JPH0345316Y2 - - Google Patents

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JPH0345316Y2
JPH0345316Y2 JP2753984U JP2753984U JPH0345316Y2 JP H0345316 Y2 JPH0345316 Y2 JP H0345316Y2 JP 2753984 U JP2753984 U JP 2753984U JP 2753984 U JP2753984 U JP 2753984U JP H0345316 Y2 JPH0345316 Y2 JP H0345316Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば長時間に亘る連続ビデオ再生
等を行うべく多数のビデオカセツトをビデオテー
プレコーダに順次選択的に自動装填するのに最適
なカセツト自動装填装置であつて、多数のカセツ
トが収納されたカセツト収納棚と、少なくとも再
生機能を有する1個又は複数個の記録再生装置
と、上記カセツト収納棚と上記記録再生装置との
間で上下、左右に移送されるカセツト移送機とを
有し、上記カセツト収納棚から取出したカセツト
を上記カセツト移送機によつて移送して上記記録
再生装置に装填させ、また上記記録再生装置から
取出したカセツトを上記カセツト移送機によつて
移送して上記カセツト収納棚の元の収納位置に収
納させるように構成したカセツト自動装填装置に
関する。
〔考案の目的〕
この種カセツト自動装填装置においては、カセ
ツト収納棚と記録再生装置との間でのカセツトの
受け渡し動作を短時間で能率良く行うべく、カセ
ツト移送機を上下、左右に出来るだけ高速で移送
させることが望ましい。
そこで本考案は、カセツト移送機を高速で移送
することが出来、しかもその高速移送によつてガ
イドレール部分が異常に摩耗、振動、騒音等を発
生することがないものを実施するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、左右に間隔を隔てゝ配置された一対
の垂直ガイドレールとこれらの間に配置された水
平ガイドレールとを設け、上記一対の垂直ガイド
レールに沿つて上下方向に摺動自在の一対のスラ
イダーを設け、上記水平ガイドレールの一端部を
上記一方のスライダーに一体に結合させると共に
その水平ガイドレールの他端部を上記他方のスラ
イダーに自在継手を介して結合させ、上記カセツ
ト移送機を上記水平ガイドレールに沿つて左右方
向に移送する無端回動体及びその駆動モータから
なる水平駆動機構と上記一対のスライダーを上記
一対の垂直ガイドレールに沿つて上下方向に同期
して移送する一対の無端回動体及びその駆動モー
タからなる垂直駆動機構とを設けたものであつ
て、上記無端回動体及びその駆動モータからなる
水平及び垂直駆動機構により上記カセツト移送機
を高速で移送することが出来、しかも上記一対の
垂直ガイドレールの平行度の狂いによつて異常に
摩耗、振動、騒音等を発生することもない。
〔実施例〕
以下、本考案をビデオカセツト自動装填装置に
適用した一実施例を図面に基づき説明する。なお
この装置は、多数のビデオカセツト(以下単にカ
セツトと記載する)をビデオテープレコーダ(以
下単にVTRと記載する)に順次選択的に自動装
填して長時間に亘る連続ビデオ再生(及び/又は
ビデオ記録)を行うカセツト自動装填装置であ
る。
最初に第1図〜第2Bによつて、このカセツト
自動装填装置の概要を説明する。
先ず第1図に示す如く、多数のカセツト51が
収納されたカセツト収納部52が垂直状に配置さ
れ、そのカセツト収納棚52の背面にカセツト移
送機53が配置され、更にそのカセツト移送機5
3の背面に少なくとも再生機能を有する複数個の
VTR54が上下複数段に重ねられて配置されて
いる。そしてカセツト収納棚52にはいわゆる棚
である多数のカセツト51の収納位置55が上下
方向及び左右方向に多数列設けられており、カセ
ツト移送機53はその多数の収納位置55に沿つ
てカセツト収納棚52とVTR54との間で上下
方向(矢印Y方向)と左右方向(矢印X方向)と
に移送されるように構成されている。
次に第2A図及び第2B図に示す如く、カセツ
ト移送機53には上下2段のカセツト移送通路5
6,57が設けられている。そしてVTR54へ
のカセツト装填時には、第2A図に示す如く、カ
セツト収納棚52の所定の収納位置55内からカ
セツト移送機53の一方のカセツト移送通路56
内にカセツト51を矢印a方向に送込んだ後、カ
セツト移送機53を所定のVTR54まで矢印b
方向に移送させ、その一方のカセツト移送通路5
6内からVTR54内へカセツト51を矢印c方
向に送込んで装填する。次にVTR54からのカ
セツト取出し時には、第2B図に示す如く、
VTR54からカセツト移送機53の他方のカセ
ツト移送通路57内にカセツト51を矢印c′方向
に送込んだ後、カセツト移送機53をカセツト収
納棚52の元の収納位置55まで矢印b′方向に移
送させ、その他方のカセツト移送通路57内から
上記元の収納位置55内へカセツト51を矢印
a′方向に送込んで収納するように構成されてい
る。
次にこのカセツト自動装填装置の詳細を順次説
明する。
最初に第3A図〜第4図によつて、カセツト収
納棚52の開閉扉構造を説明する。
先ず第3A図及び第3B図に示す如く、カセツ
ト自動装填装置の本体59に設けられた大きな前
面開口60にカセツト収納棚52が垂直状に配置
されている。なおカセツト移送機53及びVTR
54は本体59内に収納されている。
次に第4図に示す如く、カセツト収納棚52の
左右方向の一端部52a側の上下両端が上下一対
のヒンジ61によつて本体59に設けられた上下
一対のヒンジホルダー62に回動自在に枢支され
ている。なお上下両ヒンジ61には互に同一軸線
状態で垂直状をなす上下一対のヒンジピン63が
使用されている。
そしてこのカセツト自動装填装置の運転時に
は、第3A図に示す如く、カセツト収納棚52に
よつて本体59の前面開口60を閉扉する。
次に本体59内に収納されているカセツト移送
機53やVTR54、或いはカセツト収納棚52
の背面側の調整、保守、点検及び修理を行う際に
は、第3B図に示す如く、カセツト収納棚52の
他端部52b側をヒンジ61を中心に矢印d方向
に回動させて本体59の前面開口60を開扉す
る。
なお誤動作や危険防止の目的で、カセツト自動
装填装置の運転中は、カセツト収納棚52を適宜
機械式や電気式のロツク機構(図示せず)によつ
て第3A図の閉扉状態にロツクして、このカセツ
ト収納棚52が不用意に開扉されることを防止し
ている。またカセツト収納棚52を第3B図の如
く開扉した時には本体59に設けた開扉検出スイ
ツチ64によつて検出して、カセツト自動装填装
置の運転を自動停止させるように構成している。
次に第5図〜第13図によつて、カセツト移送
機53の上下、左右の移送駆動装置を説明する。
先ず第5図に示す如く、左右に間隔を隔てゝ垂
直状に固設された一対の垂直ガイドレール66,
67には夫々これらに沿つて上下方向に摺動自在
の一対のスライダー68,69が取付けられてい
る。そして両垂直ガイドレール66,67の間に
水平状に配置された水平ガイドレール70の一端
部70aがスライダー68に一体に結合され、水
平ガイドレール70の他端部70bが自在継手7
1を介して他方のスライダー69に結合されてい
る。また水平ガイドレール70に沿つて左右方向
に摺動自在に構成された左右一対のスライダー7
2の上部にカセツト移送機53が取付けられてい
る。
次に第6図及び第7図に示す如く、両垂直ガイ
ドレール66,67及び両スライダー68,69
は共に左右対称形状に構成されている。そして両
垂直ガイドレール66,67の前後両端面に沿つ
て設けられた一対の垂直ガイド溝74内に両スラ
イダー68,69の前後両端に回転自在に枢着さ
れた上下各一対のガイドローラ75が挿入され
て、また両垂直ガイドレール66,67の内側対
向面に沿つて設けられた垂直ガイドリブ76の前
後両側面が両スライダー68,69に回転自在に
枢着された上下各一対のガイドローラ77によつ
て前後から挾込まれている。従つて両スライダー
68,69はこれらのガイド部材74〜77によ
つてガイドされて両垂直ガイドレール66,67
に沿つて円滑に上下方向に摺動される。
次に第5図に示す如く、両スライダー68,6
9を両垂直ガイドレール66,67に沿つて上下
方向に同期して移送する垂直駆動機構79は、両
垂直ガイドレール66,67に沿つて垂直状に巻
掛けられた左右一対のタイミングベルト(無端回
動体の一例)80,81と、その駆動モータ82
とによつて構成されている。この際両タイミング
ベルト80,81は両垂直ガイドレール66,6
7の上下両端位置に配置された上下各一対のプー
リ83,84間に巻掛けられており、これら上下
各一対のプーリ83,84間は上下一対の回転軸
85,86によつて連結され、上部の回転軸88
5と駆動モータ82のモータ軸87とに固着され
た一対のプーリ88,89間にタイミングベルト
90が巻掛けられている。そして両タイミングベ
ルト80,81の一部がベルト押え兼用の一対の
レールホルダー91,92によつて両スライダー
68,69の前端面に固着されている。
従つて駆動モータ82の正逆回転駆動により、
タイミングベルト90及び回転軸85を介して両
タイミングベルト80,81が上下方向(第5図
で矢印b,b′方向)にスリツプすることなく同期
して回転駆動され、両スライダー68,69を介
して水平ガイドレール70が水平状態のまゝ上下
方向に平行移動されて、カセット移送機53が上
下方向に移送されるように構成されている。なお
この際、モータ軸87や回転軸85等に取付けら
れた位置決め用のエンコーダ(図示せず)によつ
てカセツト収納棚52の収納位置55の上下各番
地及びVTR54の上下位置に対するカセツト移
送機53の位置決めが行われる。
次に第8図及び第9図に示す如く、水平ガイド
レール70の前後両端面に沿つて設けられた一対
の水平ガイド溝94内に両スライダー72の前後
両端に回転自在に枢着された前後各一対のガイド
ローラ95が挿入され、また水平ガイドレール7
0の上面に沿つて設けられた水平ガイドリブ96
の前後両側面が両スライダー72に回転自在に枢
着された前後各一対のガイドローラ97によつて
前後から挾込まれている。従つて両スライダー7
2はこれらのガイド部材94〜97によつてガイ
ドされて水平ガイドレール70に沿つて円滑に左
右方向に摺動される。
次に第8図に示す如く、両スライダー72を水
平ガイドレール70に沿つて左右方向に移送する
水平駆動機構99は、水平ガイドレール70に沿
つて水平状に巻掛けられたタイミングベルト(無
端回動体の一例)100と、その駆動モータ10
1とによつて構成されている。この際タイミング
ベルト100は水平ガイドレール70の両端部7
0a,70bに固着された一対のプーリハウジン
グ102,103内に配置された左右一対のプー
リ104,105間に巻掛けられており、駆動モ
ータ101は一方のプーリハウジング102に固
着されたベルトハウジング106に取付けられて
いる。そして駆動モータ101のモータ軸107
と一方のプーリ104の回転軸108とに固着さ
れた一対のプーリ109,110間にタイミング
ベルト111が巻掛けられている。そしてタイミ
ングベルト100の一部がベルト押え112によ
つて両スライダー72の上面に固着されている。
従つて駆動モータ101の正逆回転駆動によ
り、タイミングベルト111及び回転軸108を
介してタイミングベルト100が左右方向(第8
図で矢印d,d′方向)にスリツプすることなく回
転駆動され、両スライダー72を介してカセツト
移送機53が水平ガイドレール70に沿つて左右
方向に移送されるように構成されている。なおこ
の際、モータ軸107や回転軸108等に取付け
られた位置決め用のエンコーダ(図示せず)によ
つてカセツト収納棚52の収納位置55の左右各
番地及びVTR54の左右位置に対するカセツト
移送機53の位置決めが行われる。
ところで第5図に示す如く、水平ガイドレール
70の一端部70aはベルトハウジング106を
介して一方のスライダー68のレールホルダー9
1に剛体結合されており、水平ガイドレール70
の他端部70bのプーリハウジング103に固着
されたレールホルダー114と他方のスライダー
69のレールホルダー92との間に自在継手71
が設けられている。
この自在継手71は第10図〜第12図に示す
如く、一方のレールホルダー92に回転自在に枢
着した上下3個のローラ115,116,117
を、他方のレールホルダー114に設けた上下3
個の溝118,119,120内に係合させたも
のである。この際第10図に示す如く、上下一対
のローラ115,117は垂直な軸線P1の周り
に回転自在に構成された上下対向のローラに構成
され、上下中間のローラ116は垂直な軸線P1
に対して直角な水平な軸線P2の周りに回転自在
に構成されている。また上下一対の溝118,1
20は上方及び下方と左右方向との2方向に開口
されたコ形の溝に構成されており、上下中間の溝
119は後方と左右方向との2方向に開口された
コ形の溝に構成されている。
そしてこのように構成された自在継手71によ
れば、両レールホルダー92,114の相互間に
おける前後倒れ方向(第11図で矢印e方向)の
動きが規制されているが、両レールホルダー9
2,114の相互間における左右摺動方向(第1
2図で矢印f方向)及び上下中間のローラ116
を中心とした左右回動方向(第12図で矢印g方
向)の動きは自由となつている。
従つて第13図に示す如く、水平ガイドレール
70が両垂直ガイドレール66,67に沿つて上
下方向(矢印b,b'方向)に移送される際、これ
ら両垂直ガイドレール66,67の平行度の狂い
によつて両スライダー68,69の間隔l1が変
化するようなことがあつても、その間隔l1の変
化が自在継手71の左右摺動方向及び左右回動方
向(第12図で矢印f及びg方向)の自由度によ
つて逃がされる。この結果、上記平行度の狂いに
よつて両スライダー68,69が両垂直ガイドレ
ール66,67に対してこじれを起して著しい摺
動抵抗を受け、これらが相互に異常に摩耗、振
動、騒音等を発生するようなことが未然に防止さ
れていて、両スライダー68,69は両垂直ガイ
ドレール66,67に沿つて円滑に摺動すること
が出来る。
次に第14図〜第19図によつて、カセツト収
納棚52の各収納位置55に設けられたカセツト
押出機構122を説明する。
先ず第14図〜第16図に示す如く、各収納位
置55は上下に等間隔で配置された棚板123
と、左右に等間隔で配置された側板124,12
5とによつて仕切られた直方体形状の空間に構成
されている。なお棚板123は中空状に構成され
ている。そして各収納位置55には前記カセツト
移送機53側である背面に前記カセツト51の押
出口126が設けられ、その反対側である全面に
カセツト51の挿入口127が設けられている。
そしてオペレータは全面の挿入口127から手動
操作によつて収納位置55に対するカセツト51
の出し入れを第14図で矢印a,a′方向に行うこ
とが出来る。なお収納位置55とカセツト移送機
53との間でのカセツト51の自動受け渡しは背
面の押出口126にて第14図で矢印a,a′方向
から行われる。また挿入口127での手動操作に
よるカセツト51の出し入れを行い易いように棚
板123の前端縁のほゞ中央部には凹部128が
設けられている。
そして、カセツト押出機構122には挿入口1
27側の復動位置から押出口126側の往動位置
へ一対のばね129によつて矢印a方向に移動附
勢された押出部材130と、押出口126に設け
られたストツパー131と、挿入口127側に設
けられた検出部材132とが設けられている。
次に第16A図〜第17図に示す如く、棚板1
23内には押出部材130の往復動軌跡の左右両
側に沿つて一対のスライドガイド板134が平行
状に固着されている。そしてこれら両スライドガ
イド板134の間に断面コ形をなすスライド板1
35が摺動自在に配置され、そのスライド板13
5内に押出部材130が摺動自在に保持されてい
る。即ち、押出部材130はその往復動方向に長
くかつその復動方向側の上部にフツク130aが
一体に設けられたほゞL形をなしていて、その長
手方向の両端部の左右両側に突出して水平に設け
られた一対のスライドピン136,137の左右
両端部がスライド板135及び両スライドガイド
板134に設けられた各左右一対のガイド溝13
8,139内に水平状に挿入されてこれらのガイ
ド溝138,139に沿つて摺動自在に構成され
ている。なお押出部材130の往動位置側で両ス
ライドガイド板134の端部間に架設されたガイ
ドピン140にスライド板135の両ガイド溝1
38が摺動自在に係合されている。なお押出部材
130の往動方向側のスライドピン137の左右
両端部に係止された前記一対のばね129によつ
てこの押出部材130が往動位置側(第16A図
で矢印a方向)に摺動附勢されている。そして押
出部材130の復動位置側で両スライドガイド板
134の両ガイド溝139の端部にはこれから下
方にほゞ直角に凹入されたロツク部142が設け
られている。また押出部材130の復動位置側で
スライド板135の両ガイド溝138の端部にも
これから下方に凹入されたロツク部143が設け
られているが、これら両ロツク部143の上端縁
には小突起144が一体に設けられ、また下端縁
は挿入口127に向つて斜め上方に傾斜された傾
斜縁145に形成されている。なお押出部材13
0のフツク130aは棚板123に設けられた長
孔146(第14図参照)を挿通してその棚板1
23の上方に出入り自在に構成されている。
次に第14図〜第16B図に示す如く、ストツ
パー131は平面形状がほゞL形をなしていて、
一方の側板124に支点ピン148を介して上下
方向(第14図で矢印h,h′方向)に回動自在に
枢支されている。なおこのストツパー131は側
板124の押出口126側の端部に一体に設けら
れたフランジ124aのスリツト149内で上下
方向に回動自在に構成されていて、ばね150に
よつて上方側(第14図で矢印h方向)に回動附
勢されている。
次に第14図〜第16B図に示す如く、検出部
材132は他方の側板125の押出口126側の
端部に設けられた切欠き152内に配置されてお
り、この検出部材132にはその前後に斜面15
3,154が形成されている。そしてこの検出部
材132は棚板123内に支点ピン155を中心
に回動自在に枢支されたL形リンク156の先端
部上に取付けられていて左右方向(第16A図で
矢印i,i′方向)に回動自在に構成されている。
また棚板123内には支点ピン157を介して別
のL形リンク158が回動自在に枢支されてお
り、そのL形リンク158の一端部158aと前
記L形リンク156とにリンク159の両端が一
対のピン160,161を介して連結されてい
る。またL形リンク158の他端部158bは前
記スライド板135の端部にピン162と長孔1
63とを介して連結されている。そしてそのL形
リンク158がばね164によつて前方側(第1
6A図で矢印j方向)に回動附勢されることによ
つて、スライド板135が前方側(第16A図で
矢印a′方向)に摺動附勢されると共に、リンク1
59及びL形リンク156を介して検出部材13
2が収納位置55内(第16A図で矢印i′方向)
に回動附勢されている。そしてL形リンク158
のピン160に長孔165を介して係合されたス
トツパーロツク板166が棚板123内に設けら
れたガイドピン167に長孔168を介して係合
されていて、このストツパーロツク板166の先
端166aが一方の側板124に設けられた切欠
き169からストツパー131の上部に出入り自
在に構成されている。なおこのストツパーロツク
板166はばね170によつてストツパー131
側(第16A図で矢印k方向)に摺動附勢されて
いる。
次にオペレータの手動操作によるカセツト収納
棚52の収納位置55に対する挿入口127から
のカセツト51の出し入れ操作を説明する。
先ずカセツト51の挿入開始前においては、カ
セツト押出機構122の押出部材130は第16
A図に示された復動位置へ両ばね129に抗して
移動された状態でロツクされている。なおこの
際、第18A図に示す如く押出部材130は一方
のスライドピン137を中心に矢印m方向に回動
されて、他方のスライドピン136が両ガイド溝
138,139の両ロツク部142,143内で
小突起144の下側位置に入り込んでロツクさ
れ、その押出部材130のフツク130aは長孔
146から棚板123内に入り込んで収納位置5
5の下方に逃がされている。また第14図に示す
如くばね150によつて矢印h方向に回動附勢さ
れているストツパー131は第15図に示す如く
ストツパー131は第15図に示す如く押出口1
26の前面に突出されている。また第16A図に
示す如くばね164によつて矢印i′方向に回動附
勢されている検出部材132は収納位置55内に
入り込んでいる。なおこの際、ばね170によつ
て矢印k方向に摺動附勢されたストツパーロツク
板166の先端166aがストツパー131の側
面に当接されているが、L形リンク158のピン
160がストツパーロツク板166の長孔165
内に係合されているので、L形リンク158はス
トツパーロツク板166にて規制されることな
く、ばね164によつて矢印j方向に回動するこ
とが出来て、検出部材132が収納位置55内に
充分に入り込むことが出来る。
次に第16A図に示す如くカセツト51を挿入
口127から収納位置55内に矢印a方向に水平
に挿入するが、その際、押出部材130のフツク
130aにカセツト51が当接されることは全く
ない。
そして矢印a方向から収納位置55内に挿入さ
れたカセツト51の前端部51aがストツパー1
31に或る程度近づいた時点で、第18A図に示
す如くカセツト51の後端部51bが押出部材1
30のフツク130a上を通過する。そしてこの
時点で、第16B図に示す如く、カセツト51の
前端部51aの一方のコーナ部51cが検出部材
132の斜面153に当接して、この検出部材1
32を収納位置55の横外方である矢印i方向に
押出す。するとL形リンク156が矢印i方向に
回動され、リンク159を介してL形リンク15
8がばね164に抗して矢印j′方向に回動され
て、スライド板135が矢印a方向に摺動され
る。
そして第18B図に示す如くスライド板135
が矢印a方向に摺動されると、先ず、ロツク部1
43の小突起144がスライドピン136から矢
印a方向に離脱されてロツクが解除される。次
に、第18C図に示す如くスライド板135のロ
ツク部143の傾斜縁145がスライドピン13
6に矢印a方向から押圧されて、その傾斜縁14
5によつてスライドピン136が矢印m′方向に
押上げられる。この結果、押出部材130がスラ
イドピン137を中心に矢印m′方向に回動され、
そのフツク130aが長孔146から棚板123
の上方に突出される。そしてフツク130aが棚
板123の上方に完全に突出された時に、第18
D図に示す如くスライドピン136が両ロツク部
142,143内から両ガイド溝138,139
内に押出される。
するとその瞬間に、押出部材130が両ばね1
29によつて第16A図の復動位置から往動位置
側に向けて矢印a方向へ移動され、第18D図に
示す如くその押出部材130のフツク130aが
カセツト51の後端部51bを引つ掛けてカセツ
ト51を矢印a方向に押す。この結果、押出部材
130によつてカセツト51がストツパー131
に当接される位置まで矢印a方向に自動的に押込
まれ、第16B図に示す如くカセツト51はその
前端部51aの他方のコーナ部51dをストツパ
ー131に当接されて停止され、以後その状態に
保持される。なお押出部材130が矢印a方向に
移動される際、両スライドピン136,137が
両ガイド溝138,139内を摺動するので、押
出部材130は矢印a方向に水平に移動される。
なお第16B図に示す如く、L形リンク158
が矢印j′方向に回動されると、そのピン160が
長孔165の端部を押し、ストツパーロツク板1
66がばね170に抗して矢印k′方向に少し摺動
されて、その先端166aがストツパー131の
側面から少し離間される。
次に第19図に示す如くカセツト51を挿入口
127から収納位置55外に矢印a′方向に水平に
抜取る際には、棚板123の凹部123部分に手
を挿入してカセツト51の後端部51b側をつま
んで矢印a′方向に引抜く。
するとこの際、前述したカセット挿入時の逆動
作で、押出部材130が両ばね129に抗して第
16B図の位置から第16A図の復動位置まで矢
印a′方向に押戻される。また第16A図に示す如
くカセツト51の一方のコーナ部51cが検出部
材132から矢印a′方向に離脱されることによつ
て、ばね164によりL形リンク158、リンク
159、L形リンク156を介して検出部材13
2が矢印i′方向に復動され、スライド板135も
矢印a′方向に復動される。そして第18E図に示
す如く押出部材130は復動位置まで矢印a′方向
に押し戻された後、一方のスライドピン137を
中心に矢印m方向に回動され、第18F図に示す
如く他方のスライドピン136が両ガイド溝13
8,139の端部から両ロツク部142,143
内で小突起144の下側に入り込んでロツクさ
れ、その押出部材130のフツク130aが長孔
146から棚板123内に入り込んで収納位置5
5の下方に逃がされる。
次に第20図〜第25図によつて、カセツト移
送機53に設けられた前記各カセツト押出機構1
22の操作機構172と、上下2段のカセツト移
送通路56,57の床面相当位置に設けられた一
対のカセツト移送装置173,174とを説明す
る。
先ず第20図〜第22図に示す如く、カセツト
移送機53は左右一対の側板176,177、天
板178及び底板179によつて構成された筐体
に構成されており、上下2段のカセツト移送通路
56,57は共にその前後両端が開放されてい
る。
次に第20図,第21図及び第23図に示す如
く、一方の側板176の外面でその下端側の位置
に操作機構172が取付けられている。この操作
機構172は前述したストツパー131を回動操
作する為の操作レバー(操作手段の一例)180
と、その駆動用プランジヤーソレノイド(以下単
に駆動ソレノイドと記載する)181とによつて
構成されている。そして操作レバー180はL形
をなしていて支点ピン182を介して側板176
に回動自在に枢支され、その操作端180aとは
反対側の遊端180bはリンク183を介して駆
動ソレノイド181の吸引杆184に連結されて
いる。なおリンク183と吸引杆184とを連結
しているピン185に掛けられたばね186によ
つて操作レバー180aが上方側(第21図で矢
印n方向)に回動附勢されている。
次に第20図〜第25図によつて両カセツト移
送装置173,174を説明するが、これらは同
一構造である。
即ち、両カセツト移送通路56,57の各床面
相当位置の前後両端で両側板176,177間に
駆動軸188,189と従動軸190,191と
が互に平行でかつ水平状態に回転自在に軸支され
ている。そしてこれら各駆動軸188,189及
び従動軸190,191の夫々の左右両端近傍位
置には一対の送りローラ192,193が固着さ
れている。なおこれらの送りローラ192,19
3はゴム等の摩擦係数の高い材料で構成された同
径のローラである。また各駆動軸188,189
及び従動軸190,191の夫々の左右両端位置
には一対のプーリ194,195が固着されてお
り、これらのプーリ194,195間に左右一対
のタイミングベルト196,197が巻掛けられ
ている。なおこの際、各プーリ194,195の
外周での両タイミングベルト196,197の直
径が各送りローラ192,193の直径と同直径
に構成されていて、両タイミングベルト196,
197の上部水平経路196a,197aの上面
196b,197bが各送りローラ192,19
3の上面192a,193aと面一状態(第20
図参照)に構成されている。なお両タイミングベ
ルト196,197の上部水平経路196a,1
97aは両側板176,177の内面に水平に固
着された夫々左右一対の走行ガイド216,21
7上にて案内されて水平に走行される。そして両
駆動軸188,189は他方の側板177の外面
に取付けられた一対の駆動モータ198,199
によつて夫々減速機構200,201を介して回
転駆動されるように構成されている。
なお両カセツト移送通路56,57の各天井面
相当位置の前後両端で両側板176,177間に
一対のアイドラ軸202,203が互に平行でか
つ水平状に配置されている。これら各アイドラ軸
202,203には夫々左右一対のアイドラ20
4,205が回転自在に枢支されている。そして
これら各アイドラ軸202,203の左右両端は
両側板176,177に設けられた上下方向の長
孔206,207内に上下方向に移動自在に支持
され、かつ左右一対のばね208,209によつ
て夫々下方側へ移動附勢されている。
また上部のカセツト移送通路57の前記カセツ
ト収納棚52側の送出口210の上部には左右一
対の回動アーム211が配置されている。これら
両回動アーム211の先端には夫々ローラ212
ガ回転自在に枢着され、またこれら両回動アーム
211は両側板176,177間に回転自在に水
平に軸支された回転軸213に固着され、その回
転軸213は一方の側板176の外面に取付けら
れた駆動モータ214により減速機構215を介
して正逆回転駆動されるように構成されている。
次にカセツト収納棚52の各収納位置55内と
カセツト移送機53の各カセツト移送通路56,
57との間でのカセツト51の自動受け渡し動作
を説明する。
先ず収納位置55から一方のカセツト移送通路
56内へのカセツト51の自動送込み動作を説明
すれば、第21図に示す如く、カセツト移送機5
3の一方のカセツト移送通路56が所定の収納位
置55の押出口126に位置決めされた後、駆動
ソレノイド181及び駆動モータ198が同時に
通電される。すると駆動ソレノイド181の吸引
杆184がばね186に抗して矢印o方向に吸引
されて、リンク183を介して操作レバー180
が1点鎖線の位置から実線の位置まで矢印n′方向
に回動される。そしてその操作レバー180の操
作端180aがストツパー131の突片131a
に当接してこれを下方に押し、このストツパー1
31がばね150に抗して矢印h′方向に回動され
て、そのストツパー131が収納位置55の押出
口126の下方に押下げられる。
するとその瞬間に、カセツト押出機構122が
作動され、第16B図で説明した如く、両ばね1
29によつて矢印a方向に移動附勢されている押
出部材130によつて収納位置55内のカセツト
51がその前端部51a側から第21図及び第2
3図に示す如く押出口126から矢印a方向に自
動的に押出されて一方のカセツト移送通路56内
に送込まれる。
なおこの時既に作動されている駆動モータ19
8により駆動軸188が回転駆動され、両タイミ
ングベルト196を介して従動軸190もスリツ
プすることなく回転駆動されて、各一対の送りロ
ーラ194及び両タイミングベルト196が第2
1図及び第22図で矢印q方向に完全同期状態で
回転駆動されている。
そしてカセツト51は第21図に示す如く押出
部材130の一方のスライドピン137がガイド
溝139の押出口126側の端部に当接されて停
止されるまで(なおその停止位置が押出部材13
0の往動位置である。)押出されるが、この時既
にカセツト51の底面51eは駆動軸188上の
両送りローラ194と両タイミングベルト196
との上部に乗り移つている。
従つてこの後は、カセツト51は両送りローラ
194と両タイミングベルト196とによつて第
21図で矢印q方向に移送されて、第21図及び
第23図に1点鎖線で示す位置までカセツト51
がカセツト移送通路56内に自動的に送込まれ
る。なおこの際、各一対のアイドラ204がばね
208によつてカセツト51の上面51f上に相
対的に押圧される為、そのカセツト51の底面5
1eは両送りローラ194と両タイミングベルト
196との上部に圧着されて、これら両送りロー
ラ194と両タイミングベルト196とによつて
スリツプすることなく矢印q方向に確実に移送さ
れる。
しかしてこの際、カセツト51の後端部51b
が収納位置55内から押出口126の外方に抜出
された瞬間に、検出部材132が第16B図の位
置から第16A図の位置へばね164によつて矢
印i′方向に復動される。そしてこれに連動してス
トツパーロツク板166がばね170によつて第
16A図で矢印k方向に摺動されて、その先端1
66aが第21図に示す如く、下方に押下げられ
ているストツパー131の上部に突出されて、以
後その先端166aによつてストツパー131が
下方に押下げられた状態にロツクされる。
そしてカセツト51がカセツト移送路56内の
第21図及び第23図に1点鎖線で示す位置まで
送込まれた時、一方の側板176に取付けられて
いるセンサー219によつてそのカセツト51の
前端部51aの位置が検出されて、駆動ソレノイ
ド181及び駆動モータ198の通電が切断され
る。この結果、操作レバー180がばね186に
よつて第21図に1点鎖線で示す元の位置まで矢
印n方向に上昇されると共に、駆動モータ198
が停止されて、送りローラ194及び両タイミン
グベルト196が停止される。なお操作レバー1
80が矢印n方向に上昇されたことによつて、ス
トツパー131もばね150によつて第21図で
矢印h方向に押上げられようとするが、ストツパ
ーロツク板166の先端166aに当接して上方
への回動を阻止される。
なお何等かの不都合によりカセツト51の前端
部51aが第21図及び第22図に1点鎖線で示
す位置よりもカセツト移送通路56の前記VTR
54側の送出口220より外方に飛び出すような
ことがあると、一方の側板126に取付けられて
いるもう1つのセンサー221がカセツト51の
後端部51bの位置を検出し、駆動モータ198
を直ちに逆回転駆動して、カセツト51をq′方向
に引戻す為、カセツト51は常に第21図及び第
22図に1点鎖線で示す位置に完全に停止され
る。
次に他方のカセツト移送通路57内から収納位
置55内へのカセツト51の自動押戻し動作を説
明すれば、第24A図に示す如く、カセツト移送
機53の他方のカセツト移送通路57が所定の収
納位置55の押出口126に位置決めされた後、
駆動モータ199が通電される。すると駆動モー
タ199により駆動軸188が回転駆動され、両
タイミングベルト197を介して従動軸191も
スリツプすることなく回転駆動されて、各一対の
送りローラ195及び両タイミングベルト197
が第22図及び第24A図で矢印r方向に完全同
期状態で回転駆動される。
従つて第24A図及び第25図に示す如く、カ
セツト移送通路57内に1点鎖線の如く収納され
ているカセツト51は主として駆動軸189上の
両送りローラ195と両タイミングベルト197
とによつて第24A図で矢印r方向に移送され
て、そのカセツト51は実線で示す如くその後端
部51b側から送出口210外に押出されて押出
口126から収納位置55内に矢印a′方向に送込
まれる。なおこの際、各一対のアイドラ205が
ばね209によつてカセツト51の上面51f上
に相対的に押圧されている為、そのカセツト51
の底面51eは両送りローラ195と両タイミン
グベルト197との上部に圧着されて、これら両
送りローラ195と両タイミングベルト197と
によつてスリツプすることなく矢印a′方向に確実
に水平移送されて、そのカセツト51の底面51
eが収納位置55の棚板123上に確実に乗り移
る。
またこの際、第25図に示す如くカセツト51
の後端部51bが押出口126内に挿入された瞬
間に、その後端部51bのコーナ部51gが検出
部材132の斜面154に当接して、この検出部
材132が第16A図の位置から第16B図の位
置へばね164に抗して矢印i方向に回動され
る。そしてこれに連動してストツパーロツク板1
66がばね170に抗して第16B図で矢印k′方
向に摺動されて、その先端166aがストツパー
131の上部から矢印k′方向に引抜かれて、スト
ツパー131の第24A図に実線で示す位置での
ロツクが解除される。するとその瞬間に、ストツ
パー131はばね150によつて矢印h方向に押
上げられる。しかしながらこの時には既にカセツ
ト51の後端部51bが押出口126内に挿入さ
れ終つているので、ストツパー131は第24A
図に1点鎖線で示す位置まで押上げられたところ
でカセツト51の底面51eに当接されて止ま
る。従つてカセツト51はストツパー131によ
つて移送を何等妨げられることなく収納位置55
内に矢印a′方向に送込まれて行く。
そして収納位置55内に矢印a′方向に送込まれ
たカセツト51の後端部51bはやがて第24A
図及び第25図に実線で示す如く往動位置へ移動
されている押出部材130のフツク130aに当
接される。一方その直前に、第24B図及び第2
5図に示す如く他方の側板177に取付けられて
いるセンサー222によつてカセツト51の前端
部51aの位置が検出されて、駆動モータ214
が通電される。
すると第24B図に示す如く、駆動モータ21
4が正回転駆動され、回転軸213を介して両回
動アーム211が矢印s方向に回動される。そし
て両回動アーム211が点線で示す復動位置から
1点鎖線で示す位置まで矢印s方向に回動された
時に両回動アーム211の先端の両ローラ212
がカセツト51の前端部51aに当接され、以後
両回動アーム211が引き続き実線で示す往動位
置まで矢印s方向に回動されることによつて、カ
セツト51が両回動アーム211によつて押され
て収納位置55内に矢印a′方向に自動的に押戻さ
れる。なおこの際、カセツト51の後端部51b
が押出部材130のフツク130aに当接してこ
れを押す為、押出部材130はカセツト51と一
体になつて第16A図で示した両ばね129に抗
して矢印a′方向に押戻される。
そして第24B図に実線で示す如くカセツト5
1が収納位置55内に完全に押戻されて、そのカ
セツト51の前端部51aがストツパー131上
を矢印a′方向に通過した瞬間に、このストツパー
131がばね150によつて矢印h方向に押上げ
られて、このストツパー131が再び押出口12
6の前面に突出される。
そしてストツパー131が押出口126の前面
に突出された復動位置に復動されたことがカセツ
ト移送機53に取付けられているセンサー223
によつて検出されて、この検出により、カセツト
51がカセツト移送機53内からカセツト収納棚
52の収納位置55内に完全に押戻されたことが
確認される。
なおこの実施例ではセンサー223の一例とし
て光反射形のフオトカプラを用いたものであり、
このセンサー223は一方の側板176の外面に
取付けられていて、ストツパー131の突片13
1aの全面131bに照射した光の反射光を検出
するようになされている。
そして上記の如くカセット51が収納位置55
内に完全に押戻されたことがセンサー223によ
つて検出されると、駆動モータ199の通電が切
断されると同時に、駆動モータ214が逆回転駆
動され、回転軸213を介して両回動アーム21
1が第24B図で矢印s′方向に回動される。なお
両回動アーム211が第24B図で点線の元の位
置に復動されると駆動モータ214の通電が切断
される。そして両回動アーム211が復動される
と、押出部材130によつてカセツト51が押出
口126外へ矢印a方向に再び押出されようとす
るが、そのカセツト51の前端部51aがストツ
パー131に当接されているので、そのカセツト
51の押出しは阻止される。
次に第26図〜第30図によつて、各VTR5
4のカセツト出し入れ口226に設けられたカセ
ツト自動出し入れ装置227を説明する。
先ず第26図〜第28A図に示す如く、VTR
54のカセツト出し入れ口226の前面にほゞ直
方体形状のフレーム228が取付けられている。
そしてこのフレーム228内でカセツト51の移
動軌跡の上下にアイドラ軸229とローラ軸23
0とが互に平行でかつ水平状態に配置されてい
る。そしてアイドラ軸229の左右両端はフレー
ム228の左右両側板231,232の上部位置
に固着された一対の軸受け233を貫通して横外
方に突出された状態で回転自在に軸支されてい
る。また両側板231,232の外面の下部位置
には一対の支持板234,235が同一軸線状態
の一対の支点ピン236を介して上下に回動自在
に枢支されていて、ローラ軸230の左右両端が
これら両支持板234,235に固着された一対
の軸受237に回転自在に軸支されている。なお
両支持板234はほゞL形をなしていて一対のば
ね238によつて上方側(第28A図で矢印t方
向)に回動附勢されている。
そしてフレーム228内でアイドラ軸229の
左右両端近傍には一対のアイドラ240が回転自
在に枢着され、また先端にローラ241が回転自
在に枢着されている左右一対の回動アーム242
が両アイドラ240の外側でアイドラ軸229に
固着されている。またフレーム228内でローラ
軸230の左右両端近傍位置には一対の送りロー
ラ243が固着されている。なお両送りローラ2
43はゴム等の摩擦係数の高い材料で構成されて
いる。なお一方の側板231の外面に取付金具2
44を介して取付けられた駆動モータ245によ
つてアイドラ軸229が回転駆動されるように構
成されている。また一方の側板231の横外方で
一方の支持板234に取付けられたもう一つの駆
動モータ246によつてローラ軸230が回転駆
動されるように構成されている。
また両側板231,232の外面に一対のロー
ラ自動昇降機構248が取付けられている。これ
ら両ローラ自動昇降機構248は同一構造に構成
されていて、アイドラ軸229の左右両端に固着
された一対の回転カム249と、両側板231,
232の外面に上下方向に昇降自在に取付けられ
た一対のスライド板250とによつて構成されて
いる。なお両回転カム249は周面249aの一
部に凹部251が設けられた円形板である。また
両スライド板250は両回転カム249と両支持
板234,235との間に垂直に配置されてい
て、両側板231,232に設けられた上下一対
のガイドピン252に上下一対の長孔253によ
つて上下方向に昇降自在に係合されている。そし
て両ばね238によつて第28A図で矢印t方向
に回動附勢されている両支持板234,235に
よつて両スライド板250が第28A図で矢印u
方向に上昇附勢されて、これら両スライド板25
0の上端250aが両回転カム249の周面24
9aに押圧されている。
また他方の側板232の外方でアイドラ軸22
9の端部には外周の一部に小突起255を有する
回転板256が固着されている。そして側板23
2に取付けられて回転板256の横外方位置に接
近して平行に配置されたセンサー取付板257に
上記小突起255の3つの回転位置を検出する3
つのセンサー258,259,260が設けられ
ている。なお回転板256の小突起255は両回
動アーム242と全く同一位相で回転されるよう
に構成されていて、この小突起255の回転位置
により両回動アーム242の回動位置を検出する
ようになされている。
次にカセツト自動出し入れ装置227によつて
行われるカセツト移送機53の各カセツト移送通
路56,57と各VTR54との間でのカセツト
51の自動受け渡し動作を説明する。
先ず一方のカセツト移送機56からVTR54
内へのカセツト51の自動送込み(装填)動作を
説明すれば、第28B図に示す如く、カセツト移
送機53の一方のカセツト移送通路56の送出口
220がVTR54のカセツト出し入れ口226
の正面に位置決めされた後、前述した如く駆動モ
ータ198が通電されてカセツト移送装置173
が作動される。するとカセツト移送通路56内に
1点鎖線の如く収納されているカセツト51がそ
の前端部51a側から送出口220外に矢印c方
向に送出される。この時一方の駆動モータ246
が同時に通電され、その駆動モータ246が正回
転駆動されて、ローラ軸230を介して両送りロ
ーラ243が第28B図及び第29A図で矢印v
方向に回転駆動される。
しかしてこの際、当初は第28A図に示す如
く、両回転カム249の凹部251が両スライド
板250の上端250aの真上に位置されてい
て、その上端250aがその凹部251内に入り
込んでいる。この結果、両ばね238によつて矢
印t方向に上昇附勢されている両送りローラ24
3はカセツト51の移動軌跡内に入り込んでい
る。即ち第26図に示す如く、両送りローラ24
3の上面が送込まれるカセツト51の底面51e
より所定高さH1だけ高い位置P4まで押上げら
れており、両アイドラ240に対する両送りロー
ラ243の間隔l2はカセツト51の上下厚さl
3より小さくなつている。
そしてこの状態で、第28B図に実線で示す如
く矢印c方向に送出されたカセツト51の前端部
51aが両アイドラ240と両送りローラ243
との間に挿入される。するとカセツト51の底面
51eによつて両送りローラ243が両ばね23
8に抗して矢印t′方向に押下げられる。そしてそ
の両ばね238の反発力(ばね力)によつて両送
りローラ243がカセツト51の底面51eに押
圧されることによつて、カセツト51は両アイド
ラ240と両送りローラ243とによつて上下か
ら弾性的に挾持される。従つて第28B図で矢印
v方向に回転駆動されている両送りローラ243
による駆動力がカセツト51に確実に伝達され
て、このカセツト51がカセツト出し入れ口22
6からVTR54内の従来周知のカセツトホルダ
ー(図示せず)内に矢印c方向に確実に送込まれ
て行く。
そして第28C図及び第29A図に実線で示す
位置までカセツト55がVTR54内に送込まれ
ると、第26図に示す如くフレーム228の天板
261に取付けられているセンサー262がカセ
ツト51の後端部51bを検出し、一方の駆動モ
ータ246の通電を切断すると同時に、他方の駆
動モータ245を通電する。この結果、カセツト
51の送込み動作が両送りローラ243から両回
動アーム242による押込み動作に切換えられ
る。なおこの時点で駆動モータ198の通電も切
断されて、カセツト移送装置173の作動が停止
される。
そして駆動モータ245が正回転駆動されて、
アイドラ軸229を介して両回動アーム242,
両回転カム249及び回転板256が互に一体と
なつて、第28B図及び第29A図で矢印w方向
に回転駆動される。そして両回動アーム242が
第29A図で実線の復動位置から1点鎖線の位置
まで矢印w方向に回動された時に両回動アーム2
42の先端の両ローラ241がカセツト51の後
端部51bに当接され、以後両回動アーム242
が引き続き第29B図で実線の位置まで矢印w方
向に回動されることによつて、カセツト51が両
回動アーム242において押されてVTR54内
に矢印c方向に自動的に押込まれる。
なお第29B図で実線の位置までカセツト51
がVTR54内に押込まれた時、従来周知の如く、
VTR54内のカセツトホルダーによるカセツト
51の自動ローデイング動作が行われて、カセツ
ト51がVTR54内に自動的に引込まれて装填
され、この後その装填されたカセツト51のビデ
オ再生(及び/又はビデオ記録)が自動的に行わ
れる。
一方、両回転カム249が第28B図の位置か
ら矢印w方向に回転開始されると、その瞬間に、
第28C図に示す如く両回転カム249の周面2
49aによつて両スライド板250が矢印u′方向
に押下げられる。するとその両スライド板250
の下端250bによつて両支持板234,235
が矢印u′方向に押下げられて、両支持板234,
235が両ばね238に抗して第28C図で矢印
t′方向に回動される。この結果、第26図及び第
29A図に1点鎖線で示す如く両送りローラ24
3が更に下方に押下げられて、その両送りローラ
243の上面はカセツト51の底面51eの位置
P3より所定高さH2だけ低い位置P5まで押下
げられて保持される。
また前述の如くw方向に回動された回動アーム
242が第29B図で実線の位置に達した時、同
じくw方向に回動された回転板256の小突起2
55が第28D図の位置に達し、その小突起25
5がセンサー260によつて検出される。すると
駆動モータ245が逆回転駆動されて、今度は両
回動アーム242、両回転カム249及び回転板
256が一体となつて第28D図及び第29B図
で矢印w′方向に戻される。そして両回動アーム
242が第29B図に1点鎖線で示す位置まで戻
された時、回転板256の小突起255が第28
C図の位置に達し、その小突起255がセンサー
259によつて検出されて駆動モータ245の通
電が切断される。
次にVTR54から他方のカセツト移送通路5
7内へのカセツト51の自動送出し(排出)動作
を説明すれば、先ず従来周知の如くVTR54に
よるビデオ再生(及び/又はビデオ記録)の終了
後に、VTR54内のカセツト51はその後端部
51b側から第29B図に示す如くカセツト出し
入れ口226の外方に矢印c′方向に自動的に弾き
出されるようにして排出される。
しかしてこの時、第29B図に1点鎖線で示す
位置に両回動アーム242が待機されているの
で、その弾き出されたカセツト51は後端部51
bによつて両回動アーム242の両ローラ241
に当接されて1点鎖線で示された定位置にて停止
される。
即ち両回動アーム242が上記の位置に待機し
ていないと、矢印c′方向に弾き出されたカセツト
51の後端部51bがカセツト移送機53の移送
通路内まで飛出してそのカセツト移送機53の移
送を妨げる危険があるが、カセツト51を第29
B図で1点鎖線の定位置にて停止させることによ
り、このような危険を回避出来る。
またこの際、第26図に示す如く両送りローラ
243の上面がカセツト51の底面51eの位置
P3よりも所定高さH2だけ低い位置P5に下げ
られているので、これら両送りローラ243によ
つてカセツト51の矢印c′方向への排出動作が妨
げられることが全くない。
即ち両送りローラ243の上面がカセツト51
の底面51eの位置P3よりも高い位置に上昇さ
れていると、カセツト出し入れ口226から矢印
c′方向に弾き出されたカセツト51の後端部51
bがその両送りローラ243に衝突されて停止さ
れ、その後端部51bが両アイドラ240と両送
りローラ243との間に入り込めなくなる。しか
しながら、両送りローラ243の上面がカセツト
51の底面51eの位置P3よりも低いP5に下
げられているので、カセツト51の後端部51b
は第29B図に1点鎖線で示す如く両アイドラ2
40と両送りローラ243との間に確実に入り込
むことが出来る。
そして弾き出されたカセツト51の後端部51
bの位置がセンサー262によつて検出される
と、他方の駆動モータ245が通電され、この駆
動モータ245が逆回転駆動されてアイドラ軸2
29を介して両回動アーム242、両回転カム2
49及び回転板256が一体となつて第28C図
及び第29B図で矢印w′方向に回動される。そ
して両回動アーム242が第29A図の復動位置
に復動された時、回転板256の小突起255が
当初の第28A図の位置に達してセンサー258
によつて検出され、駆動モータ245の通電が切
断される。
そしてこの時、第28A図に示す如く両回転カ
ム249の凹部251が当初の如く両スライド板
250の上端250aの真上に戻される。すると
その瞬間に、両スライド板250の上端250a
が両回転カム249の周面249aから凹部25
1内に入り込み、両支持板234,235が両ば
ね238によつて第28A図で矢印t方向に回動
され、両送りローラ243が第29B図に1点鎖
線で示す如く矢印t方向に押上げられる。この結
果、両送りローラ243がカセツト51の底面5
1eに押圧されて、カセツト51が両アイドラ2
40と両送りローラ243とによつて上下から弾
性的に挾持される。
次に第30図に示す如く、カセツト移送機53
の他方のカセツト移送通路57がカセツト出し入
れ口226の正面に位置決めされた後、一方の駆
動モータ246が通電される。すると駆動モータ
246が逆回転駆動されて、ローラ軸230を介
して両送りローラ243が第30図で矢印v′方向
に回転駆動される。またこの時、前述した如く駆
動モータ199が通電されてカセツト移送装置1
74が作動される。
以上の結果、前述したカセツト自動送込み動作
の逆動作で、カセツト51がカセツト出し入れ口
226から第30図で矢印a′方向に送出されて、
カセツト移送通路57内に自動的に送込まれる。
そして第30図に1点鎖線で示す如くカセツト5
1がカセツト移送通路57内に完全に送込まれた
時、第22図に示す如く他方の側板177に取付
けられているセンサー263によつてカセツト5
1の後端部51bの位置が検出されて、両駆動モ
ータ199及び246の通電が切断される。
以上本考案の実施例に付き述べたが、本考案の
技術的思想に基づき各種有効な変更が可能であ
る。
例えば無端回動体として実施例では第5図及び
第8図に示す如く無端のタイミングベルト80,
100を用いたが、無端チエンであつても良い。
また自在継手71は第12図に示したものに限
定されることなく、その他の各種有効な自在継手
を用いることが出来る。
〔応用例〕
本考案は、ビデオカセツトの自動装填装置に限
定されることなく、各種の記録担体が収納された
カセツト、カートリツジ及びジヤケツトの自動装
填装置に適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、カセツト移送機を水平ガイドレール
に沿つて左右方向に移送させると共に、その水平
ガイドレールを左右一対の垂直ガイドレールに沿
つて上下方向に平行に移送させるものであり、カ
セツト移送機を上下、左右に円滑に移送すること
が出来る。しかもカセツト移送機を水平ガイドレ
ールに沿つて左右方向に移送する水平駆動機構及
び水平ガイドレールの左右両端部に結合された一
対のスライダーを一対の垂直ガイドレールに沿つ
て上下方向に移送する垂直駆動機構を共に無端ベ
ルトや無端チエンからなる無端回動体とそれを駆
動するモータとによつて構成したしたので、例え
ばネジ送り機構等によるものと異なり、高速駆動
が可能である。従つてカセツト移送機を上下、左
右に高速で移送させることが出来て、カセツト収
納棚と記録再生装置との間でのカセツトの受け渡
し動作を短時間で能率良く行うことが出来る。
しかし本考案によれば、左右一対の垂直ガイド
レールに沿つて上下方向に摺動自在に設けられた
左右一対のスライダーと水平ガイドレールの左右
両端部との結合に関して、水平ガイドレールの一
端部のみを一方のスライダーに一体に結合し、他
端部は他方のスライダーに自在継手を介して結合
させ、左右一対の垂直ガイドレールの平行度の狂
いによつて生じる左右一対のスライダーの間隔の
変化を上記自在継手で逃がすように構成したの
で、上記平行度の狂いによつて左右一対のスライ
ダーが左右一対の垂直ガイドレールに対してこじ
れを起して著しい摺動抵抗を受け、これらが相互
に異常に摩耗、振動、騒音等を発生するようなこ
とを未然に防止することが出来る。そしてこの事
により、左右一対の垂直ガイドレールの平行度を
大きく許容することが出来るので、これら左右一
対の垂直ガイドレールや水平ガイドレールの組立
て精度を低くすることが出来て、組立てや調整を
容易にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をビデオカセツト自動装填装置に
適用した一実施例を示したものであつて、第1図
は装置全体の概略斜視図、第2A図及び第2B図
は装置全体の概要動作を説明する説明図、第3A
図及び第3B図は装置全体の斜視図、第4図はカ
セツト収納棚のヒンジ構造部を示した斜視図、第
5図はカセツト移送機の移送駆動装置を説明する
斜視図、第6図は同上の垂直ガイドレール及びス
ライダー部分を示した斜視図、第7図は第6図7
−7線断面図、第8図は同上の水平ガイドレール
部分を示した斜視図、第9図は第8図9−9線断
面図、第10図は同上の自在継手部分を示した分
解斜視図、第11図は同上の自在継手部分の側面
図、第12図は第11図12−12線断面図、第
13図は同上の一対の垂直ガイドレールに対する
水平ガイドの摺動状況を説明する正面図、第14
図はカセツト収納棚の各収納部に設けられたカセ
ツト押出機構を説明する側面図、第15図は同上
の正面図、第16A図及び第16B図はカセツト
押出機構の動作を説明する第14図16−16線
矢視図、第17図は同上の押出部材のガイド機構
の分解斜視図、第18A図〜第18F図は押出部
材の動作を説明する断面図、第19図はカセツト
収納棚からのカセツト抜取り動作を説明する側面
図、第20図はカセツト移送機の一対のカセツト
移送通路に設けられたカセツト移送装置を説明す
る正面図、第21図はカセツト収納棚からカセツ
ト移送機へのカセツト自動押出し動作を説明する
第20図21−21線矢視図、第22図は第20
図22−22線矢視図、第23図は第21図23
−23線矢視図、第24A図及び第24B図はカ
セツト移送機からカセツト収納棚へのカセツト自
動押戻し動作を説明する側面図、第25図は第2
4A図25−25線矢視図、第26図は各VTR
に設けられたカセツト自動出し入れ装置を説明す
る正面図、第27図は同上のローラ自動昇降機構
の斜視図、第28A図〜第28D図はカセツト移
送機からVTRへのカセツト自動送込み動作を説
明する第26図28−28線矢視図、第29A図
及び第29B図は同上の送りローラ及び回動アー
ムの動作を説明する第26図29−29線断面
図、第30図はVTRからカセツト移送機へのカ
セツト自動送出し動作を説明する側面図である。 また図面に用いられた符号において、51……
カセツト、52……カセツト収納棚、53……カ
セツト移送機、54……VTR、55……収納装
置、66,67……垂直ガイドレール、68,6
9……スライダー、70……水平ガイドレール、
71……自在継手、79……垂直駆動機構、80
……タイミングベルト、82……駆動モータ、9
9……水平駆動機構、100……タイミングベル
ト、101……駆動モータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のカセツトが収納されたカセツト収納棚
    と、少なくとも再生機能を有する1個又は複数個
    の記録再生装置と、上記カセツト収納棚と上記記
    録再生装置との間で上下、左右に移送されるカセ
    ツト移送機とを有し、上記カセツト収納棚から取
    出したカセツトを上記カセツト移送機によつて移
    送して上記記録再生装置に装填させ、また上記記
    録再生装置から取出したカセツトを上記カセツト
    移送機によつて移送して上記カセツト収納棚の元
    の収納位置に収納させるように構成したカセツト
    自動装填装置において、左右に間隔を隔てゝ配置
    された一対の垂直ガイドレールとこれらの間に配
    置された水平ガイドレールとを設け、上記一対の
    垂直ガイドレールに沿つて上下方向に摺動自在の
    一対のスライダーを設け、上記水平ガイドレール
    の一端部を上記一方のスライダーに一体に結合さ
    せると共にその水平ガイドレールの他端部を上記
    他方のスライダーに自在継手を介して結合させ、
    上記カセツト移送機を上記水平ガイドレールに沿
    つて左右方向に移送する無端回動体及びその駆動
    モータからなる水平駆動機構と上記一対のスライ
    ダーを上記一対の垂直ガイドレールに沿つて上下
    方向に同期して移送する一対の無端回動体及びそ
    の駆動モータからなる垂直駆動機構とを設け、上
    記水平及び垂直駆動機構の作動により上記カセツ
    ト移送機を上下、左右に移送させ、その際上記一
    対の垂直ガイドレールの平行度の狂いによつて生
    じる上記一対のスライダーの間隔の変化を上記自
    在継手で逃がすように構成したことを特徴とする
    カセツト自動装填装置。
JP2753984U 1984-02-28 1984-02-28 カセツト自動装填装置 Granted JPS60140255U (ja)

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