JPH0343147Y2 - - Google Patents

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JPH0343147Y2
JPH0343147Y2 JP13768785U JP13768785U JPH0343147Y2 JP H0343147 Y2 JPH0343147 Y2 JP H0343147Y2 JP 13768785 U JP13768785 U JP 13768785U JP 13768785 U JP13768785 U JP 13768785U JP H0343147 Y2 JPH0343147 Y2 JP H0343147Y2
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door
locking
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mesh
box
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JP13768785U
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Pallets (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、書籍、書類等の運搬に使用される施
錠式ボツクスパレツトの改良に関する。
「従来技術およびその問題点」 従来から使用されている施錠式ボツクスパレツ
トは、例えば第7図に示すように、木製平パレツ
ト1上に固定金具2を介して四隅を支柱3により
支持された箱体4が固定されてなつている。この
箱体4は、網蓋5と網扉6が取り外し可能に錠前
7により固定されたものである。具体的には、網
蓋5が案内溝8に嵌め込まれており、また、網扉
6は、対向する支柱3,3の内側に網扉6の厚み
分の間隔を開けて複数箇所に取り付けられたフツ
ク9,9により保持されており、網蓋5の前端下
に網扉6の上端を突き合わせて、錠前7で両者を
固定していた。この固定法により、運搬中の網蓋
6の飛び上がりを、網蓋5でおさえるようにして
いる。そして、網蓋5の取り外しは、案内溝8に
沿つてこれを手前に引き出すことによつて行な
い、また、網扉6の取り外しは、これを上方に持
ち上げてフツク9,9の係止を解いた後、手前に
引き出すようにして行なつている。
上記のような構造によると、網蓋5と網扉6の
固定を1つの錠前7によつて行なうことができる
という利点がある。
しかし、網蓋5と網扉6とを格別に取り外した
い場合、網蓋5だけを取り外すことは容易であつ
ても、網扉6は引き出し式の網蓋5によつて上か
らおさえられているので、網蓋5を外した後でな
ければ網扉6の取り外しはできなくなつている。
また、網扉6の支持をフツク9,9だけで行なつ
ているので、運搬中の振動で網扉6がフツク9,
9から外れてしまう欠点がある。また、網蓋5と
網扉6との固定を、両者の突き合わせ部に錠前7
を施錠して行なうので、錠前7が箱体4の前面に
突出することとなり、これが運搬中の接触によ
り、破損し易くなつている。
「考案の目的」 本考案は、上記の実状に鑑みてなされたもので
あり、蓋部と扉部のいずれからでも自在かつ簡単
に取り外すことができ、蓋部と扉部との固定を堅
固にして運搬中の振動による外れを防ぎ、両者の
施錠部分の損傷が生じない施錠式ボツクスパレツ
トを提供することを目的とする。
「考案の概要」 上記の目的を達成するため、本考案の施錠式ボ
ツクスパレツトでは、底板、左右の側壁および後
壁からなる箱体と、この箱体の上方開口を塞ぎ後
端が箱体の上端に係脱可能に保持される蓋体およ
び箱体の前方開口を塞ぎ下端が箱体底部側に嵌脱
可能に保持される扉部により構成され、扉部に
は、その上部両側に該扉部を箱体側に対して係脱
させる係脱部材を設け、蓋体と扉部には、その前
端と上端にそれぞれ上下方向回動自在の施錠板と
これを受ける施錠リングからなる施錠装置を設
け、この施錠装置の施錠と解錠で蓋体と扉部との
連結と分離を行ない、分離時には蓋体と扉部の双
方または一方を取り外し可能としたものである。
「考案の実施例」 以下に、本考案の一実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
11は箱体の底部を構成するパレツト枠であ
り、このパレツト枠11上には底板12が張られ
ている。パレツト枠11の四隅にはパレツト枠1
1下に脚部13を伸張させた支柱14が取り付け
られ、この脚部13を利用してフオーク挿入口1
5が一体的に形成されている。各支柱14,14
間の三面には、金網枠16に金網17の張られた
網側18が固定して取り付けられている。この網
側18が、箱体の側壁を構成している。第1図で
は、これら網側の18のうちの一面だけが示され
ている。また、支柱14と網側18を補強するた
め、網側18上には支柱14上端間を連結してボ
ツクス枠19が取り付けられている。
20は、上記網側18の三面によつて形成され
た上部開口を閉塞する網蓋であり、蓋枠21に金
網22を取り付けてなつている。このような網蓋
20は、上記支柱14および網側18に対して取
り外し可能に固定されるようになつている。すな
わち、網蓋20は、これを構成する蓋枠21外縁
の下方に向けて形成された突起縁21aにより、
ボツクス枠19に嵌め合わされるとともに、その
後端が第2図に示すように、突起縁21aに固着
されたL型係止金具23によりボツクス枠19下
面に係止されるようになつており、また、網蓋2
0の前端が施錠装置24によつてロツクされるよ
うになつている。なお、網蓋20の四隅には補強
板25を介して山形のズレ止め26が形成されて
おり、網蓋20上に積み重ねられる上記構成の箱
体の荷ずれを防止するようになつている。そのた
め、支柱14の下端面には、図示を省略するが、
ズレ止め25に対応した山形凹部が形成されてい
る。
また、27は、対向する網側18の二面と脚部
13および網蓋20によつて形成された前部開口
を閉塞する網扉であり、L字状の扉枠28に金網
29を取り付けてなつている。この網扉27も前
部の支柱14間で取り外し可能に固定されるよう
になつている。すなわち、網扉27の下端の扉枠
28が、第3図に示すように、支柱14間で底板
12上に取り付けられたU字状の扉受け30に嵌
入固定されるとともに、網扉27の上端が後述の
かんぬき棒36により支柱14側でロツクされる
ようになつている。
施錠装置24は、上記のような網蓋20の前端
と網扉27の上端を一体的にロツクできる構成と
なつている。すなわち、第4図に示すように、段
状に後方へ折り曲げられた施錠板31が、前端の
蓋枠21に蝶番32を介して前方方向回動自在に
連結されている。この場合、その段部31aは上
端の扉枠28下に所定間隔Wを保つて位置させて
ある。この間隔Wは、網扉27を上方へ持ち上げ
たとき、下端の扉枠28が扉受け30から外れる
のに必要な移動量であり、少なくとも扉受け30
の高さh以上は必要である。施錠板31の中央部
にはリング孔33が形成され、扉枠28側から前
方に突出形成された施錠リング34がこのリング
孔33を挿通するようになつている。施錠リング
34には錠前35が掛けられ、網蓋20と網扉2
7が一体的にロツクされることとなる。この場
合、錠前35は、施錠板31の段部31a下で前
端の蓋枠21の先端面よりも内側に位置すること
となる。錠前35を上記のように位置させること
で、接触、衝突等による破損を防ぐことができ
る。また、網扉27を支柱14間で堅固に固定す
るため、上端の扉枠28両側部には、一対のかん
ぬき棒36が配設されている。かんぬき棒36
は、側端の扉枠28を挿通して支柱14に形成さ
れた係止孔37と係合するようになつており、レ
バー部34aを持つて矢印で示す横方向に移動さ
せることによつて支柱14との係脱を行なうこと
ができる。なお、38は上記のように固定された
網扉27をさらに固定するための固定金具であ
る。
以下に、本考案における網蓋20および網扉2
7の取り外し、取り付け固定の手順を説明する。
まず、網蓋20と網扉27の一体的施錠を解く
には、錠前35を解錠して施錠リング34から外
した上で、施錠板31を蝶番32まわりに矢印方
向に上方回動させればよい。これにより、網蓋2
0と網扉27の連結が解かれ、網蓋20が取り外
せる状態となる。網蓋20だけを取り外したいと
きは、網蓋20前端を僅かに持ち上げながら、網
蓋20を後方に移動させれば、L型係止金具23
によるボツクス枠19の係止が解かれ、網蓋20
は容易に取り外すことができる。また、網扉27
だけを取り外したいときは、上記施錠板31を回
動させた後、かんぬき棒36を係止孔37から引
き抜けば、支柱14による網扉27上端の固定が
解かれる。この状態で、網扉27を上方に持ち上
げ、下端の扉枠28を扉受け30から離脱させれ
ば、網扉27を容易に取り外すことができる。な
お、網蓋20および網扉27の双方を取り外すに
は、上記作業のいずれか一方を先に行なえばよ
い。
また、網蓋20および網扉27の固定は、網蓋
20後端のL型係止金具23をボツクス枠19に
嵌め合わせて網蓋20を手前に引き、網扉27下
端の扉枠28を扉受け30に嵌め入れた上でかん
ぬき棒36を移動して係止孔37と係合される。
この状態で網扉27が支柱14間で完全に固定さ
れることとなる。次に、施錠板31を下方回動さ
せ、施錠リング34がリング孔33を挿通したと
ころで、施錠リング34に錠前35を施錠すれ
ば、網蓋20は網扉27とL型係止金具23によ
り固定させる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、蓋部と
扉部を連結固定している施錠装置を解錠すること
により、蓋部と扉部の双方をいずれからでも自在
かつ簡単に取り外すことができる。また、蓋部の
固定をその後端の係止金具と施錠装置とにより行
ない、扉部の固定をその下端で箱体底部側の扉受
けで行なうとともに、上端ではかんぬき棒を支柱
側に係合することにより行なつているので堅固に
固定でき、運搬中の振動による蓋部と扉部の外れ
を防止することができる。さらに、上記の施錠装
置を蓋部前端下に扉面から引込めて配設したの
で、他の箱体との接触、衝突が避けられ、錠前の
損傷を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による施錠式ボツクスパレツト
の全体斜視図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図のA部拡大破断図、第4図は
第1図の施錠装置部分の拡大斜視断面図、第5図
は第4図のB矢視図、第6図は第1−線断面
図、第7図は従来の施錠式ボツクスパレツトの斜
視図である。 14……支柱、18……網側、19……ボツク
ス枠、20……網蓋、21……蓋枠、23……L
型係止金具、24……施錠装置、27……網扉、
28……扉枠、30……扉受け、31……施錠
板、32……蝶番、33……リング孔、34……
施錠リング、35……錠前、36……かんぬき
棒、37……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板、左右の側壁および後壁からなる箱体と、
    この箱体の上方開口を塞ぎ後端が箱体の上端に係
    脱可能に保持される蓋体および箱体の前方開口を
    塞ぎ下端が箱体底部側に嵌脱可能に保持される扉
    部により構成され、扉部には、その上部両側に該
    扉部を箱体側に対して係脱させる係脱部材を設
    け、蓋体と扉部には、その前端と上端にそれぞれ
    上下方向回動自在の施錠板とこれを受ける施錠リ
    ングからなる施錠装置を設け、この施錠装置の施
    錠と解錠で蓋体と扉部との連結と分離を行ない、
    分離時には蓋体と扉部の双方または一方を取り外
    し可能としたことを特徴とする施錠式ボツクスパ
    レツト。
JP13768785U 1985-09-09 1985-09-09 Expired JPH0343147Y2 (ja)

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JP13768785U JPH0343147Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JP13768785U JPH0343147Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JPS6245224U JPS6245224U (ja) 1987-03-19
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