JPH0918166A - 電気機器収納用ボックス - Google Patents

電気機器収納用ボックス

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Publication number
JPH0918166A
JPH0918166A JP7161144A JP16114495A JPH0918166A JP H0918166 A JPH0918166 A JP H0918166A JP 7161144 A JP7161144 A JP 7161144A JP 16114495 A JP16114495 A JP 16114495A JP H0918166 A JPH0918166 A JP H0918166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
support
box
rod
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP7161144A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisou Takagi
競 高木
Katsuyuki Matsuura
克行 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Energy Support Corp
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Energy Support Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc, Energy Support Corp filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP7161144A priority Critical patent/JPH0918166A/ja
Publication of JPH0918166A publication Critical patent/JPH0918166A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 函体内で短絡事故等が発生し、函体内の圧力
が上昇した場合でも、扉が開放されることが無い様にし
た電気機器収納用ボックス。 【構成】 扉2の内側に設けられた扉鎖錠用ロッド5が
ハンドル3の操作により上下動自在に形成され、更に扉
の内側にはこのロッドを挿通して支持する二つの支持片
6a,6bを持った支持体6が溶接され、函体本体1の
上部開口縁部1a及び下部開口縁部1bには、閉鎖時孔
7aが支持体6の2つの孔6a′,6b′の間に挿入さ
れるよう凸形状の係止体7が溶接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉器、遮断機等を収
納する電気機器収納用ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器収納用ボックスは、図7
に示すように、ハンドル3を操作することによって上下
動する扉鎖錠用ロッド5が、支持体6′を介して扉2の
内側に配置され、そのロッドを函体本体1の上下開口部
の枠体の内側に当接することで扉と函体本体を締結して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】函体内部で短絡事故が
発生すると、函体内の圧力が爆発する如く急激に上昇
し、ロッドや掛け金、支持片を変形させて扉も開いてし
まう。この場合、函体内の短絡事故による破損物等が飛
び出す危険があり、また、扉が開放されることで函体内
の高圧部がむき出しの状態となる為、二次災害の危険が
ある。そこで、本発明は高電圧設備に使用した場合でも
短絡事故等で扉が開放される事が無い電気機器収納用ボ
ックスを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は、函体の開放面を閉塞可能な片開き
扉の内側に、扉の外側に突設されたハンドルの操作によ
って回動する掛け金と、この掛け金に連結され、上下方
向に移動可能な扉鎖錠用ロッドと、扉の内面における上
方部と下方部の少なくともいずれか一方に設けられ、前
記ロッドの遊端側を挿通支持する支持体と、函体の内側
に固定され、前記ロッドの先端部を挿入係止する係止体
とを備え、前記支持体を上下二段の支持片により構成す
ると共に、係止体を、扉の閉塞時、前記上下二段の支持
片間に挿入されるよう配置した事にある。そして、前記
支持体における2段の支持片のうち、掛け金側の支持片
には丸孔が、他方の支持片と前記係止体には長孔が穿設
されていることが好ましい。さらに、前記支持体におけ
る上下の支持片が一体化され、その支持体を扉の内面に
対し、スプリング力によって押し付け固定され、スプリ
ング力に抗して扉の内面から離反可能とすることもでき
る。
【0005】
【作用】扉閉塞時、扉鎖錠用ロッドは、扉の内側の上方
部と下方部の少なくとも一方に設けた支持体の2つの支
持片と、この支持片の間に挿入される函体側係止体の3
点により支持されるから、ロッドの自由度が小さくな
り、函体内圧力が上昇し扉が押されても、ロッドの変形
が阻止され、ロッドは係止体から外れる事が無くなっ
て、扉が開放される事が阻止される。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明に係る電気機器用収納ボックスの第1実施
例の斜視図で、図2は閉塞時の縦断面図、図3は支持体
の斜視図、図4は係止体の斜視図である。1は電気機器
収納用ボックスの本体の函体で、2は扉、3はハンド
ル、4は掛け金で、扉の内側に設けられた扉鎖錠用ロッ
ド5は、ハンドル3の操作によって回動する掛け金4に
連結され、ハンドル3の操作で上下動自在に構成されて
いる。そして、扉の内側上部,下部に、その扉鎖錠用ロ
ッド5をガイドし支持する上下2段の支持片6a,6b
を持つコ字状の支持体6が夫々溶接されている。
【0007】さらに、函体本体1の上部開口縁部1a及
び下部開口縁部1bには凸形状の係止体7が夫々溶接さ
れ、扉閉鎖時、支持体6の二つの支持片6a,6bの間
にこの係止体7の孔部7aが挿入される構造になってい
る。
【0008】尚、支持体6の2つの支持片6a,6bの
内、掛け金側支持片6aの孔6a′はロッド5とのガタ
ツキを最小とする丸孔で、他方の支持片の孔6b′と係
止体7の孔7aはロッド5の動きが円滑になるよう横方
向に広がった長孔になっている。
【0009】上記のように構成された電気機器収納用ボ
ックスは、次のように動作し、使用される。即ち、扉2
を閉じると、2つの支持片6a,6bの間に係止体7が
挿入され、これらのロッド挿通孔6a′,6b′,7a
が直線状に並び、ハンドル3を回すと、扉鎖錠用ロッド
5の先端部が掛け金側支持片6aの孔6a′にガイドさ
れながら、係止体7の孔7aを経て他方の支持片6bの
孔6b′に挿通され締結される。そして、掛け金側支持
片6aの孔6a′は丸孔、他方の支持片6bの孔6b′
と係止体7の孔7aは長円形状をしているためロッド5
をスムーズに遊嵌でき、扉2が函体本体1に閉塞され
る。ハンドル3を逆に廻すと前述の動作が逆になり、扉
2の締結が解除されて扉2が開放可能となる。
【0010】このように、扉2側の支持体6の支持片6
a,6bの間に、函体本体側の係止体7を挟む3点によ
り扉鎖錠用ロッド5の端部を支持する為、ロッドの自由
度が小さくなり、曲り難く、短絡事故の際に発生する圧
力にも耐えることができるので不容易に扉が開放される
事は無くなる。
【0011】図5及び図6は本発明に係る第2実施例
で、図5は斜視図、図6は支持体の斜視図である。第1
実施例とは支持体の扉への固定方法が異なり、扉2の上
部,下部の内側に夫々付設してあるコ字状の支持体60
は、左右両側にボルト取付け部を設け、スタットボルト
61,61を扉2の表側から挿通もしくは内側に固着
し、支持体60をスプリング62を介しダブルナット6
3で固定してある。このスプリング62は、支持体60
を扉に押し付け固定するに十分な強さを持っているもの
で、通常使用状態では、支持体60は扉2に固着された
ものと見ることができ、上記第1実施例の如く開閉操作
が可能である。そして短絡事故等で函体内圧が上昇した
場合、函体本体1と扉2の締結機構はそのままで、スプ
リング62が縮み、扉が函体本体から一時的に離反し、
函体と扉の間にできた隙間から放圧することができる。
従って、開放には至らない。
【0012】尚、本実施例の場合、支持体6,60、係
止体7はどちらも函体1と同一素材の鋼板をプレスし形
成しているが、他の金属であっても良く、特に第2実施
例の支持体60は扉に溶接しないため金属で無くても良
い。また、上記実施例は、扉が片開きの場合について説
明しているが、本発明は、片開き扉を左右対象に組み合
わせた観音開きタイプの電気機器収納用ボックスにも適
用するものである。
【0013】
【発明の効果】以上細述したように、本発明に係る電気
機器収納用ボックスは、扉鎖錠用ロッドを上方部と下方
部の少なくともいずれか一方で、扉側に上下2段の支持
片を持つ支持体を、函体本体側に係止体を設け3点によ
り係止したものであるから、短絡事故等で函体内の圧力
が上昇してもロッドが変形し難くなり、支持台との締結
が解除されず、扉が開放されることが無い。そして、支
持体の掛け金側の支持片の孔を丸孔に、支持体他方と係
止体の孔を横に長い長孔としたため、ロッドをスムーズ
に遊嵌させられ、扉と函体本体を締結できる。また、2
段の支持片を一体化し、スプリングを介し扉に固定する
事で、短絡事故時の函体内の昇圧を、スプリングが吸収
するためロッド、掛け金等に大きな負荷がかからず扉の
開放阻止効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気機器収納用ボックスの第1実
施例の斜視図である。
【図2】第1実施例の扉閉塞時の縦断面図である。
【図3】扉鎖錠用ロッド挿入支持用支持体の斜視図であ
る。
【図4】扉鎖錠用ロッド挿入係止用係止体の斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る第2実施例の斜視図である。
【図6】第2実施例における支持体の斜視図である。
【図7】従来型電気機器収納用ボックスの閉塞時の縦断
面図である。
【符号の説明】
1・・函体本体、2・・扉、3・・ハンドル、4・・掛
け金、5・・扉鎖錠用ロッド、6,6′,60・・支持
体、6a,6b・・支持片、6a′・・丸孔の挿通孔、
6b′,7a・・長孔の挿通孔、7・・係止体、61
・・スタットボルト、62・・スプリング、63・・ダ
ブルナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 函体の開放面を閉塞可能な片開き扉の内
    側に、扉の外側に突設されたハンドルの操作によって回
    動する掛け金と、この掛け金に連結され、上下方向に移
    動可能な扉鎖錠用ロッドと、扉の内面における上方部と
    下方部の少なくともいずれか一方に設けられ、前記ロッ
    ドの遊端側を挿通支持する支持体と、函体の内側に固定
    され、前記ロッドの先端部を挿入係止する係止体とを備
    え、前記支持体を上下二段の支持片により構成すると共
    に、係止体を、扉の閉塞時、前記上下二段の支持片間に
    挿入されるよう配置した電気機器収納用ボックス。
  2. 【請求項2】 前記支持体における2段の支持片のう
    ち、掛け金側の支持片には丸孔が、他方の支持片と前記
    係止体には長孔が穿設されている請求項1に記載の電気
    機器収納用ボックス。
  3. 【請求項3】 前記支持体における上下の支持片が一体
    化され、その支持体を扉の内面に対し、スプリング力に
    よって押し付け固定され、スプリング力に抗して扉の内
    面から離反可能とした請求項1又は2に記載の電気機器
    収納用ボックス。
JP7161144A 1995-06-27 1995-06-27 電気機器収納用ボックス Pending JPH0918166A (ja)

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JP7161144A JPH0918166A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 電気機器収納用ボックス

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150047128A (ko) * 2015-04-13 2015-05-04 문태주 물품 보관 라커 유닛
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051108