JPH0345765Y2 - - Google Patents

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JPH0345765Y2
JPH0345765Y2 JP8049487U JP8049487U JPH0345765Y2 JP H0345765 Y2 JPH0345765 Y2 JP H0345765Y2 JP 8049487 U JP8049487 U JP 8049487U JP 8049487 U JP8049487 U JP 8049487U JP H0345765 Y2 JPH0345765 Y2 JP H0345765Y2
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oil
spool
hole
hydraulic pump
oil groove
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ワークを加圧成形するプレス装置
に関する。
(従来の技術) 従来、この種のワークを加圧成形するプレス装
置としては、例えば合板の接着工程においては一
般的な油圧プレスが使用され、これらプレスの加
圧装置としては油圧ポンプユニツト+復動形シ
リンダ、または、油圧ポンプユニツト+単動形
シリンダ+キツカー用単動シリンダの構成のもの
であつた。
(解決しようとする問題点) しかしながら、これら一般的な油圧プレスで
は、大量の圧のかかつた作動油を送り込む必要が
あるため大流量のポンプユニツトを必要とし、ま
た、作動シリンダが複数の場合には制御するバル
ブ等の構成が複雑となり、また、同調作動させる
ために油圧回路あるいは機械的構成が複雑となつ
て製作コストが高くなる不経済性があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなさ
れたもので、例えば合板の接着工程において堆積
した合板等のワークをプレスにより加圧する場
合、油圧を主として堆積合板の加圧時のみに発生
する構成として、ポンプユニツトを小容量とする
ことができ、油圧配管を簡略化することのできる
プレス装置を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、上部フレー
ムに対しスライド体をキツカースクリユウを介し
て上下動可能に設けるとともに、上部フレームと
スライド体との間に加圧用シリンダを介装し、前
記キツカースクリユウの下端部側を前記スライド
体にばねを介して連繋し、同上部側はウオームギ
ヤとウオームとの連繋手段により駆動軸と連繋
し、この駆動軸にはピストン部とオイル溝とを有
する切換バルブのスプールを一体的に設け、ま
た、バルブ本体の前記スプールを摺動可能に設け
た軸部摺動孔側にはオイルタンクと加圧用シリン
ダとの配管路を前記オイル溝を介して継断可能な
オイル孔を設け、また、同ピストン摺動孔の前記
ピストン部で区画される一方の室側には油圧ポン
プと連繋して前記スプールのオイル溝を前記オイ
ル孔と整合可能とする切換ポートを設け、他方の
室には前記油圧ポンプと連繋する切換ポートと前
記加圧用シリンダに連繋する圧油ポートを設ける
構成としたプレス装置である。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中1は合板用プレス装置の全体であ
つて、ベツド2上にはフレーム3が形成されると
ともに、その上部フレーム4には対をなすラム形
シリンダ5(加圧用シリンダともいう)が設けら
れ、そのラム6の下端部間にはスライド体7が取
付けられて上下動可能に設けられている。また、
シリンダ5の上部にはオイル孔8が貫設され、同
孔8にはオイルタンク52に切換バルブ40を介
して継続可能に連通する孔10と切換バルブ40
の圧油ポートPに連通する圧油孔11と略T字形
状に連通する給油孔12を有する継手部材9が取
付けられている。このように設けられたスライド
体7と上部フレーム4との間のラム6に近接した
位置にはスライド体7を昇降動する昇降装置13
が設けられている。
14は昇降装置13のキツカースクリユウであ
つて、その下端部はスライド体7に形成された支
持用孔15に挿入され、同下端部には直交状に支
持部材16が取付けられ、また、同下端部より所
定の高さ位置にはスプリング加圧部材17が取付
けられ、この加圧部材17と支持用孔15の内径
部に突出された凸部18との間にはキツカースク
リユウ停止時、液圧による被圧着材変形量補償用
の所定の設定圧のばね19が弾着されている。ま
た、キツカースクリユウ14の上部側は上部フレ
ーム4側にシリンダ5と一体状に形成された装置
ボツクス20に水平回転可能に支承されたウオー
ムギヤ21の中心に嵌着された内径にねじ部23
を有する雌ねじ軸22に螺合されている。
24は昇降装置13の駆動軸で、装置ボツクス
20に回転可能に、かつ軸線方向にスライド可能
に設けられ、同軸24には切換バルブ40のスプ
ール33が一体状に設けられている。25は駆動
軸24の一端部に形成されたスプライン部で、同
スプライン部25には駆動モータ26に取付けた
プーリ27と対応してプーリ28が取付けられ、
両プーリ27,28間にはベルト29が掛装され
ている。また装置ボツクス20内の所定位置には
ウオームギヤ21と噛合うウオーム30がノツク
ピン31により固着されるとともに、同ウオーム
30とベアリング32,38を介してスプール3
3が軸24に対して回転自在に嵌着され、検知部
材39aとともに固定部材39bとノツクピン3
1により同軸24に固定されている。このスプー
ル33の外周の所定の位置にはピストン部34が
形成されるとともに、同ピストン部33の図示左
側の軸部35の軸径は右側の軸部36の径より若
干小径に形成されている。また、軸部36の所定
の外周部にはオイル溝37が凹設されている。こ
のように形成された駆動軸24はそのウオーム3
0がウオームギヤ21に噛合されるとともに、ス
プール33は装置ボツクス20に取付けられた切
換バルブ40のバルブ本体41にスライド可能に
嵌合されている。このバルブ本体41にはピスト
ン摺動孔42と軸部摺動孔43とが形成され、ピ
ストン摺動孔42の両端部には切換ポートP1,
P2が貫設されるとともに、切換ポートP2に近
接状に圧油ポートPが貫設され、切換ポートP
1,P2は油圧ポンプ44の本管45に配管4
6,47を介して接続され、また、圧油ポートP
はラム型シリンダ5に取付けた継手部材9の圧油
孔11に配管48を介して接続されている。ま
た、軸部摺動孔43側の所定の位置の図示直径方
向にはスプール33に凹設したオイル溝37と整
合するオイル孔49,50が貫設され、オイル孔
49は配管51を介してオイルタンク52に接続
され、オイル孔50は配管53を介して継手部材
9の孔10に接続されている。このように設けら
れた切換バルブ40は、プレス装置1の作動時に
は圧油は切換ポートP1より室54A側に作用
し、さらに、切換ポートP2室54B側に作用す
るが、室54A側は室54B側より受圧面積が大
なるため、スプール33を図示右方向へ付勢して
ピストン部34により圧油ポートPは閉止される
とともに、オイル溝37はオイル孔49,50と
整合されてオイルタンク52とラム型シリンダ5
とは連通されている。
なお、55はバルブ本体41に取付けられた近
接スイツチであつて駆動モータ26に継電され、
検知部材39と対設するとモータ26を停止する
ように設けられている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本実施例は上部フレーム4に対しスライ
ド体7をキツカースクリユウ14を介して上下動
可能に設けるとともに、上部フレーム4とスライ
ド体7との間に加圧用シリンダ5を介装し、キツ
カースクリユウ14の下端部側をスライド体7に
ばね19を介して連繋し、同上部側はウオームギ
ヤ21とウオーム30との連繋手段により駆動軸
24と連繋し、この駆動軸24にはピストン部3
4とオイル溝37とを有する切換バルブ40のス
プール33を摺動可能に設けた軸部摺動孔43側
にはオイルタンク52と加圧用シリンダ5との配
管路51,53をオイル溝37を介して継断可能
なオイル孔49,50を設け、また、同ピストン
摺動孔42のピストン部34で区画される一方の
室54A側には油圧ポンプ44と連繋してスプー
ル33のオイル溝37をオイル孔49,50と整
合可能とする切換ポートP1を設け、他方の室5
4Bには油圧ポンプ44と連繋する切換ポートP
2と加圧用シリンダ5に連繋する圧油ポートPを
設ける構成としたものである。したがつて、本プ
レス装置1の下動ボタンをONして駆動モータ2
6を起動するとウオーム30、ウオームギヤ21
を介してキツカースクリユウ14が降下され、こ
れによりスライド体7も降下される。これにより
同スライド体7に取付けられた加圧用シリンダ5
のラム6も降下される。この際、切換バルブ40
側では油圧ポンプ44の圧油はピストン摺動孔4
2の室54Aおよび室54B側にともに流入され
ているが差圧により、駆動軸24は同軸24に取
付けられたスプール33介して図示右方向へ付勢
されていてオイル溝37はオイル孔49,50と
整合されているので、スライド体7の降下で加圧
用シリンダ5内は負圧となり、オイルはオイルタ
ンク52より配管51、オイル溝37、配管53
を経てシリンダ5内に流入される。そして、スラ
イド体7がベツド2上に堆積した合板W上に当接
し、さらに、駆動軸24が回転されるとキツカー
スクリユウ14の下端部に取付けられたばね19
が撓みはじめ、所定量撓むとキツカースクリユウ
14は固定状となり、このためウオーム30のス
ラスト力は室54Aおよび室54Bの差圧力に抗
して駆動軸24およびスプール33が一体に実線
矢印方向へ移動されてオイル孔49,50間は閉
鎖されてタンク52から加圧用シリンダ5へのオ
イルの流入は遮断されるとともに、スプール33
が稼働するとピストン部34により閉鎖状態にな
つていた圧油ポートPは室54B側の圧油と通じ
圧油は圧油ポートPより加圧用シリンダ5へ圧送
されてラム6を介して合板Wを加圧する。同時に
駆動軸24に取付けられた検知部材39が近接ス
イツチ55と対設されて駆動モータ26は停止さ
れる。そして、所定の加圧時間を経過した後、上
昇ボタンをONすると駆動モータ26は逆転さ
れ、ばね19は弾性復元されるが、スライド体7
には圧油のかかつた状態のままのため、駆動軸2
4は点線矢印方向に移動するとともに、圧油ポー
トPが閉じられ、さらに移動してオイル孔49,
50はオイル溝37により連通されてスライド体
7は元の位置に復帰される。
このように、本例プレス装置1によれば、スラ
イド体7の昇降動はキツカースクリユウ14によ
るものであるから、油圧はスプール33の移動と
合板Wの加圧時のみ発生すればよいので、ポンプ
ユニツトの容量は比較的小容量のものにすること
ができ、各オイル経路の切換えはキツカースクリ
ユウ14を駆動するウオーム30のスラスト力を
利用するので回路構成を簡略化することができ、
また、スライド体7の昇降動はキツカースクリユ
ウ14で行うので加圧シリンダが複数になつた場
合においても同期を容易に行うことができる等多
くに特長がある。
なお、上記実施例においては合板の接着工程に
おけるプレス装置として例示したが、一般のワー
クに圧力を掛けるプレス装置にも適用し得るもの
である。
(考案の効果) さて、本考案は上部フレームに対しスライド体
をキツカースクリユウを介して上下動可能に設け
るとともに、上部フレームとスライド体との間に
加圧用シリンダを介装し、前記キツカースクリユ
ウの下端部側を前記スライド体にばねを介して連
繋し、同上部側はウオームギヤとウオームとの連
繋手段により駆動軸と連繋し、この駆動軸にはピ
ストン部とオイル溝とを有する切換バルブのスプ
ールを一体的に設け、また、バルブ本体の前記ス
プールを摺動可能に設けた軸部摺動孔側にはオイ
ルタンクと加圧用シリンダとの配管路を前記オイ
ル溝を介して継断可能なオイル孔を設け、また、
同ピストン摺動孔の前記ピストン部で区画される
一方の室側には油圧ポンプと連繋して前記スプー
ルのオイル溝を前記オイル孔と整合可能とする切
換ポートを設け、他方の室には前記油圧ポンプと
連繋する切換ポートと前記加圧用シリンダに連繋
する圧油ポートを設ける構成としたことにより、
スライド体の昇降動はキツカースクリユウによる
ものであるから、油圧はワークの加圧時のみ発生
すればよいので、ポンプユニツトの容量は比較的
小容量のものにすることができ、各オイル経路の
切換えはキツカースクリユウを駆動するウオーム
のスラスト力を利用するので回路構成を簡略化す
ることができ、また、スライド体の昇降動はキツ
カースクリユウで行うので加圧シリンダが複数に
なつた場合においても同期を容易に行うことがで
きるので、プレス装置として極めて実用性に優れ
た考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はプレ
ス装置の正面図、第2図は一部縦断面図、第3図
は昇降装置の水平断面図、第4図は略体説明図で
ある。 1……プレス装置、4……上部フレーム、5…
…加圧用シリンダ、7……スライド体、13……
昇降装置、14……キツカースクリユウ、19…
…ばね、21……ウオームギヤ、24……駆動
軸、30……ウオーム、33……スプール、34
……ピストン部、37……オイル溝、40……切
換バルブ、41……バルブ本体、42……ピスト
ン摺動孔、43……軸部摺動孔、44……油圧ポ
ンプ、49,50……オイル孔、51,53……
配管、52……オイルタンク、54A,54B…
…室、P1,P2……切換ポート、P……圧油ポ
ート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部フレームに対しスライド体をキツカースク
    リユウを介して上下動可能に設けるとともに、上
    部フレームとスライド体との間に加圧用シリンダ
    を介装し、前記キツカースクリユウの下端部側を
    前記スライド体にばねを介して連繋し、同上部側
    はウオームギヤとウオームとの連繋手段により駆
    動軸と連繋し、この駆動軸にはピストン部とオイ
    ル溝とを有する切換バルブのスプールを一体的に
    設け、また、バルブ本体の前記スプールを摺動可
    能に設けた軸部摺動孔側にはオイルタンクと加圧
    用シリンダとの配管路を前記オイル溝を介して継
    断可能なオイル孔を設け、また、同ピストン摺動
    孔の前記ピストン部で区画される一方の室側には
    油圧ポンプと連繋して前記スプールのオイル溝を
    前記オイル孔と整合可能とする切換ポートを設
    け、他方の室には前記油圧ポンプと連繋する切換
    ポートと前記加圧用シリンダに連繋する圧油ポー
    トを設ける構成としたことを特徴とするプレス装
    置。
JP8049487U 1987-05-27 1987-05-27 Expired JPH0345765Y2 (ja)

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JP8049487U JPH0345765Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JPS63188102U JPS63188102U (ja) 1988-12-02
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