JPH0343525Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343525Y2 JPH0343525Y2 JP1986091059U JP9105986U JPH0343525Y2 JP H0343525 Y2 JPH0343525 Y2 JP H0343525Y2 JP 1986091059 U JP1986091059 U JP 1986091059U JP 9105986 U JP9105986 U JP 9105986U JP H0343525 Y2 JPH0343525 Y2 JP H0343525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- far
- radiation plate
- infrared radiation
- heating
- breathable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 38
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 23
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 9
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はオーブン装置に係るものである。
（従来の技術とその課題）
従来のオーブン装置は、第１図に示すように、
バーナによつて生じる熱気が上昇して支持板上の
被調理物を加熱する、いわゆる対流加熱方式のも
のであつたため、被調理物の表面が必要以上に乾
燥したり、また表面の焼けが著しい等の問題点が
あつた。また、特公昭60年第40573号公報記載の
オーブン装置も提案されているが、これは、室内
上下に配置した輻射体は、通気性の輻射体でない
ため、燃焼ガスは輻射体と加熱室壁との間隔を自
然上昇して排気されることになり、従来技術に比
して、輻射加熱の点は改善されたが効果的な対流
加熱を行なうことができない課題があると共に、
下部バーナは下部輻射体の下部に位置させている
ので、燃焼ガスは下部輻射体を加熱しながら自然
上昇する。このため、被調理物の上側よりも下側
が強い対流加熱をうけ、均一加熱ができない課題
がある。本考案は、対流加熱と遠赤外線加熱とを
効果的に行なうようにすると共に、被調理物に対
して均一加熱を実行するようにし、調理品質の向
上を図かるものである。
バーナによつて生じる熱気が上昇して支持板上の
被調理物を加熱する、いわゆる対流加熱方式のも
のであつたため、被調理物の表面が必要以上に乾
燥したり、また表面の焼けが著しい等の問題点が
あつた。また、特公昭60年第40573号公報記載の
オーブン装置も提案されているが、これは、室内
上下に配置した輻射体は、通気性の輻射体でない
ため、燃焼ガスは輻射体と加熱室壁との間隔を自
然上昇して排気されることになり、従来技術に比
して、輻射加熱の点は改善されたが効果的な対流
加熱を行なうことができない課題があると共に、
下部バーナは下部輻射体の下部に位置させている
ので、燃焼ガスは下部輻射体を加熱しながら自然
上昇する。このため、被調理物の上側よりも下側
が強い対流加熱をうけ、均一加熱ができない課題
がある。本考案は、対流加熱と遠赤外線加熱とを
効果的に行なうようにすると共に、被調理物に対
して均一加熱を実行するようにし、調理品質の向
上を図かるものである。
（課題を解決するための手段）
上部の通気性遠赤外線放射板と下部の通気性遠
赤外線放射板とによつて加熱室を構成し、該加熱
室にはバーナを装置し、強制排気口を前記下部の
通気性遠赤外線放射板の下方に設け、前記上部の
通気性遠赤外線放射板の上方には空気取入口を設
けた構成である。
赤外線放射板とによつて加熱室を構成し、該加熱
室にはバーナを装置し、強制排気口を前記下部の
通気性遠赤外線放射板の下方に設け、前記上部の
通気性遠赤外線放射板の上方には空気取入口を設
けた構成である。
（作用）
バーナが燃焼を開始すると、燃焼ガスは上部及
び下部の通気性遠赤外線放射板を加熱する。加熱
室内の被調理物は前記上部及び下部の放射板から
遠赤外線加熱をうけると同時に効果的な対流加熱
をうける。即ち、下部の通気性遠赤外線放射板を
介して、加熱室で発生した全燃焼ガスが、前記下
部放射板の下部に設けた強制排気口から排気され
る。かかる燃焼ガスの積極的な移動により、加熱
室内の被調理物は効果的な対流加熱をうける。か
かる際、上部遠赤外線放射体の上部に設けた空気
取入口から、該上部放射体を介して空気が加熱室
内に流入するので、加熱室内の上部に位置するバ
ーナから発生する燃焼ガスは、かかる空気と混合
に温度を下げるので、被調理物への過熱を避ける
ことができる。かくして、遠赤外線加熱と対流加
熱を効果的に実行することができる。
び下部の通気性遠赤外線放射板を加熱する。加熱
室内の被調理物は前記上部及び下部の放射板から
遠赤外線加熱をうけると同時に効果的な対流加熱
をうける。即ち、下部の通気性遠赤外線放射板を
介して、加熱室で発生した全燃焼ガスが、前記下
部放射板の下部に設けた強制排気口から排気され
る。かかる燃焼ガスの積極的な移動により、加熱
室内の被調理物は効果的な対流加熱をうける。か
かる際、上部遠赤外線放射体の上部に設けた空気
取入口から、該上部放射体を介して空気が加熱室
内に流入するので、加熱室内の上部に位置するバ
ーナから発生する燃焼ガスは、かかる空気と混合
に温度を下げるので、被調理物への過熱を避ける
ことができる。かくして、遠赤外線加熱と対流加
熱を効果的に実行することができる。
（実施例）
符号１は上部の通気性遠赤外線放射板であり、
２は下部の通気性遠赤外線放射板である。
２は下部の通気性遠赤外線放射板である。
前記上部の通気性遠赤外線放射板１と前記下部
の通気性遠赤外線放射板２とによつて加熱室３を
構成し、該加熱室３にはバーナ４を装置する。５
は強制排気口であつて、該強制排気口５は、前記
下部の通気性遠赤外線放射板２の下方に設けると
共に、空気取入口６は前記上方の通気性遠赤外線
放射板１の上方に設ける構成とする。前記した上
部及び下部の通気性遠赤外線放射板１，２は、実
施例では、セラミツク製で、その形状はハニカム
状としたが、格子状或いは多孔状でよく、その形
状は適宜である。
の通気性遠赤外線放射板２とによつて加熱室３を
構成し、該加熱室３にはバーナ４を装置する。５
は強制排気口であつて、該強制排気口５は、前記
下部の通気性遠赤外線放射板２の下方に設けると
共に、空気取入口６は前記上方の通気性遠赤外線
放射板１の上方に設ける構成とする。前記した上
部及び下部の通気性遠赤外線放射板１，２は、実
施例では、セラミツク製で、その形状はハニカム
状としたが、格子状或いは多孔状でよく、その形
状は適宜である。
（作用）
前記加熱室内に於いて、バーナ４で燃焼が開始
すると、放射板１，２は燃焼ガスによつて加熱さ
れ、放射板１，２からは遠赤外線が発生し、この
遠赤外線が、前記放射板２上の被調理物に深く浸
透して加熱する。他方、強制排気口５によつて、
加熱室５内の燃焼ガスは吸引され移動するので、
被調理物に対して熱気の積極的な移動による対流
加熱が良好に促進される。かかる際、上部遠赤外
線放射体１の上部に設けた空気取入口６から、該
上部放射体１を介して空気が加熱室３内に流入す
るので、加熱室３内の上部に位置するバーナ４か
ら発生する燃焼ガスは、かかる空気と混合して温
度を下げるので、被調理物への局部過熱を避ける
ことができる。かくして、遠赤外線加熱と対流加
熱を効果的に実行することができる。かかる加熱
に際して、燃焼量を制御したり、また排気量を制
御したりすることにより、対流加熱と遠赤外線加
熱を、被調理物に応じてコントロールすることが
できる。かかるコントロールは、マイコン制御と
しても、ダイヤル制御としてもよい。
すると、放射板１，２は燃焼ガスによつて加熱さ
れ、放射板１，２からは遠赤外線が発生し、この
遠赤外線が、前記放射板２上の被調理物に深く浸
透して加熱する。他方、強制排気口５によつて、
加熱室５内の燃焼ガスは吸引され移動するので、
被調理物に対して熱気の積極的な移動による対流
加熱が良好に促進される。かかる際、上部遠赤外
線放射体１の上部に設けた空気取入口６から、該
上部放射体１を介して空気が加熱室３内に流入す
るので、加熱室３内の上部に位置するバーナ４か
ら発生する燃焼ガスは、かかる空気と混合して温
度を下げるので、被調理物への局部過熱を避ける
ことができる。かくして、遠赤外線加熱と対流加
熱を効果的に実行することができる。かかる加熱
に際して、燃焼量を制御したり、また排気量を制
御したりすることにより、対流加熱と遠赤外線加
熱を、被調理物に応じてコントロールすることが
できる。かかるコントロールは、マイコン制御と
しても、ダイヤル制御としてもよい。
（考案の効果）
本考案は以上の通り、独特の構成により、対流
加熱と遠赤外線加熱を効果的に実行できると共
に、かかる際、局部過熱をも同時に防止できる優
れた効果を奏するものである。
加熱と遠赤外線加熱を効果的に実行できると共
に、かかる際、局部過熱をも同時に防止できる優
れた効果を奏するものである。
第１図は従来のオーブン装置の模式的説明図、
第２図は本考案オーブン装置の模式的断面図であ
る。 符号１……上部の通気性遠赤外線放射板、２…
…下部の通気性遠赤外線放射板、３……加熱室、
４……バーナ、５……強制排気口、６……空気取
入口。
第２図は本考案オーブン装置の模式的断面図であ
る。 符号１……上部の通気性遠赤外線放射板、２…
…下部の通気性遠赤外線放射板、３……加熱室、
４……バーナ、５……強制排気口、６……空気取
入口。
Claims (1)
- 上部の通気性遠赤外線放射板と下部の通気性遠
赤外線放射板とによつて加熱室を構成し、該加熱
室にはバーナを装置し、強制排気口を前記下部の
通気性遠赤外線放射板の下方に設け、前記上部の
通気性遠赤外線放射板の上方には空気取入口を設
けたオーブン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986091059U JPH0343525Y2 (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986091059U JPH0343525Y2 (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62204203U JPS62204203U (ja) | 1987-12-26 |
| JPH0343525Y2 true JPH0343525Y2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=30951492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986091059U Expired JPH0343525Y2 (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0343525Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6040573A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-02 | Sony Corp | 情報信号記録方式 |
-
1986
- 1986-06-14 JP JP1986091059U patent/JPH0343525Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6040573A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-02 | Sony Corp | 情報信号記録方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62204203U (ja) | 1987-12-26 |
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