JPH0346222B2 - - Google Patents
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- JPH0346222B2 JPH0346222B2 JP56146567A JP14656781A JPH0346222B2 JP H0346222 B2 JPH0346222 B2 JP H0346222B2 JP 56146567 A JP56146567 A JP 56146567A JP 14656781 A JP14656781 A JP 14656781A JP H0346222 B2 JPH0346222 B2 JP H0346222B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の属する技術分野
本発明は、回転電機の回転子用ダイカスト金型
に関するものである。
に関するものである。
(2) 従来技術およびその問題点
第1図は従来の回転子の製造装置の一例を示す
ものであつて、図において、1はダイカスト機の
固定盤、2は固定盤1に固定した固定金型、3は
可動盤、4は可動盤3に固定した可動金型であ
り、5は金型2,4内にコア6を挿入して注湯口
7から溶湯を注入し該溶湯をプランジヤ8で圧入
することにより成形される製品を示す。9は押出
装置10の挿出板10aに固着され可動金型4の
孔に挿入されて製品5の押出しを行うノツクアウ
トバーである。溶湯を注入し製品5が成形される
と可動盤3が作動し製品5は可動金型4からノツ
クアウトバー9で押出され、製品5を取出し、第
2図に示す製品5とゲート、ランナ部11の分離
を所定の刃物で行う。この方法では成型後ゲー
ト、ランナ部11を刃物で切断するため生産性が
悪くまた製品を傷つけたり変形を生じたりするな
どの不都合が発生しやすいという欠点があつた。
ものであつて、図において、1はダイカスト機の
固定盤、2は固定盤1に固定した固定金型、3は
可動盤、4は可動盤3に固定した可動金型であ
り、5は金型2,4内にコア6を挿入して注湯口
7から溶湯を注入し該溶湯をプランジヤ8で圧入
することにより成形される製品を示す。9は押出
装置10の挿出板10aに固着され可動金型4の
孔に挿入されて製品5の押出しを行うノツクアウ
トバーである。溶湯を注入し製品5が成形される
と可動盤3が作動し製品5は可動金型4からノツ
クアウトバー9で押出され、製品5を取出し、第
2図に示す製品5とゲート、ランナ部11の分離
を所定の刃物で行う。この方法では成型後ゲー
ト、ランナ部11を刃物で切断するため生産性が
悪くまた製品を傷つけたり変形を生じたりするな
どの不都合が発生しやすいという欠点があつた。
(3) 発明の目的
本発明は製品とゲート、ランナ部との分離を成
形動作に連動させて行ない、生産性の向上と製品
の品質向上とを実現し得る回転電機の回転子用ダ
イカスト金型を提供することを目的としている。
形動作に連動させて行ない、生産性の向上と製品
の品質向上とを実現し得る回転電機の回転子用ダ
イカスト金型を提供することを目的としている。
(4) 発明の構成
本発明は、回転電機の回転子鉄心のスロツト
に、2次導体とスロツ両端面の短絡環及び冷却羽
根とをアルミダイカスト法により形成する回転電
機の回転子用ダイカスト金型において、一方の面
に傾斜させて突出するアンギユラーピンおよびそ
の面に垂直に突出するガイドピンを有し、外部か
ら溶湯アルミを注入するための注湯孔が設けられ
た固定金型と、前記固定金型の一方の面に対向配
置され、前記アンギユラーピンが貫通する案内孔
と、前記固定金型と接する面に形成され前記注湯
孔と連通する凹溝のランナ部と、このランナ部の
一部を反体面へ貫通する先狭のテーパ穴からなる
ゲート部とを有するゲートプレートと、前記アン
ギユラーピンの傾斜によつて金型移動方向と直交
する方向に前記ゲートプレートが移動する摺動案
内面と、前記ガイドピンが挿入されるガイドピン
の案内孔と、前記回転子鉄心の一方の短絡環及び
冷却羽根が成形される短絡環用溝と冷却羽根用孔
からなり該冷却羽根用孔の先端開口が前記ゲート
プレートのゲート部に連通する成形部とを有する
固定金型側ホルダーと、前記回転子鉄心が装填さ
れる挿入孔と、前記固定金型側ホルダーの案内孔
を貫通した前記ガイドピンが挿入される案内孔と
を有し、前記回定金型側ホルダーと所定の距離だ
け連動する中間金型と、前記回転子鉄心の他方の
短絡環及び冷却羽根が成形される短絡環用溝と冷
却羽根用孔からなる成形部を有し、前記中間金型
と接離して該中間金型を移動させる可動金型とを
具備してなり、 ダイカスト完了後の型開き時に、この型開きに
連動して前記ゲートプレートが前記アンギユラー
ピンの傾斜によつて金型開閉方向と直交する方向
へ摺動して、回転子の冷却羽根の先端でアルミ材
を切断して、切断されたアルミ材を金型外へ除去
するようにしたものである。
に、2次導体とスロツ両端面の短絡環及び冷却羽
根とをアルミダイカスト法により形成する回転電
機の回転子用ダイカスト金型において、一方の面
に傾斜させて突出するアンギユラーピンおよびそ
の面に垂直に突出するガイドピンを有し、外部か
ら溶湯アルミを注入するための注湯孔が設けられ
た固定金型と、前記固定金型の一方の面に対向配
置され、前記アンギユラーピンが貫通する案内孔
と、前記固定金型と接する面に形成され前記注湯
孔と連通する凹溝のランナ部と、このランナ部の
一部を反体面へ貫通する先狭のテーパ穴からなる
ゲート部とを有するゲートプレートと、前記アン
ギユラーピンの傾斜によつて金型移動方向と直交
する方向に前記ゲートプレートが移動する摺動案
内面と、前記ガイドピンが挿入されるガイドピン
の案内孔と、前記回転子鉄心の一方の短絡環及び
冷却羽根が成形される短絡環用溝と冷却羽根用孔
からなり該冷却羽根用孔の先端開口が前記ゲート
プレートのゲート部に連通する成形部とを有する
固定金型側ホルダーと、前記回転子鉄心が装填さ
れる挿入孔と、前記固定金型側ホルダーの案内孔
を貫通した前記ガイドピンが挿入される案内孔と
を有し、前記回定金型側ホルダーと所定の距離だ
け連動する中間金型と、前記回転子鉄心の他方の
短絡環及び冷却羽根が成形される短絡環用溝と冷
却羽根用孔からなる成形部を有し、前記中間金型
と接離して該中間金型を移動させる可動金型とを
具備してなり、 ダイカスト完了後の型開き時に、この型開きに
連動して前記ゲートプレートが前記アンギユラー
ピンの傾斜によつて金型開閉方向と直交する方向
へ摺動して、回転子の冷却羽根の先端でアルミ材
を切断して、切断されたアルミ材を金型外へ除去
するようにしたものである。
(5) 発明の実施例
第3図および第4図は本発明の一実施例に係る
回転電機の回転子用ダイカスト金型の断面を示す
図であり、第3図は型閉じした状態、第4図は型
開きした状態をそれぞれ示している。このダイカ
スト金型は、固定盤21とこれに相対する可動盤
22とがある。上記固定盤21の可動盤側の面
に、固定盤21の注湯孔39aと固定金型23の
注湯孔39bが一致するように固定金型23が固
定されている。この固定金型23の可動盤側の面
にはガイドピン34とアンギユラーピン25とが
突設されている。また、固定金型23の外周の一
部は可動盤側に突出し、この突出した内面は傾斜
してゲートプレート29のロツキングブロツク2
3aとなる。
回転電機の回転子用ダイカスト金型の断面を示す
図であり、第3図は型閉じした状態、第4図は型
開きした状態をそれぞれ示している。このダイカ
スト金型は、固定盤21とこれに相対する可動盤
22とがある。上記固定盤21の可動盤側の面
に、固定盤21の注湯孔39aと固定金型23の
注湯孔39bが一致するように固定金型23が固
定されている。この固定金型23の可動盤側の面
にはガイドピン34とアンギユラーピン25とが
突設されている。また、固定金型23の外周の一
部は可動盤側に突出し、この突出した内面は傾斜
してゲートプレート29のロツキングブロツク2
3aとなる。
一方、可動盤22の固定盤側の面には、四脚付
きテーブル形状の金型24aがそのテーブル面を
固定盤側に向けて固定されている。この金型24
aのテーブル面の固定盤側中央部には凹みが形成
されていて、この凹みの中央にピストンロツド2
6貫通用の孔が形成されている。なお、凹みには
可動盤側キヤビテイ27が埋設される。金型24
aのテーブル面側には、その外周近傍にアンギユ
ラーピン収納穴25aとガイドピン案内孔24a
を有する中間金型24bが設けられている。この
中間金型24bの内周には中間内側リング28が
配設されている。この中間金型24bの固定盤側
には、固定盤側ホルダー24cが設けられてい
る。この固定盤側ホルダー24cは、その外周近
傍にアンギユラーピン案内用貫通穴25bとガイ
ドピン案内ブツシユ34bを有し、中央部にマン
ドレル収納孔35aと冷却羽根用孔および短絡環
用溝からなる成形部が形成されている。この成形
部の冷却羽根用孔の先端部は固定盤側に開口して
いる。なお、固定盤側ホルダー24cは、アンギ
ユラーピン収納孔25bとアンギユラーピン案内
孔25bとが一致するように配置される。この固
定盤側ホルダー24cと固定金型23との間にゲ
ートプレート29が配置されている。このゲート
プレート29は、第5図a〜cに示す形状を成
す。同図に示すように、ゲートプレート29の外
周近傍には、アンギユラーピン案内孔25cを有
し、中央部には注湯口29aを有する。この注湯
口29aは、型閉じした状態では、固定盤側ホル
ダー24cの冷却羽根用孔の先端部と連通するゲ
ート部となる。また、ゲートプレート29の固定
盤側の面には注湯孔29aに溶湯を導くためのラ
ンナ部となる溝29bが形成されている。金型2
4aと、中間金型24bと、固定盤側ホルダー2
4cおよびゲートプレート29から可動金型24
を構成している。
きテーブル形状の金型24aがそのテーブル面を
固定盤側に向けて固定されている。この金型24
aのテーブル面の固定盤側中央部には凹みが形成
されていて、この凹みの中央にピストンロツド2
6貫通用の孔が形成されている。なお、凹みには
可動盤側キヤビテイ27が埋設される。金型24
aのテーブル面側には、その外周近傍にアンギユ
ラーピン収納穴25aとガイドピン案内孔24a
を有する中間金型24bが設けられている。この
中間金型24bの内周には中間内側リング28が
配設されている。この中間金型24bの固定盤側
には、固定盤側ホルダー24cが設けられてい
る。この固定盤側ホルダー24cは、その外周近
傍にアンギユラーピン案内用貫通穴25bとガイ
ドピン案内ブツシユ34bを有し、中央部にマン
ドレル収納孔35aと冷却羽根用孔および短絡環
用溝からなる成形部が形成されている。この成形
部の冷却羽根用孔の先端部は固定盤側に開口して
いる。なお、固定盤側ホルダー24cは、アンギ
ユラーピン収納孔25bとアンギユラーピン案内
孔25bとが一致するように配置される。この固
定盤側ホルダー24cと固定金型23との間にゲ
ートプレート29が配置されている。このゲート
プレート29は、第5図a〜cに示す形状を成
す。同図に示すように、ゲートプレート29の外
周近傍には、アンギユラーピン案内孔25cを有
し、中央部には注湯口29aを有する。この注湯
口29aは、型閉じした状態では、固定盤側ホル
ダー24cの冷却羽根用孔の先端部と連通するゲ
ート部となる。また、ゲートプレート29の固定
盤側の面には注湯孔29aに溶湯を導くためのラ
ンナ部となる溝29bが形成されている。金型2
4aと、中間金型24bと、固定盤側ホルダー2
4cおよびゲートプレート29から可動金型24
を構成している。
なお、金型24aの反テーブル面の空間には、
軸端に当金30を有するピストンロツド26を中
央に装着した押出装置31が、当金30を固定盤
側に向けて反テーブル面に固定されて配置されて
いる。この押出装置31は、別の指令による電磁
弁32と圧力源33により動作する。
軸端に当金30を有するピストンロツド26を中
央に装着した押出装置31が、当金30を固定盤
側に向けて反テーブル面に固定されて配置されて
いる。この押出装置31は、別の指令による電磁
弁32と圧力源33により動作する。
次に、以上のように構成されたダイカスト金型
の動作について説明する。
の動作について説明する。
まず、予め中空のマンドレル35に、外周辺に
複数個のスロツトを有する回転子板を規定数積層
して、鉄心36を形成する。この鉄心36を中間
金型24bを開放状態にして中間内側リング28
内に挿入する。次に、可動金型24を固定盤側へ
移動させる。この移動によつて、ゲートプレート
29はアンギユラーピン25に案内されて、第3
図中下方に移動して、最終的に固定金型23に当
接し、ロツキングブロツク23aとゲートプレー
ト29と、さらにこれらと共に移動してきた固定
盤側ホルダー24cとで型閉じされる。この時、
ピストンロツド26の先端の当金30は、マンド
レル35の中空内に挿入される。また、固定盤側
ホルダー24cにゲートプレート29が圧接され
て、冷却羽根用孔の先端開口にゲートプレート2
9のゲート部の注湯口29aが連通される。の様
な動作によつて、可動金型24と固定金型23の
型締めが完了する。
複数個のスロツトを有する回転子板を規定数積層
して、鉄心36を形成する。この鉄心36を中間
金型24bを開放状態にして中間内側リング28
内に挿入する。次に、可動金型24を固定盤側へ
移動させる。この移動によつて、ゲートプレート
29はアンギユラーピン25に案内されて、第3
図中下方に移動して、最終的に固定金型23に当
接し、ロツキングブロツク23aとゲートプレー
ト29と、さらにこれらと共に移動してきた固定
盤側ホルダー24cとで型閉じされる。この時、
ピストンロツド26の先端の当金30は、マンド
レル35の中空内に挿入される。また、固定盤側
ホルダー24cにゲートプレート29が圧接され
て、冷却羽根用孔の先端開口にゲートプレート2
9のゲート部の注湯口29aが連通される。の様
な動作によつて、可動金型24と固定金型23の
型締めが完了する。
次に、固定盤21の注湯口37から溶湯アルミ
を注入する。固定盤21の注湯口37は、プラン
ジヤー38、ゲートプレート29の溝29b、ゲ
ートプレート29の注湯孔29aを介して、固定
盤側ホルダー24cの冷却羽根用孔に連通してい
る。したがつて、注入された溶湯アルミはプラン
ジヤー38、ゲートプレート29を通つて固定盤
側ホルダー24cの冷却羽根用孔の先端から成形
部に流れ込み、さらにスロツトに圧入される。な
お、この溶湯アルミはスロツトを通つて回転子の
可動盤側の冷却羽根等成形部にも注入される。
を注入する。固定盤21の注湯口37は、プラン
ジヤー38、ゲートプレート29の溝29b、ゲ
ートプレート29の注湯孔29aを介して、固定
盤側ホルダー24cの冷却羽根用孔に連通してい
る。したがつて、注入された溶湯アルミはプラン
ジヤー38、ゲートプレート29を通つて固定盤
側ホルダー24cの冷却羽根用孔の先端から成形
部に流れ込み、さらにスロツトに圧入される。な
お、この溶湯アルミはスロツトを通つて回転子の
可動盤側の冷却羽根等成形部にも注入される。
そして、鉄心36の二次導体と短絡環および冷
却羽根40が形成される。ゲートプレート29の
ゲート、ランナ部に形成されたアルミ材は固定盤
側ホルダー24cの冷却羽根の先端部に一体とし
て接続されたものとなる。
却羽根40が形成される。ゲートプレート29の
ゲート、ランナ部に形成されたアルミ材は固定盤
側ホルダー24cの冷却羽根の先端部に一体とし
て接続されたものとなる。
次に、可動金型24を可動盤側へ移動して型開
きを行う。この時、固定金型側ホルダー24cは
ガイドピン34によつて型開閉方向へ移動し、ゲ
ートプレート29はアンギユラーピン25によつ
て型開閉方向と直交する第4図中に矢印Bで示す
方向に移動するため、結果として、ゲートプレー
ト29が固定金型側ホルダー24cの摺動面上を
摺動して、冷却羽根の先端部からゲート部のアル
ミ材が剪断される。よつて、鉄心36の二次導体
と短絡環および冷却羽根40と、これと一体とし
て形成されていたゲートランナ部のアルミ材とが
分離される。
きを行う。この時、固定金型側ホルダー24cは
ガイドピン34によつて型開閉方向へ移動し、ゲ
ートプレート29はアンギユラーピン25によつ
て型開閉方向と直交する第4図中に矢印Bで示す
方向に移動するため、結果として、ゲートプレー
ト29が固定金型側ホルダー24cの摺動面上を
摺動して、冷却羽根の先端部からゲート部のアル
ミ材が剪断される。よつて、鉄心36の二次導体
と短絡環および冷却羽根40と、これと一体とし
て形成されていたゲートランナ部のアルミ材とが
分離される。
次に、電磁弁32を作動させると、圧力源33
から圧力流体が作用し、ピストンロツド26を固
定盤側へ移動させる。そうすると、ピストンロツ
ド26をマンドレル35の中空を通過して、ゲー
トプレート29に付着しているゲートランナ部4
1を当金30で押出して除去する。なお、可動金
型24の固定盤側ホルダー24cとゲートプレー
ト29は、第4図に示すように完全に開かない位
置で停止する。
から圧力流体が作用し、ピストンロツド26を固
定盤側へ移動させる。そうすると、ピストンロツ
ド26をマンドレル35の中空を通過して、ゲー
トプレート29に付着しているゲートランナ部4
1を当金30で押出して除去する。なお、可動金
型24の固定盤側ホルダー24cとゲートプレー
ト29は、第4図に示すように完全に開かない位
置で停止する。
そして、金型24aはダイカスト機内で左側へ
スライド移動させる。以下、この動作を繰り返し
行う。
スライド移動させる。以下、この動作を繰り返し
行う。
この様に本実施例によれば、固定盤側ホルダー
24cに形成された冷却羽根用孔の先端をゲート
プレート29側に開口させ、この開口からゲート
プレート29を介して溶湯アルミを注入し、ゲー
トプレート29を型開きに連動させてアンギユラ
ーピン25の傾斜によつて型開閉方向と直交する
方向にスライドさせて、冷却羽根用孔の先端から
アルミ材を剪断するようにしたので、回転子に成
形した短絡環および冷却羽根等の製品部とゲート
ランナ部との分離を型開きと同時に一連動作によ
つて行うことができ、従来のように刃物で切断す
るのに比べて生産性を著しく向上させるこができ
る。さらにゲート、ランナ部の取出しを押出装置
により自動的に行うことによつて製品の変形やき
ずの発生がなく製品の品質を一定に保ち得るとと
もに生産性の向上が実現できるなどのすぐれた効
果が得られる。
24cに形成された冷却羽根用孔の先端をゲート
プレート29側に開口させ、この開口からゲート
プレート29を介して溶湯アルミを注入し、ゲー
トプレート29を型開きに連動させてアンギユラ
ーピン25の傾斜によつて型開閉方向と直交する
方向にスライドさせて、冷却羽根用孔の先端から
アルミ材を剪断するようにしたので、回転子に成
形した短絡環および冷却羽根等の製品部とゲート
ランナ部との分離を型開きと同時に一連動作によ
つて行うことができ、従来のように刃物で切断す
るのに比べて生産性を著しく向上させるこができ
る。さらにゲート、ランナ部の取出しを押出装置
により自動的に行うことによつて製品の変形やき
ずの発生がなく製品の品質を一定に保ち得るとと
もに生産性の向上が実現できるなどのすぐれた効
果が得られる。
なお本発明は上述し且つ図面に示す実施例にの
み限定されず、その要旨を変更しない範囲内で
種々変形して実施することができる。
み限定されず、その要旨を変更しない範囲内で
種々変形して実施することができる。
例えば、ゲートプレート18からのゲート、ラ
ンナ部の取出しは必ずしも型開きに連動させなく
ともよく手作業等の後作業により行なうようにし
てもよい。
ンナ部の取出しは必ずしも型開きに連動させなく
ともよく手作業等の後作業により行なうようにし
てもよい。
(6) 発明の効果
製品とゲート、ランナ部との分離を成形動作に
連動させて行ない生産性の向上と製品の品質向上
とを実現できる。
連動させて行ない生産性の向上と製品の品質向上
とを実現できる。
第1図は従来の回転子の製造装置の一例の構成
を示す断面図、第2図は同例による製品とゲー
ト、ランナ部の関係を示す図、第3図は本発明の
一実施例に係る回転子用ダイカスト金型の断面
図、第4図は同実施例に係る金型の型開きした状
態を示す図第5図a,bおよびcは同実施例のゲ
ートプレートを示すそれぞれ正面図、断面図およ
び側面図である。 6……コア、7……注湯口、8……プランジ
ヤ、12……押出装置、13……可動金型、14
……ピストンロツド、15……当金、16……電
磁弁、18……ゲートプレート、19……アンギ
ユラピン、20……ロツキングブロツク、21…
…マンドレル、22……固定金型。
を示す断面図、第2図は同例による製品とゲー
ト、ランナ部の関係を示す図、第3図は本発明の
一実施例に係る回転子用ダイカスト金型の断面
図、第4図は同実施例に係る金型の型開きした状
態を示す図第5図a,bおよびcは同実施例のゲ
ートプレートを示すそれぞれ正面図、断面図およ
び側面図である。 6……コア、7……注湯口、8……プランジ
ヤ、12……押出装置、13……可動金型、14
……ピストンロツド、15……当金、16……電
磁弁、18……ゲートプレート、19……アンギ
ユラピン、20……ロツキングブロツク、21…
…マンドレル、22……固定金型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転電機の回転子鉄心のスロツトに、2次導
体とスロツト両端面の短絡環及び冷却羽根とをア
ルミダイカスト法により形成する回転電機の回転
子用ダイカスト金型において、 一方の面に傾斜させて突出するアンギユラーピ
ンおよびその面に垂直に突出するガイドピンを有
し、外部から溶湯アルミを注入するための注湯孔
が設けられた固定金型と、 前記固定金型の一方の面に対向配置され、前記
アンギユラーピンが貫通する案内孔と、前記固定
金型と接する面に形成され前記注湯孔と連通する
凹溝からなるランナ部と、このランナ部の一部を
反体面へ貫通する先狭のテーパ穴からなるゲート
部とを有するゲートプレートと、 前記アンギユラーピンの傾斜によつて金型移動
方向を直交する方向に前記ゲートプレートが移動
する摺動案内面と、前記ガイドピンが挿入される
ガイドピンの案内孔と、前記回転子鉄心の一方の
短絡環及び冷却羽根が成形される短絡環用溝と冷
却羽根用孔からなる成形部とを有し、前記冷却羽
根用孔の先端開口が前記ゲートプレートのゲート
部に連通する固定金型側ホルダーと、 前記回転子鉄心が装填される挿入孔と、前記固
定金型側ホルダーの案内孔を貫通した前記ガイド
ピンが挿入される案内孔とを有し、前記固定金型
側ホルダーと所定の距離だけ連動する中間金型
と、 前記回転子鉄心の他方の短絡環及び冷却羽根が
成形される短絡環用溝と冷却羽根用孔からなる成
形部を有し、前記中間金型と接離して該中間金型
を移動させる可動金型と、 を具備したことを特徴とする回転電機の回転子用
ダイカス金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14656781A JPS5847555A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 回転電機の回転子用ダイカスト金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14656781A JPS5847555A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 回転電機の回転子用ダイカスト金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5847555A JPS5847555A (ja) | 1983-03-19 |
JPH0346222B2 true JPH0346222B2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=15410591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14656781A Granted JPS5847555A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 回転電機の回転子用ダイカスト金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847555A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4760300A (en) * | 1985-07-05 | 1988-07-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Squirrel-cage type rotor and method for its manufacture |
JP4892526B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2012-03-07 | 本田技研工業株式会社 | タンデム式マスタシリンダ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548900A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-08 | Nec Corp | Cash memory |
JPS5649227A (en) * | 1979-09-27 | 1981-05-02 | Sekisui Chem Co Ltd | Metal die for forming tubular body |
-
1981
- 1981-09-17 JP JP14656781A patent/JPS5847555A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548900A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-08 | Nec Corp | Cash memory |
JPS5649227A (en) * | 1979-09-27 | 1981-05-02 | Sekisui Chem Co Ltd | Metal die for forming tubular body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5847555A (ja) | 1983-03-19 |
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