JPH0343519A - 防食処理杭の打込工法及び杭打機 - Google Patents

防食処理杭の打込工法及び杭打機

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JPH0343519A
JPH0343519A JP17563189A JP17563189A JPH0343519A JP H0343519 A JPH0343519 A JP H0343519A JP 17563189 A JP17563189 A JP 17563189A JP 17563189 A JP17563189 A JP 17563189A JP H0343519 A JPH0343519 A JP H0343519A
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JP
Japan
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pile
corrosion
chuck
steel
sheet pile
Prior art date
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Pending
Application number
JP17563189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukichi Suzuki
勇吉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYOUWA KOGYO KK
Chowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
CHIYOUWA KOGYO KK
Chowa Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐食コーティングを施された鋼製杭を打ち込
む工法、および、上記の工法を実施するに好適な杭打機
に関するものである。
〔従来の技術〕
!ll製の杭を打設する場合、打ち込まれた鋼製杭の耐
久性を保証する為には防食に関する配慮が不可欠である
ll製杭の防食については、従来種々の研究が行われて
おり、文献によって公知になっている。
しかし、これら各種の防食技術のそれぞれには長短が有
り、今日なお改善研究が続けられている。
最近、高分子化学の発達に伴って、鋼製杭の表面に耐食
コーティングを施す技術が開発され、実用段階に入って
いる。
このように防食コーティングを施されたg4製杭は。
a、鋼材を不O鋼で構成する方式に比して安価であり。
b、電気防食法に比して、打設後のメンティナンスを必
要とせず、 C0従来の塗装法や従来の被覆法に比して、打込後の加
工作業を必要とせず、かつ、土中や水中に埋設される部
分にも耐食効果が得られ、d、専門工場でコーティング
処理を行うので、高品質のものが安価に供給される。
という長所を有しているが、その反面、打込作業の際に
コーティングを傷つけるという問題が有る。
第3図は振動杭打機の1例を示す。
クレーン1により、ハンガ2を介して起振機3を吊持し
ている。
上記の起振機3は油圧チャック4に振動を与える。
この油圧チャック4は、1対のチャック爪5によって杭
6を挾持していて、起振機3から与えられた振動を杭6
に伝える。
7はコントローラで、キャップタイヤ8aを介して起振
機3に接続されると共に、油圧ホース8bを介して油圧
チャック4に接続されている。
9は動力源としての発電機である。
前記の油圧チャック4付近の外観図を第4図に示し、該
油圧チャックの内部構造の模式図を第5図に示す。
スライダ4aは、チャック本体筒4bに固定されている
ガイド4cにより、往復矢印a−b方向に摺動自在に案
内される。このスライダ4aには移動チャック爪5aが
固着されている。
上記移動チャック爪5aと対向する位置に固定チャック
爪5bが配置され、チャック本体筒4bに固着されてい
る。
油圧シリンダ4dは軸4eによってチャック本体筒4b
に軸着され、レバー4eを介してスライダ4aを往復矢
印a”−すの如く往復駆動する。
前記移動チャック爪5aと固定チャック爪5bとが対向
している面は、杭に当接する挟み面である。
第6図(B)は上記挟み面の部分的平面図、同図(A)
はそのA−A断面図である。
挟み面は一般に、見掛けの摩擦係数を上昇させるため、
及び、摩擦熱を放散させるために、多数の四角錐を並べ
た形に構成され、該四角錐の頂点を僅かに切り落として
小さい四角形の頂面5cが形成されている。
第7図は、上記のような挟み面を有する移動チャック爪
5aと固定チャック爪5bとによってシートパイル6′
を挾持した部分の水平断面を模式的に描いた断面図であ
る。
この従来例は、第7図の紙面の上方が陸側、下方が海側
の?N岸工事である。このため、シートパイル6′の片
面(海側)のみに防食コーティング6aが施されている
第8図は、油圧チャック4′によって鋼管パイル6′を
挾持した状態を示している。この例では、第5図に示し
た構造と類似の構造の油圧チャックが、左右勝手違いに
2組設けられている。
〔発明が解決しようとするall!題〕第7図に示した
従来例のように、1対のチャック爪5a、5bでシート
パイル6′を挾持し、振動を与えて打ち込むと、挾持し
た部分の耐食コーティング6aが剥離したり破壊された
りして損傷する。
従来においては、挾持部の耐食コーティングが損傷する
のは不可避であるとして、敢えてこれを防止しようとす
ることなく、 (イ)、打込後に、必要に応じて損傷個所を補修塗装し
たり、 (ロ)、損傷個所が特に耐久性を要しないときは該損傷
個所を放置したりしていた。
第8図のように鋼管パイル11を打ち込むときも、該鋼
管パイルが耐食コーティングされている場合には同様の
問題を生じる。
上述の如く、耐食コーティングされた杭を硬い鋼製のチ
ャック爪で挾持して、該耐食コーティングの損傷防止の
措置が考えられてぃながった理由は詳かでないが、 a、耐食コーティングされた杭の実用化が比較的近年の
ことであり、 b、振動を伝える挾持部に柔軟な部材を介装しては振動
杭打性能を低下させるであろうという従来の技術常識に
捉われて、耐食コーティングの保護という工夫をせずに
従来の技術的思想の侭で放置してきたものと考えられる
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、耐食コー
ティングされた鋼製杭を鋼製チャックで挾持して打ち込
む場合に、該耐食コーティングを損傷させない打込工法
、及び、上記打込工法を実施するに好適な杭打機を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の工法は、鋼製チャ
ック爪とW4製杭との間に、ゴム製若しくは合成樹脂製
の部材を介して挟みつける。
また、本発明の杭打機は、そのチャック爪の挾み面に、
ゴム製若しくは合成樹脂製の当板を取り付ける。
本発明を実施する際、ゴム又は合成樹脂の内の何れかに
限定されるものではなく、両方を混用することも含まれ
る。
〔作用〕
従来例を示した第7図に前述の手段を適用して、固定チ
ャック爪5bの内、仮想線で囲んで示した部分Patを
台底ゴムなどの柔軟な部材で構成した場合を考えてみる
ここに柔軟な部材とは、耐食コーティング6aに比して
、モース硬度計で同硬度若しくは低硬度の部材を言い、
硬質ゴムや硬質合成樹脂も含まれる。
上記のように構成すると、耐食コーティング6aは鋼製
チャック爪と直接には接触しないので、損傷を被る虞が
無い。
そして、この場合、移動チャック爪5aがシートパイル
6′に伝える振動エネルギ量は別設の影響を受けない。
シートパイル6′の両面に耐食コーティングが施されて
いる場合は、l対のチャック爪5a、 5bの両方につ
いて、シートパイル6′との当接面(挾み面)付近を柔
軟な材質で構成すれば良い。
本発明者らの実験によれば、柔軟な材料の介装による杭
打性能の低下は予想外に少なく、実用上の障害は無視し
得る程度であった。
以上のようにして、本発明の工法、及び本発明の杭打機
によれば、杭打性能に殆ど影響を及ぼすことなく、耐食
コーティングの損傷を防止することが出来る。
〔実施例〕
次に、第1図を参照しつつ本発明に係る杭打機の一実施
例、及び、本発明に係る打込工法の一実施例について説
明する。
第1図は本発明の杭打機のチャック爪の付近を描いた水
平断面図であって、従来例における第7図に対応する図
である。
シートパイル6′、耐食コーティング6a、及び移動チ
ャック爪5aは前記従来例におけると同様乃至は類似の
構成部材である。
本例の固定チャック爪5b’は、シートパイル6′に対
向する面(挾み面)に当板12を取り付けである。
本例の当板12は、耐食コーティング6aよりも軟質の
ゴム系材料を用いて構成した。
本例においては、固定チャック爪5b’に溝5b−1を
形成し、ゴム材を流し込んで固化せしめて当板12を構
成した。
このような溝5b−1を設けると当板12との接合力が
大きくなる。
本例の当板12は、シートパイル6′に対向する而(挟
み面)に凹凸を設けである。このような凹凸を設けてお
くと、大きい力でシートパイルを挾持したときに内部応
力を逃がす作用をすると共に。
放熱性が良くなる。
本例の杭打機(第上図)を用いてシートパイル6′を打
ち込むには、該シートパイル6′の耐食コーティング6
aを当板12に向けて挾持する。これにより、耐食コー
ティング6aを損傷することなくシートパイル6′を挾
持して打ち込むことが出来る。
第2図は上記と異なる実施例を示す。
13は、本例における固定チャック爪、14は同じく移
動チャック爪である。
本例の固定チャック爪は鋼製の爪本体13aの挾み面側
に合成ゴム製の当板13bを当てがい、六角ボルト13
cで締結しである。
本例の当板13bは、その挟み面側に凹凸を設けずに平
面としである6 また、本例の移動チャック爪14は1合成樹脂製の当板
14bの背面(挟み面の反対側の面)に突出せしめて植
込ボルト14cを植設し、該植込ボルト1.4cを爪木
体14aのボルト孔に挿通してナツト14dを螺合し締
めつけて、上記の当板14bを爪木体14aに固着しで
ある。
第1図、第2図の実施例は、チャック爪によって杭の上
端を挾持し、振動を加えて打ち込む場合について述べた
が、チャック爪によって杭の上端以外の個所を挾持し、
油圧力で杭を地中に圧入する場合にも本発明の方法及び
本発明の杭打機を適用することが出来る。
第1図、第2図に示した実施例のシートパイル6′は、
製鋼メーカーの専門工場においてロール成形し、専門工
場で耐食コーティング処理を施されたものであるから品
質管理が高度で品質が良く、しかも大量生産効果により
低コストである。
そして1本発明の杭打機を用い本発明の工法を適用して
チャック爪とシートパイルとの間に当板を介装して挾持
したので、耐食コーティング6aを損傷する虞が無い。
従って、打ち込み後に補修塗りなどの後処理を必要とせ
ず、打設後に通電などのメンティナンスを必要とせずに
防食効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明の打込工法によれば、防食処理された杭の防食コ
ーティングを損傷することなく打ち込むことが出来る。
また、本発明の杭打機によれば、上記の打込工法を容易
に実施して、防食コーティングを損傷しないという効果
を確実に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明に係る杭打機の
一実施例における、チャック爪付近の水平断面図である
。 第3図は従来例の振動杭打機の側面図である。 第4図は上記従来例における油圧チャック付近の拡大詳
細図、第5図は同じく油圧チャックの構造を示す模式図
である。 第6図は上記従来例のチャック爪の挟み面を示し、同図
(B)は平面図、同図(A)は上記(B)図のA−A断
面図である。 第7図は上記従来例におけるチャック爪付近の水平断面
図である。 第8図は上記と異なる従来例の杭打機を示し。 油圧チャック付近の部分破断図である。 5a・・・移動チャック爪、5b・・・固定チャック爪
、5 L I ・・・溝、6.6’、6’−・・シート
パイル、6 a −耐食コーティング、12・・当板、
13・・・固定チャック爪、13a・・・爪木体、13
b・・・当板、14・・・移動チャック爪、14a・・
・爪木体、14b・・・当板、14e・・・植込ボルト
、14d・・・ナツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、耐食コーティングを施した鋼製杭を、杭打機に備え
    られた複数個の鋼製チャック爪で挟みつけて地中に打ち
    込む工事方法において、 前記複数個の鋼製チャック爪の中の少なくとも1個と鋼
    製杭との間に、ゴム製若しくは合成樹脂製の部材を介し
    て挟みつけることを特徴とする、防食処理杭の打込工法
    。 2、杭を挟みつけるための複数個の鋼製チャック爪を有
    する杭打機において、上記複数個の鋼製チャック爪の中
    の少なくとも1個は、その挟み面にゴム製若しくは合成
    樹脂の当板を取り付けたことを特徴とする杭打機。
JP17563189A 1989-07-10 1989-07-10 防食処理杭の打込工法及び杭打機 Pending JPH0343519A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06240673A (ja) * 1993-02-18 1994-08-30 Giken Seisakusho Co Ltd 杭圧入引抜機のチャック機構
JP2010007439A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Chowa Kogyo Kk 杭打抜機用の把持装置
JP2017089327A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 調和工業株式会社 バイブロハンマの把持装置及び鋼管杭の施工方法
JP2017089112A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 調和工業株式会社 バイブロハンマの把持装置及び鋼管杭の施工方法
JP2021143519A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 日鉄建材株式会社 ステンレス鋼矢板の施工装置およびステンレス鋼矢板壁の施工方法
US11173751B2 (en) 2018-07-02 2021-11-16 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire

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