JPH0343779Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0343779Y2 JPH0343779Y2 JP828387U JP828387U JPH0343779Y2 JP H0343779 Y2 JPH0343779 Y2 JP H0343779Y2 JP 828387 U JP828387 U JP 828387U JP 828387 U JP828387 U JP 828387U JP H0343779 Y2 JPH0343779 Y2 JP H0343779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- cable drum
- brake device
- drum
- braking force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
本考案は、電柱間の架線等の配電工事において
使用されるケーブル架線車に関するものである。
使用されるケーブル架線車に関するものである。
(2) 従来の技術
従来、循環する環状チエーンの異なる位置にそ
れぞれ取付けられた複数個のケーブルドラムを所
定の位置で固定させ、任意のケーブルドラムを駆
動してケーブルを繰出しあるいは巻取るケーブル
架線車は、例えば実開昭61−149915号公報に記載
されているように従来公知である。
れぞれ取付けられた複数個のケーブルドラムを所
定の位置で固定させ、任意のケーブルドラムを駆
動してケーブルを繰出しあるいは巻取るケーブル
架線車は、例えば実開昭61−149915号公報に記載
されているように従来公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点
しかし、従来のケーブル架線車は1つのケーブ
ルドラムを回転駆動するだけなので、ケーブル架
線車1台だけではケーブルを電柱間に架設するこ
とができず、ケーブルを巻取る作業車が必要にな
るという問題があつた。
ルドラムを回転駆動するだけなので、ケーブル架
線車1台だけではケーブルを電柱間に架設するこ
とができず、ケーブルを巻取る作業車が必要にな
るという問題があつた。
(4) 問題点を解決するための手段
本考案は、上記の問題点を解決するために、車
両の荷台上に備えられ、循環する環状チエーンの
異なる位置にそれぞれ取付けられた複数個のケー
ブルドラムのうち任意のケーブルドラムを固定装
置により所定の位置に固定し、固定したケーブル
ドラムを駆動装置により回転駆動するケーブル架
線車において、回転駆動されるケーブルドラムに
隣接する一方のケーブルドラムの回転を制動する
ように制動力を与えるブレーキ装置を備えたもの
である。
両の荷台上に備えられ、循環する環状チエーンの
異なる位置にそれぞれ取付けられた複数個のケー
ブルドラムのうち任意のケーブルドラムを固定装
置により所定の位置に固定し、固定したケーブル
ドラムを駆動装置により回転駆動するケーブル架
線車において、回転駆動されるケーブルドラムに
隣接する一方のケーブルドラムの回転を制動する
ように制動力を与えるブレーキ装置を備えたもの
である。
(5) 作用
上記の構成により、電柱間の架線等の配電工事
を行うときは、環状チエーンを循環させてケーブ
ルドラムを選択し、固定装置により選択した巻取
りに使用するケーブルドラムを所定の位置に固定
して駆動装置により回転可能にし、ケーブルを繰
出すのに使用するケーブルドラムにブレーキ装置
により制動力を与え、ケーブルを架設する電柱間
に掛け回したロープ等の一端を巻取りに使用する
ケーブルドラムに取付け、他端を繰出しに使用す
るケーブルドラムに巻かれたケーブルの先端に取
付け、駆動装置を作動させることにより巻取りに
使用するケーブルドラムが回転してロープが巻取
られ、ロープの巻取りにより繰出しに使用するケ
ーブルドラムがブレーキ装置の制動力に抗して回
転し、一台の架線車で電柱間のケーブルの架設が
行える。
を行うときは、環状チエーンを循環させてケーブ
ルドラムを選択し、固定装置により選択した巻取
りに使用するケーブルドラムを所定の位置に固定
して駆動装置により回転可能にし、ケーブルを繰
出すのに使用するケーブルドラムにブレーキ装置
により制動力を与え、ケーブルを架設する電柱間
に掛け回したロープ等の一端を巻取りに使用する
ケーブルドラムに取付け、他端を繰出しに使用す
るケーブルドラムに巻かれたケーブルの先端に取
付け、駆動装置を作動させることにより巻取りに
使用するケーブルドラムが回転してロープが巻取
られ、ロープの巻取りにより繰出しに使用するケ
ーブルドラムがブレーキ装置の制動力に抗して回
転し、一台の架線車で電柱間のケーブルの架設が
行える。
(6) 実施例
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
する。
第2図に示すように、車両の荷台1上に設けた
フレーム2の両側にそれぞれ枢支された一対のス
プロケツト3,4間に環状チエーン5が循環する
ように掛渡され、一方のスプロケツト4はモータ
(図示せず)により回転駆動され、環状チエーン
5にはブラケツト6a,6b,6c,6d,6
e,6fにより6個のケーブルドラム7a,7
b,7c,7d,7e,7fがそれぞれ所定の間
隔離れて取付けられ、各ケーブルドラムの軸の両
端にはそれぞれローラ8a,8b,8c,8d,
8e,8fが回転自在に取付けられており、フレ
ーム2の後部には任意のケーブルドラムを所定の
位置に固定する固定装置9が備えられ、ケーブル
ドラムのローラと当接してローラを保持しケーブ
ルドラムを固定するスイングアーム10と、スイ
ングアーム10を上下方向に揺動させる揺動シリ
ンダ11により構成される固定装置9により固定
されたケーブルドラム7aは固定された位置で荷
台1の床下に収納格納され上下に揺動自在に設け
た駆動装置12に当接することにより回転駆動さ
れる。13及び14はケーブルドラムのローラが
転動するガイドである。フレーム2には固定装置
9により固定されるケーブルドラム7aの上方に
位置するケーブルドラム7bに常に制動力を与え
るブレーキ装置15が取付けられている。
フレーム2の両側にそれぞれ枢支された一対のス
プロケツト3,4間に環状チエーン5が循環する
ように掛渡され、一方のスプロケツト4はモータ
(図示せず)により回転駆動され、環状チエーン
5にはブラケツト6a,6b,6c,6d,6
e,6fにより6個のケーブルドラム7a,7
b,7c,7d,7e,7fがそれぞれ所定の間
隔離れて取付けられ、各ケーブルドラムの軸の両
端にはそれぞれローラ8a,8b,8c,8d,
8e,8fが回転自在に取付けられており、フレ
ーム2の後部には任意のケーブルドラムを所定の
位置に固定する固定装置9が備えられ、ケーブル
ドラムのローラと当接してローラを保持しケーブ
ルドラムを固定するスイングアーム10と、スイ
ングアーム10を上下方向に揺動させる揺動シリ
ンダ11により構成される固定装置9により固定
されたケーブルドラム7aは固定された位置で荷
台1の床下に収納格納され上下に揺動自在に設け
た駆動装置12に当接することにより回転駆動さ
れる。13及び14はケーブルドラムのローラが
転動するガイドである。フレーム2には固定装置
9により固定されるケーブルドラム7aの上方に
位置するケーブルドラム7bに常に制動力を与え
るブレーキ装置15が取付けられている。
ブレーキ装置15は、第1図に示すように、フ
レーム2に取付けられたブラケツト16に上下に
揺動自在に一端を枢支したアーム17の他端に回
動自在にローラ18が枢支され、一端がブラケツ
ト16に取付けられたガイドシヤフト19にアー
ム17が摺動自在に取付けられ、ガイドシヤフト
19のブラケツト16とアーム17の間にはアー
ム17を常に上方に賦勢するように皿バネ20が
挿入されている。
レーム2に取付けられたブラケツト16に上下に
揺動自在に一端を枢支したアーム17の他端に回
動自在にローラ18が枢支され、一端がブラケツ
ト16に取付けられたガイドシヤフト19にアー
ム17が摺動自在に取付けられ、ガイドシヤフト
19のブラケツト16とアーム17の間にはアー
ム17を常に上方に賦勢するように皿バネ20が
挿入されている。
上記の構成により、電柱間の架線等の配電工事
を行うときは、環状チエーン5を循環させて、巻
取り及び繰出しに使用するケーブルドラム7a,
7bを後方の所定の位置へ移動させ、固定装置9
により巻取りに使用するケーブルドラム7aを所
定の位置に固定し、駆動装置12を上方に揺動さ
せてケーブルドラム7aに当接させ、ブレーキ装
置15により繰出しに使用するケーブルドラム7
bの回転を制動し、第3図に示すように、ケーブ
ルを架設する電柱間に掛け回したロープ20の一
端を巻取りに使用するケーブルドラム7aに取付
け、ロープ20の他端を繰出しに使用するケーブ
ルドラム7bに巻かれたケーブル21の先端に取
付け、駆動装置12を作動させることにより巻取
りに使用するケーブルドラム7aが回転してロー
プ20がケーブルドラム7aに巻取られ、ロープ
20が移動することにより繰出しに使用するケー
ブルドラム7bがブレーキ装置15の制動力に抗
して回転し、ケーブル21を繰出して電柱間にケ
ーブル21を架設する。ケーブル21の架設中に
駆動装置12の作動を停止しても、繰出しに使用
するケーブルドラム7bはブレーキ装置15によ
り制動力が与えられているので、ケーブルドラム
7bがオーバーランすることはない。
を行うときは、環状チエーン5を循環させて、巻
取り及び繰出しに使用するケーブルドラム7a,
7bを後方の所定の位置へ移動させ、固定装置9
により巻取りに使用するケーブルドラム7aを所
定の位置に固定し、駆動装置12を上方に揺動さ
せてケーブルドラム7aに当接させ、ブレーキ装
置15により繰出しに使用するケーブルドラム7
bの回転を制動し、第3図に示すように、ケーブ
ルを架設する電柱間に掛け回したロープ20の一
端を巻取りに使用するケーブルドラム7aに取付
け、ロープ20の他端を繰出しに使用するケーブ
ルドラム7bに巻かれたケーブル21の先端に取
付け、駆動装置12を作動させることにより巻取
りに使用するケーブルドラム7aが回転してロー
プ20がケーブルドラム7aに巻取られ、ロープ
20が移動することにより繰出しに使用するケー
ブルドラム7bがブレーキ装置15の制動力に抗
して回転し、ケーブル21を繰出して電柱間にケ
ーブル21を架設する。ケーブル21の架設中に
駆動装置12の作動を停止しても、繰出しに使用
するケーブルドラム7bはブレーキ装置15によ
り制動力が与えられているので、ケーブルドラム
7bがオーバーランすることはない。
また、第4図に示すように、ブレーキ装置15
により回転を制動された繰出しに使用するケーブ
ルドラム7bに巻かれたケーブル21の先端を電
柱22に取付け、車両を走行させることにより、
ケーブルドラム7bがブレーキ装置15の制動力
に抗して回転し、ケーブル21を繰出して、電柱
間にケーブル21を架設させることもできる。
により回転を制動された繰出しに使用するケーブ
ルドラム7bに巻かれたケーブル21の先端を電
柱22に取付け、車両を走行させることにより、
ケーブルドラム7bがブレーキ装置15の制動力
に抗して回転し、ケーブル21を繰出して、電柱
間にケーブル21を架設させることもできる。
なお、上記実施例においてはブレーキ装置のア
ームを皿バネにより上方に賦勢していたが、油圧
シリンダによりアームを揺動させることも可能で
ある。
ームを皿バネにより上方に賦勢していたが、油圧
シリンダによりアームを揺動させることも可能で
ある。
(7) 考案の効果
以上のように、本考案によれば、巻取り用のケ
ーブルドラムを駆動する駆動装置と、繰出し用の
ケーブルドラムに制動力を与えるブレーキ装置を
1台の車両に備えることにより、1台の架線車で
電線間のケーブルの架設を行うことのできるケー
ブル架線車が提供され、本考案はケーブル架設工
事等の省力化及び作業効率の向上に有効である。
ーブルドラムを駆動する駆動装置と、繰出し用の
ケーブルドラムに制動力を与えるブレーキ装置を
1台の車両に備えることにより、1台の架線車で
電線間のケーブルの架設を行うことのできるケー
ブル架線車が提供され、本考案はケーブル架設工
事等の省力化及び作業効率の向上に有効である。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はブレー
キ装置の詳細図、第2図はケーブル架線車の側面
図、第3図及び第4図は作用の説明図である。 2……フレーム、5……循環チエーン、7a,
7b,7c,7d,7e,7f……ケーブルドラ
ム、9……固定装置、12……駆動装置、15…
…ブレーキ装置、16……ブラケツト、17……
アーム、18……ローラ、19……ガイドシヤフ
ト、20……皿バネ。
キ装置の詳細図、第2図はケーブル架線車の側面
図、第3図及び第4図は作用の説明図である。 2……フレーム、5……循環チエーン、7a,
7b,7c,7d,7e,7f……ケーブルドラ
ム、9……固定装置、12……駆動装置、15…
…ブレーキ装置、16……ブラケツト、17……
アーム、18……ローラ、19……ガイドシヤフ
ト、20……皿バネ。
Claims (1)
- 車両の荷台上に備えられ、循環する環状チエー
ンの異なる位置にそれぞれ取付けられた複数個の
ケーブルドラムのうち任意のケーブルドラムを固
定装置により所定の位置に固定し、固定したケー
ブルドラムを駆動装置により回転駆動するケーブ
ル架線車において、回転駆動されるケーブルドラ
ムに隣接する一方のケーブルドラムの回転を制動
するように制動力を与えるブレーキ装置を備えた
ことを特徴とするケーブル架線車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP828387U JPH0343779Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP828387U JPH0343779Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117211U JPS63117211U (ja) | 1988-07-28 |
JPH0343779Y2 true JPH0343779Y2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=30792524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP828387U Expired JPH0343779Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343779Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP828387U patent/JPH0343779Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63117211U (ja) | 1988-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5388781A (en) | Cable pulling and reeling apparatus having anti-spill device and method | |
CN209767009U (zh) | 电缆自动敷设系统及其电缆敷设装置 | |
RU2140859C1 (ru) | Машина для прокладки контактного провода рельсового пути | |
JPH0343779Y2 (ja) | ||
JPS6347871B2 (ja) | ||
JPH09301637A (ja) | 惰性回転体の制動装置 | |
RU95117222A (ru) | Машина для непрерывной прокладки электрического контактного надземного провода | |
CN211998296U (zh) | 一种收放线机排线装置 | |
JP2903046B2 (ja) | 移動体への電気ケーブル中継装置 | |
SE9604385L (sv) | Drivanordning för en kabellindningsmaskin | |
JPH0441686Y2 (ja) | ||
CN219296878U (zh) | 一种新型卷筒式电缆盘 | |
JPH028933Y2 (ja) | ||
JP3688426B2 (ja) | クレーン用ウインチのための乱巻防止装置 | |
JPH0443401Y2 (ja) | ||
JP2553399Y2 (ja) | 地下ケーブル繰出作業車 | |
JPS6341428Y2 (ja) | ||
JPH07197418A (ja) | 吊橋ケーブル用自走式ラッピングマシン | |
CN218708600U (zh) | 一种滑轮式苫布机 | |
BG61757B1 (bg) | Устройство за полагане на проводник, въже и други подобни | |
JPS6137402Y2 (ja) | ||
JPH0419925Y2 (ja) | ||
CN215168531U (zh) | 一种圆形塔式立体停车库及其抬升机构 | |
CN212924218U (zh) | 具有牵引绳导向功能的绞磨机 | |
JPH0144530Y2 (ja) |