JPH0345642Y2 - - Google Patents

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JPH0345642Y2
JPH0345642Y2 JP1985073058U JP7305885U JPH0345642Y2 JP H0345642 Y2 JPH0345642 Y2 JP H0345642Y2 JP 1985073058 U JP1985073058 U JP 1985073058U JP 7305885 U JP7305885 U JP 7305885U JP H0345642 Y2 JPH0345642 Y2 JP H0345642Y2
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folded
small
down comforter
bag
cover cloth
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JP1985073058U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、種々の目的に使用される羽毛ふと
んに関するものである。
(従来の技術) 従来、掛けぶとんや敷きぶとんとしては、布の
中に綿を挿入したものが通常使用されており、
又、近年になつて布の中に水鳥の羽毛を入れた羽
毛ふとんが一般の家庭においても使用されるよう
になつてきた。このような、羽毛ふとんは、通常
ふとんしてのみ使用されることが多いが、一部で
クツシヨン性を利用して、自動車、室内のクツシ
ヨンとして利用されている。
例えば、実開昭51−91921号の座布団兼用敷物
があり、その要旨は、長方形状の敷物本体を、そ
の長手方向で三分割して、三つの小区画部を形成
し、その小区画部の一つに袋部を設け、この袋部
に小区画部形成用の縫い目より折り畳んだ前記小
区画部を挿入可能とした構造である。
また実公昭45−184号の自動車用クツシヨン兼
掛布団の考案があり、この考案は、羽毛ふとん
と、この羽毛ふとんの端面より延設された羽毛ふ
とんを収容するクツシヨン袋体と、このクツシヨ
ン袋体を収容できる前記羽毛ふとんに設けた袋と
で構成されている。等の考案が散見される。
(考案が解決しようとする問題点) 確かに、前記考案は、ふとんに設けた袋体又は
ふとんの外側に設けた袋体に、縫い目より折り畳
んだふとんを収容できる構造となつている。
しかしながら、実開昭51−91921号では、布団
の端部の構造では、先ず最初に折り畳んだ後、そ
の折り目より、収容する構造であることから、そ
の収容が面倒であること。また収容時に、袋体の
両端部が内方に引つ張られことになり、袋体の開
口部が縮まり収容が困難である等の課題が考えら
れる。
また実公昭45−184号では、クツシヨン袋体を
別体に設けることから、構造が複雑となること、
また袋体と峰い目で形成される小区画部との寸法
が異なり、収納が煩わしくなる等の課題が考えら
れる。
(問題点を解決するための手段) 上記に鑑み、本考案では、羽毛ふとんを最大の
折り畳み寸法で折り畳み、かつこの状態での袋部
への容易な収容を図るために、下記のように構成
した。
即ち、本考案は、表布と裏布との間に介装され
た羽毛群を略同量ずつ収容する略同形の小区画部
を形成する縦及び横方向の適数の縫い目を有する
長方形の羽毛ふとんであつて、この羽毛ふとんの
小区画部を形成するに際し、羽毛ふとんを最大折
り畳み寸法で、かつ折り畳んだ羽毛ふとんの収容
の容易化を図る目的で、その長手方向に二等分に
分割するとともに、その長手方向と直交する方向
に奇数分割して、全体として偶数個の小区画部を
設け、この偶数個に分割された中央位置にある小
区画部の少なくとも一つの片面若しくは両面に縫
い付けられ、かつその開口部がふとん側にあつて
前記縫い目によつて折り畳まれた他の小区画部が
収容できる袋部を形成するカバー布とで構成され
ており、前記羽毛ふとんを最大折り畳み寸法で折
り畳んだ状態で、更に小区画部を横方向に折り畳
んで前記袋部に収容する際にして、羽毛ふとんの
両側部に形成された小区画部をカバー布の反対側
に折り畳み、このカバー布の縫着部が前記折り畳
み側位置した状態で、このカバー布を裏返して袋
部を形成し、この袋部に前記折り畳んだ小区画部
を収容することを特徴とする多目的羽毛ふとんで
ある。
(作用) 次に本考案の作用を説明すると、羽毛ふとんと
して利用する場合は、従来と同様である。
このように羽毛ふとんとして利用され、その後
クツシヨンとして利用する場合、通常羽毛ふとん
の長手方向両側部の小区画部を、袋体が設けられ
ている方向と反対側に折り曲げ、カバー布が設け
られた中央部の小区画部の下方に重ねる。
この場合、カバー布の両縫着部が外側に引つ張
られて、丁度小区画部の前記折り畳み側(カバー
布の裏返し側)位置した状態となるので、カバー
布の裏返し所作の容易化、及びカバー布の裏返し
で形成される袋部の開口部は縮むことなく、十分
に拡開状態である。
このようにして重ねられた小区画部の一方側
(長手方向の縫い目で形成された、一方側の小区
画部)を袋部内に収容するために、カバー布を裏
返して、この裏返されたカバー布で形成される袋
部(カバー布と、カバー布が縫い付けられた小区
画部の布地とで形成された袋部、以下同じ)内
に、中央部に折り畳まれた一方側が収容される。
続いて他方側側(長手方向の縫い目で形成され
た、他方側の小区画部)を袋部内に収容するため
に、前記中央部に折り畳まれたカバー布ない側の
小区画部を、長手方向方向の縫い目より折り畳み
収容する。
これによつて、袋部内に整然と小区画部が収容
される。
尚、袋部内に収容された小区画部を取り出し、
羽毛ふとんとし利用する場合は、前述と逆の操作
で簡易になし得る。
(実施例) つぎに、この考案を図面に示す実施例に基ずい
て説明する。
第1図は多目的ふとん1の全体を示す斜視図で
ある。この多目的ふとん1には長方形をした羽毛
ふとん2があり、この羽毛ふとん2の表布3と裏
布4との間には水鳥等の羽毛(図示せず)が略均
一の厚さにつめ込まれるとともに、両布3及び4
の四周がミシン糸により縫い付けられて外側縫い
目5になつている。表布3及び裏布4はその四周
の外に、両布3及び4の縦の方向(長手方向、以
下同じ)に二分割し、かつ本考案の多目的ふとん
1を最大の折り畳み寸法で折り畳み、かつこの多
目的ふとん1を最大寸法で折り畳んだ状態で、後
述する袋部への容易な収容を図るために、その中
心がミシン糸により縫い付けられて縦縫い目6に
なつている。又、羽毛ふとん2はその縦方向の長
さを3等分する形で、表布3及び裏布4がミシン
糸により縫い付けられており、この縫い付けられ
た個所が横縫い目7及び8になつている。
羽毛ふとん2は、上記のように縦縫い目6と、
両横縫い目7及び8により区画されたことによ
り、略同じ形をした6個の小区画部9が形成され
る。このようにして形成された各小区画部9は長
方形をしており、各小区画部9相互間では内部の
羽毛が移動しないようになつている。ここで、羽
毛ふとん2の各小区画部9をそれぞれ区別するた
めに、右上方から順次9,9A,9B,9C,9
D,9Eとする。
カバー布10は長方形をしており、縦縫い目6
上に位置する内側縁10aを除く、外側縁10b
と上、下側縁10c,10dが小区画部9Aの各
縫い目5,7及び8に沿つて縫い付けられて、袋
部11を形成している。
上記のように構成された多目的ふとん1は、羽
毛ふとん2の下側の小区画部9B,9Eを、第1
図に示すように、下横縫い目8から矢印A方向に
折り曲げて、中央部の小区画部9A,9Dの裏側
に位置させ、その後上側の小区画部9,9Cを上
横縫い目7から矢印B方向に折り曲げて、小区画
部9B,9Eの裏面側に位置させると、三つ折り
になる(第2図参照)。
ついで、カバー布10の内側縁10aを第2図
の矢印Cで示す方向に引き上げて反転させると、
羽毛ふとん2の左側の小区画部9及び9Bはカバ
ー布10と小区画部9Aとにより形成された袋部
11内に収容される(第3図参照)。
ついで、第3図に示すように、小区画部9Aと
反対側において重ね合せられた小区画部9D,9
E及び9Cを縦縫い目6において矢印D方向に折
り曲げるとともに、各小区画部9D,9E及び9
Cの外側端縁部を袋部11内に押し込む。これに
より、小区画部9A以外の小区画部9,9B,9
C,9D及び9Eは、小区画部9Aとカバー布1
0とにより形成された袋部11内に収容される
(第4図参照)。
すなわち、羽毛ふとん2は、その表面積が当初
の面積の約1/6になり、例えばクツシヨンや枕等
としても使用可能なサイズになる。
なお、前述の実施例では、カバー布10を表布
3側だけでなく、裏側4側に縫い付けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上で詳述したように、表布と裏布
との間に介装された羽毛群を略同量ずつ収容する
略同形の小区画部を形成する縦及び横方向の適数
の縫い目を有する長方形の羽毛ふとんであつて、
この羽毛ふとんの小区画部を形成するに際し、そ
の長手方向に二等分に分割するとともに、その長
手方向と直交する方向に奇数分割して、全体とし
て偶数個の小区画部を設けた構成である。
したがつて、袋部内に小区画部を収容する際に
は、羽毛ふとんを最大の折り畳み寸法で折り畳
み、かつこの羽毛ふとんを最大寸法で折り畳んだ
状態での収容となり、袋部への容易な収容が可能
となる。
殊に本考案では、羽毛ふとん折り畳む際に、こ
の羽毛ふとんを、その両側部より、カバー布の裏
側に向かつて折り畳み、その後カバー布を、羽毛
ふとんの外側縫い部より裏返して、袋部を構成
し、この袋部に前記折り畳んだ羽毛ふとんを収容
する構成である。
よつて、前記羽毛ふとんの折り畳み時に、カバ
ー布の二方向への引張状態が確保され、このカバ
ー布の縫着部がカバー布の裏返し側に移行する効
果があること。またこれにより、カバー布の裏返
し作業の容易化が達成される。
また、本考案は、カバー布を裏返して形成され
る袋部に、折り畳んだ小区画部を収容することか
ら、この袋部の開口部が十分に拡開状態となつて
収容でき、スムーズな収容と、収容された小区画
部がゴロゴロせずクツシヨン又は枕としては、最
適である。
更に、本考案は、前記小区画部を折り畳んで袋
部に収容する際にして、羽毛ふとんの両側部に形
成された小区画部を袋体の反対側に折り畳むこ
と、及びカバー布を裏返すこと、並びにこの裏返
されたカバー布で形成される袋部に、折り畳んだ
羽毛ふとんの端部より収容することから、スムー
ズな収容が可能となる。
また本考案は、カバー布を裏返しして袋部を構
成する方法である。
これにより、袋部に入り込んだゴミ、異物等を
その裏返し時に、当時に排除でき、羽毛ふとん常
時清潔にできる。また裏返し使用することから、
仮にクツシヨンとしてカバー布が形成された部位
が汚れても、羽毛ふとんとして利用する場合に
は、カバー布で隠蔽される効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は羽毛
ふとんの全体斜視図、第2図は第1図の羽毛ふと
んを三つ折にした状態の斜視図、第3図は第2図
の羽毛ふとんのカバー布を反転した状態を示す斜
視図、第4図は第3図の羽毛ふとんを折り曲げ
て、残りの部分をカバー布により形成された袋部
に収容した状態を示す斜視図である。 1……多目的羽毛ふとん、2……羽毛ふとん、
3……表布、4……裏布、5……外側縫い目、6
……縦縫い目、7……横縫い目、8……横縫い
目、9,9A,9B,9C,9D,9E……小区
画部、10……カバー布、11……袋部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表布と裏布との間に介装された羽毛群を略同量
    ずつ収容する略同形の小区画部を形成する縦及び
    横方向の適数の縫い目を有する長方形の羽毛ふと
    んであつて、この羽毛ふとんの小区画部を形成す
    るに際し、羽毛ふとんを最大折り畳み寸法で、か
    つ折り畳んだ羽毛ふとんの収容の容易化を図る目
    的で、その長手方向に二等分に分割するととも
    に、その長手方向と直交する方向に奇数分割し
    て、全体として偶数個の小区画部を設け、この偶
    数個に分割された中央位置にある小区画部の少な
    くとも一つの片面若しくは両面に縫い付けられ、
    かつその開口部がふとん側にあつて前記縫い目に
    よつて折り畳まれた他の小区画部が収容できる袋
    部を形成するカバー布とで構成されており、前記
    羽毛ふとんを最大折り畳み寸法で折り畳んだ状態
    で、更に小区画部を横方向に折り畳んで前記袋部
    に収容する際にして、羽毛ふとんの両側部に形成
    された小区画部をカバー布の反対側に折り畳み、
    このカバー布の縫着部が前記折り畳み側に位置し
    た状態で、このカバー布を裏返して袋部を形成
    し、この袋部に前記折り畳んだ小区画部を収容す
    ることを特徴とする多目的羽毛ふとん。
JP1985073058U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0345642Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985073058U JPH0345642Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JPS61187559U JPS61187559U (ja) 1986-11-22
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JP2018011722A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社ハッチ
JP2020179308A (ja) * 2020-08-17 2020-11-05 河田フェザー株式会社 羽毛製品

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JPS45184Y1 (ja) * 1966-05-20 1970-01-07

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JPS59174078U (ja) * 1983-05-10 1984-11-20 株式会社弥生 掛布団

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