JPH0346595A - 高速増殖炉用ライニング設備 - Google Patents
高速増殖炉用ライニング設備Info
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- JPH0346595A JPH0346595A JP1181755A JP18175589A JPH0346595A JP H0346595 A JPH0346595 A JP H0346595A JP 1181755 A JP1181755 A JP 1181755A JP 18175589 A JP18175589 A JP 18175589A JP H0346595 A JPH0346595 A JP H0346595A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は高速増殖炉プラントにおけるコンクリート建屋
内のライニング設備に関するものである。
内のライニング設備に関するものである。
(従来の技術)
一般に、高速増殖炉プラントの冷却材として用いられる
液体金属ナトリウムは、化学的に非常に活性な物質で、
酸素や水素と激しく反応する。そのため、大規模がナト
リウム漏洩が生じた場合には雰囲気中の空気と反応し、
大息の熱を放出するため、コンクリート建屋の構造材コ
ンクリートが脱水により劣化して強度が低下する。
液体金属ナトリウムは、化学的に非常に活性な物質で、
酸素や水素と激しく反応する。そのため、大規模がナト
リウム漏洩が生じた場合には雰囲気中の空気と反応し、
大息の熱を放出するため、コンクリート建屋の構造材コ
ンクリートが脱水により劣化して強度が低下する。
また、漏洩ナトリウムが建屋のコンクリートと接すると
、コンクリート中の水分と反応して水素を発生し、これ
が建屋内に蓄積されて爆発を起こす危険性がある。そこ
で、このような事態を防止するために、コンクリート建
屋内には第5図に示すようなライニング設備が設けられ
ている。
、コンクリート中の水分と反応して水素を発生し、これ
が建屋内に蓄積されて爆発を起こす危険性がある。そこ
で、このような事態を防止するために、コンクリート建
屋内には第5図に示すようなライニング設備が設けられ
ている。
第5図において、コンクリート建屋の床コンクリート1
上には断熱材2が敷設され、さらにその上には鉄骨材3
に支持された鋼製ライナ4が床コンクリート1の全面に
わたって設けられている。また、床コンクリ−1・1に
はコンクリート壁5に向かって勾配が形成されており、
コンクリート壁5の近傍には鋼製ライナ4に接続された
ドレンバイブロが設けられている。従って、たとえば建
屋内に収納されている機器または配管等からナトリウム
が漏洩した場合には、漏洩ナトリウムは床コンクリート
1の勾配に沿って流下し、ドレンバイブロを通って最下
層の貯溜タンク(図示せず)に排出される構造となって
いる。
上には断熱材2が敷設され、さらにその上には鉄骨材3
に支持された鋼製ライナ4が床コンクリート1の全面に
わたって設けられている。また、床コンクリ−1・1に
はコンクリート壁5に向かって勾配が形成されており、
コンクリート壁5の近傍には鋼製ライナ4に接続された
ドレンバイブロが設けられている。従って、たとえば建
屋内に収納されている機器または配管等からナトリウム
が漏洩した場合には、漏洩ナトリウムは床コンクリート
1の勾配に沿って流下し、ドレンバイブロを通って最下
層の貯溜タンク(図示せず)に排出される構造となって
いる。
また、漏洩ナトリウムは500℃以上の高温である場合
もあり、さらに2次系建屋内は空気雰囲気であることか
ら、漏洩ナトリウムの燃焼によって鋼製ライナ4が熱膨
張し変形する可能性がある。このため、鋼製ライナ4の
熱膨張を吸収するためにリッド7を用いて鋼製ライナ4
をスライド可能な構造としている。なお、このようなラ
イニング設備はコンクリート建屋の床面だけでなく、漏
洩ナトリウムが飛散しそうな壁面にも設けられている。
もあり、さらに2次系建屋内は空気雰囲気であることか
ら、漏洩ナトリウムの燃焼によって鋼製ライナ4が熱膨
張し変形する可能性がある。このため、鋼製ライナ4の
熱膨張を吸収するためにリッド7を用いて鋼製ライナ4
をスライド可能な構造としている。なお、このようなラ
イニング設備はコンクリート建屋の床面だけでなく、漏
洩ナトリウムが飛散しそうな壁面にも設けられている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述したライニング設備によると、漏洩
ナトリウムと接触する可能性のあるコンクリート建屋の
床面および壁面を鋼板を繋ぎ合せた鋼製ライナ4て覆わ
なければならない。
ナトリウムと接触する可能性のあるコンクリート建屋の
床面および壁面を鋼板を繋ぎ合せた鋼製ライナ4て覆わ
なければならない。
このため、現場での溶接作業が必要となり、施工作業が
困難なものとなる。また、鋼製ライナ4は熱膨張を吸収
できる構造にする必要があり、そのために構造が複雑と
なり、さらに多量の資材を必要とするなどの問題があっ
た。
困難なものとなる。また、鋼製ライナ4は熱膨張を吸収
できる構造にする必要があり、そのために構造が複雑と
なり、さらに多量の資材を必要とするなどの問題があっ
た。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ナ
トリウム漏洩時における建屋の健全性を確保でき、かつ
施工が容易でコストを低減できる高速増殖炉用ライニン
グ設備を提供することを目的とする。
トリウム漏洩時における建屋の健全性を確保でき、かつ
施工が容易でコストを低減できる高速増殖炉用ライニン
グ設備を提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明は、液体金属ナトリウ
ムを冷却材とする高速増殖炉プラントにおいて、前記冷
却材が流通する配管等を収納したコンクリート建屋の少
なくとも床面全体に、Al2O3.MgO,ZrO2,
5i02゜SiCのうち少なくとも1つを主成分とする
耐火ブロックを敷設し、これらの耐火ブロックの間にA
l 203 、 M g O、Z r O2、S i
O2。
ムを冷却材とする高速増殖炉プラントにおいて、前記冷
却材が流通する配管等を収納したコンクリート建屋の少
なくとも床面全体に、Al2O3.MgO,ZrO2,
5i02゜SiCのうち少なくとも1つを主成分とする
耐火ブロックを敷設し、これらの耐火ブロックの間にA
l 203 、 M g O、Z r O2、S i
O2。
SiCのうち少なくとも1種類を主成分とする目地材を
充填したものである。
充填したものである。
(作 用)
すなわち、A 1203 、MgO,Z r02 。
5i02.SiCは勘点が高く、ナトリウムに対して安
定性を有する。従って、これらの拐料のうち少なくとも
1つを主成分とする耐火ブロックをコンクリート建屋の
床面全体および漏洩ナトリウムが接触する可能性のある
壁面に敷設し、これらの耐火ブロックの間に耐火ブロッ
クと同様の材料を主成分とする目地材を充填することに
より、漏洩ナトリウムによるコンクリートの劣化を防止
でき、コンクリート建屋の健全性を確保できる。
定性を有する。従って、これらの拐料のうち少なくとも
1つを主成分とする耐火ブロックをコンクリート建屋の
床面全体および漏洩ナトリウムが接触する可能性のある
壁面に敷設し、これらの耐火ブロックの間に耐火ブロッ
クと同様の材料を主成分とする目地材を充填することに
より、漏洩ナトリウムによるコンクリートの劣化を防止
でき、コンクリート建屋の健全性を確保できる。
また、本発明では鋼製ライナのように現場での溶接作業
が不要となり、しかも熱膨張を吸収できる構造にする必
要がないので、短期間で容易に施工できると共に多量の
資材を必要とせず、コストの低減を図ることができる。
が不要となり、しかも熱膨張を吸収できる構造にする必
要がないので、短期間で容易に施工できると共に多量の
資材を必要とせず、コストの低減を図ることができる。
(実施例)
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示し、高速
増殖炉プラントのコンクリート建屋の一部分を示したも
のである。なお、第5図に示したものと同一部分には同
一符号を付し、その部分の説明は省略する。すなわち、
この実施例ではコンクリート建屋の床コンクリート1上
に複数枚の耐火ブロック8が隙間なく敷設され、それら
の間には目地材9が充填されている。
増殖炉プラントのコンクリート建屋の一部分を示したも
のである。なお、第5図に示したものと同一部分には同
一符号を付し、その部分の説明は省略する。すなわち、
この実施例ではコンクリート建屋の床コンクリート1上
に複数枚の耐火ブロック8が隙間なく敷設され、それら
の間には目地材9が充填されている。
上記耐火ブロック8はA 1203.MgO。
ZrO2,5i02.SiCのうち少なくとも1つを主
成分とする不定形耐火材(キャスタブル耐火材)から形
成され、これを水で練り合わせてブロック状に成型した
後、焼成して固形化したものである。また、目地材9は
耐火ブロック8と同様にA 1203 、MgO,Z
r02 。
成分とする不定形耐火材(キャスタブル耐火材)から形
成され、これを水で練り合わせてブロック状に成型した
後、焼成して固形化したものである。また、目地材9は
耐火ブロック8と同様にA 1203 、MgO,Z
r02 。
5i02.SiCのうち少なくとも1つを主成分とする
もので、耐火ブロック8同志および耐火ブロック8と床
コンクリ−1・1を結合させるためのものである。
もので、耐火ブロック8同志および耐火ブロック8と床
コンクリ−1・1を結合させるためのものである。
かかる構成において、前述したA1□03゜MgO,Z
rO2,5i02.SiCは融点か高(、ナトリウムに
対して安定性を有している。
rO2,5i02.SiCは融点か高(、ナトリウムに
対して安定性を有している。
従って、これらの材料のうち少なくとも1つを主成分と
する耐火ブロック8を床コンクリート1上に隙間なく敷
設し、これらの耐火ブロック8の間に耐火ブロック8と
同様の材料を主成分とする目地材9を充填することによ
り、漏洩ナトリウムによるコンクリートの劣化を防止で
き、コンクリート建屋の健全性を確保することができる
。なお、建屋内に収納されている機器または配管等から
漏洩したナトリウムは床コンクリート1の勾配に沿って
流下し、壁コンクリート5の近傍に設けられたドレンバ
イブロを通って最下層の貯溜タンク(図示せず)に排出
される。
する耐火ブロック8を床コンクリート1上に隙間なく敷
設し、これらの耐火ブロック8の間に耐火ブロック8と
同様の材料を主成分とする目地材9を充填することによ
り、漏洩ナトリウムによるコンクリートの劣化を防止で
き、コンクリート建屋の健全性を確保することができる
。なお、建屋内に収納されている機器または配管等から
漏洩したナトリウムは床コンクリート1の勾配に沿って
流下し、壁コンクリート5の近傍に設けられたドレンバ
イブロを通って最下層の貯溜タンク(図示せず)に排出
される。
また、本実施例では鋼製ライナのように現場での溶接作
業が不要となり、しかも熱膨張を吸収する構造にする必
要がないので、短期間で容易に施工できると共に多量の
資材を必要とせず、コストの低減を図ることができる。
業が不要となり、しかも熱膨張を吸収する構造にする必
要がないので、短期間で容易に施工できると共に多量の
資材を必要とせず、コストの低減を図ることができる。
また、前述したキャスタブル耐火材をコンクリート建屋
の床面全体に塗布した場合には乾燥時の収縮等によりひ
び割れが発生する可能性があるが、本実施例ではキャス
タブル耐火材をブロック化した耐火ブロック8をコンク
リート建屋の床面全体に敷設するので、ひび割れの発生
がほとんどなく、漏洩ナトリウムがコンクリートに接触
するのを確実に防止できる。なお、上記実施例では耐火
ブロック8をコンクリート建屋の床面全体に敷設したが
、漏洩ナトリウムが飛散する可能性のある壁面にも耐火
ブロック8を敷設してもよい。
の床面全体に塗布した場合には乾燥時の収縮等によりひ
び割れが発生する可能性があるが、本実施例ではキャス
タブル耐火材をブロック化した耐火ブロック8をコンク
リート建屋の床面全体に敷設するので、ひび割れの発生
がほとんどなく、漏洩ナトリウムがコンクリートに接触
するのを確実に防止できる。なお、上記実施例では耐火
ブロック8をコンクリート建屋の床面全体に敷設したが
、漏洩ナトリウムが飛散する可能性のある壁面にも耐火
ブロック8を敷設してもよい。
次に本発明の第2実施例を第3図に示す。この実施例は
コンクリート建屋の床コンクリート1上に耐熱コンクリ
−1・10を層状に設け、その上に耐火ブロック8を敷
設したものである。
コンクリート建屋の床コンクリート1上に耐熱コンクリ
−1・10を層状に設け、その上に耐火ブロック8を敷
設したものである。
このように床コンクリート1と耐火ブロック8との間に
耐熱コンクリート10を介在させることにより、ライニ
ング設備の耐熱性をより一層向上させることができる。
耐熱コンクリート10を介在させることにより、ライニ
ング設備の耐熱性をより一層向上させることができる。
また、本発明の第3実施例を第4図に示す。
この実施例の耐火ブロック8は床コンクリート1上に2
層に積層され、かつ1層目の目地制9と2層目の目地材
9が重なり合わないように敷設されている。このように
耐火ブロック8を床コンクリート1上に積層して敷設し
、かつこれらの耐火ブロック8の間に充填される目地材
9の位置をずらすことにより、耐火ブロック8または目
地材9にひび割れ等が生じても漏洩ナトリウムが床コン
クリート1の上面に侵入するのを防止できる。
層に積層され、かつ1層目の目地制9と2層目の目地材
9が重なり合わないように敷設されている。このように
耐火ブロック8を床コンクリート1上に積層して敷設し
、かつこれらの耐火ブロック8の間に充填される目地材
9の位置をずらすことにより、耐火ブロック8または目
地材9にひび割れ等が生じても漏洩ナトリウムが床コン
クリート1の上面に侵入するのを防止できる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明は、液体金属ナトリウムを冷
却材とする高速増殖炉プラントにおいて、前記冷却材が
流通する配管専を収納したコンクリート建屋の少なくと
も床面全体に、A 12 03 、 MgO,Z
r02 、 S i02 。
却材とする高速増殖炉プラントにおいて、前記冷却材が
流通する配管専を収納したコンクリート建屋の少なくと
も床面全体に、A 12 03 、 MgO,Z
r02 、 S i02 。
SiCのうち少なくとも1つを主成分とする耐火ブロッ
クを敷設し、これらの耐火ブロックの間にAl103
、MgO,ZrO2、S i02 。
クを敷設し、これらの耐火ブロックの間にAl103
、MgO,ZrO2、S i02 。
SiCのうち少なくとも1種類を主成分とする目地材を
充填したものである。
充填したものである。
従って、鋼製ライナのように現場での溶接作業が不要と
なり、しかも熱膨張を吸収する構造にする必要がないの
で、短期間で容易に施工できると共に多量の資材を必要
とせず、コストの低減を図ることができる。
なり、しかも熱膨張を吸収する構造にする必要がないの
で、短期間で容易に施工できると共に多量の資材を必要
とせず、コストの低減を図ることができる。
また、キャスタブル耐火材をコンクリート建屋の床面全
体に塗布した場合のようにひび割れが発生する可能性が
ほとんどなく、コンクリート建屋におけるライニング設
備の信頼性を大幅に向上させることができる。
体に塗布した場合のようにひび割れが発生する可能性が
ほとんどなく、コンクリート建屋におけるライニング設
備の信頼性を大幅に向上させることができる。
第1図は本発明の第1実施例を示すライニング設備の斜
視図、第2図はその一部分を示す断面図、第3図は本発
明の第2実施例を示すライ0 ニング設備の斜視図、第4図は本発明の第3尖施例を示
すライニング設備の斜視図、第5図は従来のライニング
設備を示す断面図である。 1・・・床コンクリート、5・・・壁コンクリート、6
・・・ドレンパイプ、8・・・耐火ブロック、9・・・
目地材、10・・・耐熱コンクリート。
視図、第2図はその一部分を示す断面図、第3図は本発
明の第2実施例を示すライ0 ニング設備の斜視図、第4図は本発明の第3尖施例を示
すライニング設備の斜視図、第5図は従来のライニング
設備を示す断面図である。 1・・・床コンクリート、5・・・壁コンクリート、6
・・・ドレンパイプ、8・・・耐火ブロック、9・・・
目地材、10・・・耐熱コンクリート。
Claims (1)
- 液体金属ナトリウムを冷却材とする高速増殖炉プラン
トにおいて、前記冷却材が流通する配管等を収納したコ
ンクリート建屋の少なくとも床面全体に、Al_2O_
3、MgO、ZrO_2、SiO_2、SiCのうち少
なくとも1つを主成分とする耐火ブロックを敷設し、こ
れらの耐火ブロックの間にAl_2O_3、MgO、Z
rO_2、SiO_2、SiCのうち少なくとも1つを
主成分とする目地材を充填したことを特徴とする高速増
殖炉用ライニング設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181755A JPH0346595A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 高速増殖炉用ライニング設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181755A JPH0346595A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 高速増殖炉用ライニング設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346595A true JPH0346595A (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=16106321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1181755A Pending JPH0346595A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 高速増殖炉用ライニング設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346595A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032664A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-14 | Akita Univ | 高速増殖炉の二次冷却系建物等の金属ナトリウム循環及び貯蔵施設の床材及び内壁材 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1181755A patent/JPH0346595A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032664A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-14 | Akita Univ | 高速増殖炉の二次冷却系建物等の金属ナトリウム循環及び貯蔵施設の床材及び内壁材 |
JP4666311B2 (ja) * | 2006-08-01 | 2011-04-06 | 国立大学法人秋田大学 | 高速増殖炉の二次冷却系建物等の金属ナトリウム循環及び貯蔵施設の床材及び内壁材 |
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