JPH03459A - ポートライナ装置及び製造方法 - Google Patents

ポートライナ装置及び製造方法

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JPH03459A
JPH03459A JP13458989A JP13458989A JPH03459A JP H03459 A JPH03459 A JP H03459A JP 13458989 A JP13458989 A JP 13458989A JP 13458989 A JP13458989 A JP 13458989A JP H03459 A JPH03459 A JP H03459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic tube
hole
base material
reinforcing material
cylinder head
Prior art date
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Pending
Application number
JP13458989A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Munekiyo
正幸 宗清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH03459A publication Critical patent/JPH03459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は内燃機関の排気ボートの断熱用セラミックボ
ートライプ装置に関する。
(従来の技術) セラミック管をアルミニウム合金のシリンダヘッド母材
に鋳込んで構成した排気ボートは、すぐれた断熱性を有
するが、同時に母材の収縮時の応力によりセラミック管
が割れ強度的に劣るという欠点もある。この欠点を解決
するための従来のものとして、実開昭55−87838
号、実開昭59−154839号、実開昭60−120
241号、実開昭60−134849号、実開昭60−
149853号、実開昭60−171945号及び特開
昭60−169655号の各公報に示されるものがある
。前記のもののうち、前の6 flのものは緩衝材をセ
ラミック管のライナ外周に設けて応力対策とし、また、
最後のものはバルブガイド用穴の付近に補強材を設けて
応力対策としている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの従来のものは、いずれも、セラ
ミック管の割れ防止対策上、不充分なものであった。
本願発明名が数個のものについて実験したところによる
と、第8図に示すように、セラミック管1の割れ2は鋳
ぐるんだ際、すべてバルブガイド用穴3から発生してい
た。又、応力解析の結果では鋳込み時の発生応力は穴3
廻りが最も高く、その値がセラミックの許容値を越える
ことも¥11明した。この発生応力を許容値内に抑える
ためには、穴まわりに加わるアルミ母材の収縮力をなく
すのが効果的である。その点、緩衝材をライナ全外周に
巻き付けるように設けた従来の前6件のものは、工数及
び材料費を考えれば不必要、不充分なものといえる。
又、最後のものは、補強材としてバルブガイド用穴まわ
りに酸化ジルコニウムを被覆させて設けであるが、この
補強材が直接、穴まわりに接触しているため、母材の収
縮力を補強材で受1ノ、この補強材の変形力を穴まわり
のセラミック管で受けることになり、やはり、その部分
のセラミック管の応力が高くなり、依然として割れを生
ずるという問題点があった。
この発明は、セラミック管の全体に緩衝材を設Gノるも
のよりも簡単で、しかも、確実にセラミック管の割れを
防止するボー1〜ライナ装置を提供することを目的とし
ている。
[発明の構成] (:!l!題を解決するための手段) この発明は、前記問題点を解決するため、つば付き金属
製補強材をセラミック管のバルブガイド用穴まわりに接
触させることなく組合せ、この組合せ物品をシリンダヘ
ッドm 44に鋳込んでなるボートライナー装置と、つ
ば付き金[4補強材をセラミック管のバルブガイド用穴
まわりに接触させることなく組合せ、この組合せ物品を
シリンダヘッドf81材に鋳込む際前記補強材を前記セ
ラミック管内の砂型に固定し、その後鋳込むようにした
ボートライナ装置の製造方法とを特徴とする。
(作用) 第1発明では、補強材のつばの裏側にアルミ母材が入り
込むため、母材の収縮力を受ける補強材のつばは裏面の
アルミ母材でその力を受は持たれセラミック管の穴まわ
りに殆ど力を伝えることがない。しかも、補強材はアル
ミ母材に固定されるため、バルブガイド穴の加工及びガ
イド組付時に抜【ブ@ちることもない。
第2野明では、補強材が中子砂型に固定されているため
、l造時の収縮力は補強材を通じて砂型にかかることに
なり、セラミック管の穴まわりに応力を殆ど生じさせな
い。
(実施例) 以下、この発明による一実施例の装置を第1図及び第2
図により又、製造方法を第3図〜第5図により説明する
第1図はシリンダヘッドのボートライブ部縦断面図で、
第2図はアルミ母材を除いたセラミック管1と金属補強
材7との組合せ物品22の斜視図である。これらの図に
おいて、セラミック管1はシリンダヘッド4の排気ボー
ト5を形成するようにライナ状にアルミmjtA6に鋳
込まれている。金属製補強材7は円板状のつば8とほぼ
同心の円錐台状の突出部9とを有し、アルミ母材6より
高い溶融点の鋳鉄等の材質で作られている。突出部9は
セラミック管1のバルブガイド用穴3の中に突出するよ
うに、また、つば8は外側の穴3まわりの部分と直接、
接触しないよう、即ち、穴まわりのgJvlloを全周
に介在させるように、セラミック管1と組合わされた組
合せ物品22としてなり、この組合ゼの相対位置関係を
維持するようにして鋳込まれている。11はvi造後の
機械加工により穿設された穴12に嵌入されたバルブガ
イドCある。
次に前記装dの最も簡単な製造方法について説明する。
第3図〜第5図において、セラミック管1は中に砂型1
3を充填され、ジャケット用下方の砂型14と上方の砂
型15との間に位置しておりこれらによりシリンダヘッ
ドの肉厚部16を構成するように台17上に適宜の方法
でセットされる。次に補強材7はセラミック管1に浮か
せて組合わされるわけであるが、それには補強材7を砂
型13に固定して行なうのが最も簡単である。
その際、第4図に示すように、つば8の根本部及び1段
目はしラミック仏・1の穴3回りと隙間斐1及びQ2 
 (0,5〜1.5mm)の小さい隙間を形成するよう
にし、更に2段目(外周部)は隙間u3 (2mm以上
)の大ぎい隙間を形成するようにし、小さい隙間女1と
琵2の部分にはアルミ母材の溶湯18が入りこまず、大
きい隙間13の部分には溶融18が入りこむようにザる
又、補強材7の突出部9の固定は、第5図に承りように
、砂型13に段f=1穴19.19aを形成し、その段
部20に突出部9の下端を当接させて接着剤等により砂
ハj(13に補強材7を接首ざゼて行なう。
前述のような■!込めの後、アルミ溶湯18をj(′1
のあいだに流すと、第3図のシリンダヘッドの肉厚部1
6の部分を形成し、更にそこから、第4図及び第5図の
ように溶湯18が穴12と19に入りこみ、アルミf)
Hの柱ができる。しかし溶湯18はつば8の1段目隙間
愛1及びQ、2の部分には小さいため入りこめず、2段
目隙間a3の部分に入りこむことになる。つまり、補強
材7はセラミック管1の穴3回りにtよ接触せず、かつ
、つば裏側には母材10が存在し、母材6と10にてつ
ば8の表裏が保持される構造となる。
用材の冷IJl後、砂型を振動により細分化し取除くわ
けであるが、その際、砂型のある状態で、第3図に示す
ように、母材の収縮ノJFをセラミック管1が穴3まわ
りで受は始める。この力Fは補強447にかかるので、
穴まわりとは非接触故に、この力は突出部9の下端から
砂型13へ伝わると共に、穴12と19内に入りこんだ
FIJrAの溶湯18が冷えて形成された柱へと伝わり
結局、台17で受けられる。このため、セラミック管の
穴まわりに割れ又はきれつを生じない。なお、その伯の
ライフ部分の収縮力は内部砂型13の耐圧力で受けられ
る。
振動を掛けるなどにより砂型を取除き、バルブガイド用
穴を加工してバルブガイド11を圧入すると第1図のよ
うにポートライナ装置が完成する。
この状態で、アルミは材の残留収縮力が補強材7にかか
ると、砂型が存在しないためセラミック管1F受けるこ
とになるが、これは、っば8の裏側に入りこんだ穴まわ
りの母材10で受けられ直接、セラミック管1の穴3回
りに作用することはない。
更に、バルブガイド11を圧入組付ける際も、補強+1
7が1”、) JrA6及び10で表寝共保持されてい
るので、補強材7が抜は落ちる事もない。
以上の作用により、この考案によるセラミック管は、刈
れ、きれつ等の破損を生ずる事なく、シリンダヘッドに
鋳込む事ができる。
第6図及び第7図は、伯の実施例を示す。この実施例は
鉄板プレス製リング21を補強材として用いたもので、
リング21はセラミック管1の砂型13に固定され、つ
ば裏面に母材10が入りこむようになっており、前実施
例と同様の作用をする。
[発明の効果] 以上に説明してきたように、この発明によればその構成
をつば付き金属製補強材をセラミック管のバルブガイド
用穴まわりに接触させることなく組合せ、この組合せ物
品をシリンダヘッド母材に鋳込んでなる構成及びつば付
き金属製補強材をセラミック管のバルブガイド用穴まわ
りに接触させることなく組合せ、この組合せ物品をシリ
ンダヘッド母材に鋳込む際前記補強材を前記セラミック
管内の砂型に固定し、その後鋳込むようにした構成とし
た為、工数及び材料費を少くしつつ、セラミック管を割
れ、きれつ等の破損を生ずることなくシリンダヘッドに
鋳込む事ができると共に、断熱性のすぐれたボートライ
ナを1qることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すシリンダヘッドボー
トライナ装置の縦断面図、第2図は第1図の組合せ物品
の斜視図、第3図は第1図の装置の製造状態を示す縦断
面図、第4図は第3図のA部拡大図、第5図は第3図の
B部拡大図、第6図は他の実施例を示ず第3図相当の縦
断面図、第7図は第6図の要部斜視図、第8図は従来の
もののセラミック管の破損状態を示す斜視図である。 1・・・セラミック管   2・・・割れ3・・・バル
ブガイド用穴 4・・・シリンダヘッド5・・・排気ボ
ート    6・・・母材7・・・金屈製補強月   
8・・・つば9・・・突出部      10・・・穴
まわりの母材11・・・バルブガイド  12・・・穴
13・・・砂型 14・・・ジャケット用下方の砂型 15・・・ジャケット用上方の砂型 16・・・シリンダヘッド肉厚部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)つば付き金属製補強材をセラミック管のバルブガ
    イド用穴まわりに接触させることなく組合せ、この組合
    せ物品をシリンダヘッド母材に鋳込んでなるポートライ
    ナ装置。
  2. (2)つば付き金属製補強材をセラミック管のバルブガ
    イド用穴まわりに接触させることなく組合せ、この組合
    せ物品をシリンダヘッド母材に鋳込む際前記補強材を前
    記セラミック管内の砂型に固定し、その後鋳込むように
    したポートライナ装置の製造方法。
JP13458989A 1989-05-30 1989-05-30 ポートライナ装置及び製造方法 Pending JPH03459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100814794B1 (ko) * 2006-10-09 2008-03-19 (주)동양특수주강 집진덕트용 곡관부의 이중 내마모층 형성방법 및 이를 통해제조된 이중 내마모층이 형성된 집진덕트용 곡관부

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100814794B1 (ko) * 2006-10-09 2008-03-19 (주)동양특수주강 집진덕트용 곡관부의 이중 내마모층 형성방법 및 이를 통해제조된 이중 내마모층이 형성된 집진덕트용 곡관부

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