JPH0346635Y2 - - Google Patents

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JPH0346635Y2
JPH0346635Y2 JP17609884U JP17609884U JPH0346635Y2 JP H0346635 Y2 JPH0346635 Y2 JP H0346635Y2 JP 17609884 U JP17609884 U JP 17609884U JP 17609884 U JP17609884 U JP 17609884U JP H0346635 Y2 JPH0346635 Y2 JP H0346635Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はライン識別信号検出回路に関し、特
に、SECAMテレビジヨン方式の映像信号を記録
再生するビデオテープレコーダ(VTR)に適用
して好適なものである。
〔従来の技術〕
SECAMテレビジヨン方式の場合、輝度信号は
常時伝送されるのに対して、色信号は色差信号R
−Y、B−Yが水平走査期間(H)ごとに順次切
換えられて線順次方式で伝送される。その際、色
差信号R−Y、B−Yはそれぞれ異なつた中心周
波数OR(=4.40625〔MHz〕)、OB(=4.25〔MHz
〕)
をもつ色副搬送波をFM変調して伝送される。
従つて、SECAMテレビジヨン方式の再生映像
信号から色信号を復調する色信号復調回路におい
ては、搬送色信号における線順次のR−Y成分及
びB−Y成分を分離して対応する復調回路に与え
る必要がある。
かかるライン識別信号検出回路として従来周波
数弁別素子としてのQの大きなセラミツクフイル
タを用いたものがある(特願昭57−14267号)。
この回路は色差成分により色副搬送波の中心周
波数OROBが異なることを利用して色副搬送波
の周波数をライン識別信号として用い、先ず再生
信号中の水平ブランキング期間に含まれる無変調
の色副搬送波を抽出して連続信号に変換する。こ
の連続信号を第4図に示すように通過帯域の中心
周波数CENが例えば4.55〔MHz〕のQの大きなセラ
ミツクフイルタを通過させて電圧信号LR,LB
変換し、これを所定の閾値LSHでコンパレータ
にかけることによつてライン識別信号を判別して
いた。
なお実際上、再生中の水平走査期間における色
差成分がR−Y成分又はB−Y成分かを表わすラ
イン判別信号LDを得て、このライン識別信号LD
に基づき線順次から同時信号への変換、復調回路
への供給を制御している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、可変速再生モードによる再生信
号はノーマル再生モードによる再生信号に比べて
中心周波数が大幅に変動する。特に、再生速度が
例えば3倍速〜8倍速、−1倍速〜−8倍速のよ
うに高速の場合には、ノーマル再生モードの再生
信号に比べて大きく周波数が変動し(例えば、±
8%程度)、従つてVTRの各回路において、この
程度の周波数変動を許容できるように構成する必
要がある。しかし従来の回路によると、かかる周
波数の変動が生ずると、R−Y成分の再生色副搬
送波の中心周波数の変動範囲(4.05〔MHz〕〜
4.76〔MHz〕)に対してB−Y成分の再生色副搬送
波の中心周波数の変動範囲(3.91〔MHz〕〜4.59
〔MHz〕)が一部オーバーラツプする。
従つて、固定の閾値LSHにより判別しようと
した場合、判別を誤るおそれがある。また、たと
え再生モード時のテープ走行速度に応じて閾値
LSHを変化させるようにしても、周波数変動が
高周波側にずれた場合にはセラミツクフイルタの
中心周波数CENの近傍に2つの再生色副搬送波の
中心周波数OBORが位置するので、閾値LSHを
調整してもライン識別信号の判別を誤るおそれが
あり、また、低周波側にずれた場合にはR−Y成
分の出力レベルLR(第4図)とB−Y成分の出力
レベルLB(第4図)とのレブル差が小さくなり閾
値LSHを調整してもジツタ成分の影響によりラ
イン判別を誤るおそれがある。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
可変速再生モードにおいて再生信号に周波数変動
が生じた場合にも、高精度にライン識別信号を判
別できるライン識別信号検出回路を提供しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため本考案においては、
磁気テープから再生された再生信号より無変調の
色副搬送波を抽出して位相ロツクした再生色副搬
送波信号PBSC及び所定周波数SCRの基準信号
REFを入力し、再生色副搬送波信号PBSCの周波
C及び基準信号REFの周波数SCRの和の周波数
CSCRを有する和信号S3を出力する第1の周波
数変換回路1と、基準信号REFの所定周波数SCR
を中心周波数とすると共に再生信号に基づき形成
された再生連続信号S7及び和信号S3とを入力し、
この和信号S3の周波数CSCR及び再生連続信号
S7の周波数SCWの差の周波数CSCRSCWを有す
る差信号S6を出力する第2の周波数変換回路4
と、この差信号S6を入力し周波数に応じた電圧信
号に変換するセラミツクフイルタ9と、この変換
電圧信号S9のレベルを所定レベルの閾値信号
LSHと比較してラインに記録されている色差成
分を表わすライン判別信号LDを出力するコンパ
レータ回路10とを設けた。
〔作用〕
第1の周波数変換回路1は、再生色副搬送波信
号PBSCと基準信号REFとに基づいてその和の周
波数CSCRを有する和信号S3を得てこの和信号
S3を第2の周波数変換回路4に与える。この第2
の周波数変換回路4は再生連続信号S7と和信号S3
に基づいて差の周波数CSCRSCWを有する差
信号S6を得てセラミツクフイルタ9に与える。
ここで、再生色副搬送波信号PBSCは再生され
た無変調色副搬送波を連続波にした信号であるの
で、その周波数Cは色副搬送波の周波数にほぼ等
しい中心周波数Cと周波数変動分ΔCとの和で表
わすことができる。また、再生連続信号S7は再生
信号により形成されるので上述の周波数変動分
ΔCとほぼ等しい周波数変動分ΔSCWを有し、そ
の中心周波数SCWは基準信号REFの周波数SCR
等しく選定される。
その結果、差信号S6の周波数はほぼCとなり、
再生ラインの無変調色副搬送波の周波数とほぼ等
しくなる。この色副搬送波の周波数は色差成分ご
とに定まりラインごとに異なるので、差信号S6
周波数Cをセラミツクフイルタ9で電圧信号S9
変換したのち閾値信号LSHとコンパレータ回路
10で比較することによりライン判別信号LDを
形成することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面について詳述す
る。第1図において、第1の周波数変換回路1は
平衡変調器構成の掛算回路2及びバンドパスフイ
ルタ3でなり、2つの入力信号PBSC及びREFを
入力して掛算回路2で掛算し、入力信号PBSC及
びREFの和成分及び差成分を含む掛算出力信号
S2の周波数成分から和成分をバンドパスフイルタ
3で抽出して和信号S3を第2の周波数変換回路4
に与える。
第2の周波数変換回路4は平衡変調器構成の掛
算回路5及びバンドパスフイルタ6でなる。第2
の周波数変換回路4は連続信号SCKを分周回路
7が1/4分周した連続信号S7及び上述の和信号S3
を入力する。掛算回路5はこれら信号S7及びS3
掛算してバンドパスフイルタ6に与え、バンドパ
スフイルタ6は掛算出力信号S5の周波数成分から
入力信号S3及びS7の差成分を抽出して差信号S6
バツフア回路8を介してセラミツクフイルタ9に
与える。
セラミツクフイルタ9は差信号S6の周波数に応
じて第4図に示す特性に従い電圧信号S9に変換し
てコンパレータ回路10に与える。
コンパレータ回路10はまたレベル設定器11
から閾値信号LSHを入力しており、電圧信号S9
と閾値信号LSHとを比較してその比較結果に応
じてライン判別信号LDを出力する。
ここで、第1の周波数変換回路1に与えられる
入力信号PBSCは再生信号の水平ブランキング期
間に挿入されている無変調の色副搬送波が抽出さ
れて連続波にされた再生色副搬送波信号である。
再生色副搬送波信号PBSCの周波数Cは(1)式及び
第2図に示すように周波数変動を受けないときの
中心周波数Cと、可変速再生時のジツタによる周
波数変動成分Δとの和として表わすことにする。
CC±ΔC ……(1) 以下では、周波数変動が高周波側に表われた場
合、すなわち、再生色副搬送波信号PBSCの周波
Cが、 CC+ΔC ……(1a) で表わされる場合について第1図の回路の動作を
説明する。
第1の周波数変換回路1に与えられる他の入力
信号REFは例えば時間軸補正装置におけるメモ
リへの続出クロツク信号の発生に用いられる基準
信号である。この基準信号REFはVTR内部で形
成されるためその周波数SCRは周波数変動分を持
たず、例えば4.43〔MHz〕に選定されている。
従つて、掛算回路2の掛算出力信号S2の周波数
成分2は(2)式及び第3図に示すように 2SCR±C ……(2) の成分が含まれ、バンドパスフイルタ3からは 3SCRC ……(2a) で表わされる周波数3をもつ和信号S3が掛算回路
5に与えられる。
分周回路7に与えられる入力信号SCKは、再
生信号の時間軸変動に正確に追従している周期
1Hの再生水平同期信号の周波数を1135逓倍した
信号であつて、例えば時間軸補正装置のメモリへ
の書込クロツク信号を形成するのに用いる信号で
ある。この信号SCKは時間軸変動を受けてない
場合には周波数SCK(=4SCW)は17.73〔MHz〕であ
るが、実際上信号SCKの周波数はテープ走行速
度の変動に応じて17.73〔MHz〕を中心にして変動
する。
従つて、分周回路7からの出力連続信号S7は周
波数変動を受けていない場合にはその周波数SCW
が4.43〔MHz〕となる。すなわち、上述の基準信
号REFの周波数SCRと同一になるように選定して
いる。出力連続信号S7の中心周波数をSCWで表わ
し、周波数変動分をΔSCWとすると、周波数SCW
SCWSCWSCW ……(3) で表わすことができる。
第2の周波数変換回路4からは、和信号S3と出
力連続信号S7の差の周波数成分をもつ差信号S6
送出される。従つて、差信号S6の周波数6
(2a)、(3)式より、 63SCWSCRC−(SCW+ΔSCW) ……(4) となり、このCに(1a)式を代入することで 6SCRC+ΔCSCW−ΔSCW ……(5) と表わすことができる。
この(5)式において、基準信号REFの周波数SCR
と出力連続信号S7の中心周波数SCWはほぼ等し
い。また、ΔCは4.406〔MHz〕又は4.25〔MHz〕を
もつ色副搬送波に対する周波数変動分であり、
ΔSCWは4.43〔MHz〕を中心周波数とする出力連続
信号S7に対する周波数変動分であるのでほぼ等し
いと考えられる。従つて、(5)式から差信号S6の周
波数66C ……(6) と表わすことができる。
このようにして、第2の周波数変換回路4から
は可変速再生時のジツタによる大きな周波数変動
分がキヤンセルされてほぼ色副搬送波の周波数に
等しい周波数をもつ差信号S6がバツフア8を介し
てセラミツクフイルタ9に与えられる。
差信号S6はセラミツクフイルタ9で第4図の特
性に従い周波数6に応じて電圧信号に変換され
る。ここで、周波数6は色副搬送波の周波数OR
又はOBにほぼ等しいので、セラミツクフイルタ
9からは再生ラインがR−Y成分のラインのとき
には大きな値LRをとり、再生ラインがB−Y成
分のラインのときには小さな値LBをとる電圧信
号S9に変換されてコンパレータ回路10に与えら
れる。
この電圧信号S9はレベル設定器11から与えら
れる閾値LSHとコンパレータ回路10において
比較される。閾値LSHは第4図に示すように値
LRとLBのほぼ中間値に選定されている。電圧信
号S9の値が閾値LSHより大きいとき、すなわち
再生ラインがR−Y成分のラインのときにはコン
パレータ回路10からは高い信号レベルのライン
判別信号LDが出力される。これに対して、電圧
信号S9の値が閾値LSHより小さいとき、すなわ
ち再生ラインがB−Y成分のラインのときにはコ
ンパレータ回路10からは低い信号レベルのライ
ン判別信号LDが出力される。
このように、第1図の回路によれば、ライン識
別信号として色副搬送波の周波数を用い、再生色
副搬送波に含まれる可変速再生時のジツタによる
大きな周波数変動を除去してラインを識別するよ
うにしたのでラインの識別を高精度に行なうこと
ができる。かくして色復調動作を可変速再生時に
も確実に行なうことができる。
なお、上述の実施例においては、時間軸補正装
置においてすでに存在する各種信号REF、SCK
を併用してライン識別信号検出回路を構成した
が、ライン識別信号検出回路にのみ用いるように
各種信号を形成しても良い。例えば、周波数変動
分ΔSCWをもつ出力信号S7を、周期1Hの再生水平
同期信号の周波数を逓倍して直接形成しても、上
述の実施例と同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば周波数変動分を
除去したのちの無変調の色副搬送波の周波数に基
づきラインを識別するようにしたのでライン識別
の精度を格段的に向上させることができるライン
識別信号検出回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるライン識別回路の一実施
例を示すブロツク図、第2図及び第3図は第1図
の回路の各部の周波数成分の説明に供する略線
図、第4図はセラミツクフイルタの周波数特性を
示す略線図である。 1,4……周波数変換回路、9……セラミツク
フイルタ、10……コンパレータ回路、11……
レベル設定器、PBSC……再生色副搬送波信号、
REF……基準信号、S7……再生連続信号、LSH
……閾値信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープから再生された再生信号より無変調
    の色副搬送波を抽出して位相ロツクした再生色副
    搬送波信号及び所定周波数の基準信号を入力し、
    上記再生色副搬送波信号の周波数及び上記基準信
    号の周波数の和の周波数を有する和信号を出力す
    る第1の周波数変換回路と、上記基準信号の所定
    周波数を中心周波数とすると共に上記再生信号に
    基づき形成された再生連続信号及び上記和信号と
    を入力し、この和信号の周波数及び上記再生連続
    信号の周波数の差の周波数を有する差信号を出力
    する第2の周波数変換回路と、この差信号を入力
    し周波数に応じた電圧信号に変換するセラミツク
    フイルタと、この変換電圧信号のレベルを所定レ
    ベルの閾値信号と比較してラインに記録されてい
    る色差成分を表わすライン判別信号を出力するコ
    ンパレータ回路とを具えたことを特徴とするライ
    ン識別信号検出回路。
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