JPH0344663Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344663Y2 JPH0344663Y2 JP1983139644U JP13964483U JPH0344663Y2 JP H0344663 Y2 JPH0344663 Y2 JP H0344663Y2 JP 1983139644 U JP1983139644 U JP 1983139644U JP 13964483 U JP13964483 U JP 13964483U JP H0344663 Y2 JPH0344663 Y2 JP H0344663Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- paper tube
- bottle
- bottle body
- bottom wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、飽和ポリエステル樹脂製二軸延伸壜に
係る。
係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」
この種の壜は、強度にすぐれ、肉薄化でき、ガ
スバリヤ性が大であるほか、燃焼時の発熱カロリ
ーも約5500kcal／Kgで他の合成樹脂に比べて著し
く低いから焼却炉損傷のおそれがなく、燃焼時に
有毒ガスを発生しないなど、その他多くの特長を
有することから、近時急速に多用されているが、
壜の大形化により壜の剛性が失われて壜を持ち難
くなる欠点があつた。該欠点除去のためには補強
筒の嵌合が考えられるが、飽和ポリエステル樹脂
は高価となるためその補強筒には適せず、他の合
成樹脂製補強筒は上記発熱カロリーが大であるた
め（例えば、ポリエチレンは約11000kcal／Kg、
ポリプロピレンは約10500kcal／Kg）、上記飽和ポ
リエステル樹脂製壜の特長を損うこととなる。
スバリヤ性が大であるほか、燃焼時の発熱カロリ
ーも約5500kcal／Kgで他の合成樹脂に比べて著し
く低いから焼却炉損傷のおそれがなく、燃焼時に
有毒ガスを発生しないなど、その他多くの特長を
有することから、近時急速に多用されているが、
壜の大形化により壜の剛性が失われて壜を持ち難
くなる欠点があつた。該欠点除去のためには補強
筒の嵌合が考えられるが、飽和ポリエステル樹脂
は高価となるためその補強筒には適せず、他の合
成樹脂製補強筒は上記発熱カロリーが大であるた
め（例えば、ポリエチレンは約11000kcal／Kg、
ポリプロピレンは約10500kcal／Kg）、上記飽和ポ
リエステル樹脂製壜の特長を損うこととなる。
本案は上記補強筒を飽和ポリエステル樹脂より
も更に発熱カロリーの低い紙筒（約4500〜
5000kcal／Kg）で形成させて、焼却時の公害を防
止可能とすると共に、その紙筒に壜本体を支持す
るに充分な強度と耐久性を持たせるようにしたも
のである。
も更に発熱カロリーの低い紙筒（約4500〜
5000kcal／Kg）で形成させて、焼却時の公害を防
止可能とすると共に、その紙筒に壜本体を支持す
るに充分な強度と耐久性を持たせるようにしたも
のである。
「課題を解決するための手段」
球面状に下方へ膨出させた底壁２周縁から胴部
３を起立させると共に、該胴部上端から肩部４を
介して口頸部５を上方へ突出させた飽和ポリエス
テル樹脂製の二軸延伸壜本体１と、上記胴部外面
に筒部９を嵌合させると共に、該筒部下端を上記
壜本体底壁の下端面よりも下方又は同一水平面上
まで垂下させた耐水性紙筒８と、該紙筒下部内面
に接合させた補強用短筒１２とからなり、上記紙
筒３下端部に、補強用短筒１２下端部を巻込む巻
締め１０を形成した。
３を起立させると共に、該胴部上端から肩部４を
介して口頸部５を上方へ突出させた飽和ポリエス
テル樹脂製の二軸延伸壜本体１と、上記胴部外面
に筒部９を嵌合させると共に、該筒部下端を上記
壜本体底壁の下端面よりも下方又は同一水平面上
まで垂下させた耐水性紙筒８と、該紙筒下部内面
に接合させた補強用短筒１２とからなり、上記紙
筒３下端部に、補強用短筒１２下端部を巻込む巻
締め１０を形成した。
「実施例」
１は飽和ポリエステル樹脂製で二軸延伸した壜
本体である。該壜本体は球面状に下方へ膨出させ
た底壁２を有し、該底壁周縁から円筒状の胴部３
を起立させ、該胴部上端から球面状に上方へ膨出
させた肩部４を介して口頸部５を上方へ起立させ
たものである。該口頸部にはキヤツプ６が螺合さ
せてある。胴部上端には下向き段部７を周設させ
るとよい。
本体である。該壜本体は球面状に下方へ膨出させ
た底壁２を有し、該底壁周縁から円筒状の胴部３
を起立させ、該胴部上端から球面状に上方へ膨出
させた肩部４を介して口頸部５を上方へ起立させ
たものである。該口頸部にはキヤツプ６が螺合さ
せてある。胴部上端には下向き段部７を周設させ
るとよい。
上記胴部３の外面には、耐水性紙筒８の筒部９
が緊密に嵌合させてある。該筒部上端は上記下向
き段部７に係合させるとよく、その筒部下端は壜
本体底壁２の下端面よりも下方又は同一水平面上
まで垂下させる。筒部９下端は図示のように上内
方へ巻締め１０してその下端面を接地面１１とし
ている。壜本体胴部と筒部９とは、好ましくは接
着剤を用いないで着脱自在にするとよい。このよ
うにしても、壜本体内にビール等を充填すること
でその内圧により壜本体胴部は筒部９内面に圧接
することとなり、その摩擦抵抗によつて紙筒８の
抜出しは防止され、壜内液体の消費で上記内圧が
解消すると、容易に紙筒８を外すことが出来、壜
本体の再生に便利である。
が緊密に嵌合させてある。該筒部上端は上記下向
き段部７に係合させるとよく、その筒部下端は壜
本体底壁２の下端面よりも下方又は同一水平面上
まで垂下させる。筒部９下端は図示のように上内
方へ巻締め１０してその下端面を接地面１１とし
ている。壜本体胴部と筒部９とは、好ましくは接
着剤を用いないで着脱自在にするとよい。このよ
うにしても、壜本体内にビール等を充填すること
でその内圧により壜本体胴部は筒部９内面に圧接
することとなり、その摩擦抵抗によつて紙筒８の
抜出しは防止され、壜内液体の消費で上記内圧が
解消すると、容易に紙筒８を外すことが出来、壜
本体の再生に便利である。
上記紙筒８の下部内面には、下部補強用の短筒
１２が接合させてある。該短筒はプラスチツクで
もよいが、紙製とすることが望ましい。短筒下端
部は、既述紙筒の巻締め１０に巻込ませてある。
１２が接合させてある。該短筒はプラスチツクで
もよいが、紙製とすることが望ましい。短筒下端
部は、既述紙筒の巻締め１０に巻込ませてある。
「考案の効果」
本案は上記構成とするもので、壜本体胴部３に
紙筒８を嵌合させたから、壜本体の大形化と、二
軸延伸による薄肉化により胴部３が変形し易くな
つても紙筒８の補強により壜を持ち難くなること
がなく、紙筒８下部は更に短筒１２で補強したか
ら、壜本体下部外面が紙筒８下部内面に接してい
なくとも紙筒８下部が胴部３外面に接する紙筒部
分に比べて弱化することがなく、壜本体を正立状
態に支持するに充分な強度を持たせることが出来
る。又壜廃棄後の焼却に際しても、紙筒８は飽和
ポリエステル樹脂製の壜本体よりも更に発熱カロ
リーが低く、短筒１２を合成樹脂製とした場合
も、紙筒８に比して短筒１２ははるかに小体積で
あるから全体の発熱カロリーを低くすることとな
り、よつて、壜本体の胴部３外面に紙筒８を嵌合
させた状態で焼却しても、その焼却時に焼却炉損
傷のおそれがなく、かつ有毒ガスを発生しないか
ら大気汚染のおそれもない。更に、紙筒８の下端
部に巻締め１０を形成したから、紙筒８下端面を
接地面とするに拘らず、該紙筒下端からの破損を
防止できる。
紙筒８を嵌合させたから、壜本体の大形化と、二
軸延伸による薄肉化により胴部３が変形し易くな
つても紙筒８の補強により壜を持ち難くなること
がなく、紙筒８下部は更に短筒１２で補強したか
ら、壜本体下部外面が紙筒８下部内面に接してい
なくとも紙筒８下部が胴部３外面に接する紙筒部
分に比べて弱化することがなく、壜本体を正立状
態に支持するに充分な強度を持たせることが出来
る。又壜廃棄後の焼却に際しても、紙筒８は飽和
ポリエステル樹脂製の壜本体よりも更に発熱カロ
リーが低く、短筒１２を合成樹脂製とした場合
も、紙筒８に比して短筒１２ははるかに小体積で
あるから全体の発熱カロリーを低くすることとな
り、よつて、壜本体の胴部３外面に紙筒８を嵌合
させた状態で焼却しても、その焼却時に焼却炉損
傷のおそれがなく、かつ有毒ガスを発生しないか
ら大気汚染のおそれもない。更に、紙筒８の下端
部に巻締め１０を形成したから、紙筒８下端面を
接地面とするに拘らず、該紙筒下端からの破損を
防止できる。
図面は一部を切欠いた本案壜の正面図である。
１……壜本体、８……紙筒、１２……短筒。
Claims (1)
- 球面状に下方へ膨出させた底壁２周縁から胴部
３を起立させると共に、該胴部上端から肩部４を
介して口頸部５を上方へ突出させた飽和ポリエス
テル樹脂製の二軸延伸壜本体１と、上記胴部外面
に筒部９を嵌合させると共に、該筒部下端を上記
壜本体底壁の下端面よりも下方又は同一水平面上
まで垂下させた耐水性紙筒８と、該紙筒下部内面
に接合させた補強用短筒１２とからなり、上記紙
筒３下端部に、補強用短筒１２下端部を巻込む巻
締め１０を形成したことを特徴とする飽和ポリエ
ステル樹脂製二軸延伸壜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13964483U JPS6047223U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 飽和ポリエステル樹脂製二軸延伸壜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13964483U JPS6047223U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 飽和ポリエステル樹脂製二軸延伸壜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6047223U JPS6047223U (ja) | 1985-04-03 |
| JPH0344663Y2 true JPH0344663Y2 (ja) | 1991-09-19 |
Family
ID=30312920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13964483U Granted JPS6047223U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 飽和ポリエステル樹脂製二軸延伸壜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047223U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521994U (ja) * | 1975-06-23 | 1977-01-08 | ||
| JPS53128491A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-09 | Masaka Hatano | Method of producing sushi *rice ball with raw fish* tubs |
| JPS5623868A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-06 | Yasukuni Kishimoto | Apparatus for simultaneous charging of plurality of raw materials, such as meat paste |
| JPS5749444B2 (ja) * | 1975-09-19 | 1982-10-22 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5316540Y2 (ja) * | 1975-04-14 | 1978-05-01 | ||
| JPS5749444U (ja) * | 1980-09-04 | 1982-03-19 | ||
| JPS63589Y2 (ja) * | 1981-04-09 | 1988-01-08 |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP13964483U patent/JPS6047223U/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521994U (ja) * | 1975-06-23 | 1977-01-08 | ||
| JPS5749444B2 (ja) * | 1975-09-19 | 1982-10-22 | ||
| JPS53128491A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-09 | Masaka Hatano | Method of producing sushi *rice ball with raw fish* tubs |
| JPS5623868A (en) * | 1979-08-06 | 1981-03-06 | Yasukuni Kishimoto | Apparatus for simultaneous charging of plurality of raw materials, such as meat paste |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6047223U (ja) | 1985-04-03 |
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