JP5952483B1 - 放射性廃棄物保管用コンテナおよび該コンテナの操作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテナ本体と上蓋との施錠・解錠を容易に行えるようにした放射性廃棄物保管用コンテナを提供する。【解決手段】コンテナ10の上蓋14はコンテナ本体12にヒンジ結合されている。コンテナ本体12の前面上部にはスライダ20が水平方向にスライド自在に取り付けられている。スライダ20には閂32が取り付けられている。スライダ20の両端部には押し板28,30が取り付けられている。上蓋14の前辺14cには蓋ロックプレート34bが取り付けられている。蓋ロックプレート34bには閂穴34cが形成されている。機械を用いて上蓋14を閉じ、機械を用いてまたは手動操作で押し板28を左側から押してスライダ20を右方向にスライドさせることにより、閂32が閂穴34cに差し込まれて、コンテナ本体12と上蓋14とは施錠される。押し板30を右側から押すとコンテナ本体12と上蓋14とは解錠される。【選択図】図1

Description

この発明は、放射性廃棄物保管用の上蓋付きコンテナに関し、コンテナ本体と上蓋との施錠・解錠を容易に行えるようにしたものである。また、この発明は機械を用いて該コンテナの施錠・解錠を行う操作方法に関する。
放射性廃棄物保管用の上蓋付きコンテナとして、例えば下記特許文献1に記載されたものがある。このコンテナは、放射性廃棄物を充填した複数本のドラム缶をコンテナ本体に収容し、コンテナ本体の開口部に上蓋を被せ、コンテナ本体と上蓋との突き合わせ部の周囲を4本のL字型クランプで包囲し、隣り合うクランプの端部どうしをボルト・ナットで締結してコンテナ本体と上蓋とを施錠するようにしたものである。これによれば、コンテナ本体と上蓋とを施錠することにより、コンテナの運搬中に上蓋ががたついたり外れたりするのを防止できる。
特開2005−315803号公報
特許文献1に記載のL字型クランプとボルト・ナットによる施錠構造によれば、施錠・解錠操作を容易に行うことができなかった。
この発明は、前記従来技術の問題点を解決して、コンテナ本体と上蓋との施錠・解錠を容易に行えるようにした放射性廃棄物保管用コンテナを提供するものである。また、この発明は機械を用いて該コンテナの施錠・解錠を行う操作方法を提供するものである。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナは、コンテナ本体、上蓋、スライダ、鈎部、鈎掛け部を有し、前記コンテナ本体の収容空間は上方に開口した投入口を有し、前記上蓋は一辺が前記コンテナ本体にヒンジ結合されて前記投入口を開閉し、前記スライダは前記ヒンジ結合された辺の対向辺側において、前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの一方側に取り付けられ、前記スライダは前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記一方側に対して、水平方向にスライド軸を配して所定範囲でスライド自在に配され、前記スライダは、前記スライド軸に沿った方向の外力を受けて該スライダを該スライド軸の方向にスライドさせる外力受け部を有し、前記スライダには前記鈎部および前記鈎掛け部のうちの一方が設けられ、前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記スライダが取り付けられていない他方側に前記鈎部および前記鈎掛け部のうちの他方が設けられ、前記鈎部は、前記上蓋が閉じた位置で、前記スライダが一方向にスライドしたときに前記鈎掛け部に係合して前記上蓋を施錠し、前記スライダが逆方向にスライドしたときに前記鈎掛け部に対する該係合が解除されて前記上蓋を解錠する、そのように構成された放射性廃棄物保管用コンテナである。これによれば、機械操作あるいは作業者の手動操作で外力受け部に外力を与えて、スライダをスライドさせて、鈎部を鈎掛け部に係合させ、また該係合を解除することで、コンテナ本体と上蓋との施錠・解錠を容易に行うことができる。スライダはコンテナ本体側、上蓋側のどちらに取り付けることもできるが、コンテナ本体側に取り付ければ、上蓋側の重量を軽量化することができる。前記鈎部は例えば、固定端と自由端を有し、前記鈎部は、前記上蓋が閉じた位置で、前記スライダが一方向にスライドしたときに前記自由端側から前記鈎掛け部に係合して前記上蓋を施錠し、前記スライダが逆方向にスライドしたときに前記鈎掛け部に対する該係合が解除されて前記上蓋を解錠するように構成することができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナは、前記鈎部が閂で構成され、前記鈎掛け部が、前記閂が差し込み・引き抜き可能に差し込まれる閂差込空所の周囲の構造部分で構成されることができる。これによれば、スライダをスライドさせて、閂を閂差込空所に差し込み、また引き抜くことで、コンテナ本体と上蓋との施錠・解錠を容易に行うことができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナは例えば、前記閂は前記スライダに設けられ、前記閂差込空所は前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記スライダが取り付けられていない他方側に設けられ、前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記一方側は該一方側の閂差込空所を有し、前記上蓋が閉じた位置で、前記一方側の閂差込空所と前記他方側の閂差込空所は前記スライド軸と平行な直線上に配置され、この状態で前記スライダが前記一方向にスライドすると前記閂が前記一方側の閂差込空所および前記他方側の閂差込空所に差し込まれて前記上蓋が施錠されるように構成することができる。これによれば、施錠状態で上蓋に無理にこじ開ける力が加わったときに、閂は前記一方側の閂差込空所の周囲の構造部分に支持されるので、変形するのが抑制される。この場合、例えば、前記一方側の閂差込空所を該一方側の板部に配置し、前記他方側の閂差込空所を該他方側の板部に配置することができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナにおいて、前記一方側の閂差込空所または前記他方側の閂差込空所は、前記他方側の閂差込空所または前記一方側の閂差込空所を挟んで両側に配置されているものとすることができる。これによれば、施錠状態で上蓋に無理にこじ開ける力が加わったときに、閂が変形するのがより確実に防止される。前記一方側の閂差込空所を前記他方側の閂差込空所を挟んで両側に配置する場合は、例えば、該一方側の両閂差込空所を、該一方側に空隙を隔てて対向配置された2枚の板部にそれぞれ配置し、該他方側の閂差込空所を、該他方側の1枚の板部に配置し、上蓋が閉じた位置で該他方側の板部が該一方側の2枚の板部の間の空隙に配置されるように構成することができる。または、前記他方側の閂差込空所を前記一方側の閂差込空所を挟んで両側に配置する場合は、例えば、該他方側の両閂差込空所を、該他方側に空隙を隔てて対向配置された2枚の板部にそれぞれ配置し、該一方側の閂差込空所を、該一方側の1枚の板部に配置し、上蓋が閉じた位置で該一方側の板部が該他方側の2枚の板部の間の空隙に配置されるように構成することができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナにおいて、前記スライダが解錠位置にあるときに、前記閂は前記他方側の閂差込空所から引き抜かれ、前記一方側の閂差込空所の少なくとも一部に係合した状態にあるものとすることができる。これによれば、解錠状態で閂に機械等が当たって閂が変形するのが防止される。また、次回スライダを施錠位置に移動させるときに、閂を一方側の閂差込空所でガイドして他方側の閂差込空所に確実に差し込むことができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナは、前記コンテナ本体および前記スライダにかけて、または前記上蓋および前記コンテナ本体および前記スライダにかけて、前記スライダが施錠位置にあるときに該スライダの正面または正面上方から見て縦方向に延在する直線図形を描く合いマークが形成され、前記合いマークは、前記スライダが解錠位置にあるときに該スライダの正面または正面上方から見て前記直線図形が該スライダの位置で水平方向にずれを生じた図形を描くように構成することができる。これによれば、合いマークが、複数コンテナを段積みする際の段積み位置を合わせるための合いマークとしての機能と、コンテナ毎の施錠・解錠状態を表示する機能を兼ねることができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナにおいて、前記スライダは、軸方向が前記スライダ軸に沿って配置された直棒状のスライダ本体部と、前記スライダ本体部の両端部に取り付けられて前記外力受け部を構成する押し板を有し、前記押し板は、前記スライダ本体部の断面よりも大面積に構成されているものとすることができる。これによれば、外力受け部が押し板により大きな面積に作られているので、機械で押し板を押してスライダをスライド操作する際に、機械の押圧部(作用部)を押し板に、高精度に位置決めをすることなく当接させることができ、容易にスライド操作することができる。また、作業者が手動操作で押し板を直接押してスライダをスライド操作するような場合も、押し板が大きいので、力を掛けやすくなる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナは、前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記一方側に、前記スライダに係合して、該スライダを施錠位置および解錠位置にそれぞれ保持するスプリングプランジャを有することができる。これによれば、搬送中に放射性廃棄物保管用コンテナが傾いたとき等に、スライダが予期せずスライド動作して解錠されるのを防止できる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナは、前記上蓋が吊り環を有することができる。これによれば、クレーン、フォークリフト等の機械で吊り環を操作して上蓋の開閉を行うことができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナの操作方法は、この発明の放射性廃棄物保管用コンテナに対して、機械を前記外力受け部に作用させて前記スライダをスライドさせることにより、前記コンテナ本体と前記上蓋との施錠・解錠を行うものである。これによれば、機械を外力受け部に作用させて、コンテナ本体と上蓋との施錠・解錠を行うことができる。
この発明の放射性廃棄物保管用コンテナの実施の形態を示す斜視図で、コンテナ本体と上蓋とを解錠して上蓋を開いた状態を示す。 図1のコンテナを示す斜視図で、上蓋を閉じてコンテナ本体と上蓋とを施錠した状態を示す。 図1におけるスライダ付近を拡大して示す斜視図である(上蓋は少し開いた状態で示す)。 図2におけるスライダ付近を拡大して示す斜視図である。 図1のコンテナのコンテナ本体の平面図である。 図1のコンテナの上蓋の平面図である。 図2の施錠状態にあるコンテナの側面図である。 図2の施錠状態にあるコンテナの正面図である。 図8のA部の拡大図で、閂は、実線が施錠位置にある状態を示し、二点鎖線が解錠位置にある状態を示す。 図8のB部の拡大図である。
この発明の実施の形態を説明する。図1および図2はこの発明による放射性廃棄物保管用コンテナ(以下「コンテナ」と略称する)10の全体構造を示す。図1は上蓋14を開いた状態を示し、図2は上蓋14を閉じた状態を示す。なお、この実施の形態では、コンテナ本体12の合いマーク40が形成された面を正面から見た姿勢をコンテナ10の正面とし、この正面から見た位置を基準にコンテナ10の前後左右上下の各方向を表現するものとする。図1、図2において、コンテナ10はコンテナ本体12と上蓋14を有する。コンテナ10は、上蓋14が閉じた状態では、全体として直方体状の外形を有する。コンテナ10の外形寸法は例えば、幅が約2m、奥行きが約2m、高さが約1.5mであり、重量は例えば約1tである。コンテナ本体12内には、直方体状の収容空間16が構成されている。収容空間16は上方に開口した投入口16aを有する。収容空間16には、放射性廃棄物を充填した複数本のドラム缶を投入口16aから投入して収容することができる。この収容作業は、有人運転されるまたはテレビカメラを搭載して遠隔操作で無人運転されるクレーン、フォークリフト等の機械を使用してあるいは作業者の手作業により行うことができる。上蓋14は、その後辺14aがコンテナ本体12の上部後辺に左右2箇所のヒンジ18で結合されて、投入口16aの開閉を行う。コンテナ本体12および上蓋14はいずれも、断面四角形の直棒状中空鋼材11を溶接して組んで枠体を構成し、該枠体の、収容空間16に対面する面側に鋼板13を全周溶接で貼り付けて構成され、外表面全体が塗装(錆止め塗装および上塗り)されている。コンテナ本体12および上蓋14における鋼材11と鋼板13の配置は図5〜図8に示されている。コンテナ本体12の後面における鋼材11と鋼板13の配置は、図8の前面における配置と同じであり、右側面における鋼材11と鋼板の配置は、図7の左側面における配置と同じである。コンテナ本体12を正面から見て、その枠体の底面部分を構成する鋼材間には、コンテナ10をフォークリフトで持ち上げて運搬する際に2本のフォークを差し込むための2箇所のフォーク差込空所17が形成されている。上蓋14の左辺14bの、前辺14c寄りの箇所には、ワイヤーロープによる吊り環19が取り付けられている。上蓋14の開閉を行うときは、クレーン、フォークリフト等の機械の作用部(クレーンのフック、フォークリフトのフォーク等)を吊り環19に掛けて、該作用部を上下方向に移動させることで上蓋14の開閉を行う。上蓋14は約120度開いた位置で機械的に係止される(図1の状態および図7に二点鎖線14’で示す状態)。上蓋14の上面中央部には、上方に突出した支柱15が突出形成されている。支柱15は、このコンテナ10の上に別のコンテナ10を段積みする際に、上段のコンテナ10の底面中央部の凹所21(図5、図8)に収容される。これにより、地震時等に、段積みされた上段のコンテナ10が横方向にずれても、支柱15と凹所21との係合によりすれ量が規制されるので、上段のコンテナ10がずり落ちるのを防止することができる。
コンテナ本体12の前面上部にはコンテナ本体12と上蓋14との施錠・解錠を操作するためのスライダ20が取り付けられている。すなわち、コンテナ本体12の前面側上部左右位置には鋼板製のスライダ支持部材22,24が固定されている。スライダ20は直棒状のスライダ本体部20aを有する。スライダ本体部20aをスライダ支持部材22,24の貫通孔22a,24a(図3、図4)に水平方向に貫通させることにより、スライダ20はスライダ支持部材22,24を介してコンテナ本体12に支持されている。スライダ本体部20aは断面四角形の直棒状中空鋼材で構成されている。スライダ本体部20aが貫通するスライダ支持部材22,24の貫通孔22a,24aもスライダ本体部20aの断面形状と同等の(スライダ本体部20aが容易にスライド可能な程度に、スライダ本体部20aの断面形状よりも幾分大きい)四角形状に形成されている。これにより、スライダ本体部20aはその延在方向をスライド軸26の方向にして水平方向に配置されて、スライド軸26の方向にスライド可能でかつスライド軸26の周り方向に回転不能にスライダ支持部材22,24に支持されている。スライダ本体部20aの軸方向の両端には鋼板製の押し板28,30が固定配設されている。押し板28,30はスライダ本体部20aの断面よりも大径の円板状に構成され、該円板の中央部にスライダ本体部20aの両端が溶接等で固定されている。押し板28,30は、機械の作用部(例えばフォークリフトのフォーク)あるいは作業者による手動で押圧操作される外力受け部を構成する。押し板28,30が押圧されることにより、スライダ20はスライド軸26の方向にスライドする。スライダ20は、コンテナ10を正面から見て、左側の押し板28をその左面側から右方向に押圧して右方向にスライドさせた施錠位置と、右側の押し板30をその右面側から左方向に押圧して左方向にスライドさせた解錠位置の2位置に位置決めされる。
スライダ本体部20aの軸方向途中の2箇所には、スライダ本体部20aから分岐するような形で、丸鋼棒製の閂(鈎部)32が溶接で固定されている。図9は閂32が配置された付近の構造を拡大して示す。閂32は、スライダ本体部20aに一端が連結され、他端が自由端とされ、自由端に連続して固定端側に向けてスライド軸26と平行な軸部32aを有する。閂32に対応して、上蓋14の前辺14cの左右2箇所には鋼プレート製の取付けベース31が溶接されている。各取付けベース31には2本のボルト33が植設固定されている。ボルト33にはT形鋼34の板状の基部34aが差し込まれている。この状態でボルト33にナット35をねじ込んで締め付けることにより、T形鋼34は上蓋14に固定される。T形鋼34の基部34aの左右方向中央部には板状の蓋ロックプレート(板部、鈎掛け部、閂差込空所の周囲の構造部分)34bが手前側に向けて突出形成されている。各蓋ロックプレート34bには閂穴(閂差込空所)34cが形成されている。一方、コンテナ本体12の前面上部には、空隙36を隔てて対向配置された2枚の本体ガイドプレート(板部)38,38が左右に二対、溶接で固定されている。各本体ガイドプレート38には閂穴(閂差込空所)38aが形成されている。スライダ20が左方向に移動した解錠位置にある状態で上蓋14を閉じると、左右各部において、蓋ロックプレート34bが2枚の本体ガイドプレート38,38の間の空隙36に進入し、3個の閂穴38a,34c,38aがスライド軸26と平行な直線上に配置される。この状態でスライダ20を右方向にスライドさせると、閂32の軸部32aが自由端側から閂穴38a,34c,38aに挿通され、コンテナ本体12と上蓋14とは施錠状態となり、上蓋14は開かなくなる。施錠状態からスライダ20を左方向にスライドさせると、閂32の軸部32aが右側の閂穴38aおよび閂穴34cから引き抜かれ(左側の閂穴38aからは引き抜かれない)、コンテナ本体12と上蓋14とは解錠状態となり、上蓋14を開けられるようになる。コンテナ本体12と上蓋14との施錠は、基本的には閂32を上蓋14側の閂穴34cに差し込むことにより実現されるが、併せて閂32をコンテナ本体12側の閂穴38aに差し込むことにより、閂32を無理な力から保護することができる。すなわち、施錠状態で上蓋14にフォークリフトが当たるなどして無理に上蓋14をこじ開ける力が加わったときに、閂32はコンテナ本体12側の閂穴38aに支持されるので、変形する(上方に曲がる)のが防止される。特に、この実施の形態では上蓋14側の閂穴34cを挟んだ両側にコンテナ本体12側の閂穴38a,38aを配置しているので、より確実に閂32を無理な力から保護することができる。また、この実施の形態では、閂32は解錠位置においても左側の閂穴38aからは引き抜かれない(図9の二点鎖線32’)ので、解錠状態で閂32にフォークリフトが当たるなどしても閂32が変形するのが防止されるとともに、次回スライダ20を施錠位置に移動させるときに、閂32を左側の閂穴38aでガイドして閂穴34cに確実に進入させることができる。
コンテナ10を正面または正面上方から見て、上蓋14の上面および前面、およびコンテナ本体12の前面、およびスライダ20の正面および上面および下面の各幅方向中心線上には、所定幅で直線状の帯線による合いマーク40が黒色等のペンキで形成されている。合いマーク40は、コンテナ10を段積みする際に、上下のコンテナ10,10どうしの積載位置を合わせるための合いマークとして利用される。また、合いマーク40は、コンテナ10の正面または正面上方から見て、スライダ20が施錠位置にあるときに垂直方向に延在する直線図形を呈し、スライダ20が解錠位置にあるときに該直線図形がスライダ20の位置で水平方向にずれを生じた図形を呈するので、作業者が、直接コンテナ10の正面または正面上方から見て、あるいはコンテナ10の正面または正面上方から撮ったテレビカメラの映像をテレビモニタで見てコンテナ10毎の施錠・解錠状態を確認することができる。
押し板28の右面および押し板30の左面には鋼板製の位置決めスペーサ41,42がそれぞれ溶接で固定されている。左側の位置決めスペーサ41は、スライダ20が右方向(施錠方向)にスライドするときのストッパとして、スライダ20が右方向に移動したときにスライダ支持部材22の左側面に突き当たった位置(施錠位置)で該スライドを機械的に係止する。このとき、閂32は図9に実線で示す位置、すなわち閂穴38a,34c,38aに差し込まれた位置に停止し、施錠状態となる。位置決めスペーサ41の横方向(スライド軸26の方向)の長さはこのような施錠状態が得られる長さに調整されている。右側の位置決めスペーサ42は、スライダ20が左方向(解錠方向)にスライドするときのストッパとして、スライダ20が左方向に移動したときに、スライダ支持部材24の右側面に突き当たった位置(解錠位置)で該スライドを機械的に係止する。このとき、閂32は図9に二点鎖線32’で示す位置、すなわち右側の閂穴38aおよび中央の閂穴34cから引き抜かれ、左側の閂穴38aからは引き抜かれない位置に停止し、解錠状態となる。位置決めスペーサ42の横方向(スライド軸26の方向)の長さはこのような解錠状態が得られる長さに調整されている。
左側のスライダ支持部材22には、その下面からスプリングプランジャ44がねじ込まれている。図10はスプリングプランジャ44が配置された付近の構造を拡大して示す。コンテナ本体12の左側面の前面寄りの上部位置には、鋼プレート製の取付けベース50が溶接されている。取付けベース50には複数本のボルト52が植設固定されている。ボルト52には鋼プレート製のスペーサ54を介して鋼厚板製のスライダ支持部材22が差し込まれている。この状態でボルト52にナット56をねじ込んで締め付けることにより、スライダ支持部材22はコンテナ本体12に固定される。スライダ支持部材22はコンテナ本体12の前面よりも手前側に突出した部分を有する(図3、図4参照)。この突出した部分にスライダ20を貫通させる貫通孔22aが形成されている。スライダ支持部材22の下面にはねじ穴58が形成されている。ねじ穴58の上端は貫通孔22aに連通している。ねじ穴58の下端開口部からスプリングプランジャ44がねじ込まれる。一方、スライダ本体部20aの下面には、スプリングプランジャ44の先端のスプリングで付勢された鋼球またはピン44aが出入り自在に嵌まり込む2個の位置決め穴46,48がスライド軸26に沿った位置に配列されている。左側の位置決め穴46は左側の位置決めスペーサ41がスライダ支持部材22の左側面に突き当たった施錠位置でスプリングプランジャ44の鋼球またはピン44aが嵌まり込む位置に配置されている。これにより、スライダ20を施錠位置に保持して、コンテナ10の搬送中にコンテナ10が傾いたとき等に、スライダ20が予期せずスライド動作して解錠されるのを防止できる。この施錠状態から右側の押し板30を左方向に所定量以上の力で押圧すると、スプリングの付勢力に抗して鋼球またはピン44aと位置決め穴46との嵌め合いが外れて、スライダ20は左方向(解錠方向)にスライドする。右側の位置決め穴48は右側の位置決めスペーサ42がスライダ支持部材24の右側面に突き当たった解錠位置でスプリングプランジャ44の鋼球またはピン44aが嵌まり込む位置に配置されている。これにより、スライダ20を解錠位置に保持することができる。この解錠状態から今度は左側の押し板28を右方向に所定量以上の力で押圧すると、スプリングの付勢力に抗して鋼球またはピン44aと位置決め穴46との嵌め合いが外れて、スライダ20は右方向(施錠方向)にスライドする。なお、スプリングプランジャ44のねじ込み量を調整した後に、スプリングプランジャ44の後部にねじ込まれているロックナット45を回して、ロックナット45をスライダ本体部20aの下面に押し付けてスプリングプランジャ44が自然に回らないようにすることにより、スプリングプランジャ44のねじ込み量を固定する。なお、右側のスライダ支持部材24は、詳細な図示は省略するが、スライダ支持部材22よりも厚さが薄い鋼板製であることおよびスプリングプランジャを有しないこと以外はスライダ支持部材22と同じ構成であり、かつスライダ支持部材22と同じ取付け構造でコンテナ本体12に取り付けられている。
以上説明したコンテナ10について、無人運転される機械を遠隔操作して、放射線量が比較的高い放射性廃棄物を収納し、運搬し、保管する一連の作業の工程例を説明する。ここでは無人機械として、適宜の複数箇所にテレビカメラを搭載した大型フォークリフトを使用するものとする。遠隔操作は、無人機械から離れた安全な場所で、作業者がテレビカメラの映像をテレビモニタで見ながら行うものとする。
(1) 空のコンテナ10を施錠状態にして、フォークリフトのフォークを空のコンテナ10のフォーク差込空所17に差し込んでコンテナ10を持ち上げる。
(2) フォークリフトを放射性廃棄物を充填したドラム缶が置かれている現場まで無人走行させる。
(3) 現場に到着したら、コンテナ10を基礎(地面、床等)に下ろす。
(4) フォークリフトをコンテナ10の右側に移動させて、フォークで右側の押し板30を左方向に押圧して、位置決めスペーサ42がスライダ支持部材24に突き当たって停止する位置(解錠位置)まで、スライダ20を左方向にスライドさせて解錠する。押し板30はスライダ本体部20aの断面積よりも大面積に作られているので、無人フォークリフトを使用して、高精度の位置決めを要せずに押し板30にフォークを当接させて、容易にスライダ20をスライド操作することができる。解錠位置でスプリングプランジャ44の鋼球またはピン44aは位置決め穴48に嵌まり込むので、スライダ20は解錠位置に保持される。
(5) フォークを吊り環19に掛けて引き上げて、上蓋14を開く。上蓋14は120度開いた位置で機械的に係止され、該開いた状態が維持される。上蓋14が開いた状態が維持されたら、フォークを吊り環19から外す。
(6) フォークリフトを用いてまたは別の無人機械を用いて、放射性廃棄物を充填したドラム缶を吊り上げて、投入口16aから収容空間16にゆっくり投入する。
(7) 所定本数のドラム缶を投入して収容空間16が一杯になったら、吊り環19に掛けて引き上げて、上蓋14をゆっくり閉める。
(8) 上蓋14が完全に閉まったら、フォークを吊り環19から外す。
(9) フォークリフトをコンテナ10の左側に移動させて、フォークで左側の押し板28を右方向に押圧して、位置決めスペーサ41がスライダ支持部材22に突き当たって停止する位置(施錠位置)まで、スライダ20を右方向にスライドさせて施錠する。押し板28はスライダ本体部20aの断面積よりも大面積に作られているので、無人フォークリフトを使用して、高精度の位置決めを要せずに押し板30にフォークを当接させて、容易にスライダ20をスライド操作することができる。施錠位置でスプリングプランジャ44の鋼球またはピン44aは位置決め穴46に嵌まり込むので、スライダ20は施錠位置に保持される。
(10) フォークリフトをコンテナ10の正面(合いマーク40が形成されている面)に対面させて、コンテナ本体12と上蓋14とが施錠されていることを確認する。施錠されていることは、遠隔操作を行う作業者がテレビカメラの映像をテレビモニタで見て、合いマーク40が縦方向に一直線に延在している(スライダ20の位置で横方向にずれていない)ことにより確認できる。施錠されていることを確認したら、フォークリフトのフォークをコンテナ10のフォーク差込空所17に差し込んでコンテナ10を持ち上げる。このとき、コンテナ10の正面(合いマーク40が形成されている面)をフォークリフトの正面に対面させて持ち上げる。
(11) フォークリフトを所定の保管場所まで無人走行させる。
(12) 保管場所に到着したら、コンテナ10を基礎(地面、床等)に下ろす。このとき、運んできたコンテナ10を、既に保管場所に置かれているコンテナ10の上に段積みする場合は、テレビカメラの映像により上下のコンテナ10,10の左右方向位置および前後方向位置を確認しながら、フォークリフトの位置を調整した上で、下のコンテナ10の上に上のコンテナ10を下ろす。上下のコンテナ10,10の左右方向位置の確認は、上下のコンテナ10,10の合いマーク40,40の左右方向位置が一致していることにより行うことができる。
(13) コンテナ10を下ろしたら、次の空のコンテナ10を取りに行き、以上の工程を繰り返す。
なお、以上の作業工程では無人運転される機械を使用して作業を行ったが、扱う放射性廃棄物の放射線量が比較的低い場合には、有人運転される機械を使用してあるいは作業者による手作業で作業を行うこともできる。特に、また、以上の作業工程では機械として、大型フォークリフトを使用した場合について説明したが、クレーンその他の機械を使用することもできる。
なお、前記実施の形態ではスライダをコンテナ本体側に取り付け、スライダに連結された閂を上蓋側に設けた閂穴に差し込んでコンテナ本体と上蓋とを施錠するように構成したが、これとは逆に、スライダを上蓋側に取り付け、スライダに連結された閂をコンテナ本体側に設けた閂穴に差し込んでコンテナ本体と上蓋とを施錠するように構成することもできる。また、前記実施の形態では、鈎部を閂で構成し鈎掛け部を閂穴で構成したが、これに限らず、鈎部を爪状等の構造物で構成し、鈎掛け部を該爪状等の構造物が係合する切欠等で構成することもできる。また、前記実施の形態では、鈎部をスライダ側に設け、鈎掛け部を上蓋側に設けたが、これとは逆に、鈎部を上蓋側に設け、鈎掛け部をスライダ側に設けることもできる。また、前記実施の形態では合いマークを上蓋およびコンテナ本体およびスライダにかけて形成したが、これに代えて、合いマークを、上蓋には形成せずに、コンテナ本体およびスライダにかけて形成することもできる。また、前記実施の形態では、コンテナ本体側に2個の閂差込空所38a,38aを配置し、上蓋側に1個の閂差込空所34cを配置し、上蓋が閉じた状態で閂差込空所34cが閂差込空所38a,38aの間の空隙36に配置されるようにしたが、これとは逆に、上蓋側に2個の閂差込空所を配置し、コンテナ本体側に1個の閂差込空所を配置し、上蓋が閉じた状態でコンテナ本体側の1個の閂差込空所が上蓋側の2個の閂差込空所の間の空隙に配置されるように構成することもできる。また、前記実施の形態ではスライダ本体部を断面四角形の直棒状中空鋼材で構成したが、四角鋼、六角鋼等の非中空鋼材で構成することもできる。また、図9のように閂が解錠位置で閂穴から完全には引き抜かれない位置に停止するように構成されている場合には、この構成によりスライダの軸周り方向の回転は阻止されるので、スライダ本体部を丸パイプまたは丸棒等で構成することもできる。
10…放射性廃棄物保管用コンテナ、12…コンテナ本体、14…上蓋、14a…後辺(ヒンジ結合された辺)、14c…前辺(ヒンジ結合された辺の対向辺)、16…収容空間、16a…投入口、18…ヒンジ、19…吊り環、20…スライダ、20a…スライダ本体部、26…スライド軸、28,30…押し板(外力受け部)、32…閂(鈎部)、34b…蓋ロックプレート(閂差込空所の周囲の構造部分、板部)、34c…閂穴(鈎掛け部、閂差込空所)、38…本体ガイドプレート(板部)、38a…閂穴(閂差込空所)、40…合いマーク、44…スプリングプランジャ

Claims (9)

  1. 放射性廃棄物保管用コンテナにおいて、
    前記コンテナはコンテナ本体、上蓋、スライダ、鈎部、鈎掛け部を有し、
    前記コンテナ本体の収容空間は上方に開口した投入口を有し、
    前記上蓋は一辺が前記コンテナ本体にヒンジ結合されて前記投入口を開閉し、
    前記スライダは前記ヒンジ結合された辺の対向辺側において、前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの一方側に取り付けられ、
    前記スライダは前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記一方側に対して、水平方向にスライド軸を配して所定範囲でスライド自在に配され、
    前記スライダは、軸方向が前記スライダ軸に沿って配置されたスライダ本体部と、前記スライダ本体部の軸方向の両端部に配置されて前記スライド軸に沿った方向の外力を受けて該スライダを該スライド軸の方向にスライドさせる外力受け部を有し、
    前記スライダの軸方向の途中箇所には前記鈎部および前記鈎掛け部のうちの一方が設けられ、
    前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記スライダが取り付けられていない他方側に前記鈎部および前記鈎掛け部のうちの他方が設けられ、
    前記鈎部は、前記上蓋が閉じた位置で、前記スライダが一方向にスライドしたときに前記鈎掛け部に係合して前記上蓋を施錠し、前記スライダが逆方向にスライドしたときに前記鈎掛け部に対する該係合が解除されて前記上蓋を解錠する、
    そのように構成された放射性廃棄物保管用コンテナ。
  2. 前記鈎部が閂で構成され、
    前記鈎掛け部が、前記閂が差し込み・引き抜き可能に差し込まれる閂差込空所を有する
    請求項1に記載の放射性廃棄物保管用コンテナ。
  3. 前記閂は前記スライダ本体部に設けられ、
    前記閂は、前記スライダ本体部に連結されて固定端とされた一端と、自由端とされた他端と、前記自由端に連続して前記固定端に向けて前記スライド軸と平行な軸部を有し、
    前記閂差込空所は前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記スライダが取り付けられていない他方側に設けられ、
    前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記一方側は該一方側の閂差込空所を有し、
    前記上蓋が閉じた位置で、前記一方側の閂差込空所と前記他方側の閂差込空所は前記スライド軸と平行な直線上に配置され、この状態で前記スライダが前記一方向にスライドすると前記閂が前記一方側の閂差込空所および前記他方側の閂差込空所に差し込まれて前記上蓋が施錠される、
    そのように構成された請求項2に記載の放射性廃棄物保管用コンテナ。
  4. 前記一方側の閂差込空所または前記他方側の閂差込空所は、前記他方側の閂差込空所または前記一方側の閂差込空所を挟んで両側に配置されている請求項3に記載の放射性廃棄物保管用コンテナ。
  5. 前記コンテナ本体および前記スライダにかけて、または前記上蓋および前記コンテナ本体および前記スライダにかけて、前記スライダが施錠位置にあるときに該スライダの正面または正面上方から見て縦方向に延在する直線図形を描く合いマークが形成され、
    前記合いマークは、前記スライダが解錠位置にあるときに該スライダの正面または正面上方から見て前記直線図形が該スライダの位置で水平方向にずれを生じた図形を描く、
    そのように構成された請求項1から4のいずれか1つに記載の放射性廃棄物保管用コンテナ。
  6. 前記スライダ本体部は、軸方向が前記スライダ軸に沿って配置された直棒状のものであり
    前記外力受け部は、前記スライダ本体部の両端部に取り付けられ押し板を有し、
    前記押し板は、前記スライダ本体部の断面よりも大面積に構成されている
    請求項1から5のいずれか1つに記載の放射性廃棄物保管用コンテナ。
  7. 前記コンテナ本体および前記上蓋のうちの前記一方側に、前記スライダに係合して、該スライダを施錠位置および解錠位置にそれぞれ保持するスプリングプランジャを有する請求項1から6のいずれか1つに記載の放射性廃棄物保管用コンテナ。
  8. 前記上蓋が吊り環を有する請求項1から7のいずれか1つに記載の放射性廃棄物保管用コンテナ。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の放射性廃棄物保管用コンテナに対して、機械を前記外力受け部に作用させて前記スライダをスライドさせることにより、前記コンテナ本体と前記上蓋との施錠・解錠を行う放射性廃棄物保管用コンテナの操作方法。
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