JPH0343222Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343222Y2 JPH0343222Y2 JP7809587U JP7809587U JPH0343222Y2 JP H0343222 Y2 JPH0343222 Y2 JP H0343222Y2 JP 7809587 U JP7809587 U JP 7809587U JP 7809587 U JP7809587 U JP 7809587U JP H0343222 Y2 JPH0343222 Y2 JP H0343222Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core metal
- lining
- brick
- cylindrical core
- refractory
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は溶融金属処理用RH装置の浸漬管の構
造に関する。
造に関する。
従来の技術
この種の従来技術では、１円筒状の芯金の最下
部近くに取付けた煉瓦受金物、２内周の不定形耐
火物の最下部近くをコーン状に絞つたライニング
構造で、煉瓦を支持する方法が知られている。更
に詳述すれば、第３図に示す如く、煉瓦４を、受
け金物６あるいは芯金２の内面を覆つている不安
形耐火物３の下部近くをコーン状に絞つたライニ
ング構造で支えるようにしている。受け金物６を
用いた場合は、操業中前記金物６が膨張して煉瓦
４を押し上げ、該煉瓦４が割れて脱落する事故が
多い。
部近くに取付けた煉瓦受金物、２内周の不定形耐
火物の最下部近くをコーン状に絞つたライニング
構造で、煉瓦を支持する方法が知られている。更
に詳述すれば、第３図に示す如く、煉瓦４を、受
け金物６あるいは芯金２の内面を覆つている不安
形耐火物３の下部近くをコーン状に絞つたライニ
ング構造で支えるようにしている。受け金物６を
用いた場合は、操業中前記金物６が膨張して煉瓦
４を押し上げ、該煉瓦４が割れて脱落する事故が
多い。
また、不安形耐火物３の下部近くをコーン状に
絞つたライニング構造を採用すると、前記コーン
状に絞つたライニング部分は、溶融金属中へ浸漬
したり、引き出したりの繰り返しにより、その都
度温度が急激に変化するため、コーン部の不安形
耐火物３が割れて脱落することになる。コーン部
の不安形耐火物３が脱落すらば、煉瓦４を支える
ものがなくなり、その結果煉瓦４も脱落する危険
がある。
絞つたライニング構造を採用すると、前記コーン
状に絞つたライニング部分は、溶融金属中へ浸漬
したり、引き出したりの繰り返しにより、その都
度温度が急激に変化するため、コーン部の不安形
耐火物３が割れて脱落することになる。コーン部
の不安形耐火物３が脱落すらば、煉瓦４を支える
ものがなくなり、その結果煉瓦４も脱落する危険
がある。
第３図では、煉瓦受け金物６および不定形耐火
物３の下部近くをコーン状に絞つた構造の両方を
採用しているが、この場合でも、コーン状の不定
形耐火物３がスポーリングの繰り返しにより、割
れて脱落すれば、受け金物附近で煉瓦４が割れる
と、簡単に脱落する。
物３の下部近くをコーン状に絞つた構造の両方を
採用しているが、この場合でも、コーン状の不定
形耐火物３がスポーリングの繰り返しにより、割
れて脱落すれば、受け金物附近で煉瓦４が割れる
と、簡単に脱落する。
考案が解決しようとする問題点
前述の如き従来方式の欠陥である、受金物ある
いはスタツドと接触する部分のライニングの割れ
に起因する脱落を惹起しやすく、前記ライニング
の割れを防止し、延命できるライニング構造が求
められている。
いはスタツドと接触する部分のライニングの割れ
に起因する脱落を惹起しやすく、前記ライニング
の割れを防止し、延命できるライニング構造が求
められている。
問題点を解決するための手段
前述の如き従技術の問題点を解決するため、本
考案者等は種々検討、実験の結果本考案の開発に
成功したものであり、本考案の技術的構成は前記
実用新案登録請求の範囲に明記したとおりである
が、本考案の具体例を示す添付図面に基いて詳細
に説明する。
考案者等は種々検討、実験の結果本考案の開発に
成功したものであり、本考案の技術的構成は前記
実用新案登録請求の範囲に明記したとおりである
が、本考案の具体例を示す添付図面に基いて詳細
に説明する。
第１図及び第２図は本考案の一例を示す縦断面
図及び部分縦断面図である。図面において、２は
円筒状芯金であり、該芯金２の内、外周面の少な
くとも一方に芯金の熱変形防止及び不定形耐火物
の落下防止を目的とする補強用鋼材７を固着し、
また従来の如くスタツド８、例えばＹスタツド８
を適当数設けてもよい。４は内張り煉瓦であり、
前記芯金２に対向する面に多数の凹凸９が設けて
あり、図示の如く前記芯金２の内方に所定の間隔
をおいて同心状に配設してある。３は不定形耐火
物であり、前記芯金２を埋め込んだ状態となる如
く該芯金２の外周及び内張り煉瓦との間隙に充
填、施工してある。
図及び部分縦断面図である。図面において、２は
円筒状芯金であり、該芯金２の内、外周面の少な
くとも一方に芯金の熱変形防止及び不定形耐火物
の落下防止を目的とする補強用鋼材７を固着し、
また従来の如くスタツド８、例えばＹスタツド８
を適当数設けてもよい。４は内張り煉瓦であり、
前記芯金２に対向する面に多数の凹凸９が設けて
あり、図示の如く前記芯金２の内方に所定の間隔
をおいて同心状に配設してある。３は不定形耐火
物であり、前記芯金２を埋め込んだ状態となる如
く該芯金２の外周及び内張り煉瓦との間隙に充
填、施工してある。
前記の如き各部材の配置関係とするため、本考
案浸漬管１の施工手段は、定盤の上に、円筒状芯
金をフランジを下にした状態で、セツトした後、
前記芯金の内側に、間〓が一定となるように、煉
瓦積を行い完了したら、型枠をセツトして、間〓
部へ不定形耐火物を流込み、続いて、養生→脱枠
→乾燥を行なうものである。
案浸漬管１の施工手段は、定盤の上に、円筒状芯
金をフランジを下にした状態で、セツトした後、
前記芯金の内側に、間〓が一定となるように、煉
瓦積を行い完了したら、型枠をセツトして、間〓
部へ不定形耐火物を流込み、続いて、養生→脱枠
→乾燥を行なうものである。
また、前記円筒状芯金２に第２図に示す如く多
数の穿孔部１０を設けて、該芯金の内外面を覆つ
た不定形耐火物３を一体化させることにより一層
強化される。
数の穿孔部１０を設けて、該芯金の内外面を覆つ
た不定形耐火物３を一体化させることにより一層
強化される。
実施例
用途：RH浸漬管（外径1050〓／内径500〓×高さ
750mm） 寿命：194回（従来103回） 考案の効果 １ 芯金内面の不定形耐火物内面全面に、凹凸を
設けたため、煉瓦の割れによる脱落がほとんど
見られず、大幅な延命が実現できた。
750mm） 寿命：194回（従来103回） 考案の効果 １ 芯金内面の不定形耐火物内面全面に、凹凸を
設けたため、煉瓦の割れによる脱落がほとんど
見られず、大幅な延命が実現できた。
２ 芯金下部に、細孔を穿孔したため、芯金内外
面の不定形耐火物が一体化し、ライニング構造
が強化さらた。
面の不定形耐火物が一体化し、ライニング構造
が強化さらた。
３ 不定形耐火物内周面に、凹凸を設けているた
め、最下段の煉瓦が脱落しても、上中段の煉瓦
がずれ落ちることがなくなつた。
め、最下段の煉瓦が脱落しても、上中段の煉瓦
がずれ落ちることがなくなつた。
第１図及び、第２図は本考案の一例を示す縦断
面図及び部分縦断面図、第３図は従来方式の縦断
面図であり、図中：１……浸漬管，２……円筒状
芯金，３……不定形耐火物，４……煉瓦，５……
フランジ，６……煉瓦受け金物，７……丸棒
（鋼），８……Ｙスタツド，９……凹凸，１０……
細孔。
面図及び部分縦断面図、第３図は従来方式の縦断
面図であり、図中：１……浸漬管，２……円筒状
芯金，３……不定形耐火物，４……煉瓦，５……
フランジ，６……煉瓦受け金物，７……丸棒
（鋼），８……Ｙスタツド，９……凹凸，１０……
細孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒状芯金２内方に所定の間隙をおいて、前
記芯金２に対向する面に多数の凹凸９を設けた
内張り煉瓦４を同心状に配設し、前記円筒状芯
金２に多数の穿孔部１０を設けかつ該芯金２を
埋め込んで不定形耐火物３を施工したことを特
徴とする溶融金属処理用RH装置浸漬管構造。 (2) 前記円筒状芯金２内、外周面の少なくとも一
方に補強用鋼材を固着した実用新案登録請求の
範囲第１項記載の溶融金属処理用RH装置浸漬
管構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7809587U JPH0343222Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7809587U JPH0343222Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63186757U JPS63186757U (ja) | 1988-11-30 |
| JPH0343222Y2 true JPH0343222Y2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=30926721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7809587U Expired JPH0343222Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0343222Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5987620B2 (ja) * | 2012-10-04 | 2016-09-07 | 新日鐵住金株式会社 | 浸漬部材 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP7809587U patent/JPH0343222Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63186757U (ja) | 1988-11-30 |
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