JPH0344128Y2 - - Google Patents

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JPH0344128Y2
JPH0344128Y2 JP6150987U JP6150987U JPH0344128Y2 JP H0344128 Y2 JPH0344128 Y2 JP H0344128Y2 JP 6150987 U JP6150987 U JP 6150987U JP 6150987 U JP6150987 U JP 6150987U JP H0344128 Y2 JPH0344128 Y2 JP H0344128Y2
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air flow
dust
vacuum cleaner
hole
water
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアクアフイルター掃除機に関し、特に
そのダスト空気流導入装置に関する。
(背景技術) ダストを含有状態で吸引された空気流(ダスト
空気流)をセパレーターの高速回転により一方向
回転力を付与された貯水の水面に衝突させること
により、この貯水中に混和せしめて、然る後セパ
レーターにより水と清浄化空気とに分離して、ダ
ストを貯水中に残留捕集し、空気を排出するアク
アフイルター掃除機が公知である。
しかし、この種掃除機は、特開昭60−58123号
において指摘されているように、比較的重い砂粒
のようなダストは残留捕集されても、軽量微細な
ダストは貯水中に残留捕集されないまま再び掃除
機本体から室内に飛散されることとなることが多
く、特に微細ダストに対する効果が疑問視され実
用上の大きな問題点とされていた。
(考案の目的) 本考案は従来のこの種アクアフイルター掃除機
の欠点に鑑みてなされたもので、微細ダストに対
しても貯水中に残留捕集効果を確保できるアクア
フイルター掃除機のダスト空気流導入装置を提供
せんとするものである。
(考案の構成) 上記目的に添い本考案者は鋭意研究した結果、
上記従来のアクアフイルター掃除機の欠点が、ダ
スト空気流を掃除機の貯水槽(貯水の交換のため
にカートリツジ化されていることが多い)におい
て水面に衝突させても貯水とダスト空気との混和
が不充分であるため、貯水中にこれが残留捕集さ
れないこと、及び混和の不充分さが長尺の掃除機
ホースから貯水槽に導入されたダスト空気流が一
方向性を有している状態で水面衝突することに起
因していることを見い出した。従つて、この点を
改良してダスト空気流を水面衝突直前にセパレー
ター回転方向と同方向へ回転(捩りを含む)状態
化した上で、セパレーターの高速回転により中間
空気層を介して横方向の高速回転力を付与せしめ
た貯水に直接衝突させることが貯水と空気流の充
分な混和に有効である。
本考案はこのようにダスト空気流の回転又は捩
り状態化を掃除機本体への空気流導入管部におい
て行わしめるものであつて、即ち本考案は掃除機
本体への空気流導入管部の内端部又は内端部方向
中間位置に非対称透孔と部分遮壁とによる空気流
回転部を一体又は別体に備え、且つ該空気流回転
部による回転方向がセパレーター回転方向である
ことを特徴としてなるアクアフイルター掃除機の
ダスト空気流導入装置を要旨とするものである。
以下実施例を示す図面に従つて本考案を説明す
れば、2は掃除機本体1内に脱着自在に嵌挿され
た貯水カートリツジであり、該貯水カートリツジ
2は上方にセパレーター9を受入れる開口部4を
設け、同じく上方側部に筒状とするとともに内端
部側を角形とした空気流導入管部3を備えてな
る。
そして、該筒状の空気流導入管部3の先端は掃
除機本体1の外部に露出突成され、図示しない外
部ホースと密嵌するように構成されており、内端
は貯水カートリツジ2内にその貯水水位近傍に位
置するように延設されている。この空気流導入管
部3の内端部には、一方隅部及び周縁部を部分的
に残置した部分遮壁6と、中央部の非対称透孔7
とを設け三側縁に立ち上り壁8を立設してなる空
気流回転部材5を嵌入しネジ(図示しない)固定
して設置して有している。なお、部分遮壁6は回
転部材5の内側右方に、非対称透孔7はこれより
外側左右に位置するようにされ、その位置関係は
後述のセパレーター9の回転方向に添いこれに合
致するように設けられている。
図中9は例えば13000乃至17000rpmでモーター
11により高速回転するセパレーターで、このセ
パレーター9は上記貯水カートリツジ2の上方開
口部4よりその内部に挿入されており、このセパ
レーター9の回転により中間空気層を介して貯水
がその回転方向に高速噴流化するように構成され
ている。
なお、図中10は、セパレーター9のダスト残
留水と空気とを分離するスリツト、12は清浄化
空気の排出孔、13はその室内への排気スリツ
ト、14はコードリール、15は開閉ロツク装置
を夫々示す。
一方、第3図に示したのは、空気流回転部材5
の他の例であつて、特に、これをブロツク状とし
て、その内側にフイン状の部分遮壁6を上下方向
一体且つ一連の螺旋状に突設し、この部分遮壁6
の内部をこれにより非対称透孔7としたものであ
る。このブロツク状の空気流回転部材5は上記空
気流導入管部3の内端部方向中間位置に嵌入ネジ
止め固定するものとされている。そして、このと
き、上記螺旋状の部分遮壁6はセパレーター9と
同一方向に設けられてなる。
上記空気流回転部材5を備えた空気流導入管部
3に外部ホースから吸引導入されたダスト空気流
は第2図のものにおいては、その一部が非対称透
孔7に流入するとともに一部が内側隅部の部分遮
壁6に衝突し、立ち上り壁8乃至空気流導入管部
3の内壁に案内されて回転するとともに非対称透
孔7に流入し、ダスト空気流に対して該部分にお
いて回転力を付与する。そして、この状態で貯水
カートリツジ2内に噴出され、直ちにその高速回
転して噴流状態化した同一方向性を持つ貯水に衝
突し、これと一体化して混和される。また第3図
のものにおいては、螺旋状の部分遮壁6と内壁と
によつてダスト空気流回転力が与えられ、回転状
態で非対称透孔7内を通過し、同様に上記貯水に
衝突することによつて、これと一体化して混和さ
れることとなる。
ところで、上記空気流回転部材は夫々別体とし
て空気流導入管部に固定するものとしたが、空気
流回転部はかかる部材によらず、その成型時にこ
れと一体に設けてよい。またその態様は、非対称
透孔と部分遮壁とを備える限り、平板状のものと
して、第2図に示したように傾斜や立ち上り壁を
設けなくてもよいが、この場合でも空気流導入管
部とは緊密に設置されることが必要である。
非対称透孔を必要とするのは、これが対称透孔
であれば、透孔にダスト空気流の大半がそのまま
流入する結果となるから部分遮壁を設けても、こ
れに回転力や捩り力を付与するのが困難であるか
らである。もとより非対称透孔は、空気流導入管
の他の円形、楕円形等の形状に合わせて、その形
状を変化させ、また位置を偏位させる他上記第3
図の如く、立体化する等適宜に設計し得る。
以上のとおり、本考案はその実施に当つては、
空気流導入部、非対称透孔、部分遮壁、空気流回
転部等々の具体的形状、材質、構造、これらの関
係は考案の要旨に反しない限り変更し得て、上記
実施例に限られるものではない。
(考案の効果) 本考案は、掃除機本体への空気流導入管部の内
端部又は内端部方向中間位置に非対称透孔と部分
遮壁とによる空気流回転部を一体又は別体に備
え、且つ該空気流回転部における回転方向がセパ
レーター回転方向であることとしたから、空気流
導入管部に吸引されたダスト空気流がそのままの
状態で貯水に衝突する際に見られる方向の不一致
性が解消され、噴流状態化された貯水に対して、
同一方向の回転力を付与されて衝突することとな
る。従つて、ダスト空気流は貯水に対して衝突し
てもこれが反発飛散したりすることもなく、これ
が直ちに一体化して混和し、且つ、この状態で更
に貯水とともに噴流化するから混和は極めて有効
に促進される。
また、空気流回転部は空気流導入管部の内端部
又は内端部方向中間位置に設けられるから、ダス
ト空気流は、貯水衝突寸前に回転力を付与され、
これを失つた後に衝突する結果となることもな
い。
このように、本考案は、簡単な構造により、コ
ストアツプや長期の故障なくダスト空気流と貯水
との混和を促進確実化して、微細ダストが室内に
再放出飛散することを有効に防止できる大きな効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は本考案に
係るアクアフイルター掃除機の一部切欠正面図、
第2図はその空気流回転部材の斜視図、第3図は
同じく他の実施例を示す空気流回転部材の斜視
図。 1……掃除機本体、2……貯水カートリツジ、
3……空気流導入管部、5……空気流回転部材、
6……部分遮壁、7……非対称透孔、9……セパ
レーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掃除機本体への空気流導入管部の内端部又は内
    端部方向中間位置に非対称透孔と部分遮壁とによ
    る空気流回転部を一体又は別体に備え、且つ該空
    気流回転部による回転方向がセパレーター回転方
    向であることを特徴としてなるアクアフイルター
    掃除機のダスト空気流導入装置。
JP6150987U 1987-04-22 1987-04-22 Expired JPH0344128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6150987U JPH0344128Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6150987U JPH0344128Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169065U JPS63169065U (ja) 1988-11-02
JPH0344128Y2 true JPH0344128Y2 (ja) 1991-09-17

Family

ID=30894914

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JP6150987U Expired JPH0344128Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JPS63169065U (ja) 1988-11-02

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