JPH034642B2 - - Google Patents

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JPH034642B2
JPH034642B2 JP20799186A JP20799186A JPH034642B2 JP H034642 B2 JPH034642 B2 JP H034642B2 JP 20799186 A JP20799186 A JP 20799186A JP 20799186 A JP20799186 A JP 20799186A JP H034642 B2 JPH034642 B2 JP H034642B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cloth
finger
cut
palm
sewn
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP20799186A
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English (en)
Other versions
JPS6366307A (ja
Inventor
Hisashi Kushitani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUSHITANI KK
Original Assignee
KUSHITANI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KUSHITANI KK filed Critical KUSHITANI KK
Priority to JP61207991A priority Critical patent/JPS6366307A/ja
Publication of JPS6366307A publication Critical patent/JPS6366307A/ja
Publication of JPH034642B2 publication Critical patent/JPH034642B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はモーターサイクル又はスキー等のスポ
ーツ用に使用する目的のために創作された手袋及
びこれが裁断方法に係るものである。
より詳細に述べれば、 (a) 指の可動範囲に指袋が追従でき装着性の高い
手袋としたこと。
(b) モーターサイクル又はスキーのストツクを握
つた際、握りの接触側に母指袋の縫着部が存在
しない構造の手袋としたものである。
(ロ) 従来の技術 従来、モーターサイクル用、スポーツ用等の運
動性の高い分野における手袋においては、手に対
し手袋の突つ張りによる疲労度を解消するために
指関節の回りに合わせた立体裁断が見られる。
その構造としては、指側面におけるマチを用い
ることにより甲と掌との指長の距離に差を持たせ
て立体裁断としたものである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、上記裁断ではマチの取付け方によつて
は掌側が張つてしまい甲側が弛んでしまう欠点が
あつた。
特に、モーターサイクル用においてはハンドル
レバー、スイツチ操作に頻繁に行うために疲労の
原因につながる。
又、指袋の甲側及び掌側の中間にマチを入れる
ことにより縫合線が多くなるために転倒等による
外部との摩擦により縫合目が破れ、又はほつれる
等の多くの欠点がある。
又、母指袋は縫合線が甲側及び掌側に連なつて
設けられるために、この掌側面には別に当て片を
重合して縫着して保護する必要があつたが、掌側
には縫目が接触するために握り具合上極めて不都
合であつた。
更に又、指関節及び甲部に取付けられる保護片
は手袋布上に二重に取付けられるために指の屈伸
運動を著しく阻害する欠点があつた。
以上の欠点はとりも直さず手袋の裁断、縫製が
複雑であるために解消出来ない欠点でもあつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は上記の如き従来技術の問題点を解消す
るために次の手段を採用したものである。
すなわち、第一に、母指を除く名指しの第一、
第二及び第三関節位置には夫々孔又は切込みを施
しておき、これに伸縮性保護片を縫着して指の屈
伸運動を良好にした事。
第二に、四指の名指袋は夫々の指の両側を被包
し、指の掌布に縫合して指に適合する立体裁断と
した事。
第三に、指袋は縫合線が指の甲側にのみ位置し
掌側には縫合線が存在しない裁断とした事。
第四に、母指孔は切抜きにより成形し、これに
より生じた布の上辺は本体に接続しておき、この
布を当て片として母指孔に縫着される母指袋の掌
側に重ねて縫着した事。
上記手段よりなる手袋の裁断方法としては、第
一に、甲側布には人差し指袋布と小指袋布のみを
甲布に一体的に裁断し、各指の各関節に当たる位
置の甲布に切込みを施し、同時に各指袋布にも第
二、第三関節に当たる個所に平面四角形の孔を突
設して裁断し、保護片の取付けを至便にした事。
第二に、中指袋布及び無名指袋布は独立して裁
断し、保護片の取付けを至便にした事。
第三に、母指袋布は縫合線を甲側にのみ位置す
るよう予め裁断し、又、母指孔には孔の切抜きに
より生じた布を孔の上辺に連続して残し、母指袋
の掌側の当て片として使用可能な裁断方法とした
ものである。
第四に、人差し指より小指までの各袋布は夫々
の指の両側を被包する幅に裁断して指袋の立体裁
断を可能にした事。
(ホ) 作用 本発明は上記の如く構成されるものであるから
第一に、母指を除く各指袋は夫々の指の甲より両
側を被包する幅に裁断し、第二及び第三関節に孔
を穿設し、これに保護片を縫着したものであるか
ら、各指袋は自然の立体裁断となり、指の可動範
囲に対応できる。
第二に、甲側第一関節の保護片は甲側面に切込
みを施して取付けるために、運動性が高く、又、
転倒等により外部に衝突した際の保護の役目を呈
する。
第三に、母指袋布は縫合線を甲側に求め、又、
母指孔の切抜きに際しては切込布の上辺を本体に
残し、指袋の掌側の当て片として利用でき、製作
上便利である。
(ヘ) 実施例 本発明は次に示す裁断方法により製作される。
甲側布A、掌側布B、母指袋布C、中指袋布
2、無名指袋布3の外に、人差し指袋布、中指袋
布、無名指袋布及び小指袋布の各第一、第二及び
第三関節用の保護片Dと、第一関節保護片Dが用
意される。
上記保護片の構造は、裏布20をジヤージの如
き伸縮性布を選び、これを伸ばした状態にして表
面に断面形状丸太状のスポンジ片21を多数間隔
を取つて並べ、これが表面には表布22を重ね、
裏布20と表布22を各スポンジ片21の両側に
沿つて逢着し、常時は裏布20の収縮により表布
22に多数の壁を形成した状態とする。
甲側布Aは指部、甲部及び手首部よりなり指部
には人差し指袋布1と小指袋布4が甲部布に一体
に裁断される。
該各指袋布1及び4は夫々の指の両側を被包
し、指掌部に達する幅を有する形状に裁断され、
同時に第二及び第三関節位置には平面四角形の孔
Hが夫々穿設される。
甲指袋2、無名指袋布3の基部の取付け個所よ
り向かつて切込みK1が施され、更に切込みK1
を広げて平面略四角形の切込みK2が四指の第一
関節に沿つて施されて裁断される。
掌側布Bは指部、掌部及び手首部よりなり指部
には人差し指掌布1F、中指掌布2F、無名指掌
布3F及び小指掌布4Fが掌布に一体的に裁断さ
れ、更に、掌布の片側には母指孔Oが切抜き裁断
される。
この場合、母指孔の切抜き布O1は孔の上縁に
おいて掌布に残された状態で母指の当て片とな
る。
母指袋布Cは正面半円形の山M1,M2を双頭
状に連ね、更にこの両山M1,M2の外側縁を曲
線R1,R2に延長して裾拡がりに平面略撥形に
し袋布の中心線の中途より二股に切り落とし、こ
れが一方を母指孔の甲側に逢着する張出部C2
を、他方を母指孔の掌側に縫着する張出部C1に
成形して裁断する。
この場合、甲側の張出部C2は掌側の張出部C
1より若干広く成形してある。
中指袋布2及び無名指袋布3は何れも夫々の指
側面を被包する幅に裁断し、同時に第二及び第三
関節の当たる位置に平面四角形の孔Hを穿設して
裁断する。
保護片Dは、取付孔H及び切込孔K2に対応す
る形状に裁断しておく。
上記裁断よりなる甲側布Aには甲の切込孔K
1,K2に保護片Dが縫着され、更にこの保護片
Dには中指袋布2及び無名指袋布3が基部を縫着
して各指の第二第三関節に当たる位置の孔Hには
保護片Dが縫着され、甲側布Aを仕立ると、掌側
布Bの母指孔Oには母指袋布Cの二つの山M1,
M2及びこれが延長線のR1,R2を周縁を合わ
せて縫着して母指袋を構成し、甲側張出部C2及
び掌側張出部C1を夫々母指孔Oの周縁に縫着し
て掌側布Bには母指袋を取付け、該取付け母指袋
Cの縫目の反対側位置には母指孔Oの切抜布O1
を当て片として重ね縫着する。
上記甲側布Aと掌側布Bを各指袋1,2,3,
4を各指掌布1F,2F,3F,4Fに縫着し、
甲側の各布の合わせ目を縫着し、手首部も仕上げ
て構成する。
人差し指、中指、無名指及び小指の各第二及び
第三関節位置には保護片Dを夫々取付け、母指袋
の掌側には縫目を設けずに切抜片O1を縫着して
手袋を縫製するものである。
(ト) 発明の効果 本発明は上記の如くなるものであるから、第一
に、母指を除く各指の第一、第二、第三関節には
伸縮性のある保護片が、孔又は切込を施して取付
けられるものであるから、手袋自体が運動性を阻
害されることなく、スポーツ用手袋として有益で
ある。
第二に、ハンドル、ストツク等を握る場合、握
り部に縫目が存在しないから握り具合が良好とな
る。
第三に、人差し指以下小指の袋布は各指の甲よ
り両側にわたつて被包される幅に裁断してあるか
ら各指に適合する立体裁断が簡単に仕上がる。
第四に、指袋の側面には縫合線が無いので転倒
の際外部に衝突しても、破れ、ほつれのおそれが
ない。
第五に、各指の第一、第二、第三関節には伸縮
性の保護片を縫着し、指袋は立体裁断であるから
手の可動範囲に追従し、疲労感の生ずることを防
止できる。
第六に、裁断方法が簡単にして特に母親袋及び
これが縫着裁断が合理的に出来ているので材料の
節約及び縫製の簡便さを求めることができる。等
の優れた特徴を有する有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の手袋及びこれが裁断方法の
実施例を示し、第1図は手袋の甲側斜視図、第2
図は同上一部省略掌側斜視図、第3図は甲側布の
平面図、第4図は掌側布の平面図、第5図は母指
袋布の展開平面図、第6図は保護片の構造を示す
拡大断面図である。 尚、図中符号、A……甲側布、B……掌側布、
C……母指袋布、D……保護片、1……人差し指
袋布、2……中指袋布、3……無名指袋布、4…
…小指袋布、1F……人差し指掌布、2F……中
指掌布、3F……無名指掌布、4F……小指掌
布、O……母指孔、O1……切抜き布、20……
裏布、21……スポンジ片、22……表布。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 指部、甲部及び手首部よりなり、母指袋は縫
    合線を甲側に位置し、掌側には母指孔の打抜き布
    を当て片として重ね縫合し、他の指袋の各第二及
    び第三関節位置には孔を穿設し、階各孔には下記
    (イ)に記載する構造の保護片を縫合し、甲部には四
    指の第一関節の位置する個所を平面略四角形に切
    込孔を施し、該切込孔には下記(イ)に記載する構造
    の保護片を縫着してなる手袋。 (イ) 裏布をジヤージの如き伸縮性布とし、該布を
    伸ばした状態において、これが表面には断面形
    状丸太のスポンジ片を間隔を取つて多数並べ、
    これが上部には表布を載置し、表布と裏布を各
    スポンジ片の両側に沿つて縫着してなる保護
    片。 2 甲側布、掌側布、母指袋布、中指袋布、無名
    指袋布及び蛇腹式の伸縮可能な保護片とよりな
    り、甲側式は指部と甲部と手首部よりなり、指部
    には人差し指袋布と小指袋布を甲部と一体的に裁
    断し、該各指袋布は夫々指の両側を被包する幅に
    裁断し、更に、第二及び第三関節位置には平面四
    角形の孔を穿設し、中指位置及び無名指袋布の付
    け根基部の甲布には切込みを施し、更に、該切込
    みに通じて四指の第一関節に沿つて平面略四角形
    の切込みを施して裁断し、掌側布は指部、甲部及
    び手首部よりなり、指部には人差し指掌布、中指
    掌布、無名指掌布及び小指掌布を掌に一体的に裁
    断し、掌の一側には母指孔を切抜き成形し、該切
    抜きにより切抜かれた布の上辺を本体に残して当
    て片として裁断し、母指袋布は平面略半円状の山
    を双頭式に連ねて裁断し、上記各山の外側線は
    夫々裾拡がりの曲線状に延長して平面略撥形に裁
    断した母指袋布の中途の中心より二股状切欠を施
    し、一方を甲側の縫着用張出しとし、他方を掌側
    の縫着用張出しに裁断し、中指袋布及び無名指袋
    布は夫々の指の両側を被包する幅に裁断し、夫々
    指の第二第三関節に当たる位置には平面四角形の
    孔を穿設して裁断し、上記構成よりなる各裁断片
    の甲側布の切込み個所には保護片を縫着し、該保
    護片には中指袋布及び無名指袋布の基部を縫着
    し、四指の各第二及び第三関節位置の孔には夫々
    保護片を縫着し、掌側布の母指孔には母指袋布の
    各山及びこれが延長の曲線の周縁を接合して縫着
    した甲側及び掌側の各張出部を母指孔の該当周縁
    に縫着し、当て片を母指袋の掌側に重ねて縫着
    し、上記甲側布及び掌側布の夫々周縁を接合して
    縫着し、各指袋布と掌布を縫着してなる手袋の裁
    断方法。
JP61207991A 1986-09-05 1986-09-05 手袋及びこれが裁断方法 Granted JPS6366307A (ja)

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