JPH0344319A - 過放出抑制型制酸剤 - Google Patents

過放出抑制型制酸剤

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JPH0344319A
JPH0344319A JP18116689A JP18116689A JPH0344319A JP H0344319 A JPH0344319 A JP H0344319A JP 18116689 A JP18116689 A JP 18116689A JP 18116689 A JP18116689 A JP 18116689A JP H0344319 A JPH0344319 A JP H0344319A
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JP
Japan
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antacid
suppressing
substance
polymer
over
Prior art date
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Pending
Application number
JP18116689A
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English (en)
Inventor
Masami Moroi
諸井 政己
Toshio Yokoyama
俊夫 横山
Akira Iwasa
岩佐 曜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は過放出抑制型制酸剤、更に詳細には、酸過多状
態の酸性側では速やかに溶解して制酸作用を発現し、こ
れによって所定のpHに達すると、溶解が抑制されて、
それ以上のpHの上昇がないようにした過放出抑制型制
酸剤に関する。
〔従来の技術〕
胸やけ等の症状の原因が比較的胃酸過多による場合が多
いことから、はとんどの総合胃腸薬には制酸剤が配合さ
れている。
しかし、従来の制酸剤の多くは、胃酸を至適pH(3〜
5)以上に過中和してしまうため反動的胃酸分泌を惹起
し、症状を更に悪化させることがあると共に、その効果
は一過性で、持続性がないという欠点があった。
そこで、pH値が3〜3.5付近となる乾燥水酸化アル
ミニウムゲル、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ポ
リミゲル等の制酸物質が使用されているが、これは制酸
効果が弱く応答性が悪いという欠点がある。従って、斯
かる制酸均質に炭酸水素ナトリウム、水酸化マグネシウ
ム等を配合して応答性を改善しようとする試みもなされ
ているが、まだ満足し得る制酸剤は提供されていない。
また一方、制酸物質を酸性領域でのみ可溶な被覆剤で被
覆した、低酸、無酸症の患者には効果を発現しないが、
酸過多症の患者には速やかに効果を発現する制酸剤が報
告されている(特開昭59−210012号)。
しかしながら、この制酸剤も、低酸、無酸症の患者に対
する過中和は避けられるが、酸過多症の患者の場合には
、被覆が溶解して内容物の制酸物質が一挙に放出される
ので、過中和を惹起し、上記の問題点は依然として解決
されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、応答性がよく、過中和を惹起せず、
しかも持続性のよい制酸剤を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行った結果
、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、酸性領域で可溶な高分子中に制酸
物質を均一に分散保持せしめた過放出抑制型制酸剤を提
供するものである。
本発明において、制酸物質としては、従来使用されてい
るものは何れも使用することができ、例えば、乾燥水酸
化アルミニウムゲル、メタケイ酸アルミン酸マグネウシ
ム、ボリミゲル、台底ヒドロタルサイト、酸化マグネシ
ウム、水酸化マグネシウム、炭酸水素す) IJウム等
を単独又は2種以上組合せて使用することができる。ま
た、酸性領域で可溶な高分子としては、ポリビニルアセ
タールジエチルアミノアセテート、アミノアルキルメタ
アクリレート、コポリマーE、セルロースアセテ−)−
N、N−ジ−n−ブチルアミノハイドロキシプロビルエ
ーテル、2−メチル−5−ビニリルピリジンメチルアク
リレートメタアクリル酸コポリマー等が挙げられる。
本発明の過放出抑制型制酸剤は当該高分子中に制酸物質
が均一に分散されたものであればよい。
ここにおいて、制酸物質は粒径が100μm以下、特に
1〜50μmにするのが好ましい。また高分子の量は制
酸物質に対し50〜1000重量%、特に100〜30
0重量%が好ましい。過放出抑制型制酸剤は種々の剤型
とすることができるが、応答性及び服用感等の点から粒
径100〜500μm程度の細粒剤とするのが好ましい
本発明の斯かる過放出抑制型制酸剤は、例えば次のよう
にして製造される。すなわち、先ず、高分子をクロロホ
ルム、ジクロロメタン、エーテル等の低沸点の溶媒に溶
解し、これに制酸物質を加えて均一に分散させる。次い
で、■この分散液を上記溶媒と混じらない溶媒中に攪拌
下滴下して溶媒を留去する、■分散液から減圧下溶媒を
留去した後粉砕する、あるいは■分散液をスプレードラ
イ法又は流動層造粒法によって溶媒を留去する方法等に
よって細粒とする。
このようにして得られる本発明の過放出抑制型制酸剤は
、そのまま制酸剤として使用することができるが、更に
これ単独で又は他の健胃成分と共に顆粒剤、カプセル剤
、錠剤とすることもできる。
〔作用および発明の効果〕
本発明の過放出抑制型制酸剤は、叙上の如く構成されて
いるので、これを服用するときは、低酸’−”J−y−
’ ##酸症の患者の場合には、高分子が溶解されない
ので、高分子中に内包された制酸物質は放出されず、そ
の結果中和作用は発現されず、一方酸過多症の患者にお
いては、高分子が溶解して制酸物質が徐々に放出して中
和作用を発現する。しかし、当該中和作用によって所定
のpHに達すると、高分子の溶解が阻止され制酸物質の
放出が停止するので、所定の至適pH以上に過中和され
ることがなく、反動的胃酸分泌を生じないという利点を
有する。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート50g
にジクロロメタン500−を加えて溶解した後、乾燥水
酸化アルミニウムゲル(粒径的10μm)25g、水酸
化マグネシウム(粒径的10μm)35gを加え均一に
分散させる。エタノール500mj!に水4500−を
加え、これに、水酸化ナトリウム50gを加えて溶かし
、さらに38度付近の一定温度にし毎分1000回転で
攪拌した液中に、上記分散液を、毎分10dの割合で注
入し、溶媒が留去するまで攪拌を続けた。次いで、篩過
し、30号篩を通過し200号篩に残るものを取り、こ
れを水洗した後、流動層造粒コーティング装置(UNI
−GLATT)で50度にて乾燥し細粒剤85gを得た
試験例1 実施例1で得た細粒剤(Ig)、乾燥水酸化アルミニウ
ムゲル0.25g、水酸化マグネシウム0.25 4゜
gを混合した対照品、及び乾燥水酸化アルミニウムゲル
250 g、水酸化マグネシウム250 g。
乳糖325g、ヒドロキシプロピルセルロース25gで
常法により顆粒を製造し、これに流動層造粒コーティン
グ装置にてポリビニルアセタールジエチルアミノアセテ
ート100g、タルク50gをコーティングした比較品
(1g)についてフックス法試験を行い、制酸活性パタ
ーンを比較した。すなわち、各試料を37±2度で攪拌
している0、IN塩酸50m1の中に入れ、10分後よ
りlN塩酸2rnlを10分毎に加えていきpHを記録
した。
試験中は試験液の温度を37±2度に保った。尚、pH
3以下では胃痛、5以上で反動的胃酸分泌の発生がある
とされている。
その結果は第1図に示すとおりであり、これより本発明
の細粒剤は対照品及び比較品に比較して至適pHの維持
時間が長く、またp)15以上にならないので反動的胃
酸分泌の問題もない良好な制酸剤であるのが分る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の細粒剤、対照品及び比較品についてフ
ックス法試験を行ったときの制酸活性パターンを示す図
である。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸性領域で可溶な高分子中に制酸物質を均一に分散
    保持せしめたことを特徴とする過放出抑制型制酸剤。 2、制酸物質の粒径が100μm以下で、高分子の量が
    制酸物質の50〜1000重量%である請求項1記載の
    過放出抑制型制酸剤。
JP18116689A 1989-07-13 1989-07-13 過放出抑制型制酸剤 Pending JPH0344319A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995033469A1 (fr) * 1994-06-06 1995-12-14 Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. Antiacide solide et procede de production de ce compose
US6090412A (en) * 1995-11-27 2000-07-18 Yamaouchi Pharmaceutical Co., Ltd. H2 -Receptor antagonist and antacid composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50101520A (ja) * 1974-01-26 1975-08-12

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