JP2598977Y2 - コンテナー内装着容器 - Google Patents

コンテナー内装着容器

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JP2598977Y2
JP2598977Y2 JP1993003459U JP345993U JP2598977Y2 JP 2598977 Y2 JP2598977 Y2 JP 2598977Y2 JP 1993003459 U JP1993003459 U JP 1993003459U JP 345993 U JP345993 U JP 345993U JP 2598977 Y2 JP2598977 Y2 JP 2598977Y2
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Inventor
貞夫 都築
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岡田紙工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、密閉凾形で後部に観音
開きの扉を有するコンテナーの内部に装着するための容
器、詳しくは、内容物の排出を容易にし、かつ、内容物
の残留をなくすようにしたコンテナー内装着容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流動性を有する粉粒体(以下、内容物と
いう)は、大口需要の場合、コンテナー容器により輸送
されるのが便利であり、このような形式の運搬物流が最
近増えつつある。内容物のコンテナー内袋への投入につ
いては、一般にホッパーよりパイプによるか、フィーダ
ーによりパイプ圧送され上部に設けられた投入口から投
入されることが多い。問題は、内容物を排出するに際
し、排出が容易で、かつ、残留がなく、作業が一人で出
来るか否かである。
【0003】内容物の排出は、通常は上部からバキュー
ムする方法、又は実開昭59−30892号公報に示さ
れるような、後部下部に設けられた排出口から、コンテ
ナー前部をリフトアップすることにより自然流出させる
方法が多い。
【0004】また、特表平1−501931号公報に
は、パネル等を使用してコンテナー内袋の左右の隅をふ
さぎ、中央部に内容物をガイドするようにした積荷コン
テナーが記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のバキューム方式
は、コンテナーの隅々までバキュームノズルを操作する
ことは容易ではなく、かつ、完全に最終残留物を吸い取
ることは困難である。一方、後部に排出口を設け、コン
テナー前部をリフトアップして自然流出により排出する
方法(実開昭59−30892号公報)は、かなり容易
に排出が可能であるが、最終的にコンテナーの後部左右
隅に残留した内容物は流出して来ない。
【0006】また、特表平1−501931号公報に記
載された積荷コンテナーにおいては、パネルの工作及び
セットに手間がかゝり、かつ、コンテナー内容積を減少
させる結果となっている。また、コンテナー水平状態と
前部をリフトアップ(約50°)した状態とでは、ガイ
ド板の角度が変化するため、逆に中央部に流出し難くな
り、ある程度の残量は止むを得ないという問題がある。
【0007】本考案は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、コンテナー内容器の後部下部を左右にわたって最終
的にほゞ全面開口し、扁平漏斗状のノズルによって内容
物を中央に誘導し、内容物の完全排出を図ることができ
るようにしたコンテナー内装着容器を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案のコンテナー内装着容器は、図面を参照し
て説明すれば、密閉凾形で後部に観音開きの扉10、1
2を有するコンテナー14の内部に装着する容器16で
あって、この容器16は、コンテナー14内寸とほぼ同
サイズの内袋18と、この内袋18の後面に装着する
重に重ねられた2枚の後部パネル20a、20bを備え
後部パネル20とからなり、この内袋18は、後部下
部に最終的にほぼ全面にわたって形成される扁平漏斗状
の排出部24と、この排出部24に連設された筒状ノズ
ル26を有し、後部上面に内容物投入ノズル兼排気ノズ
ル28を有しており、後部パネル20は、下部に最終的
にほぼ全面開口が可能な排出口30を形成する複数の排
出口蓋32を有しており、 2重に重ねられた2枚の後部
パネル20a、20bは、下部に夫々個別に機能する複
数個の排出口を有し、一方の後部パネルの排出口はそれ
らの蓋を下方に引き下げて排出口を形成するようになっ
ており、他方の後部パネルの排出口はそれらの蓋を上方
に引き上げて排出口を形成するようになっており、両方
の後部パネルの排出口の蓋を開けることにより最終的に
ほぼ全面が開口するようになっており、開口時以外には
内容物からの内圧に耐えられるように一方の後部パネル
の排出口の蓋と他方の後部パネルの排出口の蓋とを僅か
にずらせて設けていることを特徴としている。
【0009】内容物投入ノズル兼排気ノズル28を設け
る代わりに、内容物投入ノズルと排気ノズルとを個別に
設ける場合もある。そして、内袋18を、プラスチック
フィルム又は/及びアルミニウム箔を含む複合フィルム
で構成するのが望ましい
【0010】また、扁平漏斗状の排出部24及び筒状ノ
ズル26を、内袋18と後部パネル20との間に折り畳
んで収納するように構成するのが望ましい。さらに、
右の排出口を開口させることなくほぼ中央部の排出口か
ら筒状ノズル26を引き出して内容物のほぼ全量を排出
する1次排出を行うようにし、ほぼ中央部及び左右の排
出口から扁平漏斗状の排出部24を引き出して左右の後
方隅に残留した内容物を排出する2次排出を行うように
構成するのが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成部材の寸法、材質、形状、その相対配置などは、
とくに特定的な記載がない限りは、本考案の範囲をそれ
らのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に
すぎない。本実施例におけるコンテナー内装着用容器
は、容器の左右の隅に内容物が残留することはなく、か
つ、例えば15トンを超える内容物の圧力(内圧)に容
器の後部パネルが耐え、しかも、容器内の左右の内容物
を中央部の意図する位置に導くようにしたものである。
【0012】図1において、18は内袋で、この内袋1
8は、後部(図1における左側)下部に扁平漏斗状の排
出部24を有し、この排出部24に筒状ノズル26(チ
ューブ)が連設されている。また、内袋18の後部上面
には内容物投入ノズル兼排気ノズル28が設けられてい
る。
【0013】図2に示すように、内袋18の後面に外側
後部パネル20aと内側後部パネル20bとからなる後
部パネル20が設けられ、内袋18と後部パネル20と
でコンテナーの内部に装着する容器16を形成してい
る。図3及び図4において、14は密閉凾形のコンテナ
ーで、後部(図3及び図4における手前側)に観音開き
の扉10、12を有している。このコンテナー14内
に、前記の容器16が装着されるのである。
【0014】後部パネル20a、20bは、段ボールに
必要強度まで強度をもたせた素材からなり、コンテナー
後部のサイズより小さ目で、積載容量により高さを調整
されており、下端をコンテナー内側に直角に折った下部
フラップ21c及び左右に内側に折ったフラップ21
a、21bを持っている。
【0015】また、後部パネル20a、20bは左右下
部に強度を持たすための枠に相当する部分を左右にほゞ
均等に残して、外側後部パネル20aは、図6に示すよ
うに、その下部に夫々個別に機能する複数個(本実施例
では一例として4個)の排出口30a、30b、30
c、30dを有し、それらの蓋32a、32b、32
c、32dは図5に示すように、夫々下方に倒して排出
30を形成できるように折り目が入れられている。内
側後部パネル20bは、外側後部パネル20aと同様な
4個の排出口30′a、30′b、30′c、30′d
をほぼ同様な位置に有している。それらの蓋32′a、
32′b、32′c、32′dは夫々上方に引き上げて
排出口30を形成できるように折り目が入れられてい
る。また、図6に示すように、内側後部パネル20bの
排出口の縦、横のサイズを外側後部パネル20aに対し
て数10mmずらしている。これによって、後部パネル
20の下部全面開口が可能になり、かつ、例えば15T
ONの容量の内圧に充填・輸送・排出の各過程で耐えら
れるようになっている。
【0016】内袋18は、中空の袋又はチューブ状の袋
からなり、ポリエチレンフィルム、又はアルミニウム箔
を含む各種プラスチックの複合フィルムを素材として形
成され、前部及び後部は夫々同等の素材によって完全密
封状態の容器を形づくる。内袋18の後部は、後部パネ
ル20と接続するために準備された部分をもって、後部
パネル20と接着剤又は粘着剤により一体化され、内袋
下部は扁平漏斗状の排出部24とチューブ状の筒状ノズ
ル26とからなる排出ノズルを備え、内袋上部は投入と
排気を目的とするチューブ状の内容物投入ノズル兼排気
ノズル28を1〜2個備えている。内袋前部は上部左右
に夫々コンテナーに吊るための吊り手34を備え、内袋
前部全面及び底の一部に補強材29が設けられて補強さ
れている。
【0017】後部パネル20は、木又は金属からなる補
強部材36と、後部パネル20を貫通する紐(又はロー
プ)38で一体化され、補強部材36は、パネル横サイ
ズより左右プラス部分(突出部分)がコンテナー14の
左右の溝(図示せず)に嵌まり、パネルの内圧を支える
役割を果たすようになっている。この場合、補強部材3
6の強度のみに頼ることは補強部材36の強度及び数を
増すことにつながるので、左扉12の枠の強度を活用す
るため、補強部材36と扉枠との間の間隙を埋めるため
の当て木40を夫々補強部材36の相当個所(図面では
中央部よりやや左)に設け、内圧を左扉12の強度を利
用して支えるように構成されている。
【0018】後部パネル20の下部に設けられた4個の
開口部中、左側2個は1枚の補強板42と左扉枠との間
隙を埋めるための当て木44とにより、左扉12の開放
までの間、開口部を支える。右側の開口部には、ほぼ中
央の排出口30c、30′cと向かって右側(右端)の
開口部があるが、夫々補強板46により個別に補強され
ている。右側(右端)の開口部については、右側扉10
は排出のため開放されるので、独自に補強する必要があ
る。即ち、床に横木48を打ちつけ、その横木48と補
強部材36とパネル20の間に補強板50を差し込むこ
とにより、内容物の内圧を支える。
【0019】中央開口部には、斜傾した補強部材52を
図2の如く設け、この補強部材52の左端は左扉12の
枠により、右端は斜めにして補強部材36に紐(又はロ
ープ)54で固定して支える。排出ノズルは前述の如
く、扁平漏斗状の排出部24とチューブ状の筒状ノズル
26とからなるが、内容物投入前に排出口蓋の内側に畳
み込まれている。
【0020】上記のような構成により、後部パネル20
は内容物の内圧に耐えられる強度を保ち、かつ、下部全
面開口可能な部分は、夫々後部パネル20の蓋が縦、横
に寸法がずれ、かつ、後部パネル20の蓋の開く方向が
上下で異なることにより、また、補強板により、充填作
業時、輸送時、排出作業時の内圧に充分耐えることが出
来る。
【0021】また、内容物の排出作業は、1次排出と2
次排出とに分けられ、1次排出は、ノズルのチューブ状
の部分のみを中央排出口から引き出し、移送手段の機器
とジョイントし、コンテナー前部をリフトアップしなが
ら行う。内容物の残留分を残して排出が完了した時点
で、左側扉12を開いて排出口の蓋を開き、ノズルの扁
平漏斗状部分を引き出すと、残留している内容物は流出
して、完全な排出効果が得られることになる。
【0022】内袋18の装着に際しては、コンテナー内
面の突起等により内袋18にピンホール等が発生するの
を防ぐ目的で、床面、左右側壁及び前方壁の三方に厚材
又は段ボールをセットする。内袋18及び段ボールはコ
ンテナー前部をリフトアップした際でも、ずり落ちない
程度にテープその他により相互に床に固定する。内容物
の充填は、内袋後部上面に設けられているノズル28を
使用して行われる。この際、空気等により圧送の場合は
空気を逃がす必要があるので、ノズル28の径を大にし
て空気の排出を図るか、又は別途、空気の排出ノズルを
取りつける場合がある。
【0023】前述のように、排出は1次排出及び2次排
出の2段階とし、1次排出により内容物の殆んどを排出
する。2次排出は排出残留分の排出を目的としている。
即ち、1次排出は後部パネル20に設けた排出口の補強
板46を除去し外側後部パネル20aの排出口の蓋を下
に、内側後部パネル20bの排出口の蓋を上に引いて、
紐(又はロープ)で補強部材36に固定し、ノズルのチ
ューブ部分、すなわち筒状ノズル26を図3に示すよう
に引き出す。
【0024】ノズルのチューブ部分の先端は、防湿、異
物混合防止のために、熱封緘されている。チューブの中
央は排出量調整用ロープ56(又は紐)で締められてお
り、このまゝでは内容物は流出出来ない状態である。こ
のチューブの先端を受入側の機器57と接続し、チュー
ブの固定用ロープ58(又は紐)が通常2〜3本セット
されている。これらのロープを補強部材36に夫々長さ
を調節して、排出時の内容物の重量にチューブが耐えら
れるよう、又スムーズな流出が得られるようセットす
る。中央の流出用ロープ56を序々に緩め、希望の流出
量が得られた時点で結び、流量を固定する。ノズルのチ
ューブ部を引き出した際、排出口のサイズに規制され
て、本扁平漏斗状の排出部24は外に引き出されること
はない。
【0025】1次排出が完了した時点では、左右の後方
隅に残留した内容物のみが問題となる。そこで、2次排
出作業に入る。一旦、中央部の流量調整ロープ56を締
め、流出を停止する。次いで、コンテナーをほゞ水平に
近い位置まで戻し、図4に示すように、左側扉12を開
き固定する。次いで、左右補強板を除去し、開口部の蓋
を夫々上下に開き、上部の蓋は予め取り付けられている
紐(又はロープ)により補強部材に固定される。
【0026】筒状ノズル26を引張って扁平漏斗状の排
出部24を開口部から引き出す。ノズル全長がこれによ
り長くなるので、ノズル先端の受入機器側の余分な部分
を切って長さを調節し、再びジョイントする。コンテナ
ー前部を再びリフトアップし、中央調節ロープ56を緩
めれば、残留内容物は流出し排出が完了する。ついで、
容器16はパネル、補強部材、補強板、内袋補強クロ
ス、下敷き段ボールに夫々分離解体されて、内袋18は
除去される。
【0027】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 内容物をコンテナ内袋内に殆んど残留すること
なく容易に排出することができる。このため、内容積を
減少させることなく効率よく投入及び排出を行なうこと
ができる。 (2) 構成及び操作が簡単であるので、排出作業を一
人で実施することができる。(3) 2重に重ねられた2枚の後部パネルの排出口の
蓋を開けることにより、最終的に後部パネルの下部全面
を開口させることができる。また、両方の後部パネルの
排出口の蓋を僅かにずらせて設けているので、充填・輸
送・排出の各過程において、内容物からの内圧に耐える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコンテナー内装着容器の主要部である
内袋の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す内袋に後部パネルを組み合わせて構
成した本考案のコンテナー内袋着容器の一実施例を示す
斜視図である。
【図3】本考案の容器をコンテナー内に装着し、1次排
出を行っている状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の容器をコンテナー内に装着し、2次排
出を行っている状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の容器において、後部パネルの排出口蓋
の開閉状態を示す説明図である。
【図6】本考案の容器において、後部パネルの排出口の
ずれの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 右扉 12 左扉 14 コンテナー 16 容器 18 内袋 20 後部パネル 20a 外側後部パネル 20b 内側後部パネル 21 フラップ 21a 左フラップ 21b 右フラップ 21c 下部フラップ 24 扁平漏斗状の排出部 26 筒状ノズル(チューブ) 28 内容物投入ノズル兼排気ノズル 29 補強材 30 排出口 30a 排出口 30b 排出口 30c 排出口 30d 排出口 30′a 排出口 30′b 排出口 30′c 排出口 30′d 排出口 32 排出口蓋 32a 排出口蓋 32b 排出口蓋 32c 排出口蓋 32d 排出口蓋 32′a 排出口蓋 32′b 排出口蓋 32′c 排出口蓋 32′d 排出口蓋 34 吊り手 36 補強部材 38 紐(又はロープ) 40 当て木 42 補強板 44 当て木 46 補強板 48 横木 50 補強板 52 補強部材 54 紐(又はロープ) 56 排出量調整用ロープ(又は紐) 57 受入機器 58 ノズル固定用ロープ(又は紐)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 88/22 B65D 88/12

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉凾形で後部に観音開きの扉(1
    0)、(12)を有するコンテナー(14)の内部に装
    着する容器(16)であって、 この容器(16)は、コンテナー(14)内寸とほぼ同
    サイズの内袋(18)と、この内袋(18)の後面に装
    着する2重に重ねられた2枚の後部パネル(20a)、
    (20b)を備えた後部パネル(20)とからなり、 この内袋(18)は、後部下部に最終的にほぼ全面にわ
    たって形成される扁平漏斗状の排出部(24)と、この
    排出部(24)に連設された筒状ノズル(26)を有
    し、後部上面に内容物投入ノズル兼排気ノズル(28)
    を有しており、 後部パネル(20)は、下部に最終的にほぼ全面開口が
    可能な排出口(30)を形成する複数の排出口蓋(3
    2)を有しており、 2重に重ねられた2枚の後部パネル(20a)、(20
    b)は、下部に夫々個別に機能する複数個の排出口を有
    し、一方の後部パネルの排出口はそれらの蓋を下方に引
    き下げて排出口を形成するようになっており、他方の後
    部パネルの排出口はそれらの蓋を上方に引き上げて排出
    口を形成するようになっており、両方の後部パネルの排
    出口の蓋を開けることにより最終的にほぼ全面が開口す
    るようになっており、開口時以外には内容物からの内圧
    に耐えられるように一方の後部パネルの排出口の蓋と他
    方の後部パネルの排出口の蓋とを僅かにずらせて設けて
    いることを特徴とするコンテナー内装着容器。
  2. 【請求項2】 内容物投入ノズル兼排気ノズル(28)
    を設ける代わりに、内容物投入ノズルと排気ノズルとを
    個別に設けたことを特徴とする請求項1記載のコンテナ
    ー内装着容器。
  3. 【請求項3】 内袋(18)が、プラスチックフィルム
    又は/及びアルミニウム箔を含む複合フィルムからなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンテナー内装
    着容器
  4. 【請求項4】 扁平漏斗状の排出部(24)及び筒状ノ
    ズル(26)を、内袋(18)と後部パネル(20)と
    の間に折り畳んで収納するようにしたことを特徴とする
    請求項1、2又は3記載のコンテナー内装着容器。
  5. 【請求項5】 左右の排出口を開口させることなくほぼ
    中央部の排出口から筒状ノズル(26)を引き出して内
    容物のほぼ全量を排出する1次排出を行うようにし、ほ
    ぼ中央部及び左右の排出口から扁平漏斗状の排出部(2
    4)を引き出して左右の後方隅に残留した内容物を排出
    する2次排出を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載のコンテナー内装着容器。
JP1993003459U 1993-01-13 1993-01-13 コンテナー内装着容器 Expired - Lifetime JP2598977Y2 (ja)

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