JPH034389Y2 - - Google Patents

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JPH034389Y2
JPH034389Y2 JP10034884U JP10034884U JPH034389Y2 JP H034389 Y2 JPH034389 Y2 JP H034389Y2 JP 10034884 U JP10034884 U JP 10034884U JP 10034884 U JP10034884 U JP 10034884U JP H034389 Y2 JPH034389 Y2 JP H034389Y2
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elliptical
roller
guide rail
sorting
conveyor
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JP10034884U
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、梅、さくらんぼ、プラム、乙女りん
ご、里芋、レモン等の球塊状物体を外径の大きさ
により階級選別する形状選別機に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、上記の如き球塊状の被選別物体の形状選
別機として、実公昭48−40760号公報、実公昭52
−43327号公報、実公昭55−35098号公報のものが
公知である。
しかしながら、上記公知のものはいずれも、断
面外形が円形状のローラー又はプーリーを用いた
ものであるため、一時的に過剰供給されると、第
1図、第2図、第3図に示す如く、各ローラー間
に被選別物体が重なつて載り、小さい被選別物体
の下に大きい被選別物体があると、該小径の被選
別物体は所定の位置で仕分けられず、大きい被選
別物体と同じ階級に仕分けられて選別不良を生じ
る欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の欠点を解消し、一時的に過剰
供給されても、且つ比較的小径の球塊状をした被
選別物体が含まれていても、供給部において重な
りが生じないようにすることのできる形状選別機
を得ることを目的とする。
即ち、本考案は、供給部で一時的に過剰供給が
生じても、ローラー間に重なつて載る上側の被選
別物体が転がり落ちて後続のローラー間に横一列
に安定して載るようにして、各ローラー間では被
選別物体が横一列でしか載置搬送されないように
なした選別機を提供するものである。
〔考案の構成〕
本考案は、上記の目的を達成するために、エン
ドレスに走行回転するコンベアチエンに、ローラ
ー部の断面外形が楕円形状の楕円ローラーを、該
コンベアチエンの進行方向に等間隔に且つ該楕円
の長径の前部を支点として回動自在に多数軸支し
て、楕円ローラーコンベアを構成し、該楕円ロー
ラーコンベアの始端側の供給部を楕円ローラーコ
ンベアの始端から階級選別部に向けて上り傾斜に
形成し、該楕円ローラーが上面を走行するための
ガイドレールを、前記供給部では、該楕円ローラ
ーが前記長径を前記コンベアチエンの進行方向と
略平行な向きにして上り傾斜で走行するよう配置
すると共に、前記階級選別部では、前記コンベア
チエンと該ガイドレールとの間隔が順次拡大する
よう配置し、前記供給部の下端付近に設けた供給
装置から供給される球塊状物体を該楕円ローラー
間の間隙の開口度により選別することを特徴とす
る球塊状物体の選別機の構成としたものである。
又、本考案は、前記ガイドレールには、その上
面に、前記供給部と前記階級選別部との適宜個所
において前記楕円ローラーを尻振り揺動(楕円の
直径の前部を支点として揺動)させるための凹凸
面を有せしめるようになすのが好ましいものであ
る。
更に、本考案は、前記楕円ローラーには、その
両端部に側板を有せしめ、且つ該両端部における
前記長径の後端部に前記ガイドレールの上面を走
行するガイドコロを有せしめるようになすのが好
ましいものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を示す図について説明
する。
1は、梅、さくらんぼ、プラム、乙女リンゴ、
里芋、レモン等の球塊状物体としての被選別物体
を、後述の供給部21に供給するための供給装置
であつて、供給部21の下端付近に設けられてお
り、好ましくは、バイブレートフイーダーを用い
るが、他のコンベアであつてもよい。
2は、本考案の選別機であり、エンドレスに走
行回転するコンベアチエン3に、楕円ローラー4
を軸5により、該コンベアチエン3の進行方向に
等間隔に且つ軸5を支点として回動自在に多数取
付けて、楕円ローラーコンベア2′を構成してい
る。該楕円ローラーコンベア2′は、始端側の供
給部21を楕円ローラーコンベア2′の始端から
階級選別部22に向けて上り傾斜に形成し、階級
選別部22を略水平に形成している。
楕円ローラー4は、第5図、第6図に示す如
く、ローラー部4′の断面外形が楕円形状をして
おり、両端部に側板41を有し、又楕円の長径の
前部(進行方向の前位)に軸5が取付けられ、前
記両端部における楕円の長径の後端部にガイドレ
ール7上を走行するガイドコロ6を有している。
楕円ローラー4のローラー部4′の楕円形状は、
好ましくは、長径に対し短径を1/3以上の大きさ
の楕円形とするのがよい。
側板41は、楕円ローラー4に取付けずに楕円
ローラー4から切離して選別機2のフレーム側に
取付けることもできる。
前記ガイドレール7は、その上面でガイドコロ
6を受けて楕円ローラー4の長径の向きを水平か
ら垂直までの各角度(姿勢)に保持する。
即ち、楕円ローラーコンベア2′の始端から階
級選別部22に到達する直前迄の供給部21で
は、楕円ローラー4がその長径をコンベアチエン
3の進行方向と略平行な向きにして上り傾斜で走
行するようにガイドレール71を配置し、一時的
に過剰供給されて楕円ローラー4間に重なつて載
る上側の被選別物体が転がり落ちて後続の楕円ロ
ーラー4間に横一列に載るようになし、階級選別
部22では、選別階級の小さい順(例えば、SS,
S,M,L,LL)に、ガイドレール72,73,
74,75,76とコンベアチエン3との間隔が
順次拡大するよう該ガイドレール72,73,7
4,75,76を順次下げて配置し、楕円ローラ
ー4の長径が垂直まで次第に傾くようにして、該
ローラー4間の間隙W(選別幅)が順次開く如く
なしている。
ガイドレール71には、好ましくは、供給装置
1の斜め上方の適宜個所においてガイドレール7
1上面に凹凸面711を有せしめ、ガイドレール
71上面を走行する楕円ローラー4が進行しつつ
凹凸面711により尻振り揺動(楕円ローラー4
の前部で軸支する軸5を支点として揺動)するよ
うになし、重なり合つて載り転がり落ちなかつた
若千の小さな被選別物体を振り落し(第8図)、
被選別物体が楕円ローラー4間に確実に横一列に
載つて搬送される如くなすのがよい。
更に、好ましくは、階級選別部22のガイドレ
ール72の上面にも凹凸面721を有せしめ、第
7図の如く、楕円ローラー4間にブリツジした被
選別物体が楕円ローラー4の尻振り揺動により回
転して、その胴径がローラー間の間隙W(選別幅)
の方向を向くようになすのがよい。
8は階級選別部22で外径の大きさにより選別
された被選別物体を選別機2の外に搬出するため
の引出しコンベアである。
上記の如く構成した選別機2の供給部21に、
該供給部21の下端付近に設けた供給装置1によ
り被選別物体を供給すると、通常は、楕円ローラ
ー4間に横一列に載つて搬送されるが一時的に過
剰供給されると、このとき、楕円ローラー4の比
較的低い中ふくらみ(短径)と楕円ローラー4の
長径がコンベアチエン3に対して略平行に上り傾
斜していることとにより、被選別物体が重なつて
載ることを防ぐ作用をなす。即ち、被選別物体
は、前後の楕円ローラー4間の窪みに横一列に載
つて搬送され、窪み以外の部分では転がり落ちて
後続の楕円ローラー4間の窪みにはまる迄搬送さ
れない。
しかしながら、供給する被選別物体の大きさに
はいろいろのものがあり、比較的小さなものの中
には極めて不安定な状態ながらも若千、第8図に
示す如く、2ケ重なつて載る場合があるが、ガイ
ドレール71の上面の凹凸面711で楕円ローラ
ー4を尻振り揺動させると、該不安定に重なり合
つた上側の被選別物体は振り落されるので、確実
に横一列に載置搬送される。
階級選別部22のガイドレール72,73,7
4…は、コンベアチエン3の走行路31に対して
連続して末広がり状に配置する場合(第9図)と
階級毎に階段式に段設する場合(第4図)とあ
り、前者は階級区分点を引出しコンベア8に誘導
する分岐シユート9で可変調整できるが、後者の
場合はガイドレールの伸縮調整により階級区分点
を変える。
以上本考案を図面を基に記述したが、上記の記
述及び図面に含まれるすべての事項は実施の一例
であつて、考案を制限するためのものではなく、
実用新案登録請求の範囲に記述した内容であれ
ば、他の異なる実施例であつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上記の如く、エンドレスに走行回転
するコンベアチエンに、ローラー部の断面外径が
楕円形状の楕円ローラーを、該コンベアチエンの
進行方向に等間隔に且つ該楕円の長径の前部を支
点として回動自在に多数軸支して、楕円ローラー
コンベアを構成し、該楕円ローラーコンベアの始
端側の供給部を楕円ローラーコンベアの始端から
階級選別部に向けて上り傾斜に形成し、該楕円ロ
ーラーが上面を走行するためのガイドレールを、
前記供給部では、該楕円ローラーが楕円の長径を
前記コンベアチエンの進行方向と略平行な向きに
して上り傾斜で走行するよう配置すると共に、階
級選別部では、コンベアチエンと該ガイドレール
との間隔が順次拡大するよう配置し、前記供給部
の下端付近に設けた供給装置から供給される球塊
状物体を該楕円ローラー間の間隙の開口度により
選別するものであるから、供給装置から供給部に
供給される球塊状物体が一時的に過剰供給されて
も、供給部では楕円ローラー間の窪みが比較的浅
く且つ楕円ローラーが上り傾斜していることによ
り、楕円ローラー間に重なり合つて載る上側の球
塊状物体が転がり落ちて後続の楕円ローラー間に
横一列に安定して載り、階級選別部へは球塊状物
体が各楕円ローラー間に横一列でしか載置搬送さ
れないので、従来の形状選別機に生じるような被
選別物体の重なりによる選別不良を解消すること
ができて選別精度を高めることができる効果を有
するものである。
尚、本考案にあつては、ガイドレール上面に、
供給部と階級選別部との適宜個所において楕円ロ
ーラーを尻振り揺動させるための凹凸面を有せし
めれば、選別精度を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の外形選別機の要部を示
す説明図、第4図以下はいずれも本考案の実施例
を示すものであり、第4図は全体側面図、第5図
は楕円ローラーの斜視図、第6図は楕円ローラー
コンベアの要部平面図、第7図、第8図は楕円ロ
ーラーの尻振り揺動の説明図、第9図はガイドレ
ールの他の実施例を示す説明図である。 1……供給装置、2……選別機、2′……楕円
ローラーコンベア、21……供給部、22……階
級選別部、3……コンベアチエン、31……走行
路、4……楕円ローラー、4′……ローラー部、
41……側板、5……軸、6……ガイドコロ、7
……ガイドレール、71〜76……ガイドレー
ル、711,721……凹凸面、8……引出しコ
ンベア、9……分岐シユート、W……間隙、SS,
S,M,L,LL……選別階級。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンドレスに走行回転するコンベアチエン
    に、ローラー部の断面外径が楕円形状の楕円ロ
    ーラーを、該コンベアチエンの進行方向に等間
    隔に且つ該楕円の長径の前部を支点として回動
    自在に多数軸支して、楕円ローラーコンベアを
    構成し、該楕円ローラーコンベアの始端側の供
    給部を楕円ローラーコンベアの始端から階級選
    別部に向けて上り傾斜に形成し、該楕円ローラ
    ーが上面を走行するためのガイドレールを、前
    記供給部では、該楕円ローラーが前記長径を前
    記コンベアチエンの進行方向と略平行な向きに
    して上り傾斜で走行するよう配置すると共に、
    前記階級選別部では、前記コンベアチエンと該
    ガイドレールとの間隔が順次拡大するよう配置
    し、前記供給部の下端付近に設けた供給装置か
    ら供給される球塊状物体を該楕円ローラー間の
    間隙の開口度により選別することを特徴とする
    球塊状物体の選別機。 2 前記ガイドレールは、その上面に、前記供給
    部と前記階級選別部との適宜個所において前記
    楕円ローラーを尻振り揺動させるための凹凸面
    を有することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の球塊状物体の選別機。 3 前記楕円ローラーは、その両端部に側板を有
    し、且つ両端部における前記長径の後端部に前
    記ガイドレールの上面を走行するガイドコロを
    有することを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項のいずれかに記載の球塊状
    物体の選別機。
JP10034884U 1984-07-03 1984-07-03 球塊状物体の選別機 Granted JPS6115082U (ja)

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JP10034884U JPS6115082U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 球塊状物体の選別機

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