JPH0345449Y2 - - Google Patents
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- JPH0345449Y2 JPH0345449Y2 JP1985078644U JP7864485U JPH0345449Y2 JP H0345449 Y2 JPH0345449 Y2 JP H0345449Y2 JP 1985078644 U JP1985078644 U JP 1985078644U JP 7864485 U JP7864485 U JP 7864485U JP H0345449 Y2 JPH0345449 Y2 JP H0345449Y2
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- JP
- Japan
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- joint
- tubular members
- joints
- pins
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B2/00—Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
- E04B2/74—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
- E04B2/7401—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using panels without a frame or supporting posts, with or without upper or lower edge locating rails
- E04B2/7405—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using panels without a frame or supporting posts, with or without upper or lower edge locating rails with free upper edge, e.g. for use as office space dividers
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、必要に応じて所望の曲線パターンを
とることができるように配置できる自立仕切壁を
形成する、複数の管状部材およびその上端・下端
での相互間関節状接続用の継ぎ手に関する。
とることができるように配置できる自立仕切壁を
形成する、複数の管状部材およびその上端・下端
での相互間関節状接続用の継ぎ手に関する。
現代の建築の流行に従つて、いわゆるオープン
スペース配置が官庁、一般企業で採用されている
(このオープンスペース配置は、利用空間を各個
室にする壁仕切がなく、机や各事務員の仕事場所
が互いに隣接して配置される)。しかし、別個独
立の仕事が行なわれている一定の作業区域を、他
の区域から、たとえば石造の永久的な分割構造に
しないで、分離することがしばしば必要になる。
スペース配置が官庁、一般企業で採用されている
(このオープンスペース配置は、利用空間を各個
室にする壁仕切がなく、机や各事務員の仕事場所
が互いに隣接して配置される)。しかし、別個独
立の仕事が行なわれている一定の作業区域を、他
の区域から、たとえば石造の永久的な分割構造に
しないで、分離することがしばしば必要になる。
利用空間の再配置の場合これらの分離構造を修
正する必要性はたとえば薄層でできた複数の可動
パネルを使用することで減少したが、これらのパ
ネルは支持フレームや、床(ときによつては、さ
らに天井)に固定する装置が必要である。これら
のパネルの位置を修正する必要がある場合、構造
体の面倒な分解、組立が必要で、ドライバやスパ
ナのような道具を結局使用することになる。ま
た、必然的に多角形型となるこれら可動壁によつ
て区画される周辺を変えることが制限されるとと
もに、上記仕切パネルおよびそれに付随したクラ
ンプ装置のコストがかなり大きくなる。
正する必要性はたとえば薄層でできた複数の可動
パネルを使用することで減少したが、これらのパ
ネルは支持フレームや、床(ときによつては、さ
らに天井)に固定する装置が必要である。これら
のパネルの位置を修正する必要がある場合、構造
体の面倒な分解、組立が必要で、ドライバやスパ
ナのような道具を結局使用することになる。ま
た、必然的に多角形型となるこれら可動壁によつ
て区画される周辺を変えることが制限されるとと
もに、上記仕切パネルおよびそれに付随したクラ
ンプ装置のコストがかなり大きくなる。
本考案の目的は、自立型であつて床や天井への
固定手段を必要とせず、全て成形容易なプラスチ
ツク材料でできていてそれ故低コストの、組立体
形成管状部材を相互接続する結合手段だけが必要
で、道具を用いなくとも容易に手で分解、組立て
が可能な仕切壁を形成する組立構造体を提供する
ことである。
固定手段を必要とせず、全て成形容易なプラスチ
ツク材料でできていてそれ故低コストの、組立体
形成管状部材を相互接続する結合手段だけが必要
で、道具を用いなくとも容易に手で分解、組立て
が可能な仕切壁を形成する組立構造体を提供する
ことである。
本考案による組立構造体の重要な効果は、多様
な建築条件に合致するように所望のパターンに沿
つて仕切壁を配置でき、結合部材を分解しなくと
もすばやく転置できることである。
な建築条件に合致するように所望のパターンに沿
つて仕切壁を配置でき、結合部材を分解しなくと
もすばやく転置できることである。
また、これら壁の分岐であつて、その2つが3
番目のものからある角度で分岐することが可能
で、したがつて、たとえばY字形を形成するよう
な分岐を得ることもできる。
番目のものからある角度で分岐することが可能
で、したがつて、たとえばY字形を形成するよう
な分岐を得ることもできる。
図に示されているように、本実施例の仕切壁と
なる組立体は、第3図に示される断面形状の管状
部材1を並べて形成させる。この管状部材1の断
面形状は、図に示すように一部を欠いた円形の凸
状円筒部6と、その曲率半径と同じ曲率半径を有
し、前記凸状円筒部6の円形の欠けた部分に内側
向きに形成された凹状側面部5とで形成されてい
る。組立に際しては凹状側面部5に凸状円筒部6
を接触させて順次並べる。このように曲率の同じ
凹部に凸部が接触するので、それぞれが回転する
ことができる。各管状部材1は第4a図、第4b
図に示されているヘツドプラグ2によつて両端が
閉じられる。
なる組立体は、第3図に示される断面形状の管状
部材1を並べて形成させる。この管状部材1の断
面形状は、図に示すように一部を欠いた円形の凸
状円筒部6と、その曲率半径と同じ曲率半径を有
し、前記凸状円筒部6の円形の欠けた部分に内側
向きに形成された凹状側面部5とで形成されてい
る。組立に際しては凹状側面部5に凸状円筒部6
を接触させて順次並べる。このように曲率の同じ
凹部に凸部が接触するので、それぞれが回転する
ことができる。各管状部材1は第4a図、第4b
図に示されているヘツドプラグ2によつて両端が
閉じられる。
このプラグ2は、前記管状部材1の断面形状と
ほぼ等しい平面形状を有し、その中心に中央開口
20を形成させている。この中央開口20に継ぎ
手または連結板3の2つの中空穴あきピン10の
一方がはまる。継ぎ手3の双方のピン10を相隣
合う管状部材1,1′の端部のプラグ2の中央開
口に挿入することによつて管状部材1,1′同士
を連結する。その際、管状部材1,1′は凹状側
面部5と凸状円筒部6とが接触させられ回転でき
るのは前述の通りである。その管状部材同士の回
転半径はピン10,10の間隔に等しいことは理
解できるであろう。
ほぼ等しい平面形状を有し、その中心に中央開口
20を形成させている。この中央開口20に継ぎ
手または連結板3の2つの中空穴あきピン10の
一方がはまる。継ぎ手3の双方のピン10を相隣
合う管状部材1,1′の端部のプラグ2の中央開
口に挿入することによつて管状部材1,1′同士
を連結する。その際、管状部材1,1′は凹状側
面部5と凸状円筒部6とが接触させられ回転でき
るのは前述の通りである。その管状部材同士の回
転半径はピン10,10の間隔に等しいことは理
解できるであろう。
継ぎ手または連結板は2種類容易され、前述し
たものと別のもの4は、前記継ぎ手3の穴あきピ
ン10の穴に挿入できる連結ピン11,11を有
している。すなわち、両端にヘツドプラグ2をは
めた管状部材2本を継ぎ手3で連結し、その継ぎ
手3で連結されたものをさらに継ぎ手4の連結ピ
ン11,11を継ぎ手3の穴あきピン10,10
にはめることによつて全体を連結する。
たものと別のもの4は、前記継ぎ手3の穴あきピ
ン10の穴に挿入できる連結ピン11,11を有
している。すなわち、両端にヘツドプラグ2をは
めた管状部材2本を継ぎ手3で連結し、その継ぎ
手3で連結されたものをさらに継ぎ手4の連結ピ
ン11,11を継ぎ手3の穴あきピン10,10
にはめることによつて全体を連結する。
中央口20の軸線と、隣接管状部材1′の凸状
部6の中心に相当する凹状円弧5の中心との間の
距離、すなわち、隣接した管状部材1,1′上に
備えられるプラグ2の開口20の中心間の距離
は、連結板3,4それぞれのピン10,11の中
心間の距離に等しい。
部6の中心に相当する凹状円弧5の中心との間の
距離、すなわち、隣接した管状部材1,1′上に
備えられるプラグ2の開口20の中心間の距離
は、連結板3,4それぞれのピン10,11の中
心間の距離に等しい。
本考案による組立構造体を、その構成要素それ
ぞれの細部に関して更に説明する 第3図の断面図に示された主構成部材すなわち
管状部材1は、アルミニウム、木材のような軽い
材料でできているなら何んでもよく(より望まし
いのは丈夫なプラスチツク)、一定の弾性を有し
ていて、(たとえば押し出し成形によつて)図示
のように成形されて、凹状側面部5に形成された
溝21,22,23を備えてその構造体を強化し
同時により大きな弾性を構造体に与えるようにで
きる。これらの溝21,22,23は、構成部材
1の中央面X−Xに関して対照的に配列され、図
示された実施例ではこれらは、全てほぼ円形状断
面の内部部分を有し、その内部部分は2つの対向
した平行長手壁を介して外部周辺すなわち凹状側
面部5に連らなる。中央溝23は他の2つの溝よ
り大きく、その内部円形状部の中心が凸状部6の
中心と一致するように構成部材1の内部に延びて
いる。凸状部6の長さは凹状部5よりずつと大き
い。放射状補強リブ24,24aが中央溝23を
凹状部6の内壁に連結するために備えられる。構
成部材1,1′を並べて配置し、各部材の凹状部
5が順次隣接部材の凸状部6に接して、それぞれ
の半径間の上記関係によつて整合が得られるよう
にする。
ぞれの細部に関して更に説明する 第3図の断面図に示された主構成部材すなわち
管状部材1は、アルミニウム、木材のような軽い
材料でできているなら何んでもよく(より望まし
いのは丈夫なプラスチツク)、一定の弾性を有し
ていて、(たとえば押し出し成形によつて)図示
のように成形されて、凹状側面部5に形成された
溝21,22,23を備えてその構造体を強化し
同時により大きな弾性を構造体に与えるようにで
きる。これらの溝21,22,23は、構成部材
1の中央面X−Xに関して対照的に配列され、図
示された実施例ではこれらは、全てほぼ円形状断
面の内部部分を有し、その内部部分は2つの対向
した平行長手壁を介して外部周辺すなわち凹状側
面部5に連らなる。中央溝23は他の2つの溝よ
り大きく、その内部円形状部の中心が凸状部6の
中心と一致するように構成部材1の内部に延びて
いる。凸状部6の長さは凹状部5よりずつと大き
い。放射状補強リブ24,24aが中央溝23を
凹状部6の内壁に連結するために備えられる。構
成部材1,1′を並べて配置し、各部材の凹状部
5が順次隣接部材の凸状部6に接して、それぞれ
の半径間の上記関係によつて整合が得られるよう
にする。
各部材1の上下端それぞれには、第4a図、第
4b図に示されるようなヘツドプラグ2が備えら
れる。ヘツドプラグ2の外形は、溝21,22,
23を除けば部材1のそれとほぼ一致する。パチ
ンとはまるようないわゆるスナツプ嵌合が、構造
体を強化するだけでなく、結合時の目印にもなる
放射状リブ25によつて、容易にされる。これは
その放射状リブ25の外端部が部材1の内壁に沿
つて滑るからである。同時に、中央開口20を備
えた中央に円筒状の穴のある穴あきピン13は、
中央の溝23によつて形成された中央円筒通路の
内部に短距離だけ嵌合する。
4b図に示されるようなヘツドプラグ2が備えら
れる。ヘツドプラグ2の外形は、溝21,22,
23を除けば部材1のそれとほぼ一致する。パチ
ンとはまるようないわゆるスナツプ嵌合が、構造
体を強化するだけでなく、結合時の目印にもなる
放射状リブ25によつて、容易にされる。これは
その放射状リブ25の外端部が部材1の内壁に沿
つて滑るからである。同時に、中央開口20を備
えた中央に円筒状の穴のある穴あきピン13は、
中央の溝23によつて形成された中央円筒通路の
内部に短距離だけ嵌合する。
プラグ2はまた、中央線X′−X′に関して対称
的にその上面14に配置された隆起部15,15
aを備えており、それらの上面は、後述のよう
に、表面14に平行でかつ組立体全体の基底とな
るのに適当な共通の平面を画定する。第4a図、
第4b図に示されているように、これら2つの隆
起部は、プラグ2の2つの周辺領域から延びてお
り、そこで、構成部材1の凹状側面部5に対応し
た凹状部が、部材1の凸状円筒部6に対応した凸
状周辺部に連接する。そして各隆起部は、これら
2つの周辺領域に加えて、ほぼ直立した肩部(こ
れは、中央線X′−X′に対してほぼ平行な部分1
6aと、線X′−X′と鋭角をなす部分16から成
る)によつて画定される。
的にその上面14に配置された隆起部15,15
aを備えており、それらの上面は、後述のよう
に、表面14に平行でかつ組立体全体の基底とな
るのに適当な共通の平面を画定する。第4a図、
第4b図に示されているように、これら2つの隆
起部は、プラグ2の2つの周辺領域から延びてお
り、そこで、構成部材1の凹状側面部5に対応し
た凹状部が、部材1の凸状円筒部6に対応した凸
状周辺部に連接する。そして各隆起部は、これら
2つの周辺領域に加えて、ほぼ直立した肩部(こ
れは、中央線X′−X′に対してほぼ平行な部分1
6aと、線X′−X′と鋭角をなす部分16から成
る)によつて画定される。
この後、プラグ2、したがつてそれらがクラン
プされた部材1は、それぞれ第5a図、第5b図
および第6a図、第6b図に示された連結板また
は継ぎ手(以下単に板という)3および4を用い
て互いに接続される。これは、まず各開口20中
に、板3の貫通孔30をもつた一方のピン10を
嵌合し、次に、その貫通孔30中に、板4の一方
のピン11(その内部空洞はかくれてみえない)
を嵌合することによつてなされる。開口20およ
び貫通孔30の直径、ならびにピン10および1
1の直径は、手で種々の部材の分解、組立ができ
る程度の大きさになつており、スナツプ嵌合はピ
ンの弾性材料、および縦方向スリツト26,26
a、突出縁27,27aを備えたピンの形状によ
つて達成される。
プされた部材1は、それぞれ第5a図、第5b図
および第6a図、第6b図に示された連結板また
は継ぎ手(以下単に板という)3および4を用い
て互いに接続される。これは、まず各開口20中
に、板3の貫通孔30をもつた一方のピン10を
嵌合し、次に、その貫通孔30中に、板4の一方
のピン11(その内部空洞はかくれてみえない)
を嵌合することによつてなされる。開口20およ
び貫通孔30の直径、ならびにピン10および1
1の直径は、手で種々の部材の分解、組立ができ
る程度の大きさになつており、スナツプ嵌合はピ
ンの弾性材料、および縦方向スリツト26,26
a、突出縁27,27aを備えたピンの形状によ
つて達成される。
板3は図示のように、両端を貫通穴30の中心
を中心とする半円形状とされた横長の板状であ
り、中央部に部分的に隆起された隆起部17が形
成されている。この隆起部17は上面が平であ
り、平面形状が図示の状態で上下端が板の縁と一
致し、この上下端を結ぶ部分、すなわち貫通穴3
0に向かう部分は凹面を形成されるようにへこん
だ形状である。この凹面の曲率は後述の板4の端
部の曲率Rと等しくされている。またこの隆起部
7の隆起高さ、すなわち上面の平らな面までの高
さは、この板3をヘツドプラグ2に取り付けたと
きに前記ヘツドプラグの隆起部15,15aの上
面とほぼ同一面となる高さに設定してある。
を中心とする半円形状とされた横長の板状であ
り、中央部に部分的に隆起された隆起部17が形
成されている。この隆起部17は上面が平であ
り、平面形状が図示の状態で上下端が板の縁と一
致し、この上下端を結ぶ部分、すなわち貫通穴3
0に向かう部分は凹面を形成されるようにへこん
だ形状である。この凹面の曲率は後述の板4の端
部の曲率Rと等しくされている。またこの隆起部
7の隆起高さ、すなわち上面の平らな面までの高
さは、この板3をヘツドプラグ2に取り付けたと
きに前記ヘツドプラグの隆起部15,15aの上
面とほぼ同一面となる高さに設定してある。
他方外形全体が板3と同様の板4は、上側は平
で、下側にはスペーサ18が形成されている。こ
のスペーサ18は前記した板3の隆起部17にほ
ぼ対応する形状である。そしてその高さは、連結
ピン11を貫通穴30に挿入して板3に取り付け
たときに、隆起部15,15a,17と板4の上
面とがほぼ同一面を構成するように選定されてい
る。また、板4の端部は前記板3の端部と同一の
半径Rを有し、板3をその穴あきピン10をヘツ
ドプラグ2の中央穴20に差し込んで取り付け、
かつ板4をその連結ピン11を板3の貫通穴30
に挿入して取り付けたときに、それぞれの板が穴
あきピン10、連結ピン11を中心にして相互に
自由に回転できるようにされている。前記したヘ
ツドピン2の隆起部15,15aの広げられた肩
16,16は板3の回転角度を制限するためのも
のである。
で、下側にはスペーサ18が形成されている。こ
のスペーサ18は前記した板3の隆起部17にほ
ぼ対応する形状である。そしてその高さは、連結
ピン11を貫通穴30に挿入して板3に取り付け
たときに、隆起部15,15a,17と板4の上
面とがほぼ同一面を構成するように選定されてい
る。また、板4の端部は前記板3の端部と同一の
半径Rを有し、板3をその穴あきピン10をヘツ
ドプラグ2の中央穴20に差し込んで取り付け、
かつ板4をその連結ピン11を板3の貫通穴30
に挿入して取り付けたときに、それぞれの板が穴
あきピン10、連結ピン11を中心にして相互に
自由に回転できるようにされている。前記したヘ
ツドピン2の隆起部15,15aの広げられた肩
16,16は板3の回転角度を制限するためのも
のである。
各管状部材1(さらにまたそれに関連した下部
および上部のプラグ2)は、貫通孔30またはピ
ン11の間の中心間距離に対応する回転半径をも
つて、隣接部材1′の回りで構成部材の開口20
および溝23の共通軸心と同軸の凹状側面部5に
面しながら、旋回できることは明らかである。
および上部のプラグ2)は、貫通孔30またはピ
ン11の間の中心間距離に対応する回転半径をも
つて、隣接部材1′の回りで構成部材の開口20
および溝23の共通軸心と同軸の凹状側面部5に
面しながら、旋回できることは明らかである。
各部材1とそれに隣接した部材の間の連結は、
板3および板4によつて代わるがわる与えられ
る。なぜなら、各プラグ2の開口20には、組立
体の両側部の構成部材を除けば、常に、2枚の連
結板が逆向きに挿入されているからである。隆起
部15,15aを画定する肩16,16aは、構
成部材のお互い対する相互回転の範囲および構成
部材の自己の軸を中心とした回転に対する限界を
設定する。2つの対向した肩16aは、板3また
は4の幅に少なくとも対応する距離だけ離れてい
る。2つの隣り合つた部材の相対的最大回転限界
位置では、一方の構成部材の肩16は他方の構成
部材の肩16aと一直線になり、このような連続
した肩は、板3または4の側面に対して衝合面と
なる。この様子は第1図に示されている。
板3および板4によつて代わるがわる与えられ
る。なぜなら、各プラグ2の開口20には、組立
体の両側部の構成部材を除けば、常に、2枚の連
結板が逆向きに挿入されているからである。隆起
部15,15aを画定する肩16,16aは、構
成部材のお互い対する相互回転の範囲および構成
部材の自己の軸を中心とした回転に対する限界を
設定する。2つの対向した肩16aは、板3また
は4の幅に少なくとも対応する距離だけ離れてい
る。2つの隣り合つた部材の相対的最大回転限界
位置では、一方の構成部材の肩16は他方の構成
部材の肩16aと一直線になり、このような連続
した肩は、板3または4の側面に対して衝合面と
なる。この様子は第1図に示されている。
さらに、本考案によれば、上側板4の代わり
に、アングル状の連結板7を使用できる。この連
結板7は、ほぼ、2板の連結板4を直角にしてL
字状に一体に結合したもので、各頂点に1個づつ
合計3つのピンと、および第7図に示された形状
をもつ下部スペーサとを有している。図示されて
いるように、この実施例におけるスペーサ18
は、曲率半径Rで、下にある関連した板3の回転
に対して設計された領域を囲むもので回転用の座
となる。仕切壁のY形分岐が望まれるときは組立
体の底部および頂部でアングル状板7が用いら
れ、より普通には本考案の仕切壁が伝統的な直角
に配置される場合、その角部で用いられる。もつ
とも、本考案の主たる特徴は、多角形状を有する
単一の仕切壁で領域を区分したり、所望のパター
ンに従がつて連続または不連続曲線を形成できる
ことにある。このような不連続は、隆起部15,
15aによつて許される範囲より大きな角度に、
2つの隣り合つた構成部材の相対的な旋回を必要
としない限度で可能である。
に、アングル状の連結板7を使用できる。この連
結板7は、ほぼ、2板の連結板4を直角にしてL
字状に一体に結合したもので、各頂点に1個づつ
合計3つのピンと、および第7図に示された形状
をもつ下部スペーサとを有している。図示されて
いるように、この実施例におけるスペーサ18
は、曲率半径Rで、下にある関連した板3の回転
に対して設計された領域を囲むもので回転用の座
となる。仕切壁のY形分岐が望まれるときは組立
体の底部および頂部でアングル状板7が用いら
れ、より普通には本考案の仕切壁が伝統的な直角
に配置される場合、その角部で用いられる。もつ
とも、本考案の主たる特徴は、多角形状を有する
単一の仕切壁で領域を区分したり、所望のパター
ンに従がつて連続または不連続曲線を形成できる
ことにある。このような不連続は、隆起部15,
15aによつて許される範囲より大きな角度に、
2つの隣り合つた構成部材の相対的な旋回を必要
としない限度で可能である。
第1図は、本考案の一実施例による、仕切壁の
数個の継手部分の上又は下からみた平面図であ
る。第2図は、仕切壁の他の実施例の、詳細断面
とともに示した部分概略正面図である。第3図
は、本考案の仕切壁を形成する管状部材の横断面
図である。第4a図および第4b図はそれぞれ、
本考案による仕切壁において用いられるプラグ部
材の上面図および矢印A方向における正面図であ
る。第5a図および第5b図はそれぞれ、本考案
による連結部材の上面図およびB−B線に沿つた
断面図である。第6a図および第6b図はそれぞ
れ、本考案による連結部材の上面図およびB−B
線に沿つた断面図である。第7図は第6a図およ
び第6b図の連結部材の特殊な実施例の下面図で
ある。 1,1′……管状部材、2……ヘツドプラグ、
3……下側板、4……上側板、7……アングル状
板、10,11……ピン、20……中央開口、1
5,15a,17……隆起部、18……スペー
サ。
数個の継手部分の上又は下からみた平面図であ
る。第2図は、仕切壁の他の実施例の、詳細断面
とともに示した部分概略正面図である。第3図
は、本考案の仕切壁を形成する管状部材の横断面
図である。第4a図および第4b図はそれぞれ、
本考案による仕切壁において用いられるプラグ部
材の上面図および矢印A方向における正面図であ
る。第5a図および第5b図はそれぞれ、本考案
による連結部材の上面図およびB−B線に沿つた
断面図である。第6a図および第6b図はそれぞ
れ、本考案による連結部材の上面図およびB−B
線に沿つた断面図である。第7図は第6a図およ
び第6b図の連結部材の特殊な実施例の下面図で
ある。 1,1′……管状部材、2……ヘツドプラグ、
3……下側板、4……上側板、7……アングル状
板、10,11……ピン、20……中央開口、1
5,15a,17……隆起部、18……スペー
サ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の管状部材およびそれらを接続する複数
の継ぎ手を備えた変形自在な仕切壁であつて、
これらの管状部材は、ほぼ円筒状で、大部分が
円形でのこりの部分がその円形の曲率とほぼ等
しい曲率で円形の内側にへこんでいる断面形状
であり、前記継ぎ手は、細長い板であり、前記
円形の部分が隣りのへこんだ部分と接触されて
並んで配置される前記管状部材の端部に回転自
在にはめ込まれる一対のピンを有し、このピン
のはめ込みで上記並べられた管状部材を相互連
結し、その相互に連結された前記管状部材は隣
接した管状部材の円形部分に沿つて前記へこん
でいる部分が滑りながら相対的に回転でき、そ
の管状部材同士の相対回転半径がこれら2つの
管状部材を連結する前記継ぎ手の一対のピンの
中心距離に等しいことを特徴とする変形自在の
仕切板。 (2) 前記管状部材が、両端に取り付けられるヘツ
ドプラグを有し、それらのヘツドプラグは、前
記管状部材の両端の形状とほぼ等しい形状であ
り、その中央部には前記継ぎ手のピンを挿入す
る中央開口を有し、かつその両側に中央開口に
ピンが挿入された継ぎ手の回転角度を制限する
隆起部を有する実用新案登録請求の範囲第1項
記載の変形自在の仕切板。 (3) 前記継ぎ手は2つの異なつた種類があり、上
側から取り付けられる継ぎ手はそのピンを下側
に取り付けられる継ぎ手の穴あきピンの貫通穴
に差し込まれ、また、その穴あきピンはヘツド
プラグの中央開口に差し込まれるようになつて
おり、前記種類の異なる2つの継ぎ手はそれぞ
れ他方のピンが前記1つのヘツドプラグの中央
開口から反対側へ延び、隣接する両側の管状部
材にそれぞれが取り付けられ、上記上側の継ぎ
手および下側の継ぎ手が組み立てた状態におい
て1つおきになる実用新案登録請求の範囲第2
項記載の変形自在の仕切板。 (4) 前記下側の継ぎ手は、2つの穴あきピンの貫
通穴の間に組み立て状態においてヘツドプラグ
の隆起部および上側の継ぎ手の上面とほぼ同一
面を構成する隆起部を有する実用新案登録請求
の範囲第3項記載の変形自在の仕切板。 (5) 前記下側の継ぎ手の隆起部は、貫通穴に面し
た部分が凹状にへこんでおり、そのへこみの曲
率がその継ぎ手両端の半円形の曲率と等しいか
それよりわずか大きい実用新案登録請求の範囲
第4項記載の変形自在の仕切板。 (6) 上側継ぎ手は下側継ぎ手と同じ周辺輪郭を有
し、かつその下側面に下側継ぎ手の隆起部と同
じ形状のスペーサが形成され、そのスペーサの
高さは組み立てられた際に下側継ぎ手の隆起部
と上側継ぎ手の上面とが同一面となる高さとさ
れている実用新案登録請求の範囲第5項記載の
変形自在の仕切板。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT8421995U IT8421995V0 (it) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | Insieme di elementi tubolari e di giunti per collegarli fra loro in modo snodato per costituire una parete divisoria di forma variabile. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159705U JPS6159705U (ja) | 1986-04-22 |
JPH0345449Y2 true JPH0345449Y2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=11189943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985078644U Expired JPH0345449Y2 (ja) | 1984-06-01 | 1985-05-28 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0163616B1 (ja) |
JP (1) | JPH0345449Y2 (ja) |
BR (1) | BR8502619A (ja) |
CA (1) | CA1263083A (ja) |
DE (1) | DE3561408D1 (ja) |
IT (1) | IT8421995V0 (ja) |
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US5274970A (en) * | 1992-04-07 | 1994-01-04 | Roberts Raymond P | Freestanding partition system |
US5487243A (en) * | 1993-11-04 | 1996-01-30 | Lin El, Inc. | Storm shutter system |
FR2761388B1 (fr) * | 1997-03-25 | 1999-06-11 | Dagard | Poteau d'angle destine au raccordement de deux panneaux de cloisons |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2942453A (en) * | 1954-07-19 | 1960-06-28 | Arthur A Kaul | Wall construction and bond |
US2869182A (en) * | 1955-03-15 | 1959-01-20 | Jr Walter S White | Roof or wall construction |
US3428108A (en) * | 1967-12-20 | 1969-02-18 | Singer Partitions Inc | Panel connector |
US3842555A (en) * | 1973-06-18 | 1974-10-22 | Steelcase Inc | Partition connector system |
US4121645A (en) * | 1977-05-06 | 1978-10-24 | Joseph Henry Behr | Room divider panel assembly |
US4250676A (en) * | 1978-09-19 | 1981-02-17 | Knoll International Inc. | Panel interconnecting and upholstery-retaining connection for a tubular frame |
US4532747A (en) * | 1983-01-20 | 1985-08-06 | Koetje John R | Expandable connector and method of using same to form curved structural framework |
-
1984
- 1984-06-01 IT IT8421995U patent/IT8421995V0/it unknown
-
1985
- 1985-05-10 US US06/732,586 patent/US4606161A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-05-28 JP JP1985078644U patent/JPH0345449Y2/ja not_active Expired
- 1985-05-30 CA CA000482777A patent/CA1263083A/en not_active Expired
- 1985-05-31 BR BR8502619A patent/BR8502619A/pt not_active IP Right Cessation
- 1985-05-31 EP EP85830129A patent/EP0163616B1/en not_active Expired
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Publication number | Publication date |
---|---|
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US4606161A (en) | 1986-08-19 |
DE3561408D1 (en) | 1988-02-18 |
EP0163616A3 (en) | 1986-05-28 |
EP0163616A2 (en) | 1985-12-04 |
IT8421995V0 (it) | 1984-06-01 |
JPS6159705U (ja) | 1986-04-22 |
EP0163616B1 (en) | 1988-01-13 |
CA1263083A (en) | 1989-11-21 |
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