JPH0346668B2 - - Google Patents

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JPH0346668B2
JPH0346668B2 JP59149525A JP14952584A JPH0346668B2 JP H0346668 B2 JPH0346668 B2 JP H0346668B2 JP 59149525 A JP59149525 A JP 59149525A JP 14952584 A JP14952584 A JP 14952584A JP H0346668 B2 JPH0346668 B2 JP H0346668B2
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JP
Japan
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rotor electrode
sintered body
oxide
internal combustion
combustion engine
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JP59149525A
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JPS6128759A (ja
Inventor
Ken Takahashi
Ryutaro Jinbo
Yasuo Matsushita
Seiichi Yamada
Hiromitsu Nagae
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/02Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
    • F02P7/021Mechanical distributors
    • F02P7/025Mechanical distributors with noise suppression means specially adapted for the distributor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕 本発明は内燃機関用の配電器に係り、特に発生
雑音電波を低減した内燃機関用配電器に関する。 〔発明の背景〕 一般に電気的点火系統を有する内燃機関は周波
数帯域の広い雑音電波を発生し、これがテレビジ
ヨン放送、ラジオ放送、各種無線通信等に障害を
与えることが問題となる。また特に自動車に装備
された内燃機関からの雑音電波は、現在多用され
るに至つている自身搭載の電子装置に障害を与
え、自動車の走行に悪影響を及ぼす。このような
雑音発生源のひとつに、内燃機関の配電器におけ
る放電がある。 従来より配電器からの発生雑音を抑止するいく
つかの方法が考えられてきた。そのひとつとし
て、配電器のロータ電極の中間に数KΩの抵抗体
を入れて高周波成分の雑音電波を抑制する方法が
あるが、この方法ではロータ電極と固定電極間の
放電電圧が高く、放電時の消費エネルギーが大き
いため雑音電波防止効果が小さいという欠点があ
つた。また他の方法として、金属性ロータ電極の
先端に突出する形に抵抗体または誘電体を設ける
方法がある。この方法では抵抗体または誘電体と
固定電極との間に前駆放電が起こり次いで主放電
が起きるため放電エネルギーが小さくなるが、主
放電電流の振動抑制効果はないため、電波雑音低
減効果が発揮されない欠点があつた。これらの従
来技術は、特開昭53−21336号、同昭53−54630
号、同昭53−90534号、同昭56−75969号及び同昭
57−140563号、同昭55−91768号及び同昭57−
113967号公報などに記載されている。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、放電エネルギーが小さく、発
生する雑音電波を低減した内燃機関用の配電器を
提供するにある。 〔発明の概要〕 本発明の内燃機関用配電器は、ロータ電極材と
して、配化亜鉛(ZnO)、酸化コバルト(CoO)
及び酸化ニツケル(NiO)のうち少なくとも1種
を40ないし95体積パーセントと、酸化ジルコニウ
ム(ZrO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化ケ
イ素(SiO2)、酸化マグネシウム(MgO)、アル
ミン酸亜鉛(ZnAl2O4)、アルミン酸コバルト
(CoAl2O4)、アルミン酸ニツケル(NiAl2O4)ケ
イ酸亜鉛(Zn2SiO4)、ケイ酸コバルト
(Co2SiO4)及びケイ酸ニツケル(Ni2SiO4)のう
ち少なくとも1種を5ないし60体積パーセントと
を主成分とする焼結体(但し、酸化亜鉛(ZnO)
粉末を45〜80モル%、フエライト粉末を55〜20モ
ル%混合した焼結体を除く)を用いたものであ
る。また特に、ロータ電極としてZnO,CoOまた
はNiOとZrO2を主体とした混合焼結体を用いた
ことを特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下図面によつて本発明の一例を説明する。 第1図は本発明の一例による内燃機関用配電器
を示す縦断面図である。 円筒状のハウジング12のキヤツプ14の内部
に、同一円周上に配列された複数個の固定電極1
6が埋め込まれ、この固定電極16と内燃機関の
複数のシリンダに付設されている点火プラグとが
接続されている。またキヤツプ14の内面中心
に、中央端子18とこれに導電性スプリング20
を介して摺動可能な炭素棒接触子22が設けられ
ている。 この接触子22がスプリング20により押圧接
触されている平板状ロータ電極24は、絶縁基体
26表面に固着され、ロータ電極24の端部は固
定電極16の先端側面と微小間隙を介して対向し
ている。絶縁基体26及びロータ電極24がカム
軸28とともに回転し、固定電極16とロータ電
極24が対向する位置に達すると、中央端子18
により高電圧が印加されているロータ電極24と
固定電極16との間に放電が起きて通電状態とな
り、この瞬間、固定電極16に接続された点火プ
ラグに高電圧が印加される。 従来問題となつたのは、固定電極16とロータ
電極24の間隙に生ずる放電によつて高周波成分
の雑音電波が発生することである。 本発明の配電器においては、ロータ電極として
ZnO,CoO及びNiOの少なくともいずれかと、特
許請求の範囲記載の他の酸化物との混合焼結体を
用いている。 このような混合焼結体をロータ電極に用いる利
点は、次のように説明される。即ちロータ電極を
構成する成分のうちZnO,CoOまたはNiOは半導
体であり、これと混合させた他の酸化物はこれら
に比べて高抵抗であるため、ロータ電極を流れる
電流は、主にZnO,CoOまたはNiOの部分を流れ
る。しかし放電の際には表面の高抵抗酸化物部分
における蓄積電荷が局部電界を高め、放電電圧を
低下させて放電エネルギーを小さくする。さらに
電流が流れる部分が半導体で金属に比べて抵抗が
高いため、ロータ電極として抵抗効果により、高
周波電流成分を抑制して、雑音電波の発生を抑制
する。 ZnO,CoO及びNiOを用いる利点は、原料粉を
混合,成形した後、常圧焼結により緻密な焼結体
が得られる点、また大気中焼成で容易にロータ電
極として必要な10〜106Ωcm程度の抵抗率とする
ことができる点にある。またこれらと混合させる
高抵抗酸化物として、ZrO2,Al2O3,SiO2
MgO,ZnAl2O4,CoAl2O4,NiAl2O4
Zn2SiO4,Co2SiO4,Ni2SiO4を用いると、ZnO,
CoO及びNiOと共に容易に焼結することができ、
混合焼結体の強度を高くすることができるという
利点がある。これらで作られた混合焼結体は化学
的に安定で、耐久性も優れている。ZnAl2O4
CoAl2O4,NiAl2O4,Zn2SiO4,Co2SiO4または
Ni2SiO4を用いる場合、ZnO,CoOまたはNiOと
Al2O3またはSiO2を混合して焼成し、焼結過程で
これらを合成することもできる。特にZrO2を用
いる場合は、焼結過程で反応が起きにくいため、
焼結体の組成の制御が容易である。 ZnO,CoO及びNiOの体積は40ないし95体積パ
ーセントとし、混合させる他の酸化物は5ないし
60体積パーセントとするのが良い。高抵抗の酸化
物が5体積パーセント未満では、前述した蓄積電
荷が放電電圧を下げる効果が現われない。また60
体積パーセントを越えると、ZnO,CoO及びNiO
との単純混合では混合焼結体の抵抗率が高くなつ
てしまい、ロータ電極の作製が困難になる。 以下、本発明を実施例により説明する。 実施例 1 酸化亜鉛(ZnO)粉末65体積%、酸化ジルコニ
ウム(ZrO2)粉末30体積%、酸化マグネシウム
(MgO)粉末5体積%を混合し、混合粉に成形バ
インダ(3%PVA溶液)を10重量部加えてライ
カイ機で20分間混合した後、16メツシユのフルイ
に通してロータ電極組成物Aを調整した。 また、ZnO粉末60体積%、ZrO230体積%、
MgO粉末体積%、TiO27体積%を混合し、同様
にしてロータ電極組成物Bを、ZnO粉末48体積
%、ZrO2粉末50体積%、Al2O3粉末2体積%を混
合し、同様にしてロータ電極組成物Cを調整し
た。 これらの組成物を1000Kg/cm2の圧力で成形した
後、温度1300℃、時間3hの条件で大気中で焼成
した。 得られた焼結体を所定形状に切断してロータ電
極を作製し、第1図に示したように報絶基体上に
樹脂により固定した。 このようにして作製した配電器の発生する雑音
電流を、第2図に示す測定回路を用いて測定し
た。 バツテリ30が誘導コイル32の1次側に接続
され、誘導コイル32の他端子はコンデンサ34
を介してアースされている。このコンデンサ34
は並列に1次接点36が接続される。誘導コイル
32の2次側は、中央端子18に接続されてい
る。この中央端子18は接触子を介してロータ電
極24に接続されている。ロータ電極24の周囲
には、固定電極16が配置され、この固定電極1
6の各端子は抵抗38を介してアースされてい
る。この抵抗38の両端が、雑音測定器40の入
力側に接続されている。 1次接点36がオンオフされると誘導コイル3
2の2次側に高電圧が発生し、ロータ電極24に
高電圧が印加される。ロータ電極24が回転し、
各固定電極との間隙で放電が生じる。この放電電
流は抵抗38を通してアースへ流れる。この時、
雑音測定器40に放電で発生した雑音成分が入力
される。固定電極16として、アルミ製のものを
用いた。 各組成物で作製したロータ電極を用いた時の雑
音電流は、黄銅ロータ電極を用いた時の雑音電流
を0とすると、組成物Aが−22dB、組成物Bが
−23dB、組成物Cが−17dBであり、いずれも大
きな雑音低減効果を示した。 実施例 2 酸化亜鉛(ZnO)粉末に4体積%の割合で酸化
アンチモン(Sb2O3)を加え、さらに酸化ジルコ
ニウム(ZrO2)を混合割合を変えて混合した。
混合粉末を1000Kg/cm2の圧力で成形した後、温度
1300℃、時間3hの条件で大気中で焼成した。得
られた焼結体を用いてロータ電極を作製し、第1
図に示したような内燃機関用配電器を組立てた。 得られた配電器の発生する雑音電流を、実施例
1と同様の方法で測定した。 第1表に作製した焼結体の組成と抵抗率、およ
び従来の黄銅ロータ電極を基準とした場合の雑音
電流の測定結果を示す。第1表でZnOが40体積%
に満たない場合は抵抗が高すぎ、電極として使え
なかつた。
【表】 この結果から明らかなように、ZnOが40ないし
95体積%の場合に、10dB以上の大きな雑音低減
効果が得られる。 また固定電極として銅、ステンレスを用いた場
合も、同様に雑音低減効果が得られた。 実施例 3 酸化コバルト(CoO)粉末に0.1モル%の割合
で炭酸リチウム(Li2CO3)を加えた組成物Dと、
酸化ニツケル(NiO)粉末に7モル%の割合で炭
酸リチウム(Li2CO3)を加えた組成物Eを調整
した。これらとZrO2とを混合割合を変えて混合
し、成形した後、温度1350℃、時間3hの条件で
焼成した。得られた焼結体を用いてロータ電極を
作製し、実施例1と同様にして雑音電流を測定し
た。 第2表に、焼結体の組成と抵抗率、雑音電流の
測定結果を示す。組成物DまたはEが40体積%に
満たない場合は抵抗が高すぎ、ロータ電極として
使えなかつた。なおX線解析で確かめたところに
よると、焼成後は炭酸リチウムは分解して酸化コ
バルトまたは酸化ニツケル中に拡散しており、組
成物D,EはそれぞれほとんどがCoOまたはNiO
になつている。結果から明らかなように、組成物
DまたはEが40ないし95体積%のときに、10dB
以上の大きな雑音低減効果が得られる。 固定電極として銅、ステンレスを用いた場合も
同様の結果であつた。
【表】 実施例 4 酸化亜鉛(ZnO)、酸化コバルト(CoO)、酸化
ニツケル(NiO)と各種高抵抗酸化物との混合焼
結体を作製し、これらの焼結体をロータ電極とし
て用いた内燃機関用配電器を組立てた。次いで実
施例1と同様にして雑音電流を測定した。 第3表に用いた焼結体の組成と雑音電流測定結
果を示す。 この結果から明らかなように、ZnO,CoOまた
はNiOが40ないし95体積%、他の酸化物が5ない
し60体積%のときに、10dB以上の大きな雑音低
減効果が得られる。
【表】
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば発生する
雑音電流を大幅に低減した内燃機関用配電器を作
製することができる。またこの効果は、実施例に
限らず組成をいろいろ変えて混合焼結した焼結体
をロータ電極に使用した場合にも同様に得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内燃機関の配電器の一例
を示す縦断面図、第2図は雑音電流の測定方法を
示す構成図である。 12…ハウジング、14…キヤツプ、16…固
定電極、18…中央端子、20…導電性スプリン
グ、22…接触子、24…ロータ電極、26…絶
縁基体、28…カム軸、30…バツテリ、32…
誘導コイル、34…コンデンサ、36…1次接
点、38…抵抗、40…雑音測定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転運動をするロータ電極と、該ロータ電極
    に放電ギヤツプを介して配列された複数個の固定
    電極を有する内燃機関用配電器において、前記ロ
    ータ電極材が酸化亜鉛、酸化コバルト及び酸化ニ
    ツケルのうち少なくとも1種を40ないし95体積パ
    ーセントと、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウ
    ム、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、アルミン酸
    亜鉛、アルミン酸コバルト、アルミン酸ニツケ
    ル、ケイ酸亜鉛、ケイ酸コバルト及びケイ酸ニツ
    ケルのうち少なくとも1種を5ないし60体積パー
    セントとを主成分として含有する焼結体(但し、
    酸化亜鉛(ZnO)粉末を45〜80モル%、フエライ
    ト粉末を55〜20モル%混合した焼結体を除く)で
    あることを特徴とする内燃機関用配電器。 2 特許請求の範囲第1項において、前記ロータ
    電極材が酸化亜鉛と酸化ジルコニウムを主成分と
    する焼結体からなることを特徴とする内燃機関用
    配電器。 3 特許請求の範囲第1項において、前記ロータ
    電極材が酸化コバルトと酸化ジルコニウムを主成
    分とする焼結体からなることを特徴とする内燃機
    関用配電器。 4 特許請求の範囲第1項において、前記ロータ
    電極材が酸化ニツケルと酸化ジルコニウムを主成
    分とする焼結体からなることを特徴とする内燃機
    関用配電器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2590470B2 (ja) * 1987-03-24 1997-03-12 日本電装株式会社 内燃機関の点火配電器
JPS63170574U (ja) * 1987-04-28 1988-11-07

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JPS5823278A (ja) * 1981-08-03 1983-02-10 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関用配電器
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