JPH0343382A - 流動性物質の貯蔵および輸送に用いる折り畳み式収容装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば液体、粉体および粒状物質などの流動
性物質を貯蔵および輸送するための折り畳み式収容装置
に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕流動性
物質を貯蔵および輸送するための折り畳み式収容装置は
、例えば本出願人等の英国特許第２、　１８９．　７７
３号により公知である．この折り畳み式収容装置は、流
動性物質が通常該折り畳み式収容装置の底部より僅かに
上方の位置で放出されるという事実のために、該収容装
置の最終利用者が最後の該流動性物質をも容易に取り出
すことができないようなものである可能性があった。

そこで、本発明の目的は上記の課題を排除もしくは軽減
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

従って、本発明は流動性物質の貯蔵および輸送するため
の折り畳み式収容装置を提供することであり、この折り
畳み式収容装置は、底部および側部を有し、かつ折り畳
み得るように可撓性材料で作られた外部バッグと、該外
部バッグの側部に取りつけられている剛性頂部部分と、
剛性基盤と、該折り畳み式収容装置を使用し、該流動性
物質を収容する際に該外部バッグの側部を束縛するため
の水平に伸びている束縛部材と、該外部バッグの側部近
傍に位置する細長い支持部材とを含み、該細長い支持部
材は、これらが該剛性頂部部分と該剛性基盤との間に伸
びていて、該剛性頂部部分を該剛性基盤に対して確実に
保持する第一の位置から、該外部バッグの側部が該束縛
部材間に折り畳むことにより畳み込める第二の位置まで
移動可能とされており、該外部バッグは該剛性基盤には
固定されておらず、該外部バッグはその底部上方に位置
する放出手段を持ち、かつ該折り畳み式収容装置は更に
上記放出手段に対向する該外部バッグの一部を持ち上げ
るための補助放出手段を含んでいて、該収容装置を用い
る際に該放出手段を該外部バッグの最下部にくるように
し、それによって該折り畳み式収容装置中に残される全
ての流動性物質を該放出手段を介して放出し得ることを
特徴とする。

〔作用及び効果〕

かくして、該補助放出手段の使用は該折り畳み式収容装
置中に残されているかもしれない流動性物質の最後の量
までも得る有利な方法を与える。

該剛性頂部部分は、該折り畳み式収容装置を有毒のある
いは危険な流動性物質に使用する場合には、密閉するこ
とができ、あるいは該剛性頂部部分は、この折り畳み式
容器を非毒性流動性物質に使用する場合には、開放する
ことができる。いずれの場合にも、この補助放出手段は
、容易に最後の量の該流動性物質までも取り出すことを
可能とすべく操作することができる。

この補助放出手段は、可撓性の細長い部材を含み、該部
材は該外部バッグの底部に接続でき、かつアンカー部材
を介して剛性頂部部分に進み、その際に該可撓性の細長
い部材を引っ張ることにより該アンカー部材を介して該
可撓性の細長い部材が滑動し、かつ該外部バッグの底部
が持ち上げられて、該折り畳み式収容装置中に残される
全ての流動性物質を放出するようになっていることが好
ましい。

該可撓性の細長い部材は目板（ｓ　ｔｒａｐ）であって
よい。他の型の可撓性の細長い部材、例えばコード等を
使用してもよい。

上記アンカー部材はループ部材であり得る。他のアンカ
ー部材用構造物を使用してもよい。

上記補助放出手段は歪−除去手段を含むことができ、該
部材は該束縛部材の最下部の一つに接続され、かつこれ
に該可撓性部材を接続することもできる。

該歪−除去手段はループ部材であり得る。他の歪−除去
手段用構造物を使用してもよい。

本発明の折り畳み式収容装置は該流動性物質を収容する
ためのライナーバッグを含むことが好ましい。しかしな
がら、この収容装置は、必要ならばこのライナーバッグ
なしに製造並びに販売してもよい。また、この場合、該
流動性物質を取り扱う会社はその独自のライナーバッグ
を取りつけることもできる。また、この流動性物質を直
接該外部バッグに入れることもできる。

該外部バッグに使用する放出手段の型は、通常ライナー
バッグを使用するか否かに依存して変化するであろう。

ライナーバッグを使用しない場合には、該放出手段は通
常開閉可能な開口を有する放出装置である。ライナーバ
ッグを使用する場合には、該放出手段は通常簡単な孔で
あり、これを貫通して該ライナーバッグに取りつけられ
た放出装置が突出している。このライナーバッグに取り
つけられた放出装置は、従って開閉可能な開口を有する
放出装置であることが好ましい。

本発明の折り畳み式収容装置の様々な他の部品は、本出
願人等の英国特許第２．１８９．７７３号に示されてい
るようなものである。即ち、例えば該外部バッグは直方
体形状または立方体形状を両底することが好ましく、か
つ該剛性基盤はパレット状であることが好ましい。

通常、本発明の折り畳み式収容装置は、該収容装置に該
流動性物質を導入することを可能とするアクセス開口を
該剛性頂部部分に有している。

該細長い支持部材はヒンジ手段の回りを運動できること
が好ましい。このヒンジ手段は該細長い支持部材を該剛
性基盤に固定するようなものであることが好ましい。

〔実施例〕

以下、本発明の態様を、添付図を参照しつつ例示の目的
でのみ記載する。

理解を容易にする目的で、第１図〜第３図は幾分単純化
した形で図示されており、かつ本発明の中心を威さない
折り畳み式収容装置の部品の詳細は省略されており、ま
たこれらは本出願人等の英国特許第２．１８９，７７３
号により一層詳細に示されている。

添付した第１図〜第３図には、流動性物質３を貯蔵並び
に輸送するための折り畳み式収容装置２が図示されてい
る。この折り畳み式収容装置２は外部バッグ４と、ライ
ナーバッグ６とを含む。このライナーバッグ６が流動性
物質を収容する。

この外部バッグ４は底部と、４つの側部１２とを有する
。この外部バッグ４は可撓性材料で作られていて、折り
畳むことができる。任意の適当な型の可撓性材料が使用
でき、その例としてはプラスチックおよび織物材料が含
まれる。ライナーバッグ６も可撓性材料で作られている
。ライナーバッグ６は、例えばポリエチレン等のプラス
チック材料製であることが好ましい。

この折り畳み式収容装置２は、更に剛性頂部部分１５と
、バレン）１６の形状を持つ剛性基盤とを含んでいる。

剛性頂部部分１５はアクセス開口（図示せず）を有し、
この開口は、ライナーバッグ６が折り畳み式収容装置２
内にあり、かつ折り畳み式収容装置２がその折り畳まれ
た位置にある場合に、該ライナーバッグに該流動性物質
を導入することを可能とする。このアクセス開口はヒン
ジで固定された蓋により閉じることができるが、このア
クセス開口は上記の剛性頂部部分１５の可動パネル部分
により閉じられることが好ましい。

折り畳み式収容装置２は、更に水平に伸びた束縛手段２
０をも含み、これは折り畳み式収容装置２を使用する際
に、外部バッグ４の側部１２を束縛する。

折り畳み式収容装置２は、更に外部バッグ４の側部１２
の外側に位置する４つの細長い支持部材２２をも含み、
これら４つの細長い支持部材２２のひとつが外部バッグ
４の側部１２により形成される各角部分２４に隣接する
ように、該側部の外側に配置されている。これらの細長
い支持部材２２は第１〜３図に示したような第一の位置
、即ちこれらが剛性頂部部分１５とパレット１６との間
に伸びて、パレット１６に対して剛性頂部部分１５をし
っかりと維持している位置から、外部バッグ４の側部１
２を折り畳むことを可能とする第二の位置（図示せず）
までを運動できるようになっている。

第１〜３図に示したように、外部バッグ４の側部１２は
立方体形状を画成するが、必要ならば直方体形状を画成
するものであってもよい。側部１２は任意の高さのもの
であってよく、従って外部バッグ４は任意の所定の寸法
のものであり得る。

明らかに、ライナーバッグ６は外部バッグ４の該寸法に
適した寸法を持つものである。ライナーバッグ６は、通
常外部バッグ４の該寸法よりも僅かに大きくなっていて
、ライナーバッグ６が常に外部バッグ４により支持され
ていることを保証している。

第１図から理解されるように、外部バッグ４の側部１２
はその下部末端で内側に湾曲していて、バレン）１６に
隣接する凸部２６を画成している。

第２図から理解されるように、外部バッグ４はパレット
１６に固定されていない。

リブ２０は細長いカバー（図示せず）内に位置し、該細
長いカバーは、例えばポリ塩化ビニル等のプラスチック
材料製で、しかも例えば溶接等により外部バッグ４の側
部１２に固定されている。

溶接以外にも、ステッチ溶接または他の締結手段も使用
できる。

各細長い支持手段２２は、第二の部分４４から分離でき
る第一の部分４２を含む、細長い支持手段２２の詳しい
構成は英国特許第２．１８９．７７３号に記載されてい
るようなものである。

ライナーバッグ６は放出ロア１を有し、これは外部バッ
グ４内の放出量ロア２を貫通して伸びている。放出ロア
１は放出バイブ１０４に接続されている。放出ロア１は
、本体部分における開口と、該開口を閉しるための閉鎖
部材とを有するバルブ形状にある。外部バッグ４内の放
出間ロア２は簡単な孔である。

ライナーバッグ６内の放出ロア１はライナーバッグ６の
底部上方に位置する。かくして、標準的にはライナーバ
ッグ６内の流動性物質の最後の量まで取り出すことは不
可能である。ライナーバッグ６内の流動性物質の最後の
量まで利用したい場合には、補助放出手段１０８を使用
することができる。

補助放出手段１０８の機能は、放出量ロア２に対向する
外部バッグ４の部分１１０を引き上げて、ライナーバッ
グ６内の放出ロア１がライナーバッグ６の最下部にくる
ようにすることにある。この手段により、第１図に示し
たように、ライナーバッグ６内に通常残されている流動
性物質３を、第２図に示されているように放出ロア１お
よび放出パイプ１０４を介して放出することができる。

補助放出手段１０８は、バックル部材１１６を備えた目
板１１４としての可撓性の細長い部材を含む。この目板
１１４は外部バッグ４の底部１０６に接続可能である。

目Ｆｉ１１４は底部１０６上でループ部材１１８に接続
されている。ループ部材１１８は、可撓性材料製もしく
は金属等の剛性材料製であり得る。

目板１１４は、また剛性頂部部分１５上のループ部材１
２０としてのアンカー部材を貫通している。こうして、
目板１１４を引っ張ることにより、目板１１４はループ
部材１２０を介して滑動し、かつ底部１０６を持ち上げ
て、ライナーバッグ６に残されている流動性物質３を放
出させる。かくして、目板１１４は外部バッグ４の一部
を持ち上げて、ライナーバッグ６の対応する部分を持ち
上げるのに有効である。

補助放出手段１０８は、更にループ部材１２２としての
歪−除去部材をも含む。このループ部材１２２は束縛手
段２０の最下部の一つに接続されている。

目板１１４はこのループ部材１２２を貫通している。こ
のループ部材１２２はループ部材１１８の歪を除くのに
役立つ。

補助放出手段１０８は、外部バッグ４′およびライナー
バッグ６の持ち上げられた部分を、該流動性物質の最後
の量が放出されるまで該持ち上げられた位置に保持でき
るようになっている。

添付図を参照して上記した本発明の態様は例示の目的で
のみ与えられるものであり、様々な変更が可能であるも
のと理解すべきである。即ち、例えば目板１１４の代わ
りにコードまたはケーブルを使用することもできる。使
用する目板１１４或いは他の細長い可撓性の部材は、通
常該折り畳み式収容装置２の他の部分から取り外すこと
ができる。

しかしながら、必要ならばこれは該折り畳み式収容装置
２の他の部分に固定することも可能である。

例示した補助放出手段の別の態様として、プーリー系ま
たはカウンターウェイトバランス系を使用することも可
能である。更に、ライナーバッグ６を省略してもよく、
この場合には、流動性物質３は直接核外部バッグ４に入
れることができる。この場合には、外部バッグ４はライ
ナーバッグ６に対して図示したものと類似の放出装置を
有する放出口を備えている。

【図面の簡単な説明】

第１図は通常の放出状態にある折り畳み式収容装置の側
面図；第２図は第１図に図示した、かつ補助放出手段を
使用した状態にある装置の側面図；第３図は第１図に図
示した、かつ補助放出手段の目板示威部分を持たない装
置の正面図。 ２・・・折り畳み式収容装置、　　３・−・流動性物質
、４・・・外部バッグ、　　　　　６・・・ライナーバ
ッグ、１２・・・バッグ側部、　　　　１５・・・剛性
頂部部分、１６・・・剛性基盤、　　　　　２０・・・
束縛手段、２２・・・細長い支持手段、 ２６・・・凸部、 ７２・・・放出開口、 １０６・・・底部、 １１４　・・・目板、 １２０・・・ループ部材、 ２４・・・角部、 ７１・・・放出口、 １０４・・・放出パイプ、 １０８・・・補助放出手段、 １０６・・・バックル部材、 １２２・・・ループ部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）流動性物質の貯蔵および輸送用折り畳み式収容装
   置であって、底部および側部を有し、かつ折り畳み得る
   ように可撓性材料で作られた外部バッグと、該外部バッ
   グの側部に取りつけられている剛性頂部部分と、剛性基
   盤と、該折り畳み式収容装置を使用し、該流動性物質を
   収容する際に該外部バッグの側部を束縛するための水平
   に伸びている束縛部材と、該外部バッグの側部近傍に位
   置する細長い支持部材とを含み、該細長い支持部材は、
   これらが該剛性頂部部分と該剛性基盤との間に伸びてい
   て、該剛性頂部部分を該剛性基盤に対して確実に保持す
   る第一の位置から、該外部バッグの側部が該束縛部材間
   に折り畳むことにより畳み込める第二の位置まで移動可
   能とされており、該外部バッグは該剛性基盤には固定さ
   れておらず、該外部バッグはその底部上方に位置する放
   出手段を持ち、かつ該折り畳み式収容装置は更に上記放
   出手段に対向する該外部バッグの一部を持ち上げるため
   の補助放出手段を含んでいて、該収容装置を用いる際に
   該放出手段を該外部バッグの最下部にくるようにし、そ
   れによって該折り畳み式収容装置中に残される全ての流
   動性物質を該放出手段を介して放出し得ることを特徴と
   する上記折り畳み式収容装置。 （２）該補助放出手段が、可撓性の細長い部材を含み、
   該部材は該外部バッグの底部に接続でき、かつアンカー
   部材を介して剛性頂部部分に進み、その際に該可撓性の
   細長い部材を引っ張ることにより該アンカー部材を介し
   て該可撓性の細長い部材が滑動し、かつ該外部バッグの
   底部が持ち上げられて該折り畳み式収容装置中に残され
   る全ての流動性物質を放出するようになっていることを
   特徴とする請求項１記載の折り畳み式収容装置。 （３）該可撓性の細長い部材が目板である請求項２記載
   の折た畳み式収容装置。 （４）該アンカー部材がループ部材である請求項２また
   は３記載の折り畳み式収容装置。（５）該補助放出手段
   が歪−除去手段を含み、該部材が該束縛部材の最下部の
   一つに接続され、かつこれに該可撓性部材を接続するこ
   ともできる請求項２〜４のいずれか１項に記載の折り畳
   み式収容装置。 （６）該歪−除去手段がループ部材である請求項５また
   は３記載の折り畳み式収容装置。（７）該流動性物質を
   収容するライナーバッグを含むことを特徴とする上記請
   求項のいずれか１項に記載の折り畳み式収容装置。 （８）該流動性物質の該折り畳み式収容装置への導入を
   可能とするためのアクセス開口を該剛性頂部部分に含む
   ことを特徴とする上記請求項のいずれか１項に記載の折
   り畳み式収容装置。 （９）該支持部がヒンジ手段の回りを運動できる上記請
   求項のいずれか１項に記載の折り畳み式収容装置。 （１０）該ヒンジ手段が該細長い支持部材を該剛性基盤
   に固定するものである請求項９記載の折た畳み式収容装
   置。