JPH0345329A - 射出成形機の制御装置 - Google Patents

射出成形機の制御装置

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JPH0345329A
JPH0345329A JP18054689A JP18054689A JPH0345329A JP H0345329 A JPH0345329 A JP H0345329A JP 18054689 A JP18054689 A JP 18054689A JP 18054689 A JP18054689 A JP 18054689A JP H0345329 A JPH0345329 A JP H0345329A
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JP
Japan
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molten resin
temperature
mold
resin pressure
pressure
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Application number
JP18054689A
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English (en)
Inventor
Masaki Tanimura
谷村 正喜
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は射出成形機に関し、特に、射出成形サイクルを
制御する制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に射出成形機において成形品を成形する際には、射
出工程、保圧工程等からなる射出成形サイクルを実行し
て成形品を成形している。そして、良好な成形品を得る
ためには溶融樹脂の状態(圧力、比容積、及び温度(以
下単にPVTという))を制御する必要がある。
従来、PVTを制御して射出成形サイクルを実行する制
御装置として例えば、特開昭633411.6号公報(
以下第1文献という)に記載された制御装置及びプラス
チック成形技術、第4巻第7号、第73ページから第7
4ページ(以下第2文献という)が知られている。
第1文献に記載された制御装置では、PVT曲線を用い
て等比容積変化に切り替える点の樹脂温度を求め、切り
替え樹脂温度に達した時点で保圧工程中におけるスクリ
ュの微前進を停止している。
そして、この停止位置を保持するように閉ループ制御し
、所謂ゲートシール点よりも早い時点でゲトシールと同
様にゲートからの逆流、過充填を防止して比容積で等比
容積変化を行っている。
一方、第2文献に記載された制御装置では、保圧時にお
いてPVT曲線(PVT特性)を用いて溶融樹脂圧力の
時間パターンを生威し、樹脂状態の制御を行っている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、第1文献に記載された制御装置の場合、単に
ゲートシールと等価な状態を発生させる時刻の決定に当
たってPVT曲線を用いており、しかも保圧時の溶融樹
脂の状態だけを考慮しているから射出成形サイクル全体
に亘って溶融樹脂状態を把握し、これに基づいて射出成
形機を制御していないから、つまり、精度よく射出成形
機を制御することができず、この結果、良好な成形品を
得ることが難しいという問題点がある。
また、第2文献に記載された制御装置の場合、極めて多
くのパラメータを使用しているから、溶融樹脂状態が変
化した際、PVT曲線に沿って保圧時の制御を補正する
のに時間がかかるばかりでなく、保圧時の溶融樹脂の状
態だけを考慮しており、射出成形サイクル全体に亘って
PVT曲線に沿った制御を行っておらず、このため、精
度よく射出成形機を制御することができず、良好な成形
品を得ることか難しいという問題点がある。
いずれにしても、従来の制御装置の場合、射出成形サイ
クル全体に亘って溶融樹脂の状態に応じて精度よく射出
成形機を制御することができす、良好な成形品を得るこ
とが難しいという問題点がある。
本発明の目的は溶融樹脂状態が変化した際においてもP
VT曲線に沿った制御を容易に行うことのできる制御装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、キャビティを備える金型と、溶融樹脂
が蓄えられるシリンダ部を備え前記キャビティに溶融樹
脂を射出するための射出手段とを有し、予め定められた
射出成形サイクルを実行して前記溶融樹脂から成形品を
成形する射出成形機に用いられ、前記シリンダ部で前記
溶融樹脂の温度を計測し、第1の温度信号を送出する第
1の温度検出器と、前記金型の温度を計測して第2の温
度信号を送出する第2の温度検出器と、前記射出成形サ
イクルにおける前記溶融樹脂のPVT曲線パターンを受
け、該PVT曲線パターンに基づいて前記射出成形サイ
クルにおける溶融樹脂圧力パターンを求める溶融樹脂圧
力パターン発生部と、前記第1及び第2の温度検出信号
を受け、前記金型内における前記溶融樹脂の温度を推定
し推定温度信号を送出する推定部と、該推定温度信号に
基づいて前記溶融樹脂圧力パターンを補正し補正溶融樹
脂圧力パターンを生成する補正部と、前記補正溶融樹脂
圧力パターンに丞づいて前記射出成形サイクルにおける
溶融樹脂圧力を制御する制御部とを有することを特徴と
する射出成形機の制御装置が得られる。
(作用) 本発明では、シリンダ部における溶融樹脂の温度を計測
するとともに金型の温度を計測してそれぞれ第1及び第
2の温度検出信号を得−C1これら第1及び第2の温度
検出信号から金型内における溶融樹脂温度を推定する。
この推定温度に基づいて設定PVT曲線から求められる
溶融樹脂圧力パターンを補正し、この補正溶融樹脂圧力
パターンに基づいて射出成形サイクルにおける溶融樹脂
圧力を制御するようにしている。
従って、金型内の溶融樹脂推定温度に基づいてPVT曲
線から求められる溶融樹脂圧力パターンを補正している
から、溶融樹脂状態が変化l−た際においても容易にP
VT曲線に沿った制御を行うことができ、その結果、良
好な成形品を得ることができるという利点がある。
(実施例) 以下本発明について実施例によって説明する。
第1図を参照して、射出成形機は金型11及び射出装置
12を備えており、金型11内にはキャビティ (図示
せず)が形成されている。射出装置12はシリンダ部1
2a1シリンダ部12a内に配設されたスクリュ(図示
せず)、及びスクリュを回転させるとともにスクリュを
前進及び後退させるためのアクチュエータ部12bを有
している。
アクチュエータ部12bは駆動制御部13に接続され、
駆動制御部13はアクチュエータ部12bの駆動圧力を
検出するための駆動圧力センサ−13a及びシリンダ部
り2a内における溶融樹脂の圧力を検出するための樹脂
圧力センサ13bが備えられている。そして駆動圧力セ
ンサ13aの検出端131はアクチュエータ部12bに
達しており、樹脂圧力センサ−13bの検出端132は
シリンダ部12aの内壁外面に達している。 一方、金
型11には金型温度制御部14が備えられ、この金型温
度制御部14には金型温度センサー14aが備えられて
おり、金型温度センサー14aの検出端141が金型1
1に達している。 射出装置12は溶融樹脂温度センサ
ー15を備えており、溶融樹脂温度センサー15の検出
端151はシリンダ部12aの内壁外面に達している。
この溶融樹脂温度センサー15は駆動制御部13に樹脂
圧力パターン指令をbえる樹脂圧力指令値生成部16に
接続されている。また、この樹脂圧力指令値生成部16
には金型温度センサー14aが接続されている。
上述の射出成形機に適用されるPVT (Pは溶融樹脂
圧力、■は溶融樹脂の比容積、Tは溶融樹脂圧力の温度
を示す)曲線パターンがが予め電子計算機のテーブル(
図示せず)に与えられている。
このPVT曲線パターンは樹脂圧力指令値生成部16に
入力され、後述するようにして、樹脂圧力指令値生成部
16は金型温度センサー14aからの検出金型温度及び
溶融樹脂温度センサー15からの検出溶融樹脂温度に基
づいて樹脂圧力パターン指令を送出する。そして、駆動
制御部13は駆動圧力センサ−13aからの検出駆動圧
力及び樹脂圧力センサ−13bからの検出樹脂圧力と樹
脂圧力パターン指令に基づいて溶融樹脂圧力を制御する
一方、金型温度制御部14には金型温度目標値が与えら
れ、金型温度制御部14は金型温度センサー14aから
の検出金型温度によって金型11の温度を金型温度目標
値に制御する。
ここで、樹脂圧力指令値生成部16の動作について詳細
に説明する。
第2図及び第3図を参照して、樹脂圧力指令値生成部1
6にはpSv、及びT間の関係を示すPVT式が第(1
)式で示すように予め設定されている。
P=に++T/ (V  K12)   K+3− (
1)ただし、K、いに、2及びK13は樹脂の種類によ
って定まる定数である。
上述したように、樹脂圧力指令値生成部16には第2図
に実線で示すPVT曲線パターンが与えられており、オ
ペレータがCRT等に表示されたPV線図上に第3図に
示すように各点P、  P2、P3、P4、P6、及び
P6をプロットすると、樹脂圧力指令値生成部16は、
上記各点P1、P 2 、P 3 、P 4 、P 5
 、及び26間を直線で結んで(直線で補間して)、各
区間i (i=1.2.3、・・・)毎にPとVとに関
する関数を第(2)式%式%(2) ただし、g、及びり、は各区間i毎における定数である
さらに、樹脂圧力指令値生成部16は、第(1)式から
上記各区間i (i−1,2,3、・・・)における溶
融樹脂温度の最高値(T□、8.)と最低値(T1□)
を求めて、各区間iにおける溶融樹脂温度TIの条件を
第(3)式で得る。
T4.1≦T1 ≦T−−x+−(3)第4図を参照し
て、金型11への溶融樹脂の射出時刻(8時間)から金
型11の型開時刻(0時間)において、つまり、射出成
形サイクルにおいて、溶融樹脂の温度(T)が、例えば
、実線で示すパターンから破線で示すパターンに変化し
たとすると、溶融樹脂の温度(T)の変化に応じて、溶
融樹脂圧力(P)及び溶融樹脂の比容積(V)が変化す
る。
前述のように樹脂圧力指令値生成部16には検出樹脂温
度及び検出金型温度が与えられており、樹脂圧力指令値
生成部]6はこれら検出樹脂温度及び検出金型温度に基
づいて金型11内における溶融樹脂温度を推定する。
時刻tが、a≦t≦bのとき、 推定樹脂温度TR(t)を第(4)式によって推定する
TR(t)−T、A (a)→−fTi(a)TM  
(a)l  e xp (K+  (t  a)) ・
= (4)ただし、TM (a)は射出開始時における
検出金型温度、TR(a)は射出開始時における検出樹
脂温度、K、は所定の定数である。
1 一方、時刻tが、b≦t≦eのとき、 推定樹脂温度TR(t)を第(5)式によって推定する
TR(t) =TM(t) +(TR(b)TM  (
b)l  eXp  (K2  (t−b)] ・= 
(5)ただし、TM  (t)は時刻tにおける検出金
型温度、TR(b)は肋刻b(例えば、溶融樹脂の金型
内充填完了貼)における検出樹脂温度、TM(b)は時
刻すにおける検出金型温度、K2は所定の定数である。
樹脂圧力指令値生成部16は一射出成形ザイクルの任意
の時刻における金型推定温度を上記の第(4)式及び第
(5)式を用いて算出し、これら算出推定樹脂温度(例
えば、第2図における各点A、B’  C’  B、C
,D及びEにおける推定溶融樹脂温度T=Ta、T=T
b’  T=Tc’T=Tb、、T=Tc、T−Td、
及びT−Te)が上記の区間iのいずれに対応するかを
第(3)式を参照して決定する。その後、第(1)式及
び第(2)式を用いて、樹脂圧力指令値生成部162 は、上記の任意(複数)の時刻における樹脂圧力を求め
る。
このようにして、複数の樹脂圧力を求め、各時刻間の樹
脂圧力は直線補間を用いて決定し、補正樹脂圧力パター
ンを全射出成形ザイクルに亘って求める。つまり、第5
図に実線で示す樹脂圧力パターンを破線で示す補正樹脂
圧力パターンに補正する。この補正樹脂圧力パターンは
駆動制御部13に与えられ、駆動制御部13はこの補正
樹脂圧力パターンに基づいて一射出成形サイクルに亘っ
て樹脂圧力を制御する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明では、全型内推定樹脂温度に
基づいて設定PVT曲線から求められる溶融樹脂圧力パ
ターンを補正し、この補正溶融樹脂圧力パターンに基づ
いて一射出成形サイクルにおける溶融樹脂圧力を制御す
るようにしているから、溶融樹脂状態が変化した際にお
いても容易にP V T 1413線に沿った制御を行
うことができ、その結果、良好な成形品を得ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第2図はPVT曲線を示す図、第3図はPV線図
上の任意のプロット点を示す図、第4図は成形過程にお
ける溶融樹脂温度の変化を示す図、第5図は溶融樹脂圧
力パターンを補正前と補正後で示す図である。 11・・・金型、12・・・射出装置、13・・・駆動
制御部、1.4・・・金型温度制御部、15・・・溶融
樹脂温度センサー 16・・・樹脂圧力指令値生成部。 211

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、キャビティを備える金型と、溶融樹脂が蓄えられる
    シリンダ部を備え前記キャビティに溶融樹脂を射出する
    ための射出手段とを有し、予め定められた射出成形サイ
    クルを実行して前記溶融樹脂から成形品を成形する射出
    成形機に用いられ、前記シリンダ部で前記溶融樹脂の温
    度を計測し、第1の温度信号を送出する第1の温度検出
    器と、前記金型の温度を計測して第2の温度信号を送出
    する第2の温度検出器と、前記射出成形サイクルにおけ
    る前記溶融樹脂のPVT曲線パターンを受け、該PVT
    曲線パターンに基づいて前記射出成形サイクルにおける
    溶融樹脂圧力パターンを求める溶融樹脂圧力パターン発
    生部と、前記第1及び第2の温度検出信号を受け、前記
    金型内における前記溶融樹脂の温度を推定し推定温度信
    号を送出する推定部と、該推定温度信号に基づいて前記
    溶融樹脂圧力パターンを補正し補正溶融樹脂圧力パター
    ンを生成する補正部と、前記補正溶融樹脂圧力パターン
    に基づいて前記射出成形サイクルにおける溶融樹脂圧力
    を制御する制御部とを有することを特徴とする射出成形
    機の制御装置。
JP18054689A 1989-07-14 1989-07-14 射出成形機の制御装置 Pending JPH0345329A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102962971A (zh) * 2011-08-31 2013-03-13 住友重机械工业株式会社 注射成型机以及注射成型机的设定支援装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102962971A (zh) * 2011-08-31 2013-03-13 住友重机械工业株式会社 注射成型机以及注射成型机的设定支援装置
CN102962971B (zh) * 2011-08-31 2016-01-20 住友重机械工业株式会社 注射成型机以及注射成型机的设定支援装置

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