペ
ルカおよびクラウンガムのような植物起源の物質を包含
するがこれに限定されない。ブタジェン−スチレン共重
合体、インブチレン−イソプレン共重合体、ポリエチレ
ン、ポリイソブチレンおよびポリ酢酸ビニルおよびこれ
らの混合物のような合成ニジストマーが特に有用である
ガムベース組成物はゴム成分を軟化させるためにエラス
トマー溶媒を含有してよい。このようなエラストマー溶
媒は、ロジンまたは水添、二量化または重合ロジンのよ
うな変性ロジンのメチル、グリセロールまたはペンタエ
リスリトールエステルおよびこれらの混合物を包含して
よい。本発明で使用するのに適するエラストマー溶媒の
例は、部分水添ウッドロジンのペンタエリスリトールエ
ステル、ウッドロジンのペンタエリスリトールエステル
、ウッドロジンのグリセロールエステル、部分二量化ロ
ジンのグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロー
ルエステル、トール油ロジンのグリセロールエステル、
ウッドロジンおよび部分水添ウッドロジンのグリセロー
ルエステル、および、ロジンの部分水添メチルエステル
、例えば、α−ピネンまたはβ−ピネンの重合体;ポリ
テルペンを含むテルペン樹脂およびこれらの混合物を包
含する。溶媒は、ガムベースの約5〜約85重量%、好
ましくは約45〜約70重量%の量で使用してよい。
ラノリン、ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、ス
テアリン酸カリウム、グリセリルトリアセテート、グリ
セリン等のような可塑剤または軟化剤、例えば天然ワッ
クス、石油ワックス、例えばポリウレタンワックス、パ
ラフィンワックスおよび微結晶ワックスのような種々の
伝統的な成分もガムペース中に配合して様々な所望のテ
クスチャーおよびコンシスチンシー特性を得てよい。し
かしながら本発明によれば、これらの成分の量は減らし
てよく、全く添加しなくてもよい場合もある。添加する
場合は、これらの個々の付加的な物質は通常は最終ガム
ベース組成物の約15重量%まで、好ましくは約3〜約
10重量%の量で使用する。
有用なフレーバー剤は、合成フレーバー液および/また
は植物、葉、花、果実等より抽出された液およびこれら
の組合せより選択してよい。
好ましくはフレーバー成分は、スペアミント油、シナモ
ン油、ウィンターグリーン油(メチルサリシレート)お
よびペパーミント油より選択される。また、人工、天然
または合成の果実フレー/<−1例え(iレモン、オレ
ンジ、グレーズ、ライムおよびグレープフルーツを包含
する柑橘油、および、アップル、ストロベリー チェリ
、パイナツプル等を包含する果実エツセンスも使用して
よい。
使用するフレーバー剤の量は、通常は、7レーバーの種
類、ベースの種類および所望の強度のような要因に応じ
た好みの問題である。一般的に、最終チューインガム組
成物の約0.05〜約3.0重量%、好ましくは約0.
3〜約2.5重量%、最も好ましくは約0.7〜約2.
0重量%の量を使用する。
デリバリ−システムに含まれる甘味料とは別に甘味料を
使用する場合は、本発明は、天然および人工の甘味料の
両方を包含するよく知られた甘味料の配合を意図する。
即ち、付加的な甘味料は、以下の限定しない例より選択
してよい。即ち:糖類、例えばスクロース、グルコース
(コーンシロップ)、デキストロース、転化糖、7ラク
トースおよびこれらの混合物、サッカリンおよびその種
々の化合物、例えばナトリウムまたはカルシウム化合物
;サイクラミン酸およびその種々の化合物、例えばナト
リウム化合物:アスパルテームのようなジペプチド系甘
味料;ジヒドロカルコン化合物、グリチルリチン; 5
tevja Rebaud:ana (ステビオサイド
);スクロースのクロロ誘導体;ジヒドフラビノール;
ヒドロキシグアイアコールエステル、L−アミノジカル
ボン酸gem−ジアミン:L−アミノジカルボン酸アミ
ノアルケン酸エステルアミド;および、糖アルコール、
例えばソルビトール、ソルビトールシロップ、マンニト
ール、キシリトール等。また、付加的な甘味料として、
米国再発行特許26.959号に記載されている非醗酵
性糖代替物(水添澱粉加水分解部物)も使用してよい。
また、西独間特許2,001,017.7に記載されて
いる合成甘味料である3、6−シヒドロー6−メチルー
1−1.2.3−オキサチアジン−4−オン−2,2−
ジオキシド、特にそのカリウム化合物(エースサルフエ
=ムーK)、ナトリウム化合物およびカルシウム化合物
も使用してよい。
天然フレーバーおよび人工フレーバーの両方を包含する
適当な副次的フレーバー およびペパーミント、メント
ールのようなミント類、人工バニラ、シナモン、種々の
果実フレーバーの個々のもの、および混合したものが意
図される。
フレーバーは一般的に、使用するフレーバーデリバリ−
システムの量に応じて変化する量で使用され、例えば、
最終チューインガム組成物の約2重量%迄の量に変化し
てよい。即ち、フレ−バーはデリバリ−システム、チュ
ーインガム組成物自体、またはその両方に存在してよい
本発明で使用する着色料は、約1重量%まで、好ましく
は約6重量%迄の量で配合してよい二酸化チタンのよう
な顔料も包含する。また、着色料は食品、薬品および化
粧品用に適するその他の染料、即ちFD& C染料も包
含してよい。上記した使用範囲に許容される物質は好ま
しくは水溶性である。代表例にはFD& C青2番とし
て知られるインジゴイド染料、即ち、5.57−インシ
ボチンジスルホン酸の2ナトリウム塩が包含される。ま
た、FD&C緑1番として知られる染料であるトリフェ
ニルメタン染料、即ち4−(4−N−エチル−p−スル
ホベンジルアミノ)ジフェニルメチレン)−CI−(N
−エチル−N−p−スルホニウムベンジル)−2−5−
シクロへキサジエンイミン〕も使用してよい。
FD& CおよびD&Cおよび相当する化学構造に関す
る全ては、Kirk−Othmer Encyclop
edia ofChemical Technolog
y第5巻857−884ページに記載されており、この
文献は参考のために本明細書に組み込まれる。
チューインガム組成物は更に水酸化アルミニウム、アル
ミナ、ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウム、およびタ
ルクおよびこれらの組合せのような充填剤を含有してよ
い。これらの充填剤は種々の量でガムベース中に使用し
てよい。
好ましくは使用する充填剤の量は最終チューインガムの
約4〜約30重量%に変化する。
本発明のチューインガムは、スティックガム、平板ガム
、厚切りガム、短冊状ガム、ハードコートガム、錠剤ガ
ムならびにセンター充填ガムのような知られた何れの形
状であってもよい。
本発明のフレーバーデリバリ−システムを含有するチュ
ーインガム組成物を調製するための代表的な方法を以下
に示す。ガムベースを溶融(約85〜約90°O)L、
冷却して78°Cとし、予備加熱(60℃)したシグマ
歯付き標準混合ケトルに入れる。次に乳化剤を添加混合
する。次に、ソルビトールとグリセリンの一部を添加し
、更に3〜6分間混合する。混合ケトルを冷却し、マン
ニトールおよび残りのソルビトールとグリセリンを添加
して混合を継続する。この時点で、フレーバー未添加の
チューインガムの温度は約39〜約50°Cである。フ
レーバー油を添加し、次に本発明のデリバリ−システム
を添加し、ベースに配合して混合を継続する。最後に、
甘味料物質を添加して更に1−10分間混合する。最終
ガム温度は約39〜約50℃である。次にチューインガ
ム組成物をケトルから取出し、ロール処理し、政断し、
成型してチューインガム片とする。
記載の通り、本発明のデリバリ−システムはロゼンジ等
のような種々のハードキャンデイ−に配合してよい。こ
のようなキャンデイ−は、当該分野でよく知られた方法
により調製してよい。即チ、スクロース、フラクトース
、グルコース、ラクトース、ポリデキストロース、マン
ニトール、ソルビトール、マルチトール、コーンシロッ
プ、加水分解澱粉等のような糖類または糖アルコールを
含存するキャンデイ−ベースをオープンケトル中、約2
50〜300’ Fまでの範囲の温度で加熱し、その間
、フレーバーおよび着色料のような添、加物を加える。
同様に、次に本発明の亜鉛化合物デリバリ−システムも
そこに配合してよい。全成分を添加した後に、得られた
キャンデイ−ベースを、キャンデイ−ベース塊の横方向
手動伸展よりなる「プリング(伸ばし)J操作として知
られる方法により処理し、含まれる成分全てを均質に混
合する。「ブリング」終了後、得られた塊を平たく置く
が、まt;は、何らかの平板上に静置して冷却しながら
、個々の小片を調製してよい。当然ながら、上記したハ
ードキャンデイ−製造の一般的記載は単なる例であり、
本発明の1つの実施態様を実行するための1つの最良の
方法を記載するという目的で呈示したものである。
本発明の亜鉛化合物デリバリ−システムはまた、種々の
歯用製剤、例えば、練り歯磨き、口腔洗浄剤、歯磨き等
に配合してよく、以下の例はこのような製品の調製に関
して記載したものである。
歯科用担体と称されることも多い練り歯磨き中の担体に
は、液体と固体が含まれる。一般的に、液体は、水、お
よび、しばしばグリセリン、ソルビトール、プロピレン
グリコールまたはポリエチレングリコール400および
適当なこれらの混合物のような湿潤剤を含有する。水お
よび1つまたは2つの湿潤剤の混合物を使用するのが通
常は有利である。総液体含有量は一般的に担体の約20
〜約90重量%である。練り歯磨きの液体含有量には、
一般的に水約5〜40%が含まれる。好ましい湿潤剤は
グリセリンおよびソルビトールであり、例えば、約10
〜50重量%を使用しておい。
口腔用組成物が練り歯磨きである場合は、歯科用担体は
固体部分としてゲル化剤を含有する。
ゲル化剤には、アルカリ金属カルボキシメチルセルロー
ス、カラジーナン例えばビスカリンおよびl−カラジー
ナン、ゼラチン、澱粉、グルコース、スクロース、ポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、トラガカン
トガムおよびカラヤガムのようなガム類、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキシエチ
ルセルロース、アルギン酸ナトリウム、合成無機複合ケ
イ酸塩粘土およびケイ酸アルミニウムマグネシウムゲル
、ならびにこれらの混合物が包含される。担体の固体部
分またはゲル化剤は、典型的には、約0.25〜約10
重量%の量で存在する。アルカリ金属カルボキシメチル
セルO−スは、リチウム、ナトリウムおよびカリウムの
塩を包含する。カルボキシメチルセルロースナトリウム
が好ましい。
適当ないずれかの実質的に水不溶性の研磨剤を練り歯磨
きの歯科用担体に添加してよい。当該分野では比較的多
くのこのような物質が知られている。代表例は、例えば
、リン酸2カルシウム、リン酸3カルシウム、不溶性メ
タリン酸ナトリウム、シリカ、アルミノ珪酸ナトリウム
(シリカ含有複合アルミナ)、水酸化アルミニウム、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、ベントナイト等、およびこれらの
適当な混合物を包含する。水不溶性リン酸、メタリン酸
ナトリウムおよび/またはリン酸カルシウム、例えばリ
ン酸2カルシウム2水和物を使用するのが好ましい。一
般的に、これらの研磨剤は固体成分の大部分を構成する
。研磨剤含有量は変化してよいが、一般的に、総組酸物
の約75重量%まで、好ましくは約20〜75重量%で
あるものの、より少量の研磨剤を用いることもできる。
適当な、または、許容性のある、何れかの界面活性剤ま
たは洗剤物質を歯科用担体に配合してよい。このような
許容性物質は、界面活性剤の特定の種類に応じて、付加
的な洗浄性、発泡性および抗細菌特性を付与するのに望
ましいものであり、同様に選択される。これらの洗剤は
通常は水溶性有機化合物であり、アニオン系、非イオン
系またはカチオン系の構造であってよい。水溶性非石酸
または合成有機洗剤を使用するのが通常は好ましい。適
当な洗剤は知られたものであり、例えば高級脂肪酸モノ
グリセリロモノスルフェート洗剤の水溶性の塩(例えば
ナトリウムココナツ脂肪酸モノグリセリロモノサルフェ
ート)、高級アルキルサルフェート(例えばラウリル硫
酸ナトリウム)、アルキルアリールスルフェート(例え
ばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、メチルコ
コイルラウレート、l、2−ジヒドロキシプロパンスル
ホ不一トの高級脂肪酸エステル等が包含される。
以下の実施例は本発明の好適な例をさらに説明するもの
であり本発明の有効な範囲を制限するものではない。明
細書を通して全てのパーセントは、特段の記載が無い限
り、最終デリバリ−システムの重量%である。
実施例 1 本実施例では、グルコン酸亜鉛のコア物質を含有するコ
ーティング粒子を調製した。グルコン酸亜鉛は、通常の
方法により粒子形態とし、次に30メツシユのスクリー
ンを通して粉砕した。
次に得られた粒子をVerse Giant流動床コー
ターを用いて、前述したような上部噴霧法により、流動
床コーティング法でコーティングした。即チ、250ブ
ルームのゼラチン56.259を7重量%水溶液として
調製し、これをグルコン酸亜鉛粉砕粉末500gに適用
した。より大きい粒子が形成されるまで工程を継続した
ところ、ゼラチン溶液は得られる成形された粒子へのコ
ーティング能力がより高いことが解った。
実施例 2 上記実施例1と同様の方法で同様の粒状製品を調製した
。今回は、亜鉛化合物は、30メンシユスクリーンで同
様に粉砕した硫酸亜鉛粉末とした。コーティングはやは
り250ブルームのゼラチンとしたが、今回は15%溶
液として形成し、特に、ゼラチン180gを調製し、コ
ア物質1200gに適用した。同様の結果が得られた。
実施例 3 本実施例では、上記実施例2で調製した種類のコア物質
をさらにコーティングして本発明の複数コーティング製
品を形成した。即ち、実施例2に記載した、ゼラチンで
カプセル化された硫酸亜鉛をコア物質とし、これに、9
5重量%水添大豆油および5重量%グリセロールモノス
テアレートの混合物50重量%のコーティングを適用し
た。この場合、上方噴霧法の流動床コーティング法を採
用し、硫酸亜鉛コア600gをコーティング溶液300
9でコーティングした。
実施例 4 この調製では、30メツシユに粉砕された硫酸亜鉛粉末
50%およびマルトデキストリン50%を含有するコア
物質を先ず調製し、その後250プルームのゼラチンの
10%溶液を実施例1に記載した流動床法により適用し
た。即ち、コア物質1000gを溶液中に分散したゼラ
チンloogでコーティングし、実施例1および2で調
製したものと同様の単一コーティング粒子を形成しj二
 。
実施例 5 Jl施例では、複数コーティング粒子を調製するために
、まず、30メツシユに粉砕されたグルコン酸亜鉛粉末
22.3%、マルトデキストリン8.9%および6x−
砂糖58.1%を含有するコア物質を先ず調製した。2
50ブルームのゼラチンl097重量%をこの物質に適
用し第1の黒水性コーティングを伴ったコア物質を形成
した。次にこれを、最初にコーティングしたコーテイン
グ物質の50重量%の量の、水添大豆油95重量%およ
びグリセロールモノステアレート5重量%を含有するコ
ーテイング物質でコーティングした。
即ち、ゼラチンでコーティングされたグルコン酸亜鉛−
マルトデキストリン−砂糖粒子を含有するコア物質60
09を、水添大豆油/グリセロールモノステアレート3
00gに相当スル溶液でコーティングし、最終複数コー
ティング粒子を形成し lこ 。
実施例 6 本実施例では、30メツシユのスクリーンを通して粉砕
したグルコン酸亜鉛35%およびマルトデキストリン6
5%を含有するコア物質を、実施例1に記載した流動床
コーティング法により250ブルームのゼラチン10重
量%でコーティングした。即ち、コア物質10009を
、ゼラチン1009を含有する溶液でコーティングし、
予めコーティングされた亜鉛化合物を形成した。
実施例 7 本実施例では、30メツシユのスクリーンを通して粉砕
した硫酸亜鉛22.7%、マルトデキストリン9.1%
およびフラクトース59.1%を含有する複合亜鉛化合
物コア物質を調製した。次にこの複合粒子を250プル
ームのゼラチン9.1%でコーティングし、最初のコー
ティング粒子を形成した。次にこれらの粒子を水添大豆
油95重量%およびグリセロールモノステアレート5重
量%を含有するコーテイング物質そのもののコーティン
グ粒子50重量%を用いた第2の流動床コーティング法
に付した。即ち、記載したゼラチンコーティング亜鉛化
合物を含有するコア物質600gを水添大豆油/グリセ
ロールモノステアレートa合物300gでコーティング
し、最終2重コーティング粒子を形成した。
実施例 8 本実施例では、ハードキャンデイ−調製のための標準的
方法によりロゼンジを調製した。ロゼンジは各2.29
であり、コーンシロップ、砂糖、水および亜鉛6500
ppmを含有するものとした。
対照試料は、遊離形態のグルコン酸亜鉛を含有させ、本
発明のロゼンジには前記したような2重にカプセル化さ
れたグルコン酸亜鉛を含有させた。次に得られたロゼン
ジをパネルによる盲検に付し、収斂性/乾燥度、粗面度
および苦味を比較した。粗面度は舌表面におけるロゼン
ジの感触の関数として評価し、数値が高いほど、評価し
I;性質が大きく知覚されるものとした。
パネルは各試料を試験し、30秒、1分、2分、3分お
よび4分の間隔で各々評価した。各性質の比較評価結果
は個別に示し、収斂性/乾燥度は第1図、粗面度は第2
図、そして苦味は第3図に示した。
図面から解るとおり、2重のカプセルを有する物質、即
ち、本発明のデリバリ−システムの代表例であるような
物質は、低い水準の粗面度、苦味および乾燥度を示した
。苦味および乾燥度の大きさは供に、亜鉛化合物の望ま
しくない味が放出され感じられる際に増大した。即ち、
本発明のカプセル化製品は優れた味マスキング性を与え
た。
乾燥度は、ある程度は亜鉛化合物の収斂性の関数である
。本発明の亜鉛デリバリ−システムにより達成された進
歩したカプセル化により、本発明のロゼンジが口中で溶
解する際に、乾燥度および苦味が低減され、さらに、進
歩した滑らかさが得られた。
本発明は本発明の精神および本質的な性質を外れること
なく種々の形態や方法で実施してよい。従って本発明の
開示は全ての点において、請求範囲に記載した本発明の
詳細な説明のためのものであり、制限するものではなく
、同等な意味および範囲における変化は全て包含される
ものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデリバリ−システムを含有するロゼン
ジと遊離形態の同様の亜鉛化合物を含有する対照ロゼン
ジの収斂性/乾燥度の比較官能試験の結果を示すグラフ
である。 第2図は第1図で比較したロゼンジの粗面性の比較官能
試験の結果を示すグラフである。 第3図は第1図で比較したロゼンジの苦味の比較官能試
験の結果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記成分: (a)亜鉛の無機塩、亜鉛の有機塩およびこれらの混合
    物よりなる群から選択される亜鉛化合物を含有するコア
    物質; (b)コア物質の約10〜約50重量%の量の、ヒドロ
    コロイド物質を含有する第1の親水性コーティング;お
    よび (c)コア物質および第1の親水性コーティングを組合
    せた重量の約20〜約100重量%の範囲の量で存在す
    る、脂肪、脂肪酸、ワックスおよびこれらの混合物より
    なる群から選択される第2の疎水性コーティング、 を含有する、改良された口中感および高温安定性を有し
    、低減した苦味を与える亜鉛化合物用のデリバリーシス
    テム。 2)亜鉛の無機塩が、臭化亜鉛、塩化亜鉛、ヨウ化亜鉛
    、フッ化亜鉛、硫酸アンモニウム亜鉛、クロム酸亜鉛、
    フルオロ珪酸亜鉛、ニチオン酸亜鉛、硫酸亜鉛、硝酸亜
    鉛、リン酸亜鉛、フルオロジルコニウム酸亜鉛、酸化亜
    鉛およびこれらの混合物よりなる群から選択される請求
    項1記載のデリバリーシステム。 3)亜鉛の有機塩が、クエン酸亜鉛、酢酸亜鉛、グルコ
    ン酸亜鉛、アスパルギン酸亜鉛、アスコルビン酸亜鉛、
    オロチン酸亜鉛、亜鉛二価アミノ酸亜鉛塩、コハク酸亜
    鉛、酒石酸亜鉛、グリセロール燐酸亜鉛、サリチル酸亜
    鉛、ギ酸亜鉛およびこれらの混合物よりなる群から選択
    される請求項1記載のデリバリーシステム。 4)更に賦形剤を含有する請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のデリバリーシステム。 5)賦形剤が、炭化水素物質、多価アルコールおよびこ
    れらの混合物よりなる群から選択される請求項4記載の
    デリバリーシステム。 6)賦形剤が、単糖類、二糖類、多糖類、部分加水分解
    澱粉、コーンシロップ、糖アルコールおよびこれらの混
    合物よりなる群から選択される請求項4記載のデリバリ
    ーシステム。 7)賦形剤がコア物質の約80重量%までの量で存在す
    る請求項4記載のデリバリーシステム。 8)第1のコーティングがヒドロコロイドを含有する請
    求項1記載のデリバリーシステム。 9)ヒドロコロイドがガム、ペクチン、アルギネート、
    粘液、およびこれらの混合物よりなる群から選択される
    請求項8記載のデリバリーシステム。 10)ヒドロコロイドがアラビアゴム、トラガカント、
    カラヤ、ガッティ、寒天、アルギネート、カラジーナン
    、フセラン、サイリウムおよびこれらの混合物よりなる
    群から選択される請求項8記載のデリバリーシステム。 11)ヒドロコロイドは、ポリビニルピロリドン、ゼラ
    チン、デキストラン、キサンタン、カータン、セルロー
    ス、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
    エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
    ドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチル
    セルロース、低メトキシペクチン、プロピレングリコー
    ルアルギネートおよびこれらの混合物よりなる群から選
    択される請求項8記載のデリバリーシステム。 12)第1のコーティングが約10〜約25重量%の量
    で存在する請求項1記載のデリバリーシステム。 13)第2のコーティングが約20〜約50重量%の量
    で存在する請求項1記載のデリバリーシステム。 14)第1のコーティングが25重量%の量で存在し、
    第2のコーティングが50重量%の量で存在する請求項
    1記載のデリバリーシステム。 15)脂肪物質が、水添油または部分水添油よりなる群
    から選択される脂肪酸である請求項1記載のデリバリー
    システム。 16)水添油または部分水添油が、パーム油、パーム核
    油、大豆油、菜種油、米糠油、綿実油、ヒマワリ油、サ
    フラワー油およびこれらの混合物よりなる群から選択さ
    れる請求項15記載のデリバリーシステム。 17)脂肪物質がモノグリセリド、ジグリセリド、トリ
    グリセリド、ポリグリセロールエステル、ソルビトール
    エステルおよびこれらの混合物よりなる群から選択され
    る請求項1記載のデリバリーシステム。 18)ワックス物質が天然ワックス、合成ワックスおよ
    びこれらの混合物よりなる群から選択される請求項1記
    載のデリバリーシステム。 19)ワックス物質が、パラフィンワックス、蜜蝋、カ
    ルナウバワックス、カンデリラワックス、ラノリンワッ
    クス、ピメンタワックス、砂糖黍ワックス、ペトロラタ
    ム、カーボワックス、鯨蝋、米糠ワックス、微結晶ワッ
    クスおよびこれらの混合物よりなる群から選択される請
    求項18記載のデリバリーシステム。 20)チューインガム組成物に配合する請求項1記載の
    デリバリーシステム。 21)菓子組成物に配合する請求項1記載のデリバリー
    システム。 22)薬学的組成物に配合する請求項1記載のデリバリ
    ーシステム。 23)口腔洗浄剤(マウスウォッシュ)に配合する請求
    項1記載のデリバリーシステム。24)練り歯磨きに配
    合する請求項1記載のデリバリーシステム。
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