JPH0343990Y2 - - Google Patents
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- JPH0343990Y2 JPH0343990Y2 JP1987157088U JP15708887U JPH0343990Y2 JP H0343990 Y2 JPH0343990 Y2 JP H0343990Y2 JP 1987157088 U JP1987157088 U JP 1987157088U JP 15708887 U JP15708887 U JP 15708887U JP H0343990 Y2 JPH0343990 Y2 JP H0343990Y2
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- air
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- blades
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、活魚を長距離あるいは長時間搬送す
ることができる魚活簀装置に使用する活簀用曝気
ポンプに関する。
ることができる魚活簀装置に使用する活簀用曝気
ポンプに関する。
近年、九州から東京の如く遠距離に海水魚を生
きた状態で搬送することが試みられ、種々の魚活
簀装置が提案されている。この従来例に係る魚活
簀装置は、濾過装置、エアーポンプ、水温管理装
置、酸素ボンベを有して構成されていたが、この
ような魚活簀装置を使用して活魚を搬送しても、
到着時に死魚の割合が多く、仮に生きた状態で搬
送できても相当弱つているので、小売店舗の活簀
で再度正常な姿で魚体を畜養することができず、
魚市場で直ぐに屠殺(締め)して鮮度を保つ方法
しか取りえなかつた。
きた状態で搬送することが試みられ、種々の魚活
簀装置が提案されている。この従来例に係る魚活
簀装置は、濾過装置、エアーポンプ、水温管理装
置、酸素ボンベを有して構成されていたが、この
ような魚活簀装置を使用して活魚を搬送しても、
到着時に死魚の割合が多く、仮に生きた状態で搬
送できても相当弱つているので、小売店舗の活簀
で再度正常な姿で魚体を畜養することができず、
魚市場で直ぐに屠殺(締め)して鮮度を保つ方法
しか取りえなかつた。
また、一方、水中に水ポンプを配置して水流を
起こし、該水流に対して直行する空気流入管を設
けて水中に積極的に気泡を発生させる装置が、例
えば、実開昭54−175167号、実公昭50−19999号
公報が提案されている。
起こし、該水流に対して直行する空気流入管を設
けて水中に積極的に気泡を発生させる装置が、例
えば、実開昭54−175167号、実公昭50−19999号
公報が提案されている。
しかしながら、上記装置は水流に対して直行す
る方向から空気導入管を設けて、該水流によつて
発生する負圧によつて、気泡を発生させているの
で、比較的大きな気泡が発生する。気泡が大きけ
れば水に対する接触面積が少なく、結果として水
中への酸素の供給率が悪いという問題点があつ
た。
る方向から空気導入管を設けて、該水流によつて
発生する負圧によつて、気泡を発生させているの
で、比較的大きな気泡が発生する。気泡が大きけ
れば水に対する接触面積が少なく、結果として水
中への酸素の供給率が悪いという問題点があつ
た。
また、水と気泡との接触面積が減ると、水中に
浮遊する汚泥が気泡に付着する割合も少なく、従
つて、気泡による汚泥回収即ち清浄化が充分に行
えないという問題点があつた。
浮遊する汚泥が気泡に付着する割合も少なく、従
つて、気泡による汚泥回収即ち清浄化が充分に行
えないという問題点があつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、海水をできるだけ自然な状態に近づけ、長距
離、長時間輸送しても活簀の中で魚が元気に遊泳
できる魚活簀装置に使用する活簀用曝気ポンプを
提供することを目的とする。
で、海水をできるだけ自然な状態に近づけ、長距
離、長時間輸送しても活簀の中で魚が元気に遊泳
できる魚活簀装置に使用する活簀用曝気ポンプを
提供することを目的とする。
上記目的に沿う本考案に係る活簀用曝気ポンプ
は、回転動力を与えるモータと、該モータに連結
される駆動軸と、該駆動軸の先端に取付けられた
インペラとを有してなる竪型の活簀用曝気ポンプ
において、上記インペラの羽根を放射状に形成す
ると共に、該羽根の上下に上下からの水の進入を
防止する円板を設け、しかも隣合う上記羽根の間
には該インペラの回転によつて大気中から吸引さ
れる空気を取り入れる空気放出口をそれぞれ設
け、該空気放出口に連接される空気導入孔の上部
には空気入口が設けられて構成されている。
は、回転動力を与えるモータと、該モータに連結
される駆動軸と、該駆動軸の先端に取付けられた
インペラとを有してなる竪型の活簀用曝気ポンプ
において、上記インペラの羽根を放射状に形成す
ると共に、該羽根の上下に上下からの水の進入を
防止する円板を設け、しかも隣合う上記羽根の間
には該インペラの回転によつて大気中から吸引さ
れる空気を取り入れる空気放出口をそれぞれ設
け、該空気放出口に連接される空気導入孔の上部
には空気入口が設けられて構成されている。
本考案に係る活簀用曝気ポンプは、モータに連
接されるインペラの隣合う羽根の間に、該インペ
ラの回転によつて大気中から吸引される空気を取
り入れる空気放出口をそれぞれ設けている。
接されるインペラの隣合う羽根の間に、該インペ
ラの回転によつて大気中から吸引される空気を取
り入れる空気放出口をそれぞれ設けている。
従つて、インペラが高速回転すると、羽根の間
にある水及び気体には遠心力がかかるので、外方
に放出され内部が負圧となる。ここで、羽根の上
下には水の浸入を防止する円板が設けられている
ので、空気導入孔に連接する空気放出口から空気
に向けて空気を吸引する。そして、該空気放出口
から放出される空気は放射状に配設されたインペ
ラの羽根によつて外方に押し出されると共に、該
羽根によつて細かく砕かれて微粒気泡となる。
にある水及び気体には遠心力がかかるので、外方
に放出され内部が負圧となる。ここで、羽根の上
下には水の浸入を防止する円板が設けられている
ので、空気導入孔に連接する空気放出口から空気
に向けて空気を吸引する。そして、該空気放出口
から放出される空気は放射状に配設されたインペ
ラの羽根によつて外方に押し出されると共に、該
羽根によつて細かく砕かれて微粒気泡となる。
この微粒気泡によつて水中に酸素を充分混入さ
せることが可能となり、更には該微粒気泡が水中
の浮遊物に付着して上昇するので、これによつて
水の浄化が行われる。
せることが可能となり、更には該微粒気泡が水中
の浮遊物に付着して上昇するので、これによつて
水の浄化が行われる。
更には、上記インペラの羽根の上下には円板が
設けられて、羽根の上部及び下部から水を吸い込
まないようになつているので、不必要な水流を起
こさせることなく、微粒気流のみを発生させてい
るので、動力損失が軽減される。
設けられて、羽根の上部及び下部から水を吸い込
まないようになつているので、不必要な水流を起
こさせることなく、微粒気流のみを発生させてい
るので、動力損失が軽減される。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係る活簀
用曝気ポンプの部分断面図、第2図は第1図にお
ける矢視A−A断面図、第3図は他の実施例に係
る活簀用曝気ポンプの部分断面図、第4図は本考
案の一実施例に係る活簀用曝気ポンプの使用状態
を示す側面図、第5図は上記活簀用曝気ポンプを
使用した魚活簀装置の斜視図、第6図は上記魚活
簀装置の平面図である。
用曝気ポンプの部分断面図、第2図は第1図にお
ける矢視A−A断面図、第3図は他の実施例に係
る活簀用曝気ポンプの部分断面図、第4図は本考
案の一実施例に係る活簀用曝気ポンプの使用状態
を示す側面図、第5図は上記活簀用曝気ポンプを
使用した魚活簀装置の斜視図、第6図は上記魚活
簀装置の平面図である。
第1図に示すように本考案の一実施例に係る活
簀用曝気ポンプ10は、駆動源であるモータ11
と、該モータ11に連結される駆動軸12と、該
駆動軸12の先端に連結されるインペラ13と、
上記駆動軸12の保護筒14とを有して構成され
ている。以下、これらについて詳しく説明する。
簀用曝気ポンプ10は、駆動源であるモータ11
と、該モータ11に連結される駆動軸12と、該
駆動軸12の先端に連結されるインペラ13と、
上記駆動軸12の保護筒14とを有して構成され
ている。以下、これらについて詳しく説明する。
上記モータ11は単相100ボルトあるいは3相
200ボルトのフランジ型のモータからなり、基台
15上に固着され、このモータ11の出力軸16
と下部の駆動軸12とはカツプリング17を介し
て連結されている。
200ボルトのフランジ型のモータからなり、基台
15上に固着され、このモータ11の出力軸16
と下部の駆動軸12とはカツプリング17を介し
て連結されている。
上記駆動軸12はその上部及び下部を樹脂から
なる軸受18,19によつて回転自在にパイプ材
からなる保護筒14に取付けられ、その内部には
空気導入孔20が形成されている。該空気導入孔
20の空気入口21は上記軸受18の上部に形成
され、該インペラ13の回転によつて大気から吸
引された空気を放出する空気放出口22は、軸受
19の下部に取付けられたインペラ13の中心部
に放射状に形成されている。
なる軸受18,19によつて回転自在にパイプ材
からなる保護筒14に取付けられ、その内部には
空気導入孔20が形成されている。該空気導入孔
20の空気入口21は上記軸受18の上部に形成
され、該インペラ13の回転によつて大気から吸
引された空気を放出する空気放出口22は、軸受
19の下部に取付けられたインペラ13の中心部
に放射状に形成されている。
該駆動軸12の先端に取付けられているインペ
ラ13は、第2図に示すように放射状に配設され
た複数の羽根23を上下の円板24,24aで挟
んで構成され、その中心部には上記空気放出口2
2が放射状に形成され、隣合う上記各羽根23の
間に空気を供給するようになつている。
ラ13は、第2図に示すように放射状に配設され
た複数の羽根23を上下の円板24,24aで挟
んで構成され、その中心部には上記空気放出口2
2が放射状に形成され、隣合う上記各羽根23の
間に空気を供給するようになつている。
なお、上記実施例においては、空気入口21を
軸受18の上部に形成したが、例えば空気入口2
1を第3図に示すように下部の軸受19の上部に
形成することも可能であり、この場合は上部の軸
受18の部分を空気が通るようにしておく。
軸受18の上部に形成したが、例えば空気入口2
1を第3図に示すように下部の軸受19の上部に
形成することも可能であり、この場合は上部の軸
受18の部分を空気が通るようにしておく。
上記活簀用曝気ポンプ10を2台並設した曝気
槽25を第4図に示すが、図に示すようにモータ
11を回転させると、下部のインペラ13が回転
し、中心部が負圧となつて、上部の空気入口21
から空気を吸い込み、下部の空気放出口22から
排出するが、該排出された空気は上記インペラの
羽根23によつて分断されて微粒気泡となる。な
お、この場合、各羽根23の上下には円板24,
24aが設けられているので、上下から水を吸い
込むことがないので、動力損失も少ない。
槽25を第4図に示すが、図に示すようにモータ
11を回転させると、下部のインペラ13が回転
し、中心部が負圧となつて、上部の空気入口21
から空気を吸い込み、下部の空気放出口22から
排出するが、該排出された空気は上記インペラの
羽根23によつて分断されて微粒気泡となる。な
お、この場合、各羽根23の上下には円板24,
24aが設けられているので、上下から水を吸い
込むことがないので、動力損失も少ない。
この微粒気泡は多量の面積を有して空気が水に
接触するので、充分な量の酸素を水に与えること
ができ、更には、該微粒気泡あるいは該微粒気泡
が成長した泡に水中の浮遊物が付着して泡と共に
上昇するので、水中の塵あるいは汚れが除去され
て水が清浄化される。
接触するので、充分な量の酸素を水に与えること
ができ、更には、該微粒気泡あるいは該微粒気泡
が成長した泡に水中の浮遊物が付着して泡と共に
上昇するので、水中の塵あるいは汚れが除去され
て水が清浄化される。
ここで、該曝気槽25においては2台の活簀用
曝気ポンプ10を使用しているので、微粒気泡が
更に混合され、極めて有効に上記空気の混入及び
浮遊物の除去が行われることになる。
曝気ポンプ10を使用しているので、微粒気泡が
更に混合され、極めて有効に上記空気の混入及び
浮遊物の除去が行われることになる。
続いて、本考案に係る活簀用曝気ポンプ10を
使用した魚活簀装置26について第5図及び第6
図を参照しながら説明する。
使用した魚活簀装置26について第5図及び第6
図を参照しながら説明する。
図に示すように、該魚活簀装置26は、左右の
活魚槽27,28と、中央部の濾過槽29及び曝
気槽25と、上記活魚槽27,28に水(海水を
含む)を供給するポンプの一例であるヒユーガル
ポンプ30,31と、冷却機32,33及び発電
機34を有して構成されている。
活魚槽27,28と、中央部の濾過槽29及び曝
気槽25と、上記活魚槽27,28に水(海水を
含む)を供給するポンプの一例であるヒユーガル
ポンプ30,31と、冷却機32,33及び発電
機34を有して構成されている。
上記活魚槽27(28においても同じ)は内部
が海水を収納できる容器からなつて、底面には水
を噴出する複数の孔が直線状に形成されたノズル
35と、横方向にその噴出口が形成されたノズル
36とが設けられている。上記ノズル35の複数
の孔は上部を向いて内部の海水を垂直面方向に回
転する作用を起こさせ、上記ノズル36は平面方
向に海水を回転させて活魚槽27内の水に滞りを
発生させないようにしている。
が海水を収納できる容器からなつて、底面には水
を噴出する複数の孔が直線状に形成されたノズル
35と、横方向にその噴出口が形成されたノズル
36とが設けられている。上記ノズル35の複数
の孔は上部を向いて内部の海水を垂直面方向に回
転する作用を起こさせ、上記ノズル36は平面方
向に海水を回転させて活魚槽27内の水に滞りを
発生させないようにしている。
上記活魚槽27,28の中央部の一方側には濾
過槽29が設けられているが、該濾過槽29には
側部に水路37,38が形成され、活魚槽27,
28からオーバフローした水が該水路37,38
に流れ込むようになつている。上記活魚槽27,
28と濾過槽29の仕切りには網材39,40が
使用され、魚が水路37,38の中に入らないよ
うになつている。
過槽29が設けられているが、該濾過槽29には
側部に水路37,38が形成され、活魚槽27,
28からオーバフローした水が該水路37,38
に流れ込むようになつている。上記活魚槽27,
28と濾過槽29の仕切りには網材39,40が
使用され、魚が水路37,38の中に入らないよ
うになつている。
この水路37,38は内部に鉱石及び破砕され
たテーブルサンゴが配設された濾過室41の底部
に通じ、該濾過室41を通つた水は側部の曝気槽
25に入るようになつている。
たテーブルサンゴが配設された濾過室41の底部
に通じ、該濾過室41を通つた水は側部の曝気槽
25に入るようになつている。
一方、上記活魚槽27の側部には2台のヒユー
ガルポンプ30,31が設けられているが、該ヒ
ユーガルポンプ30,31の吸入口は上記曝気槽
25の排水口42,43(内部にストレーナが設
けられてゴミ等を除去するようになつている)に
接続され、該ヒユーガルポンプ30,31の放水
口は冷却機32,33に接続され、海水を17〜18
℃の温度に保持するようにしている。この冷却機
32,33の出口は夫々活魚槽27,28内の底
部に設けられたノズル35,36に接続されてい
る。
ガルポンプ30,31が設けられているが、該ヒ
ユーガルポンプ30,31の吸入口は上記曝気槽
25の排水口42,43(内部にストレーナが設
けられてゴミ等を除去するようになつている)に
接続され、該ヒユーガルポンプ30,31の放水
口は冷却機32,33に接続され、海水を17〜18
℃の温度に保持するようにしている。この冷却機
32,33の出口は夫々活魚槽27,28内の底
部に設けられたノズル35,36に接続されてい
る。
従つて、以上のように構成されているので、活
魚槽27,28内の海水は上部の網材39,4
0、水路37,38を通つて濾過室41内に入つ
て濾過され、この濾過された海水が曝気槽25内
に側部から流れ込む。そして、この曝気槽25で
充分に空気(即ち、酸素)を溶け込ませ、内部の
濾過室41では除去できない浮遊物を泡で除去し
た後、下部の排水口42,43からヒユーガルポ
ンプ30,31によつて汲み上げられ、冷却機3
2,33に送られて所定の温度に冷やされる。
魚槽27,28内の海水は上部の網材39,4
0、水路37,38を通つて濾過室41内に入つ
て濾過され、この濾過された海水が曝気槽25内
に側部から流れ込む。そして、この曝気槽25で
充分に空気(即ち、酸素)を溶け込ませ、内部の
濾過室41では除去できない浮遊物を泡で除去し
た後、下部の排水口42,43からヒユーガルポ
ンプ30,31によつて汲み上げられ、冷却機3
2,33に送られて所定の温度に冷やされる。
冷却機32,33を出て所定の温度になつた海
水は、活魚槽27,28の底部に設けられている
ノズル35,36から活魚槽27,28内に送ら
れる。なお、ここで、上記発電機34、冷却機3
2,33、ヒユーガルポンプ30,31の底部に
はクツシヨン材が設けられて振動が直接他の部分
に伝播しないようになつている。
水は、活魚槽27,28の底部に設けられている
ノズル35,36から活魚槽27,28内に送ら
れる。なお、ここで、上記発電機34、冷却機3
2,33、ヒユーガルポンプ30,31の底部に
はクツシヨン材が設けられて振動が直接他の部分
に伝播しないようになつている。
上記の如く、2台のヒユーガルポンプ30,3
1及びこれらに接続する2台の冷却機32,33
を用いて、しかも同時に活魚槽27,28内のノ
ズル35,36に海水を供給しているので、仮に
一台の装置が故障しても支障なく運転することが
可能である。
1及びこれらに接続する2台の冷却機32,33
を用いて、しかも同時に活魚槽27,28内のノ
ズル35,36に海水を供給しているので、仮に
一台の装置が故障しても支障なく運転することが
可能である。
本考案に係る活簀用曝気ポンプは以上の説明か
らも明らかなように、放射状に形成されたインペ
ラの隣合う羽根の間に空気放出口を設けたので、
吸引された空気が効率良く各羽根によつて分断さ
れた微粒気泡となり、水(海水も含む)中に充分
な酸素を供給する。
らも明らかなように、放射状に形成されたインペ
ラの隣合う羽根の間に空気放出口を設けたので、
吸引された空気が効率良く各羽根によつて分断さ
れた微粒気泡となり、水(海水も含む)中に充分
な酸素を供給する。
そして、これによつて生じる微粒気泡によつて
水中に含まれる浮遊物を除去して海水を浄化でき
る。
水中に含まれる浮遊物を除去して海水を浄化でき
る。
また、上記各羽根の上下には上下からの水の進
入を防止する円板が設けら、無駄な水流を発生さ
せないので、消費電力が減少し、更に各羽根の間
には水流がないので、水流によつて気泡が外部に
押し出されることなく、高速回転する各羽根によ
つて効率的に分断されて、微粒気泡を発生させる
ことができる。
入を防止する円板が設けら、無駄な水流を発生さ
せないので、消費電力が減少し、更に各羽根の間
には水流がないので、水流によつて気泡が外部に
押し出されることなく、高速回転する各羽根によ
つて効率的に分断されて、微粒気泡を発生させる
ことができる。
第1図は本考案の一実施例に係る活簀用曝気ポ
ンプの一部断面図、第2図は第1図における矢視
A−A断面図、第3図は他の実施例に係る活簀用
曝気ポンプの部分断面図、第4図は本考案の一実
施例に係る活簀用曝気ポンプの使用状態を示す側
面図、第5図は上記活簀用曝気ポンプを使用した
魚活簀装置の斜視図、第6図は上記魚活簀装置の
平面図である。 符号の説明、10……活簀用曝気ポンプ、11
……モータ、12……駆動軸、13……インペ
ラ、14……保護筒、15……基台、16……出
力軸、17……カツプリング、18,19……軸
受、20……空気導入孔、21……空気入口、2
2……空気放出口、23……羽根、24,24a
……円板、25……曝気槽、26……魚活簀装
置、27,28……活魚槽、29……濾過槽、3
0,31……ヒユーガルポンプ(ポンプ)、32,
33……冷却機、34……発電機、35,36…
…ノズル、37,38……水路、39,40……
網材、41……濾過室、42,43……排出口。
ンプの一部断面図、第2図は第1図における矢視
A−A断面図、第3図は他の実施例に係る活簀用
曝気ポンプの部分断面図、第4図は本考案の一実
施例に係る活簀用曝気ポンプの使用状態を示す側
面図、第5図は上記活簀用曝気ポンプを使用した
魚活簀装置の斜視図、第6図は上記魚活簀装置の
平面図である。 符号の説明、10……活簀用曝気ポンプ、11
……モータ、12……駆動軸、13……インペ
ラ、14……保護筒、15……基台、16……出
力軸、17……カツプリング、18,19……軸
受、20……空気導入孔、21……空気入口、2
2……空気放出口、23……羽根、24,24a
……円板、25……曝気槽、26……魚活簀装
置、27,28……活魚槽、29……濾過槽、3
0,31……ヒユーガルポンプ(ポンプ)、32,
33……冷却機、34……発電機、35,36…
…ノズル、37,38……水路、39,40……
網材、41……濾過室、42,43……排出口。
Claims (1)
- 回転動力を与えるモータと、該モータに連結さ
れる駆動軸と、該駆動軸の先端に取付けられたイ
ンペラとを有してなる竪型の活簀用曝気ポンプに
おいて、上記インペラの羽根を放射状に形成する
と共に、該羽根の上下に上下からの水の進入を防
止する円板を設け、しかも隣合う上記羽根の間に
は該インペラの回転によつて大気中から吸引され
る空気を取り入れる空気放出口をそれぞれ設け、
該空気放出口に連接される空気導入孔の上部には
空気入口が設けられていることを特徴とする活簀
用曝気ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987157088U JPH0343990Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987157088U JPH0343990Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0160667U JPH0160667U (ja) | 1989-04-18 |
JPH0343990Y2 true JPH0343990Y2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=31436222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987157088U Expired JPH0343990Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343990Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997024291A1 (fr) * | 1995-12-28 | 1997-07-10 | Sanki Co., Ltd. | Dispositif de renouvellement d'air |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044478U (ja) * | 1973-08-20 | 1975-05-06 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431575Y2 (ja) * | 1975-05-28 | 1979-10-02 | ||
JPS54175167U (ja) * | 1978-05-30 | 1979-12-11 |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP1987157088U patent/JPH0343990Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044478U (ja) * | 1973-08-20 | 1975-05-06 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997024291A1 (fr) * | 1995-12-28 | 1997-07-10 | Sanki Co., Ltd. | Dispositif de renouvellement d'air |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0160667U (ja) | 1989-04-18 |
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