JPH0346855Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346855Y2 JPH0346855Y2 JP1984102895U JP10289584U JPH0346855Y2 JP H0346855 Y2 JPH0346855 Y2 JP H0346855Y2 JP 1984102895 U JP1984102895 U JP 1984102895U JP 10289584 U JP10289584 U JP 10289584U JP H0346855 Y2 JPH0346855 Y2 JP H0346855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- valve
- end side
- spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 26
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 15
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 239000003905 agrochemical Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は農薬等の噴霧に用いられる携帯用噴
霧器に関する。
霧器に関する。
従来からピストンを往復動させることにより噴
霧液を一定量ずつ噴霧させる噴霧器において、ピ
ストンの往動時および復動時とも噴霧可能として
噴霧能率を高めるようにした噴霧器が知られてい
る(例えば、実願昭50−42891号公報、実開昭51
−123980号公報参照)。
霧液を一定量ずつ噴霧させる噴霧器において、ピ
ストンの往動時および復動時とも噴霧可能として
噴霧能率を高めるようにした噴霧器が知られてい
る(例えば、実願昭50−42891号公報、実開昭51
−123980号公報参照)。
しかしながら、上述した従来の噴霧器において
は、構造が比較的複雑で、部品点数も多く、噴霧
器全体も大きくなる等の不都合があつた。
は、構造が比較的複雑で、部品点数も多く、噴霧
器全体も大きくなる等の不都合があつた。
この考案は上記のような事情を背景になされた
もので、ピストンの往復動時とも確実に噴霧する
ことができ、噴霧能率を高めることができるとと
もに、比較的簡単な構造で、コンパクトに構成す
ることができる噴霧器を提供することにある。
もので、ピストンの往復動時とも確実に噴霧する
ことができ、噴霧能率を高めることができるとと
もに、比較的簡単な構造で、コンパクトに構成す
ることができる噴霧器を提供することにある。
この考案は上記のような目的を達成するため
に、シリンダに沿つてバイパス管を配置するとと
もに、その各前後両端部を連絡管でそれぞれ接続
して連通させ、前記バイパス管の最前端部に噴霧
液を噴射するノズルを設け、前記シリンダの内部
にはピストンを往復動可能に嵌挿するとともに、
このピストン中にその往動時に閉じ復動時に開く
弁部を設け、前記シリンダの前端側に噴霧容器内
の噴霧液を吸引する吸入弁を設けるとともに、前
端側の連絡管内にはシリンダ内の噴霧液をバイパ
ス管内の前端側へ送り込む逆止弁を設け、ピスト
ンの往動時および復動時とも噴霧可能としたもの
である。
に、シリンダに沿つてバイパス管を配置するとと
もに、その各前後両端部を連絡管でそれぞれ接続
して連通させ、前記バイパス管の最前端部に噴霧
液を噴射するノズルを設け、前記シリンダの内部
にはピストンを往復動可能に嵌挿するとともに、
このピストン中にその往動時に閉じ復動時に開く
弁部を設け、前記シリンダの前端側に噴霧容器内
の噴霧液を吸引する吸入弁を設けるとともに、前
端側の連絡管内にはシリンダ内の噴霧液をバイパ
ス管内の前端側へ送り込む逆止弁を設け、ピスト
ンの往動時および復動時とも噴霧可能としたもの
である。
以下、図面を参照して、この考案の一実施例を
説明する。
説明する。
図中1はシリンダであり、このシリンダ1の内
部にはピストン2が嵌挿されている。このピスト
ン2はシリンダ1内を往復動するものであり、シ
ヤフト3の先端部に取り付けられているととも
に、ピストン2の内部には弁部4が設けられてい
る。
部にはピストン2が嵌挿されている。このピスト
ン2はシリンダ1内を往復動するものであり、シ
ヤフト3の先端部に取り付けられているととも
に、ピストン2の内部には弁部4が設けられてい
る。
即ち、弁部4はピストン2中に形成されてシリ
ンダ1の前端側(図中左側)と後端側(図中右
側)とに連通する弁孔4a内に弁球4bを配置し
てなるものであり、ピストン2の引き出される往
動時に弁球4bが弁孔4aを塞ぎ、ピストン2の
押し込まれる復動時に弁球4bが弁孔4aを開く
ようになつている。なお、シリンダ1の後端部に
は噴霧液が後方から漏れないようにシール金具5
が取り付けられている。また、シヤフト3はその
後端部がシリンダ1内を通つてシール金具5から
外部へ突出しており、この突出した後端部に柄3
aが取り付けられている。
ンダ1の前端側(図中左側)と後端側(図中右
側)とに連通する弁孔4a内に弁球4bを配置し
てなるものであり、ピストン2の引き出される往
動時に弁球4bが弁孔4aを塞ぎ、ピストン2の
押し込まれる復動時に弁球4bが弁孔4aを開く
ようになつている。なお、シリンダ1の後端部に
は噴霧液が後方から漏れないようにシール金具5
が取り付けられている。また、シヤフト3はその
後端部がシリンダ1内を通つてシール金具5から
外部へ突出しており、この突出した後端部に柄3
aが取り付けられている。
また、前記シリンダ1の前端側下部には吸入弁
6が設けられている。この吸入弁6はピストン2
の往動時に開き、その下端に接続された吸引管7
を介して噴霧容器8内の噴霧液をシリンダ1内へ
前端側より吸入するようになつている。
6が設けられている。この吸入弁6はピストン2
の往動時に開き、その下端に接続された吸引管7
を介して噴霧容器8内の噴霧液をシリンダ1内へ
前端側より吸入するようになつている。
さらに、シリンダ1の外部にはバイパス管9が
平行に配置されている。このバイパス管9はその
前後両端がそれぞれ連絡管10,11によりシリ
ンダ1に接続されて連通しており、バイパス管9
の最前端部にはノズル12が取り付けられてい
る。
平行に配置されている。このバイパス管9はその
前後両端がそれぞれ連絡管10,11によりシリ
ンダ1に接続されて連通しており、バイパス管9
の最前端部にはノズル12が取り付けられてい
る。
この場合、前端側の連結管10内には逆止弁1
3が設けられている。逆止弁13はピストン2の
押し込まれる復動時に開き、シリンダ1内の噴霧
液を前端側よりりバイパス管9の前端側へ送り込
むものである。
3が設けられている。逆止弁13はピストン2の
押し込まれる復動時に開き、シリンダ1内の噴霧
液を前端側よりりバイパス管9の前端側へ送り込
むものである。
次に、上記のように構成された噴霧器の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
一方の手でシリンダ1あるいはバイパス管9を
握り、他方の手でシヤフト3の柄3aを引くと、
シヤフト3の先端に取り付けられたピストン2は
シリンダ1内を前端側から後端側へ移動(往動)
する。このとき、ピストン2中に設けられた弁部
4は弁球4bにより弁孔4aが塞がれて閉じるの
で、ピストン2の移動によりシリンダ1内の先端
側が負圧となる。このため、吸入弁6が開き、噴
霧容器8内の噴霧液がが吸引管7を通してシリン
ダ1内へ前端側より送り込まれ、シリンダ1内に
充満する。
握り、他方の手でシヤフト3の柄3aを引くと、
シヤフト3の先端に取り付けられたピストン2は
シリンダ1内を前端側から後端側へ移動(往動)
する。このとき、ピストン2中に設けられた弁部
4は弁球4bにより弁孔4aが塞がれて閉じるの
で、ピストン2の移動によりシリンダ1内の先端
側が負圧となる。このため、吸入弁6が開き、噴
霧容器8内の噴霧液がが吸引管7を通してシリン
ダ1内へ前端側より送り込まれ、シリンダ1内に
充満する。
そして、シヤフト3を引ききつたのち、押し戻
すと、ピストン2が後端側より前端側へ移動し、
シリンダ1内の前端側が正圧となるので、吸入弁
6が閉じるとともに、前端側の連絡管10内に設
けられた逆止弁13が開く。すると、シリンダ1
内の噴霧液は前端側から連絡管10および逆止弁
13を通してバイパス管9の前端側へ送り込ま
れ、前前端部のノズル12から噴霧される。この
場合には、ピストン2内の弁部4がシヤフト3の
押し込み操作と同時に開くので、シリンダ1内の
噴霧液の一部はピストン2の弁孔4aを通してシ
リンダ1内の後端側へ流入する。
すと、ピストン2が後端側より前端側へ移動し、
シリンダ1内の前端側が正圧となるので、吸入弁
6が閉じるとともに、前端側の連絡管10内に設
けられた逆止弁13が開く。すると、シリンダ1
内の噴霧液は前端側から連絡管10および逆止弁
13を通してバイパス管9の前端側へ送り込ま
れ、前前端部のノズル12から噴霧される。この
場合には、ピストン2内の弁部4がシヤフト3の
押し込み操作と同時に開くので、シリンダ1内の
噴霧液の一部はピストン2の弁孔4aを通してシ
リンダ1内の後端側へ流入する。
この後、再びシヤフト3を引くと、上述したよ
うに噴霧容器8内の噴霧液はシリンダ1内に前端
側より導入されるとともに、シヤフト3の押し込
む時にシリンダ1内の後端側に流入した噴霧液は
ピストン2により加圧され、シリンダ1の後端側
から連絡管11を通してバイパス管9の後端側へ
送り込まれ、バイパス管9の最前端部のノズル1
2から噴霧される。
うに噴霧容器8内の噴霧液はシリンダ1内に前端
側より導入されるとともに、シヤフト3の押し込
む時にシリンダ1内の後端側に流入した噴霧液は
ピストン2により加圧され、シリンダ1の後端側
から連絡管11を通してバイパス管9の後端側へ
送り込まれ、バイパス管9の最前端部のノズル1
2から噴霧される。
しかるに、上記のような作用を繰り返えすこと
によりシヤフト3の引き出し時および押し込み時
とも、噴霧液を噴霧することができる。
によりシヤフト3の引き出し時および押し込み時
とも、噴霧液を噴霧することができる。
以上説明したように、この考案の噴霧器によれ
ば、ピストンの往復動時とも確実に噴霧液を噴霧
することができ、噴霧能率を高めることができる
とともに、比較的簡単な構造で、コンパクトに構
成することができる等の利点がある。
ば、ピストンの往復動時とも確実に噴霧液を噴霧
することができ、噴霧能率を高めることができる
とともに、比較的簡単な構造で、コンパクトに構
成することができる等の利点がある。
図はこの考案に係る噴霧器の概略構成図であ
る。 1…シリンダ、2…ピストン、4…弁部、6…
吸入弁、8…噴霧容器、9…バイパス管、10,
11…連絡管、12…ノズル、13…逆止弁。
る。 1…シリンダ、2…ピストン、4…弁部、6…
吸入弁、8…噴霧容器、9…バイパス管、10,
11…連絡管、12…ノズル、13…逆止弁。
Claims (1)
- シリンダ1と、このシリンダ1に沿つて配置さ
れ、その前後端部を連結管10,11によりシリ
ンダ1に連結されたバイパス管9と、前記シリン
ダ1中に摺動自在に嵌合されたシヤフト3の先端
に固定されたピストン2と、このピストン2内に
設けられ、ピストン2の往動時に閉じ復動時に開
く弁部4と、前記シリンダ1の前端側に設けられ
噴霧容器5内の噴霧液を吸引する吸入弁6と、前
記連結管10の途中に設けられた逆止弁13とか
ら構成されていることを特徴とする噴霧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10289584U JPS6119461U (ja) | 1984-07-07 | 1984-07-07 | 噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10289584U JPS6119461U (ja) | 1984-07-07 | 1984-07-07 | 噴霧器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119461U JPS6119461U (ja) | 1986-02-04 |
JPH0346855Y2 true JPH0346855Y2 (ja) | 1991-10-03 |
Family
ID=30662289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10289584U Granted JPS6119461U (ja) | 1984-07-07 | 1984-07-07 | 噴霧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119461U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356521U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919934U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-20 | ||
JPS4919935U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-20 |
-
1984
- 1984-07-07 JP JP10289584U patent/JPS6119461U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919934U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-20 | ||
JPS4919935U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6119461U (ja) | 1986-02-04 |
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