JPH028933Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028933Y2 JPH028933Y2 JP14434086U JP14434086U JPH028933Y2 JP H028933 Y2 JPH028933 Y2 JP H028933Y2 JP 14434086 U JP14434086 U JP 14434086U JP 14434086 U JP14434086 U JP 14434086U JP H028933 Y2 JPH028933 Y2 JP H028933Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable drum
- cable
- swing arm
- swing
- fixing device
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
本考案は、バイパス工事等の配電線工事におい
て使用されるケーブル繰出し巻取り装置のケーブ
ルドラム固定装置に関するものである。
て使用されるケーブル繰出し巻取り装置のケーブ
ルドラム固定装置に関するものである。
(2) 従来の技術
バイパス工事等の作業においては、径あるいは
長さの異なるケーブルが使用されるため、従来は
実公昭60−2024号公報に記載されているように、
揺動アームに回転及び固定可能に枢支された複数
個のケーブルドラム装着部を有する公転体を備え
たケーブル繰出し巻取り装置が使用されていた。
長さの異なるケーブルが使用されるため、従来は
実公昭60−2024号公報に記載されているように、
揺動アームに回転及び固定可能に枢支された複数
個のケーブルドラム装着部を有する公転体を備え
たケーブル繰出し巻取り装置が使用されていた。
(3) 考案が解決しようとする問題点
そして、従来のケーブル繰出し巻取り作業車が
有するケーブルドラムの大きさが制限されるた
め、大径のケーブルドラムを使用するためにはケ
ーブルドラムの個数を減らさなければならず、ま
た、重量増加に対してアームを補強しなければな
らないため、装置が大型化してしまうという問題
を解決するために、循環する環状チエーンに複数
個のケーブルドラムを取付けた装置においては、
回転駆動するケーブルドラムの固定が困難である
という問題があつた。
有するケーブルドラムの大きさが制限されるた
め、大径のケーブルドラムを使用するためにはケ
ーブルドラムの個数を減らさなければならず、ま
た、重量増加に対してアームを補強しなければな
らないため、装置が大型化してしまうという問題
を解決するために、循環する環状チエーンに複数
個のケーブルドラムを取付けた装置においては、
回転駆動するケーブルドラムの固定が困難である
という問題があつた。
(4) 問題点を解決するための手段
本考案は、上記の問題点を解決するために、循
環する環状チエーンの異なる位置にそれぞれ取付
けた複数個のケーブルドラムを所定の位置で選択
的に固定するケーブルドラム固定装置において、
各ケーブルドラムの軸端に回転自在に取付けられ
たローラと、上下に揺動自在に枢支されローラが
当接して保持される凹部を有するスイングアーム
と、スイングアームを揺動する揺動シリンダとを
備えたものである。
環する環状チエーンの異なる位置にそれぞれ取付
けた複数個のケーブルドラムを所定の位置で選択
的に固定するケーブルドラム固定装置において、
各ケーブルドラムの軸端に回転自在に取付けられ
たローラと、上下に揺動自在に枢支されローラが
当接して保持される凹部を有するスイングアーム
と、スイングアームを揺動する揺動シリンダとを
備えたものである。
(5) 作用
上記の構成により、環状チエーンを循環させて
ケーブルドラムを移動させ、任意のケーブルドラ
ムのローラが所定の位置に位置した状態で環状チ
エーンの循環を停止し、揺動シリンダを伸長して
スイングアームを上方に揺動することにより、ケ
ーブルドラムのローラがスイングアームの凹部に
当接して保持され、ケーブルドラムが固定され
る。
ケーブルドラムを移動させ、任意のケーブルドラ
ムのローラが所定の位置に位置した状態で環状チ
エーンの循環を停止し、揺動シリンダを伸長して
スイングアームを上方に揺動することにより、ケ
ーブルドラムのローラがスイングアームの凹部に
当接して保持され、ケーブルドラムが固定され
る。
(6) 実施例
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
する。
第2図に示すように、荷台上に設けたフレーム
1,2にそれぞれ枢支された一対のスプロケツト
3,4間に環状チエーン11が循環するように掛
渡され、一方のスプロケツト4はモータ(図示せ
ず)により回転駆動され、環状チエーン11には
ブラケツト5,6,7,8,9,10により6個
のケーブルドラム15,16,17,18,1
9,20がそれぞれ所定の間隔離れて取付けら
れ、各ケーブルドラムの軸の両端にはそれぞれロ
ーラ25,26,27,28,29,30が回転
自在に取付けられており、一方のフレーム2には
任意ケーブルドラムを固定するケーブルドラム固
定装置12が備えられ、ケーブルドラムのローラ
と当接してローラを保持しケーブルドラムを固定
するスイングアーム13と、スイングアーム13
を上下方向に揺動させる揺動シリンダ14により
構成されるケーブルドラム固定装置12により固
定されたケーブルドラム15は、固定された位置
で荷台の床下に収納格納され上下に揺動自在に設
けたケーブル駆動装置21に当接することにより
回転駆動される。22及び23はケーブルドラム
のローラが転動するガイドである。
1,2にそれぞれ枢支された一対のスプロケツト
3,4間に環状チエーン11が循環するように掛
渡され、一方のスプロケツト4はモータ(図示せ
ず)により回転駆動され、環状チエーン11には
ブラケツト5,6,7,8,9,10により6個
のケーブルドラム15,16,17,18,1
9,20がそれぞれ所定の間隔離れて取付けら
れ、各ケーブルドラムの軸の両端にはそれぞれロ
ーラ25,26,27,28,29,30が回転
自在に取付けられており、一方のフレーム2には
任意ケーブルドラムを固定するケーブルドラム固
定装置12が備えられ、ケーブルドラムのローラ
と当接してローラを保持しケーブルドラムを固定
するスイングアーム13と、スイングアーム13
を上下方向に揺動させる揺動シリンダ14により
構成されるケーブルドラム固定装置12により固
定されたケーブルドラム15は、固定された位置
で荷台の床下に収納格納され上下に揺動自在に設
けたケーブル駆動装置21に当接することにより
回転駆動される。22及び23はケーブルドラム
のローラが転動するガイドである。
ケーブルドラム固定装置12は、第1図に示す
ように、荷台上に設けた一方のフレーム2に上下
に揺動自在に一端を枢支したスイングアーム13
の上面にケーブルドラム15,16,17,1
8,19,20のローラ25,26,27,2
8,29,30が保持される台形状の凹部24が
形成され、フレーム2とスイングアーム13の間
にはスイングアーム13を上下に揺動する揺動シ
リンダ14が枢支されている。
ように、荷台上に設けた一方のフレーム2に上下
に揺動自在に一端を枢支したスイングアーム13
の上面にケーブルドラム15,16,17,1
8,19,20のローラ25,26,27,2
8,29,30が保持される台形状の凹部24が
形成され、フレーム2とスイングアーム13の間
にはスイングアーム13を上下に揺動する揺動シ
リンダ14が枢支されている。
上記の構成により、作業を行うときは、モータ
を駆動して環状チエーン11を循環させ、第1図
及び第2図に示すように、使用するケーブルドラ
ム15をケーブルドラム固定装置12の位置へ移
動させて、環状チエーン11の循環を停止させ
る。この状態で揺動シリンダ14を伸長させるこ
とによりスイングアーム13が上方に揺動し、ス
イングアーム13の凹部24がケーブルドラム1
5のローラ25に当接してローラ25を保持し、
ケーブルドラム15を固定する。次に、荷台の床
下に収納格納されたケーブルドラム駆動装置21
を上方に揺動してケーブルドラム15に当接さ
せ、ケーブルドラム駆動装置21を作動させるこ
とによりケーブルドラム15は回転駆動され、ケ
ーブルの繰出し、あるいは巻取り作業が行われ
る。
を駆動して環状チエーン11を循環させ、第1図
及び第2図に示すように、使用するケーブルドラ
ム15をケーブルドラム固定装置12の位置へ移
動させて、環状チエーン11の循環を停止させ
る。この状態で揺動シリンダ14を伸長させるこ
とによりスイングアーム13が上方に揺動し、ス
イングアーム13の凹部24がケーブルドラム1
5のローラ25に当接してローラ25を保持し、
ケーブルドラム15を固定する。次に、荷台の床
下に収納格納されたケーブルドラム駆動装置21
を上方に揺動してケーブルドラム15に当接さ
せ、ケーブルドラム駆動装置21を作動させるこ
とによりケーブルドラム15は回転駆動され、ケ
ーブルの繰出し、あるいは巻取り作業が行われ
る。
回転駆動するケーブルドラムを変えるときは、
ケーブルドラム駆動装置21を停止状態にし、ケ
ーブルドラム駆動装置21を下方に揺動して荷台
の床下に収納格納し、揺動シリンダ14を縮小さ
せてスイングアーム13を下方に揺動させ、スイ
ングアーム13の凹部をローラ25から離してケ
ーブルドラム15の固定を解放し、次に、モータ
を駆動して環状チエーン11を循環させることに
より、次に使用するケーブルドラムをケーブルド
ラム固定装置12の位置へ移動する。
ケーブルドラム駆動装置21を停止状態にし、ケ
ーブルドラム駆動装置21を下方に揺動して荷台
の床下に収納格納し、揺動シリンダ14を縮小さ
せてスイングアーム13を下方に揺動させ、スイ
ングアーム13の凹部をローラ25から離してケ
ーブルドラム15の固定を解放し、次に、モータ
を駆動して環状チエーン11を循環させることに
より、次に使用するケーブルドラムをケーブルド
ラム固定装置12の位置へ移動する。
また、ケーブルドラムを取付けるときは、ケー
ブルドラムの軸の両側に取付けたローラをスイン
グアーム13の凹部24に当接させて保持させ、
この状態で揺動シリンダ14を伸長させてスイン
グアーム13を上方に揺動させ、環状チエーン1
1に取付けたブラケツトにケーブルドラムを取付
けることにより容易に行え、ケーブルドラムを取
外すときは、スイングアーム13によりケーブル
ドラムを固定した状態で環状チエーン11に取付
けたブラケツトよりケーブルドラムを取外し、揺
動シリンダ14を縮小してスイングアーム13を
下方に揺動させることにより容易にケーブルドラ
ムが取外せる。
ブルドラムの軸の両側に取付けたローラをスイン
グアーム13の凹部24に当接させて保持させ、
この状態で揺動シリンダ14を伸長させてスイン
グアーム13を上方に揺動させ、環状チエーン1
1に取付けたブラケツトにケーブルドラムを取付
けることにより容易に行え、ケーブルドラムを取
外すときは、スイングアーム13によりケーブル
ドラムを固定した状態で環状チエーン11に取付
けたブラケツトよりケーブルドラムを取外し、揺
動シリンダ14を縮小してスイングアーム13を
下方に揺動させることにより容易にケーブルドラ
ムが取外せる。
(7) 考案の効果
以上のように、本考案によれば、簡単な構造に
より、環状チエーンの取付けられた複数のケーブ
ルドラムから任意のケーブルドラムを選択して固
定し、回転駆動することができ、しかもケーブル
ドラムを容易に、かつ確実に固定及び解放するこ
とができるとともに、環状チエーンへのケーブル
ドラムの着脱も容易に行うことができるケーブル
ドラム固定装置が提供されるのである。
より、環状チエーンの取付けられた複数のケーブ
ルドラムから任意のケーブルドラムを選択して固
定し、回転駆動することができ、しかもケーブル
ドラムを容易に、かつ確実に固定及び解放するこ
とができるとともに、環状チエーンへのケーブル
ドラムの着脱も容易に行うことができるケーブル
ドラム固定装置が提供されるのである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はケーブ
ルドラム固定装置の詳細図、第2図はケーブル繰
出し巻取り装置の構成を示す側面図である。 11……環状チエーン、12……ケーブルドラ
ム固定装置、13……スイングアーム、14……
揺動シリンダ、15,16,17,18,19,
20……ケーブルドラム、24……凹部、25,
26,27,28,29,30……ローラ。
ルドラム固定装置の詳細図、第2図はケーブル繰
出し巻取り装置の構成を示す側面図である。 11……環状チエーン、12……ケーブルドラ
ム固定装置、13……スイングアーム、14……
揺動シリンダ、15,16,17,18,19,
20……ケーブルドラム、24……凹部、25,
26,27,28,29,30……ローラ。
Claims (1)
- 循環する環状チエーンの異なる位置にそれぞれ
取付けた複数個のケーブルドラムを所定の位置で
選択的に固定するケーブルドラム固定装置におい
て、各ケーブルドラムの軸端に回転自在に取付け
られたローラと、上下に揺動自在に枢支され前記
ローラが当接して保持される凹部を有するスイン
グアームと、スイングアームを揺動する揺動シリ
ンダとを備えたことを特徴とするケーブルドラム
固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14434086U JPH028933Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14434086U JPH028933Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381074U JPS6381074U (ja) | 1988-05-28 |
JPH028933Y2 true JPH028933Y2 (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=31054846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14434086U Expired JPH028933Y2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028933Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP14434086U patent/JPH028933Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6381074U (ja) | 1988-05-28 |
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