JPH10298111A - 結合剤としての再分散可能なポリマー粉末またはポリマー顆粒の使用、および固体の製薬学的投与形 - Google Patents

結合剤としての再分散可能なポリマー粉末またはポリマー顆粒の使用、および固体の製薬学的投与形

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JPH10298111A
JPH10298111A JP10057645A JP5764598A JPH10298111A JP H10298111 A JPH10298111 A JP H10298111A JP 10057645 A JP10057645 A JP 10057645A JP 5764598 A JP5764598 A JP 5764598A JP H10298111 A JPH10298111 A JP H10298111A
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Karl Dr Kolter
コルター カール
Kristin Dr Tiefensee
ティーフェンゼー クリスティーン
Katrin Dr Zeitz
ツァイツ カトリン
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BASF SE
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/2004Excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/2022Organic macromolecular compounds
    • A61K9/2027Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone, poly(meth)acrylates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体の製薬学的投与形を製造するための結合
剤として適当であり、作用物質の迅速な放出を可能にす
る、水不溶性ポリマーおよび水溶性ポリマーからなるポ
リマー粉末またはポリマー顆粒。 【解決手段】 ポリビニルアセテート10〜95重量
%、N−ビニルピロリドン含有ポリマー5〜90重量
%、他の水溶性または水膨潤可能な物質0〜20重量%
および水不溶性粉化剤0〜20重量%ならびに場合によ
っては他の添加剤からなる再分散可能なポリマー粉末ま
たはポリマー顆粒の使用、この場合投与形中での結合剤
の含量は、0.5〜20重量%である。 【効果】 顕著な結合剤作用をもち、かつその上、処方
物の全体量の0.5〜20重量%の濃度範囲内で崩壊も
しくは作用物質の放出に殆ど影響を及ぼさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体の製薬学的投
与形を製造するための結合剤としての、ポリビニルアセ
テートおよびN−ビニルピロリドン含有ポリマーからな
る再分散可能なポリマー粉末またはポリマー顆粒の使用
に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品を作用場所に供給することができ
るようにするためには、この医薬品を、投与場所の生理
的状態および作用物質の物理的化学的性質に適合する形
にもたらすことが必要である。滅多にないことではある
が、それぞれの処方なしで、即ち作用物質だけを含有す
る単独投与量としての投与は、可能である。一般に、作
用物質を適当な剤形に変えることは、助剤を使用するこ
とによって初めて可能になる。
【0003】しかし、作用物質ならびに助剤、例えば充
填剤は、しばしば極めて劣悪な結合能をもっており、し
たがって固体の投与形の製造のために付加的に結合剤を
使用することは、免れないことである。結合剤の量およ
び種類、また加工方法は、固体の投与形の性質、例えば
顆粒の性質、例えば粒度、流動性、圧縮可能性、ダスト
傾向、多孔性または表面構造ならびにこれから得られた
圧縮体の性質、例えば作用物質の破壊強さ、破砕性、崩
壊および放出に決定的に影響を及ぼす。
【0004】製薬学的使用技術において、加工方法に応
じて湿潤結合剤と乾燥結合剤とは、区別される。この乾
燥結合剤は、とくに直接的錠剤化および乾燥造粒もしく
は圧縮化の際に使用される。この場合、結合剤は、作用
物質および場合によっては他の助剤と混合され、引続き
直接的錠剤化されるか、造粒されるか、または圧縮され
る。乾燥結合剤は、ある程度の可塑性を圧力下で有して
いなければならない。それというのも、それによって結
合剤と作用物質粒子または助剤粒子との接触面は、拡大
され、したがって付着力が増大し、その結果としてより
いっそう堅固な顆粒もしくは錠剤が生じるからである。
【0005】それとは異なり、湿潤造粒の場合には、作
用物質−助剤混合物は、水中の結合剤の溶液または有機
溶剤で湿潤され、湿潤物質はスクリーンを通して与えら
れ、かつ引続き乾燥される。この場合、湿潤化および乾
燥は、例えば渦動床造粒の場合のように同時に進行して
もよい。
【0006】最適な加工のためには、結合剤は、溶液中
で低粘度でなければならず、それというのも粘稠な溶液
は、不均質な顆粒を生じるからである。
【0007】剤形の崩壊ならびに作用物質の崩壊速度が
結合剤によってあまり影響を及ぼされないという事実に
基づいて、現在、市場においては即時放出形には、水溶
性の結合剤のみが使用されている。
【0008】最も常用の結合剤は、例えばポリビニルピ
ロリドン、ビニルアセテート−ビニルピロリドンコポリ
マー、ゼラチン、澱粉糊、マルトデキストリン、ヒドロ
キシアルキル化セルロース誘導体もしくはカルボキシア
ルキル化セルロース誘導体、例えばヒドロキシプロピル
メチルセルロース、メチルセルロース、ナトリウムカル
ボキシメチルセルロースならびに天然ゴム種、例えばア
ラビアゴム、ペクチンまたはアルギン酸塩である。
【0009】多数の前記結合剤は、溶液中で高い粘度を
有し、かつ加工可能性は劣悪である。前記の結合剤の全
ては、湿潤造粒の場合、特に直接的な錠剤化または圧縮
の場合に1つの役割を演じる望ましい可塑性を欠いてい
る。これから得られた顆粒および錠剤が機械的に安定性
であればあるほど、結合剤の可塑性はますます高くな
る。
【0010】米国特許第5252704号明細書には、
結合助剤としてのポリビニルピロリドンを使用しながら
の再分散可能なポリマー粉末の製造が記載されている。
使用分野としては、セメント製造における使用が記載さ
れている。これに対して、製薬学的使用については、述
べられていない。
【0011】ドイツ連邦共和国特許出願公告第4341
156号明細書には、作用物質の放出が遅延されている
剤形で医薬担持剤としてのコア部−殻部構造を有する水
中で分散可能なプラスチック分散粉末の使用が記載され
ており、この場合錠剤中での分散粉末の含量は、75重
量%を上廻っている。
【0012】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4220
782号明細書には、結合剤を作用物質含有コア部上に
塗布することによって固体の製薬学的遅延放出形を製造
する方法が記載されている。この場合に使用される結合
剤は、(メト)アクリレートを基礎とするポリマーであ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、固体
の製薬学的投与形を製造するための結合剤として適当で
ある、水不溶性ポリマーおよび水溶性ポリマーからなる
ポリマー粉末またはポリマー顆粒を見い出すことであ
り、この場合投与形中での結合剤の含量は、20重量%
未満を占めなければならない。その上、こうして得られ
た投与形は、作用物質の迅速な放出を可能にするはずで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、固体の製薬学的投与形を製造するための結合剤と
しての、 a)ポリビニルアセテート10〜95重量%、 b)N−ビニルピロリドン含有ポリマー5〜90重量
%、 c)他の水溶性または水膨潤可能な物質0〜20重量%
および d)水不溶性粉化剤0〜20重量%ならびに場合によっ
ては e)他の添加剤からなる再分散可能なポリマー粉末また
はポリマー顆粒の使用によって解決され、この場合投与
形中での結合剤の含量は、0.5〜20重量%であっ
た。
【0015】
【発明の実施の形態】ところで、意外なことに、ポリビ
ニルアセテートおよびN−ビニルピロリドン含有ポリマ
ー、殊にポリビニルピロリドンおよびポリアセテート−
ビニルピロリドンコポリマーまたはその混合物からなる
ポリマー粉末またはポリマー顆粒は、顕著な結合剤作用
をもち、かつその上、処方物の全体量の0.5〜20重
量%の濃度範囲内で崩壊もしくは作用物質の放出に殆ど
影響を及ぼさないことが見い出された。作用物質の放出
に影響を及ぼすことについては、水不溶性ポリマー、例
えばポリビニルアセテートの導入により予想しうること
であったであろう。
【0016】2つのポリマーは、理想的な方法で補足さ
れている。ポリビニルピロリドンは、顕著な水溶性なら
びに作用物質に対する極めて良好な疎水化能および安定
化能をもち、かつ液体中での作用物質の溶解を改善す
る。ポリビニルアセテートは、水不溶性であり、かつ結
合剤としてこれまで記載されたことがなかった。ポリビ
ニルピロリドンもしくはビニルアセテート−ビニルピロ
リドンコポリマーと組み合わせることによって初めて、
開発することができた。ポリビニルアセテートは、明ら
かに最終生成物中の可塑性を高める。2つのポリマー
は、DSC試験で証明されているように、互いに混合不
可能であり、したがって例えば均質な溶融による簡単な
組合せは、不可能である。その上、良好な結合剤の作用
のためには、生成物中にポリビニルアセテートが極めて
微細に分布されていなければならないことが見い出され
た。
【0017】再分散可能なポリマー粉末は、まずビニル
アセテートを乳化重合させ、生成された剪断安定性の微
粒状分散液にN−ビニルピロリドン含有ポリマーならび
に場合によっては他の助剤を添加し、かつこの混合物を
噴霧乾燥させるようにして製造される。有利に使用され
るN−ビニルピロリドン含有ポリマーは、例えばポリビ
ニルピロリドンおよびビニルアセテート−ビニルピロリ
ドンコポリマーである。
【0018】ポリマーのK値は、10〜350の範囲
内、有利に30〜150、特に有利に50〜90の範囲
内にある。それぞれ望ましいK値は、自体公知の方法で
重合条件、例えば重合時間および開始剤濃度を選択する
ことによって調節することができる。K値は、フィッケ
ンチャー(Fikentscher), Cellulosechemie, 第13
巻、第58〜64頁および第71〜74頁(1932)
の記載により25℃で0.1重量%の水溶液中で測定さ
れる。
【0019】噴霧乾燥の際に水不溶性の微粒状噴霧助剤
を添加することにより、形成される粒子の粘着は、阻止
することができる。この場合、前記噴霧助剤を噴霧乾燥
機中で散布することは特に好ましい。しかし、噴霧助剤
を既に噴霧すべき分散液に添加するかまたは噴霧助剤を
粒子の焼付けを回避するために噴霧乾燥後に初めて混入
することも可能である。粉化剤としては、固体含量に対
して20重量%までの微粒状水不溶性物質、殊にセルロ
ース、有利に微晶質セルロース、分散性珪酸、タルク、
ベントナイト、ステアリン酸マグネシウムまたはリン酸
カルシウムの群からの少なくとも1つの代表例を使用す
ることができる。
【0020】乳化重合は、公知方法で50℃〜95℃、
有利に60℃〜80℃の温度で公知の重合開始剤の存在
下に実施される。
【0021】重合開始剤としては、特にラジカル形成
剤、例えば過酸化物、例えば有利にペルオキソスルフェ
ート、ペルオキソジスルフェートおよびアゾ化合物、例
えばアゾジイソブチロニトリルがこれに該当する。
【0022】乳化剤としては、イオン性乳化剤ならびに
非イオン性乳化剤またはその混合物を使用することがで
きる。この乳化剤の全濃度は、全モノマー含量に対して
0.2〜10重量%の間、有利に0.4〜7重量%の間
にある。更に、他の助剤としては、固体含量に対して2
0重量%までの水溶性保護コロイドまたは水膨潤性保護
コロイド、例えばセルロース誘導体、有利にヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、メチルセルロースもしくは
ヒドロキシエチルセルロース、ガラクトマンナン、ペク
チン、キサンタン、ポリビニルアルコール、アクリレー
ト−メタクリレートコポリマー、ナトリウムカルボキシ
メチル澱粉、セルロース、分解澱粉、マルトデキストリ
ン等を使用することができる。この場合、乳化助剤は、
重合前、重合中および重合後に添加することができる。
【0023】分散液は、10〜45重量%、有利に15
〜35重量%の固体含量を有する。沈降安定性のポリマ
ー分散液は、0.1〜7μm、有利に0.3〜4μmの
平均粒径を有する。測定は、常法で、例えば超遠心分
離、光子相関分光法または光透過率の測定によって行な
われる。粒径は、通常、乳化剤の濃度または温度により
制御される。
【0024】ポリビニルアセテート分散液の剪断安定性
は、決定的に重要である。極めて剪断安定性の分散液だ
けは、噴霧後に十分に再分散可能な粉末を形成させる状
態にある。
【0025】剪断安定性の試験は、節目付き撹拌機(kn
opped stirrer)を用いて2000r.p.m.で15分間に
亘って分散液を剪断しかつ凝結物を125μmの篩上で
のスクリーニング後に重量測定することによって行なわ
れる。剪断安定性の分散液は、0.1%未満の凝結物含
量を有する。
【0026】ポリビニルピロリドンの添加は、特に10
〜50重量%の溶液として絶えず撹拌しながら行なわれ
る。固体としてかまたは高度に濃縮された溶液としての
添加の際に凝固は生じうる。
【0027】噴霧乾燥は、常法で噴霧塔中で行なわれ、
この場合乾燥すべき分散液は、ノズルまたはディスクを
用いてダスト化される。熱ガス、例えば空気または窒素
の供給は、並流または向流で行なわれ、この場合には、
並流法が特に好ましい。それというのも、この並流法の
場合には、温度負荷が僅かであるからである。
【0028】また、まず噴霧乾燥させかつ次に直ちに渦
動層中で凝集させるようなFSD(Fluidized Spray Dr
ying)技術を使用することもできる。また、選択的に凍
結乾燥も可能である。
【0029】ポリビニルアセテートとポリビニルピロリ
ドンもしくはビニルアセテート−ビニルピロリドンコポ
リマーとの重量比は、95:5〜10:90の範囲内で
変動させることができる。特に好ましいのは、90:1
0〜30:70の重量比である。その上、生成物は、他
の親水性の水溶性ポリマー、例えばポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ガラクトマンナン、ペクチン、キサン
タン、アクリレート−メタクリレートコポリマー、ナト
リウムカルボキシメチル澱粉もしくはナトリウムカルボ
キシメチルセルロース、分解澱粉、マルトデキストリ
ン、または低分子量物質、例えばモノサッカリド、ジサ
ッカリド、糖アルコール、無機水溶性塩、アミノ酸、水
溶性酸、もしくはその塩または界面活性剤を含有するこ
とができる。この親水性助剤の添加は、結合剤の分散液
のためにポリビニルアセテートおよびポリビニルピロリ
ドンもしくはビニルアセテート−ビニルピロリドンコポ
リマーからなる生成物の再分散後に行なうこともでき
る。この親水性助剤は、ポリビニルアセテート分散液に
対して付加的に安定性効果を発揮することができ、かつ
投与形からの作用物質の迅速な放出のために促進させる
ことができる。特に好ましいのは、ポリビニルアルコー
ルおよびメチルヒドロキシプロピルセルロースに使用で
ある。
【0030】本発明による再分散可能なポリマー粉末の
付加的な親水性の性質は、部分的に加水分解されたポリ
ビニルアセテートの使用によって調節することができ、
この場合本明細書中では、殊に50モル%までの加水分
解度を有するポリビニルアセテートが使用される。
【0031】本発明によるポリマー粉末またはポリマー
顆粒は、造粒および錠剤化において従来の結合剤を明ら
かに凌駕する乾燥結合剤作用ならびに湿潤結合剤作用を
有する。このことは、高い破壊強さおよび低い破砕性に
よって証明することができる。本発明による生成物を用
いて製造された製薬学的調剤の崩壊特性および放出特性
は、従来の結合剤を有する比較可能な調剤と区別するこ
とができない。湿潤造粒の場合には、水中での低い粘度
は特に有利であることが証明された。それというのも、
この低い粘度は、よりいっそう高い結合剤濃度を可能に
するからである。それによって、造粒時間および造粒費
用は減少させることができる。
【0032】本発明による生成物は、湿潤結合剤として
の使用の場合に、撹拌しながら水中に搬入され、この場
合には、通常、濃度は5〜30重量%に調節される。引
続き、記載された親水性助剤は、同様に撹拌しながら添
加することができる。短時間後、分散液は完成され、か
つ造粒の目的に使用することができる。最終生成物中で
の結合剤の濃度は、有利に1〜10重量%である。
【0033】本発明による生成物は、乾燥結合剤として
の使用の場合に、作用物質および例えばの助剤、例えば
充填剤、流動助剤、発泡剤および滑剤と乾式混合され、
かつプレスされるかまたは圧縮される。通常、本発明に
よる乾燥混合物1〜15重量%が使用される。乾燥作用
は、投与形での本発明による生成物の濃度が上昇するに
つれて増大することが検出された。
【0034】本発明による高分子量結合剤を含有する上
記の投与形は、有利に固体の調剤である。この調剤の中
で、特に錠剤、微量錠剤、糖衣錠、パスティーユ剤、カ
プセル剤、顆粒剤またはペレット剤が理解される。
【0035】次の実施例において、本発明によるポリマ
ーの製造および使用を詳説する。
【0036】
【実施例】
例1:重量比80:20およびポリビニルアルコール5
重量%でポリビニルアセテート/ポリビニルピロリドン
約95重量%からなる再分散可能な粉末の製造 還流冷却器を有する撹拌容器中で、ナトリウムラウリル
スルフェート0.5重量%を有するビニルアセテート5
00gを窒素下で水中に乳化させ、かつ過硫酸ナトリウ
ム0.3重量%で開始させることによって75℃で重合
させた。ポリビニルアルコール5重量%(Hoechst社のM
owiol(登録商標)8−88)の添加後、反応混合物を
室温に冷却した。固体含量27重量%および平均粒径1
μmを有する分散液が得られた。
【0037】この分散液に30重量%のポリビニルピロ
リドン水溶液417g( BASF社のKollidon(登録商
標)K30)を添加し、この混合物を窒素並流中で140
℃の入口温度で噴霧乾燥した。白色のさらさらした粉末
が得られた。
【0038】例2 ポリビニルピロリドン(K値:30)と比較した重量比
80:20のポリビニルアセテート/ポリビニルピロリ
ドン(K値:30)の圧縮特性の測定 コルシュ(Korsch)エキセンタープレス(Excenterpres
se)EKO上で、ターブラミキサー(Turbula-Mische
r)中で10分間の混合時間で製造された、それぞれの
結合剤とステアリン酸マグネシウム0.5重量%とから
なる混合物を直径12mmおよび300mgを有する錠
剤に圧縮した。錠剤成形機は、完全に計測しており、し
たがって力−時間曲線および力−方向曲線を記録するこ
とができた。これらのデータから圧縮パラメーターから
ソフトウェアのプログラムにより計算した。
【0039】
【表1】
【0040】密度抵抗Rは、 R=圧縮圧力Δlg/見掛け密度Δlg として定義されている。
【0041】R値が低ければ低いほど、圧縮に対する材
料の抵抗はますます低くなる。
【0042】引張強さは、 TS=2×破壊強さ/π×直径×高さ として定義されている。
【0043】よりいっそう高い引張強さ値は、良好な機
械的特性にとって特徴を示す。
【0044】重量比80:20のポリビニルアセテート
/ポリビニルピロリドンの混合物は、ポリビニルピロリ
ドンよりも簡単に圧縮可能であり、かつ本質的により高
い強度を導くことが判明した。
【0045】例3 直接的に錠剤化されたアスコルビン酸錠剤中の乾燥結合
剤としての重量比80:20のポリビニルアセテート/
ポリビニルピロリドンの使用 処方: アスコルビン酸結晶 200.0mg ルディプレス(Ludipress(登録商標))(BASF社) 237.5mg ポリビニルアセテート80重量%とポリビニルピロリ ドン20重量%とからなる乾燥結合剤 50.0mg コリドン(Kollidon(登録商標)CL(BASF社) 10.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.5mg 全重量 500.0mg 全内容物質を0.8mmのスクリーン上に置き、ターブ
ラミキサー(Turbula-Mischer)中で10分間混合し、
引続き完全に計器が据え付けられたコルシュ(Korsch)
エキセンタープレス(Excenterpresse)EKO上で、1
8kNの圧縮圧力で直径12mmおよび重量500mg
を有する2平面の切り子面を形成された錠剤に圧縮し
た。この混合物は、顕著に圧縮させることができ、かつ
次の特性を有する錠剤を生じた: 破壊強さ: 93N 破砕性: 0.2%未満 崩壊: 1分間 放出率: 30分後98.8% (人造胃液900ml中、100rpm) ポリビニルアセテート−ポリビニルピロリドン組合せ物
の代わりに、マルトデキストリンを結合剤として同量で
使用した場合には、破壊強さは、53Nにすぎず、純粋
なポリビニルピロリドン(Kollidon(登録商標)K 30、
BASF社)の場合には、68Nであり、かつビニルアセテ
ートとビニルピロリドンとからなるコポリマー(Kollid
on(登録商標)VA 64、BASF社)の場合には、79Nで
あった。
【0046】例4 直接的に錠剤化されたイブプロフェン錠剤中の乾燥結合
剤としてのポリビニルアセテート8重量部およびビニル
ピロリドン−ビニルアセテートコポリマー2重量部(4
0:60)およびポリビニルアルコール5重量%からな
るポリマー混合物の使用 処方: イブプロフェン 400.0mg 微晶質セルロース 133.0mg (Avicel(登録商標)PH 102) ポリビニルアセテート8重量部およびビニルピロリドン− ビニルアセテートコポリマー2重量部(40:60) およびポリビニルアルコール5重量%からなる乾燥結合剤 40.0mg コリドン(Kollidon(登録商標))CL 18.0mg アエロジル(Aerosil(登録商標))200 6.0mg ステアリン酸マグネシウム 3.0mg 全重量 600.0mg ステアリン酸マグネシウム以外の全内容物質を0.8m
mのスクリーン上に置き、レーディゲミキサー(Loedig
e-Mischer)中で1分間混合し、同様に篩別されたステ
アリン酸マグネシウムを添加し、かつ再び1分間混合し
た。この錠剤化用混合物(バッチ量)をコルシュ(Kors
ch)エキセンタープレス(Excenterpresse)EKO上
で、80Mpaの圧縮圧力で直径12mmおよび重量6
00mgを有する2平面の切り子面を形成された錠剤に
圧縮した。
【0047】 錠剤の特性: 破壊強さ: 1.5Mpa 破砕性: 0.1% 崩壊: 1分間 放出率: 30分後99.5% (USPによる方法) 例5 パラセタモル(Parasetamol)錠剤中の湿潤結合剤とし
ての重量比50:50のポリビニルアセテート/ポリビ
ニルピロリドン99重量%と高分散性珪酸1重量%とか
らなるポリマー混合物の使用 処方: パラセタモル粉末 150.0mg ラクトースEP D 20 155.0mg とうもろこし澱粉 155.0mg 重量比50:50のポリビニルアセテート/ポリビニルピロリドン99重量%と 高分散性珪酸1重量%とからなる結合剤 15.0mg コリドン(Kollidon(登録商標))CL 22.5mg ステアリン酸マグネシウム 2.5mg 全重量 500.0mg パラセタモル粉末3.0kg、ラクトース EP D
20 3.10kgおよびトウモロコシ澱粉3.10k
gを0.8mmのスクリーン上に置き、かつディオスナ
ミキサー(Diosna-Mischer)中で1分間混合した。重量
比50:50のポリビニルアセテート/ポリビニルピロ
リドン99重量%と高分散性珪酸1重量%とからなる結
合剤0.3kgを攪拌しながら浄化された水900ml
中に分散させ、かつ徐々に運転中のディオスナミキサー
中に搬入した。添加後、なお2分間造粒し、顆粒の粘稠
度試験し、ミキサーを空にした。湿った顆粒をトレー上
で40℃で乾燥させ、再びディオスナミキサー中に入
れ、篩別したコリドン(Kollidon(登録商標))CL
0.45kgおよび篩別したステアリン酸マグネシウム
0.05kgを添加し、かつチョッパーなしに2分間混
合した。
【0048】引続き、この顆粒をコルシュ(Korsch)P
H 106 ロータリープレス上で、18kNの圧縮圧
力で直径12mmおよび重量500mgを有する2平面
の切り子面を形成された錠剤に圧縮した。
【0049】 錠剤の特性: 破壊強さ: 48N 破砕性: 0.35% 崩壊: 1分間 放出率: 30分後99.1% (USPによる方法) 結合剤としてのマルトデキストリン(DE値18)を結
合剤として同量で使用した場合には、単に26Nが達成
され、純粋なポリビニルピロリドン(K値30)を用い
た場合には、38Nが達成された。
【0050】
【発明の効果】ポリビニルピロリドンおよびポリアセテ
ート−ビニルピロリドンコポリマーまたはその混合物か
らなるポリマー粉末またはポリマー顆粒は、顕著な結合
剤作用をもち、かつその上、処方物の全体量の0.5〜
20重量%の濃度範囲内で崩壊もしくは作用物質の放出
に殆ど影響を及ぼさない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カトリン ツァイツ ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン ベルクシュトラーセ 13デー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体の製薬学的投与形を製造するための
    結合剤としての、 a)ポリビニルアセテート10〜95重量%、 b)N−ビニルピロリドン含有ポリマー5〜90重量
    %、 c)他の水溶性または水膨潤可能な物質0〜20重量%
    および d)水不溶性粉化剤0〜20重量%ならびに場合によっ
    ては e)他の添加剤からなる再分散可能なポリマー粉末また
    はポリマー顆粒の使用、この場合投与形中での結合剤の
    含量は、0.5〜20重量%である。
  2. 【請求項2】 成分b)としてポリビニルピロリドン、
    ビニルアセテート−ビニルピロリドンコポリマーおよび
    その混合物の群からの1つのポリマーを含有する、請求
    項1記載の再分散可能なポリマー粉末またはポリマー顆
    粒の使用。
  3. 【請求項3】 成分c)としてセルロース誘導体、アク
    リレート−メタクリレートコポリマーおよびポリビニル
    アルコールまたはその混合物の群からの1つのポリマー
    を含有する、請求項1または2に記載の再分散可能なポ
    リマー粉末またはポリマー顆粒の使用。
  4. 【請求項4】 セルロース、分散性珪酸、タルク、ベン
    トナイト、ステアリン酸マグネシウムおよび燐酸カルシ
    ウムまたはその混合物の群からの水不溶性粉化剤を含有
    する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の再分
    散可能なポリマー粉末またはポリマー顆粒の使用。
  5. 【請求項5】 作用物質と一緒に直接的錠剤化、乾燥造
    粒または湿潤造粒によって加工される、請求項1から4
    までのいずれか1項に記載の再分散可能なポリマー粉末
    またはポリマー顆粒の使用。
  6. 【請求項6】 a)ポリビニルアセテート10〜95重
    量%、 b)N−ビニルピロリドン含有ポリマー5〜90重量
    %、 c)他の水溶性または水膨潤可能な物質0〜20重量%
    および d)水不溶性粉化剤0〜20重量%ならびに場合によっ
    ては e)他の添加剤からなる結合剤を有する固体の製薬学的
    投与形、この場合結合剤は、全体量に対して0.5〜2
    0重量%を占めている。
  7. 【請求項7】 作用物質を0.1〜1時間で放出させ
    る、請求項6記載の固体の製薬学的投与形。
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